年齢が中年を過ぎるとき。
同世代の友達との会話です。
相手(男性)『最近さ、おしっこの切れ、悪くなったよなぁ』
私:『年齢的に腎気は落ちていくから仕方ないさぁ』
相手と私:『お互いに、気配りしてやっていかないと』
というところの気配り対処法、経穴編!
おしっこの貯まる場所は膀胱ですから、
もしかしたら経絡では膀胱経が問題か?
というと、任脈線上でした。
尿の出の改善に効果的な経穴「気海・関元・中極」
私がもっているベン石療法の本では、おしっこが出なくなるというときに効く「気穴」があると書かれているのですが、
気海がおそらくその同穴だと思われます。(ちがっていたらごめんなさいmm)
こちらの「気穴」のことをしっており、知人に突如として尿がでないといわれたときに使いました。
さいわい、翌日、改善が見られたそうで順調と報告をうけホッとしました。
内臓下垂がみられていたため、その点も同時に処理して正しい位置にしていったのですが、
そちらの内臓下垂が脚部の内またのほうの痛みが強く感じられる部位を通るものだったので、
施術中にいつもはそんなところの痛みなど感じてなかったものが感じられたとき、
そのきつい炎症に驚かれていました。
骨盤の前傾を戻して、腰部の前反りを直してから「気穴」へのアプローチです。
私としても経絡解説で尿欠如にいいと記されている気穴の存在を知っていたため、
ここを最後にアプローチするか最初にすべきかは迷いましたが、
きっとこちらへ適正な刺激で状態を改善させればいいほうへと向くだろうと信じながら施術ができたことは幸いでした。
やはり暗中模索の手探り状態よりも、少しでもこうすれば光明が見えるとわかってそこへ進む方が精神的に余裕をもって対処できますから。
へそ下の気海から恥骨の上端に位置する中極まで、縦のラインでこすれば、自然に関元も刺激していることとなりますので。
「気海・関元・中極」
もしちょっとおしっこの切れが悪く感じだしたら、
セルフ刺激、試してみてください!
2022年11月20日
YouTube映像【Qi - The Art of Traditional Chinese Medicine (Full Documentary)】 中国における中国医学の実践の様子を西洋人が旅をしながら取材
以下の【伝統的な中国医学の芸術】を見せてくれるYouTube映像。
個人的につよく印象に残りましたため、張らせてください。
Qi - The Art of Traditional Chinese Medicine (Full Documentary)
【本編は英語になっておりますが、YouTubeの機能による和文字幕に設定していただけるとわかりやすくなります】
近代西洋医学が中心になってきている、いまの中国。
そのようななかにあっても、
伝統的な中国医学の実践は息づいております。
漢方や鍼、気功、そして民間でも公園で太極拳や気功をする人々。
漢方医の、問診や脈をとるシーン。参考になりますね。
日本では漢方の処方となると、患者様の利便性を考慮してか顆粒やエキス等に摂取しやすいものとして出されることが一般的ですが、
映像内に映る代々伝わる個人の漢方医や中国病院に敷設される中医学病棟では、
処方された方剤を構成する生薬ごとに計測して、それらを混ぜて患者へ渡していく。
私が数度、足を運ばせていただきました大岡山駅近くにある漢方平和堂薬局様(http://www.kampo-heiwado.com/main.html)で、
映像のように生薬を患者が自身で煎じて高い薬効をえられるよう漢方薬を出していただいたことがあります。
私は漢方平和堂薬局で処方していただいた漢方薬の生薬を、
煎じ方の解説シートを観ながら煎じて病中の母に出させていただいたのでしたが、
体調が不良でつらかったにも関わらず、そうして煎じられた漢方薬を口にすると、
母の顔がほっとしていたように映ったことを今も思い起こします。
実際、生薬を煎じるときに出る豊富な滋養を含む薬効成分は力強い生薬とされる植物たちの気高き生命力を実感できました。
そのような経験から懐かしく感じました。
気功の先生により気功を施しているシーン。
独特な手さばきが患部の気の詰まりや滞りを拭い去り、
経脈を整えていただけている様子が拝見することができます。
こちらの先生には、目の前に座る患者の気の流れを診ることを含めた望診で、
的確に患者の容態をいい、それにあわせて気功を施していきます。
施されたのちの患者の笑顔。
その笑顔に変化の実感を読み取らせていただくことができるでしょう。
そして〆に、中国武術的な修練の場へ。
勇壮な練功を拝見させていただけます。
以上、
中医学について関心ありという方がいたら、
ご覧いただけましたら幸いです。
個人的につよく印象に残りましたため、張らせてください。
Qi - The Art of Traditional Chinese Medicine (Full Documentary)
【本編は英語になっておりますが、YouTubeの機能による和文字幕に設定していただけるとわかりやすくなります】
近代西洋医学が中心になってきている、いまの中国。
そのようななかにあっても、
伝統的な中国医学の実践は息づいております。
漢方や鍼、気功、そして民間でも公園で太極拳や気功をする人々。
漢方医の、問診や脈をとるシーン。参考になりますね。
日本では漢方の処方となると、患者様の利便性を考慮してか顆粒やエキス等に摂取しやすいものとして出されることが一般的ですが、
映像内に映る代々伝わる個人の漢方医や中国病院に敷設される中医学病棟では、
処方された方剤を構成する生薬ごとに計測して、それらを混ぜて患者へ渡していく。
私が数度、足を運ばせていただきました大岡山駅近くにある漢方平和堂薬局様(http://www.kampo-heiwado.com/main.html)で、
映像のように生薬を患者が自身で煎じて高い薬効をえられるよう漢方薬を出していただいたことがあります。
私は漢方平和堂薬局で処方していただいた漢方薬の生薬を、
煎じ方の解説シートを観ながら煎じて病中の母に出させていただいたのでしたが、
体調が不良でつらかったにも関わらず、そうして煎じられた漢方薬を口にすると、
母の顔がほっとしていたように映ったことを今も思い起こします。
実際、生薬を煎じるときに出る豊富な滋養を含む薬効成分は力強い生薬とされる植物たちの気高き生命力を実感できました。
そのような経験から懐かしく感じました。
気功の先生により気功を施しているシーン。
独特な手さばきが患部の気の詰まりや滞りを拭い去り、
経脈を整えていただけている様子が拝見することができます。
こちらの先生には、目の前に座る患者の気の流れを診ることを含めた望診で、
的確に患者の容態をいい、それにあわせて気功を施していきます。
施されたのちの患者の笑顔。
その笑顔に変化の実感を読み取らせていただくことができるでしょう。
そして〆に、中国武術的な修練の場へ。
勇壮な練功を拝見させていただけます。
以上、
中医学について関心ありという方がいたら、
ご覧いただけましたら幸いです。
よく寝ても休まった感じしないときは、経絡の経脈を正すストレッチポールによるアクティブレストを!
私ども施術家では、お客様がまっすぐ立っていただいたとき、そしてうつ伏せ、仰向けに寝ていただいたときの姿勢を観て、
からだの胴や腕、脚などが左右シンメトリーになっているのか。
頭は左右のどちらかに傾いていないか?
お客様の現状を細かくチェックをして、
体内の情報を集めていきます。
では、なぜ体の左右のシンメトリーが大事なの?
そうする必要の意味のひとつを挙げれば、
気血津液の流れが順調であることが健康基準で、
からだの左右のシンメトリーな状態のほうがうまくそれら気血津液が流れることができるからという理由があります。
経絡図
気が滞るようなカラダの捻じれがあれば、
そこで同時に血やリンパ液や他の体液(津液=血液以外の体液全般のことを指す)の流れも悪化しているという、
相互の関係性があるのです。
中医学ではからだの中に気を通す道に経絡を見出しました。
気が滞らない。
そうした環境をつくるためのカギのひとつとして、経絡の状態が良化することを重要な治療ポイントとしております。
経絡は、「経」と「絡」という言葉をあわせてつくられました。
それぞれの内容をみれば、
経は 経脈 を、絡は 絡脈 を表し、経脈は縦の脈、絡脈は横の脈をあらわしております。
任脈と督脈という体の中央を通る経絡線以外は左右がシンメトリーに別れております。
これら経絡の経脈が正しく保つには、背骨を中心にのびやかかつまっすぐにすること。
でもただ横たわって寝ると、寝相の良し悪しもあるけど、気づかないうちに体が捻じれていることも。
そうした寝相を作り出す理由の一つに、筋肉の凝りを解くためにいい姿勢をとるとか、より呼吸しやすいような姿勢を求めるとか。
または腰痛等があればそうした痛みが軽減するような姿勢にして体をお休みいただくというのが寝相でしょうか。
無意識にそういった操作はなされていきます。
でも、それでは体の捻じれから体の左右差が出て、縦の経絡線の経脈を通る「気」が流れづらくなる事態が生じることもあります。
気が通ることで、かつての元気が戻ってくるわけですが、
そこにたどり着く前に寝ざめてしまう。
すると人は言います。
「なんだかだいぶ長い時間、寝たんだけど、思ったほどすっきりしてないなぁ〜ふぁ」
です。
なので(ある程度カラダがしっかり緩まってきている人は特に)どうよりよい効率的な休めるか。
そこに経絡の経を正しておく経絡のリセット時間が大事にしていきたいんですね。
そうするためにちょうどいいやり方のひとつ、ストレッチポールの利用です。
私も実践しているのですが、やり方はカンタン。
必要な物。
そのままストレッチポールに乗るだけだと寝ちゃって、
気づいたら体が落下していた、、、
気づいたらいつもの部分的な緊張癖がでてきてリセットしづらくなる。。
30分くらい時間を要しますが、
先手でわざとタイマーを5分間隔で目覚まし。
そして5分毎に、
背中がストレッチポールに密着する度合いはどこが増えたか?
足裏の左右の重心具合はどうなったか?
といったことを観察(ボディスキャン)するのです。
ストレッチポールにうまく頭から背骨、骨盤の仙骨までが当たるようにしておくと、
経絡の経の道が通りやすくなってくる。
そうしてから、いつものようにベッドや布団に入って寝ると、
寝ているあいだじゅう気のめぐりが着実に通りやすくなる。
それによりセルフで経絡の改善ができるでしょう。
もちろん、日常生活を送る時にも背筋が正されやすくなるんです。
よろしければ、一度ぜひ、試してくださいね!
からだの胴や腕、脚などが左右シンメトリーになっているのか。
頭は左右のどちらかに傾いていないか?
お客様の現状を細かくチェックをして、
体内の情報を集めていきます。
では、なぜ体の左右のシンメトリーが大事なの?
そうする必要の意味のひとつを挙げれば、
気血津液の流れが順調であることが健康基準で、
からだの左右のシンメトリーな状態のほうがうまくそれら気血津液が流れることができるからという理由があります。
経絡図
気が滞るようなカラダの捻じれがあれば、
そこで同時に血やリンパ液や他の体液(津液=血液以外の体液全般のことを指す)の流れも悪化しているという、
相互の関係性があるのです。
中医学ではからだの中に気を通す道に経絡を見出しました。
気が滞らない。
そうした環境をつくるためのカギのひとつとして、経絡の状態が良化することを重要な治療ポイントとしております。
経絡は、「経」と「絡」という言葉をあわせてつくられました。
それぞれの内容をみれば、
経は 経脈 を、絡は 絡脈 を表し、経脈は縦の脈、絡脈は横の脈をあらわしております。
任脈と督脈という体の中央を通る経絡線以外は左右がシンメトリーに別れております。
これら経絡の経脈が正しく保つには、背骨を中心にのびやかかつまっすぐにすること。
でもただ横たわって寝ると、寝相の良し悪しもあるけど、気づかないうちに体が捻じれていることも。
そうした寝相を作り出す理由の一つに、筋肉の凝りを解くためにいい姿勢をとるとか、より呼吸しやすいような姿勢を求めるとか。
または腰痛等があればそうした痛みが軽減するような姿勢にして体をお休みいただくというのが寝相でしょうか。
無意識にそういった操作はなされていきます。
でも、それでは体の捻じれから体の左右差が出て、縦の経絡線の経脈を通る「気」が流れづらくなる事態が生じることもあります。
気が通ることで、かつての元気が戻ってくるわけですが、
そこにたどり着く前に寝ざめてしまう。
すると人は言います。
「なんだかだいぶ長い時間、寝たんだけど、思ったほどすっきりしてないなぁ〜ふぁ」
です。
なので(ある程度カラダがしっかり緩まってきている人は特に)どうよりよい効率的な休めるか。
そこに経絡の経を正しておく経絡のリセット時間が大事にしていきたいんですね。
そうするためにちょうどいいやり方のひとつ、ストレッチポールの利用です。
私も実践しているのですが、やり方はカンタン。
必要な物。
そのままストレッチポールに乗るだけだと寝ちゃって、
気づいたら体が落下していた、、、
気づいたらいつもの部分的な緊張癖がでてきてリセットしづらくなる。。
30分くらい時間を要しますが、
先手でわざとタイマーを5分間隔で目覚まし。
そして5分毎に、
背中がストレッチポールに密着する度合いはどこが増えたか?
足裏の左右の重心具合はどうなったか?
といったことを観察(ボディスキャン)するのです。
ストレッチポールにうまく頭から背骨、骨盤の仙骨までが当たるようにしておくと、
経絡の経の道が通りやすくなってくる。
そうしてから、いつものようにベッドや布団に入って寝ると、
寝ているあいだじゅう気のめぐりが着実に通りやすくなる。
それによりセルフで経絡の改善ができるでしょう。
もちろん、日常生活を送る時にも背筋が正されやすくなるんです。
よろしければ、一度ぜひ、試してくださいね!