2021年の調べですが、
40から50代の半数がメンタル不調。
コロナ禍でリモートワークが中心になったため、
仕事の運びがわからない新人さんは自分が誰に相談していいかわからず孤立化があり、
マネージャーさんも孤軍奮闘で生産性工場に向けて頑張るが音声会議で参加者の顔も見えない不安も。
私どものところへお通いいただいているお客様の中にも、
すでに本社の事務所を持たない完全なリモートワークという会社員の方が1割ほどおられます。
リモートワークだけがメンタル不調になる元凶ではないんですが、
過去の延長線上では起こり得ないほどのあまたのストレスからか、
メンタル不調から体調を崩される方が増加傾向にあります。
背中いっぱいに背負い込んだストレスの重荷。
物理的な重い荷物ではありませんが、
感情やこころが感じたしんどさから
私達は肉体に背負った重い荷物を背負うままの筋の使い方をして疲労を蓄積していきます。
そうしたものを軽減する方法が、ここに紹介されているようです。
Science about Fascia | 35mins FREE Osteopathic and Chiropractic CPD
https://youtu.be/7Vnu0nLfKFg?si=DMCsXlkGw4XdXlgq
日本語字幕にしてご覧いただくとあきらかな誤訳もありますが、
ヒアルロン酸という潤滑油についてという点と、
カンナビノイド受容体についてという点がわかりやすく語られています。
施術中にボウエンテクニックの手技を主体として施術構成をしたとき、
お客様からの施術後の感想から
(周囲の音がクリアに聞こえる夢見心地でが身体が寝ていた)
という報告を受けることが時折ありました。
それは筋膜の緩みがヒアルロン酸の流れを取り戻していったとき、
いささかのカンナビノイド受容体への独自の影響を与えているということを、
上記の映像の解説から理解できたような気がいたしました。
身体が落ち着いて安定した状態でなければ、深い瞑想へといざなわれない。
そうした理由からインドでは修行する行者にはヨーガを実践し、
様々な筋の詰まりや緊張を緩める型が考案されてきました。
ヨーガは自力ですが、ボウエンテクニックは他力で手軽です。
それゆえに後者は誰でもが取り入れやすいものです。
そしてボウエンテクニックをうけたものがボウエンテクニックを紹介する映像があり、
そこで自身が戦地でえたPTSD心的外傷がボウエンテクニックをうけたことで
収まってきたという不思議な体験をしたという内容です。
ボウエンテクニックのオリジナルの手技には、
私の体験を含め多くの体験者の声から不活性なカンナビノイド受容体の活性が促されて、
深い瞑想をしている脳波の波形に導かれる要素が含まれていると言えるでしょう。
ボウエンテクニックの手技のすべてが経絡を観て気の流れを整える意図を下地に作られたことが、
そうした反応に繋がっているのだろうと推論する者もいます。
ボウエンテクニックを定期的に受けることで身体と同時にこころの健康も維持するという習慣を、
海外のボウエンテクニックの講習を受けたファミリーではもたれています。
そんなところからも、
(人の筋膜とこころの見えざるところに表裏一体)となる姿がうかがい知ることができますね。