このブログをお読みいただきたい方:
■ 「やる気スイッチ!」を入れたい方へ簡単なテクニックを伝授!?
施術の話ではありません。
60代後半の女性のお客様から、
『やる気がでなくて困ってます』と。
最近の世界を含めた日本や社会情勢を考えて、
テレビのワイドショーを観れば気持ちがわかります。
そこは私がつっこむところじゃないと思いつつも、
過去私が通ったことがあるコーチングスクールの授業が音声で聞くことができます。
そちらでおもしろい特訓をしていました。
『コーチの<うん、うん>は、魂を込めて発すること』
普通に人の話を聞くときにも<うん、うん>とあいづちをうちます。
ただ私が知るコーチはちょっと違います。
コーチは、プラスワンステートといって、
クライアントのテンションよりも、プラスワンという増しましで接するのです。
どういうことかというと。。。
適当なたとえですいませんが。。。
たとえばですが、
「アルプスの少女ハイジ」の名シーン。
足を患って立てないクララが立ちあがったところで
「すごい!すごい!クララが立った!!」
と驚きと歓声の声をハイジがあげました。
親友のクララが勇気をだして、自分の脚で立ち上がった瞬間。
クララも必死になって萎えた足で生まれたてのバンビのようにぐらつきながら立とうとして、立てた!
これでクララの人生も変わる!!
なんてすばらしいことなの!
という思いがぎっちりてんこ盛りでこもった、「すごい!すごい!」です。
( もしかしたら、すごい!とハイジは言ってなかったかもしれませんが、そんな雰囲気ということでご理解ください ^-^;)
そのときのハイジになったつもりで「すごい。すごい!」とクララに喜びと賛辞を伝える歓喜のテンションの発声です。
その感動ボリュームをハイパワーにした「すごい。すごい!」を数分言い続けます。
それから「すごい。すごい!」という発声の勢いはそのままに、
<すごい!>を<うん!>に言葉を入れ替えて「うん。うん!」と歓喜のテンションでうなりながらうなづくんです。
するとどうでしょう。
先ほどまでクライアントが何を話していいか当惑していたとしても、
<すごい!>を<うん!>に言葉を入れ替えて「うん。うん!」とうなづかれると。
そのあいづちの波動を浴びれば、もう、すごく気分よく話が盛り上がっていきます。
それがきっかけでクライアントは発話する勇気も喜びもわきあがる(こともある)。
それが一人きりでは出せない発想や行動にまで、スムースにたどり着く力なのです。
それがもしかするとコーチが高額なフィーをいただける秘密の一端では?
これ、意外なほど大事なテクニックなんです。
「うん。うん!」と魂を込めてうなづくコーチ自身も、
前向きに話を聞きたい気持ちが盛り上がるでしょう。
コーチのうなづきを使ってモチベーションを引き上がった友人や家族の姿を目の当たりにすると、
『コーチをした自分もできるんじゃないのか!?』と脳内のアドレナリンがでてくるのです。
こうしてコーチもクライアントも、コーチングにより道が開けていくんですよね〜。
これ、コーチを受けてみたらわかりますが、受けてみても『やる気スイッチ』のスイッチオン!しますし、
コーチになってみた気持ちであいづちしてみても、強力な『やる気スイッチ』のスイッチオン!なんです。
つまりクライアントのモチベーションアップの火をつけることで、
そのときの火力次第ではコーチにも熱さが伝わって火をつけてくれるわけです。
ここでは難しいモチベーションアップの理論は一切関係なし。
ものの5分間、コーチの魂を込めたうなづきを練習すれば、
がっちりモチベーションの覚醒成果を目の当たりにできます。
そうしたうなづきをすることで自分がしあわせを感じられているときに、
もしうなづきを聞いた相手にダメ出しされたならば。。。
たとえば、こんな風にです。
「こんな、ご時世に、あんたは気楽でいいわね。」と嫌味をいう人もでてくるかもしれません。
もちろんTPOを考える必要はあるので、
そこはクリアできているときの話としておききください。
それであなたのしあわせを感じるモチベーションアップのうなづきに冷や水を浴びせかけるような人がいたら、どうするか。
そういう人の多くは、自分の優位性を主張したいという欲求から相手のやることの腰を折って人を不幸にする人です。
人が元気にしあわせにがんばろうとするなら、「がんばってるね」でいいと思うんですが、
人がしあわせになろうとする歩みの足を引っ張って邪魔して笑う人がいます。
そのような人が「言葉のトゲ」を突き刺しに来ても、
同調せず距離を置くようにするのが賢明でしょう。
そういう人に負けて丸め込まれて、気をもってかれてはなりません。
人生で勝つためには、自分もそんな嫌味をいう人になることはないようにして、
「がんばってるね」と声を送れる人でいつづけ、
「すごい。すごい!」と熱意を込めてエールを送れる人でいたいですよね。
そうした気持ちで入れる人ほど、こころも身体も健康をキープできるような免疫力が高まると思うんです。
いかがでしょうか?
※ コーチごとに、各自スタイルがありますから、
すべてのコーチが「プラスワンステート」のあいづちをなさっておられるわけではありません。