2021年12月14日

「べん石温熱器の購入をついでにしてほい」というついで買いをお願いされたときに、快諾できないで申し訳ないです。その理由は。。。

「べん石温熱器、僕もほしいから、注文、代わりにしておいてよ」と頼まれることがあります。

日本国内の医療品取引ができるショップでのついで買いだったら「OK!」と、代金を立て替えて注文しますが。
それが中国国内のショップとの取引になると、事情が違ってきます。
申し訳ないことですが、快諾できずに口ごもっていることがあります。


そうしてしまう理由は。。。



単なる私の被った取引トラブル、グチのようなものとなりますが。。。2ケースほど、あったことをお伝えします。


【 CASE 1 】

中国からべん石温熱器やめずらしい形状のべん石のかっさを購入しています。

届くことが多いものの、残念ながらということもだいぶあります。

注文を受け付けましたという連絡をうけて、楽しみに待っていた。

すると「在庫ないからキャンセルする」と連絡がきました。
在庫ないなら仕方がないと思い、購入を決めたサイトに再度アクセスすると、
私が注文したときの倍の値段に価格を変更して在庫ありとされていた。

どうやら中国のショップは、もっと高値で日本人なら買うだろうと反省した。

それで受注している私の注文をキャンセルで蹴って、新規価格で勝負に出たようです。


品物を向こう側からキャンセルしたのだが、
注文時に支払った代金が返却されない。。。

聞く耳をもたない取引相手とのやり取りは
感情をすり減らすだけで無益になるだろう。

忘れよう・・・。



【 CASE 2 】

新型のべん石温熱器を中国国内のショップへ注文をした。

それから3週間経過した。

すると、商品は出荷したものの税関が通らなかったようで送れなかったという。
そのときの商品はどこにいったかわからないそうで、もしかしたらつくだろう、というが。
他で取引しているショップからは、通常、正常に送られてくるので「おや、おかしい」と。

中国のショップからは「再発送するから、しばらく待つように」と連絡がありました。

そして再発送したものと、もともと届くはずだった両方の商品が届いたときは、
両方をお収めくださいという。

そろそろ1年経過しましたが、まだ収められずにいます。。。


きっと先方に、もう忘れられているのだろう。
だったら負けじと私も、
忘れよう・・・。




そんな取引経験が普通にあるのです。

日本だったら、ありえないことも、ときどきあるんですね。


そんなことがあると、気軽についで買い注文をしてあげるのが難しくて。。。
そうしてあげても、
取引がうまく行かなければややっこしいことになるに違いない。
高額なべん石温熱器なわけですし、
届いた商品が初期不良だというときもある。
注文した機種とは違うものが届くこともあった。
アフターサービスはないものと考えたほうがいい。
メールでやり取りするうちに、高額の修理見積もりを持ちかけてくる。
だったら新たに買ったほうがマシだ。。。

そこまでいくと、中国ショップとついで買いをしてあげた方の間に挟まれて、ややっこしいことになる。

私がトラブルにあったときは、
最後には、感情をすり減らすのはもってのほかと、
「忘れよう・・・。」で、そこのショップをブラックリストに載せて再注文はしないようにするので終わる。
そうやってあきらめて次に進むわけですが、
ついで買いを頼んだひとには承服し得ないという想いに駆られることもあるだろう。


そうなると、私が板挟みになって、ほぼ責任が重くのしかかってきますよね。


私も、べん石温熱器のすばらしさがなければ、
なんだかややっこしいことになるのはゴメンだと思ってしまうでしょう。

ただそういった面倒があっても、べん石温熱器って手に入れたくなるほど魅力的。
他に同様なレベルで働く機材は私の施術ではありません。

これがなくては、今の私の施術は、もう、成立できません!!

いずれ、べん石温熱器の気の停滞を流せるようにし、瘀血(おけつ)の蓄積に揺さぶりを有効なパワーが体内を駆け巡る。
そうなることでカラダの内部の書き換えができる有益なツールとして扱えるようにまで、その機能を引き出すのが夢です。
そうできたら体内の病巣に、やさしくも力強く作用させる事ができるでしょう。
日夜、その可能性を見出すべく研究しているところです。






最後に。
すでにべん石温熱器をもっている先生方もいますから、
その先生方からでる完動の中古品が故障リスクもないですし、
中国からいれると3週間以上の待ちがでてきますが即納入してくれるでしょう。
だからヤフオクやメルカリ等で先生方が出品していたら、狙い目だと思います。
posted by スズキ at 19:28| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

べん石温熱器の孫の手。「棒灸」にまねて

べん石温熱器。
先日は、べん石温熱器の持ち手の柄に、
テニスやゴルフなどで利用される滑り止め効果を狙い「グリップテープ」を巻くといいとお勧めいたしました。
キネシオテーピングでべんせき温熱器を巻く.png

グリップテープはもう、私には必需品です。




セルフケアをべん石温熱器ではどうもちいるか。
背中とか、一人きりでは手が届かないところがでてきて口惜しい。
べん石温熱器を自身で購入したお客様や先生から質問が来ることがあります。


私も、自分の背中などをピンポイントで温めるときは、孫の手のようなものが必要だと思っていました。



そこで、お灸の世界には「棒灸」があることに着眼。


棒先にお灸効果のだせるヘッド部分をもうけて、背中等にもお灸をすえるというものです。
操作がなれてみると、背中に灸をするにも手首には無理な負担がかかりづらく、快調に思ったところに熱刺激を届けられます。
具体例は下図のようなものですね。

棒灸.png


ならは私も自作しようとかんがえ、
武蔵小山のダイソーにでかけまして。

すべての階の、転用・流用できそうなものがないか、検討しました。

たとえば、キャンプのときに料理をつまみあげるような「トング」はどうか。
脳内シミュレーションでは悪くない選択だと思いましたが、持ち手の長さがもう少し欲しく断念。
工具売り場で、ものを挟み込んでグリップし固定できる製品があり、こちらはべん石温熱器の柄を固定するのにいい。
だが意外に大きさがあり、その点が、ネックになるとボツ。
他も多く見て回ったのですが、商品かごに入れるほどのものはなかったのです。

出直そう思ったのですが、トイレ掃除のトイレスポンジを買う予定を思い出し、
そこで「トイレブラシ」を見つけました。
形状と軽さから、もしかして使えるかなと。
でもトイレブラシじゃかっこ悪すぎだろうと失笑。

ただもともとトイレスポンジかトイレブラシを買う予定だから買って帰りました。


結果。
かっこ悪過ぎとの批評の声も聞こえてきそうだが、
未使用トイレブラシにスティック型べん石温熱器をつけた試作機が誕生。



べん石温熱器に棒設置.png

棒部分はシリコンシートを巻きつけて、どこでも持ちやすく、滑りにくくした。
べん石温熱器のヘッド部分に出っ張りがある機種を選び、そこを引っ掛けて安定した圧をかけ続けられるようにした。
固定には、試用で輪ゴムを。ただ輪ゴムだけでは不安定すぎますし、劣化が早々に起こるので、
リュックサックの背負子の部分同士を胸の前で止める紐があまっていたため、こちらを転用ししっかりと固定した。
そういった工夫を足し算して作りました。



お手製の棒付きべん石温熱器の使用してみた感想です


施術者がお客様に対してべん石温熱器をもちいるときには現在のべん石温熱器のままの形がいいのだが、
一転して自分で自分の背中にべん石温熱器の刺激を加えようとすると握りづらく、押さえもききづらい。

そのような悩みが、これで一気に解消できた!!


トイレブラシが軽くて持ちやすい。それを扱うのには力もいらず、楽しくなるほど、快適に使える!


べん石温熱器では強圧させなくてもいい。
目的の場に軽く密着させて当てておくだけでいい。
そうなると軽いのが正義だと思えるほど、
使っていてストレスない。
トイレブラシの全長が41センチ。
長さがあるため、背中側のカバーできる範囲が広いのもありがたいものでした。


総評として
人に見せるのは恥ずかしいが、実用面では優れている。
特に頭部刺激が楽、首の後への刺激も楽、背中の刺激もまぁまぁイケてる。
当初の予定を大幅に超えるほど、使い勝手が素晴らしい。




これでセルフケアにべん石温熱器が使える部分が大幅に広がりました。
スティック型のべん石温熱器をお持ちの方々は、
ぜひ、騙されたと思って作ってみてくださいね!!




posted by スズキ at 10:29| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ようやく急性副鼻腔炎、消えました 。 お客様には、たいへん、ご迷惑をおかけいたしました。

みなさま、お元気でしょうか。

私ごとですが、先月に左副鼻腔に対し急性副鼻腔炎を患いました。

日に日に改善がみられていきました。

ただ朝方に目覚めると左の鼻だけが詰まっていることがありました。
鼻をかむ回数は減り続けましたが、
副鼻腔の内部的にまだ細菌がくすぶっているのでしょう。

慢性副鼻腔炎のお客様から「副鼻腔炎はしつこい!」とお伺いしていましたが、ほんとですね。



ただここ5日間は寝起きの、左鼻の詰まりも消失。

ここに至るまで11月初旬から12月中旬という長い時間がかかりましたが、これで無事におさまったようです。



今回の急性副鼻腔炎では、多くのことを気づかせてくれました。

・体質が酸化傾向にあったこと
 食事を見直さなければならない(現在、見直しを断行中)


・抗生物質の服用で免疫が急激にさがったとき、一番弱いところに症状がでる。
 気候の乱高下で体調を崩し風邪ぎみだった下地があれば、それでも引き金になる。
 8年ほど前に耳鼻咽喉科医院で調べられて状態の不具合は聞いていたが、真剣にそのときに対策をとらなかった後悔があった


・慢性副鼻腔炎のお客様のために調べていた対策法があり、
 慢性期に入っている方に対しては非常に残念だがそれでは不十分な対処ですが、
 急性期の副鼻腔ではまだ細菌の感染により根を下ろした状態が浅く、幸いにして効いた。

 ※ 1.経絡を調べ、異常経絡から改善すべきものを知る。肺にくわえ胃、脾、肝など。
     
   2.定番の膀胱経、起立筋上にある兪穴から気を加える。べん石温熱器などべん石がフル活用。

   3.お薬は市販薬も含め用いませんでしたが、免疫向上のためビタミンCのサプリのみ、いただいておりました。

   4.あとは、よく休息をとるのみ、心がけていました。


・自分で脈診等から情報を適正にキャッチできて、どの程度の病状で、なにを原因と考えうるかなどを判断する事ができていた。
 それは大海原を航海するときに羅針盤をもっているようなものであり、進む方向や進む距離など、わかりなが進めたこと。
 中医学の先人の知恵に守り教えられたことで、気持ちの焦りが膨れ上がることがなかった。
 精神的余裕は大きなアドバンテージとなり、休息をとるときに心配なく休めたことは大きい。

 ※ だれもが中医学診断の基礎・入門をなさっておれば、カラダからの情報が見える化できる。
   正体が見えなければ不安が増強するが、見えていればするべきことがわかって粛々と積極着手できる。
   そういうシーンが得られることもあるのでしょう


   知は力なり、見えてなければ行動がぶれますが、見える化が行動を最短にしてくれるのです。

   ただそういった知識を体調の悪くなったときに本を見て勉強するのでは遅い。
   中医学診断の全体像をかいつまんで学ぶだけでも多大な時間がかかるのです。
   健康状態が良好なときに一通り学び、頭に叩き込んでおくべきだと痛切に感じました。
   あらたに中医学の教科書を読み込んでいきたいと、モチベーション、急上昇しました。

   いざというときのセルフヘルプに、中医学診断は頼もしい。実感しました。


   ただ、忘れてはならないことですが、
   ブリキのおもちゃがこわれた部分や仕組みがわかったとしても、
   ドライバーで分解してペンチ等で問題箇所を曲げ伸ばしして修理が行われるわけです。

   中医学診断がよくできて状態がどうなっているかが見えていたとしても、治療に繋げられなければ役に立ちません。
   今回はべん石温熱器などの「べん術」が、治療としてフル活用できる状況にあったことが勝因でした。
   「知と技の組み合わせ」これがあってこそ、効いてくるんですね。





   余談ですが。
   中国や香港、アメリカ等では中医学等を取り入れるようなセルフヘルプの工夫がなされています。

   理由は日本のような健康保険制度がある国が稀で、病院にいくとすべて自費です。
   ちょっとした風邪で数万円が請求されます。
   さらに重い病状であれば、医療費負担はかさみます。

   アメリカにいる同業者の知り合いは緑内障をわずらってます。
   いつ何時、手術が必要になるかわからないため保険会社と緑内障手術時にかかわる契約をしておられ、
   毎年、多額の保険料を支払っています。
   興味深いところでは、ベテラン医師が手術を担当してくれる権利を得るには保険料金が高くなる設定があります。
   医師になりたてで手術経験がないか少ない医師が担当につくときは安めの保険料が設定されているそうです。
   知り合いはいざというときに手術でミスられてはたまらないということで、多額の保険料を払い続けています。

   そういう環境で生活するには、セルフヘルプが重視されておりますので。
   健康維持や促進のための効果が高いとわかったものには敏感で、大勢が積極的な取り組みをして行くわけです。



   私ごとですが、急性副鼻腔炎を患ったとき、病院にいって治療を受ける選択肢もあって、
   そうすることで安全・安心・効率的な治療を受けられるでしょう。
   ですが中医学等を学びセルフヘルプで対処している他国の方々に習い、私も勝算は感じつつも、保証なし。
   病中に頭をフルに使って最適な対策を順序立てて組み立てて、それらを実行へ繰り出し続ける。
   

   最悪の急性副鼻腔炎にかかった1〜2週間を乗り切ったあとは、不安な点もみあたらず順調に上向き続けました。

   そういった幸運な結果に終わりありがたく感じております。

   また施術中は、気を張っていつもと変わりない仕事を心がけておりましたが、
   途中でティッシュで鼻をかむようなお見苦しいことを見せて、ご心配をおかけいたしましたお客様に対し、
   こころからお詫び申し上げます。

   日頃からの体調管理、それができてないからこうなったという失敗例を自らブログでさらしたというのも、
   今後、同じようなことを起こさないようにするという誓いの意味で書かせていただいておりました。
   それらお見苦しいことをお見せいたしまして、大変申し訳ありませんでした。



   ボディワイズ
   鈴木政春
posted by スズキ at 09:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする