私の食文化にくわしい知り合いについてですが、その知り合いは、いま、
ウェストン・プライスというアメリカ人歯医者の本をていねいに読んでいます。
「食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」という本で、
和訳したものも出版されています。
先日、私も農文教書店でみた本ですが、私はこちらの本に載せられた文明食を食べる前の伝統食をいただいた人と文明食を取った人。
その写真の違いをみて、ただただ驚愕したわけでしたが高額な本だったため買わずにいました。。。
まさか品川区立図書館が、この本を持っていたとは・・・気づかなかった。
プライス医師は、自腹で世界各国の伝統食を食べる人を調べ、そうした伝統食を食べていた方が文明食を食べてどうなったかを、
写真等を撮影し残しました。
そのうえで伝統食をとる者の継承者からどのような食べものを得て、どう食べてきたかを調査し、
そうした面を下地に伝統食に含まれる栄養素を調べることで食生活により身体がどのような推移をしたかを詳説しておられます。
かいつまんで興味深い話を聞かせてもらったら、
文明食に染まった私には絶望的な話にも聞こえてくる内容です。
素直に健康的な人生を食生活をもって改良するには知らないで済ませることはできないと感じました。
身体の退化が食生活によりおきているときは、
そうした局面を打開するにはどうすればいい?
どこから手を着けなければ、
いまは見当がつきませんが、
ここへの軸をはずしたなら、
各種の健康法が砂上の楼閣のようだと思えてきます。
根になる本質がみえずに上辺をみていたなら、
目的の高さの健康レベルに達する途中で迷宮に入る。
そんなところを感じさせられました。
ちなみにのぶながさんという栄養学に精通したYouTube発信をしている方の人生を変えた本といわれるもののなかにも、
こちらのプライス博士の本が紹介されていました。
https://youtu.be/Jpcn5Agtkwc
2023年06月30日
2023年06月26日
ボディワイズ 7月分予約表更新のお知らせ(2023年6月28日(水曜日)20時〜 に公開)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボディワイズの
温和にボディワークメソッドのメールマガジン
2023年6月26日発行
〇 2023年5月22日(月曜日)20時〜に
2023年6月の予約表更新をおこないます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
=========================
【コンテンツ】
(1) 2023年7月予約表更新の予告お知らせ
(2) 正規ご予約につきましてのお願い
(3) メールアドレスについてのお知らせ
(ボディワイズのメルアドのひとつ
【 sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp 】は、
来年1月31日をもって使えなくなります)
=========================
---------------------------
(1) 2023年7月予約表の更新のお知らせ
---------------------------
◎ 2023年7月予約表更新いたします ◎
( 2023年6月28日(水曜日)20時〜 に7月のご予約受付 )
予約表公開後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。
【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d
---------------------------
(2) 正規ご予約につきましてのお願い
---------------------------
※ お手数をおかけいたしますが、
施術のご予約につきまして。
以下のブログページ「ご新規のお客様」をご覧ください。
お願いいたします。
2022年04月13日
【業務連絡】『4月15日』以降、正規ご予約受付へ移行いたします Ver2
http://bodywise-note.seesaa.net/article/486433646.html
---------------------------
(3) 利用メールアドレスの変更についてのお知らせ
---------------------------
-sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp のメルアド宛てに
ご連絡をいただいておりますお客様へのお願い
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
{ メルアド: sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp }←
<2023年1月31日以降ご利用できません>
{ メルアド: sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp }←
<このヤフー・フリーのメールアドレスは
2023年2月1日以降も継続して利用可能です>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「・・・・・編集後記・・・・・」
お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。
個人的なことですが、
東京都立美術館『マティス展』へいってまいりました。
20年ぶり待望の大回顧展です。
昨日NHK日曜美術館も『マティス展』会場で
マティスの絵画を観ながら語る内容でしたね。
日曜美術館を観ていて、
『テレビ画面を通して観る絵画と実物大の実際の絵画の違いって大きい』
そんなことをつくづく感じさせていただきました。
印象的だったのは、マティスが最後に手掛けた彼の集大成的ヴァンス礼拝堂。
展覧会の出口にて、ヴァンス礼拝堂の朝から夜を通した短い映像が上映されていました。
マティスは作品を通して一貫して本質を見出して描き続けましたが、
彼の人生の締めくくりで祈りの歌が聞こえる作品を描き残したことに。
ヴァンス礼拝堂のための作品を描く際のマティスの様子を伝える写真。
そこには体の衰えを押して思いを集中にこめているよう映ります。
いい顔をして作品を創作しておりますね。
時系列的に並べられたマティスの生き方を通し、
自身の生き方さえも考えさせていただきました。
こころに残る回顧展でした。
お読みいただき、ありがとうございます!
====================
ボディワイズ
鈴木政春
ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/
ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
http://onwa.client.jp/pc/
メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220
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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。
個人的なことですが、
東京都立美術館『マティス展』へいってまいりました。
20年ぶり待望の大回顧展です。
昨日NHK日曜美術館も『マティス展』会場で
マティスの絵画を観ながら語る内容でしたね。
日曜美術館を観ていて、
『テレビ画面を通して観る絵画と実物大の実際の絵画の違いって大きい』
そんなことをつくづく感じさせていただきました。
印象的だったのは、マティスが最後に手掛けた彼の集大成的ヴァンス礼拝堂。
展覧会の出口にて、ヴァンス礼拝堂の朝から夜を通した短い映像が上映されていました。
マティスは作品を通して一貫して本質を見出して描き続けましたが、
彼の人生の締めくくりで祈りの歌が聞こえる作品を描き残したことに。
ヴァンス礼拝堂のための作品を描く際のマティスの様子を伝える写真。
そこには体の衰えを押して思いを集中にこめているよう映ります。
いい顔をして作品を創作しておりますね。
時系列的に並べられたマティスの生き方を通し、
自身の生き方さえも考えさせていただきました。
こころに残る回顧展でした。
お読みいただき、ありがとうございます!
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2023年06月21日
日本ではあまり重要視されてないのか!?つぼくさ(=ゴツコラ)
つぼくさは、私の家でも幾鉢か育てておりますが、
脳の機能を高めるハーブとして知られております。
韓国では、つぼくさを特別に育てる大規模農園が韓国のテレビ番組にお目見えするほど。
大規模な幾棟ものビニールハウス、スプリンクラーで散水し、温度調整はスマホで。
韓国は皮膚の再生という美容面での利用が進み、
学歴で将来が決まるといわれるので記憶力促進のための食材としても多くが消費されているのです。
私は先日YouTubeでツボクサに関する情報を調べていてたまたま韓国のツボクサ事情を知りました。
そこでの取り組みのすごさに目を疑いました。
https://youtu.be/Agx9-qdx3vg
対して日本では。。。
先日、石神井にてみつけたつぼくさの群生地を3年ぶりに訪れました。
そちらは誰かが管理しているという場所でもないため、
採取も常識範囲内なら可能な地として貴重な場所でして。
それが、、、3年ぶりに訪れたら、
すべてのつぼくさは根絶やしです。
その地に立てられた看板は、
地域のゴミ収集の場所はここ!というもの。
我が眼を疑った感じでして。
ちゃっかり2株ほどの少量のみ、
こちらからつぼくさの苗をいただいて帰ろうとジップロックを持っていったのが、悲しい。
先日、とある薬草園に赴いたとき。
もしかしてツボクサはあるかなと期待していました。
以前、小平の東京都薬用植物園には温室にひと鉢ありまして、
ツボクサは薬効があると認められているんだとうれしくなった事がありまして。
先日訪れた薬草園にもつぼくさはありました。
が、ネームカードがない状態でまったくの野草のような自由な感じの陳列です。
つぼくさがあったことはうれしい、でも、まさか石神井についで、
こちらの薬草園さんもつぼくさをばっさり根こそぎ抜かれやしないか?
よほど石神井のことがショックだったようで、
立派な薬草園さんに向かって失礼すぎるとは思いつつも疑心暗鬼でした。
私がツボクサがおもしろいなと感じた理由は、
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは軽度認知機能障害のときツボクサ(=ゴツコラ)をもちいる、
と記されております。
ハーブの有効成分を摂ることで、そういった対応ができるということなんだったら、
ぜひ、いざという時の前にそれを育てて摂るようにしたいなと思った動機があります。
それは20年ほど遡った以前、
私の母から聞いた、母の友達の話がありまして。
母と同世代でよくしていただいておりました方が晩年に認知症を患い、
その方のご子息も親戚も、どなたのことも思い出せないというとき。
母のことはなぜだか覚えているようでした。
それでお世話をする気持ちで母が、
その方の自宅に顔を見に行くことがあったのですが。
レビー小体型認知症の特徴の一つのあらわれなのか、
『思いもよらないひどいことを言われた』と悔しそうな顔で帰ってきました。
今思えば、友達の口から出た言葉は認知症の症状のひとつだと考えられます。
でもそれは認知症の知識が、当時と比べて多く知る事ができるようになったためです。
当時の母には認知症と言われても一種の記憶障害としか思えていなかったようです。
母は、やはりその友達のことが気になり続けていたのですが、
どうしてもひどいことを言われたときの怒りと、
また傷つけられるのではないかという怖さから、
足を運べないでいました。
それから半年後、その方はお亡くなりになられ葬儀に向かったときに、
『どうしていいかわからなくなって、、ほんとうにつらかった』と仏前で手を合わせたと言います。
それもあって母が5年前ほどに他界する3日前。
私が付き添って介護をしているとき、
『私はね、認知症にならず過ごせたよ。。。政春、よかったよね。』
という言葉を残しておりました。
いま、衆議院や参議院で認知症基本法案が検討され、認知症基本法が成立へ。
2025年に約700万人 65歳以上の5人に1人が認知症”厚労省予測[2023/06/15 10:55]
そのような近い将来にそなえ法整備が進んでおります。
そういった人助けの仕方もあります。
大変に大切なことです。
ただもしもできることなら、
韓国のつぼくさ大規模農園のようなものが日本にも作れないだろうか?
個人的に5〜6年ほどツボクサを自宅で様々な条件下で栽培を実験してデータも取ってきました。
主にツボクサの自生地から特性を知るために、
東京や神奈川や千葉で、どのような環境下で群生しているかも調べてきました。
そんなわたしごとの素人がなす個人レベルをとっくに超している韓国のツボクサ事情。
韓国では一大産業として成立していたとは。。。
正直、上掲したYouTube映像をみたとき、絶句しました。
ツボクサには脳へ血流を適正に増やして状態を改善させる成分が含まれていることは、
科学的成分分析によりわかっておることです。
そのような英文で書かれた論文は多数、学識あるサイトに掲載されるもので研究も進んでおります。
もしも韓国のツボクサ農園を凌ぐような規模で栽培が進むことになり、
ちょっと最近物忘れがひどいなって思えば、お医者さんにいくこと。
次にスーパーマーケットで三つ葉の隣にツボクサが置いてあって食べられるように未来が変われば、
それによりツボクサを手に取ってレジに。
東南アジアではツボクサは三つ葉と同じ程の野菜として、茎で束ねられて売られているんです。
それと変わりないことですね。
そうして食卓に上ったツボクサを調理していただくと、
すると脳内への血流がよくなっていく期待が持てます。
これは私的な研究で公のことではないということを先に明言させていただきますが、
20名ほどの認知症になられた方々の頸動脈の脈状(脈管の太さ、位置、柔軟性、その他)を
脈診の手で診させていただいたことがあります。
それは、以前にお医者様が、私の母に『あなたの頸動脈は太くしっかりしてるから認知症にはならないよ』
と言われたことがあると聞き、その見立てはなにか真をつくことがあるのだろうか?と思って調べてのこと。
すると健常人と比べて認知症になられた方の場合、頸動脈の脈状がよろしくないことがうかがえました。
それがわかってから自分の頸動脈の脈状を観ると、、、。
実は私自身、頸部の頸動脈の太さがあまり太くはない体質で、
基本的にはPC仕事を増やしたり、前傾姿勢を続ける施術には向かないのですね。
そのようなことを長年に渡って強いれば確実に認知症になりやすいタイプだといってよい。。。。
ガーンっ、ショックです。。。
ただこれは私に限ったことでもないようで、
施術でお客様の頸動脈付近を緩めるときに、
頸動脈の脈状を診ていますが、
私に並ぶ方も少なからずおられました。
そういう方の場合、
医師ではない私の身分での見立てですから、
首の頸動脈の脈状が悪いとかはお客様に直接言うこともなく、
見つけたらその場でできる限りのリリースしていくので
頸動脈の脈状一点についての問題は回避できるわけです。
ですが世の中を見回すと、
少なからず首や肩に問題を抱えて頸動脈の脈状を悪くしている方が多くおられます。。。
そういった眼で、今後の近未来を想像すると、
なんらか個人の力でもできることがあるなら、
なにかひとが喜ぶようなことができないかな。
そんな思いがわいてきます。
スーパーマーケットで気軽にツボクサを野菜として買える日本がきてほしいと願いながら、
これからツボクサの株分けを取り掛かります。
脳の機能を高めるハーブとして知られております。
韓国では、つぼくさを特別に育てる大規模農園が韓国のテレビ番組にお目見えするほど。
大規模な幾棟ものビニールハウス、スプリンクラーで散水し、温度調整はスマホで。
韓国は皮膚の再生という美容面での利用が進み、
学歴で将来が決まるといわれるので記憶力促進のための食材としても多くが消費されているのです。
私は先日YouTubeでツボクサに関する情報を調べていてたまたま韓国のツボクサ事情を知りました。
そこでの取り組みのすごさに目を疑いました。
https://youtu.be/Agx9-qdx3vg
対して日本では。。。
先日、石神井にてみつけたつぼくさの群生地を3年ぶりに訪れました。
そちらは誰かが管理しているという場所でもないため、
採取も常識範囲内なら可能な地として貴重な場所でして。
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すべてのつぼくさは根絶やしです。
その地に立てられた看板は、
地域のゴミ収集の場所はここ!というもの。
我が眼を疑った感じでして。
ちゃっかり2株ほどの少量のみ、
こちらからつぼくさの苗をいただいて帰ろうとジップロックを持っていったのが、悲しい。
先日、とある薬草園に赴いたとき。
もしかしてツボクサはあるかなと期待していました。
以前、小平の東京都薬用植物園には温室にひと鉢ありまして、
ツボクサは薬効があると認められているんだとうれしくなった事がありまして。
先日訪れた薬草園にもつぼくさはありました。
が、ネームカードがない状態でまったくの野草のような自由な感じの陳列です。
つぼくさがあったことはうれしい、でも、まさか石神井についで、
こちらの薬草園さんもつぼくさをばっさり根こそぎ抜かれやしないか?
よほど石神井のことがショックだったようで、
立派な薬草園さんに向かって失礼すぎるとは思いつつも疑心暗鬼でした。
私がツボクサがおもしろいなと感じた理由は、
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは軽度認知機能障害のときツボクサ(=ゴツコラ)をもちいる、
と記されております。
ハーブの有効成分を摂ることで、そういった対応ができるということなんだったら、
ぜひ、いざという時の前にそれを育てて摂るようにしたいなと思った動機があります。
それは20年ほど遡った以前、
私の母から聞いた、母の友達の話がありまして。
母と同世代でよくしていただいておりました方が晩年に認知症を患い、
その方のご子息も親戚も、どなたのことも思い出せないというとき。
母のことはなぜだか覚えているようでした。
それでお世話をする気持ちで母が、
その方の自宅に顔を見に行くことがあったのですが。
レビー小体型認知症の特徴の一つのあらわれなのか、
『思いもよらないひどいことを言われた』と悔しそうな顔で帰ってきました。
今思えば、友達の口から出た言葉は認知症の症状のひとつだと考えられます。
でもそれは認知症の知識が、当時と比べて多く知る事ができるようになったためです。
当時の母には認知症と言われても一種の記憶障害としか思えていなかったようです。
母は、やはりその友達のことが気になり続けていたのですが、
どうしてもひどいことを言われたときの怒りと、
また傷つけられるのではないかという怖さから、
足を運べないでいました。
それから半年後、その方はお亡くなりになられ葬儀に向かったときに、
『どうしていいかわからなくなって、、ほんとうにつらかった』と仏前で手を合わせたと言います。
それもあって母が5年前ほどに他界する3日前。
私が付き添って介護をしているとき、
『私はね、認知症にならず過ごせたよ。。。政春、よかったよね。』
という言葉を残しておりました。
いま、衆議院や参議院で認知症基本法案が検討され、認知症基本法が成立へ。
2025年に約700万人 65歳以上の5人に1人が認知症”厚労省予測[2023/06/15 10:55]
そのような近い将来にそなえ法整備が進んでおります。
そういった人助けの仕方もあります。
大変に大切なことです。
ただもしもできることなら、
韓国のつぼくさ大規模農園のようなものが日本にも作れないだろうか?
個人的に5〜6年ほどツボクサを自宅で様々な条件下で栽培を実験してデータも取ってきました。
主にツボクサの自生地から特性を知るために、
東京や神奈川や千葉で、どのような環境下で群生しているかも調べてきました。
そんなわたしごとの素人がなす個人レベルをとっくに超している韓国のツボクサ事情。
韓国では一大産業として成立していたとは。。。
正直、上掲したYouTube映像をみたとき、絶句しました。
ツボクサには脳へ血流を適正に増やして状態を改善させる成分が含まれていることは、
科学的成分分析によりわかっておることです。
そのような英文で書かれた論文は多数、学識あるサイトに掲載されるもので研究も進んでおります。
もしも韓国のツボクサ農園を凌ぐような規模で栽培が進むことになり、
ちょっと最近物忘れがひどいなって思えば、お医者さんにいくこと。
次にスーパーマーケットで三つ葉の隣にツボクサが置いてあって食べられるように未来が変われば、
それによりツボクサを手に取ってレジに。
東南アジアではツボクサは三つ葉と同じ程の野菜として、茎で束ねられて売られているんです。
それと変わりないことですね。
そうして食卓に上ったツボクサを調理していただくと、
すると脳内への血流がよくなっていく期待が持てます。
これは私的な研究で公のことではないということを先に明言させていただきますが、
20名ほどの認知症になられた方々の頸動脈の脈状(脈管の太さ、位置、柔軟性、その他)を
脈診の手で診させていただいたことがあります。
それは、以前にお医者様が、私の母に『あなたの頸動脈は太くしっかりしてるから認知症にはならないよ』
と言われたことがあると聞き、その見立てはなにか真をつくことがあるのだろうか?と思って調べてのこと。
すると健常人と比べて認知症になられた方の場合、頸動脈の脈状がよろしくないことがうかがえました。
それがわかってから自分の頸動脈の脈状を観ると、、、。
実は私自身、頸部の頸動脈の太さがあまり太くはない体質で、
基本的にはPC仕事を増やしたり、前傾姿勢を続ける施術には向かないのですね。
そのようなことを長年に渡って強いれば確実に認知症になりやすいタイプだといってよい。。。。
ガーンっ、ショックです。。。
ただこれは私に限ったことでもないようで、
施術でお客様の頸動脈付近を緩めるときに、
頸動脈の脈状を診ていますが、
私に並ぶ方も少なからずおられました。
そういう方の場合、
医師ではない私の身分での見立てですから、
首の頸動脈の脈状が悪いとかはお客様に直接言うこともなく、
見つけたらその場でできる限りのリリースしていくので
頸動脈の脈状一点についての問題は回避できるわけです。
ですが世の中を見回すと、
少なからず首や肩に問題を抱えて頸動脈の脈状を悪くしている方が多くおられます。。。
そういった眼で、今後の近未来を想像すると、
なんらか個人の力でもできることがあるなら、
なにかひとが喜ぶようなことができないかな。
そんな思いがわいてきます。
スーパーマーケットで気軽にツボクサを野菜として買える日本がきてほしいと願いながら、
これからツボクサの株分けを取り掛かります。
ボウエンテクニックのムーブとは、ヒーリングリクエスト
昨日の施術にて。
お客様が、ひごろの自主トレの一環として、
『スワイショウ:立位で体軸を中心に腕をでんでん太鼓のように回転する』
を人里離れた地で、蚊に襲われながらという決死の勢いを持って、
なさっておられるとのこと。
そのシーン、なんとなくイメージできそう。
本人からスワイショウをがんばりすぎると、
多少不具合を体に感じることもあるとのことで、
施術前にスワイショウの実演をしていただきました。
私がスワイショウをなさっておられる状態を拝見させていただき、
数点、気づいたことがありました。
左右の腕の振り方に違いが生じています。
同時に前方に回す腕は前に遠方まで伸びるものの、
後ろに回り込んだ手が胴からあまり離れずに自身の背を強く打ち付けておられました。
左右の肩や腕のコリの差がスワイショウをなさる初期段階で大きく、
理想ではスワイショウを実践してそうした肩のコリなどが緩まればいいのですが、
その前に左右の手の振りの均等さに欠けた軸回転の軸となる頚椎や胸椎に負担が蓄積し、
それらへの不都合な具合を不快感として感じられるところで、なかなか先に進みづらい。
『背中、痛くなるんです』とおっしゃられており、
その点を改善させたいという気持ちがあるようでした。
お話を伺いさせていただき、
『腕の付け根の肩や首の緊張を緩めてからスワイショウ』が必須要項であるようです。
そのようなこともあって、
腕と胴の付け根に当たる
1、三角筋(前・中・後に分けて)
2,大胸筋・小胸筋
3,大円筋・小円筋
の左右を緩める方法をお伝えいたしました。
伝えた手技はボウエンテクニックの(ムーブ)という特別な経絡を利用した刺激です。
日頃、施術で私から何度かすでに受けておられるものですが、
いざ、自分でそれをやらなければならないとなるとあたふたしますが。
がんばって、やりかたを学び取っていただけました。
ボウエンテクニックのムーブは。
凝ったり緊張したり炎症を持つなどの組織がなければ、その刺激を受けてもなんともない。
ですが意識的にまたは無意識にコリを残したままで本人が気づけない状態に陥っているようなとき、
ヒーリングのリクエストを脳につたえるのに適した刺激方法を用いることで、
放置されたかまたはあまり熱心ではなかったコリを把持しつづける組織箇所に気や血が増していく。
するとシンプルに速攻を持ってコリが和らぎます。
その瞬間、筋緊張から関節が適切にハマることがなかった状態から抜け出していく。
そしてこのたび上述した部位のムーブをレクチャーし、
それからこちらがはじめは手を取り本人にも行ってもらうと、
適正にハマっていなかった状態の肩関節に良好な変化が起きていきました。
この状態でスワイショウをしていただくと、
先程より肩の前方への突き出しが軽減し不要な手の力みが抜けておられる。
このときにお伝えしたムーブは簡単なものです。
ですがテキストや映像からやり方を学ぶのは難しい。
個人的にはそれは無理じゃないかな、、と思います。
簡単そうに見えるものほど、やってみると奥深くて、
けっこうやってみても似て非なるものとなりやすい。
そのようなたぐいのもののような気がしております。
ムーブの使い手が極秘の要領を押さえて直伝で教えると、
経穴を刺激し経絡を通して患部の状態を脳へと伝えます。
特別に施されたムーブは、
脳に伝わりやすい外的刺激をヒーリングリクエストとして受け付け、
するとリクエストされる前は放置したか不十分な対応だったものに
気や血をその組織に増す等の操作や錐体外路系の癒やしの回路を作動させていきます。
オーストラリアで活躍したボウエンテクニック開発者のボウエン氏。
当時の他の生理的な知見に卓越した手技療法を行う先生方にはまだ浸透していなかった東洋医学への造詣が深く、
好んで鍼灸師などの東洋医学を実践する治療者と会話をし、経絡学説の本などを熟読なさられたといいます。
最近、私は筋膜リリースをするとき、
ずり圧からムーブへと全面移行しております。
昨今、東洋医学(主に中医学)の勉強を再度時間を大幅に割いて取り組みだしており、
それがムーブの精度と複雑な状況下での対応力増強につながるとの考えからです。
ムーブをおこなうときにボウエンテクニックのテキスト通りに手技をしていくことでも十分な成果は出るものの、
さらに突っ込んだ中医学の勉強を背景に理解し見通せるようになったほうがさらに充実した施術になるとわかりました。
ほんとうに東洋医学解説系のYouTubeチャンネルに助けられているこの頃です。 =−=;
2023年06月19日
体の内部まで経絡線は走行している!?(流注について)
一般的な経絡図や経穴が描かれた図には、体表部分に経絡線が描かれた上に経穴が示されています。
ですが経絡の経路は体表にばかりあるわけではありません。
体内へと経絡が走行しております。
体内に走行する経絡の流れ部分を(流注)といいます。
たとえば膀胱経の経絡は膀胱に接するのですが、
膀胱は腹部という体内に位置する臓器ですからそこまで経絡が届かなければなりません。
五臓六腑に関する経絡は、それぞれが体内の該当する臓腑に経絡が行き届いているため、
体表等の経穴を刺激することで臓器へと影響することができるわけです。
ですが私がもっている流注が描かれたテキストが適切ではないためか、
私が学習能力が十分でないためも重なってなかなか流注経路が頭に残りづらくて。
流注経路を追うと、使える経絡学となりますが
複雑さが体表経穴を記憶し利用するときの7〜8倍に増すイメージ(個人的主観です)でして。
そこに対し他人行儀ではありますが、不満を持っていました。
ただ実際に私が筋膜リリースで施術をするときは、
体表部位の筋や経穴をねらっているときもありますが、
その7割方はすでにリリースがすんだ体表部を押し手でおさえてよけておいて、
さらに奥の組織に分け入ります。
つまり、表層がリリースできたらそれで仕事が終わりとできれば簡単ですが、
たとえば5層ほどに凝りが積み重なった状態なら、
表層の1〜2層をゆるめたらその奥に位置する3層が見えてきますから、
そちらを解くわけです。
そして3層が解けたらさらに奥の組織へアプローチの手を伸ばしていく。
お客様には同じところをコリコリされている感じに思われるでしょうが、
施術者には先ほどリリースしたところを元にさらに奥の層を改変していく作業をしているのです。
そして凝りが慢性化した状態であったり病の位置が深くなった場合には、
奥に進めば進むほど凝りの質が別物といえる状態変化を起こしています。
そのようなリリースをするときに知識として経絡の(流注)が正確に手でなじんで感じられるまでなれれば、
施術をする際の大きな違いを得られるのでしょう。
いずれ経絡を3次元コンピュータグラフィックで流注経路も記したアプリ、
手に入れなければと思いつつも、和訳がないなど気に入ったものがなくて。
そんななか中医学を解説していただいているYouTubeチャンネルをみていたら、
流注経路についても解説しておられました。
流注について知りたいなと思われる一般の方には、
『経絡って、こんな流れが体表だけじゃなくて体内まで続くのか』って感じ取れるものと思われます。
https://youtu.be/j_PYvmLx6rw
【経絡経穴】7分で分かる足の太陽膀胱経の流注と穴性【東洋医学】
上記映像のYouTubeチャンネルの初回のコンテンツをご覧いただくとわかりますが、
中医学辞典を独自にまとめてテキストとPDFで無料提供していただけております!!
内容は入門者向けを意図して平易にして中医学の独特な言葉を解説。
なんと、ありがたい!!!
ですが経絡の経路は体表にばかりあるわけではありません。
体内へと経絡が走行しております。
体内に走行する経絡の流れ部分を(流注)といいます。
たとえば膀胱経の経絡は膀胱に接するのですが、
膀胱は腹部という体内に位置する臓器ですからそこまで経絡が届かなければなりません。
五臓六腑に関する経絡は、それぞれが体内の該当する臓腑に経絡が行き届いているため、
体表等の経穴を刺激することで臓器へと影響することができるわけです。
ですが私がもっている流注が描かれたテキストが適切ではないためか、
私が学習能力が十分でないためも重なってなかなか流注経路が頭に残りづらくて。
流注経路を追うと、使える経絡学となりますが
複雑さが体表経穴を記憶し利用するときの7〜8倍に増すイメージ(個人的主観です)でして。
そこに対し他人行儀ではありますが、不満を持っていました。
ただ実際に私が筋膜リリースで施術をするときは、
体表部位の筋や経穴をねらっているときもありますが、
その7割方はすでにリリースがすんだ体表部を押し手でおさえてよけておいて、
さらに奥の組織に分け入ります。
つまり、表層がリリースできたらそれで仕事が終わりとできれば簡単ですが、
たとえば5層ほどに凝りが積み重なった状態なら、
表層の1〜2層をゆるめたらその奥に位置する3層が見えてきますから、
そちらを解くわけです。
そして3層が解けたらさらに奥の組織へアプローチの手を伸ばしていく。
お客様には同じところをコリコリされている感じに思われるでしょうが、
施術者には先ほどリリースしたところを元にさらに奥の層を改変していく作業をしているのです。
そして凝りが慢性化した状態であったり病の位置が深くなった場合には、
奥に進めば進むほど凝りの質が別物といえる状態変化を起こしています。
そのようなリリースをするときに知識として経絡の(流注)が正確に手でなじんで感じられるまでなれれば、
施術をする際の大きな違いを得られるのでしょう。
いずれ経絡を3次元コンピュータグラフィックで流注経路も記したアプリ、
手に入れなければと思いつつも、和訳がないなど気に入ったものがなくて。
そんななか中医学を解説していただいているYouTubeチャンネルをみていたら、
流注経路についても解説しておられました。
流注について知りたいなと思われる一般の方には、
『経絡って、こんな流れが体表だけじゃなくて体内まで続くのか』って感じ取れるものと思われます。
https://youtu.be/j_PYvmLx6rw
【経絡経穴】7分で分かる足の太陽膀胱経の流注と穴性【東洋医学】
上記映像のYouTubeチャンネルの初回のコンテンツをご覧いただくとわかりますが、
中医学辞典を独自にまとめてテキストとPDFで無料提供していただけております!!
内容は入門者向けを意図して平易にして中医学の独特な言葉を解説。
なんと、ありがたい!!!
2023年06月15日
東洋医学は舌を見たり顔を見たり。そうやってくみとることのできる身体情報からも、患者様の今を診ます!
東洋医学と西洋医学の違いについてざっくり考えると。
西洋医学は健康か病気かの二元論的な考え。
対して東洋医学は健康の状態に段階があるという一元論。
東洋医学の一元論とは。
健康状態の程度には段階があるとみており、
体の状態を診て高い状態から低い状態で無段階に分けてみております。
健康状態を高くキープするような行為が養生法です。
それは貝原益軒が養生訓で記したように、
食養生、運動による経絡疎通をはかる導引や生活全般において補虚瀉実(足りないものを補い、過剰なものを捨てる)をかなえます。
健康な状態が高く引き上げられることで生気が邪気に勝り、
病は自然に治癒し始め、
健康状態が低いならばそれを疾病とみます。
東洋医学では
その人の、人種、性別、年齢、国や地域そして住宅の特質された住環境、経済状況、思考傾向に精神状況など、
他さまざまな要因をたずねて、
それらの情報を含んで考慮したうえ健康状態は推し量ります。
ただ東洋医学ではそれ以外にも、
舌を見たり、顔を見たりといった特別な診断法もあります。
YouTubeでざっくり全体像を把握できるものでもあり、
専門書の購入も必要ないので一般の方が接しやすいですし、
私が覚えた知識をおさらいするときにも、役立ってくれてます。
たとえば舌診と望診について解説するYouTube映像をエンベッドさせていただくと。
ゆるっと学ぶ東洋医学の診断法 舌診
https://youtu.be/4VsE3OBVjos
ゆるっと学ぶ東洋医学の診断法 望診
https://youtu.be/vvpFmlvi_ps
背景にきばつな映像の連続で、
そちらに気が持っていかれることもあり、
何度か同じ映像を観て理解を深めるきっかけになるでしょう。
ちなみにこちらのチャンネル主様は、
よくこれほどのコンテンツの質や量を制作なさった。
多くのショート映像に分けて広告再生数を伸ばそうにも、
学術的な中医学の解説映像は視聴回数も増えないのです。
だから広告収入も労した汗水と比して多くはないでしょう。
そのようななか制作し続けていただけたことに感謝いたします。
西洋医学は健康か病気かの二元論的な考え。
対して東洋医学は健康の状態に段階があるという一元論。
東洋医学の一元論とは。
健康状態の程度には段階があるとみており、
体の状態を診て高い状態から低い状態で無段階に分けてみております。
健康状態を高くキープするような行為が養生法です。
それは貝原益軒が養生訓で記したように、
食養生、運動による経絡疎通をはかる導引や生活全般において補虚瀉実(足りないものを補い、過剰なものを捨てる)をかなえます。
健康な状態が高く引き上げられることで生気が邪気に勝り、
病は自然に治癒し始め、
健康状態が低いならばそれを疾病とみます。
東洋医学では
その人の、人種、性別、年齢、国や地域そして住宅の特質された住環境、経済状況、思考傾向に精神状況など、
他さまざまな要因をたずねて、
それらの情報を含んで考慮したうえ健康状態は推し量ります。
ただ東洋医学ではそれ以外にも、
舌を見たり、顔を見たりといった特別な診断法もあります。
YouTubeでざっくり全体像を把握できるものでもあり、
専門書の購入も必要ないので一般の方が接しやすいですし、
私が覚えた知識をおさらいするときにも、役立ってくれてます。
たとえば舌診と望診について解説するYouTube映像をエンベッドさせていただくと。
ゆるっと学ぶ東洋医学の診断法 舌診
https://youtu.be/4VsE3OBVjos
ゆるっと学ぶ東洋医学の診断法 望診
https://youtu.be/vvpFmlvi_ps
背景にきばつな映像の連続で、
そちらに気が持っていかれることもあり、
何度か同じ映像を観て理解を深めるきっかけになるでしょう。
ちなみにこちらのチャンネル主様は、
よくこれほどのコンテンツの質や量を制作なさった。
多くのショート映像に分けて広告再生数を伸ばそうにも、
学術的な中医学の解説映像は視聴回数も増えないのです。
だから広告収入も労した汗水と比して多くはないでしょう。
そのようななか制作し続けていただけたことに感謝いたします。
2023年06月12日
自己に親切な、病や痛みとの向き合い方
交通事故でぶつけられた等で被害を被ったとき以外は、
自分が得た身体の問題は自分のものです。
負担がたまる食べ物や考え方や姿勢・動作の積み重ねから得た場合が多いでしょう。
(遺伝上の問題ということもありますが、ここでは例外とさせてください)
病を得た原因を、
よくよく振り返ってみると。
(だれが、いつ、どこで、どのように、なにを)などがわかっている。
(だれが)というところは、たいていは(自分が)となります。
(自分がバランスを崩し、原因を作り出した)のです。
【食べ物を変えなきゃならないとか、
運動習慣を持たないといけないとか、
負担なき合理的な運動をしようとか、
病気が遠ざかる考え方をしようとか。】
それらのバランスの乱れを、過去と今を具体的に振り返るよう問題を直視すると。
健康は勝手に作り出せているものではなく、
絶妙なバランスの上に成り立っているもの。
それは病気を得たときも同様に言えるでしょう。
苦痛や病を得たときほど痛みや苦痛があるものです。
ただそれは体の内部で免疫機能により白血球が外敵を駆逐し立て直す作用だったり、
痛だんだ筋腱などの軟部組織から炎症物質を出して血液を患部に増やす作用ですし、
痛い時が治しているとき。
直そうとして体内では戦っています。
そういったことはわかっておられていても。
苦痛のまっただなかで自己を客観視せよといわれることは酷なことです。。。
私自身も身体が強いほうじゃないため、ほんとうに、そう感じます。
ですが、
そうすることが【自己に親切なれ】といった考えに通じていると思います。
未来に及び自分をいたわる改善をもたらす功労者は、その人自身です。
病や痛みの経験を生きる武器に変える科学的根拠が、そこにたくさん埋まってます。
そこからは、その後の人生を好くする大切な学びを得られるでしょう。
食を変えるか、考えを変えるか、体の構造もとらえた動きを変えるか。
多角的な要素で自身の健康バランスは調和されていますから、
個別具体的にバランスの乱れがあるものを見つけ絞りあげて。
自分にフィットした乱れの対処法を実行することと、
その後に繰り返さない計画をたてられれば幸いです。
ただ病が進むと複雑な様相として原因が絡み合うようなので、
容易に自己を客観視することがむずかしいこともあります。
そうしたときには第三者の意見を参考にする意図を持って
医師に観ていただくことが大事となります。
または食に関する養生を専門になさる先生の知見を借りることや、
病を遠ざける考え方を学ぶことのできる先生との関わりなども。
ただ自分を病をえた原因が医者等ではなく自分ですから、
お医者様に観ていただくことで安心せずに、
病を産んだバランスの乱れを変えることへの注力を、
自身で主体的にする意識や意欲は大事なことでしょう。
自分が得た身体の問題は自分のものです。
負担がたまる食べ物や考え方や姿勢・動作の積み重ねから得た場合が多いでしょう。
(遺伝上の問題ということもありますが、ここでは例外とさせてください)
病を得た原因を、
よくよく振り返ってみると。
(だれが、いつ、どこで、どのように、なにを)などがわかっている。
(だれが)というところは、たいていは(自分が)となります。
(自分がバランスを崩し、原因を作り出した)のです。
【食べ物を変えなきゃならないとか、
運動習慣を持たないといけないとか、
負担なき合理的な運動をしようとか、
病気が遠ざかる考え方をしようとか。】
それらのバランスの乱れを、過去と今を具体的に振り返るよう問題を直視すると。
健康は勝手に作り出せているものではなく、
絶妙なバランスの上に成り立っているもの。
それは病気を得たときも同様に言えるでしょう。
苦痛や病を得たときほど痛みや苦痛があるものです。
ただそれは体の内部で免疫機能により白血球が外敵を駆逐し立て直す作用だったり、
痛だんだ筋腱などの軟部組織から炎症物質を出して血液を患部に増やす作用ですし、
痛い時が治しているとき。
直そうとして体内では戦っています。
そういったことはわかっておられていても。
苦痛のまっただなかで自己を客観視せよといわれることは酷なことです。。。
私自身も身体が強いほうじゃないため、ほんとうに、そう感じます。
ですが、
そうすることが【自己に親切なれ】といった考えに通じていると思います。
未来に及び自分をいたわる改善をもたらす功労者は、その人自身です。
病や痛みの経験を生きる武器に変える科学的根拠が、そこにたくさん埋まってます。
そこからは、その後の人生を好くする大切な学びを得られるでしょう。
食を変えるか、考えを変えるか、体の構造もとらえた動きを変えるか。
多角的な要素で自身の健康バランスは調和されていますから、
個別具体的にバランスの乱れがあるものを見つけ絞りあげて。
自分にフィットした乱れの対処法を実行することと、
その後に繰り返さない計画をたてられれば幸いです。
ただ病が進むと複雑な様相として原因が絡み合うようなので、
容易に自己を客観視することがむずかしいこともあります。
そうしたときには第三者の意見を参考にする意図を持って
医師に観ていただくことが大事となります。
または食に関する養生を専門になさる先生の知見を借りることや、
病を遠ざける考え方を学ぶことのできる先生との関わりなども。
ただ自分を病をえた原因が医者等ではなく自分ですから、
お医者様に観ていただくことで安心せずに、
病を産んだバランスの乱れを変えることへの注力を、
自身で主体的にする意識や意欲は大事なことでしょう。
星薬科大学『春の薬草見学会』にて、大学創立者星一氏に感銘!
星薬科大学(https://www.hoshi.ac.jp/)で、
植物園を開放した市民公開講座を開催しており参加してきました。
都内にある私学の薬科大ではめずらしく、
大学付属植物園は一般にも開放されており、
開放時間内は守衛さんにいって署名すれば見学できるのです。
ですがコロナ禍期間内は感染予防の観点から一般の見学はできませんでしたが、
その影響が収まってきたころあいでこのような見学会をしていただけたのでしょう。
ただコロナ禍中の家庭菜園に目覚めた方もいたでしょうし、
NHK朝の連ドラ『らんまん』による植物学の影響か、
主催した大学側も驚くほどの見学希望者数でした。
人、人、人。。。
それでも大学のありがたいご厚意により、
トマトやなすなどの苗を無料配布していただいておりまして。
いただきました苗をぶら下げながら植物園内を2時間弱見学。
薬用植物の知見を増しつつ楽しい時間を過ごせました。
(ホーリーバジル)
(水晶玉のようなかずら)
(甘草)
星薬科大学は、昨年創立100周年を迎えた区内にある伝統校で、
大正時代に建てられた本館大講堂はチェコ・キュビズムを取り入れたアントニン・レーモンドの名建築として知られております。
しながわ百景にも指定されています。
そうした趣ある校舎内の回廊に巨大な壁画がありました。、
以前より星薬科大に薬狩りの絵があると知っていたのですが、これほど巨大とは!!
(薬狩り)
(鹿茸狩り『鹿茸とは、鹿の角を切ると速攻でキノコ茸のような角が勢いよく再生され、その茸のような形状の鹿角をもちいて強い生命力を高める生薬とされる』)
また星薬科大学の星とは、
創設者、星一(ほしはじめ)という実業家の名を取った校名です。
【星 一は、日本の実業家、政治家。星製薬の創業者であり、星薬科大学の創立者。
長男はSF作家の星新一、次男は日揮常務の星協一。
それまでは輸入に頼っていた、外科手術に不可欠なモルヒネの国産化に成功する等、
「東洋の製薬王」と呼ばれた。星製薬はチェーンストアという販売方式を日本で初めて確立した。(Wikipediaより)】
大学構内に大学創建の星一氏の紹介に通じる歴史館がありました。
星一氏は、日頃より『親切第一』との標語を掲げていたそうです。
『親切第一』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自己に『しんせつ』なれ
何事にも『しんせつ』なれ
『しんせつ』こそ人間の第一義なり
第一義と儀するは努力なり
努力なく科学なき人生に栄光なし
世界に窓を開きて躍進せん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
他の額では、、、。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自己に親切なれ
何人にも親切なれ
職務に親切なれ
物品に親切なれ
時間に親切なれ
金銭に親切なれ
親切は平和なり 繁栄なり 向上なり
親切に敵なし
親切は世界を征服す
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まっさきに『自己に親切なれ』と語るのは、
座右の書として自助論を大切に読み行動を怠らなかった星一氏。
それは利己的とはかけ離れたまずは自助をなしてこそという強い信条のあらわれと、
感銘を受けました。
植物園を開放した市民公開講座を開催しており参加してきました。
都内にある私学の薬科大ではめずらしく、
大学付属植物園は一般にも開放されており、
開放時間内は守衛さんにいって署名すれば見学できるのです。
ですがコロナ禍期間内は感染予防の観点から一般の見学はできませんでしたが、
その影響が収まってきたころあいでこのような見学会をしていただけたのでしょう。
ただコロナ禍中の家庭菜園に目覚めた方もいたでしょうし、
NHK朝の連ドラ『らんまん』による植物学の影響か、
主催した大学側も驚くほどの見学希望者数でした。
人、人、人。。。
それでも大学のありがたいご厚意により、
トマトやなすなどの苗を無料配布していただいておりまして。
いただきました苗をぶら下げながら植物園内を2時間弱見学。
薬用植物の知見を増しつつ楽しい時間を過ごせました。
(ホーリーバジル)
(水晶玉のようなかずら)
(甘草)
星薬科大学は、昨年創立100周年を迎えた区内にある伝統校で、
大正時代に建てられた本館大講堂はチェコ・キュビズムを取り入れたアントニン・レーモンドの名建築として知られております。
しながわ百景にも指定されています。
そうした趣ある校舎内の回廊に巨大な壁画がありました。、
以前より星薬科大に薬狩りの絵があると知っていたのですが、これほど巨大とは!!
(薬狩り)
(鹿茸狩り『鹿茸とは、鹿の角を切ると速攻でキノコ茸のような角が勢いよく再生され、その茸のような形状の鹿角をもちいて強い生命力を高める生薬とされる』)
また星薬科大学の星とは、
創設者、星一(ほしはじめ)という実業家の名を取った校名です。
【星 一は、日本の実業家、政治家。星製薬の創業者であり、星薬科大学の創立者。
長男はSF作家の星新一、次男は日揮常務の星協一。
それまでは輸入に頼っていた、外科手術に不可欠なモルヒネの国産化に成功する等、
「東洋の製薬王」と呼ばれた。星製薬はチェーンストアという販売方式を日本で初めて確立した。(Wikipediaより)】
大学構内に大学創建の星一氏の紹介に通じる歴史館がありました。
星一氏は、日頃より『親切第一』との標語を掲げていたそうです。
『親切第一』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自己に『しんせつ』なれ
何事にも『しんせつ』なれ
『しんせつ』こそ人間の第一義なり
第一義と儀するは努力なり
努力なく科学なき人生に栄光なし
世界に窓を開きて躍進せん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
他の額では、、、。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自己に親切なれ
何人にも親切なれ
職務に親切なれ
物品に親切なれ
時間に親切なれ
金銭に親切なれ
親切は平和なり 繁栄なり 向上なり
親切に敵なし
親切は世界を征服す
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まっさきに『自己に親切なれ』と語るのは、
座右の書として自助論を大切に読み行動を怠らなかった星一氏。
それは利己的とはかけ離れたまずは自助をなしてこそという強い信条のあらわれと、
感銘を受けました。
2023年06月10日
仙骨の上の仮骨といえるほどの骨に身間違わんコリをみつけられるようになったのは、そういえば。。。
一昨日前に、江ノ島の杉山和一検校のお墓(正確に言えば分骨されて埋葬されたわけではないため、高野山にあるお墓と同様な意味合いとなるものか?)に、お参りへ。
本所にある江島杉山神社という杉山和一検校が鍼や按摩の講習所をひらいた地に建てられた神社より、
私の部屋の施術をする場に杉山和一検校の坐像をお分けいただき、安置させていただきました。
そのところ、不思議なご神徳と感じられるほど
お客様の施術をするときに身体の隅々が見え感じられる感覚が増してきました。
そうした経緯もあり、それとたまに自然のなかに足を運びたいという衝動から、
江ノ島へ足を運ばせていただいております。
からだを観るという視点から、経絡の活用があります。
体内の皮膚表面から筋や臓器や骨などの深部まで、
幾筋もの経絡線が走行しております。
たとえば経絡は、人体の構造上の歪みがあれば経絡は引き伸ばされたり圧迫されたり拗られるなど、
理想的な位置あいからずれが生じて構造上のあやうい弱みを内部的に設けることになります。
からだは隅々が部分は部分として正常な構造であって調和が取れておれば、
体の全身が統合して調子がいい。
だが構造上の歪みなどの問題は、
機能の発揮に異常を生じさせる場合があります。
たとえは悪いですが、自動車が事故を起こしてエンジン近くを強打してフレームが変形したら、
その後エンジンに異常が生じることってあるわけで、それと同様なことが人体に起きています。
胃に関与する経絡に(胃経)がありますが、
そちらは胴体の前面を通り顔や喉や足の人さし指までつらなるレールのようなもの。
そのレールの上を列車が通るとします。
ちゃんと整備されたレールなら列車は運行可能で順調に走りますが、
途中のレールに不備がありましたらそこで列車は止められるわけです。
それと似たようなことが経絡上にも起きており、
ある人は胃経の喉元あたりに胃経レールの脱線箇所がみうけられて声が出づらくなるし、
ある人は胃経の足の左人差し指に胃経ルートの脱線箇所がみうけられ押圧で響きがあらわれます。
経絡は他にも、大腸経や肺経、心経や小腸経、心包経や三焦経、(胃経に)脾経、腎経に膀胱経、肝経に胆経、それに督脈や任脈など。
経絡は身体の奥を走行するところもあって、
身体の深部等の内部情報を与えてくれる便利で画期的なツールです。
そのことがわかる前は経絡や経穴の本を観ると、げんなりしていましたが、
そのことがわかってからは(おもしろい!!)と、魅力に取りつかれます。
そうした内部情報をあたえていただきながら、
身体の実際を観ていくとき。
以前には見えていなかったものが見えてくるという、
観る側の私の眼の視野の拡張がおきてくることがあります。
ひとつは、仙骨周囲にできた仮の骨といえるような硬度をもったもの。
一見すると仙骨がそこにあるよに見えるのだが、実際はそれは仙骨ではなく、
骨と見違えるような硬度をもった靭帯や筋肉が凝り化したものであった。
これが脊椎の歪みを根っこの部分で作り出し続ける原因になってしまう。
仙骨に関わる基底部が身体の構造を大きく正常から逸脱するほどとなり、
そうした状態を改善できないことには安定した状態にすることが困難な方がおられます。
ですが慢性化した不調を持つそういった方の仙骨を観ると、
仙骨の骨に似せたコリができていて正常な仙骨かまたは異常も少なく許容範囲内に見える。
だが実態は、
ごっそりと仙骨の上に骨以上の硬さで『私は骨ですよ〜』とでも言いたげなコリがあり、
それが見立ての邪魔をしています。
そこでごまかされると脊椎の歪みの根本が改善する機会を奪われてしまう。。。
ここのからくりにフォーカスできたのも、
まさに杉山和一検校坐像を施術部屋に安置させていただいてからでした。
仙骨上に骨以上の硬さがあるとわかった。
だが仙骨ほどリリースに難易度が高いものもなく、
思慮深さも必須です。
そうしたときに身体の仙骨のある背部の膀胱経や督脈を観て、
骨盤の前側の腎経、胃経、脾経、肝経そして任脈を観ていき、
骨盤部の左右や上下やねじれなどの立体像をつくるデータを集めるようにします。
そうすることで『この仙骨の上にある骨っぽいものは、骨じゃないな』とわかる。
仙骨の上を解く前に外旋六筋を解くのですが、そうした梨状筋や中殿筋が解けた時点で、
仙骨上の硬化したコリが緩みだしてきております。
そうすると仙骨上部がどれほどの深さで奥に潜る変位ができているのかが見えだします。
そういったことが刷子が付くようになったのも、杉山和一検校坐像を安置してから。。。
江ノ島の杉山和一検校の由来、福石の前で、そのようなことを思いつつ、
感謝から手を合わせてきました。
余談ですが。
江ノ島で威風を放つ洋風パルテノン宮殿建物の風江の島大師(http://www.cityfujisawa.ne.jp/~daishi/)へ。
中国刺繍仏画展、見学自由とありなかにお堂の奥へ入らせていただきました。
すると階段にA4ほどの光沢ある糸で緻密に仏画が表現された絵が10数点展示された空間がありました。
それは1枚、10代女性が1時間作業して2時間休み1年をかけて作られた作品だとか。。。
これほどの根気のいる作業は10代女性じゃないと務まらないということでした。
近距離でみるよりも、ちょっと離れたところから観てほしい。
すると奥行き感とハイライトにより立体写真家と目を疑います。
刺繍の中には様々な視覚的な魅力を引き出す技法が巧みにもちいられ、
仏画として仏の威光を余すところなく表現なさっておられました。
一枚の刺繍に心血を注ぐ女性の熱が、
その仏画刺繍に込められているのが伝わる出来栄えです。
江の島大師に参拝なさられ仏画に関心ある方ならば、
ぜひ拝観させていただきましょう。
本所にある江島杉山神社という杉山和一検校が鍼や按摩の講習所をひらいた地に建てられた神社より、
私の部屋の施術をする場に杉山和一検校の坐像をお分けいただき、安置させていただきました。
そのところ、不思議なご神徳と感じられるほど
お客様の施術をするときに身体の隅々が見え感じられる感覚が増してきました。
そうした経緯もあり、それとたまに自然のなかに足を運びたいという衝動から、
江ノ島へ足を運ばせていただいております。
からだを観るという視点から、経絡の活用があります。
体内の皮膚表面から筋や臓器や骨などの深部まで、
幾筋もの経絡線が走行しております。
たとえば経絡は、人体の構造上の歪みがあれば経絡は引き伸ばされたり圧迫されたり拗られるなど、
理想的な位置あいからずれが生じて構造上のあやうい弱みを内部的に設けることになります。
からだは隅々が部分は部分として正常な構造であって調和が取れておれば、
体の全身が統合して調子がいい。
だが構造上の歪みなどの問題は、
機能の発揮に異常を生じさせる場合があります。
たとえは悪いですが、自動車が事故を起こしてエンジン近くを強打してフレームが変形したら、
その後エンジンに異常が生じることってあるわけで、それと同様なことが人体に起きています。
胃に関与する経絡に(胃経)がありますが、
そちらは胴体の前面を通り顔や喉や足の人さし指までつらなるレールのようなもの。
そのレールの上を列車が通るとします。
ちゃんと整備されたレールなら列車は運行可能で順調に走りますが、
途中のレールに不備がありましたらそこで列車は止められるわけです。
それと似たようなことが経絡上にも起きており、
ある人は胃経の喉元あたりに胃経レールの脱線箇所がみうけられて声が出づらくなるし、
ある人は胃経の足の左人差し指に胃経ルートの脱線箇所がみうけられ押圧で響きがあらわれます。
経絡は他にも、大腸経や肺経、心経や小腸経、心包経や三焦経、(胃経に)脾経、腎経に膀胱経、肝経に胆経、それに督脈や任脈など。
経絡は身体の奥を走行するところもあって、
身体の深部等の内部情報を与えてくれる便利で画期的なツールです。
そのことがわかる前は経絡や経穴の本を観ると、げんなりしていましたが、
そのことがわかってからは(おもしろい!!)と、魅力に取りつかれます。
そうした内部情報をあたえていただきながら、
身体の実際を観ていくとき。
以前には見えていなかったものが見えてくるという、
観る側の私の眼の視野の拡張がおきてくることがあります。
ひとつは、仙骨周囲にできた仮の骨といえるような硬度をもったもの。
一見すると仙骨がそこにあるよに見えるのだが、実際はそれは仙骨ではなく、
骨と見違えるような硬度をもった靭帯や筋肉が凝り化したものであった。
これが脊椎の歪みを根っこの部分で作り出し続ける原因になってしまう。
仙骨に関わる基底部が身体の構造を大きく正常から逸脱するほどとなり、
そうした状態を改善できないことには安定した状態にすることが困難な方がおられます。
ですが慢性化した不調を持つそういった方の仙骨を観ると、
仙骨の骨に似せたコリができていて正常な仙骨かまたは異常も少なく許容範囲内に見える。
だが実態は、
ごっそりと仙骨の上に骨以上の硬さで『私は骨ですよ〜』とでも言いたげなコリがあり、
それが見立ての邪魔をしています。
そこでごまかされると脊椎の歪みの根本が改善する機会を奪われてしまう。。。
ここのからくりにフォーカスできたのも、
まさに杉山和一検校坐像を施術部屋に安置させていただいてからでした。
仙骨上に骨以上の硬さがあるとわかった。
だが仙骨ほどリリースに難易度が高いものもなく、
思慮深さも必須です。
そうしたときに身体の仙骨のある背部の膀胱経や督脈を観て、
骨盤の前側の腎経、胃経、脾経、肝経そして任脈を観ていき、
骨盤部の左右や上下やねじれなどの立体像をつくるデータを集めるようにします。
そうすることで『この仙骨の上にある骨っぽいものは、骨じゃないな』とわかる。
仙骨の上を解く前に外旋六筋を解くのですが、そうした梨状筋や中殿筋が解けた時点で、
仙骨上の硬化したコリが緩みだしてきております。
そうすると仙骨上部がどれほどの深さで奥に潜る変位ができているのかが見えだします。
そういったことが刷子が付くようになったのも、杉山和一検校坐像を安置してから。。。
江ノ島の杉山和一検校の由来、福石の前で、そのようなことを思いつつ、
感謝から手を合わせてきました。
余談ですが。
江ノ島で威風を放つ洋風パルテノン宮殿建物の風江の島大師(http://www.cityfujisawa.ne.jp/~daishi/)へ。
中国刺繍仏画展、見学自由とありなかにお堂の奥へ入らせていただきました。
すると階段にA4ほどの光沢ある糸で緻密に仏画が表現された絵が10数点展示された空間がありました。
それは1枚、10代女性が1時間作業して2時間休み1年をかけて作られた作品だとか。。。
これほどの根気のいる作業は10代女性じゃないと務まらないということでした。
近距離でみるよりも、ちょっと離れたところから観てほしい。
すると奥行き感とハイライトにより立体写真家と目を疑います。
刺繍の中には様々な視覚的な魅力を引き出す技法が巧みにもちいられ、
仏画として仏の威光を余すところなく表現なさっておられました。
一枚の刺繍に心血を注ぐ女性の熱が、
その仏画刺繍に込められているのが伝わる出来栄えです。
江の島大師に参拝なさられ仏画に関心ある方ならば、
ぜひ拝観させていただきましょう。
2023年06月04日
『ずり圧とムーブ』ずり圧をまだつかう手動操作の対応もしてますが、ムーブというお客様自身の潜在した自己調整力を発揮させる圧を多めに対応してます!
以前は筋膜の癒着をリリースするときに、
ずり圧をもちいていました。
筋肉の現状コンディションが乱れる様子として、
1・一本の筋肉の腹の部分や腱が、隣り合う筋肉や靭帯や腱または骨(骨膜)に組織が癒着
2・筋繊維・筋繊維のひとまとまりの筋束・筋束が束ねられた筋肉全体などが、一本の筋組織内部で癒着が進む
などの場合があります。
すると重力的に釣り合いの取れた骨格構造が理想な形状を保てなくなる。
こうした筋組織等の関節をまたいだ軟部組織が骨を動かすのですが、
そこに支障がでてくることもあるでしょう。
そして構造の乱れは、その内部ではたらく臓器等の機能が正常に発揮することを妨げることもでてきます。
それゆえに、骨格筋の状態がつくる構造と人体の発揮する組織機能は関連付けられ、
ときには人体の構造を正すことにより組織の機能が正されるよう変化をおこします。
骨格筋の癒着をリセットするときに、
筋組織に刺激をくわえることで癒着部を正常な状態へと分離させていきます。
物理的に筋組織等の癒着は、弱くは固まって乾燥したお餅ほどの硬さと柔軟性のなさ、
そして強くはアロンアルファでほどの冷たく強固化したものとなり状態のもろさがある。
筋組織にしっかり代謝があるような一時的な筋肉の硬化した状態なら、
一般的な休まる程度のハンドマッサージでケアできますし、
他に入浴やエクササイズ等のセルフケアでリセットが効くでしょう。
ただ筋組織が硬化が著しい状態で骨格構造が3ヶ月以上も慢性的に歪んだ場合、
上述したような筋肉のコンディションの乱れが内部の奥まで入り込むときがあります。
あまり詳しくお伝えすることは話が複雑になるため控えますが、
そのときに『ずり圧』と私どもが呼んでいる(物理的に癒着した筋肉同士のわずかな間を作り出し、そこを一定圧を保持した等速運動)で、筋肉組織を正常な状態に分離できるようにわけていきます。
これもすべての筋肉の起点と終点や癒着が好発する場の知識、そしてそれらを触診で見立てられる力が必要となります。
いっぽんいっぽん、筋肉ごとに癒着しやすいパターンを奥まで理解しており、
数十層にも及ぶミルフィーユ状となっている癒着をはがします。
そういったミルフィーユ状の癒着は浅層と中間層と深層と状態が別物ですから、
ずり圧のかけ方も層の深さにより目的の癒着したところの圧法は別物となります。
たとえはおかしいかもしれませんが、
パンクした自転車を治すときに、
釘を踏んだタイヤをテーピングで補修でいけるか、
多年にわたり乗られたタイヤで経年劣化したものならタイヤの全取っ替えでいくか。
いい腕をした自転車屋さんなら、適切に判断できるでしょう。
筋膜リリースをする施術者は、浅層筋の癒着であれば一定のエクササイズ等を教えアドバイスをし、
こちらにお越しいただかなくても現状問題ないとお伝えすることがあります。
深層筋の癒着が進んでいれば、施術者の仲間がわざわざボディワイズの施術を受けに来てくださるのは、
すでに自分の手で思うように筋膜の癒着部をリセットしがたかったり、
そうするにも膨大な時間や労や別の費用発生があるのでそれをショートカットする目的で来てくださります。
一般的に深層筋が癒着した状態を改善させる場合、さまざまなトラブルが現れますから、
そうしたときに客観的な施術者の眼でみてどうみえるかを参考にしたいという思いもあるのです。
つまり浅層の筋膜癒着部の対処と深層とは扱いが性質上変わってくるのです。
そのような筋肉特性を理解して最適化したアプローチをほどこすことが、
安定した安全性と効率、そして効果性をひきだすことになります。
ずり圧により筋ダメージ状態を書き換える場合、
自動車で言えばクラッチの変更でマニュアル車を運転するようなもので、
最大限、場合ごとに即し沿ったリリースができます。
ですが物理圧での筋膜がべっとり張り付いて炎症を持った部分を剥がすわけですから、
痛みもでてくるわけです。
筋肉の張りや緊張部は、痛覚神経が麻痺していなければ炎症をかならずもっており、
特に浅層筋には外圧から身を守る設計により痛覚神経が深層筋に比べて多く含まれています。
それによりずり圧を使い表層筋の癒着を解こうとすると痛みがきつくでてしまうわけです。
なおかつ。
この圧の使い手になるには、多年に渡る修行と研究が必須だといえるでしょう。
対して、ボウエンテクニックで教わった(ムーブ)と呼ばれる筋膜癒着部をリリースする方法があります。
日本でこちらをおそわるチャンスは少なく、私自身、習った当初は意味が半分以上もわかりませんでした。
でも、あとあと研究を重ね理解を深めていくことで、
その画期的な筋膜組織の癒着を剥がして正常化を図るアイデアがずり圧とは別物だということがわかりました。
こちらムーブとは、物理圧ばかりで筋膜組織の癒着を引きはがすものではありません。
お客様の神経にムーブをかけられた筋肉の状態情報を得られるような特殊な圧法として工夫されています。
ムーブを積極的に行う場所には、経絡上の経穴部を選ぶときが多く、
それゆえ経絡中を流れる気が滞る点を修正するように用います。
この点が実は痛みが軽減したかほぼ痛みがない圧なのに、
体内で筋膜組織の癒着をはがしだす秘密になっているのです。
なので鍼灸師さんが、ムーブの技術を数ヶ月ほど学ぶと、
おもしろい活用をなさっていただけてますね。
最近、圧刺激法をムーブにしてから、
お客様から『最近、圧をかけられても痛みがないか、ほんと少なくなった』といわれることも。
そんなとき、手抜きで『よかったですね〜、痛いのはいやですからね〜』と言葉を返しています。
実はムーブを使う場合、
表層筋も中層筋も深層筋も、
それぞれ相等しい手法での一定のやり方のムーブでいい。
つまりずり圧をかけていくときは、表層〜深層、それに筋ごとにまったく別のずり圧のかけ方だったが、
ムーブではそこの難解さはだいぶん差っ引いても効果が引き出せちゃうんです。
同時に圧の制御を硬化度と対抗するずり圧とは違い、
硬化に対抗しない刺激でもムーブはリリースがおきます。
ずり圧をかけるときのお客様自身のリバランスがどうなじまれるかという難しさがあるものの、
ムーブでは比較的お客様の施術後の状態の変化を受け入れやすくなっていますね。
そしてたとえば頭板状筋のようなずり圧はご法度な場所もムーブなら余裕で対応できる手広さがある。
そしてベン石温熱器のような患部を注熱してからムーブをかけると、ずり圧以上の変化が期待できる。
それらのずり圧とはことなったユーティリティさを感じ、狐につままれたようでした。
いままでずり圧を必死こいて研究して修練したんだけど、なんでやねん!?的な驚きです。
その事実を知ったとき、
もっと自分なりのムーブの方法を模索しようと考えました。
同じくムーブといってみても、
なにげなくムーブをしているか、
その裏側にノウハウをいくつも詰め込んで効果を飛躍させるムーブをするか。
それにより天地ほど効果の開きを実感できるようになります。
ずり圧をもちいていました。
筋肉の現状コンディションが乱れる様子として、
1・一本の筋肉の腹の部分や腱が、隣り合う筋肉や靭帯や腱または骨(骨膜)に組織が癒着
2・筋繊維・筋繊維のひとまとまりの筋束・筋束が束ねられた筋肉全体などが、一本の筋組織内部で癒着が進む
などの場合があります。
すると重力的に釣り合いの取れた骨格構造が理想な形状を保てなくなる。
こうした筋組織等の関節をまたいだ軟部組織が骨を動かすのですが、
そこに支障がでてくることもあるでしょう。
そして構造の乱れは、その内部ではたらく臓器等の機能が正常に発揮することを妨げることもでてきます。
それゆえに、骨格筋の状態がつくる構造と人体の発揮する組織機能は関連付けられ、
ときには人体の構造を正すことにより組織の機能が正されるよう変化をおこします。
骨格筋の癒着をリセットするときに、
筋組織に刺激をくわえることで癒着部を正常な状態へと分離させていきます。
物理的に筋組織等の癒着は、弱くは固まって乾燥したお餅ほどの硬さと柔軟性のなさ、
そして強くはアロンアルファでほどの冷たく強固化したものとなり状態のもろさがある。
筋組織にしっかり代謝があるような一時的な筋肉の硬化した状態なら、
一般的な休まる程度のハンドマッサージでケアできますし、
他に入浴やエクササイズ等のセルフケアでリセットが効くでしょう。
ただ筋組織が硬化が著しい状態で骨格構造が3ヶ月以上も慢性的に歪んだ場合、
上述したような筋肉のコンディションの乱れが内部の奥まで入り込むときがあります。
あまり詳しくお伝えすることは話が複雑になるため控えますが、
そのときに『ずり圧』と私どもが呼んでいる(物理的に癒着した筋肉同士のわずかな間を作り出し、そこを一定圧を保持した等速運動)で、筋肉組織を正常な状態に分離できるようにわけていきます。
これもすべての筋肉の起点と終点や癒着が好発する場の知識、そしてそれらを触診で見立てられる力が必要となります。
いっぽんいっぽん、筋肉ごとに癒着しやすいパターンを奥まで理解しており、
数十層にも及ぶミルフィーユ状となっている癒着をはがします。
そういったミルフィーユ状の癒着は浅層と中間層と深層と状態が別物ですから、
ずり圧のかけ方も層の深さにより目的の癒着したところの圧法は別物となります。
たとえはおかしいかもしれませんが、
パンクした自転車を治すときに、
釘を踏んだタイヤをテーピングで補修でいけるか、
多年にわたり乗られたタイヤで経年劣化したものならタイヤの全取っ替えでいくか。
いい腕をした自転車屋さんなら、適切に判断できるでしょう。
筋膜リリースをする施術者は、浅層筋の癒着であれば一定のエクササイズ等を教えアドバイスをし、
こちらにお越しいただかなくても現状問題ないとお伝えすることがあります。
深層筋の癒着が進んでいれば、施術者の仲間がわざわざボディワイズの施術を受けに来てくださるのは、
すでに自分の手で思うように筋膜の癒着部をリセットしがたかったり、
そうするにも膨大な時間や労や別の費用発生があるのでそれをショートカットする目的で来てくださります。
一般的に深層筋が癒着した状態を改善させる場合、さまざまなトラブルが現れますから、
そうしたときに客観的な施術者の眼でみてどうみえるかを参考にしたいという思いもあるのです。
つまり浅層の筋膜癒着部の対処と深層とは扱いが性質上変わってくるのです。
そのような筋肉特性を理解して最適化したアプローチをほどこすことが、
安定した安全性と効率、そして効果性をひきだすことになります。
ずり圧により筋ダメージ状態を書き換える場合、
自動車で言えばクラッチの変更でマニュアル車を運転するようなもので、
最大限、場合ごとに即し沿ったリリースができます。
ですが物理圧での筋膜がべっとり張り付いて炎症を持った部分を剥がすわけですから、
痛みもでてくるわけです。
筋肉の張りや緊張部は、痛覚神経が麻痺していなければ炎症をかならずもっており、
特に浅層筋には外圧から身を守る設計により痛覚神経が深層筋に比べて多く含まれています。
それによりずり圧を使い表層筋の癒着を解こうとすると痛みがきつくでてしまうわけです。
なおかつ。
この圧の使い手になるには、多年に渡る修行と研究が必須だといえるでしょう。
対して、ボウエンテクニックで教わった(ムーブ)と呼ばれる筋膜癒着部をリリースする方法があります。
日本でこちらをおそわるチャンスは少なく、私自身、習った当初は意味が半分以上もわかりませんでした。
でも、あとあと研究を重ね理解を深めていくことで、
その画期的な筋膜組織の癒着を剥がして正常化を図るアイデアがずり圧とは別物だということがわかりました。
こちらムーブとは、物理圧ばかりで筋膜組織の癒着を引きはがすものではありません。
お客様の神経にムーブをかけられた筋肉の状態情報を得られるような特殊な圧法として工夫されています。
ムーブを積極的に行う場所には、経絡上の経穴部を選ぶときが多く、
それゆえ経絡中を流れる気が滞る点を修正するように用います。
この点が実は痛みが軽減したかほぼ痛みがない圧なのに、
体内で筋膜組織の癒着をはがしだす秘密になっているのです。
なので鍼灸師さんが、ムーブの技術を数ヶ月ほど学ぶと、
おもしろい活用をなさっていただけてますね。
最近、圧刺激法をムーブにしてから、
お客様から『最近、圧をかけられても痛みがないか、ほんと少なくなった』といわれることも。
そんなとき、手抜きで『よかったですね〜、痛いのはいやですからね〜』と言葉を返しています。
実はムーブを使う場合、
表層筋も中層筋も深層筋も、
それぞれ相等しい手法での一定のやり方のムーブでいい。
つまりずり圧をかけていくときは、表層〜深層、それに筋ごとにまったく別のずり圧のかけ方だったが、
ムーブではそこの難解さはだいぶん差っ引いても効果が引き出せちゃうんです。
同時に圧の制御を硬化度と対抗するずり圧とは違い、
硬化に対抗しない刺激でもムーブはリリースがおきます。
ずり圧をかけるときのお客様自身のリバランスがどうなじまれるかという難しさがあるものの、
ムーブでは比較的お客様の施術後の状態の変化を受け入れやすくなっていますね。
そしてたとえば頭板状筋のようなずり圧はご法度な場所もムーブなら余裕で対応できる手広さがある。
そしてベン石温熱器のような患部を注熱してからムーブをかけると、ずり圧以上の変化が期待できる。
それらのずり圧とはことなったユーティリティさを感じ、狐につままれたようでした。
いままでずり圧を必死こいて研究して修練したんだけど、なんでやねん!?的な驚きです。
その事実を知ったとき、
もっと自分なりのムーブの方法を模索しようと考えました。
同じくムーブといってみても、
なにげなくムーブをしているか、
その裏側にノウハウをいくつも詰め込んで効果を飛躍させるムーブをするか。
それにより天地ほど効果の開きを実感できるようになります。
2023年06月01日
一日の施術後に身を清めに通い続けた近所の神社にマンションが・・・
今回のブログ。
まったくの個人的なことで恐縮です。
一日続いた施術の仕事終わりに、
ほっと息をつく訪れる場所は小山八幡神社という品川区百景とされ眺望のいい神社。
50年来、ほぼほぼ毎日、こちらへの神社参りをさせていただいております。
テニスコート12面ほどの広さがある境内は保存樹が多い鎮守の森。
祭り、近所の保育園の遊技に、日々の参拝に人が訪れます。
それが境内の出入り口に参拝者の安全を図るために
1年間かけて改装を行うという看板が立ちました。
本殿を大改装するんだろうか?
大改装の寄付を集う張り紙もなく、
不思議に感じていましたら。。。
東急不動産と組んで鎮守の森の保存樹もほとんど切り倒し、
マンションが建つことがわかりました。
神社の境内にマンション計画?
住民「寝耳に水」と見直し求め署名活動 「しながわ百景」の小山八幡神社
2023年5月31日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/253422
https://youtu.be/eZKJppp80_E
個人的にショックが大きすぎて現実味を感じられないほどのこと。
1000年守られた古墳の上に鎮座する社殿が消えるのだろうか。
神社境内に建つマンションも人の住む家で大事なこともわかるし、
老朽化した社務所や神社などの改装費を得たかったこともわかる。
私の願いとしては、
いまからでも社務所改装等の寄付を募り、
マンション建築を思いとどまってほしい。
本殿や七福神大黒さまのお堂は再建等継続するが、
もっともこの地に古く鎮座した稲荷社が消えます。
くわしい霊視まではできておりませんが、
精神的にも経済的にもお守りいただいてきました。
人のなす空しい取り返しがつかない行為を感じてます。
鎮守の森を守ろうとする署名活動の署名はしましたが、
デベロッパー(東急不動産)との契約後で設計仕様の一部変更が期待できる程度だろう。
まったくの個人的なことで恐縮です。
一日続いた施術の仕事終わりに、
ほっと息をつく訪れる場所は小山八幡神社という品川区百景とされ眺望のいい神社。
50年来、ほぼほぼ毎日、こちらへの神社参りをさせていただいております。
テニスコート12面ほどの広さがある境内は保存樹が多い鎮守の森。
祭り、近所の保育園の遊技に、日々の参拝に人が訪れます。
それが境内の出入り口に参拝者の安全を図るために
1年間かけて改装を行うという看板が立ちました。
本殿を大改装するんだろうか?
大改装の寄付を集う張り紙もなく、
不思議に感じていましたら。。。
東急不動産と組んで鎮守の森の保存樹もほとんど切り倒し、
マンションが建つことがわかりました。
神社の境内にマンション計画?
住民「寝耳に水」と見直し求め署名活動 「しながわ百景」の小山八幡神社
2023年5月31日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/253422
https://youtu.be/eZKJppp80_E
個人的にショックが大きすぎて現実味を感じられないほどのこと。
1000年守られた古墳の上に鎮座する社殿が消えるのだろうか。
神社境内に建つマンションも人の住む家で大事なこともわかるし、
老朽化した社務所や神社などの改装費を得たかったこともわかる。
私の願いとしては、
いまからでも社務所改装等の寄付を募り、
マンション建築を思いとどまってほしい。
本殿や七福神大黒さまのお堂は再建等継続するが、
もっともこの地に古く鎮座した稲荷社が消えます。
くわしい霊視まではできておりませんが、
精神的にも経済的にもお守りいただいてきました。
人のなす空しい取り返しがつかない行為を感じてます。
鎮守の森を守ろうとする署名活動の署名はしましたが、
デベロッパー(東急不動産)との契約後で設計仕様の一部変更が期待できる程度だろう。