目黒不動尊から歩いて遠くないところに、
目黒寄生虫館( https://www.kiseichu.org )があります。
数回入ってみたことはありますが、
陰嚢内部に多数の寄生虫が入り込んだ方の写真が展示してあった記憶があり、
その痛々しさ、つらかっただろうなという印象が、
他の展示物の内容をすべて消し去る。
そのような不可思議な博物館体験でした。
カイチュウ、、、恐るべきという印象は、
そこで私の本能に深く刻まれた次第です。
そんなおり『笑うカイチュウ』著者の藤田 紘一郎先生の本を読ませていただいて、
恐るべきカイチュウ、されどそればかりでもない、というように、
カイチュウとその宿主の人体との共生の事実を理解して変化したことを覚えています。
だがわざわざカイチュウを自身の体内に取り込むべきという勇気はもてなかったので、
事実が人の意見を変えさせるには別の力が必要だと痛感するわけでした。
『笑うカイチュウ』という藤田 紘一郎先生の著書数を調べてみると、
食養生〜水〜アレルギー〜免疫〜認知症〜がんなどテーマが多岐にわたり、
100冊を超えるほどと思える出版物の著者または監修をなさっておられます。
そのようなことですが。。
たまたまYouTubeのオススメに(『笑うカイチュウ』著者の藤田 紘一郎先生)の講演映像がでてきた。
藤田 紘一郎先生の本は数冊手にとっていたが、
映像で藤田先生を拝見させていただいたことはありませんでした。
わくわくしながら映像を観て、
藤田 紘一郎先生の笑いの絶えない講演におどろきつつ、わらっちゃいました。
藤田先生のカイチュウが人体に送るプレゼントを調べる研究エピソード。
おどろくべきアレルギーやがんなどを抑止する免疫発揮の鍵を握る研究成果の発表。
藤田先生のこちらの講演映像は、眠くならずに終わりまで楽しんで聞ける講演の筆頭かなと思う次第です。
幸せな脳は腸がつくる
https://youtu.be/46XzeZqotCU?si=oh28w22Sx0LHcAjh
ここからは個人的な余談ですが、
最近、経絡線を身をもって覚えるため身体を濡れたタオルで拭いつつ体感的に覚えるようにしていました。
身体もさっぱりしていい感じだったんですが、
一度これをやってみると、よりゴシゴシして身体をきれいにしたくなってきました。
すると体内から皮膚層へと老廃物が押し出されてきて、そちらをも拭うことができる。
シャワーではムリなことだと感じます。
ですが、ある時気づくと、あまりかんばしくない皮膚の乾燥を感じることが出てきました。
そのようなおりに、上記公演映像を観て、皮膚にも常在菌がいるという指摘。
確かに、皮膚常在菌って聞いたことがある。
皮膚常在菌をきれいに身体を拭うことを丁寧にやりすぎて、
抹殺していたのか・・・。
それにより皮膚常在菌によりつくられた皮膚上にできたバリア機能が低下しだすことで、
被膜上の油分が過剰に消えることになったのではないか?
皮膚上のバリアが消えれば外部にうごめく細菌群が無防備になった体内の栄養を奪取すべく内攻する。
藤田先生の著書にキレイにし過ぎはNGと主張するものがあったが、
そんなトラップに陥ったんでしょう。
よい菌も悪い菌も見境なくなした除菌のし過ぎをしていたなら反省せねば。