個人的なことですいません。
ここ数日。
困った!雨漏りだ〜。
施術をする部屋の隣の部屋が雨漏り。
※ 施術には障りはありません
鋭意、自分で補修をしておりますが、
雨漏り補修は一筋縄ではいかぬもの。
雨漏りがあれば自分で補修してます。
【 雨漏りの雨が漏る量、漏る場所、漏るときの風向きなど 】から、
屋上のどの位置が怪しいかを見当をつけることができます。
業務用強力粘着タイプの水漏れ修理用テープで補修します。
いつもは1〜2回の補修できれいに雨漏りは消え工事完了ですが、
今回は風向きにより雨が侵入する経路があるようで発見が難しい。
3回目の補修に突入。。。
先ほどその補修を終えて、ほっと一息ついております。
こんどこそ!
なぜ雨漏りの業者に頼まないか?
リフォーム会社等に雨漏りの補修を依頼しても、
一発できれいに直りきらないことが多いのです。
かつて私の父がリフォーム会社から仕事をもらって作業していたこともあって、
何人も職人さんが集まって雨漏りの補修を何度しても、
「どこから漏ってるのだか・・・見当がつかない」という始末。
しかたなく屋上の床面をすべてシートで覆ったが、
それでも雨漏りが続いていました。
何度か雨漏りの可能性の高い補修の優先順位が高い場所を手を出して、
消去法で雨漏り個所を絞っていきます。
そして最後の推測個所を対処したが、それでも雨漏りが止まない。
それって建築業でも『あるある話』なのですね。
そのときは【盲点】があって、わずかな雨水がしみこみが雨漏り原因でした。
大胆な雨漏り量であれば、原因になる個所は見つけやすいのですが、
しみこんで伝わってくる伝え漏りが、どこが雨漏り経路か推測しづらい。
それでもわかってみると「なーんだ」となる。
ふさげば、もう漏りません。
今日は、日中、4時間かけて【盲点】を見つけ出して補修したつもりです。
うまくなおってほしいですね。 ^-^;
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いつも雨漏りの原因を探索しているときに、
人体の内部状況も似たもののような気がしています。
というのも、通常、お客様がこのような状態であれば、
この手技をもちいて対処するといったエビデンスにもとづくノウハウを先に施します。
これがお客様の不具合がでてきたころが最近で芯に問題がなければ、
これで終了。
うまくいくんです。
ですがお客様の不具合が慢性化したときは、
通常のエビデンスにもとづく施術手技を施してある程度は改善するものの、
どうもしっくりすっきりした感じを受けない。
まだ身体の内部に引き連れや炎症、鈍痛などが感じられてならない。
そういったことが多いでしょう。
伝え漏りのような滴る程度の雨漏りがわかりづらいのも、
NHK番組の「ピタゴラスイッチ」のドミノ倒しのように、
ボールが決められた仕組みを通過して、次から次に進むんです。
突拍子もない遠路から転がってやってくるようなもの。
ピタゴラスイッチでは、ボールが壁を押して進路が変えられるとかみると楽しくワクワクするものですが、
人体内部にもそういう不具合というボールがあちこち経路を伝って進行します。
あたかもぶつかって反射したり、乱反射したり、カーブしたり、くねったり。
または不具合のボールが2つや3つに分解しわかれて進んだりもします。
それが皮下の多層化した筋層内部を影響しあいながら、実際に起きているのです。
ただしこれはCTなどの検査機器では映りません。
基本的な施術書にはエビデンスに沿った、
ぎっくり腰なら大腰筋のリリースだとか、
適宜、最善といえる手法を執り行います。
これが事故や突発的な影響により生じた急性の症状であればこれでOKです。
筋膜リリースではきれいに、うそのようにあざやかに改善できます。
これが数年や数十年単位で体内に育てた慢性症状であれば、これだけではほぼ完全にNGです。
先ほど述べたピタゴラスイッチが起きてるんです。
複雑な経路で炎症や痛みや引き連れなどの問題を引き起こす原因は、
さまざまな乱反射をおこしくねくねした経路を通って原因個所を見つけにくいように隠します。
たとえば、
どちらかの大関節や頚椎や仙椎などにねじれや詰まりが起これば、全身の姿勢を正常に支えきれなくなります。
そうなると筋肉が骨の代わりに使われて始終固められて使われる<補完作用>があらわれます。
じつはこの<補完作用>が年月を重ねると、さらにその<補完作用>に対しての<補完作用>を作り出します。
これが体内にピタゴラスイッチ的なわかりづらい複雑さを爪痕のように残し絡み合うのですね。
これは抗重力筋といわれる体を支える筋肉部位の流れを読むことで読み解くこともできますが、
この胸郭部の深層筋が癒着が進めば、
通常、この部の表層や中層までは解けても、実質、有効に深層部がカンタンに解けることはないので。
最近、私もこの胸郭部の深層がリリースできだしたため、
この部位のピタゴラスイッチのような複雑な痛みや不快感の経路が、さらに奥まで見えてきました。
専門で研究を重ねる私どもでもこの部分が見えづらいのです。
ここから全身にわたるダメージがみえるような含みがあるところのひとつなのです。
意外にこの胸郭部の深層の特定か所が【盲点】だと実感するこの頃です。