2021年10月04日

腕&脚の使い方。その後の気づきと変化、諸々〜。

以前も腕の使い方で、朝顔の手の内といった内容でブログに書かせていただいたことがありました。

それを元に現在進行形で、磨き続け、気づきを増やし続けています。

その中間発表として、関心ある方はお読みいただければ光栄です。



施術を受けておらず、手先の使い方をどうすればいいか、、、とか、実地で聞いたことがない方々には、
何をいってることやらとなると思います。

またはすでにすぐれて武道やダンスなどで身体操作上の十分な発想と自己研鑽の上に考慮が行く人には、
すでに「当然だろ、そういったことは」となることかもしれません。




ですが私は、この年になって、ようやくわかった気がします。

まずは腕の骨をどの手順で動かすかという目線で操作を分析していきました。




基本の動作は。

(1)尺骨を体幹へ向け、移動

(2)橈骨を体幹から遠位へ、移動

(3)上腕骨を外旋させ肩関節がはまりが深まるほうへ、回転

です。



(1)と(2)の尺骨と橈骨の操作は、指の第二関節まで軽く伸長する状態を保ち、
尺骨の移動が肩甲骨を後方へ浮かしてから、
橈骨の移動が肩甲骨の下端が内側へとローテーターを促す。

ここまではシンプルに、まんまなんですが。

もうひとつう解せなかったところがありました。
腕の骨には<尺骨・橈骨・上腕骨>の3本あります。
「尺骨と橈骨」は操作手順が俗に知られているもの。
ですから腕の操作法をお伝えしたお客様は耳にしていると思います。

質のよい動きをするには、
どの骨も順序だてて手の運動をかなえるようそれぞれが役割を持っているものです。
だが「上腕骨」を語る文献を目にしたことがなかったのです。



結果的に私が出した答えですが、
上述したものに付け加えると「上腕骨を外旋の回転を{わずかかつ軽妙に}与える」という操作でした。

上腕骨の肘部と肩部の両方を固定して外旋するならば、
角度を5度外旋させただけでも手先は数センチ動くことになります。
施術での手先の操作に活かすというのが主たる目的であり、
体操をするわけではないので、これでいいのです。


ただそのときに忘れてはならない点があります。
尺骨を含めて外旋し移動させたとき、脇が甘くなりやすいのです。
脇が甘くなった時点で三角筋鎖骨部などの屈筋に力みがでていく。
それでは骨格的に弱化するような崩壊が起きてしまうでしょう。

なので尺骨をその場で固定させて
橈骨を遠位に動かして外旋させる。
そう操作をおこなえばいいのです。


腕の操作のパターンが、平素とは大きく様変わりしましたが、不思議となじみます。

10月4日の現状、まだ不慣れで、使うべき筋が貧弱でそちらが鍛えられておらず、
上腕骨の外旋をする前段階での手先が筋が無意識に力がこもってしまうマイナス点はあります。
平素使っていた筋肉ではないところに筋のパンプアップがみられます。



(X Y Z)のベクトルへの操作感が格段に高まり、
検査する部位を手のセンサーがなぞりモニターするときの情報量が格段の伸びを感じました。
例えは悪いが皮下の目に見えない世界を探るとは、泥の深くに生息中の糸ミミズを手探りで探すようなものです。
それは凝りが大きければ見つけやすいといっのは一般の方でも直感的に触ればわかりますが、
髪の毛より細い筋繊維が皮下数センチ下で断裂していたり歪曲していたり他の筋と粘っているなどを、
それもミリ単位以下のものをキャッチして施術にいかすのが仕事だと考えて取り組んでいます。
それをかなえるには意識の集中も必要だが、
患部の情報を集める触覚になる手先が精密に患部状況をなぞりスキャニング作業をこなせるのが前提です。
そう断言できるのは、(X Y Z)のベクトルへの操作感が上がった瞬間に、
見えている情報の確からしさ、つまり信頼性がはるかに高まった感覚をえられ、
それを元に施術をさせていただいた結果が、
使用前使用後の使用後がこんなに変わった!と言えるような成果が私には実感できていたからです。

意識の集中とかでカバーできるものではありません。


変な言い方かもしれませんが、
わかってみれば、きわめて自然の道理に通ることをそのまま再現しているだけのことしかしていません。
ひとつずつの手の骨の操作を順を追ってやってみていただければ、
ある程度、体のできているものでしたらわかるかもしれません。
これができるようになったあとに、
ハイハイすると猫のような軽やかな前腕さばき。


手の動きには操作のノウハウや型はあったほうがよろしいですが、
特別な技とかいうものが必須かといえば施術上の必要事項としてはなくてもやっていけそうですね。
シンプルに、意図的に上記にあげてある(1)〜(3)の操作をしてはリセットして、を繰り返すだけでいい。



脚は、以下の公式が

(腓骨・脛骨・大腿骨:腸骨)=(尺骨・橈骨・上腕骨:肩甲骨)

(腓骨と尺骨を対応・脛骨と橈骨を対応・大腿骨と上腕骨を対応:腸骨と肩甲骨を対応)

させて考えていただいて、
あとは腕でおこなった操作手順と同様のことをしていただければ、それでOKです。

ようは、腕ならどうやって肩甲骨とその肩甲骨回りの胴体背部の筋を活動させるか、
脚ならどうやって腸骨とその腸骨を動かす胴体背部や大腰筋のような内部の筋を活動させるか。

腕を使うときに肩から先の手の筋は固めずに行くことが肝要で、
脚を使うときは股関節から先の筋ばかり使おうとしないことが大切です。
それをかなえる引き金の引き方があるのだと理解していただければ幸いです。


※ ただ注意する点は、
  すでにこれはある程度の筋膜の癒着がフリーになっている方のほうが感じ取りやすいでしょう。
  屈筋主体で動いている方は、筋膜の癒着が必然的に量がかさむので感じ取りづらいです。
  伸筋主導で動いている方は、試行すれば腑に落ちる点を体が見つけるでしょう。

※ 補助的にやりやすくするには、
  この動作ができるものが目の前の自身に声がけがされるほどの影響エリア下でレクチャーしていたりすると、
  人間が誰しも根本的に持っている身体操作上のミラーリング感覚のおかげでわかりやすくなるはずです。
  いったん、このような感覚が実感できれば、足が地面をとらえるグラウンディングの精度も向上するかもしれません。






最後に。

ここ1年以上、つねにホットストーンを脊柱起立筋に当ててということを施術でしてきましたが、
昨日はお客様のお体の状態のこともあって、ホットストーン用の石を加熱はしたのですが、使用を見送りました。
起立筋のリリースをするときに、私の手による手技であれば、どれほどの緩みを作り出すかは制御できるのです。
でもホットストーンをあてがうと、その際はどれほどそれに反応して脊柱起立筋やその関連部位が緩むかがわかりません。

そうなると半年以上前とはなりますが現状も外科手術をなさったあとのリハビリを欠かせないときで、
脊柱起立筋の緩み過ぎはかえってバランスをご本人が取りづらくなって膝腰に負担がかかるようになる可能性がでてきます。

そのような場合を危惧して、「起立筋へのホットストーンの敷石」を見合わせたのです。

ですが上記し解説させていただいた腕の操作を磨いた後であったため、
筋膜の癒着が極端に一年で進んでいた個所もいくつか散見されて深部にしまわれていたものの、
「ホットストーンを見合わせてもここまで、解けたのか」と想定以上の私が欲した完成体のリリースがかなっていました。


包丁型ベン石と呼ばれる器具を使ってリリースができたおかげもありますが、
もしかしたらホットストーンを起立筋に当てて加熱しなくても、
皮下数センチへと影響を入れることができるようになったのか。

包丁型ベン石.png


そのような感触が得られました。


お客様にとって、適温に温められた遠赤効果が期待できる石の上に寝て10分以上いれば、
皮下の4〜5センチもの奥まで熱が到達しています。
その個所の代謝は改善し、同時に筋は自然に効果的に弛緩するのです。
その熱は、血に乗り全身へと広がり離れた体内の組織も温められます。
そのおかげで、特に頚部のリリースには欠かせない下準備となります。
これをするかどうかでリリースの深さが段違いだということは、
幾度かの実証実験によるテストのうえ、見つけ出した結論です。


・・・。
ただホットストーンをメインになさるエステサロンなら、そこへの設定等に時間をかけられるでしょう。

私の所ではそのような時間が、時には長時間にわたる施術間のお客様の休憩時間になりえますが、
用意するものとしてホットストーンの数自体が握りこぶしほどの大きさのもの等が10個前後利用されるため、
総勢で4キロの石を敷くのって、やってみると、施術のさなかの術者が疲れてきているときの作業としては。
やってみていただくとわかると思いますが、これだけでお金をいただく方がいるほどの労働なのです。。

自分でホットストーンを手繰り寄せてみたものの、
オペレーションに労が多くかかりすぎてしまって。

ホットストーンの敷石以外のベン石の温熱器やベン石のスティックはいいが、
敷石は、私の首を絞めてまして。

コロナの影響で現状、一日に一人までと決めて施術をしていまして、
それでこの感じです。
一日に3名を受け付けていた以前を思い出せば、100%これは採用不可とさせていただくしかない。


もちろん、ただ「やーめた」というような無責任なことができるわけもなく、
命がけでホットストーンの敷石に代替できるオペレーションもよく成果がでるものを探していました。


そこで代替に採用したのがレッグロックが特徴のボウエンテクニックの仙腸関節のリリーステクニックと、
包丁型ベン石でした。

自身に包丁型ベン石を使って筋膜リリースをかけても、どうも思うまでのリリースをかなえられなくて試行錯誤をしていたのですが、
それが既出で説明させていただいた(1)〜(3)の手順での手の操作をすることで、
筋膜のリリース反応が大幅にアップグレードしていたことに気づきました。

そしてさんざん、自身の脚や手や首でリリース反応を確認して、安全性も確認して、
そして昨日は初めてお客様の身体的な状態を考慮してホットストーンの敷石を使えないという状況もあったため、
日頃、自身に試行しつづけた包丁型ベン石(リリース個所によってホットストーンを温めるウォーマーで加熱しておきます)によるリリースをさせていただきました。

施術をしながら、そして施術後も、ホットストーンの敷石をしなくても手の内が変わればこれほど解けたかと思える感動の仕上がりでした。

まだ私の手が新たな操作に対応する筋の発達が未熟で、
そこが完成するまで研鑽を積まなければなりませんが。
ですが、これならホットストーンの敷石を割愛しても私自身が納得できるという結果を見せていただくことができました。




このときそこで感じたのが
「生まれて初めて、手がうまく使えた」という驚きです。


これは施術のために研鑽してきたものであったのですが、
根源的に自身の身体の非力さに対してこんなものじゃないという悲しみや悔しさが、
昔から明確に付きまとっていました。
そういった負の実感から虚無を感じ、自信を喪失し続けてきたんだなと。
そこがあがなえるような落ち着きを得て、身体からくる充実感を味わっています。


あと数日もすれば、この体の使用感も慣れて、また新たなものを求め始めますが、
それまでは気分よく過ごしたいと願っています。 ^-^

posted by スズキ at 17:04| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前向き身体づくりには、納得のよろこびのモチベーションが

昨日の施術にて。

約10カ月ぶりのお客様、ありがとうございます!!

お客様のプライバシーがございますので詳細の説明は控えさせていただきますが、
そのお見えになられていなかった10カ月の間に大変な整形外科的な大手術をなさられました。
術後に病院での長期にわたる定期的なリハビリに通われ、現在は自主的に教えていただいたリハビリメニューをこなしておられるそうです。

お客様が気を聞かせてくれて、医師がモニターに術前・術後のレントゲン撮影をしたものを映し出したとき、
そちらをスマートフォンで撮影し、持ってきて見せてくれました。

術後写真を見せていただいて、
どのような位置に縫合部分があるか、
内部状態はどのような存在となっているか等を私の頭に叩き込むことができて、それを元に施術を組み立てることができたので非常に助かりました。
※ こちらの写真を見せていただかなければ、私が手探りで内部の状態を探索しなければなりません。
  そこでは白黒がつかないグレーゾーンがでてくるため、大幅に安全確保のため手技を避ける部分を作らざるをえなくなります。
  なのでこちらのお客様が、写真をお持ちいただけたのは大正解です!


お客様が、スマートフォン中のその画像を探すときに、多くのお孫さんの写真と思しき写真が。
施術以外の写真をみるのはお行儀のいいこととはいえないのです。

ですが、ここに術後写真があって検索されているところで「えっ、どこ、どこ、それは!」と、
私に関係することであったので。
そのスマートフォンのストックしてある画像群をちらっちらっ、と目にしていました。

ほぼお孫さんの写真がメイン。
なかには赤ちゃんの写真も。

先日、第二のお孫さんが授かったそうです。




そしておっしゃられたのです。

「私は、孫をね。やっぱり面倒をみてあげたい気持ちがあるんですよ。
 だからつらいリハビリも耐えて、懸命だったんです。」

いまはコロナの影響で遠くにおられるお孫さんに会いに行くことが大変なときです。
そうであっても、そのお孫さんと対面して笑顔を見られるなら出かける計画を立てる。
そういうことにも間に合わせ対応できるように自分の体作りに取り組まれたといいます。


必死になって自身の身体をあきらめないで、前を向かせてくれた功労者は、お孫さんだったんですね。

その話をきかせていただいて、素直に「よかった〜」と思えてきまして。
「自分のため」というだけでは、つらさが尋常じゃないときにはモチベーションが続かないことがあります。
それが「愛する孫のため」では、タフに乗り越えていきたいと思うよ。

人は、気持ち次第で、その場が天国にも地獄にもなります。
同じ境遇で、同じような事象が起きたとしても、
感じ方、考え方にやさしさや愛があるときには、
自分と愛するものを含めて包み込む力が出る。

そうであればリハビリも真剣に積極的に取り組もうとするでしょう。
しあわせを感じたときにでるホルモンのひとつ、
オキシトシンが脳内で放出され免疫系の作用も飛躍して高まります。



あと、もうひとつ。
左手の中部三角筋部分が、今回、非常に痛みが強くてと、主訴のひとつとして挙げられていました。
実際、中部斜角筋は内部の舌骨筋や斜角筋に癒着が進行して、神経にかかわる連鎖する痛みがでる。
他に広背筋が問題だといわれたそうですが、
そちら以上に首、腕自体、腋下、肩甲下筋や鎖骨下に蓄積された癒着がかなり重症度の高いものでした。
放置して改善するレベルではなく、ほおっておけば腕への体液の流通が大きく滞る状態がでてしまいます。

余談だが体液が流れられなくなる問題というと、多くは血液が滞った部分の飢餓状態が影響すると思われますが、
それは全体の問題の一面でしかありません。
老廃物と化した酸化物質が体細胞から排泄されるものですが、それらが体組織内に多量に蓄積し始めます。
それは、、むくみのような形にみえることもありますし、細胞内や組織器官の隙間等に蓄積して、
どんどん脈管を圧迫して体液の流動性を悪化させて気血の流れを細らせる原因となるのです。
こういう状態で長期におくことは、やがて内臓部位への経脈を通してのダメージを強いることにもなります。
このような質のものが腫瘍化するケースが多々報告されていて、酸化した老廃物を定期的にデトックスする。
それって大事なことだなと感じるわけです。

また、左手はこの度、手術をした患部に対して遠位な関連部位。
左手が問題を多く含めば、術後の部位に再度、大きな代謝の悪化を同様にもたらしてきますので。
注意をもって、対処すべきところでしょう。



私がお客様がすこぶるすばらしいと感じたことがあって、それはご本人が自主的に対処をしておられた点です。

「タブレットで、孫の写真、動画を見まくってて。そのとき左手でタブレットを持ちますよね。
 これって、左手のダメージをつくる原因じゃないのかなと考えたわけです。
 そこで、以前に伸筋をいかして使うようにするといいと教えてもらったので。
 手の甲を上に向けて、その上にタブレットを乗せてみました。
 すると、だいぶ楽になったですよね〜」



お見事!

よく、そこに気づかれました。
そのようにしていただければ、負担は「1/10以下」に激減します。

「握るという動作は、屈筋を主体にするもので長時間はNGだよ、なぜならば〜。そして対処としては〜」と、
以前に私が解説させていただいたことを覚えていてくれたことも、とても光栄ですしうれしいです。

私が、そこに気づいてお客様にアドバイスをするというよりも、
お客様自身が気づいてやり方を工夫するほうが断然いいのです。
「注意を与えられた」という他者からのサポートでは、ご本人が問題が咀嚼できていない段階で深慮できていないままのときがあります。
私は、ほぼほぼがそういったものだと思うので、少しでも記憶のひだにとどめてくれるよう印象に残ってくれればうれしいと思いつつ、
説明等をさせていただくことが多いのですが。
「自分で、自分の内部にあるリソースや探索により、一定の問題解決を図っている」というときは、
すでに問題点が具体的にわかっているところまで咀嚼ができている人なのです。
先ほどいいました、「できないことに対して注意勧告をされたかのような印象」ではなくて、
「なーるほどですね、そういったやりかたもあるってもんだね!」というように腑に落ちる。
有効な助言を受けたというように脳がそれを参考事象として受け取るかどうかの判断をする。

そういうときには行動変容が起きて、スムースに悪癖となった習慣を手放すことができます。
それは非常にすばらしいことですね。



・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



最後に。

kindle版で、赤ちゃんに関する興味深い本がございました。

ボディワーク系の仕事をしている、特に、ムーブメントについて関心のある方。
人間の発生学の延長として関心が深い人には、下記の本は役立つかもしれません。

2021年10月4日の現時点では無料でダウンロードできましたので、
いかがでしょうか?






赤ちゃんの驚異:愛らしい命の謎に驚き不思議に迫る(22世紀アート) Kindle版
大宮 信光 (著) 形式: Kindle版



[商品について]
―身近で不思議な存在、赤ちゃん―
赤ちゃんはかわいい。それが初孫なら、なおかわいい。なぜ赤ちゃんはこんなにもかわいいのか――、それは一つの謎です。本書では、その赤ちゃんという小さな存在に秘められた大いなる謎を、最前線の研究を探索してその成果や重要な発見を、生殖細胞から赤ちゃんのみる世界まで、できる限り、徹底的に紹介してみました。
赤ちゃんをお持ちの方もそうでない方も、生命の誕生が見せる驚きの現象をぜひ味わってください。

[目次]
はじめに
電子書籍化にあたり、ご挨拶
第1章  赤ちゃんの生きる世界
(1)産声の神秘
(2)生後四、五日の赤ちゃんはなぜ黄色いか
(3)赤ちゃんは悟りを開いた聖者?
(4)赤ちゃんも顔≠ノ注目する
(5)赤ちゃんロボットも真似をする共同注意
(6)くちびるは赤ちゃんの心の窓
(7)赤ちゃんが笑うのはなぜ?
(8)赤ちゃんは手足を動かして言葉を憶える
(9)赤ちゃんは物理の基本を理解している?
(10)「這えば立て、立てば歩め」は進化の感動か
第2章  母胎の中の赤ちゃん
(1)卵子の旅路
(2)花の香りに誘われて泳ぐ精子
(3)精子はサバイバル・レースで協力している
(4)赤ちゃんの性別は受精の瞬間に決まる
(5)兄弟姉妹が似たり、似なかったりするわけ
(6)受精卵はまるでエイリアン?
(7)胎盤は万能のスーパー臓器
(8)胎児の芽、胎芽はどのように成長するの?
(9)羊水に舌つづみを打っている胎児
第3章  生命進化の中で見た赤ちゃん
(1)セックスは病気対策から始まった
(2)生殖細胞が生まれるわけ
(3)卵子が大きく、精子が小さいわけ
(4)「r‐戦略」か「K‐戦略」か
(5)体の中で赤ちゃんが育つようになったわけ
(6)胎盤形成の口火を切ったレトロウイルス
(7)赤ちゃんは「開かずの間」で育っていく
(8)両親がいるのは当たり前!?
(9)哺乳類が単為生殖をしないのはどうしてか
(10)胎盤が先かゲノムインプリティングが先か
(11)おチチが胸にあるわけ
(12)赤ちゃんが無力で生まれてくるわけ
(13)女性が発情期をなくしたわけ――家族の起源
第4章  恐竜も赤ちゃんは可愛い!
(1)子供の世話をする植物食恐竜マイアサウラ
(2)ツカツクリも巣づくりをする
(3)ハドロサウルス類は「デンタル・バッテリー」をもっていた!
(4)恐竜とヒトは姉妹だ!
(5)哺乳類の先祖:単弓類がのさばったペルム期では爬虫類の祖先:双弓類は片隅に小さくなっていた!
(6)恐竜のお尻に触りたい♪
(7)恐竜の巣のタイプから赤ちゃん恐竜の可愛さを探る
(8)恐竜は群れで巣を守っていた!
(9)恐竜も「見守り行動」をして、子供がぶじに育つ可能性を高くしていた!
(10)恐竜群像
(11)会話する恐竜がいる!?
(12)赤ちゃんが「かわいい」と感じる見た目の特徴には7つある! それはどうやら恐竜にもヒトにも通用するらしい。
第5章  ヒトの赤ちゃんは可愛くなる≠フはどうしてか
(1)赤ちゃんが一番可愛くない≠フは、生まれたての時であった!?
(2)赤ちゃんが可愛くなるまでには時間がかかる。子育て≠ナはなく、子育ち℃x援を
(3)一歳前後の赤ちゃんが一番かわいらしいのは、一体どうしたことか。
(4)ヒトの赤ちゃんはどんなに可愛くても、独りでは育てられない
(5)母親は母親として赤ちゃんによって育てられる―カメレオン効果がミラー・ニューロンに裏づけられる!
(6)ドストエフスキイの問いかけに応えられるか?
(7)アタッチメント理論―その核心は予測性
(8)これまでのアタッチメントの捉え方を超えて、どこへ
(9)地球人類からの進化はありえるか
(10)十億年以上存続した都市ダイアスパーには、赤ちゃんがいなかったけれど
(11)赤ちゃんが可愛いわけをアリストテレスの4因説で問う
第6章  社会は赤ちゃんの子宮
(1)産科学は江戸・徳川家時代に始まった
(2)産婆さんは何をしたか?
(3)なぜ三日祝いやお七夜をするのか?
(4)出初、初宮参り、お食い初め、誕生祝いって何?
(5)なぜ、赤ちゃんに名前をつけて届け出るのか
(6)子≠フつく女の子は賢い?
(7)オシャブリはできるだけ長く…
(8)俵万智さんが詠んだシングルマザー
(9)多産多死から少産少死、そして第二の人口転換へ
(10)赤ちゃんが産まれなくなっている!?
〈参考文献〉
著者略歴

[出版社からのコメント]
出産という大きな出来事の中で誕生する赤ちゃんは、多くの人に生命の神秘を感じさせるとともに、幸せや喜びをもたらす存在でもあります。少子化が進む現代の社会の中で、あらためて赤ちゃんという存在の素晴らしさについて、本書を通じて多くの方に目を向けるきっかけを持っていただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
大宮 信光(おおみや・のぶみつ)

科学ジャーナリスト。
1938年東京神田生まれ。東京教育大学在学中から家庭教師、塾経営をはじめ、67年にSF同人誌「宇宙塵」に参加。78年頃からSF乱学者、科学評論家を名乗り、科学技術と文明の未来を中心テーマに、森羅万象を狩猟・採集・料理する。
著書に「面白いほどよくわかる世界を動かす科学の最先端理論」「面白いほどよくわかる相対性理論」「面白いほどよくわかる化学」「図説 世界を変えた化学の大理論」(以上、日本文芸社)、「学校では教えない自然と科学のふしぎ発見」「世界にかがやいた日本の科学者たち」(以上、講談社)、「天変地異のメカニズム」(かんき出版)など多数がある。
posted by スズキ at 05:19| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする