ベン石温熱器(ー砭石温熱器:べんせきおんねつき)。
こちらをもちいた特徴的な研究。
ベン石温熱器は中国のみで採掘される「砭石」という石を
電熱器で温めホットストーンとして利用するマッサージ用の器具です。
ベン石は、隕石由来の石として知られています。
6500万年前のこと。
隕石が中国山東省の南西部に飛来し地面に落下。
高圧高温の隕石は地表の鉱石等を溶かし混じり合い、できあがったのがベン石です。
ロシアにはシュンガイトという同様に隕石が落下したことで地表の堆積物と混じり合った石があります。
シュンガイト内の炭素の原子配列にフラーレン構造を持つことが知られ、
科学的実証可能な形で電磁波等の磁力線を吸い込む力に長けており、
邪気と化したエネルギーを吸い取り生気に変える強力なバキューム作用があります。
そのため電磁波対策グッズに用いられています。
一部、スピリチュアルな方々の間では、
いまも隕石落下したときのエネルギーがシュンガイト内部に存在し続けたことによる作用という方も。
シュンガイトは木々の沈殿した湖水へと落ちたようで、
混じり合った構成要素として炭素が多くを占めます。
そしてベン石。
ベン石は、隕石が落下した場所が岩石質が多く、
それと結びついたためシュンガイトのような炭素のフラーレン構造をもつことはなく、
電磁波吸着能力はないようです。
ですがベン石には、別の不思議さがあります。
ベン石は人体がもつ微量元素の割合にマッチした比率でそれを持っており、
古来中医学では邪気を吸い取る作用のある石としてもちいられてきました。
ベン石温熱器は、中国のほうでは「砭灸」と総称されており、
まさにベン石を電気で温めてお灸を使うイメージのグッズ。
私はいままではベン石温熱器の利用を、
いくつかの用い方をしてまいりました。
筋膜の癒着部位を温めてやわらかい組織に変えて効率的なリリースをするため、
ベン石温熱器でボウエンテクニックのムーブをすると効果が抜群だから、
などでした。
それを最近、ニューロマスキュラーセラピーの筋の硬化部位を効率的に緩めるための用具として用い始めたのです。
幾本もの筋肉が一点で癒着してにっちもさっちも動けなくなり周囲の骨や筋などに異常さを生み出すトリガーポイントにベン石温熱器を多少高めの熱すぎない程度の温度設定で3〜5分当て続けます。
ポイントは、最低でも90秒以上、患部に熱を与え続けることです。
患部の硬度や深度により時間や熱を増減させること。
時間があれば一箇所に付き5分間ほどで、こりが強くて深い場所にあれば時間を更に延長します。
また熱が体内に侵入しやすい部位というものがあるのでそちらを狙うことも重要ですね。
すると適切なトリガーポイントを狙って熱を通せば、擦ったりしないでも「ゆるっ」という感じに筋肉のコリが変わるんです。
実際、はじめてこのベン石温熱器を使って5分間患部に熱を注いだあとの自分の首根っこの柔らかさを触ったとき。
「げっ!?まじですか・・・。さっきあった鋼の腱が消えとるじゃないですか〜」と喜び驚くことになりました。
数本のベン石温熱器で患部を挟んで熱を集中させるような意識で施術したら、
それを受けていただく人も痛みもなくとてもよく患部の代謝が取り戻せます。
そしてちょっとずつベン石温熱器が当たる箇所を患部を溶けやすくするよう、
熱の浸透放射される方向を変えて内部をきれいに解いていく操作をしていく。
そうすると、さらに調子が良い感じでリリースしてくれるんです。
近所の同業者が過労で苦しんでいたので、
中型のUSB給電式ベン石温熱器を2機もっていき試用させてもらうも、
実に調子がいい感じ。
こちらの同業者さんは、すでに深層筋のリリースがなされたことがある方で、
ベン石温熱器で表層筋と中層筋が解ければ深層筋の代謝はあるというもので。
こうなるとベン石温熱器の熱を一定時間注ぎ込んでいる操作で、
同時にそこにある邪気を拭い去ることもでき、
仕上がりが大変に良好です!!
表層筋と中層筋ならベン石温熱器の熱で筋を緩める作用が効き、
それをベン石温熱器を2個かそれ以上を使い首などの5〜8センチほどの幅のある筋の太さある部分を挟み熱を注げば、
深層筋にも一部リリースの兆しが見えました。
摩擦をする擦法をメインでベン石温熱器をつかってきたため、
自分で首の筋肉を緩めるときにはやりづらかったし、
それに力を入れてばかりで疲れちゃったし、
深部まで解こうと頑張れば痛かったんです。
摩擦という外圧が皮膚抵抗のバリアをこさえて柔軟化の持ちが悪かったのです。
自分で自分を解くセルフワークとしてベン石温熱器の持続注熱法は快適かつ効果絶大。
この手技後の人体に及ぶ状態変化を観察し、
どのような注意点があるか、
または積極的に危険性がないかとチェックアップの段階もすみ、
安全性がいままでの摩擦法よりも高まる点もわかってきました。
そこ、かなり気に入りました。
そのおかげでここ数日の話ですが、
お客様の施術中にもこのやり方で、
部分的にリリースを試みさせていただいております。
骨がずれると、骨が守っている神経、血管、臓器などに不調があらわれるんです
先日、知り合いの鍼灸師さんを施術のデモ中に質問をされました。
『骨がずれるって、どういったデメリットがあるの?
また、筋肉と骨の関係ってざっくりいうと?』とのこと。
これは整骨療法の基本の考えですが、
かんたんなところを解説させていただきました。
骨は、血管を守り、神経を守り、臓器を守る機能を持っております。
骨の位置が著しくかまたは問題が起きるようなねじれ等が生じた状態で変位した場合、
血管や神経等を守るはずの組織を守ることができない。
それに関節のずれが大きくなりその状態が固められれば、
骨自体が欠陥や神経や臓器に対して圧迫を強いて機能異常を来たす結果を生み出すのです。
たとえば骨がズレたことで『神経が障害』すれば、、、。
神経が過剰に引っ張られ続けて内部電位が落ちて神経を通る情報が減じられることもありますし、
太い神経を骨が強力な圧で圧迫し続けることで整った神経に比べて情報が欠損する場合もあります。
その神経が自律神経なら関連する内臓機能に問題がでます。
運動神経なら骨格筋の弛緩収縮に問題がでて緊張しっぱなしになったりまたは力が入りづらくなります。
感覚神経なら様々な痛みや張りなどの不快感を伴う感受性異常が現れるのです。
神経を障害したという場合、自律神経・運動神経・感覚神経のどちらに影響が出ているのか?
または運動神経と感覚神経が同時に障害して不調を表しているような、
3つの神経がそれぞれ複合し状態が現れることが少なくありません。
たとえば骨がズレたことで『血管に障害』すれば、、、。
血管を守るはずの骨が血管を恒常的な圧迫をすることで血流が阻害が起きます。
実際は骨が血管を圧迫するというより緊張して硬化した状態の筋肉間に挟まれた血管の血流が滞るイメージが強いのですが、
これにより各組織に届けるべき栄養が欠乏し、排泄すべき老廃物がその場に蓄積されることになります。
このような虚血の状態下が長期にわたれば、見た目以上に内部環境に障害となるものが溜まっているときがあります。
同時に神経組織は正常に機能するためには多量に血液を消費することが知られ、
血流が正常量届かなくなれば、
最初は知覚神経の機能が低下し、次に運動神経機能が低下し、最後に自律神経の低下へ。
つまり血管の障害が神経機能の低下へと密接な関係を持つものです。
人体の骨と骨を結ぶ関節の数は、1000以上あるといわれます。
それぞれの関節ごとにずれ方は特徴がありますから、
実質、自律神経・運動神経・知覚神経のような神経の3パターンの障害に血管障害が絡めば、
それだけでも症状の出方は天文学的な複雑な様子になって表出してくるわけです。
ゆえに臨床では100人いれば同じ傾向を持つものはいても、
実際はそれぞれがまったく独自の100パターンとなります。
骨のずれを起こす要因には、骨をあるべき位置に設置する機能を持つのが骨格筋。
特に骨格筋も、皮膚に近い表層筋、中層筋、骨に近い深層筋という3層にわけたとき、
骨の近くにある深層筋が骨の並びを正す強力な作用を受け持つ筋肉だといえるわけです。
ちなみに『表層筋』は皮膚の外からくる衝撃から身を守ったり、
身体を操作するときの方向性などの動きのコントロールに関わる(ハンドルの役割)を持ちます。
『深層筋』は骨との親和性が高くてこを利かすようなパワフルさで動きを支える(エンジンの役割)を持ちます。
そのような理由で、
深層筋に異常があらわれたときには、骨格の並びにそれが表現されます。
ですから深層筋部分に恒常的な柔軟性が得られるよう改善をなす必要が出てくるのです。
だから表層筋とか中層筋などが硬ければそれを解く必要もあるわけですが、
深層筋の癒着や継続的な過緊張や虚脱弛緩が改善できないならば、
骨格上の歪みが整えられた状態に移行することは期待できません。
つまり私たちが表層筋のみを解くような施術をしているのに、
骨格を調整していますといった説明をしている言葉を聞くと、
言葉に出すことはないが
「おぃおぃ、、、それ、すぐずれるし、
表層筋だけをいじるとアライメントが余計狂うから、
なにをすべきかすべきではないかの注意説明をなさったほうがいいのでは?」
といったことを感じることがあります。。。
深層筋を調整する場合、関節を正しい位置にはめられるよう骨の位置を変えられます。
それは重力との関係性アライメントを正す作業をすることができるため、
だから状態の維持が長期に渡らせることができて身体をその骨の位置になじませることができます。
『骨がずれるって、どういったデメリットがあるの?
また、筋肉と骨の関係ってざっくりいうと?』とのこと。
これは整骨療法の基本の考えですが、
かんたんなところを解説させていただきました。
骨は、血管を守り、神経を守り、臓器を守る機能を持っております。
骨の位置が著しくかまたは問題が起きるようなねじれ等が生じた状態で変位した場合、
血管や神経等を守るはずの組織を守ることができない。
それに関節のずれが大きくなりその状態が固められれば、
骨自体が欠陥や神経や臓器に対して圧迫を強いて機能異常を来たす結果を生み出すのです。
たとえば骨がズレたことで『神経が障害』すれば、、、。
神経が過剰に引っ張られ続けて内部電位が落ちて神経を通る情報が減じられることもありますし、
太い神経を骨が強力な圧で圧迫し続けることで整った神経に比べて情報が欠損する場合もあります。
その神経が自律神経なら関連する内臓機能に問題がでます。
運動神経なら骨格筋の弛緩収縮に問題がでて緊張しっぱなしになったりまたは力が入りづらくなります。
感覚神経なら様々な痛みや張りなどの不快感を伴う感受性異常が現れるのです。
神経を障害したという場合、自律神経・運動神経・感覚神経のどちらに影響が出ているのか?
または運動神経と感覚神経が同時に障害して不調を表しているような、
3つの神経がそれぞれ複合し状態が現れることが少なくありません。
たとえば骨がズレたことで『血管に障害』すれば、、、。
血管を守るはずの骨が血管を恒常的な圧迫をすることで血流が阻害が起きます。
実際は骨が血管を圧迫するというより緊張して硬化した状態の筋肉間に挟まれた血管の血流が滞るイメージが強いのですが、
これにより各組織に届けるべき栄養が欠乏し、排泄すべき老廃物がその場に蓄積されることになります。
このような虚血の状態下が長期にわたれば、見た目以上に内部環境に障害となるものが溜まっているときがあります。
同時に神経組織は正常に機能するためには多量に血液を消費することが知られ、
血流が正常量届かなくなれば、
最初は知覚神経の機能が低下し、次に運動神経機能が低下し、最後に自律神経の低下へ。
つまり血管の障害が神経機能の低下へと密接な関係を持つものです。
人体の骨と骨を結ぶ関節の数は、1000以上あるといわれます。
それぞれの関節ごとにずれ方は特徴がありますから、
実質、自律神経・運動神経・知覚神経のような神経の3パターンの障害に血管障害が絡めば、
それだけでも症状の出方は天文学的な複雑な様子になって表出してくるわけです。
ゆえに臨床では100人いれば同じ傾向を持つものはいても、
実際はそれぞれがまったく独自の100パターンとなります。
骨のずれを起こす要因には、骨をあるべき位置に設置する機能を持つのが骨格筋。
特に骨格筋も、皮膚に近い表層筋、中層筋、骨に近い深層筋という3層にわけたとき、
骨の近くにある深層筋が骨の並びを正す強力な作用を受け持つ筋肉だといえるわけです。
ちなみに『表層筋』は皮膚の外からくる衝撃から身を守ったり、
身体を操作するときの方向性などの動きのコントロールに関わる(ハンドルの役割)を持ちます。
『深層筋』は骨との親和性が高くてこを利かすようなパワフルさで動きを支える(エンジンの役割)を持ちます。
そのような理由で、
深層筋に異常があらわれたときには、骨格の並びにそれが表現されます。
ですから深層筋部分に恒常的な柔軟性が得られるよう改善をなす必要が出てくるのです。
だから表層筋とか中層筋などが硬ければそれを解く必要もあるわけですが、
深層筋の癒着や継続的な過緊張や虚脱弛緩が改善できないならば、
骨格上の歪みが整えられた状態に移行することは期待できません。
つまり私たちが表層筋のみを解くような施術をしているのに、
骨格を調整していますといった説明をしている言葉を聞くと、
言葉に出すことはないが
「おぃおぃ、、、それ、すぐずれるし、
表層筋だけをいじるとアライメントが余計狂うから、
なにをすべきかすべきではないかの注意説明をなさったほうがいいのでは?」
といったことを感じることがあります。。。
深層筋を調整する場合、関節を正しい位置にはめられるよう骨の位置を変えられます。
それは重力との関係性アライメントを正す作業をすることができるため、
だから状態の維持が長期に渡らせることができて身体をその骨の位置になじませることができます。