2022年02月02日

ダイソーのキューブ型の椅子型収納ボックス。いい感じで施術中に役立ってくれました ^-^

このブログをお読みいただきたい方:


■ 私の施術でのベン石温熱機等の使われ方が体の部位ごとに最適なものを選ぶ、をイメージしたい方

■ 安価な椅子型収納ボックスの購入を考えている方



施術中には手技として手掌を使う圧をかけてリリース「も」おこないます。
昨今では、手掌をつかう押圧の率が減ってきました。
ベン石温熱機を4〜5本を使う、
排酸棒を使う、
ゼロプロマッサーをつかう、
その他の様々なかっさ等を使う。

このようなツールを活かしていくことで、


・温熱による神経系の興奮を落として痛みを減らし、
 それでいて硬化が進んだコラーゲン組織を緩める深度が輝きだす

こちらが深層筋のリリースに相性が抜群にいいんですよね。

・リリースの進展の加速
・安全性の向上
・手技の多様化
・etc....

そういったツールが離れられない関係になりました。



手では困難なリリースが、150%UP!?とか、
手ではムリなリリースが、これをもちいることでできている。
つまり手を加えられなかったところが、
これらによってリリースができるようになってきています。

たとえば、昨日の施術では胸骨の胸肋靭帯の骨化をなさった部位を緩めるために使いました。
施術回数を重ね肋骨の形状を徐々に全体を整えて行った末に、最後に残った部位がここです。

手でのリリースでは骨折等の危険もあり無理だし、それ以前に手では激痛がようしゃない。
実質、それもあって解けない部分の筆頭として整体の本にも手を出すのはドクロマークの忌避部位とされています。
つまり、このようなドクロマークとして対応が教えられず厳禁とされた部分は、解き方を知る者もいません。
学びようがない部位が人体にはいくつかあるのですが、そのなかでも対処が難しいのは胸骨柄と胸骨の境目。

だから通常はおおざっぱに硬化した面をとらえて、
ハンドリリースする範囲内のことしかしないのです。
それじゃ、、、動かない方もおられるのです。


ですがそこで止まっていては、先に進めず、延々と足踏みが続いてしまうでしょう。


ミリ単位のレベルでピン止めされて固定し動きを逸した骨化した部位は、
肋軟骨の骨折もしやすい状態でもあって深く手を入れることもできない。
ただ骨化した部位は皮膚の側にある肋軟骨を止める人体の身にあらず、
内臓がある内側にこそ骨化の進んで外すことが、単純なやり方で考えてはムリなところがある。
単純に、上から圧しても皮膚に近い胸肋靭帯の骨化を多少緩めるのみで、
その奥の部位は子供のときから何十年も持ち越した慢性化した骨の並びの変位を動かすことはむずかしい。

今回でリリースを30%以上進めて緩めていきたいと部分を絞って思って、
昨日の施術にあわせて柄の長いベン石温熱機を使った梃子を活かしたリリースを1週間ほど徹底練習してきました。
梃子を正確におこなうって、想像以上に合気柔術の技をかけるかのような支点を固定するのに技が必要です。
かなりむずかしい。

実は梃子を活かしたリリースが決まると、痛みが半減しさらに減るという可能性があります。

胸肋靭帯の骨化といった靭帯は神経を突き刺すに似た痛みが強く出やすい部分でもあるため、
痛みを感じ、負担感が行き過ぎないところをめどとしてリリースをしようと考えていました。

それがさいわいにも、
お客様の気合をいれて施術を成功させようとがんばっていただけたおかげもあり、
長時間をかけさせてつきあっていただき、
リリースを前進させることができました。

地道に日々、ツールの使い方の工夫やツールに機能を付加させることで、
施術成果の可能性を伸ばしております。 


そのときに使ったベン石温熱機のメインは柄の長いものを2本と他4本と、ベン石のかっさを5本と、ゼロプロマッサー。
かなりかさばる量の道具を同時並行的に使うのです。

プロの彫刻師は彫刻刀を多数持っているそうですが、
彫る目的の個所ごとにあわせた意味のある彫刻刀をそろえています。
彫刻刀を一本だけでは仏像のような繊細な彫り物をすることはできない。

それと同様に身体の部位ごとにもちいる技術ごとに最適な道具に持ち替えて施術をしています。



ただそれらの多くの道具は大きさもありかさばりますし、
ベン石温熱機には電源コードがつながってコードさばきも必要。
施術用ベッドの上にはスペースの関係で置くこともできません。
いままでは施術中に丸椅子をベッドの両サイドに置いて、その上に置いたが、
それではまったく置くスペースが足らなくて。


今後も施術道具は流動的に増減していくでしょう。

困った。。




そんな施術用具たち。

カートの購入も考えたが、床面がふかふかで不安定だしちょうどいいものが見当たらない。



そんなとき、
100円ショップのダイソーでぴんときて購入した「椅子にもなる収納ボックス」を購入しました。
(写真:3つを縦に重ねて鏡の前に置いてあります)


ダイソーの収納ボックス.png


ダイソーで税込み550円
30センチのキューブ型。
60Kg荷重OK。

ちゃんとした「椅子にもなる収納ボックス」があるのは知っていましたが、
個数をそろえればそれなりの値段になるし、
思うようにいかなかったら残念な感じです。

でもダイソーの比較的安価なものだから試そうと。

ちょっと施術中に道具を置くというときに役立ってくれてます。
施術中に、いま、手に持っているツールをどこに置こうという判断が、
意外にストレスだったんで助かってます。

これでどうにか、施術中に床にベン石温熱機が「ドスン」と落っこちてお客様を驚かすということが減ればと願っています。


posted by スズキ at 11:45| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

背面のリリースって苦手だという人、いませんか? そのような方にお勧めの かっさがあります! その形状は。。。。。

このブログをお読みいただきたい方:

■ 腰背部や首裏の凝りを改善させたい方

■ 伝統的な木製かっさが好みの方

■ 肩こり解消のための効果的な腋下のマッサージをしたい方

 



木製かっさには、さまざまな形状の商品があるようです。

失敗覚悟で購入し、
どう使えばいいかをあみ出しています。

今回、紹介させていただく棒状のかっさ4本セット。


● からだの全体の背面のリリース

両手で棒状のかっさの両端を握るようにして背中や首の裏、太ももやふくらはぎをこするようにして力をかける。
両手でしっかり把持でき力を出せることで力強い圧がかけられ、効果的な凝りの改善ができます。

私が実際に試用した感じでは、最長の52.5cmを用いて凸凹の形状になっている凹が大きな方で圧をかけると
接触する表面積が多くなるためやさしい圧になります。
凸側のへこみを使って圧をかければ、がっしりした強めの圧となります。

背面は、全面的にうまく使えばこれでリリースできますね。
棒自体が軽いため扱いやすくはありますが、軽すぎて力をより強めようと思うと棒の重みを利用できない。
そこ、ネックですね。

あと背中のリリースにはストレッチポールやランブルローラーなどを使うこともできますが、
首裏は危険なのでやめておいた方がいいでしょう。
首凝りが強い方が、ムリにランブルローラーでゴリゴリ首裏を刺激すると、
疑似的なむち打ちになります。
そのような方には、こちらの棒を用いたほうが力の加減が容易で、
安全で効果的なリリースが可能で、助けになります。


● 脚部前面・側面のリリースのときの注意点

背面のリリースには、両手でしっかりと握るようにする必要があるかと思いますが、
脚部の前面のリリースでは、両手で握りが強いとスムースに接触面が動きません。
手のひらを水を手ですくうときのようなカップ状にしてもらい、
その手のひらの内側の窪み部分で棒の両端を挟むようにします。
そのときは棒を握りません。
そうしていただいたほうがムリなくいい力加減で圧をかけることができるでしょう。



● 肩こりを改善させ、免疫系を強めたい!

肩こりがあるから肩の硬いところをゴリゴリするというのは、
多くの場合、効果の持続性はほとんど期待できません。
それどころか硬化が強ければゴリゴリされた部位のダメージが現れるでしょう。
肩こりを解くためのやり方の視点を変えてみましょう。
脇下の奥の部位を緩めれば効率的です。
長い時間、よい状態が維持できます。

棒の一端が丸みを帯びた形状で、反対側はフラットな面となります。
フラットな面を床に当て固定し、丸みを帯びた個所にうまく脇下をのせるような姿勢で。
それで2〜3分ほど、
痛みが強ければ耐えられる程度の圧に浮かせてじっとしておけばいいし、
痛気持ちいいならば丸みを帯びた個所が腋下の凝りをほどくようなイメージで体を動かします。


これで肩から首までゆるむでしょう。
眼も、ぱっちりする感じに復活する。
いい感じですよ。


※ 間違ってもフラットな面を腋下には当てないようにしてください。
  腋窩リンパ節というリンパ液を処理する大切な部位に、
  丸型の凸の刺激はフィットするもののフラットの側ではエッジが強く当たりすぎて危険です。



背面全体の効果的なリリースや腋下のリリース。

ちょうどいいものが見当たらなかったのです。
それが、この棒なら理想的でした。


各自、身長の高低がありますので、
4本のなかの自分に合うサイズのモノを選択するといいでしょう。

ちなみに私は身長が175cmで、最長の52.5cmがフィットする感じでした。

木製のかっさは、石製のかっさのように割れたり折れたりすることもほとんどありませんので、
長期間利用可能でしょう。
使い込めば味が出ます。

もし本気で使いこなそうと考えてもらえば、
グリップテープを持ちて部分に巻いてみるといいでしょう。
私はひとまず鹿皮のシートを柄の部位に巻いて使っていますが
持ち手がすべらないように把持しやすくなると、
途端にスーパーパワフルな圧が容易に取り出せるようになります!

セルフケアに、ペアワークにも、あるとうれしい逸品です。





木製かっさ4本そろえ.jpg

木製かっさ4本そろえ2.jpg


MERIGLARE 背部首のウエストの脂肪質の肩のための木のGua Shaのこするマッサージツールスクレーパー - 木材, 4個

商品の説明
説明:


伝統的な中国の伝統的なグアシャ技術に基づいています。ツボを圧迫する体のマッサージ、より効果的で痛みが少ない
特別な凹凸設計、溝曲げ振幅は人体の曲線により適しており、異なる長さは異なるパーツに対応し、適切性がより強くなります。
広範囲をカバーし、一度にすべての背中をこすり落とすことができ、全身、肩、脚、腕、背中、足、手、筋肉痛の緩和に最適です。
疲労回復・筋肉痛・疲労・こわばりに効果があります。
ハンドヘルド設計、使いやすい。
ご自分だけでなく、ご友人やご家族へのヘルシーギフトとしてもお使いいただけます。
美容院で広く使用された

仕様:

タイプ:グアシャスティック
素材:天然木
色:ウッド
4サイズ(52.5cm / 48cm / 43cm / 38cm)

パッケージに含まれるもの:

1ピースGua Shaスティック(オプション)

注意:


背面の場合:最初に凹面を上から下に、毎回同じ方向に使用します。次に、凸面を使用して脊椎を削ります。
2)腹部の場合:へそを中心として、上から下にマッサージします。強度は均一で、力を入れすぎないでください。血色が良いです。一般的に3日〜1週間は固執し、便秘を改善することができます。
3)脚の場合:膝から下へ、毎回同じ方向にのみ
4)肩と首の場合:上から下に向かって、動作周波数は遅く、一貫しており、速すぎず、力が重すぎてはいけません。
すべての場所は3〜5分です。

posted by スズキ at 03:00| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする