一昨日前の施術にて。
10年ぶりのお客様が足を運んでいただきました!!!
お客様は、当時、東京にお住まいでしたが、現在は関西のほうにお住まい。
東京へ観劇で足を運んだ折にお越しいただきました。
ありがとございます!
お顔の様子等記憶にありましたが、
不思議とアディダスの紺色ジャージ。
「あっ、このウエア、当時も着てた!」と、当時の思いが鮮明によみがえります。
主訴部位のリリースはきっちりとさせていただいて、
他は腰背部のゆがみ部分の量が多かったので、そちらを必死にリリース。
お客様の筋肉の状態は<内剛外柔パターン>のため、外見的には柔らかい。
ただ身体の深部には関節の可動域等を制限する硬化や循環器系の血管の圧迫部位が点々とあります。
6000歩ウォーキングは、日々なさっておられるといいます。
できたらそちらに加えてランブルローラーのようなセルフリリースをすることも、
「ぜひ!トライしてください」とお願いいたしました。
施術後は、かなりの代謝力の向上しており、そのような押せ押せムードのときに、
自分でもしっかりバックアップ的に脊柱起立筋部位のリリースをしていただけると効果的に脊椎のゆがみパターンを改善できますから。
ソファーのような柔らかい椅子やベッドなどに腰かけて長い時間過ごすと、
脊椎を垂直に立ち並べてバランスをとるおもちゃのジェンガのようにはいきません。
どうしてもふかふかして、気づくと骨盤の直上にある下部腰椎に圧縮がかかり、
その部位の椎間関節が詰まり始めます。
すると下部腰椎の椎間孔からでる神経の関係で、
泌尿器や生殖器等の臓器にも自律神経の神経のノイズが発生していつしか障害することがあるようです。
では、うまく脊椎を扱えている状態とは。
座業で、胴体の最下部を座骨とすると。。。
下部の座骨が垂直に立てられて、
その上を順繰りに腰椎→胸椎→胸椎→頭部の順番で<前後に揺れてバランスをとる修正をしながら支え上げる>状態です。
人の脊椎は、椎間関節がゆるく動けるような作りですから、
前後左右斜めのどちらに対してもある程度の動けます。
椎間板の上下の椎骨にあたえる反発力があるのが大切で、
それには椎間板を挟む椎骨同士の間を通る靭帯が適度な緩さが必要となります。
それが柔らかすぎで沈みがちなソファー等で長時間過ごすと、
背骨全体を呼吸のリズムで前後に動く動きにあわせて椎間板の反発力で揺るがせながらいることができず、
一番負担がかかる部位の椎間関節が詰まり出して椎間板を圧迫し始めるという現象がおきていくでしょう。
それは取りがちな姿勢に順応する形で脊椎が筋レベルから靭帯の骨化といえるレベルにまで固定されだし、
徐々に姿勢の形態が自分の理想から離れていくことになります。
このお客様、さすが、そのような方向へ進むのはいかがなものかといった視点でよく感じ取られています。
「やっぱり、体が悪くなって、それが過ぎると、えらいお金がかかるから、そうしたくないと思うよ」
と改善できるための方法を、鋭意模索しているといいます。
経済格差的に安定した上位にいる方々でも、
ひとたび体調を崩して重篤な患いごとをえれば
経済格差上の安定など吹き飛んでしまいます。
それゆえに健康は経済と密接につながっている。
そうお考えなのですね。
いつかまた東京へと足をお運びいただけるときに、
機会があいましたら、ぜひ施術を受けにきていただけるとうれしいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■ 人は・・・・・椎間板が圧迫されるような変位が起きているつらい状態に陥っても、どうして、それは勝手に治らないの?
そこに「脳」の特性が絡んできます。
脳は、いつも賢明な判断と決断の元で自己を活かしてくれるかというと、、、そうじゃないんです。
基本、脳は繰り返されたことは<自動化>という、思考を省いたオートメーションで勝手に作動する行動をとりたがる習性があります。
それは「行動や行為」についても当てはまります。
脳は、いったん自動化をしたらあとはそのように機械的にカラダを操作させて、試行錯誤を挟まなくなります。
つまり便利さを優先させるツケが、「思考停止状態に陥ってしまう」ことなのです。
そういう状態は<脳がなまけものになってさび付いてる>といった地に落ちた状態になし崩し的になり下がったとみています。
そうなりやすいという特性を見抜けない者には、まさにいいように思考も判断もできない知性を失わせたもののようなふるまいをさせる。
ある意味、自動化した行動ができるというのなら脳のエネルギー消費量を低減させ、省エネがかなったスグレモノに見えるかもしれない。
サービス精神が旺盛なように見えるだろうが、いったん毒水を飲むような行為を承認して自動化すれば、それを盲目的に飲み続け、
やがては身を亡ぼす結果をもたらす魔性の怖さを秘めているのだと気づかなければなりません。
この状態は「脳」に私たちの主体が隷属化されたようなもので、しあわせは訪れないでしょう。
脳に対し「そうしたがるということをわかっているからな!そうさせるものか!俺が脳を使う主人だ」と、
脳の仕組みを理解したうえで宣言できたときに、むやみやたらに不完全な自動化された機械となって、
効率悪く働くしかなく、同時に不具合化した体の操作のあつれきによって身を削られ壊れていく隷属扱いから離れることができる。
そこに気づくためには、すでにずっぷりとそこにはまり込んでいる度合いに比例して抜け出す苦労は必至となります。
ですがやがて、自分が脳の機能をフルに発揮させる主人となる道へとたどりつけたとき、
おのずと内からの莫大なしあわせの感情と興奮がおとずれるはずです。
これは<こころ>の影響と勘違いされそうなときがありますが<脳>の目覚めていないときの特徴です。
脳は、自動化した行動をとるのと同じように感情もあやつります。
特に不安のようなネガティブなものであればトラウマも生みだすし、
脳にあやつられていて<しあわせになれないようなパターン>をもてば、、、。
やっかいな不平不満の気になる。
脳の法則は、牽引の引き寄せ力が強く、自動化した感情をわき起こらせる問題を悟って、
そこの問題を少しずつ削って小さく消える過程で新たな学びができるようになり道がひらけてくるでしょう。
脳が活かされるよう才能が開花すれば、うまくいくことが増えていくようです。
それは身体操作でも、感情操作でも、脳のなまけぐせに絡んだところがあると見抜けて、主人公になっているかどうか。
大事だよね〜。
2021年10月27日
ボディワイズなりの、施術でのべんせき包丁型が癒着を快適リリースに導き、癒着が3倍解ける、超あたたかさ
一昨日、メルマガにてワークマンのウエアに興味がありますと書きましたら、
同業者の方から「私は自転車通勤のときに、ワークマンの雨対応のウエアを愛用してます」というメッセージをいただきました。
機能性ばかりではなく、デザイナー?がかかわって商品開発。
ファッション性も向上。
ただ商品カタログをネットで観て、
You Tubeでその商品企画に関わっている人がモデルになって商品を紹介する映像とか。
これ、観てれば『作業服を売ってる店に買いに行く』イメージ、私には持てません。
ただネックは店舗にいってもネット通販で注文しようとしても人気商品が「在庫なし」ってずらりと並びます。
買いたい気持ち、かえって煽ってくる。
コロナ中でも、まったくなんのそので負けてない!
不思議と今の時期、こういう独自路線でがんばっている企業を見ると勇気づけられます。
落語の枕ではありませんが、
ワークマンほどはすごくはありませんが。
私どもも、つねにやりかたを創意工夫してバージョンアップに努めています。
その私どもの工夫のひとつとして。
べんせきの包丁型のツールの利用。

まぁ・・・内情から言えば、
あらたなツールを購入する資金が乏しくなったこの頃ですし、
だったら以前に購入した施術道具を工夫して活かすと考えたのです。
こちらの道具を買った当時。
一本5000円弱のべんせきの包丁型を3本購入したのだが、
一体全体これってどうやってつかうのだろうか・・・・・?
使い方のノウハウとか、
中国からべんせき関係の本をほぼ取り寄せて研究したがなし。
You Tubeや中国映像配信サイトの映像から探すも見当たらず。
それでしかたがなく放置していたものだった。
それが状況が、一気に変わりました。
手の内を使いこなすためのきつい練習を3ヶ月続けてきたら、
こちらのべんせきの包丁型ツールが使えるようになってきた。
手にした瞬間に、何をどうして使うかが手が知っている感じ。
この包丁型のツールは、穂先はとんがっている。
その先端が細密な点でのリリースをかなえられ、
筋繊維の塊をミリ単位の筋繊維に分けてくれる。
べんせきのかっさは、30種類ほどを買い揃えたが、
包丁型の場合は持ち手の柄がしっかりしていますし、
重心があつかいやすいところにあって力みがなく使える。
べんせきの特性は、炎症部をリリースするときにでも痛みが軽減するという癒やしの力が発揮される点です。
以前は包丁型を使っていなかったときは、
ネフライト製のスティックも画期的な私の想像をこすリリースを表してくれたことが多々あって、
気に入って使っていたが、、、ネフライトは素材として、多少の衝撃がはいるだけで壊れます。
そしてネフライトの癒やしのツールは高額かつ品薄で、八方手を尽くすが入手困難なのです。
私にはネフライト愛は尽きせぬ信仰心にも等しいものです。
ほかはスチール製の同系統のツールももっているのだが、
そちらでリリースを同様におこなおうとすれば、
神経にひびく患部であれば痛みはべんせきの10倍以上。
急性の炎症系には100%対応できないと言えよう。
慢性の炎症も、結局は血管を圧迫して血流を悪化させて神経が麻痺した状態からリリースを進めて復活させるわけですから、
そうした過程で激痛がわきおこるわけです。
『リリースされた最初は無痛だったが、突然痛みが襲ってきた!』というのは、
血行が阻害された治癒より悪化が進行中の患部が、発痛物質により血液を患部に量を流してくれるよう改善に向かわせる必要なこと。
でも、そうなった段で、べんせき以外のものでは、激痛が信じられないほど強く当たるため、
患部の血行を深く改善させるまでのリリースはあまりの強い苦痛すぎで、利用できはしない。
それが、、、。
べんせきが皮膚や衣服にこすれるときに強烈な超音波が周囲を包み、
そのエリア内にいることで神経の高ぶりが一気に下がるというもの。
べんせきの産地の中国では、
宮廷楽器の素材として木琴のようにべんせきを音階で並べてたたき、
楽器として使われていた記録がある。
その楽器の音を耳にすると、精神は安定し身体の緊張も解けます。。。
べんせきのカッサ同士をかるく打ち付けると、
そのときに金属音に近い高周波が体験できる。
治療師仲間に実験させてもらったら、あきらかにべんせき(砭石)が痛みが激減して感じられるのだという。
その言葉を受けて、あらためてべんせきの潜在する施術道具としてのポテンシャルの高さを感じ、
そちらを手に入れて使う機会を得られたことに感謝しました。
ワークマンほどはすごくはないが、
高機能かつ使い勝手がいいデザインの素材を、私も常にアンテナを立てて仕入れています。
ただべんせきの包丁型ほど、使い手がそのポテンシャルの高さを引き出せるかどうかで変わる道具はないだろうと思います。
手の内が用いられねば、決してこれは使いこなせない。
・力の強さの制御
・動かす方向の制御
(力の合成を含む)
・複数本の包丁型の同時利用方法
そういったところが、かえって施術をするものの心をくすぐります。
最近は頸部のコリの深部をリリースするにも使い出しました。
いままではべんせきのスティックでしたが、
先端が丸くて引っかかりがなくて細部のリリースには不向き。
そこをこちらの包丁型がおぎなってくれた。
あと包丁型の柄の部分。
こちらはしっかりした厚みを持ち、
力を伝える事ができる。
指先では第一第二関節が不安定でリリースを加えるときに不要なクッション性を与えて流れを台無しにするときがある。
もちろん、指先伸長力で第一第二関節を固定し安定させることも技術として使うが、それでも限界があるんですね。
複雑な力は影響の分散につながり、扱いが難しい。
それがシンプルな包丁型の柄をつかったリリースでは、
すっとリリース圧をかけると、うそのようにムーブが決まる!
昨日、お客様の施術でも、いままでリリースが不可能でした部位がこちらのべんせきの包丁型のおかげで叶えられた。
特に肘の部位でしたが、尺骨神経部位に対し、癒着が進んでいるようですし、その上に折り重なり複雑な歪曲が多層化した層を作り出して眠っているのです。
おそらくはそれはこの部位のリリースのときに起きた内臓の開放音から深く影響を与えているようにも見えた。
患部が小さなMONO消しゴムの半分ほどのサイズ内に、7層ほど歪みを折り重ねて積み重ねているものでした。
強敵でかんたんには行かない!
前を向いて対応策を調べ続けるわけですが、
むろん、指先では無理だし、べんせきの温熱器では小回りが効かない。
リリースできる可能性が確保できないうちに、
事前に状況を知らせるべきかどうかという判断は迷うところです。
ですが知らせても解けることも近所のどちらかの治療院で対応できるわけでもないようです。
なおかつ筋組織が硬化したものだからレントゲン等で撮影しても、
患部として状態を確認できるような映像が映ることもありません。
経験上、その部位への問題を施術者が感じたとしても、いい加減な『〜だろう』と思う的な言い方は避けるべきです。
結局の所、実際にリリースをして結果を出すしかない。
そういうときもあるんです。
悔しさがきつかったときで、
ゴールができるよう走るしかない。
いくつか強敵の慢性の硬化組織は局部の炎症と周囲の組織との牽引影響がでやすくなっています。
そういうものは病が奥に沈んだ状態と言われて、筋膜のリリースにより奥にまで手を伸ばすのは、
けっして容易いものではない。。
つくづく感じさせられます。
この包丁型のべんせきを使いだしてから、
私の神経にかかる負荷は飛躍しています。
4時間以内睡眠の私が、8時間睡眠になり、休みの日は10時間。
寝ている時間中はずっとからだの各部位が痙攣しつづけています。
慣れない包丁型を工夫して使う必死さと、
かつては解けなかった部位の奥まで解け、
そういった先々の展開を積み立てる未知の対応を一挙に迫られた緊張と脳の酷使からです。
そのような部位に、ケースバイケースですが、手を伸ばして届くようにするには、
べんせきの温熱器や包丁型など、私には現状では欠くことのできないアイテムになっています。
そうなるような挑戦を、まずは私の体自身を人体実験にして、
お客様の施術に使える効果と安全性にOKを出せるようなまで、仕上げていきます。
施術する時間は、そういった施術前にかける時間の30分の1くらいにできればうれしいんですが、そうも行きません。 =-=;
ただ緊張感を持って研究をさせていただけることは、
私にとってしあわせな時間です。
『 変化を恐れては進化はない。
進化がなければ成長はない。
挑戦しーや! 』
バレーボールのアニメ、
ハイキューの名言です。
同業者の方から「私は自転車通勤のときに、ワークマンの雨対応のウエアを愛用してます」というメッセージをいただきました。
機能性ばかりではなく、デザイナー?がかかわって商品開発。
ファッション性も向上。
ただ商品カタログをネットで観て、
You Tubeでその商品企画に関わっている人がモデルになって商品を紹介する映像とか。
これ、観てれば『作業服を売ってる店に買いに行く』イメージ、私には持てません。
ただネックは店舗にいってもネット通販で注文しようとしても人気商品が「在庫なし」ってずらりと並びます。
買いたい気持ち、かえって煽ってくる。
コロナ中でも、まったくなんのそので負けてない!
不思議と今の時期、こういう独自路線でがんばっている企業を見ると勇気づけられます。
落語の枕ではありませんが、
ワークマンほどはすごくはありませんが。
私どもも、つねにやりかたを創意工夫してバージョンアップに努めています。
その私どもの工夫のひとつとして。
べんせきの包丁型のツールの利用。

まぁ・・・内情から言えば、
あらたなツールを購入する資金が乏しくなったこの頃ですし、
だったら以前に購入した施術道具を工夫して活かすと考えたのです。
こちらの道具を買った当時。
一本5000円弱のべんせきの包丁型を3本購入したのだが、
一体全体これってどうやってつかうのだろうか・・・・・?
使い方のノウハウとか、
中国からべんせき関係の本をほぼ取り寄せて研究したがなし。
You Tubeや中国映像配信サイトの映像から探すも見当たらず。
それでしかたがなく放置していたものだった。
それが状況が、一気に変わりました。
手の内を使いこなすためのきつい練習を3ヶ月続けてきたら、
こちらのべんせきの包丁型ツールが使えるようになってきた。
手にした瞬間に、何をどうして使うかが手が知っている感じ。
この包丁型のツールは、穂先はとんがっている。
その先端が細密な点でのリリースをかなえられ、
筋繊維の塊をミリ単位の筋繊維に分けてくれる。
べんせきのかっさは、30種類ほどを買い揃えたが、
包丁型の場合は持ち手の柄がしっかりしていますし、
重心があつかいやすいところにあって力みがなく使える。
べんせきの特性は、炎症部をリリースするときにでも痛みが軽減するという癒やしの力が発揮される点です。
以前は包丁型を使っていなかったときは、
ネフライト製のスティックも画期的な私の想像をこすリリースを表してくれたことが多々あって、
気に入って使っていたが、、、ネフライトは素材として、多少の衝撃がはいるだけで壊れます。
そしてネフライトの癒やしのツールは高額かつ品薄で、八方手を尽くすが入手困難なのです。
私にはネフライト愛は尽きせぬ信仰心にも等しいものです。
ほかはスチール製の同系統のツールももっているのだが、
そちらでリリースを同様におこなおうとすれば、
神経にひびく患部であれば痛みはべんせきの10倍以上。
急性の炎症系には100%対応できないと言えよう。
慢性の炎症も、結局は血管を圧迫して血流を悪化させて神経が麻痺した状態からリリースを進めて復活させるわけですから、
そうした過程で激痛がわきおこるわけです。
『リリースされた最初は無痛だったが、突然痛みが襲ってきた!』というのは、
血行が阻害された治癒より悪化が進行中の患部が、発痛物質により血液を患部に量を流してくれるよう改善に向かわせる必要なこと。
でも、そうなった段で、べんせき以外のものでは、激痛が信じられないほど強く当たるため、
患部の血行を深く改善させるまでのリリースはあまりの強い苦痛すぎで、利用できはしない。
それが、、、。
べんせきが皮膚や衣服にこすれるときに強烈な超音波が周囲を包み、
そのエリア内にいることで神経の高ぶりが一気に下がるというもの。
べんせきの産地の中国では、
宮廷楽器の素材として木琴のようにべんせきを音階で並べてたたき、
楽器として使われていた記録がある。
その楽器の音を耳にすると、精神は安定し身体の緊張も解けます。。。
べんせきのカッサ同士をかるく打ち付けると、
そのときに金属音に近い高周波が体験できる。
治療師仲間に実験させてもらったら、あきらかにべんせき(砭石)が痛みが激減して感じられるのだという。
その言葉を受けて、あらためてべんせきの潜在する施術道具としてのポテンシャルの高さを感じ、
そちらを手に入れて使う機会を得られたことに感謝しました。
ワークマンほどはすごくはないが、
高機能かつ使い勝手がいいデザインの素材を、私も常にアンテナを立てて仕入れています。
ただべんせきの包丁型ほど、使い手がそのポテンシャルの高さを引き出せるかどうかで変わる道具はないだろうと思います。
手の内が用いられねば、決してこれは使いこなせない。
・力の強さの制御
・動かす方向の制御
(力の合成を含む)
・複数本の包丁型の同時利用方法
そういったところが、かえって施術をするものの心をくすぐります。
最近は頸部のコリの深部をリリースするにも使い出しました。
いままではべんせきのスティックでしたが、
先端が丸くて引っかかりがなくて細部のリリースには不向き。
そこをこちらの包丁型がおぎなってくれた。
あと包丁型の柄の部分。
こちらはしっかりした厚みを持ち、
力を伝える事ができる。
指先では第一第二関節が不安定でリリースを加えるときに不要なクッション性を与えて流れを台無しにするときがある。
もちろん、指先伸長力で第一第二関節を固定し安定させることも技術として使うが、それでも限界があるんですね。
複雑な力は影響の分散につながり、扱いが難しい。
それがシンプルな包丁型の柄をつかったリリースでは、
すっとリリース圧をかけると、うそのようにムーブが決まる!
昨日、お客様の施術でも、いままでリリースが不可能でした部位がこちらのべんせきの包丁型のおかげで叶えられた。
特に肘の部位でしたが、尺骨神経部位に対し、癒着が進んでいるようですし、その上に折り重なり複雑な歪曲が多層化した層を作り出して眠っているのです。
おそらくはそれはこの部位のリリースのときに起きた内臓の開放音から深く影響を与えているようにも見えた。
患部が小さなMONO消しゴムの半分ほどのサイズ内に、7層ほど歪みを折り重ねて積み重ねているものでした。
強敵でかんたんには行かない!
前を向いて対応策を調べ続けるわけですが、
むろん、指先では無理だし、べんせきの温熱器では小回りが効かない。
リリースできる可能性が確保できないうちに、
事前に状況を知らせるべきかどうかという判断は迷うところです。
ですが知らせても解けることも近所のどちらかの治療院で対応できるわけでもないようです。
なおかつ筋組織が硬化したものだからレントゲン等で撮影しても、
患部として状態を確認できるような映像が映ることもありません。
経験上、その部位への問題を施術者が感じたとしても、いい加減な『〜だろう』と思う的な言い方は避けるべきです。
結局の所、実際にリリースをして結果を出すしかない。
そういうときもあるんです。
悔しさがきつかったときで、
ゴールができるよう走るしかない。
いくつか強敵の慢性の硬化組織は局部の炎症と周囲の組織との牽引影響がでやすくなっています。
そういうものは病が奥に沈んだ状態と言われて、筋膜のリリースにより奥にまで手を伸ばすのは、
けっして容易いものではない。。
つくづく感じさせられます。
この包丁型のべんせきを使いだしてから、
私の神経にかかる負荷は飛躍しています。
4時間以内睡眠の私が、8時間睡眠になり、休みの日は10時間。
寝ている時間中はずっとからだの各部位が痙攣しつづけています。
慣れない包丁型を工夫して使う必死さと、
かつては解けなかった部位の奥まで解け、
そういった先々の展開を積み立てる未知の対応を一挙に迫られた緊張と脳の酷使からです。
そのような部位に、ケースバイケースですが、手を伸ばして届くようにするには、
べんせきの温熱器や包丁型など、私には現状では欠くことのできないアイテムになっています。
そうなるような挑戦を、まずは私の体自身を人体実験にして、
お客様の施術に使える効果と安全性にOKを出せるようなまで、仕上げていきます。
施術する時間は、そういった施術前にかける時間の30分の1くらいにできればうれしいんですが、そうも行きません。 =-=;
ただ緊張感を持って研究をさせていただけることは、
私にとってしあわせな時間です。
『 変化を恐れては進化はない。
進化がなければ成長はない。
挑戦しーや! 』
バレーボールのアニメ、
ハイキューの名言です。
2021年10月23日
施術者がお客様へ接するときの気持ちと姿勢が課題
施術のときのお客様への接し方が心に刺さるときって、あるんですね。
私が常々施術のこころのよりどころとさせていただいている先生がいます。
いまは遠方でお住まいで活躍なさっておられます。
最後にお会いしたのは3年前となったでしょうか。
そのときの話をさせていただければと思います。
その先生は、ネット検索を駆使して自分の脚でさまざまな先生の所へ出かけ施術法を体験していきます。
今の流行を走る先生のところもありますが、
ネットでの露出がほとんどないレアで卓越した技を持つ先生を探し当てる検索の天才。
情報を積極的に足で稼ぎ骨董屋が目利きの眼力を養うかのような感性を磨かれています。
知見を広くして、そこから自身の進む成長へと向かう道を厳選しておられるのですね。
私は本から情報を得ることが多く「鈴木君、もっと現地に出向いて身体で施術を感じてごらん。本はその後でもいいのよ」といわれてました。
とっかかりのいい先生と、本で読みこんで調べに調べてから重い腰をあげる私との違いです。
先生にしてみれば私の遅々としたペースはもどかしかったことでしょう。
この先生がいうことが実は正解です。
本になるにはその施術技術が出来上がるまで、
出版になるまで、
私がその出版物に気づいて手に取るまで、
となると、優にその情報は3年遅れになる計算です。
それよりも本になる前の段階で情報をキャッチして行動を起こす機動力があれば、
私より3年〜6年ほど早く、その施術を熟知し、興味が出るレベルの施術技術は習いに行って精通しているわけです。
それで英語が堪能な先生で、調べる範囲は日本にとどまらず世界に目が向けられている。
そうなると私が海外の情報をセミナー等で得る7年ほども前に取り組まれている。
「どこそこの施術家は、どこそこがいいが、どこそこがいまいち」とか。
鋭い感性で集めた屈託ない評を聞かせてくれました。
貴重そのものの、レア情報です。
独自の怖いほど鋭利な目線で、施術家たちの人格、技、その他を含め観ています。
その眼で私はどう映っているのだろうかと思うと、正直、取り繕う間もなく俎板の鯉になるしかない身でした。
私がこちらの先生を尊敬しているのは、
そういった施術技術の先取りをなさっておられるからだけではありません。
「霊性の高さが規格外」という表現で伝えることは難しいと思いますが、
先生のピュアでやさしさのあふれたお人柄を感じ、
その背後に伸びる明るく光るものをみたときには。
先生にお会いできた最後は、コロナの影響前でした。
そのときに思いもよらないことを語ってくれました。
あらたに先生が足を運んで受けた施術ですが、
そこでいまだかつてないほどの体験をしたそうです。
差しさわりが出てはなりませんのでどのようなボディワークかは控えさせていただきますが、
これほどまで丁寧で思いやりを持って人に接してもらったことがあっただろうかと思うほど。
一貫したセッション中の空気感は、
かつてないほど人に敬意と気づかいの最上をもって接していただいていると感じたそうです。
そのセッションを受ける途中で、とめどもなく涙が流れ落ちたといいます。
これほどの感動ははじめてといえるほどなのか、先生の声が震えています。
私が「霊性の高さが規格外」と感じる先生だからこそ、
同様に霊性の高さを持った人格や技術を持つ先生に魅せられたのでしょうか。
先生は、これを「待ってました!」という思いで感動の施術法を学ぼうと考えておられましたが、
時期が合わず先生が遠方へ転居するときにかさなり、
講習の受講は断念なさったと言う経緯があります。
ここで少し私の話を挟ませていただきます。。
私が施術を始めた当初の目的は、とにかく施術で腰椎椎間板ヘルニアを改善がクリアできることでした。
その思いが強く、一般的な施術の路線で学んできたつもりでしたが、
「あなたの体の部品はどのようなものですか?」という見方でした。
患部を確認して、そこを気にして効果的な対処法を探り出している。
お客様が整体院に通う理由としては当然の期待する対応でしょうか。
お体の主訴、腰が痛い!ならばその腰部の痛みを拭うように対処し、
肩が凝ってるといわれれば、背中や頭皮がカチカチで緩めますよと。
もちろん先生は身体の部品の劣化した部分を書き換える作業を否定しません。
ただしそれだけでは欠けているんだよということを、意図的かどうかはさておき、伝えていただきました。
施術者が人としてお客様に対してやさしさをもって敬いながら接する姿勢が極上であれば、
接せられた者はきれいにそれを受け取ったときに感じる経験から。
そこから、いったいなにが受け取れるかがわかったとき。
その衝撃は途方もなく、ココロを揺さぶり、
施術者とお客様の貴重な時の共有を感じさせてくれます。
そこから得られたものの価値は得た者にしかわからない。
ただ。
その話を聞いたとき、私には衝動的に目の前の人の尊い生命エネルギーに触れ、
その眼ををしっかり見て向き合って語り合う施術だと直感したセッションを受けたことがあるだろうか。
またはさせていただいたことがあっただろうか。
有名無名の先生をあわせて何千ものセッションを体験された先生が。
どうにかその施術法の講習を受けられないかと、日程を模索しつつ、
うまくいかないことを嘆き惜しむ姿が、なにかを表しておりました。
一生にわたり忘れられない感動の経験をお客様に差し出してみたい。
自分が体験したことを、みずからの手で体験してもらいたい!
おそらくですが、そう考えていたようです。
仏性をもった人が人に接するときのやさしさです。
まさに先生にふさわしいと感じます。
そのようなことを、いまもときどき思い出します。
この話を伺ったのが先生との最後になりました。
話を伺って、
勝手に私が考えたことは
「最終課題を出していかれた」のだと思えたのです。
だから部品としての人体を知ることを検証し続けて、
解剖生理学上のとらえと施術技術のベースができたとき。
私には、先生がだした取り組みたい次の課題があるのです。
日々の施術に追われ余裕なく解剖学的な見立てを調べ続けてきた私に、
「鈴木君、自他の霊性を高めるほどの施術への取り組みも、併せてやりなさい」と先生ならいわれそうです。
いまだに、そこまでは手が回っていないのですが、
ですがコロナ禍の期間中が、
日頃の体力消耗戦的な施術をせずに勉強に打ち込めたときとなり、
必須課題の解剖学的な部品を熟知する作業が想定外と言えるほど進みました。
そうなった余裕ができて、はじめてもうひとつの課題に取り組む気になりました。
先生にメールはさせていただいたのですが、返信がなくて。
コロナの世界的な流行と人への命に係わる健康被害もあり心配しております。
ですがもし次にお会いできる機会を得られたら、
そのときに課題に取り組みだした姿を見ていただければと願っています。
嘘やごまかしが一切利かない先生ですから、第一声でどういわれるのか。
その言葉を想像して、頑張っていこうと思ってます。
私が常々施術のこころのよりどころとさせていただいている先生がいます。
いまは遠方でお住まいで活躍なさっておられます。
最後にお会いしたのは3年前となったでしょうか。
そのときの話をさせていただければと思います。
その先生は、ネット検索を駆使して自分の脚でさまざまな先生の所へ出かけ施術法を体験していきます。
今の流行を走る先生のところもありますが、
ネットでの露出がほとんどないレアで卓越した技を持つ先生を探し当てる検索の天才。
情報を積極的に足で稼ぎ骨董屋が目利きの眼力を養うかのような感性を磨かれています。
知見を広くして、そこから自身の進む成長へと向かう道を厳選しておられるのですね。
私は本から情報を得ることが多く「鈴木君、もっと現地に出向いて身体で施術を感じてごらん。本はその後でもいいのよ」といわれてました。
とっかかりのいい先生と、本で読みこんで調べに調べてから重い腰をあげる私との違いです。
先生にしてみれば私の遅々としたペースはもどかしかったことでしょう。
この先生がいうことが実は正解です。
本になるにはその施術技術が出来上がるまで、
出版になるまで、
私がその出版物に気づいて手に取るまで、
となると、優にその情報は3年遅れになる計算です。
それよりも本になる前の段階で情報をキャッチして行動を起こす機動力があれば、
私より3年〜6年ほど早く、その施術を熟知し、興味が出るレベルの施術技術は習いに行って精通しているわけです。
それで英語が堪能な先生で、調べる範囲は日本にとどまらず世界に目が向けられている。
そうなると私が海外の情報をセミナー等で得る7年ほども前に取り組まれている。
「どこそこの施術家は、どこそこがいいが、どこそこがいまいち」とか。
鋭い感性で集めた屈託ない評を聞かせてくれました。
貴重そのものの、レア情報です。
独自の怖いほど鋭利な目線で、施術家たちの人格、技、その他を含め観ています。
その眼で私はどう映っているのだろうかと思うと、正直、取り繕う間もなく俎板の鯉になるしかない身でした。
私がこちらの先生を尊敬しているのは、
そういった施術技術の先取りをなさっておられるからだけではありません。
「霊性の高さが規格外」という表現で伝えることは難しいと思いますが、
先生のピュアでやさしさのあふれたお人柄を感じ、
その背後に伸びる明るく光るものをみたときには。
先生にお会いできた最後は、コロナの影響前でした。
そのときに思いもよらないことを語ってくれました。
あらたに先生が足を運んで受けた施術ですが、
そこでいまだかつてないほどの体験をしたそうです。
差しさわりが出てはなりませんのでどのようなボディワークかは控えさせていただきますが、
これほどまで丁寧で思いやりを持って人に接してもらったことがあっただろうかと思うほど。
一貫したセッション中の空気感は、
かつてないほど人に敬意と気づかいの最上をもって接していただいていると感じたそうです。
そのセッションを受ける途中で、とめどもなく涙が流れ落ちたといいます。
これほどの感動ははじめてといえるほどなのか、先生の声が震えています。
私が「霊性の高さが規格外」と感じる先生だからこそ、
同様に霊性の高さを持った人格や技術を持つ先生に魅せられたのでしょうか。
先生は、これを「待ってました!」という思いで感動の施術法を学ぼうと考えておられましたが、
時期が合わず先生が遠方へ転居するときにかさなり、
講習の受講は断念なさったと言う経緯があります。
ここで少し私の話を挟ませていただきます。。
私が施術を始めた当初の目的は、とにかく施術で腰椎椎間板ヘルニアを改善がクリアできることでした。
その思いが強く、一般的な施術の路線で学んできたつもりでしたが、
「あなたの体の部品はどのようなものですか?」という見方でした。
患部を確認して、そこを気にして効果的な対処法を探り出している。
お客様が整体院に通う理由としては当然の期待する対応でしょうか。
お体の主訴、腰が痛い!ならばその腰部の痛みを拭うように対処し、
肩が凝ってるといわれれば、背中や頭皮がカチカチで緩めますよと。
もちろん先生は身体の部品の劣化した部分を書き換える作業を否定しません。
ただしそれだけでは欠けているんだよということを、意図的かどうかはさておき、伝えていただきました。
施術者が人としてお客様に対してやさしさをもって敬いながら接する姿勢が極上であれば、
接せられた者はきれいにそれを受け取ったときに感じる経験から。
そこから、いったいなにが受け取れるかがわかったとき。
その衝撃は途方もなく、ココロを揺さぶり、
施術者とお客様の貴重な時の共有を感じさせてくれます。
そこから得られたものの価値は得た者にしかわからない。
ただ。
その話を聞いたとき、私には衝動的に目の前の人の尊い生命エネルギーに触れ、
その眼ををしっかり見て向き合って語り合う施術だと直感したセッションを受けたことがあるだろうか。
またはさせていただいたことがあっただろうか。
有名無名の先生をあわせて何千ものセッションを体験された先生が。
どうにかその施術法の講習を受けられないかと、日程を模索しつつ、
うまくいかないことを嘆き惜しむ姿が、なにかを表しておりました。
一生にわたり忘れられない感動の経験をお客様に差し出してみたい。
自分が体験したことを、みずからの手で体験してもらいたい!
おそらくですが、そう考えていたようです。
仏性をもった人が人に接するときのやさしさです。
まさに先生にふさわしいと感じます。
そのようなことを、いまもときどき思い出します。
この話を伺ったのが先生との最後になりました。
話を伺って、
勝手に私が考えたことは
「最終課題を出していかれた」のだと思えたのです。
だから部品としての人体を知ることを検証し続けて、
解剖生理学上のとらえと施術技術のベースができたとき。
私には、先生がだした取り組みたい次の課題があるのです。
日々の施術に追われ余裕なく解剖学的な見立てを調べ続けてきた私に、
「鈴木君、自他の霊性を高めるほどの施術への取り組みも、併せてやりなさい」と先生ならいわれそうです。
いまだに、そこまでは手が回っていないのですが、
ですがコロナ禍の期間中が、
日頃の体力消耗戦的な施術をせずに勉強に打ち込めたときとなり、
必須課題の解剖学的な部品を熟知する作業が想定外と言えるほど進みました。
そうなった余裕ができて、はじめてもうひとつの課題に取り組む気になりました。
先生にメールはさせていただいたのですが、返信がなくて。
コロナの世界的な流行と人への命に係わる健康被害もあり心配しております。
ですがもし次にお会いできる機会を得られたら、
そのときに課題に取り組みだした姿を見ていただければと願っています。
嘘やごまかしが一切利かない先生ですから、第一声でどういわれるのか。
その言葉を想像して、頑張っていこうと思ってます。
2021年10月21日
お客様自身が自分の情報との距離が近づくと、ストレスのない理解が促される。そのようなときの気づきって、大きな意味を持つのでしょう。
施術にて。
ダンス系のハードなレッスンの末、胸部負傷を負ったというお客様が、
病院でレントゲン撮影をした画像をコピー用紙にプリントアウトしてもってきてくれました。
病院でのレントゲン検査により、下部肋骨に骨折はみられないとの診断を受けたそうです。
そのことを医師よりお伺いして、ほっとしたことでしょう。
そのとき機転を利かせてくれて、
「このレントゲン写真、私が観ても、よくわからないけど、鈴木さんが観たら、何かわかるかもしれないから〜」と考えて、
医師に頼んだらこころよくプリントアウトして手渡してくれたそうです。
そのおかげで、私も勉強になったことがありました。
ひとつは、脊椎の動きの制限がかかる理由のひとつが見えてきた点です。
画像のプリントアウトは、負傷部分から引きの広域の絵で胸部全体が写されています。
それをみると「この椎間板の様子では、この運動が困難となるだろう」という点が明示されております。
動き方の制限を受けている個所のひとつが見て取れます。
もともと生理的に椎間板の後屈部エリアにあたるもので、そのため狭窄ぎみになりやすい部位ですが、
写る絵の椎間板の白さから周囲の軟部組織の靭帯が凝り固まって厚みをました状態が見て取れます。
それもおそらく他の元気な椎間板と配色を比べると年季が入った進んだ状態です。
お客様も私も、薄々その部位に何らかの問題があるということはわかっていたものの、
レントゲン写真になって客観化して観れるというものはインパクトの強さと納得感が違ってきます。
たとえ私がこの部分の椎骨の棘突起がこんな風に横に向いてるとかいわれても、
言葉で伝えられても「ふうーん、そうなんですね」というしかありません。
むろん、自分でそこをどうにか改善できたほうがいいと思うが、
どうしても必死に改善したいというほどまでは思えないことも。
それはやはり施術者の頭のなかにはある程度のビジュアル化した透視図が頭にあるものの、
お客様には自分の体をリアルかつつぶさな像を描けたわけではありません。
そうなると自分の体のことをいわれている助言の場合であっても、
どこか遠くに住んでいるもののように聞こえてしまうのです。
でもレントゲン写真で客観視できたときには、
「えっ!?真面目にこれ、私?よくないんじゃないの!!」って、気づき認識できたと同時に思えてきます。
私も椎骨の変位の状態は把握してから施術をしているものの。。。
施術者から、椎骨の変位が事実だから事実は伝えるべきだといって、
どんどん逐一、ドキッとするようなネガティブな情報をつたえられるのも、施術者もお客様も両者ともに嫌な気になります。
椎骨の変位は日々起こりうるものですし、数時間後の施術後には変位した状態が変わっていますので。
よほどでないかぎり、「ここの椎骨が曲がって左にずれています」などと口を開くことはありません。
ですがお客様ご自身でプリントアウトしていただいたレントゲン写真を持ってきてくれて、
自分の状態を把握しようという意気込みが半端なくあります。
ならばこれはみたまんまお伝えしたほうが筋が通るでしょう。
画像からは胸郭を動かそうとするときにかかるストッパーが、どこの部位によってでてきているかが見えてきました。
靭帯部が凝り固まった白色が強くなった状態の部分を無理に動かそうとはできないようにする安全弁が運動制限を課したストッパーです。
そのストッパーの役割は、
骨に付着している靭帯の箇所が骨から剥がれ落ちたり、たち切れるなどの障害を受ける危険な状態をかばってくれているのです。。
無意識下で傷害しやすくなっている箇所に負傷しないようかばうように運動を操作する無意識下でおこなう作用があります。
身体内部へのダメージが致命傷を負わないよう動き方に制限を自動で制限を加えてくれた結果ですから、
このストッパーを無視するほどのムチャをすると非常に危険な状態に陥るでしょう。
多少のムリはしても、ストッパーをぶっちぎりようなムチャは取り返しがつかないことになります。
その場でお客様と、その認識を共有することができたと思います。
もうひとつですが、レントゲンで撮影された脊椎の様子を参照しつつ、
脊椎の問題がどのようなネックになるだろうかという検証をするとき、
お客様がその場にいて体験談をきかせてくれると本当にわかりいいということでした。
あとは『全脊椎の作用と性質』という、障害した脊椎の個所がわかれば、
どのような運動機能的または身体の諸機能的な問題が出ているか、
または内在しているだろうかということがわかる本があります。
そちらの本からは水分調整に問題が起きやすくなっているとのこと。
すると最近にあったできごとで、
周囲の者から指摘されるほどの汗が大量に出たり、逆に出てほしいときにでなかったりがありましたと報告してくれました。
中医学では人体の 液状物質 (血や汗、尿など)が身体から外に流出しないようにつなぎとどめる働きを 固摂作用(こせつさよう)といいます。
水分量がうまく調整できておらず大量の汗を出し過ぎることで体内のイオン濃度が濃くなりすぎたり薄くなりすぎると、
血行の流れが悪化しますし腹部などの内臓の位置が下垂するようなこともでてきます。
ただこちらのお客様の場合には、話を聞けば一過性の症状であって、
一定の条件がそろわない限り、固摂作用を壊すようなことがないようです。
そうだとわかって、ほっとして固摂作用云々の詳しいことは伝えずスルーしました。
ただ胸椎の具合から固摂作用が乱れるといったわかりづらい内容を説明しようとするより、
さっと高価な施術専門書を開いてみていただいたほうが説得力がありそうなきがしました。^^;
レントゲン写真という、自分のことをリアルに映し出す絵を前にすることで、
確かに説明をする方もされる方もわかりやすくなるんだなと実感いたしました。
蛇足ですが。ーー;
そういえば、私も先週から歯医者に通い始めたのですが。
そちらにおかれているレントゲン写真を撮る機材が入っていて、
ぎゅいーんと頭部の周りをカメラが動き半周すると撮影終了します。
その治療に取り掛かる前の惨憺たるときに撮影した歯のレントゲン写真が
私の目の前のパソコンの液晶モニター画面に表示されます。
歯科医の先生に見えるようにするためだと思うんですが、
そのレントゲン写真を見るたびに、反省を促される気持ちになります。
ダンス系のハードなレッスンの末、胸部負傷を負ったというお客様が、
病院でレントゲン撮影をした画像をコピー用紙にプリントアウトしてもってきてくれました。
病院でのレントゲン検査により、下部肋骨に骨折はみられないとの診断を受けたそうです。
そのことを医師よりお伺いして、ほっとしたことでしょう。
そのとき機転を利かせてくれて、
「このレントゲン写真、私が観ても、よくわからないけど、鈴木さんが観たら、何かわかるかもしれないから〜」と考えて、
医師に頼んだらこころよくプリントアウトして手渡してくれたそうです。
そのおかげで、私も勉強になったことがありました。
ひとつは、脊椎の動きの制限がかかる理由のひとつが見えてきた点です。
画像のプリントアウトは、負傷部分から引きの広域の絵で胸部全体が写されています。
それをみると「この椎間板の様子では、この運動が困難となるだろう」という点が明示されております。
動き方の制限を受けている個所のひとつが見て取れます。
もともと生理的に椎間板の後屈部エリアにあたるもので、そのため狭窄ぎみになりやすい部位ですが、
写る絵の椎間板の白さから周囲の軟部組織の靭帯が凝り固まって厚みをました状態が見て取れます。
それもおそらく他の元気な椎間板と配色を比べると年季が入った進んだ状態です。
お客様も私も、薄々その部位に何らかの問題があるということはわかっていたものの、
レントゲン写真になって客観化して観れるというものはインパクトの強さと納得感が違ってきます。
たとえ私がこの部分の椎骨の棘突起がこんな風に横に向いてるとかいわれても、
言葉で伝えられても「ふうーん、そうなんですね」というしかありません。
むろん、自分でそこをどうにか改善できたほうがいいと思うが、
どうしても必死に改善したいというほどまでは思えないことも。
それはやはり施術者の頭のなかにはある程度のビジュアル化した透視図が頭にあるものの、
お客様には自分の体をリアルかつつぶさな像を描けたわけではありません。
そうなると自分の体のことをいわれている助言の場合であっても、
どこか遠くに住んでいるもののように聞こえてしまうのです。
でもレントゲン写真で客観視できたときには、
「えっ!?真面目にこれ、私?よくないんじゃないの!!」って、気づき認識できたと同時に思えてきます。
私も椎骨の変位の状態は把握してから施術をしているものの。。。
施術者から、椎骨の変位が事実だから事実は伝えるべきだといって、
どんどん逐一、ドキッとするようなネガティブな情報をつたえられるのも、施術者もお客様も両者ともに嫌な気になります。
椎骨の変位は日々起こりうるものですし、数時間後の施術後には変位した状態が変わっていますので。
よほどでないかぎり、「ここの椎骨が曲がって左にずれています」などと口を開くことはありません。
ですがお客様ご自身でプリントアウトしていただいたレントゲン写真を持ってきてくれて、
自分の状態を把握しようという意気込みが半端なくあります。
ならばこれはみたまんまお伝えしたほうが筋が通るでしょう。
画像からは胸郭を動かそうとするときにかかるストッパーが、どこの部位によってでてきているかが見えてきました。
靭帯部が凝り固まった白色が強くなった状態の部分を無理に動かそうとはできないようにする安全弁が運動制限を課したストッパーです。
そのストッパーの役割は、
骨に付着している靭帯の箇所が骨から剥がれ落ちたり、たち切れるなどの障害を受ける危険な状態をかばってくれているのです。。
無意識下で傷害しやすくなっている箇所に負傷しないようかばうように運動を操作する無意識下でおこなう作用があります。
身体内部へのダメージが致命傷を負わないよう動き方に制限を自動で制限を加えてくれた結果ですから、
このストッパーを無視するほどのムチャをすると非常に危険な状態に陥るでしょう。
多少のムリはしても、ストッパーをぶっちぎりようなムチャは取り返しがつかないことになります。
その場でお客様と、その認識を共有することができたと思います。
もうひとつですが、レントゲンで撮影された脊椎の様子を参照しつつ、
脊椎の問題がどのようなネックになるだろうかという検証をするとき、
お客様がその場にいて体験談をきかせてくれると本当にわかりいいということでした。
あとは『全脊椎の作用と性質』という、障害した脊椎の個所がわかれば、
どのような運動機能的または身体の諸機能的な問題が出ているか、
または内在しているだろうかということがわかる本があります。
そちらの本からは水分調整に問題が起きやすくなっているとのこと。
すると最近にあったできごとで、
周囲の者から指摘されるほどの汗が大量に出たり、逆に出てほしいときにでなかったりがありましたと報告してくれました。
中医学では人体の 液状物質 (血や汗、尿など)が身体から外に流出しないようにつなぎとどめる働きを 固摂作用(こせつさよう)といいます。
水分量がうまく調整できておらず大量の汗を出し過ぎることで体内のイオン濃度が濃くなりすぎたり薄くなりすぎると、
血行の流れが悪化しますし腹部などの内臓の位置が下垂するようなこともでてきます。
ただこちらのお客様の場合には、話を聞けば一過性の症状であって、
一定の条件がそろわない限り、固摂作用を壊すようなことがないようです。
そうだとわかって、ほっとして固摂作用云々の詳しいことは伝えずスルーしました。
ただ胸椎の具合から固摂作用が乱れるといったわかりづらい内容を説明しようとするより、
さっと高価な施術専門書を開いてみていただいたほうが説得力がありそうなきがしました。^^;
レントゲン写真という、自分のことをリアルに映し出す絵を前にすることで、
確かに説明をする方もされる方もわかりやすくなるんだなと実感いたしました。
蛇足ですが。ーー;
そういえば、私も先週から歯医者に通い始めたのですが。
そちらにおかれているレントゲン写真を撮る機材が入っていて、
ぎゅいーんと頭部の周りをカメラが動き半周すると撮影終了します。
その治療に取り掛かる前の惨憺たるときに撮影した歯のレントゲン写真が
私の目の前のパソコンの液晶モニター画面に表示されます。
歯科医の先生に見えるようにするためだと思うんですが、
そのレントゲン写真を見るたびに、反省を促される気持ちになります。
私も一度、ぜひ、受けてみたいと衝動的に感じた脳検査をしていただける アルツハイマークリニックってあるんですね。
都内等飲食店。時短営業や制限解除ルールが25日からという、この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか? ^-^
都内も含め日本全体の今の新規感染者数の現象からコロナの第六波があるかどうか。。。
私にはどうなるかは、よくわかりません。
そこを10月末日に見極めて、
新規のお客様の受付再開等のアフターフォローでの施術受付以外の営業の再開をお知らせできるかどうかを
まぐまぐのメルマガでもお知らせする予定でした。
ですが、まぐまぐから相次ぐ、あなたのメールアドレスは使われてますか的な連絡が届き、
いま、すぐにでもメルマガを書いて送らないと、発刊停止措置を受ける気配です。
いきなり、メルマガ、どういう内容にしようかと焦りだす、ここ数日です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話題が変わりまして。
私も一度受けてみたいと、衝動的に思えた脳内検査があります。
(アルツハイマークリニック)というところがあるんですね。
ついさっき知って、詳細はまだ、調べている途中なんですが。
テレビでたまたま視ました。
藤原ヒロシとサカナクション山口一郎による番組<MUSIC:S>『FUJI-YAMA MID-NIGHT-FISHING』中の話題です。
藤原ヒロシさんが、
30年来、自分がアルツハイマーじゃないかと気になっていて、
先日、アルツハイマークリニックというところで検査をしたという話題がでてました。
造影剤を血中にいれて30分くらいすると、脳内に造影剤が入ったころを見計らってCTのような機器を使い脳の画像撮影を行います。
アルツハイマーの認知症の症状は、
アミロイドβの脳組織への蓄積により、脳細胞が死滅する事が原因で起きます。
発症までは、10年〜20年などの時間をかけて徐々に悪化することで、
やがて発症しアルツハイマー型認知症と診断されます。
ならば検査画像から脳内ので脳細胞の死滅が確認できた状態を判断し、
問題なければホッとする。
兆候があればそれ以上の悪化の進行が進まないように投薬等で対策を打つステージに移るきっかけが得られる画期的な検査法です。
現在、すでに死滅した脳のダメージを修復する対処法は開発されてないからこそ、
現状維持ができるならば、それもありがたい!!
藤原さんは、検査から「兆候なし」という結果がわかり、ほっとしたでしょう。
自分の体を気遣うミュージシャン。
いいですね〜!
皆様、いかがお過ごしでしょうか? ^-^
都内も含め日本全体の今の新規感染者数の現象からコロナの第六波があるかどうか。。。
私にはどうなるかは、よくわかりません。
そこを10月末日に見極めて、
新規のお客様の受付再開等のアフターフォローでの施術受付以外の営業の再開をお知らせできるかどうかを
まぐまぐのメルマガでもお知らせする予定でした。
ですが、まぐまぐから相次ぐ、あなたのメールアドレスは使われてますか的な連絡が届き、
いま、すぐにでもメルマガを書いて送らないと、発刊停止措置を受ける気配です。
いきなり、メルマガ、どういう内容にしようかと焦りだす、ここ数日です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
話題が変わりまして。
私も一度受けてみたいと、衝動的に思えた脳内検査があります。
(アルツハイマークリニック)というところがあるんですね。
ついさっき知って、詳細はまだ、調べている途中なんですが。
テレビでたまたま視ました。
藤原ヒロシとサカナクション山口一郎による番組<MUSIC:S>『FUJI-YAMA MID-NIGHT-FISHING』中の話題です。
藤原ヒロシさんが、
30年来、自分がアルツハイマーじゃないかと気になっていて、
先日、アルツハイマークリニックというところで検査をしたという話題がでてました。
造影剤を血中にいれて30分くらいすると、脳内に造影剤が入ったころを見計らってCTのような機器を使い脳の画像撮影を行います。
アルツハイマーの認知症の症状は、
アミロイドβの脳組織への蓄積により、脳細胞が死滅する事が原因で起きます。
発症までは、10年〜20年などの時間をかけて徐々に悪化することで、
やがて発症しアルツハイマー型認知症と診断されます。
ならば検査画像から脳内ので脳細胞の死滅が確認できた状態を判断し、
問題なければホッとする。
兆候があればそれ以上の悪化の進行が進まないように投薬等で対策を打つステージに移るきっかけが得られる画期的な検査法です。
現在、すでに死滅した脳のダメージを修復する対処法は開発されてないからこそ、
現状維持ができるならば、それもありがたい!!
藤原さんは、検査から「兆候なし」という結果がわかり、ほっとしたでしょう。
自分の体を気遣うミュージシャン。
いいですね〜!
2021年10月19日
コロナにより、それぞれの人が、気持ち、生活、仕事など、大きな変化をむかえたことでしょう。
少しずつ寒くなってきました。
10月の半ばを過ぎたというのに、
室内のゴツコラ畑が、わさわさ伸びていたのも失速しそう。
数日前まで半そでシャツを着ていたときが懐かしい。
皆様は風邪などひかずにお元気でしょうか?
東海道新幹線でアルコール販売が再開されるとテレビニュースで知って、
コロナ前の生活にもどってきたことを感じるこの頃です。
そのこともてつだって、
知人の施術院には、お客様が戻ってきてうれしいと連絡がありました。
お客様の極端な減少が続いた施術者の体が楽だったコロナ禍。
体が疲れ果てた日々のときには考えられなかった多忙なときが休符して、
そのときには自分の人生の軸を考えていく余裕ができました。
先行きを不安視すればどうにかなるものじゃない。
仕事中心だった人生設計を、自身の生きがいにも目を配るきっかけのときになりました。
私は半農半施術へと向かう夢をかたり、
売れる農作物をつくれるほどの力はなくても、
自分がすこやかに生きる喜びの糧となる作物は自分の手で。
日々、自然のきびしさとやさしさに向き合う暮らしが理想。
東京では無理な話で、移住先を模索した時期もあります。
想定していた生活環境と様々な面でかわった。。。
そんなことを痛感する一人でもあります。
コロナにより、それぞれの人が、気持ち、生活、仕事など、大きな変化をむかえたことでしょう。
私の知り合いでよくしていただいている施術の先生がおります。
気骨と誠意をもってお客様(患者さま)につくすタイプの良心的な先生です。
一ヶ月前ぐらいに、施術者をやめて転業するという連絡をいただいてました。
それで、ずっと気になっておりました。
医療関係の国家資格をお持ちの先生で、
多額の身銭を切って多くの施術関係のセミナーにも参加し研鑽を積んでおられました。
私は、その先生から施術のやり方を披露していただき、幾度となく内容の濃い勉強をさせていただいております。
そうした先生の研鑽が私に伝えられ、
そして私の施術を受けるお客様が最終の受益者として助けられてきました。
そのようなことはお客様には知らされておりませんが、そうだったのです。
数日前に、
私と同業者の先生から、次の仕事が決まったとお電話をいただきました。
私は口にはでませんでしたが
「そうかぁ、おめでとう」という気持ちと同時に残念でなりませんでした。
先生も施術を20年以上誇りを持って続けてきた仕事です。
そちらを熟慮しての転業の決断です。
仕事内容は施術の知見が生きるものではありませんが、
声が明るく希望も満ちた様子が伝わってきて安心しました。
またひとり、施術を一生涯を貫く仕事として努められていた先生が別の道へと進むこととなりました。
ですが先生の状況がいくつか変われば、またいつか施術を本格的になさることもあるでしょう。。。
仕事を人のために奉仕するものだという視点でみるならば、
施術も他も変わりはしません。
取り組む姿勢つまり「覚悟」が大事です。
「覚悟」ができきていれば、本人の身も軽く周囲にそれは伝わります。針の穴ほどの大きさでも突破できることを信じています。
基本、取り組む際の「覚悟」次第でどんなことをしていても、充実感がある生活が楽しむことができる。
特に未経験の仕事や、いまだかつてしたことがない職場環境での生活などは、そうでしょう。
先生は自身の身体の様子を見ながら、
いままで仕事でしてきた熱意のままに、新たな仕事や活動への取り組みへ。
愛情を持って挑戦してほしいと願っています。
10月の半ばを過ぎたというのに、
室内のゴツコラ畑が、わさわさ伸びていたのも失速しそう。
数日前まで半そでシャツを着ていたときが懐かしい。
皆様は風邪などひかずにお元気でしょうか?
東海道新幹線でアルコール販売が再開されるとテレビニュースで知って、
コロナ前の生活にもどってきたことを感じるこの頃です。
そのこともてつだって、
知人の施術院には、お客様が戻ってきてうれしいと連絡がありました。
お客様の極端な減少が続いた施術者の体が楽だったコロナ禍。
体が疲れ果てた日々のときには考えられなかった多忙なときが休符して、
そのときには自分の人生の軸を考えていく余裕ができました。
先行きを不安視すればどうにかなるものじゃない。
仕事中心だった人生設計を、自身の生きがいにも目を配るきっかけのときになりました。
私は半農半施術へと向かう夢をかたり、
売れる農作物をつくれるほどの力はなくても、
自分がすこやかに生きる喜びの糧となる作物は自分の手で。
日々、自然のきびしさとやさしさに向き合う暮らしが理想。
東京では無理な話で、移住先を模索した時期もあります。
想定していた生活環境と様々な面でかわった。。。
そんなことを痛感する一人でもあります。
コロナにより、それぞれの人が、気持ち、生活、仕事など、大きな変化をむかえたことでしょう。
私の知り合いでよくしていただいている施術の先生がおります。
気骨と誠意をもってお客様(患者さま)につくすタイプの良心的な先生です。
一ヶ月前ぐらいに、施術者をやめて転業するという連絡をいただいてました。
それで、ずっと気になっておりました。
医療関係の国家資格をお持ちの先生で、
多額の身銭を切って多くの施術関係のセミナーにも参加し研鑽を積んでおられました。
私は、その先生から施術のやり方を披露していただき、幾度となく内容の濃い勉強をさせていただいております。
そうした先生の研鑽が私に伝えられ、
そして私の施術を受けるお客様が最終の受益者として助けられてきました。
そのようなことはお客様には知らされておりませんが、そうだったのです。
数日前に、
私と同業者の先生から、次の仕事が決まったとお電話をいただきました。
私は口にはでませんでしたが
「そうかぁ、おめでとう」という気持ちと同時に残念でなりませんでした。
先生も施術を20年以上誇りを持って続けてきた仕事です。
そちらを熟慮しての転業の決断です。
仕事内容は施術の知見が生きるものではありませんが、
声が明るく希望も満ちた様子が伝わってきて安心しました。
またひとり、施術を一生涯を貫く仕事として努められていた先生が別の道へと進むこととなりました。
ですが先生の状況がいくつか変われば、またいつか施術を本格的になさることもあるでしょう。。。
仕事を人のために奉仕するものだという視点でみるならば、
施術も他も変わりはしません。
取り組む姿勢つまり「覚悟」が大事です。
「覚悟」ができきていれば、本人の身も軽く周囲にそれは伝わります。針の穴ほどの大きさでも突破できることを信じています。
基本、取り組む際の「覚悟」次第でどんなことをしていても、充実感がある生活が楽しむことができる。
特に未経験の仕事や、いまだかつてしたことがない職場環境での生活などは、そうでしょう。
先生は自身の身体の様子を見ながら、
いままで仕事でしてきた熱意のままに、新たな仕事や活動への取り組みへ。
愛情を持って挑戦してほしいと願っています。
2021年10月17日
一度なったらずっと終わりなく継続する肩の痛み、、、つらいよね。。。
一度なったらずっと終わりなく継続する痛み、、、つらいよね。。。
たとえば、土佐犬のたづなを引いていたとき。
急に土佐犬が走り出した!
私は腕ごともがれるように、腕が持ってかれた!!
「おいおい、ちょっと待ってくれよ!!」って叫び、持ってかれないよう胴体を残したとしましょう。
そのときに肩関節って?

とっさのことで、自分では肩がいったいどうなっているかはわかりませんが、
そのときに関節部の靭帯や腱に起きる歪曲という癒着がおきてしまうのです。

上図の絵のように、
正常な関節の骨間が急激に強く引っ張られると、真ん中の絵になります。
そして引っ張られて腕が抜けそうになって、慌てて犬を引き戻そうを引っ張るとねじりが入ったまま、
靭帯や腱の部位がよじれつつ委縮してしまう。
すると、どうなるか。。。
靭帯や腱には、こうして大きな衝撃や変化が起きてしまったときにかかる関節への牽引や委縮のベクトルの反対になるようにゆっくりとけん引と委縮をすれば元通りになるのですが。。。
そんなことをすればいいんだなって、もし私が知っていたとしても、とっさにそんなことができるわけがありません。。
するとゆがみ曲がった(=歪曲した)関節部靭帯や腱が委縮した状態へと移行し、うまく関節がはまることができなくなるのです。
そのとき、痛みや張りなどの不調が起きています。
ただ大事なポイントは、このような衝撃のエネルギーが複雑なベクトルで入り込んだ関節の靭帯や腱。
これらは自動的に癒着がはがれて元に戻す力が働きづらい傾向にあります。
まっすぐに引っ張られて腱や靭帯が、単純に伸びたときなら、その周囲の筋が多少の収縮調整を行って状態を改善するきっかけを作ります。
ですが複雑なベクトルに引っ張られるようなゆがみや曲がりがはいった場合、その複雑さゆえに筋が容易にその場の修復をはかれません。
それどころか、状況によっては時間経過につれて歪曲部の癒着が進んでしまい、その場の炎症が増すこともよくあるのです。
「自然に治ってくれればいいな〜」と、普通は期待するじゃないですか。
だいたいの場合、炎症痛は炎症が引くことで消えてくれますから。
そこまで辛抱強く耐えればいい。
でもこのときの問題部分が靭帯や腱の歪曲による癒着というと、
もともとそれらは癒着すると筋肉のように体液がふんだんにある細胞から構成されてはいないため代謝が少なく、
なかなかほどけることがないんです。
それどころか関節のゆがみは、その周囲の筋やさらに遠位にある腱や靭帯をもずらして牽引痛をおこして、痛みに勢いをあたえるのです。
この場合、残念ながらシップを貼ってもダメです。。。
そのうえ、マッサージをしたら改悪します。。。
だから対処法を知らないと、その痛みを永年耐え続けて、悪化が進んで麻痺をおこすまで関節のずれを固定化すまで終わりがない。
イヤな特殊なケースなんですね。。。
オステオパシーの手技のひとつに、こちらの歪曲を改善させるためのテクニックがありますので、
まずはそちらを、できるだけ不調が起きて早期に受けることが有効性が高いといえるのでしょう。
障害したときから時間が長く経過すればするほど、その患部の癒着は深まってリリースが困難化するでしょう。
ときには手技で極度の痛みを感じることともなりますし、うまく関節の歪曲をほどくことができなくなります。
ただこのような症状は肩のみに限ったものではありません。
足首や膝などに、このような腱や靭帯の歪曲が過去に生じて治さないままでいて、
それが影響で体のゆがみを永年にわたって続けざるをえなくなっていたというケースも珍しくはありません。
たとえば、土佐犬のたづなを引いていたとき。
急に土佐犬が走り出した!
私は腕ごともがれるように、腕が持ってかれた!!
「おいおい、ちょっと待ってくれよ!!」って叫び、持ってかれないよう胴体を残したとしましょう。
そのときに肩関節って?

とっさのことで、自分では肩がいったいどうなっているかはわかりませんが、
そのときに関節部の靭帯や腱に起きる歪曲という癒着がおきてしまうのです。

上図の絵のように、
正常な関節の骨間が急激に強く引っ張られると、真ん中の絵になります。
そして引っ張られて腕が抜けそうになって、慌てて犬を引き戻そうを引っ張るとねじりが入ったまま、
靭帯や腱の部位がよじれつつ委縮してしまう。
すると、どうなるか。。。
靭帯や腱には、こうして大きな衝撃や変化が起きてしまったときにかかる関節への牽引や委縮のベクトルの反対になるようにゆっくりとけん引と委縮をすれば元通りになるのですが。。。
そんなことをすればいいんだなって、もし私が知っていたとしても、とっさにそんなことができるわけがありません。。
するとゆがみ曲がった(=歪曲した)関節部靭帯や腱が委縮した状態へと移行し、うまく関節がはまることができなくなるのです。
そのとき、痛みや張りなどの不調が起きています。
ただ大事なポイントは、このような衝撃のエネルギーが複雑なベクトルで入り込んだ関節の靭帯や腱。
これらは自動的に癒着がはがれて元に戻す力が働きづらい傾向にあります。
まっすぐに引っ張られて腱や靭帯が、単純に伸びたときなら、その周囲の筋が多少の収縮調整を行って状態を改善するきっかけを作ります。
ですが複雑なベクトルに引っ張られるようなゆがみや曲がりがはいった場合、その複雑さゆえに筋が容易にその場の修復をはかれません。
それどころか、状況によっては時間経過につれて歪曲部の癒着が進んでしまい、その場の炎症が増すこともよくあるのです。
「自然に治ってくれればいいな〜」と、普通は期待するじゃないですか。
だいたいの場合、炎症痛は炎症が引くことで消えてくれますから。
そこまで辛抱強く耐えればいい。
でもこのときの問題部分が靭帯や腱の歪曲による癒着というと、
もともとそれらは癒着すると筋肉のように体液がふんだんにある細胞から構成されてはいないため代謝が少なく、
なかなかほどけることがないんです。
それどころか関節のゆがみは、その周囲の筋やさらに遠位にある腱や靭帯をもずらして牽引痛をおこして、痛みに勢いをあたえるのです。
この場合、残念ながらシップを貼ってもダメです。。。
そのうえ、マッサージをしたら改悪します。。。
だから対処法を知らないと、その痛みを永年耐え続けて、悪化が進んで麻痺をおこすまで関節のずれを固定化すまで終わりがない。
イヤな特殊なケースなんですね。。。
オステオパシーの手技のひとつに、こちらの歪曲を改善させるためのテクニックがありますので、
まずはそちらを、できるだけ不調が起きて早期に受けることが有効性が高いといえるのでしょう。
障害したときから時間が長く経過すればするほど、その患部の癒着は深まってリリースが困難化するでしょう。
ときには手技で極度の痛みを感じることともなりますし、うまく関節の歪曲をほどくことができなくなります。
ただこのような症状は肩のみに限ったものではありません。
足首や膝などに、このような腱や靭帯の歪曲が過去に生じて治さないままでいて、
それが影響で体のゆがみを永年にわたって続けざるをえなくなっていたというケースも珍しくはありません。
2021年10月15日
お客様からの問いかけでしたが、いい加減なことはいえないので、返答できませんでした。。。 m__m
お客様から、
「私の首筋の凝りは、大丈夫でしょうか?認知症になりはしないでしょうか。。。」
という疑問を投げかけられました。
質問をいただきましたお客様の頸部は、以前は左首の凝りが背中の影響があり芳しくない状態でした。鋼のような斜角筋や舌に関する筋群、胸鎖乳突筋が、それが代謝力が全身にわたってまんべんなく作用していただいた影響もあって、だいぶ状態が安定しつつあるという好転へ向かう変化の兆しが顕著です。
快方へ向かっていたときにかけられた質問は答えやすく、にんまりして「首凝りはいい感じですね!」と答えることができました。

ただ頸部の状態が直接的に認知症になる要因かどうかを判断するようなことは医学的になされていることではありません。そこは医師ではない私には答えられません。
首凝りと認知症の明らかな統計的な発症への因果関係がわかっているわけではないのです。
認知症についての研究は、現在進行形で医学界でも進められている事項です。
単純な頭部への血液を含め体液の流動性に着眼していくために頸部の凝りに着眼したものです。すべてがカバーできているようなものではございません。
参考となる可能性を秘めた着眼点のひとつという考え方が現実的でしょう。
実際のところたまたま私が観てきた認知症の方々の首筋の凝りが強くなっていただけかもしれませんが、
18名の方のチェックをさせていただいた際、頸部中程の凝りも気になりましたが、どなたにも頸椎第一への変位を促す凝りが見受けられたのが印象的でした。
施術をするものは一つずつ、自分の目と手で確認を積み重ねていき、独自の指標を持ちますが、正直に言えば、例が少なすぎて説得力はないというのが現状です。。。
ただ私が内々でお医者様から聞いた話では、という怪しい話ではありますが、頸動脈の血流低下と同時に頸部の静脈の血流が落ちることで脳内に脳神経が役目を終えて廃棄されるものがたまり出すといいます。
だから、、、そうなると頸動脈よりも外側にある頸静脈ですから、それは首の特に側方にある筋肉の凝りによって、さらに影響を受けシビアなものだといいます。
ならば頚静脈ではなく頸動脈をチェックするかというと、
静脈よりも動脈のほうが脈診の応用も利きますし、観察がしやすいので、そちらを使っているにすぎません。
本来は頸静脈の血流の状態をもっと気にして観察するほうが実体が見えてくるのかもしれません。
頚部の凝りがあったといっても、頸動脈等の状態が違えば結果も異なります。
たとえば、きびしい首凝りではなく軽微な凝りとしても、もともとの頸動脈の脈管が細く軟弱であれば、さほどの凝りがなくても危険性はあるものです。
対して、頸動脈の脈管が太くたくましい形状で形態に強さがあれば押しつぶされにくい。そのときは首凝りが多少あっても脳や頭部への血流は確保できているようです。
頭部の血行状態の良否は他の条件もあるでしょう。
たとえば、頭部の頭蓋骨が縫合部位で変位が生じて呼吸にあわせた律動が起きなくなることで、頭部の内部には脳脊髄液がたまって脳を圧迫する。それは脳内の血流の阻害に影響することにもなるため、チェックは欠かせない。
他には、脳の働きが敏感に活性する人は、ストレスを多めに感じてしまう傾向にあります。
そのような繊細な人ほど「ストレス脳」と呼ばれる脳の中心部に血液が集中して外縁は血液が足らない状態に陥ってしまいます。
これでも脳内の血流阻害にもつながり悪影響を受けるだろうといわれます。
※ このパターンの方は、会話中など目の瞳孔の開閉を観察して読みとることができるときがあります。
※ 脈を診るとき、緊張性反射で脈が強まる人がいますので、その方も過剰なストレスを感じやすい可能性があるなと感じています。
もしもご自身が過度にストレスを敏感に感じ取る傾向が顕著だと感じるときは、抗ストレス作用のあるハーブ等を1っかげつほど試して様子を見てみることをお勧めいたします。
そのほかにも有力と思える推測する事項は多数存在しておりますので、
そのような見分けるノウハウを蓄積増やして、自分なりの見方を模索しています。
もちろん冒頭でいいましたように、医師ではないのでお客様に直接勝手な解釈をした内容をお話しすることはできません。
「なーんだ、それじゃ、お客様の自分たちには、何らメリットもなさそうじゃないか」と言われそうですね。
でも口で説明することはできなくても様々な危険因子と思われるものは、施術中に対処しています。
それにより、たとえば上記の絵の胸鎖乳突筋や斜角筋等の頸動脈の圧迫を強いる部位の凝りなどは、
丁寧に取り除いて解放するように時間をかけています。
首の問題があるんだとお客様が積極的におっしゃられるときもありますが、
ほぼ8割方のお客様は、こんなところになぜ、こんな凝りがあるのか?!という感想でしょう。
手技でアプローチを受けて状態に気づいたということとなります。
また認知症の発症にこだわるっていっても、なんら権限等がない身分です。
そこまでやらなくてもいいだろうと同業者の友達から言われることもあります。
ですが個人的な考えでは、最初から自分の領分ではないとして扱わないですまされる問題ではないような気がしています。
今後の認知症初期のお客様も増えるということは、認知症専門医が公言していますが、統計的にもその資料を集めれば深刻さは増しております。
そのような点での対処の重要性が、今後、増していくだろうということです。
ならば後になって調べるよりも、先々に勉強しておいたほうが違いが出てくると思います。
(実際は、資料を集めた結果、すでに悠長なことを言える時期ではないような気がしています。)
とはいえ私という個人が手持ちの得意分野や関心あるところから手を伸ばしていくというやり方で終始させるつもりですので、
要領の得ない着想や対処調査のときも多々あって。
重箱の隅を突っついて成果が上がらないときもあります。
ですが研究心を貫き持っていれば、少しずつ自身を説得できるようなヒントが目に付くようになるわけです。
目的意識を明確にして観察をしなければ、人間の意識は重視すべき情報ではない無価値なものと判断して、目には写っても脳に必要な情報として書き込まれず流れてしまうでしょう。
自分の脳に「これが価値があるんだぞ!いいな!わかってるよな!!」と言い続けることです。
それさえできれば、私は願いはかなうと考えています。
どんな人でもきわめて優秀な脳の力を保持しており、それを発揮して解決の糸口をつかめるものです。
考えるためには自分の手足を使って経験で稼ぐ情報の量を必要とします。
それを膨大にためていくことで骨董屋が名品を数観て眼力を磨くと同様な眼力が観に備わります。
観る量とは、意味内容を吟味して理解するということです。
皮膚感覚を通して咀嚼した知識は直感的にわかる、スポーツ選手が一瞬をとらえて判断するのと似たことが起こります。
経験でえた咀嚼された情報を脳内に蓄積し、意味関連付けができるよう寝かせ、複雑な情報処理をおこなえるようになった状態のことを直感が働くといいます。
そこにはいい加減さを含めることはありません。
楽をせず、自分の興味関心を持った点に注力して苦労するほうが、自分には向いているような気がします。
中途半端なことをするのは損をしているように思えて楽しくは感じられないのです。
そのようなことをいう私自身、脈診が少しずつわかってきて、自身の頸動脈を診て「これは物忘れが悪くなってくるわけで、脳内が深刻な状態になっているのは否定できない。。。」と知ることになって愕然としたとき。
対応策を模索しようとしたときには、熱が俄然、増し増しになり研究が進みました。
「昔好きだった芸能人の名前は普通に覚えていても、脇役の俳優の名前等、ごっそり記憶のなかから抜け落ちてるぞ。。。」
そのようなことで、危機感を感じたのが発端で、自身の記憶と集中と認知を絡めて探り出そうとしたのがきっかけでした。
施術で手技を練ってみても自分に対しておこなえるほど器用なものではないし、手技でどうにか一時的にリセットしたとしても、その奥の凝りが根っこになっていれば早々に元に戻ろうとするいたちごっこ。
特に私自身の首凝りの深層部は課題が山積、危機があおられるだけの問題がありました。。。
手技でリリースは、頭部という巨大な重さを持つパーツが最頂点に乗せられた人間には、首凝りが作り出されやすい宿命があります。
首の後ろにある項靱帯という靱帯が効いた状態で日常生活上で立てている人たちが、私を含め、いかに少ないことか。
もしかしたら項靱帯を使って立った感覚を味わったことがなかったという方も多いでしょう。。。
手の内の研究が発端で首の現状を大幅改善をかなえてくれたのです。
あきらかに私自身、想定外の幸運!!
「手を前足と見て使う気づきと実践がなければ、どうなっていたことだろうか?」
手技と栄養だけでは、対処上の手薄感が否めなかった私には、真剣そのものでそう感じてしまいます。
加えて言うならば「認知率を改善するには、普段慣れていない複雑な運動を取り組むと良い」とされていますから、
そのような意味でも、手の内の研究と実践、そして進化は、大変理にかなった脳への刺激にもなったといえるでしょう。
使い慣れていない筋肉を細分化して使うことで、腱鞘炎や筋肉痛はいまでもあるものですが、いままでついたことがなかった使うべき理想の部位に筋肉が育つ感覚は、得難い楽しみです。
認知症対策のために育てているゴツコラ。。。

ゴツコラの性格がわかってきて、安定的に独自のうまい育て方ができるようになりました。
最近は、2階の窓辺にて、100円均一のキャンドゥで買った小ぶりの容器で育てるようにしています。
すると身近で採取が楽で完全無農薬、害虫もブロックでき、ゴツコラの葉は小さいですが新鮮そのものをいただけています。
すると、、、不思議と脳の働きがアップしてるような気がします。
食べるIQといわれるゴツコラで、健脳食として育てていますが、日々、残暑のなか勢いよく育ってくれる丸い葉のゴツコラをみると、こころがほっこりする。栽培して育つ姿にストレスが消えて気持ちが丸くなるような気がします。
残念ながらゴツコラだけでは、代謝が停滞する状態が高い方々には十分な成果が得られるようなものではないでしょう。
というわけで。。。
いまだ、私自身、認知症対策って自分なりに考えてどういう手があるか。
手探りで試行錯誤をしています。
だからお客様にこの状態は脳への血流が減っているようですという首凝りにより頸動脈の血の通りが阻害されているかどうかは見えても、認知症になるかどうかなど、お答えすることはできないのです。
申し訳ございません。
私自身への認知症対策の骨子、「栄養、運動、施術による手技」の3つを有効にあわせていくことで、おぼろげながら打ち手がみえてきました。
一般的な認知症対策とはかけ離れた独自路線ですが、たとえミスっても責任は自分の身でとることですから、そこはご容赦をお願いできればと思います。
今まで身体の使い方を模索してぼろぼろになって長期休業を繰り返してきた施術での負の状態は、たぶんに私の脳に悪影響として積まれてきている自覚があるのです。
自分なりに合理的な手として考えたものを実践し、トライ&エラーから磨きをかけていくことで、自身がどう変わるかを、いま、自身の身体で実感し経験値を高めようとしているまっただ中です。
科学的な調査とはなっていないという自覚はありますが、身体の仕組みや働きの理解を深めるためのきっかけになってくれているようです。
またもし仮に、今後、自己の体験を通して得られた成果があれば、
いずれ、それは参考までにということで、興味のある人にはお話しできればうれしいと考えています。
「私の首筋の凝りは、大丈夫でしょうか?認知症になりはしないでしょうか。。。」
という疑問を投げかけられました。
質問をいただきましたお客様の頸部は、以前は左首の凝りが背中の影響があり芳しくない状態でした。鋼のような斜角筋や舌に関する筋群、胸鎖乳突筋が、それが代謝力が全身にわたってまんべんなく作用していただいた影響もあって、だいぶ状態が安定しつつあるという好転へ向かう変化の兆しが顕著です。
快方へ向かっていたときにかけられた質問は答えやすく、にんまりして「首凝りはいい感じですね!」と答えることができました。

ただ頸部の状態が直接的に認知症になる要因かどうかを判断するようなことは医学的になされていることではありません。そこは医師ではない私には答えられません。
首凝りと認知症の明らかな統計的な発症への因果関係がわかっているわけではないのです。
認知症についての研究は、現在進行形で医学界でも進められている事項です。
単純な頭部への血液を含め体液の流動性に着眼していくために頸部の凝りに着眼したものです。すべてがカバーできているようなものではございません。
参考となる可能性を秘めた着眼点のひとつという考え方が現実的でしょう。
実際のところたまたま私が観てきた認知症の方々の首筋の凝りが強くなっていただけかもしれませんが、
18名の方のチェックをさせていただいた際、頸部中程の凝りも気になりましたが、どなたにも頸椎第一への変位を促す凝りが見受けられたのが印象的でした。
施術をするものは一つずつ、自分の目と手で確認を積み重ねていき、独自の指標を持ちますが、正直に言えば、例が少なすぎて説得力はないというのが現状です。。。
ただ私が内々でお医者様から聞いた話では、という怪しい話ではありますが、頸動脈の血流低下と同時に頸部の静脈の血流が落ちることで脳内に脳神経が役目を終えて廃棄されるものがたまり出すといいます。
だから、、、そうなると頸動脈よりも外側にある頸静脈ですから、それは首の特に側方にある筋肉の凝りによって、さらに影響を受けシビアなものだといいます。
ならば頚静脈ではなく頸動脈をチェックするかというと、
静脈よりも動脈のほうが脈診の応用も利きますし、観察がしやすいので、そちらを使っているにすぎません。
本来は頸静脈の血流の状態をもっと気にして観察するほうが実体が見えてくるのかもしれません。
頚部の凝りがあったといっても、頸動脈等の状態が違えば結果も異なります。
たとえば、きびしい首凝りではなく軽微な凝りとしても、もともとの頸動脈の脈管が細く軟弱であれば、さほどの凝りがなくても危険性はあるものです。
対して、頸動脈の脈管が太くたくましい形状で形態に強さがあれば押しつぶされにくい。そのときは首凝りが多少あっても脳や頭部への血流は確保できているようです。
頭部の血行状態の良否は他の条件もあるでしょう。
たとえば、頭部の頭蓋骨が縫合部位で変位が生じて呼吸にあわせた律動が起きなくなることで、頭部の内部には脳脊髄液がたまって脳を圧迫する。それは脳内の血流の阻害に影響することにもなるため、チェックは欠かせない。
他には、脳の働きが敏感に活性する人は、ストレスを多めに感じてしまう傾向にあります。
そのような繊細な人ほど「ストレス脳」と呼ばれる脳の中心部に血液が集中して外縁は血液が足らない状態に陥ってしまいます。
これでも脳内の血流阻害にもつながり悪影響を受けるだろうといわれます。
※ このパターンの方は、会話中など目の瞳孔の開閉を観察して読みとることができるときがあります。
※ 脈を診るとき、緊張性反射で脈が強まる人がいますので、その方も過剰なストレスを感じやすい可能性があるなと感じています。
もしもご自身が過度にストレスを敏感に感じ取る傾向が顕著だと感じるときは、抗ストレス作用のあるハーブ等を1っかげつほど試して様子を見てみることをお勧めいたします。
そのほかにも有力と思える推測する事項は多数存在しておりますので、
そのような見分けるノウハウを蓄積増やして、自分なりの見方を模索しています。
もちろん冒頭でいいましたように、医師ではないのでお客様に直接勝手な解釈をした内容をお話しすることはできません。
「なーんだ、それじゃ、お客様の自分たちには、何らメリットもなさそうじゃないか」と言われそうですね。
でも口で説明することはできなくても様々な危険因子と思われるものは、施術中に対処しています。
それにより、たとえば上記の絵の胸鎖乳突筋や斜角筋等の頸動脈の圧迫を強いる部位の凝りなどは、
丁寧に取り除いて解放するように時間をかけています。
首の問題があるんだとお客様が積極的におっしゃられるときもありますが、
ほぼ8割方のお客様は、こんなところになぜ、こんな凝りがあるのか?!という感想でしょう。
手技でアプローチを受けて状態に気づいたということとなります。
また認知症の発症にこだわるっていっても、なんら権限等がない身分です。
そこまでやらなくてもいいだろうと同業者の友達から言われることもあります。
ですが個人的な考えでは、最初から自分の領分ではないとして扱わないですまされる問題ではないような気がしています。
今後の認知症初期のお客様も増えるということは、認知症専門医が公言していますが、統計的にもその資料を集めれば深刻さは増しております。
そのような点での対処の重要性が、今後、増していくだろうということです。
ならば後になって調べるよりも、先々に勉強しておいたほうが違いが出てくると思います。
(実際は、資料を集めた結果、すでに悠長なことを言える時期ではないような気がしています。)
とはいえ私という個人が手持ちの得意分野や関心あるところから手を伸ばしていくというやり方で終始させるつもりですので、
要領の得ない着想や対処調査のときも多々あって。
重箱の隅を突っついて成果が上がらないときもあります。
ですが研究心を貫き持っていれば、少しずつ自身を説得できるようなヒントが目に付くようになるわけです。
目的意識を明確にして観察をしなければ、人間の意識は重視すべき情報ではない無価値なものと判断して、目には写っても脳に必要な情報として書き込まれず流れてしまうでしょう。
自分の脳に「これが価値があるんだぞ!いいな!わかってるよな!!」と言い続けることです。
それさえできれば、私は願いはかなうと考えています。
どんな人でもきわめて優秀な脳の力を保持しており、それを発揮して解決の糸口をつかめるものです。
考えるためには自分の手足を使って経験で稼ぐ情報の量を必要とします。
それを膨大にためていくことで骨董屋が名品を数観て眼力を磨くと同様な眼力が観に備わります。
観る量とは、意味内容を吟味して理解するということです。
皮膚感覚を通して咀嚼した知識は直感的にわかる、スポーツ選手が一瞬をとらえて判断するのと似たことが起こります。
経験でえた咀嚼された情報を脳内に蓄積し、意味関連付けができるよう寝かせ、複雑な情報処理をおこなえるようになった状態のことを直感が働くといいます。
そこにはいい加減さを含めることはありません。
楽をせず、自分の興味関心を持った点に注力して苦労するほうが、自分には向いているような気がします。
中途半端なことをするのは損をしているように思えて楽しくは感じられないのです。
そのようなことをいう私自身、脈診が少しずつわかってきて、自身の頸動脈を診て「これは物忘れが悪くなってくるわけで、脳内が深刻な状態になっているのは否定できない。。。」と知ることになって愕然としたとき。
対応策を模索しようとしたときには、熱が俄然、増し増しになり研究が進みました。
「昔好きだった芸能人の名前は普通に覚えていても、脇役の俳優の名前等、ごっそり記憶のなかから抜け落ちてるぞ。。。」
そのようなことで、危機感を感じたのが発端で、自身の記憶と集中と認知を絡めて探り出そうとしたのがきっかけでした。
施術で手技を練ってみても自分に対しておこなえるほど器用なものではないし、手技でどうにか一時的にリセットしたとしても、その奥の凝りが根っこになっていれば早々に元に戻ろうとするいたちごっこ。
特に私自身の首凝りの深層部は課題が山積、危機があおられるだけの問題がありました。。。
手技でリリースは、頭部という巨大な重さを持つパーツが最頂点に乗せられた人間には、首凝りが作り出されやすい宿命があります。
首の後ろにある項靱帯という靱帯が効いた状態で日常生活上で立てている人たちが、私を含め、いかに少ないことか。
もしかしたら項靱帯を使って立った感覚を味わったことがなかったという方も多いでしょう。。。
手の内の研究が発端で首の現状を大幅改善をかなえてくれたのです。
あきらかに私自身、想定外の幸運!!
「手を前足と見て使う気づきと実践がなければ、どうなっていたことだろうか?」
手技と栄養だけでは、対処上の手薄感が否めなかった私には、真剣そのものでそう感じてしまいます。
加えて言うならば「認知率を改善するには、普段慣れていない複雑な運動を取り組むと良い」とされていますから、
そのような意味でも、手の内の研究と実践、そして進化は、大変理にかなった脳への刺激にもなったといえるでしょう。
使い慣れていない筋肉を細分化して使うことで、腱鞘炎や筋肉痛はいまでもあるものですが、いままでついたことがなかった使うべき理想の部位に筋肉が育つ感覚は、得難い楽しみです。
認知症対策のために育てているゴツコラ。。。

ゴツコラの性格がわかってきて、安定的に独自のうまい育て方ができるようになりました。
最近は、2階の窓辺にて、100円均一のキャンドゥで買った小ぶりの容器で育てるようにしています。
すると身近で採取が楽で完全無農薬、害虫もブロックでき、ゴツコラの葉は小さいですが新鮮そのものをいただけています。
すると、、、不思議と脳の働きがアップしてるような気がします。
食べるIQといわれるゴツコラで、健脳食として育てていますが、日々、残暑のなか勢いよく育ってくれる丸い葉のゴツコラをみると、こころがほっこりする。栽培して育つ姿にストレスが消えて気持ちが丸くなるような気がします。
残念ながらゴツコラだけでは、代謝が停滞する状態が高い方々には十分な成果が得られるようなものではないでしょう。
というわけで。。。
いまだ、私自身、認知症対策って自分なりに考えてどういう手があるか。
手探りで試行錯誤をしています。
だからお客様にこの状態は脳への血流が減っているようですという首凝りにより頸動脈の血の通りが阻害されているかどうかは見えても、認知症になるかどうかなど、お答えすることはできないのです。
申し訳ございません。
私自身への認知症対策の骨子、「栄養、運動、施術による手技」の3つを有効にあわせていくことで、おぼろげながら打ち手がみえてきました。
一般的な認知症対策とはかけ離れた独自路線ですが、たとえミスっても責任は自分の身でとることですから、そこはご容赦をお願いできればと思います。
今まで身体の使い方を模索してぼろぼろになって長期休業を繰り返してきた施術での負の状態は、たぶんに私の脳に悪影響として積まれてきている自覚があるのです。
自分なりに合理的な手として考えたものを実践し、トライ&エラーから磨きをかけていくことで、自身がどう変わるかを、いま、自身の身体で実感し経験値を高めようとしているまっただ中です。
科学的な調査とはなっていないという自覚はありますが、身体の仕組みや働きの理解を深めるためのきっかけになってくれているようです。
またもし仮に、今後、自己の体験を通して得られた成果があれば、
いずれ、それは参考までにということで、興味のある人にはお話しできればうれしいと考えています。
栄養により体質改善をはかってお越しいただいたお客様の話
昨日の施術にて。
数年前に施術を始められた方が、コロナの影響から一年ぶりに施術受けに来ていただきました。
施術始まり当初は非常に重い症状をお持ちのお客様で、かなり各種特別な本を多数取り寄せて勉強して対策を持って少しずつ前進していった記憶があります。
都会には、何千も何万もと多く施術院がある中、わざわざ遠路より足を運んできてくれるわけです。
それに対して、できることはきっちりやっていきたいと思い、
施術で治せる症状名ではないものでしたが取り組ませていただきました。
やはり取り組むと私の方も覚悟を決めたら、引くことありませんから。
自分の能力や才能の限りはあるものの、情報をかき集めて、知恵をだし、一回ごとの施術で目標のステップを決めて上りだしました。
施術の場合、大きな問題を抱えた症状の本丸を一気に攻め落とそうとすると、多くはお客様の体は壊れていきます
すでにダメージを受けて砂上の城のようなときに、どうしなければならないか。
基礎になる土壌を、とにかくガッツリ安定させること。
それを怠って建付けが悪くなった城を治せても、城に変化をあたえた時点で、どうにか砂上で倒れないバランスを保つのに躍起なものを、
ダメ押すことをしてしまうことになるものです。
ときどき他の治療院にいったときの経験で、どうやらそうしたダメ押しをされて「好転反応」といわれたというがなんか変に感じて、
たまたま紹介で私の所へ来たとき。
ひどく複雑な人為的な介入がされていて、ケアするのは数倍手間取りますから覚悟してくださいといわれることも。
好転反応は、よく使われる言葉ですが、好転できるだけの体の基礎力、つまり土場に変わったときにだけおきます。
カラダ内の筋腱や骨格の設置位置のずれが大きく、脈管リンパ管、血管、等が圧迫を受けて代謝が阻害され、
呼吸が苦しそうな状況下では、決して芯の緊張がほどくようなことを体はしないのです。
それはカラダはカラダ自体、インテリジェンスを持っていて、手放してはならないものを必死になって保っている。
そうせざるを得ない状態に陥っている急場ですから、みずからの内側の脈管の状態悪化を招いて生命の大道を保とうとします。
そこへの人為的介入は、現状の正確な認識のみならず、理詰めで仕組みがわかっている必要があります。
そこが見えてなくて、一般的なルーチンとして、この症状にはこの手技でという流れ作業をするときに、
危うい砂上に立つ城が、さらに傾き、きしみだしてみえてきます。
何らかの変化が起きていかなければ、施術をした甲斐はありませんが、すでに複数の施術院に通っておられる場合には、
さまざまな先生方の人為的介入が施術の手技という形であたえられているので、そこも別個に読んで切り崩さないと自分の意図した状態変化を求められるところへは移行できないのです。
そして昨日。
私としては、内心、前回のだいぶ前の施術ですが仕上がりがいい状態でお帰り頂けたところを覚えていますが、
状態的には一般ではほぼみられない原因で背負われた特殊性がある方でしたので、読むのが難しいのです。
「症状が戻ってつらい思いをしておられるのではないか、それとも、、、、」などと心配しきりでした。
会った瞬間、その思いは取り越し苦労におわりました。
お客様ご自身は、体がつらいという思いがあって施術のアフターフォローの予約をしたわけです。
ですがそしておいでいただいた時点で、玄関で体の全体像を観たとき、
「バランス上の問題がだいぶ改善されてるな。なんでだろうか?」と想像していなかった疑問がわきおこったのです。
聞けば、ご自身も積極的にセルフケアをなさっておられたとのこと。
同時に、栄養療法の先生にかかっておられ
その指導の下、体の改善を図っていたといわれます。
やはりそちらの栄養療法の先生の話を聞くと、よほど人となりも、仕事に対しての誠意や患者様に対しての気配りも
たいそう素敵な先生で、自己実践の上、効果や成果が確かめられたもののみ患者様に勧めるという徹底ぶり。
そこで、体質が大幅に改良することとなったんだろうということは、私にも察しがつきます。
その先生が廃業して、、、という運びになるようですが、私も一度、そのような先生なら足を運びたいなと思うほど。
だからお客様の体の不調は、以前の危険度レベルからすれば、大幅に減じられておりました。
ほっとしました。 66;
確かに痛いのは痛いのですが。
以前は痛覚神経が麻痺をしたうえで感じていた痛みという、組織が破壊される灯火の炎症でした。
代謝の阻害が著しい状態で、痛覚神経が働けずに痛みを感じる機能が鈍っていたという状態です。
いまは、痛覚神経が体表までくっきり蘇るほどの代謝が届いている。
それにより、通常の感度で痛覚神経が働いて痛みを感じさせて警報をならしている。
痛いけど、このような痛みの場合、
炎症した筋が炎症してるからここに血を多く送り込んでくださいという物質を出しているため、
寝るとそこが一定量の改善が図られる。
そのきっかけとなれる痛みや張りや不快です。
痛みは人間にとって、警告であると同時に、治癒力を働かせる鍵。
もちろん警告が出てるので放置は駄目。
対処してほしいのですが、
体質がいいとある程度は代謝力で凝りを深部にまでいれるという病いの位置を深刻化させないですみます。
凝りが骨の近くにある動脈があるところまで落とし込むと、生命の循環が阻害されて生物として弱ります。
そうならないようにできれば、けっこう人間はタフなんです。
部分的な脚部の不調は、それは運動による部分に負荷がかかったというもので、そこは別個の見方が必要で対処しますが、
そこ以外は自己の代謝で体の内部の奥に層状に重ねて作り続けてきた凝りを溶かしている様子が見られて、
今まで以上にざっくざっくと体の内部の状態の書き換えが進みました。
施術前に想定していた施術内容とは、大違いです!
そういえば、線維筋痛症で来てたお客様だったんだっけ、、、という、
難病指定の症状ではじめにおいでいただけていたお客様だというのは、
ご本人に施術を受けてよかったよ〜といっていただけて思い出しました。
それを思い出せなくなるくらい、コンディションが上がってましたね。
ほんとうにこちらのお客様のカラダ関係のリサーチ力と行動の積極性。
あきらめない姿勢に脱帽です。
以前私がブログに書きました他のお客様が栄養療法の先生に通っていてと書きましたが、
こちらのお客様が、そのお客様に紹介したそうです。
そして紹介されたお客様の状態も、栄養療法の先生の指導の下、
代謝の状態が改善していっているのが、筋の様子、血管の様子、脈状などからもわかりました。
改めてお客様から、栄養、口に入る食事の大切さ。
教わりました。
数年前に施術を始められた方が、コロナの影響から一年ぶりに施術受けに来ていただきました。
施術始まり当初は非常に重い症状をお持ちのお客様で、かなり各種特別な本を多数取り寄せて勉強して対策を持って少しずつ前進していった記憶があります。
都会には、何千も何万もと多く施術院がある中、わざわざ遠路より足を運んできてくれるわけです。
それに対して、できることはきっちりやっていきたいと思い、
施術で治せる症状名ではないものでしたが取り組ませていただきました。
やはり取り組むと私の方も覚悟を決めたら、引くことありませんから。
自分の能力や才能の限りはあるものの、情報をかき集めて、知恵をだし、一回ごとの施術で目標のステップを決めて上りだしました。
施術の場合、大きな問題を抱えた症状の本丸を一気に攻め落とそうとすると、多くはお客様の体は壊れていきます
すでにダメージを受けて砂上の城のようなときに、どうしなければならないか。
基礎になる土壌を、とにかくガッツリ安定させること。
それを怠って建付けが悪くなった城を治せても、城に変化をあたえた時点で、どうにか砂上で倒れないバランスを保つのに躍起なものを、
ダメ押すことをしてしまうことになるものです。
ときどき他の治療院にいったときの経験で、どうやらそうしたダメ押しをされて「好転反応」といわれたというがなんか変に感じて、
たまたま紹介で私の所へ来たとき。
ひどく複雑な人為的な介入がされていて、ケアするのは数倍手間取りますから覚悟してくださいといわれることも。
好転反応は、よく使われる言葉ですが、好転できるだけの体の基礎力、つまり土場に変わったときにだけおきます。
カラダ内の筋腱や骨格の設置位置のずれが大きく、脈管リンパ管、血管、等が圧迫を受けて代謝が阻害され、
呼吸が苦しそうな状況下では、決して芯の緊張がほどくようなことを体はしないのです。
それはカラダはカラダ自体、インテリジェンスを持っていて、手放してはならないものを必死になって保っている。
そうせざるを得ない状態に陥っている急場ですから、みずからの内側の脈管の状態悪化を招いて生命の大道を保とうとします。
そこへの人為的介入は、現状の正確な認識のみならず、理詰めで仕組みがわかっている必要があります。
そこが見えてなくて、一般的なルーチンとして、この症状にはこの手技でという流れ作業をするときに、
危うい砂上に立つ城が、さらに傾き、きしみだしてみえてきます。
何らかの変化が起きていかなければ、施術をした甲斐はありませんが、すでに複数の施術院に通っておられる場合には、
さまざまな先生方の人為的介入が施術の手技という形であたえられているので、そこも別個に読んで切り崩さないと自分の意図した状態変化を求められるところへは移行できないのです。
そして昨日。
私としては、内心、前回のだいぶ前の施術ですが仕上がりがいい状態でお帰り頂けたところを覚えていますが、
状態的には一般ではほぼみられない原因で背負われた特殊性がある方でしたので、読むのが難しいのです。
「症状が戻ってつらい思いをしておられるのではないか、それとも、、、、」などと心配しきりでした。
会った瞬間、その思いは取り越し苦労におわりました。
お客様ご自身は、体がつらいという思いがあって施術のアフターフォローの予約をしたわけです。
ですがそしておいでいただいた時点で、玄関で体の全体像を観たとき、
「バランス上の問題がだいぶ改善されてるな。なんでだろうか?」と想像していなかった疑問がわきおこったのです。
聞けば、ご自身も積極的にセルフケアをなさっておられたとのこと。
同時に、栄養療法の先生にかかっておられ
その指導の下、体の改善を図っていたといわれます。
やはりそちらの栄養療法の先生の話を聞くと、よほど人となりも、仕事に対しての誠意や患者様に対しての気配りも
たいそう素敵な先生で、自己実践の上、効果や成果が確かめられたもののみ患者様に勧めるという徹底ぶり。
そこで、体質が大幅に改良することとなったんだろうということは、私にも察しがつきます。
その先生が廃業して、、、という運びになるようですが、私も一度、そのような先生なら足を運びたいなと思うほど。
だからお客様の体の不調は、以前の危険度レベルからすれば、大幅に減じられておりました。
ほっとしました。 66;
確かに痛いのは痛いのですが。
以前は痛覚神経が麻痺をしたうえで感じていた痛みという、組織が破壊される灯火の炎症でした。
代謝の阻害が著しい状態で、痛覚神経が働けずに痛みを感じる機能が鈍っていたという状態です。
いまは、痛覚神経が体表までくっきり蘇るほどの代謝が届いている。
それにより、通常の感度で痛覚神経が働いて痛みを感じさせて警報をならしている。
痛いけど、このような痛みの場合、
炎症した筋が炎症してるからここに血を多く送り込んでくださいという物質を出しているため、
寝るとそこが一定量の改善が図られる。
そのきっかけとなれる痛みや張りや不快です。
痛みは人間にとって、警告であると同時に、治癒力を働かせる鍵。
もちろん警告が出てるので放置は駄目。
対処してほしいのですが、
体質がいいとある程度は代謝力で凝りを深部にまでいれるという病いの位置を深刻化させないですみます。
凝りが骨の近くにある動脈があるところまで落とし込むと、生命の循環が阻害されて生物として弱ります。
そうならないようにできれば、けっこう人間はタフなんです。
部分的な脚部の不調は、それは運動による部分に負荷がかかったというもので、そこは別個の見方が必要で対処しますが、
そこ以外は自己の代謝で体の内部の奥に層状に重ねて作り続けてきた凝りを溶かしている様子が見られて、
今まで以上にざっくざっくと体の内部の状態の書き換えが進みました。
施術前に想定していた施術内容とは、大違いです!
そういえば、線維筋痛症で来てたお客様だったんだっけ、、、という、
難病指定の症状ではじめにおいでいただけていたお客様だというのは、
ご本人に施術を受けてよかったよ〜といっていただけて思い出しました。
それを思い出せなくなるくらい、コンディションが上がってましたね。
ほんとうにこちらのお客様のカラダ関係のリサーチ力と行動の積極性。
あきらめない姿勢に脱帽です。
以前私がブログに書きました他のお客様が栄養療法の先生に通っていてと書きましたが、
こちらのお客様が、そのお客様に紹介したそうです。
そして紹介されたお客様の状態も、栄養療法の先生の指導の下、
代謝の状態が改善していっているのが、筋の様子、血管の様子、脈状などからもわかりました。
改めてお客様から、栄養、口に入る食事の大切さ。
教わりました。
2021年10月13日
昨日のブログ内容の「代償」の至極大切な補足:インナートリップできれば、タダで代償がチャラになる?!
昨日は『代償作用』がプロポーションのアンバランスを闇に隠すとお伝えいたしました。
建築構造体のように物理的な重力を受け、左右シンメトリカルで重心が安定しているのが理想。
ウィトルウイウス的人体が立派なもので、そこに幾多ある人体の機能美が宿ります。
ウィトルウイウス的人体プロポーションから離れる理由は、
先天的遺伝による体の部位の左右の違いもあります。
このときに自分の身体の操作を緻密に計算していくことで、
身体の軟部組織という柔軟組織をしあわせにいかすことが問題のカバーをしてくれる機能向上のノウハウとして、
変化と改善をかなえることもできると信じています。
日常生活により体の使い方の癖がもとでアンバランスなプロポーションを作り続けるということもあります。
利き手、利き足の影響。
〈特に一部の筋肉を使い過ぎさせることによりあたえられた影響が大〉
利き目側による首の捻じれ。
怪我をしたときに学習した患部のかばい癖の残存。
緊張状況での仕事のときや日常長時間続ける姿勢の固定化。
そのような
腰痛や肩こり、側弯や体幹の捻じれ、猫背や反り腰。
骨盤のずれが固定すれば脚という最大の力を持つ筋のゆがみを助長して胴体以上を崩れた建築物のようにしていることが見て取れます。
そのような実態ある身体に蓄積した代償が積み重なり積み上げられた結果から身体機能が後退したり痛みがでている。
押しつぶされたような問題の発生がおきていたとしても、
アンバランスなプロポーションからは恐れの感情をいだかずに生活を送れるようにできています。
代償作業を尊重しているから。
代償してくれてありがたいとは思わなくても、
代償してくれているから大丈夫だと本能が感じてしまう。
[やじろべえ]の右側の重りを増やせば、左側は同様に重りを増やすか重りの位置を遠くするように移動させて左右のバランスを取ります。
ある意味、【陰陽】に当てはめて考えれば、
右手の使い過ぎによる腱鞘炎が主訴として痛みを訴える【陽】、日の目のみたところ。
左手の上腕三頭筋当たりを陰で酷使していて左右の手のバランスを取っていると、
左手の上腕三頭筋という代償は本人はあまり負担や痛み、張りを感じていなくとも
右手腱鞘炎に比例してかそれ以上の炎症が入り込んでいます。
その代償によりつくられた蓄積疲労が【陰】に置かれているのが道理なのです。
なぜ【陰陽】というかと言えば、陽の腱鞘炎の主訴はカラダの前面表側にでたならば、陰の上腕三頭筋の凝りは背面の裏側に現れています。
バランスを取るというのは、左右のバランスも前後のバランスも、そしてときには上下のバランスも対にして起こることでのみバランスが保てる。
陽となる腱鞘炎を使い過ぎていたのは気づけても、
陰には代償作用で上腕三頭筋を同期して同時に使い過ぎていることは無意識にとるやじろべえのバランスの再設定のようなものです。
陽を重くすれば陰も重くしなければ吊りあわない。
それは陽を使い過ぎれば、陰も使い過ぎる部分を必要とするということです。
そうすることで体があからさまに傾斜しだすため、それを無意識下で修正し調整しています。
ですが代償はいわば不幸を承知で作り続ける闇です。
明かりをつけて闇を照らす。
白日の下にそれを引っ張り出すことで、
闇を創造し続けたものがその後に何をすべきか。
意味をかみしめて理解することが、
代償により見て見ぬふりをしたわけでもなく気づかなかったからやらかしていたんだと悟ることです。
代償さんに長らく甘えてきた・・・・・。
だから代償へ不具合な運動や労働の後始末をさせずに済むようにすることが愛あることだと私は感じています。
代償さんに、いままでの感謝を述べ、手放してやっていく努力をして、元気な暮らしをしていくと決意することです。
代償が作り続けるウィトルウイウス的人体から身体の形状を遠く引き離すならば、
そのものは羽の使い方を忘れた鳥のように思えるのです。
大空を爽快な気分で羽ばたける力があるのに、徐々に羽の存在を強く忘れ意識から消し去るようです。
単純な肩こりが減ったとか腰が重くならなくなったという症状緩和の話に留まることではすみません。
崩壊しかけた部位を無理くり調和させ続けるといった苦行を手放したあとに、
真に調和のとれたカラダを手にしたならば。
その調和は、窮屈に閉じ込められた体の筋委縮から解放されるでしょう。
脊椎という中心軸が、すっ〜っとしなやかさをたたえて伸びるでしょう。
そこから、人は徐々に自身の身体内部の旅をしやすくなっていきます。
事実、慢性化した代償によりできた体の深部にできた筋膜の癒着は、
多くは大幅な凝りやゆがみや骨自体の弯曲や委縮にも手を下すほどのことも起こしているわけです。
そうなった時点で、骨膜の感度が薄れていく。
体の内部感覚は筋の状態を観る前に、長さが決まり関節で固定された骨が道になり、番地になり、位置決めに使われます。
伸縮性ある筋肉には骨の代わりは務まりません。
骨膜の感度が鋭敏でなければ、自身の体内状況を知るための測り(はかり)が骨「こつ」なのです。
コツ(骨)がつかめなければ、カラダの内側の旅はつねに迷子。それゆえに、動きの再現性が乏しくなるのです。
または神経の作動に潤沢な血が必須だが、動脈の流れを通す深層部に位置する動脈管が深層筋の凝りにより圧迫されることで、流れの停滞をおこせば、感覚神経の鋭敏な機能が鈍ります。
他にもいろいろと代償により水面下でおきてしまった世迷言が多数ありますが、ここではサラッとお流します。
ひとつの事実として、自身の内部感覚が豊潤で興味深いミラクルな発見が、これほどまであるものか!と気づけたしあわせに至った人たちは、
一般的な旅もたのしむことができます。
同時に自身の皮膚の内側へ向かう旅も味わうことができます。
私の経験上、
外出する旅(外に向かう旅)には、いっしょに出かけた家族や友人との思い出がこころに焼き付いて揺さぶられることがあります。
大切なものです。
私は自分の内側へ意識を向けて旅(内に向かう旅)をして経験を積む瞑想行為を「インナートリップ」と呼び、
その旅から持ち帰った記念品が、さまざまな施術上でも役立っていますが、それだけではありません。
インナートリップ中に代償の闇に気づくことがあります。
そこでの気づきがさらに体の調和を高めてくれるのです。
体の代償部位が微痙攣をおこして代償があることを知ることもあります。
時間をぜいたくに使い、徐々に代償個所が静まり平らに緩みだすと、私の脳はそこでひとつの学習をします。
代償は急場しのぎのやり方が繰り返されて定着した運動操作により強化された「体の使い方の悪癖;誤用」が生み出し、根を据えます。
意図的に作り出した運動や操作感がないものだから、自分がその代償の創造主である実感がわきません。
こぶとり爺さんの悪い爺さんが鬼にコブを付けられた程度のことで、誰かが自分をおとしめているのだと感じているのです。
それがときには昨日いったような施術者がさわったら凝りができたといったおかしなことをいいだす人も出てきます。。。
パンプアップさせるほどの繰り返しの運動や負荷など、施術者がその場で与えることなど不可能と、考えればわかるはずです。
そしてこのような「自分以外の者がつけた傷」のような錯覚、妄想を抱いたときには原因を知的に追及して源流をたどれません。
そうなると、どうでしょう。
代償をあたえる運動をしなくてすむように、賢明な運動操作にやり方を探索して創意工夫を加えるべきです。
ですがそうする発想が思いつかないまま、いつまでも代償が放置されてしまうのです。
それが良質なヴィジョンがともなったインナートリップ中には、
窮屈な筋緊張をもってバランスをとる代償をおこさない方法がいきなり脳裏に発想されることがあります。
人間は二足歩行でウィトルウイウス的人体からプロポーションが離れても違和感を感じられないよう、
代償の力でどうにかこうにかうまくごまかす能力を手に入れました。
それが四足歩行の野生動物なら、肩関節や股関節のはまりが浅くなったり、脊椎の委縮はありえない致命傷で死を意味することさえあります。
それを避けるための機能が本能として与えられています。
インナートリップ中には、その本能の部分にアクセスしやすくなるのだろうか。
そのように感じます。
代償のパターン化した根強く定着した運動が、
眼に見えて、身体で感じて、消えたり改善していくことがあるのです。
ただこのようなインナートリップのような瞑想は私は体のゆがみがだいぶあった昔から行ってきましたが、
そのときはさっぱり代償のブロックを見つけ出すことができなかった。
ここ最近、手の内の研究成果だと思いますが、筋肉の柔軟性向上が体全身に行きわたってから、
代償を見つけ出して、窮屈な緊張を必死に歯を食いしばってし続ける代償部位と語りあえば、
どこの部分のサポートをしている代償かが直感的に把握でき、どのようなときにしていた運動だろうかとも見えてきます。
さいわい、私の場合、動き方の法則はある程度は頭に入っているので、
お題が出されれば、数秒しないうちに対策としてよい代替の操作が見当がつきます。
その見当がついた時点です。
もう代償の動きのパターンを思い出せなくなっているのです。
つまりインナートリップという体の内側をめぐる旅に出たときには、きまって大小の体の変化上の収穫をもらって帰ってきます。
施術を施術家から受けることで
代償を拭うこともできますが、
そこには代償が要求されます。
施術費用としてお金がかかるんですね。
そして自分が代償でこさえた凝りなんだなと自覚が持てなければ、
代償をいろいろな意味で手放しづらくなるのです。。。
対して、自分の知覚や触覚,視覚などの想像力をフルに活かして内的世界に歩み出ると、
代償は代償を支払わなくてよくなることもでてくるわけです。
そのような体験を通して自身の身体の内側に踏み入ってみると、
昨日の代償を背負っていた自分を思い出せなくなるときがでてきます。
そして代償以外にも、人体内部にある伝達力を低くして問題を振りまく要素があることを見出すことがあります。
人の内側を流れる物理的な物質やエネルギー・気など含め、
様々な可能性を解く力は与えられており、メンテナンスや発掘次第では手に入るものです。
興味が尽きませんね。
建築構造体のように物理的な重力を受け、左右シンメトリカルで重心が安定しているのが理想。
ウィトルウイウス的人体が立派なもので、そこに幾多ある人体の機能美が宿ります。
ウィトルウイウス的人体プロポーションから離れる理由は、
先天的遺伝による体の部位の左右の違いもあります。
このときに自分の身体の操作を緻密に計算していくことで、
身体の軟部組織という柔軟組織をしあわせにいかすことが問題のカバーをしてくれる機能向上のノウハウとして、
変化と改善をかなえることもできると信じています。
日常生活により体の使い方の癖がもとでアンバランスなプロポーションを作り続けるということもあります。
利き手、利き足の影響。
〈特に一部の筋肉を使い過ぎさせることによりあたえられた影響が大〉
利き目側による首の捻じれ。
怪我をしたときに学習した患部のかばい癖の残存。
緊張状況での仕事のときや日常長時間続ける姿勢の固定化。
そのような
腰痛や肩こり、側弯や体幹の捻じれ、猫背や反り腰。
骨盤のずれが固定すれば脚という最大の力を持つ筋のゆがみを助長して胴体以上を崩れた建築物のようにしていることが見て取れます。
そのような実態ある身体に蓄積した代償が積み重なり積み上げられた結果から身体機能が後退したり痛みがでている。
押しつぶされたような問題の発生がおきていたとしても、
アンバランスなプロポーションからは恐れの感情をいだかずに生活を送れるようにできています。
代償作業を尊重しているから。
代償してくれてありがたいとは思わなくても、
代償してくれているから大丈夫だと本能が感じてしまう。
[やじろべえ]の右側の重りを増やせば、左側は同様に重りを増やすか重りの位置を遠くするように移動させて左右のバランスを取ります。
ある意味、【陰陽】に当てはめて考えれば、
右手の使い過ぎによる腱鞘炎が主訴として痛みを訴える【陽】、日の目のみたところ。
左手の上腕三頭筋当たりを陰で酷使していて左右の手のバランスを取っていると、
左手の上腕三頭筋という代償は本人はあまり負担や痛み、張りを感じていなくとも
右手腱鞘炎に比例してかそれ以上の炎症が入り込んでいます。
その代償によりつくられた蓄積疲労が【陰】に置かれているのが道理なのです。
なぜ【陰陽】というかと言えば、陽の腱鞘炎の主訴はカラダの前面表側にでたならば、陰の上腕三頭筋の凝りは背面の裏側に現れています。
バランスを取るというのは、左右のバランスも前後のバランスも、そしてときには上下のバランスも対にして起こることでのみバランスが保てる。
陽となる腱鞘炎を使い過ぎていたのは気づけても、
陰には代償作用で上腕三頭筋を同期して同時に使い過ぎていることは無意識にとるやじろべえのバランスの再設定のようなものです。
陽を重くすれば陰も重くしなければ吊りあわない。
それは陽を使い過ぎれば、陰も使い過ぎる部分を必要とするということです。
そうすることで体があからさまに傾斜しだすため、それを無意識下で修正し調整しています。
ですが代償はいわば不幸を承知で作り続ける闇です。
明かりをつけて闇を照らす。
白日の下にそれを引っ張り出すことで、
闇を創造し続けたものがその後に何をすべきか。
意味をかみしめて理解することが、
代償により見て見ぬふりをしたわけでもなく気づかなかったからやらかしていたんだと悟ることです。
代償さんに長らく甘えてきた・・・・・。
だから代償へ不具合な運動や労働の後始末をさせずに済むようにすることが愛あることだと私は感じています。
代償さんに、いままでの感謝を述べ、手放してやっていく努力をして、元気な暮らしをしていくと決意することです。
代償が作り続けるウィトルウイウス的人体から身体の形状を遠く引き離すならば、
そのものは羽の使い方を忘れた鳥のように思えるのです。
大空を爽快な気分で羽ばたける力があるのに、徐々に羽の存在を強く忘れ意識から消し去るようです。
単純な肩こりが減ったとか腰が重くならなくなったという症状緩和の話に留まることではすみません。
崩壊しかけた部位を無理くり調和させ続けるといった苦行を手放したあとに、
真に調和のとれたカラダを手にしたならば。
その調和は、窮屈に閉じ込められた体の筋委縮から解放されるでしょう。
脊椎という中心軸が、すっ〜っとしなやかさをたたえて伸びるでしょう。
そこから、人は徐々に自身の身体内部の旅をしやすくなっていきます。
事実、慢性化した代償によりできた体の深部にできた筋膜の癒着は、
多くは大幅な凝りやゆがみや骨自体の弯曲や委縮にも手を下すほどのことも起こしているわけです。
そうなった時点で、骨膜の感度が薄れていく。
体の内部感覚は筋の状態を観る前に、長さが決まり関節で固定された骨が道になり、番地になり、位置決めに使われます。
伸縮性ある筋肉には骨の代わりは務まりません。
骨膜の感度が鋭敏でなければ、自身の体内状況を知るための測り(はかり)が骨「こつ」なのです。
コツ(骨)がつかめなければ、カラダの内側の旅はつねに迷子。それゆえに、動きの再現性が乏しくなるのです。
または神経の作動に潤沢な血が必須だが、動脈の流れを通す深層部に位置する動脈管が深層筋の凝りにより圧迫されることで、流れの停滞をおこせば、感覚神経の鋭敏な機能が鈍ります。
他にもいろいろと代償により水面下でおきてしまった世迷言が多数ありますが、ここではサラッとお流します。
ひとつの事実として、自身の内部感覚が豊潤で興味深いミラクルな発見が、これほどまであるものか!と気づけたしあわせに至った人たちは、
一般的な旅もたのしむことができます。
同時に自身の皮膚の内側へ向かう旅も味わうことができます。
私の経験上、
外出する旅(外に向かう旅)には、いっしょに出かけた家族や友人との思い出がこころに焼き付いて揺さぶられることがあります。
大切なものです。
私は自分の内側へ意識を向けて旅(内に向かう旅)をして経験を積む瞑想行為を「インナートリップ」と呼び、
その旅から持ち帰った記念品が、さまざまな施術上でも役立っていますが、それだけではありません。
インナートリップ中に代償の闇に気づくことがあります。
そこでの気づきがさらに体の調和を高めてくれるのです。
体の代償部位が微痙攣をおこして代償があることを知ることもあります。
時間をぜいたくに使い、徐々に代償個所が静まり平らに緩みだすと、私の脳はそこでひとつの学習をします。
代償は急場しのぎのやり方が繰り返されて定着した運動操作により強化された「体の使い方の悪癖;誤用」が生み出し、根を据えます。
意図的に作り出した運動や操作感がないものだから、自分がその代償の創造主である実感がわきません。
こぶとり爺さんの悪い爺さんが鬼にコブを付けられた程度のことで、誰かが自分をおとしめているのだと感じているのです。
それがときには昨日いったような施術者がさわったら凝りができたといったおかしなことをいいだす人も出てきます。。。
パンプアップさせるほどの繰り返しの運動や負荷など、施術者がその場で与えることなど不可能と、考えればわかるはずです。
そしてこのような「自分以外の者がつけた傷」のような錯覚、妄想を抱いたときには原因を知的に追及して源流をたどれません。
そうなると、どうでしょう。
代償をあたえる運動をしなくてすむように、賢明な運動操作にやり方を探索して創意工夫を加えるべきです。
ですがそうする発想が思いつかないまま、いつまでも代償が放置されてしまうのです。
それが良質なヴィジョンがともなったインナートリップ中には、
窮屈な筋緊張をもってバランスをとる代償をおこさない方法がいきなり脳裏に発想されることがあります。
人間は二足歩行でウィトルウイウス的人体からプロポーションが離れても違和感を感じられないよう、
代償の力でどうにかこうにかうまくごまかす能力を手に入れました。
それが四足歩行の野生動物なら、肩関節や股関節のはまりが浅くなったり、脊椎の委縮はありえない致命傷で死を意味することさえあります。
それを避けるための機能が本能として与えられています。
インナートリップ中には、その本能の部分にアクセスしやすくなるのだろうか。
そのように感じます。
代償のパターン化した根強く定着した運動が、
眼に見えて、身体で感じて、消えたり改善していくことがあるのです。
ただこのようなインナートリップのような瞑想は私は体のゆがみがだいぶあった昔から行ってきましたが、
そのときはさっぱり代償のブロックを見つけ出すことができなかった。
ここ最近、手の内の研究成果だと思いますが、筋肉の柔軟性向上が体全身に行きわたってから、
代償を見つけ出して、窮屈な緊張を必死に歯を食いしばってし続ける代償部位と語りあえば、
どこの部分のサポートをしている代償かが直感的に把握でき、どのようなときにしていた運動だろうかとも見えてきます。
さいわい、私の場合、動き方の法則はある程度は頭に入っているので、
お題が出されれば、数秒しないうちに対策としてよい代替の操作が見当がつきます。
その見当がついた時点です。
もう代償の動きのパターンを思い出せなくなっているのです。
つまりインナートリップという体の内側をめぐる旅に出たときには、きまって大小の体の変化上の収穫をもらって帰ってきます。
施術を施術家から受けることで
代償を拭うこともできますが、
そこには代償が要求されます。
施術費用としてお金がかかるんですね。
そして自分が代償でこさえた凝りなんだなと自覚が持てなければ、
代償をいろいろな意味で手放しづらくなるのです。。。
対して、自分の知覚や触覚,視覚などの想像力をフルに活かして内的世界に歩み出ると、
代償は代償を支払わなくてよくなることもでてくるわけです。
そのような体験を通して自身の身体の内側に踏み入ってみると、
昨日の代償を背負っていた自分を思い出せなくなるときがでてきます。
そして代償以外にも、人体内部にある伝達力を低くして問題を振りまく要素があることを見出すことがあります。
人の内側を流れる物理的な物質やエネルギー・気など含め、
様々な可能性を解く力は与えられており、メンテナンスや発掘次第では手に入るものです。
興味が尽きませんね。
2021年10月12日
セルフケアでは、効果が持続しないんだけど。。。施術者が、するとなぜ、施術による調整効果の持ちがいいの? その理由は「代償」を見抜いて解くから起こるのです
■ プロポーションの対称性と代償

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたバランスが取れた対称のウィトルウイウス的人体図。
古代ローマ時代の建築家ウィトルウイウスの「建築論」の記述をもとにして描かれたものだ。
こまかいところは違っているざっくりしたイメージだが、こんな感じでも対称が見えるだろう。
「建築論」といった人体像を建築物の制作をおこなうような意識で、
部位ごとの調和をもったサイズで描かれているのが印象的です。
構造上、強固でしなやかな建物であれば、そのプロポーションが全体の部位ごとの調和を持ってつくられるのは当然のことでしょう。
そうすることがなければ、その建築物は、早々に崩壊という憂き目にあうことが誰にでもわかるわけです。
ですが私も含め、皆様の体の実際の身体は、ウィトルウイウス的人体像とは異なるかもしれません。
脊椎の曲がり、骨盤の傾斜、両肩の不釣り合い、大腿部の捻じれ等々、
そこでのプロポーションは左右や前後・上下の対称性のバランスを乱したものとなり、
本来のバランスをとれた対称性が保つ設計通りにはなっていない現実があります。


●遺伝的な影響からもともと左右の手脚は精密には左右対称にできているとはいいがたい。
そこからすでに建築物のように寸を図り、ミリ単位で左右の部品を寸分たがわないようにできる建築物とは条件が異なっているのです。
●右利きの人なら右手や右足を使う運動パターンをもって、運動負荷の左右の手脚のアンバランス状態を作ります。
体の背面の伸筋群を活かして筋肉の運動を連鎖させればいいが、
●体の前面の屈筋群ばかりを使って筋肉の運動連鎖をおこしてなめらかかつしなやかに多くの筋肉を連携させて使えない状態の人もいます。
●利き目が右なら、右目でモノを観ようとして首が捻じれます。
●仕事やスポーツ、平素のとりがちな運動の仕方から癖のある運動をとり、姿勢がそれに影響します。
そのような結果、猫背、側弯症、怒り肩のような対称性を見失ったプロポーションとなります。
これらの姿勢は例えば建築家ウィトルウイウスの「建築論」に照らし合わせたならば、
構造上、柱や梁の設置に対し不都合を生じたものといわれるでしょう。
想像するならウィトルウイウス的人体から離れた建築物には烙印が押されるのと同様、
人間の体にもそのような不都合があると気づくことができるはずです。
ですが私たちは日常生活を送るうえで、建築基準法的に自分の体はまあまあしっかりしている、と思っている節があります。
不釣り合いな体の部分を持つといった建築的にはよろしくない状態にもかかわらずにそのことを、気づかないでいられます。
または気にしないでも暮らせるといってもいいでしょうか。
どういう理由かと言えば、人間には<代償>という働きを無意識下でなしているからにほかなりません。
一方の体の部位の状態がずれているならば、神経系を通して、筋肉、筋膜、関節などを協調的にずれた側のアシンメトリーな位置にずらしてバランスを取っているのです。
動物として生き続け活動を絶やさないためには、プロポーションの対称性の乱れていく進行が増していくとしても、代償がさらに大きくずれた側の反対側の同様な部位をずらしてバランスを取る。
顕著な症状として肩こりや腰痛その他の問題が出たときでさえ、自らの身体が代償によりつかの間の場当たり的安定が安心をあたえつづける。
バランスが乱れたプロポーションが代償を払って、身の症状が起こしているのだと気づくことができないよう、意識では探りづらく隠されてしまう。。。
自己の肉体的な関節の可動域やバランス、調和が乱れても、
あたかも自らのプロポーションの対称性は正しいように感じられる。
体がゆがみ始めた当初は違和感がありました。それはさぞやつらく厳しいものだったでしょう。
だが日が経つにつれ不具合も慣れてしまえば昨日の状態の骨盤が正常としか感じなくなる。
たとえそれがかなり深刻なゆがみが内在するように変わった後でもです。
代償が起きている場合、
「自らの体感覚はあてにならない」場合があるということです。
この代償作用が働いた結果、クールに自己客観視できる機会が得られない限り、
本来あるべきウィトルウイウス的人体から離れたままでいられるようになってしまった。
だから施術をする者は都合がいい。
他者目線でクールにお客様のプロポーションを分析してずれを見抜いていきます。
そして施術とはプロポーションを一次的にずらした原因部分を収めていくよりも、代償作用によってつくられた箇所。
お客様にして観れば盲点になる部位ですが、代償により作り出した凝りのほうが深層筋まで凝りや病が深部侵入をしている傾向があります。
そのことを把握しているならば、おのずとお客様がセルフケアに費やすところとは異なるところを手技で調整をしていくことがあります。
代償により生じた凝りのほうが筋組織の劣化が進んで代謝が悪化していることが多いのです。
するとおもしろいことがおこります。
施術で手技をするときにお客様が
「あのぉ、、、そこ、痛くないんで、コッチ、痛いんで。こちらを見てもらえますか?」
といったパスが跳んでくるのです。
そう感じるのは、上記で説明させていただいたような流れもあって、多くは屈筋群の速筋の痛みをお客様は認識され、
その部位の不釣り合いを調整するための「代償」に使われた左右の対になる部位の裏手になる伸筋の遅筋という痛みが鈍感な部分は気づかれていないことからおこります。
代償によりつくられた伸筋も炎症を持っていることがほとんどですから、手技を受けてはじめてそこの炎症に気づく人もいます。
なかには施術者が、不用意なところを勝手に触って痛くないところを痛くしたという誤解をなさる方も、少なくないでしょう。
そういう思いがでてくると、お客様の身がいきなり硬くなりだしますからこちらへと伝わってくることがあります。
そのような際は、はじめから代償について解説することもありますが、代償によりできた凝りを先行してといて主訴の部位の状態を確認してもらえば、苦痛と感じていた状態のレベルが改善されていることに気づくことができます。
そのように実践上でみせたほうが直感的に関連があるという事実がわかりやすいようです。
たとえば一次的には利き手側が右手であれば、その右手の腱鞘が硬くなって痛みを覚えることもあるでしょう。
それが代償により二次的に左側の腕の広くにわたる遅筋の伸筋は凝りが及びます。
すると伸筋群の特徴として筋断面が太さからこちらを凝らすと、この影響でカラダがゆがめられたままとなる元となっています。
代償により作り出された凝り。
これを的確に見抜いて手技対処をする考えで、施術をするかどうかで、その施術者の質が見えるものです。
代償によりできた凝りを放置すれば、早々に元通りのゆがみが現れます。
代償の凝りが深刻であったならば、そこを解かずにお客様が感じる慢性痛部分のみを解いたときはゆがみ率は元の状態より悪化します。
そういう点を踏まえておくとよいようです。
もう、おわかりですね。
施術者は、代償で作ったお客様の問題個所を解くから、
お客様が直感的に感じた痛みを湿布を貼る等をする以上の問題の改善につなげることができているのです。
陰でどのような働きをしているかということの一例が、この代償部位の発見と対処をすることです。

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたバランスが取れた対称のウィトルウイウス的人体図。
古代ローマ時代の建築家ウィトルウイウスの「建築論」の記述をもとにして描かれたものだ。
こまかいところは違っているざっくりしたイメージだが、こんな感じでも対称が見えるだろう。
「建築論」といった人体像を建築物の制作をおこなうような意識で、
部位ごとの調和をもったサイズで描かれているのが印象的です。
構造上、強固でしなやかな建物であれば、そのプロポーションが全体の部位ごとの調和を持ってつくられるのは当然のことでしょう。
そうすることがなければ、その建築物は、早々に崩壊という憂き目にあうことが誰にでもわかるわけです。
ですが私も含め、皆様の体の実際の身体は、ウィトルウイウス的人体像とは異なるかもしれません。
脊椎の曲がり、骨盤の傾斜、両肩の不釣り合い、大腿部の捻じれ等々、
そこでのプロポーションは左右や前後・上下の対称性のバランスを乱したものとなり、
本来のバランスをとれた対称性が保つ設計通りにはなっていない現実があります。


●遺伝的な影響からもともと左右の手脚は精密には左右対称にできているとはいいがたい。
そこからすでに建築物のように寸を図り、ミリ単位で左右の部品を寸分たがわないようにできる建築物とは条件が異なっているのです。
●右利きの人なら右手や右足を使う運動パターンをもって、運動負荷の左右の手脚のアンバランス状態を作ります。
体の背面の伸筋群を活かして筋肉の運動を連鎖させればいいが、
●体の前面の屈筋群ばかりを使って筋肉の運動連鎖をおこしてなめらかかつしなやかに多くの筋肉を連携させて使えない状態の人もいます。
●利き目が右なら、右目でモノを観ようとして首が捻じれます。
●仕事やスポーツ、平素のとりがちな運動の仕方から癖のある運動をとり、姿勢がそれに影響します。
そのような結果、猫背、側弯症、怒り肩のような対称性を見失ったプロポーションとなります。
これらの姿勢は例えば建築家ウィトルウイウスの「建築論」に照らし合わせたならば、
構造上、柱や梁の設置に対し不都合を生じたものといわれるでしょう。
想像するならウィトルウイウス的人体から離れた建築物には烙印が押されるのと同様、
人間の体にもそのような不都合があると気づくことができるはずです。
ですが私たちは日常生活を送るうえで、建築基準法的に自分の体はまあまあしっかりしている、と思っている節があります。
不釣り合いな体の部分を持つといった建築的にはよろしくない状態にもかかわらずにそのことを、気づかないでいられます。
または気にしないでも暮らせるといってもいいでしょうか。
どういう理由かと言えば、人間には<代償>という働きを無意識下でなしているからにほかなりません。
一方の体の部位の状態がずれているならば、神経系を通して、筋肉、筋膜、関節などを協調的にずれた側のアシンメトリーな位置にずらしてバランスを取っているのです。
動物として生き続け活動を絶やさないためには、プロポーションの対称性の乱れていく進行が増していくとしても、代償がさらに大きくずれた側の反対側の同様な部位をずらしてバランスを取る。
顕著な症状として肩こりや腰痛その他の問題が出たときでさえ、自らの身体が代償によりつかの間の場当たり的安定が安心をあたえつづける。
バランスが乱れたプロポーションが代償を払って、身の症状が起こしているのだと気づくことができないよう、意識では探りづらく隠されてしまう。。。
自己の肉体的な関節の可動域やバランス、調和が乱れても、
あたかも自らのプロポーションの対称性は正しいように感じられる。
体がゆがみ始めた当初は違和感がありました。それはさぞやつらく厳しいものだったでしょう。
だが日が経つにつれ不具合も慣れてしまえば昨日の状態の骨盤が正常としか感じなくなる。
たとえそれがかなり深刻なゆがみが内在するように変わった後でもです。
代償が起きている場合、
「自らの体感覚はあてにならない」場合があるということです。
この代償作用が働いた結果、クールに自己客観視できる機会が得られない限り、
本来あるべきウィトルウイウス的人体から離れたままでいられるようになってしまった。
だから施術をする者は都合がいい。
他者目線でクールにお客様のプロポーションを分析してずれを見抜いていきます。
そして施術とはプロポーションを一次的にずらした原因部分を収めていくよりも、代償作用によってつくられた箇所。
お客様にして観れば盲点になる部位ですが、代償により作り出した凝りのほうが深層筋まで凝りや病が深部侵入をしている傾向があります。
そのことを把握しているならば、おのずとお客様がセルフケアに費やすところとは異なるところを手技で調整をしていくことがあります。
代償により生じた凝りのほうが筋組織の劣化が進んで代謝が悪化していることが多いのです。
するとおもしろいことがおこります。
施術で手技をするときにお客様が
「あのぉ、、、そこ、痛くないんで、コッチ、痛いんで。こちらを見てもらえますか?」
といったパスが跳んでくるのです。
そう感じるのは、上記で説明させていただいたような流れもあって、多くは屈筋群の速筋の痛みをお客様は認識され、
その部位の不釣り合いを調整するための「代償」に使われた左右の対になる部位の裏手になる伸筋の遅筋という痛みが鈍感な部分は気づかれていないことからおこります。
代償によりつくられた伸筋も炎症を持っていることがほとんどですから、手技を受けてはじめてそこの炎症に気づく人もいます。
なかには施術者が、不用意なところを勝手に触って痛くないところを痛くしたという誤解をなさる方も、少なくないでしょう。
そういう思いがでてくると、お客様の身がいきなり硬くなりだしますからこちらへと伝わってくることがあります。
そのような際は、はじめから代償について解説することもありますが、代償によりできた凝りを先行してといて主訴の部位の状態を確認してもらえば、苦痛と感じていた状態のレベルが改善されていることに気づくことができます。
そのように実践上でみせたほうが直感的に関連があるという事実がわかりやすいようです。
たとえば一次的には利き手側が右手であれば、その右手の腱鞘が硬くなって痛みを覚えることもあるでしょう。
それが代償により二次的に左側の腕の広くにわたる遅筋の伸筋は凝りが及びます。
すると伸筋群の特徴として筋断面が太さからこちらを凝らすと、この影響でカラダがゆがめられたままとなる元となっています。
代償により作り出された凝り。
これを的確に見抜いて手技対処をする考えで、施術をするかどうかで、その施術者の質が見えるものです。
代償によりできた凝りを放置すれば、早々に元通りのゆがみが現れます。
代償の凝りが深刻であったならば、そこを解かずにお客様が感じる慢性痛部分のみを解いたときはゆがみ率は元の状態より悪化します。
そういう点を踏まえておくとよいようです。
もう、おわかりですね。
施術者は、代償で作ったお客様の問題個所を解くから、
お客様が直感的に感じた痛みを湿布を貼る等をする以上の問題の改善につなげることができているのです。
陰でどのような働きをしているかということの一例が、この代償部位の発見と対処をすることです。
2021年10月10日
デスクワークで椅子に座って仕事をすると、疲れるよね〜
デスクワークで椅子に座って仕事をすると、疲れるよね〜
どういう点をチェックして評価するのか?
下図を参照ください。

■ 右側<立位姿勢>
耳近くにある頭部重心点から骨盤の中心部に当たる重心点を結んだ(A)⇒(B)線。
わかりやすくするため、意図的にアバウトな表現にしてあるが、
線の(A)⇒(B)は、脊椎の並びと、頭部重心点から鉛直下へ引いた線が重なります。
これが脊椎を立てた状態での最も椎間板にかかる負担が少なくて済みます。
■ 左側<デスクワーク座位姿勢>
耳近くにある頭部重心点から骨盤の中心部に当たる重心点を結んだ(A)⇒(C)線。
傾斜していることが確認できるでしょう。
耳近くにある頭部重心点から鉛直方向に線を引いた(A)⇒(B)線。
物理的な脊椎椎間板への負担量は、(B)⇒(C)の距離に比例して大きくなり疲労負担は増加します。
ただこれは物理的な側面をみるだけで、実態を反映しているとはいえません。
下記、3点は確認すべきでしょう。
・デスクワークの継続時間の量(長時間の同一姿勢は、筋腱の同一部位を休みなく継続使用し過労し回復困難におちいる)
・仕事中に感じる緊張の度合い(仕事に対し前向きかどうかでも変化します)
・すでに蓄積されている脊椎椎間板のダメージ量が多ければ、筋緊張の度合いは相乗して椎間板を委縮緊張させていきます(重要)
カンタンに言えば、腰痛症や頚椎症(首凝り)を感じて、
すでに椎間板の形状がつぶれ気味であれば脊椎を固定する靭帯、起立筋は多少の負荷をかけただけで硬直委縮する傾向にあります。
補うならば。
クッション性の高いソファーでくつろぐときも、(B)⇒(C)の距離が伸びます。
そのような座位姿勢では長時間の作業は不向きであると考えたほうがよいでしょう。
どういう点をチェックして評価するのか?
下図を参照ください。

■ 右側<立位姿勢>
耳近くにある頭部重心点から骨盤の中心部に当たる重心点を結んだ(A)⇒(B)線。
わかりやすくするため、意図的にアバウトな表現にしてあるが、
線の(A)⇒(B)は、脊椎の並びと、頭部重心点から鉛直下へ引いた線が重なります。
これが脊椎を立てた状態での最も椎間板にかかる負担が少なくて済みます。
■ 左側<デスクワーク座位姿勢>
耳近くにある頭部重心点から骨盤の中心部に当たる重心点を結んだ(A)⇒(C)線。
傾斜していることが確認できるでしょう。
耳近くにある頭部重心点から鉛直方向に線を引いた(A)⇒(B)線。
物理的な脊椎椎間板への負担量は、(B)⇒(C)の距離に比例して大きくなり疲労負担は増加します。
ただこれは物理的な側面をみるだけで、実態を反映しているとはいえません。
下記、3点は確認すべきでしょう。
・デスクワークの継続時間の量(長時間の同一姿勢は、筋腱の同一部位を休みなく継続使用し過労し回復困難におちいる)
・仕事中に感じる緊張の度合い(仕事に対し前向きかどうかでも変化します)
・すでに蓄積されている脊椎椎間板のダメージ量が多ければ、筋緊張の度合いは相乗して椎間板を委縮緊張させていきます(重要)
カンタンに言えば、腰痛症や頚椎症(首凝り)を感じて、
すでに椎間板の形状がつぶれ気味であれば脊椎を固定する靭帯、起立筋は多少の負荷をかけただけで硬直委縮する傾向にあります。
補うならば。
クッション性の高いソファーでくつろぐときも、(B)⇒(C)の距離が伸びます。
そのような座位姿勢では長時間の作業は不向きであると考えたほうがよいでしょう。
ダイソーのマスク用インナーフレーム、試したらかなりよかった。呼吸がしやすく、マスクしてたのをわすれるくらい!?快適、感動です。
ダイソーで買ってきたもの。
マスク用インナーフレーム.
施術にも、お役立ちアイテムです。

皆様は当然のようにすでに使われているかもしれませんが、
私はダイソーでだいぶ前に買ってきましたが使わずにいた商品。
今日(正確に言えば昨日)の施術で試してみました!
すると、、、。
そんな大したことないんだろう、と思っていたらおおまちがい。
施術はデータと公式と観察、
そこでおこなわれるものは物理学上課題を数式や定理を用いて回答するような行為です。
私は人体がもつ一般では知られないルールを公式として活用して計算式を立てています。
それが時には数学の、〜ゆえにそれは真であるとか偽である、といった証明問題になり、
脳裏で計算式を読み上げ解をみて手技の一手を加えていきます。
こうしたことは、ここ1年で中医学の診断を勉強してきた副次的な産物として現れてきたのですが、
直感といえるものは、このような下積みがそろっているものが安定的にだすことができる能力です。
プロとしてお金をいただく以上は「直感」=「ただの思いつき」であってはなりません。
右脳も使いますし、左脳もフルに使います。
右脳だけで収まる仕事は、理論体系化できないため学問とはならず、蓄積物として成果とならず流れ去り消える。
施術者が神がかっていれるうちはいいが、その才が尽きたら終わりです。
他人へもそういったノウハウは提供することはできませんし、
私が求めているものはそこではないのです。
そしてそれを支え得る手技操作をおこなえる身体能力の高さ、
それを持続できる力と精神力が必須です。
私にとって肉体的にも長時間にわたる施術はきついですが、
それ以上にきついのがマスクをすると脳に送られる血液に含む酸素量が激減するわけです。
普段はいいですが、施術中にマスクをすると、
カンタンに言えば酸欠でバーンアウトして席を立って呼吸を整えるか、
そのぎりぎりになることもあります。
それが!
上記のマスク用インナーフレームを使って施術をしたら、
マスクをしていないほど呼吸が楽です!
施術をする先生にはすでに使っている方もおられそうですが、
使っておられなければ、ぜひ、一度、試してみてくださいね。
マスク用インナーフレーム.
施術にも、お役立ちアイテムです。

皆様は当然のようにすでに使われているかもしれませんが、
私はダイソーでだいぶ前に買ってきましたが使わずにいた商品。
今日(正確に言えば昨日)の施術で試してみました!
すると、、、。
そんな大したことないんだろう、と思っていたらおおまちがい。
施術はデータと公式と観察、
そこでおこなわれるものは物理学上課題を数式や定理を用いて回答するような行為です。
私は人体がもつ一般では知られないルールを公式として活用して計算式を立てています。
それが時には数学の、〜ゆえにそれは真であるとか偽である、といった証明問題になり、
脳裏で計算式を読み上げ解をみて手技の一手を加えていきます。
こうしたことは、ここ1年で中医学の診断を勉強してきた副次的な産物として現れてきたのですが、
直感といえるものは、このような下積みがそろっているものが安定的にだすことができる能力です。
プロとしてお金をいただく以上は「直感」=「ただの思いつき」であってはなりません。
右脳も使いますし、左脳もフルに使います。
右脳だけで収まる仕事は、理論体系化できないため学問とはならず、蓄積物として成果とならず流れ去り消える。
施術者が神がかっていれるうちはいいが、その才が尽きたら終わりです。
他人へもそういったノウハウは提供することはできませんし、
私が求めているものはそこではないのです。
そしてそれを支え得る手技操作をおこなえる身体能力の高さ、
それを持続できる力と精神力が必須です。
私にとって肉体的にも長時間にわたる施術はきついですが、
それ以上にきついのがマスクをすると脳に送られる血液に含む酸素量が激減するわけです。
普段はいいですが、施術中にマスクをすると、
カンタンに言えば酸欠でバーンアウトして席を立って呼吸を整えるか、
そのぎりぎりになることもあります。
それが!
上記のマスク用インナーフレームを使って施術をしたら、
マスクをしていないほど呼吸が楽です!
施術をする先生にはすでに使っている方もおられそうですが、
使っておられなければ、ぜひ、一度、試してみてくださいね。
2021年10月09日
腸内での微生物による分解を、植物栽培のときの鉢に模して感じ取ると、どうなるのか?
微生物による分解
消化管には100兆を超える有益な細菌、ウイルス、真菌が生息しています。
ひとまとめにして腸内微生物と呼ばれている、これら常在微生物。
こちらが私たちに栄養を供給し、消化を助け、有害な微生物から守ってくれるのです。
そして私たちの体内の全細胞の90%は人の細胞ではなくて、これら細菌の細胞です。
私どもの人としての細胞は10%に留まる。
意外ですよね。
人体内部に生息する常在微生物との共同作業で私たちは生きていられるわけです。
たとえば私たちには消化できない炭水化物を結腸内の微生物はエネルギーとして使います。
その後に発酵やビタミンの生成、ミネラルの吸収にかかわってくるのです。
これって、すごくないですか?
そんな人との共生関係が成り立っている常在微生物がごっそり殺されることがあります。
「抗生物質を服用したとき」は、その一例です。
体内に入り込んだ有害微生物を殺すために抗生物質を服用したわけですが、
抗生物質は有害微生物ばかりではなく常在している共生する微生物をも殺してしまうのです。
抗生物質をとったらすぐに腸内細菌の多様性は失われ、11日後には最小値に達します。
こうした常在微生物が殺されたものも抗生物質を使った治療後に復活することもあるが、
過度な抗生物質の服用をしたときは回復不可能になることもあります。
抗生物質以外にも常在微生物を殺すときもあります。
抗生物質にも似た働きをもつ農薬・食品添加物などがつかわれている食品の摂取でも常在微生物が殺されています。
怖ろしいことですが調べてみると、
そのような働きを持つ農薬・食品添加物海外の先進国では使用禁止とされる農薬等も日本ではいまも許可されています。
基準値なら問題なしとして、人の体の健康よりも食品提供の利便性や供給のしやすさをとる姿勢といえるでしょう。
現代医学では、体内の常在微生物の量がどの種がどの程度いるのかを血液検査等で簡易計測できるものではないので、
そういった実態は見えてこないでしょう。
個人的なことで申し訳ないですが、
ミミズコンポストを自宅でおこなっております。
ミミズコンポストからでた肥料ともなる土には、
団粒構造といわれる土の中に空間がつくられて、
微生物がそこに常在して増殖しやすい環境をつくりだしてくれる優れものパワーがあるのです。
なので鉢が元気がなくなってきたなとなれば、ミミズコンポストの貴重な土を大さじスプーン3〜5杯分鉢の土の上に乗せておくのです。
(内情:うちではミミズが死滅しかかることを繰り返したため、この土はまさに貴重な土なのです)
するとみるみる間に元気がなくなっていた植物がシャキッと復活するというシーンを何度もみました。

私が購入する土にはあまり微生物が入っておらず、
植物にとってみれば常在微生物の量が最小値の私たちの体と同じことが起きていたのでしょう。
それをミミズコンポストの常在微生物の量を増やす起爆剤を使ったことで、
人間が常在微生物との共生でえていたことと同じ有益さを受け取れるようになったのです。
常在微生物が土の中の植物が消化できない物質を分解し植物に栄養を供給して消化を助け、
なおかつ有害な微生物から守ってくれる。
ミミズコンポストの団粒構造を持った土を使うと、顕著に病気にかかりづらくなるんです。
健康を害しやすい人体内部とは、まさに常在微生物が足らない土に植えられた植物の如し。
枯れかけの精力を失った植物に、人体がシミュレーションされているように感じました。
余談ですが、ミミズコンポストへ投げ込んだ私が食した野菜のくずたち。
それらが食べてもらえる時と、一切、手を付けている形跡がないときと。
明瞭に二手にわかれます。
野生の動物でもあるミミズたちには、食べて身を亡ぼすものかどうかを知っているのでしょう。
私にはそれがわかっていなかった。
そのような気づきや発見が、ショックでした。
・・・・・健康の定義のひとつとして・・・・・
植物は土の中の常在微生物との共生が健康をもたらし、
人間は腸内の常在微生物との共生が健康をもたらしています。
先日、千葉県のほうへ足を運んだとき。
自宅用の畑を持っている農家さんが多く、
自分が食べる農作物だろうものを丁寧に育てておられました。
地の力がある土地で、農薬等を一切使わない農作物ならば、
腸の常在微生物たちとの健康的な共生関係が得られるのか。。。
うらやましい限りでした。
消化管には100兆を超える有益な細菌、ウイルス、真菌が生息しています。
ひとまとめにして腸内微生物と呼ばれている、これら常在微生物。
こちらが私たちに栄養を供給し、消化を助け、有害な微生物から守ってくれるのです。
そして私たちの体内の全細胞の90%は人の細胞ではなくて、これら細菌の細胞です。
私どもの人としての細胞は10%に留まる。
意外ですよね。
人体内部に生息する常在微生物との共同作業で私たちは生きていられるわけです。
たとえば私たちには消化できない炭水化物を結腸内の微生物はエネルギーとして使います。
その後に発酵やビタミンの生成、ミネラルの吸収にかかわってくるのです。
これって、すごくないですか?
そんな人との共生関係が成り立っている常在微生物がごっそり殺されることがあります。
「抗生物質を服用したとき」は、その一例です。
体内に入り込んだ有害微生物を殺すために抗生物質を服用したわけですが、
抗生物質は有害微生物ばかりではなく常在している共生する微生物をも殺してしまうのです。
抗生物質をとったらすぐに腸内細菌の多様性は失われ、11日後には最小値に達します。
こうした常在微生物が殺されたものも抗生物質を使った治療後に復活することもあるが、
過度な抗生物質の服用をしたときは回復不可能になることもあります。
抗生物質以外にも常在微生物を殺すときもあります。
抗生物質にも似た働きをもつ農薬・食品添加物などがつかわれている食品の摂取でも常在微生物が殺されています。
怖ろしいことですが調べてみると、
そのような働きを持つ農薬・食品添加物海外の先進国では使用禁止とされる農薬等も日本ではいまも許可されています。
基準値なら問題なしとして、人の体の健康よりも食品提供の利便性や供給のしやすさをとる姿勢といえるでしょう。
現代医学では、体内の常在微生物の量がどの種がどの程度いるのかを血液検査等で簡易計測できるものではないので、
そういった実態は見えてこないでしょう。
個人的なことで申し訳ないですが、
ミミズコンポストを自宅でおこなっております。
ミミズコンポストからでた肥料ともなる土には、
団粒構造といわれる土の中に空間がつくられて、
微生物がそこに常在して増殖しやすい環境をつくりだしてくれる優れものパワーがあるのです。
なので鉢が元気がなくなってきたなとなれば、ミミズコンポストの貴重な土を大さじスプーン3〜5杯分鉢の土の上に乗せておくのです。
(内情:うちではミミズが死滅しかかることを繰り返したため、この土はまさに貴重な土なのです)
するとみるみる間に元気がなくなっていた植物がシャキッと復活するというシーンを何度もみました。

私が購入する土にはあまり微生物が入っておらず、
植物にとってみれば常在微生物の量が最小値の私たちの体と同じことが起きていたのでしょう。
それをミミズコンポストの常在微生物の量を増やす起爆剤を使ったことで、
人間が常在微生物との共生でえていたことと同じ有益さを受け取れるようになったのです。
常在微生物が土の中の植物が消化できない物質を分解し植物に栄養を供給して消化を助け、
なおかつ有害な微生物から守ってくれる。
ミミズコンポストの団粒構造を持った土を使うと、顕著に病気にかかりづらくなるんです。
健康を害しやすい人体内部とは、まさに常在微生物が足らない土に植えられた植物の如し。
枯れかけの精力を失った植物に、人体がシミュレーションされているように感じました。
余談ですが、ミミズコンポストへ投げ込んだ私が食した野菜のくずたち。
それらが食べてもらえる時と、一切、手を付けている形跡がないときと。
明瞭に二手にわかれます。
野生の動物でもあるミミズたちには、食べて身を亡ぼすものかどうかを知っているのでしょう。
私にはそれがわかっていなかった。
そのような気づきや発見が、ショックでした。
・・・・・健康の定義のひとつとして・・・・・
植物は土の中の常在微生物との共生が健康をもたらし、
人間は腸内の常在微生物との共生が健康をもたらしています。
先日、千葉県のほうへ足を運んだとき。
自宅用の畑を持っている農家さんが多く、
自分が食べる農作物だろうものを丁寧に育てておられました。
地の力がある土地で、農薬等を一切使わない農作物ならば、
腸の常在微生物たちとの健康的な共生関係が得られるのか。。。
うらやましい限りでした。
デスクワークのときに、椅子の選択は何でもOK? いえいえ、そうではなさそうです。
柔らかいソファーに腰掛けて、長時間過ごすことが多いという方々が緊急事態宣言中に見受けられました。
柔らかいソファー、それも膝下の長さより座面が低くなるようなクッションの沈み込みがあれば、
腰にかかる負担はどうなるでしょうか。
目で見る動きの解剖学。
シンプルでわかりやすい姿勢のノウハウと動きについての教科書的な存在です。
そちからかみると、
立ち姿の腰の椎間板にかかる負担量をみると、、。
頭部が重心線が支点(腰椎)から5cm前方にあります
するとその重さ(400N)を背筋力(400N)が支えることになります。
すると腰椎には800Nが加わるのです。
では、ソファーではなく、姿勢がよく座れるような椅子にすわったときは、どうでしょう?
座ると、上体はやや前傾するため、重心線が立ち姿よりも前にでることになるのです。
まぁまあいい姿勢で座ってるよね、という人がいたとします。
重心線が腰椎という支点より15cm前にでたとします。
このときは背筋群は1200N(=400×15)の力で支えます。
いくらいい姿勢で座ったとしても、
1200Nー800N=400N分、腰部に縮む萎縮させられる力が加わっているのですね。
ただこれは座面が安定して骨盤が立てられる椅子でのこと。
ソファーでは骨盤が後傾したり前傾します。
すると新たに腰にかかる負荷が加算されるのです。
通常、立ちでも座りでも、骨盤が理想的に座骨が鉛直方向へおろされていれば、
腰椎免荷(ようついめんか)という腹部の圧力がかかることで、
腹部が風船のようなエアーバッグが開いているかのように腰椎にかかる負担を軽減させることができます。
ですがソファーでは座骨が傾斜していたりよじれるような量が増加する傾向にあります。
すると腰椎免荷による腰椎の負担軽減がなされずに、そのまま腰椎がつぶれていきます。
椎間板の腹側が圧迫される力が強く働きます。
この状態が長時間化すれば、
骨盤底筋群が膀胱や消化器、女性なら内性器などを支えられずに機能が思わしくなくなることもあります。
なので<ソファーは短時間くつろぐためのもの>と考えるといいでしょう。
結局は個別具体で、どのような椅子に座るか、ソファーに座るかで、
腰椎にかかる負担は変わるわけですが。
最近は緊急事態宣言も終わったものの、自宅勤務態勢が定着してお勤めの方もいますから、
作業姿勢についてバイオメカニズム上どのようにすれば理想かを理解しておくといいでしょう。
ネット等でも学術的な視野を持って解説しているホームページなどもありましたから、
検索して確認していただければいいでしょう。
「そんな椅子はだめに決まっておるだろうが!」って容赦ない正論パンチが腹にめがけてドスドス打ち込まれるはずです。
いたたたたっ、、って感じです。

長時間のソファー座り作業はカラダに負担蓄積が多大でNG
新たに椅子を買う必要がでても、
住宅事情などがからんでくるので、ただ「だめだ」といってすませるのは能がないと思います。
身体にどのような影響が来ていて、それが継続するとどうなるかの法則実体を理解して、
どれだけの手をかけたほうが自分の場合は妥当かを考えて、、、そしてDIYしましょう!
腰椎に負荷がかかって腹で呼吸ができない苦しさのまま作業することから抜け出れて、
楽な姿勢で効率よく能率高く仕事ができるるほうがしあわせですよね。
柔らかいソファー、それも膝下の長さより座面が低くなるようなクッションの沈み込みがあれば、
腰にかかる負担はどうなるでしょうか。
目で見る動きの解剖学。
シンプルでわかりやすい姿勢のノウハウと動きについての教科書的な存在です。
そちからかみると、
立ち姿の腰の椎間板にかかる負担量をみると、、。
頭部が重心線が支点(腰椎)から5cm前方にあります
するとその重さ(400N)を背筋力(400N)が支えることになります。
すると腰椎には800Nが加わるのです。
では、ソファーではなく、姿勢がよく座れるような椅子にすわったときは、どうでしょう?
座ると、上体はやや前傾するため、重心線が立ち姿よりも前にでることになるのです。
まぁまあいい姿勢で座ってるよね、という人がいたとします。
重心線が腰椎という支点より15cm前にでたとします。
このときは背筋群は1200N(=400×15)の力で支えます。
いくらいい姿勢で座ったとしても、
1200Nー800N=400N分、腰部に縮む萎縮させられる力が加わっているのですね。
ただこれは座面が安定して骨盤が立てられる椅子でのこと。
ソファーでは骨盤が後傾したり前傾します。
すると新たに腰にかかる負荷が加算されるのです。
通常、立ちでも座りでも、骨盤が理想的に座骨が鉛直方向へおろされていれば、
腰椎免荷(ようついめんか)という腹部の圧力がかかることで、
腹部が風船のようなエアーバッグが開いているかのように腰椎にかかる負担を軽減させることができます。
ですがソファーでは座骨が傾斜していたりよじれるような量が増加する傾向にあります。
すると腰椎免荷による腰椎の負担軽減がなされずに、そのまま腰椎がつぶれていきます。
椎間板の腹側が圧迫される力が強く働きます。
この状態が長時間化すれば、
骨盤底筋群が膀胱や消化器、女性なら内性器などを支えられずに機能が思わしくなくなることもあります。
なので<ソファーは短時間くつろぐためのもの>と考えるといいでしょう。
結局は個別具体で、どのような椅子に座るか、ソファーに座るかで、
腰椎にかかる負担は変わるわけですが。
最近は緊急事態宣言も終わったものの、自宅勤務態勢が定着してお勤めの方もいますから、
作業姿勢についてバイオメカニズム上どのようにすれば理想かを理解しておくといいでしょう。
ネット等でも学術的な視野を持って解説しているホームページなどもありましたから、
検索して確認していただければいいでしょう。
「そんな椅子はだめに決まっておるだろうが!」って容赦ない正論パンチが腹にめがけてドスドス打ち込まれるはずです。
いたたたたっ、、って感じです。

長時間のソファー座り作業はカラダに負担蓄積が多大でNG
新たに椅子を買う必要がでても、
住宅事情などがからんでくるので、ただ「だめだ」といってすませるのは能がないと思います。
身体にどのような影響が来ていて、それが継続するとどうなるかの法則実体を理解して、
どれだけの手をかけたほうが自分の場合は妥当かを考えて、、、そしてDIYしましょう!
腰椎に負荷がかかって腹で呼吸ができない苦しさのまま作業することから抜け出れて、
楽な姿勢で効率よく能率高く仕事ができるるほうがしあわせですよね。
2021年10月07日
働き盛りの者たちにおきる心身を削って疲弊蓄積おこすときに起きやすい 脳の障害 って、、、?
個人的なことで申し訳ありません。
昨日、緊急事態宣言が解除され両親の墓参りに行くことができました。
お盆のころにはコロナの影響も色濃く、
私の両親の墓が千葉県の香取神宮から歩いて1時間のところとなり、
東京から人が来るとコロナ感染が強く危惧されておられることを知り、
他の檀家さまのことを思いまして墓参りは控えておりました。
母親が生前にお彼岸やお盆は、墓参りにいくようにしていました。
私が仕事が忙しく入っていたときには母一人でいくこともあって、
申し訳ない思もしましたが。
昨日、遅めのお盆のお墓参りができてほっとしました。
JR成田線の香取駅から香取神宮へ参拝して、
それから墓参りをしたのですが、
行き帰りの農道や高速道路のわき道(公道)を通りますが、
途中に以前に見かけていたヨモギ座布団用のヨモギを採取。
香取神宮から墓までの途中の道は、細い私道も含まれます。
今回は墓参りの間が空いたため「この道でよいのか?」と、
迷うことがありました。
認知機能低下中か!?
(思えばこの時期には墓参りしたことがなく、農道を通るときの農作物の植えられた種が違っていて戸惑ってたんですね ^-^;)
そんなとき。
もし私の体力がなくなったとき、
もし認知機能が低下したとき、
墓参り行脚が終わるんだろうなとリアルに寂しく感じました。
認知機能低下で道側からなくなれば。。。
香取駅隣の佐原駅なら観光地でタクシーが駅前に常駐してるので。
お盆の激熱をひーひーいいながら歩くこともなくなり、
楽してタクシーの墓参りですかね。 ^-^;
話が少し跳びまして。 m__m
ラジオを聴いていたら「ワーキングプア」について論評をしておりました。
現在日本では、一部の者を除き、働いても働いてうまく所得できない。
特に非正規雇用のワーキングプアが問題化されているといいます。
この状況は他国と比較しても、そこはダントツだそうでして、ショッキングなデータを述べられていました。
これからはコロナ前以上に深刻さが増していくため、
非正規雇用の方々の多くが職を失い、正規雇用をされていたものも1万人単位で解雇される予想だそうです。
現職を失えば不慣れな職であっても、背に腹は代えられません。。
心身ともにすり減らし、大切なものを削り取られていくこともでてきます。
非正規・正規雇用をされて職場に残っている方々は、いままでよりも少人数で仕事をこなしたり、
不慣れな仕事の部署に転属されたり兼務される。
いままでにない疲弊は救いようのないものと感じられストレスを抱えているといいます。
これらの心身へのストレスは自分が自己成長を望んで取り組む課題とは、違っています。
そのような「働き盛りの者たち」が抱えるストレス像。
そこから見える、増え続けている症状があります。
それが<< 脳の病気 >>です。
若年性認知症、それに脳卒中。
統計上も働き盛りの者たちが発症率が高まっている傾向が見えていますが、
権威あるそれら症状の専門医たちは今後にさらに加速の恐れあると推測しています。
認知症も脳卒中も、水面下で徐々にマイナスな影響から原発物質が蓄積されてきて、
実際に肉体へと老廃物的な物質等が脳にダメージを与えた末に発症するものです。
私は、がんばって働いているものこそ、幸多からんことを願っています。
心身のストレスによって筋緊張がもたらす代謝の悪化が引き金になることもあります。
思いもよらなかった事態に備えたいですね。。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
kindle版の以下の本を見つけました。
「脳卒中」とお医者様に言われたときに役立つ本です。
私の施術をお受けいただいているお客様には、そのような後遺症でお困りの方もおられます。
こちらブログをお読みいただく方々はほとんど「現状、自分はそのような症状は無縁だ。関係ないね」という方でしょう。
ですが 2021/10/7 現在、無料でダウンロードできます。
いざというとき、役立つ内容。
自分のため、ご家族のため、友人知人のために。
とりあえずダウンロードしておこう!っていうのもいいんじゃないでしょうか。
私と同業者の方々に取りましては、知っておいた方がよい内容が多分に含まれております。
現実的に脳卒中の後遺症を持たれたお客様に出張での施術をする機会が出てまいりました。
数年前から働き盛りの者たちの脳卒中後のリハビリも急激に増えてきて、
その合間に腕の確かな整体師と定評があれば呼ばれることがでてきたのです。。
そのような方には直結している話ですし、
今後にそのようなお客様のための準備ともなるでしょう。


「脳卒中」と言われたら… お医者さんの話がよくわかるから安心できる 検査 診断 治療・手術(22世紀アート) (22世紀アート) Kindle版
藤本 司 (著) 形式: Kindle版
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Kindle版 (電子書籍)
¥0
Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題
¥0 Kindle 価格
[商品について]
――脳卒中の検査法の一つであるMRI検査が、CT検査に比べて苦手な病気は次のどれでしょうか。
1.脳梗塞、2.くも膜下出血、3.脳出血
正解は、本書第5章の「MRI検査」をご覧ください。
脳卒中は、脳の血管の障害により急激に手足のマヒや言語障害、意識障害などが出てしまう病気で、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つのタイプがあります。とくに中高年の働き盛りの人が襲われやすく、一度発症すれば症状はその後も持続し、長く闘病しなければならないケースも多い非常に怖い病気です。治療法の進歩により脳出血は減っていますが、代わりに脳梗塞が増加する傾向にあり、超高齢化社会を考え合わせると、脳卒中はいまだに「国民病」であるといえます。本書は、その脳卒中について、医師として長年治療に携わってきた著者が、発症のメカニズムから治療の実際、リハビリテーション、予防と再発防止まで、一般の方にも分かりやすく解説した作品です。脳卒中にかかってしまった方やそのご家族はもちろん、また脳卒中ではないけれど不安に思っている方や脳卒中のことをもっと知りたいと思われる方にも、参考にしていただける内容となっています。
[目次]
まえがき
1章 脳卒中ってどんな病気?
脳卒中は怖い病気?
脳卒中には三つのタイプがある
脳卒中患者は増えている
脳卒中はこうした症状で発症する
脳卒中でよくある症状
一過性脳虚血発作(TIA(ティアイエイ))
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の症状の傾向
脳卒中の発作を起こしたときは?
倒れたときなど、脳卒中を疑ったときの対応
病院での救急処置
入院後、退院までの治療の流れ
脳の仕組みと機能
脳の構造
脳は機能を分担している
脳の血管や血流の仕組み
脳を包んでいる髄膜(硬膜、くも膜、軟膜)
脳は脳脊髄液(髄液)に浸っている
脳の機能障害
脳の機能障害による症状と原因
2章 脳梗塞の原因・症状・検査・治療
脳梗塞とはどんな病気?
脳梗塞は脳血管が詰まる病気
脳梗塞の種類と症状
脳梗塞の三つのタイプ
アテローム血栓性脳梗塞の原因と症状
ラクナ梗塞の原因と症状
心原性脳塞栓症の原因と症状
脳梗塞が疑われた場合の診断
脳梗塞の診断にはMRI検査が有用
脳梗塞の治療
急性期の治療のポイント
「超急性期」の治療法
急性期の治療法
慢性期の治療と再発予防
慢性期の血流を改善したり、再発を予防する手術
3章 脳出血の原因・症状・検査・治療
脳出血とはどんな病気?
脳出血の原因
脳出血の種類と症状
脳出血の発作は突然起こる
脳出血は脳の五つの場所で起こりやすい
脳出血が疑われた場合の診断
脳出血の治療
出血後すぐ(急性期)の治療
手術の方法
今後はこんなことに注意する
4章 くも膜下出血の原因・症状・検査・治療
くも膜下出血とはどんな病気?
くも膜下出血の原因
もっとも死亡率の高い脳の病気
くも膜下出血の症状
頭痛、嘔吐、意識障害などが出現
未破裂脳動脈瘤
くも膜下出血の危険因子
くも膜下出血が疑われた場合の診断
くも膜下出血の治療
出血後すぐ(急性期)の治療
「早期手術」と「待機手術」
再発予防のための治療法(外科的手術)
出血後、経過してから発症する合併症状
5章 脳卒中の検査法
どんな検査法があるの?
CT検査
MRI検査
MRA検査
3D-CTA検査(三次元CTA検査)
脳血管撮影
SPECT(スペクト)検査(脳血流シンチグラフィー検査)
PET(ペット)検査
超音波検査(エコー)
6章 脳卒中と間違えやすい脳の病気
脳卒中を起こすほかの病気とそれ以外の脳の病気
脳動静脈奇形
もやもや病
頭痛
アルツハイマー病
パーキンソン病
脳腫瘍
脳炎・髄膜炎
慢性硬膜下血腫
7章 脳卒中の後遺症と リハビリテーション
後遺症の種類
脳卒中で起きやすい神経障害
高次脳機能障害
感情障害とうつ状態(脳卒中後うつ:PSD)
リハビリテーション
後遺症の回復や改善を目指して
リハビリの流れとリハビリに携わる人たち
発作後すぐからのリハビリ(急性期リハビリ)
急性期のあとのリハビリ(回復期リハビリ)
脳卒中で起きやすい後遺症のリハビリ
「認知リハ」とは?
回復期後のリハビリ(維持期リハビリ)
支援制度の活用
介護が必要な場合のサービス
身体障害者手帳で受けられるサービス
障害年金(年金制度)
日常生活自立支援事業
成年後見制度
8章 脳卒中の予防と再発防止
脳を守る手立て
脳卒中の一次予防と二次予防
高血圧の管理
糖尿病の管理
脂質異常症の管理
痛風の管理
心臓病、不整脈の管理
肥満の管理
メタボリックシンドローム
生活習慣病を克服し、危険因子を減らす
薬物療法
脳の病気をチェックできる「脳ドック」
脳ドックで見つかる病気
脳ドックで行う検査
[出版社からのコメント]
ガンや心臓病に次いで日本人の死亡原因の第三位となっている脳卒中は、私たちにとって最も注意しなければならない病気の一つと言えるのではないかと思います。生活習慣の見直しが叫ばれる今、ぜひ本書を通じて脳卒中を深く知り、予防や改善に努めていただければ嬉しく思います。
【著者略歴】
藤本 司(ふじもと・つかさ)
1969年東京医科歯科大学医学部卒業。米国・NIH、NINCDS留学、カナダ・ウエスタンオンタリオ大学脳神経外科、スイス・チューリヒ大学脳神経外科留学。
1979年東京医科歯科大学脳神経外科講師。
1981年昭和大学藤が丘病院脳神経外科准教授。
1994年昭和大学藤が丘病院脳神経外科教授、
2000年同副院長、
2009年同定年退職。
現在、昭和大学名誉教授、さがみリハビリテーション病院顧問、横浜地方裁判所専門委員、アレクサンダー・テクニークBC医学顧問、脳活性プログラム・シナプソロジー医学顧問。主な所属学会:日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本認知症学会専門医・指導医。日本脳神経超音波学会名誉会員、日本脳神経外科漢方医学会顧問。主な著書:脳神経外科学大系第1巻血液脳関門と脳浮腫(2006)、超音波:新超音波医学4脳神経領域成人の疾患(2000)、血管新生:血管新生研究の新展開 血管新生療法(2000)、脳神経超音波マニュアル(編集委員長)(2006)、最先端をめざす脳外科医(2009)、脳を鍛えるには楽しく「混乱」させなさい(2014)
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
最後に。
ここからは私の脳の血流状態を読むとき、ちょっとした着眼した見方をひとつを紹介しますね。
施術をする者は独自の視点で体表観察をして仮説検証して見立てをおこないます。
まだ私が検証途中のことで、はっきりしたことと述べるのは控えたい、程度のことですが。。
「胸鎖乳突筋」という首の筋肉の付着点の上端が耳の後ろの骨の部位となります。
この胸鎖乳突筋の上端付着部に対して、強い癒着が生じている方は、その影響で蝶形骨の水平設置性が狂ってしまう傾向があり、
脳内の左右血流量がアンバランスになっている点が気になってみております。
いままで脳卒中をわずらわれていた方々のボディチェックをしたときの共通項でもあります。
首での診断法としてシンプルなものですが、そこに硬結があると、何かを疑ってみています。
胸鎖乳突筋全体が明瞭に張り出して外見上見えない方々には、少なからず何らかの含みがあるとみています。
※ 同業者向けの余談ですが、YNSA首診断点をご存知の方がおられれば多くが胸鎖乳突筋やその並走する流れの上に診断点を取ります。
そのことからも胸鎖乳突筋がどういった警報を挙げて読み取れる点であるかということがお察しいただけることでしょう。
筋肉の状態を熟知している先生。
私も含めてですが、その筋肉の性質、機能、病因やその引き金になる要素についてキネシオロジーについて、
教科書に載せられている情報だけでは、圧倒的に臨床では足らないケースがあります。
そういうところを上記の胸鎖乳突筋のように独自の仮説検証を繰り返して教科書の余白に多くの気づきを書き込むのです。
一般の方へはそこまでお知りになる必要はない専門性の高いものも多く、
それをお伝えできる機会は少ないですし、現状はその筋の影響を仮説検証中というものも多数あります。
ただ、そんなところでとらえても、「胸鎖乳突筋」は別格的に興味深いんですね。
胸鎖乳突筋が凝りが進み腕との連動が弱まったときに肩甲挙筋が凝りが高まって僧帽筋や後部斜角筋と癒着が進み、
首側面の脳や腕部への血流悪化にとどまらず、後頭部の後頭下の凝りを作り出してそこからの脳への血流を悪化させているケースが散見されます。
胸鎖乳突筋を触れないときには目で立体的に観察させていただきやすいところでもある観察可能ポイントなのです。
そしてとても多くの内臓機能等のダメージ等の情報が含まれている性質から、ここからそれを吸い上げていきます。
昨日、緊急事態宣言が解除され両親の墓参りに行くことができました。
お盆のころにはコロナの影響も色濃く、
私の両親の墓が千葉県の香取神宮から歩いて1時間のところとなり、
東京から人が来るとコロナ感染が強く危惧されておられることを知り、
他の檀家さまのことを思いまして墓参りは控えておりました。
母親が生前にお彼岸やお盆は、墓参りにいくようにしていました。
私が仕事が忙しく入っていたときには母一人でいくこともあって、
申し訳ない思もしましたが。
昨日、遅めのお盆のお墓参りができてほっとしました。
JR成田線の香取駅から香取神宮へ参拝して、
それから墓参りをしたのですが、
行き帰りの農道や高速道路のわき道(公道)を通りますが、
途中に以前に見かけていたヨモギ座布団用のヨモギを採取。
香取神宮から墓までの途中の道は、細い私道も含まれます。
今回は墓参りの間が空いたため「この道でよいのか?」と、
迷うことがありました。
認知機能低下中か!?
(思えばこの時期には墓参りしたことがなく、農道を通るときの農作物の植えられた種が違っていて戸惑ってたんですね ^-^;)
そんなとき。
もし私の体力がなくなったとき、
もし認知機能が低下したとき、
墓参り行脚が終わるんだろうなとリアルに寂しく感じました。
認知機能低下で道側からなくなれば。。。
香取駅隣の佐原駅なら観光地でタクシーが駅前に常駐してるので。
お盆の激熱をひーひーいいながら歩くこともなくなり、
楽してタクシーの墓参りですかね。 ^-^;
話が少し跳びまして。 m__m
ラジオを聴いていたら「ワーキングプア」について論評をしておりました。
現在日本では、一部の者を除き、働いても働いてうまく所得できない。
特に非正規雇用のワーキングプアが問題化されているといいます。
この状況は他国と比較しても、そこはダントツだそうでして、ショッキングなデータを述べられていました。
これからはコロナ前以上に深刻さが増していくため、
非正規雇用の方々の多くが職を失い、正規雇用をされていたものも1万人単位で解雇される予想だそうです。
現職を失えば不慣れな職であっても、背に腹は代えられません。。
心身ともにすり減らし、大切なものを削り取られていくこともでてきます。
非正規・正規雇用をされて職場に残っている方々は、いままでよりも少人数で仕事をこなしたり、
不慣れな仕事の部署に転属されたり兼務される。
いままでにない疲弊は救いようのないものと感じられストレスを抱えているといいます。
これらの心身へのストレスは自分が自己成長を望んで取り組む課題とは、違っています。
そのような「働き盛りの者たち」が抱えるストレス像。
そこから見える、増え続けている症状があります。
それが<< 脳の病気 >>です。
若年性認知症、それに脳卒中。
統計上も働き盛りの者たちが発症率が高まっている傾向が見えていますが、
権威あるそれら症状の専門医たちは今後にさらに加速の恐れあると推測しています。
認知症も脳卒中も、水面下で徐々にマイナスな影響から原発物質が蓄積されてきて、
実際に肉体へと老廃物的な物質等が脳にダメージを与えた末に発症するものです。
私は、がんばって働いているものこそ、幸多からんことを願っています。
心身のストレスによって筋緊張がもたらす代謝の悪化が引き金になることもあります。
思いもよらなかった事態に備えたいですね。。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
kindle版の以下の本を見つけました。
「脳卒中」とお医者様に言われたときに役立つ本です。
私の施術をお受けいただいているお客様には、そのような後遺症でお困りの方もおられます。
こちらブログをお読みいただく方々はほとんど「現状、自分はそのような症状は無縁だ。関係ないね」という方でしょう。
ですが 2021/10/7 現在、無料でダウンロードできます。
いざというとき、役立つ内容。
自分のため、ご家族のため、友人知人のために。
とりあえずダウンロードしておこう!っていうのもいいんじゃないでしょうか。
私と同業者の方々に取りましては、知っておいた方がよい内容が多分に含まれております。
現実的に脳卒中の後遺症を持たれたお客様に出張での施術をする機会が出てまいりました。
数年前から働き盛りの者たちの脳卒中後のリハビリも急激に増えてきて、
その合間に腕の確かな整体師と定評があれば呼ばれることがでてきたのです。。
そのような方には直結している話ですし、
今後にそのようなお客様のための準備ともなるでしょう。
「脳卒中」と言われたら… お医者さんの話がよくわかるから安心できる 検査 診断 治療・手術(22世紀アート) (22世紀アート) Kindle版
藤本 司 (著) 形式: Kindle版
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Kindle版 (電子書籍)
¥0
Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題
¥0 Kindle 価格
[商品について]
――脳卒中の検査法の一つであるMRI検査が、CT検査に比べて苦手な病気は次のどれでしょうか。
1.脳梗塞、2.くも膜下出血、3.脳出血
正解は、本書第5章の「MRI検査」をご覧ください。
脳卒中は、脳の血管の障害により急激に手足のマヒや言語障害、意識障害などが出てしまう病気で、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つのタイプがあります。とくに中高年の働き盛りの人が襲われやすく、一度発症すれば症状はその後も持続し、長く闘病しなければならないケースも多い非常に怖い病気です。治療法の進歩により脳出血は減っていますが、代わりに脳梗塞が増加する傾向にあり、超高齢化社会を考え合わせると、脳卒中はいまだに「国民病」であるといえます。本書は、その脳卒中について、医師として長年治療に携わってきた著者が、発症のメカニズムから治療の実際、リハビリテーション、予防と再発防止まで、一般の方にも分かりやすく解説した作品です。脳卒中にかかってしまった方やそのご家族はもちろん、また脳卒中ではないけれど不安に思っている方や脳卒中のことをもっと知りたいと思われる方にも、参考にしていただける内容となっています。
[目次]
まえがき
1章 脳卒中ってどんな病気?
脳卒中は怖い病気?
脳卒中には三つのタイプがある
脳卒中患者は増えている
脳卒中はこうした症状で発症する
脳卒中でよくある症状
一過性脳虚血発作(TIA(ティアイエイ))
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の症状の傾向
脳卒中の発作を起こしたときは?
倒れたときなど、脳卒中を疑ったときの対応
病院での救急処置
入院後、退院までの治療の流れ
脳の仕組みと機能
脳の構造
脳は機能を分担している
脳の血管や血流の仕組み
脳を包んでいる髄膜(硬膜、くも膜、軟膜)
脳は脳脊髄液(髄液)に浸っている
脳の機能障害
脳の機能障害による症状と原因
2章 脳梗塞の原因・症状・検査・治療
脳梗塞とはどんな病気?
脳梗塞は脳血管が詰まる病気
脳梗塞の種類と症状
脳梗塞の三つのタイプ
アテローム血栓性脳梗塞の原因と症状
ラクナ梗塞の原因と症状
心原性脳塞栓症の原因と症状
脳梗塞が疑われた場合の診断
脳梗塞の診断にはMRI検査が有用
脳梗塞の治療
急性期の治療のポイント
「超急性期」の治療法
急性期の治療法
慢性期の治療と再発予防
慢性期の血流を改善したり、再発を予防する手術
3章 脳出血の原因・症状・検査・治療
脳出血とはどんな病気?
脳出血の原因
脳出血の種類と症状
脳出血の発作は突然起こる
脳出血は脳の五つの場所で起こりやすい
脳出血が疑われた場合の診断
脳出血の治療
出血後すぐ(急性期)の治療
手術の方法
今後はこんなことに注意する
4章 くも膜下出血の原因・症状・検査・治療
くも膜下出血とはどんな病気?
くも膜下出血の原因
もっとも死亡率の高い脳の病気
くも膜下出血の症状
頭痛、嘔吐、意識障害などが出現
未破裂脳動脈瘤
くも膜下出血の危険因子
くも膜下出血が疑われた場合の診断
くも膜下出血の治療
出血後すぐ(急性期)の治療
「早期手術」と「待機手術」
再発予防のための治療法(外科的手術)
出血後、経過してから発症する合併症状
5章 脳卒中の検査法
どんな検査法があるの?
CT検査
MRI検査
MRA検査
3D-CTA検査(三次元CTA検査)
脳血管撮影
SPECT(スペクト)検査(脳血流シンチグラフィー検査)
PET(ペット)検査
超音波検査(エコー)
6章 脳卒中と間違えやすい脳の病気
脳卒中を起こすほかの病気とそれ以外の脳の病気
脳動静脈奇形
もやもや病
頭痛
アルツハイマー病
パーキンソン病
脳腫瘍
脳炎・髄膜炎
慢性硬膜下血腫
7章 脳卒中の後遺症と リハビリテーション
後遺症の種類
脳卒中で起きやすい神経障害
高次脳機能障害
感情障害とうつ状態(脳卒中後うつ:PSD)
リハビリテーション
後遺症の回復や改善を目指して
リハビリの流れとリハビリに携わる人たち
発作後すぐからのリハビリ(急性期リハビリ)
急性期のあとのリハビリ(回復期リハビリ)
脳卒中で起きやすい後遺症のリハビリ
「認知リハ」とは?
回復期後のリハビリ(維持期リハビリ)
支援制度の活用
介護が必要な場合のサービス
身体障害者手帳で受けられるサービス
障害年金(年金制度)
日常生活自立支援事業
成年後見制度
8章 脳卒中の予防と再発防止
脳を守る手立て
脳卒中の一次予防と二次予防
高血圧の管理
糖尿病の管理
脂質異常症の管理
痛風の管理
心臓病、不整脈の管理
肥満の管理
メタボリックシンドローム
生活習慣病を克服し、危険因子を減らす
薬物療法
脳の病気をチェックできる「脳ドック」
脳ドックで見つかる病気
脳ドックで行う検査
[出版社からのコメント]
ガンや心臓病に次いで日本人の死亡原因の第三位となっている脳卒中は、私たちにとって最も注意しなければならない病気の一つと言えるのではないかと思います。生活習慣の見直しが叫ばれる今、ぜひ本書を通じて脳卒中を深く知り、予防や改善に努めていただければ嬉しく思います。
【著者略歴】
藤本 司(ふじもと・つかさ)
1969年東京医科歯科大学医学部卒業。米国・NIH、NINCDS留学、カナダ・ウエスタンオンタリオ大学脳神経外科、スイス・チューリヒ大学脳神経外科留学。
1979年東京医科歯科大学脳神経外科講師。
1981年昭和大学藤が丘病院脳神経外科准教授。
1994年昭和大学藤が丘病院脳神経外科教授、
2000年同副院長、
2009年同定年退職。
現在、昭和大学名誉教授、さがみリハビリテーション病院顧問、横浜地方裁判所専門委員、アレクサンダー・テクニークBC医学顧問、脳活性プログラム・シナプソロジー医学顧問。主な所属学会:日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本認知症学会専門医・指導医。日本脳神経超音波学会名誉会員、日本脳神経外科漢方医学会顧問。主な著書:脳神経外科学大系第1巻血液脳関門と脳浮腫(2006)、超音波:新超音波医学4脳神経領域成人の疾患(2000)、血管新生:血管新生研究の新展開 血管新生療法(2000)、脳神経超音波マニュアル(編集委員長)(2006)、最先端をめざす脳外科医(2009)、脳を鍛えるには楽しく「混乱」させなさい(2014)
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
最後に。
ここからは私の脳の血流状態を読むとき、ちょっとした着眼した見方をひとつを紹介しますね。
施術をする者は独自の視点で体表観察をして仮説検証して見立てをおこないます。
まだ私が検証途中のことで、はっきりしたことと述べるのは控えたい、程度のことですが。。
「胸鎖乳突筋」という首の筋肉の付着点の上端が耳の後ろの骨の部位となります。
この胸鎖乳突筋の上端付着部に対して、強い癒着が生じている方は、その影響で蝶形骨の水平設置性が狂ってしまう傾向があり、
脳内の左右血流量がアンバランスになっている点が気になってみております。
いままで脳卒中をわずらわれていた方々のボディチェックをしたときの共通項でもあります。
首での診断法としてシンプルなものですが、そこに硬結があると、何かを疑ってみています。
胸鎖乳突筋全体が明瞭に張り出して外見上見えない方々には、少なからず何らかの含みがあるとみています。
※ 同業者向けの余談ですが、YNSA首診断点をご存知の方がおられれば多くが胸鎖乳突筋やその並走する流れの上に診断点を取ります。
そのことからも胸鎖乳突筋がどういった警報を挙げて読み取れる点であるかということがお察しいただけることでしょう。
筋肉の状態を熟知している先生。
私も含めてですが、その筋肉の性質、機能、病因やその引き金になる要素についてキネシオロジーについて、
教科書に載せられている情報だけでは、圧倒的に臨床では足らないケースがあります。
そういうところを上記の胸鎖乳突筋のように独自の仮説検証を繰り返して教科書の余白に多くの気づきを書き込むのです。
一般の方へはそこまでお知りになる必要はない専門性の高いものも多く、
それをお伝えできる機会は少ないですし、現状はその筋の影響を仮説検証中というものも多数あります。
ただ、そんなところでとらえても、「胸鎖乳突筋」は別格的に興味深いんですね。
胸鎖乳突筋が凝りが進み腕との連動が弱まったときに肩甲挙筋が凝りが高まって僧帽筋や後部斜角筋と癒着が進み、
首側面の脳や腕部への血流悪化にとどまらず、後頭部の後頭下の凝りを作り出してそこからの脳への血流を悪化させているケースが散見されます。
胸鎖乳突筋を触れないときには目で立体的に観察させていただきやすいところでもある観察可能ポイントなのです。
そしてとても多くの内臓機能等のダメージ等の情報が含まれている性質から、ここからそれを吸い上げていきます。
2021年10月05日
コロナ中でも転身なさる方々は、少なくないようですね
最近「リスクを冒さないことこそ、最大のリスクだ」という携帯電話会社のCMがありました。
そしてコロナ中でも転身、転職を模索しかなえているものもおられるとのこと。。。
お客様が『分子栄養学』を実践する医師にお世話になっているとのこと。
分子栄養学とは、血液検査の結果から足りていない栄養素を医師が判断する分野です。
どちらの先生かとお伺いすることを忘れていた、私の手抜かりがありますが。
お客様が通われている先生は、ご自身が体を患われ、
治療の効果を求めて自身で様々な可能性を模索なされたといいます。
たどり着いたのが、分子栄養学。
自己実践を通して効果を確認した方といいます。
そちらの実践をなさってからかどうかはわかりませんが、
食に深く興味を持たれ、食養生といえる方面への転身へ。
『分子栄養学』の先生としてお世話になっていたはずが、
有機無農薬野菜を栽培するため、現職を辞められ転地なさるとのこと。
お客様:「いい先生がみつかってたのに、ほんと、残念なんだよ〜」
そのような話を聞かせてくれました。
勝手な想像をするに。
医師をなさりながら、
農業に関心を持ってできる範囲で研究し実践を重ねていたのでしょう。
仕事としての安定性でいえば現職を退かずに医師を続けられてもいい。
現状は患者様の治療により改善なさったときの喜びの笑顔があります。
その上での医師から農業転身への決断です。
緊急事態宣言が解除されました今ですが、
今後はコロナ中の経済等の負の余波も想像されます。
先々の見通しが流動的で計算が立ちにくいはずです。
そのようなときでさえ、またはそういう時だからこそかもしれませんが、
自身の情熱を傾けたい分野へと身を振るお話には勇気をいただけました。
お客様からこのお話を聞き、
先生が人生のやりがいや生きがいにかかわる選択をなさったのだろうと感じました。
個人的に農業の専門雑誌『現代農業』のバックナンバーを読み漁り、
農業で身を立てるには想像以上に甘いものではなく、
自身のたゆまぬ努力と人とのつながりと、賭け。
そのようなことが漠然とわかりかけてきたので。
合理的な分析をなさる深慮判断が得意な先生なら、なおさら職替えのリスクも忘れていないはず。
農業転身後に、数年もすれば、すばらしい有機野菜を提供してくれるのでしょう。
分子栄養学でサプリの処方をなさっていた医師が、
栄養たっぷりの自作の農作物を食べさせてくれる。
一見不思議な転身のようですが、
私には地続きのステージアップのように思えてなりません。
すっごく、ご縁あれば食べてみたいですね〜。 ^-^
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
個人的なことですが。
私の知り合いの愛知県のほうで活躍している人も、
心機一転で、かけがえのない職を変えるようです。
私は、施術しか考えてこなかったのですが、
様々な経験値を高める活動をしてきた方ですから。
自分らしくいられる自分の身の置き所を、
見つけられるでしょう。
「リスクを冒さないことこそ、最大のリスクだ」っていいながら、
人はリスクを承知であっても、自分次第で、困難も乗り越えるのでしょうか。
他の同業者の先生からも、その転身するとの打診をいくつかいただいております。。。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
最後に。
コーチングバイブルという本に、コーチングをするときに活用する質問リストがあります。
そこにコーチがクライアントへ送る課題のひとつに、印象的な提案があります。
「1日に 〇回 失敗する」
です。
これは私がもっとも気に入っている課題です。
〇回のところには、任意の回数がはいります。
例:「1日に 5回 失敗する」
真摯に取り組む価値のあることで、
5回の失敗をするということです。
かつて経験したことなら成功確率が高いため、失敗回数は稼げません。
施術等で突破力がある発想が得られたときは、失敗回数を稼ごうとした末に、
普通だったらやらないだろうということをやってみたときに、やってきます。
5回の失敗回数のカウントには入らないことにはなりますが、成果がもともとの目的ですから。
それもいいでしょう。
5回の失敗という「5」というタスク数を強制的に作り出します。
ちんまりと独自の仕事をつくりだして継続するには、
成功確率の高いところを捨てて低いところから取る。
そういうことをよくします。
それで平均的な仕事をしない施術で一線を画すことになり、
お客様の人数的な母数が激減しますが、
お客様のなかには
「たぶん、次の施術を受けるときには、前回と違っているはず。
それで体の新たな改善個所が増すのかもしれない」
という期待を持っていただけることもあるでしょう。
そのような期待を裏切らずに施術をやっていきたいですね。 ^-^
リスクあるところ失敗はつきものです。
失敗にくじける弱さを殺すことが大事。
2021年10月04日
腕&脚の使い方。その後の気づきと変化、諸々〜。
以前も腕の使い方で、朝顔の手の内といった内容でブログに書かせていただいたことがありました。
それを元に現在進行形で、磨き続け、気づきを増やし続けています。
その中間発表として、関心ある方はお読みいただければ光栄です。
施術を受けておらず、手先の使い方をどうすればいいか、、、とか、実地で聞いたことがない方々には、
何をいってることやらとなると思います。
またはすでにすぐれて武道やダンスなどで身体操作上の十分な発想と自己研鑽の上に考慮が行く人には、
すでに「当然だろ、そういったことは」となることかもしれません。
ですが私は、この年になって、ようやくわかった気がします。
まずは腕の骨をどの手順で動かすかという目線で操作を分析していきました。
基本の動作は。
(1)尺骨を体幹へ向け、移動
(2)橈骨を体幹から遠位へ、移動
(3)上腕骨を外旋させ肩関節がはまりが深まるほうへ、回転
です。
(1)と(2)の尺骨と橈骨の操作は、指の第二関節まで軽く伸長する状態を保ち、
尺骨の移動が肩甲骨を後方へ浮かしてから、
橈骨の移動が肩甲骨の下端が内側へとローテーターを促す。
ここまではシンプルに、まんまなんですが。
もうひとつう解せなかったところがありました。
腕の骨には<尺骨・橈骨・上腕骨>の3本あります。
「尺骨と橈骨」は操作手順が俗に知られているもの。
ですから腕の操作法をお伝えしたお客様は耳にしていると思います。
質のよい動きをするには、
どの骨も順序だてて手の運動をかなえるようそれぞれが役割を持っているものです。
だが「上腕骨」を語る文献を目にしたことがなかったのです。
結果的に私が出した答えですが、
上述したものに付け加えると「上腕骨を外旋の回転を{わずかかつ軽妙に}与える」という操作でした。
上腕骨の肘部と肩部の両方を固定して外旋するならば、
角度を5度外旋させただけでも手先は数センチ動くことになります。
施術での手先の操作に活かすというのが主たる目的であり、
体操をするわけではないので、これでいいのです。
ただそのときに忘れてはならない点があります。
尺骨を含めて外旋し移動させたとき、脇が甘くなりやすいのです。
脇が甘くなった時点で三角筋鎖骨部などの屈筋に力みがでていく。
それでは骨格的に弱化するような崩壊が起きてしまうでしょう。
なので尺骨をその場で固定させて
橈骨を遠位に動かして外旋させる。
そう操作をおこなえばいいのです。
腕の操作のパターンが、平素とは大きく様変わりしましたが、不思議となじみます。
10月4日の現状、まだ不慣れで、使うべき筋が貧弱でそちらが鍛えられておらず、
上腕骨の外旋をする前段階での手先が筋が無意識に力がこもってしまうマイナス点はあります。
平素使っていた筋肉ではないところに筋のパンプアップがみられます。
(X Y Z)のベクトルへの操作感が格段に高まり、
検査する部位を手のセンサーがなぞりモニターするときの情報量が格段の伸びを感じました。
例えは悪いが皮下の目に見えない世界を探るとは、泥の深くに生息中の糸ミミズを手探りで探すようなものです。
それは凝りが大きければ見つけやすいといっのは一般の方でも直感的に触ればわかりますが、
髪の毛より細い筋繊維が皮下数センチ下で断裂していたり歪曲していたり他の筋と粘っているなどを、
それもミリ単位以下のものをキャッチして施術にいかすのが仕事だと考えて取り組んでいます。
それをかなえるには意識の集中も必要だが、
患部の情報を集める触覚になる手先が精密に患部状況をなぞりスキャニング作業をこなせるのが前提です。
そう断言できるのは、(X Y Z)のベクトルへの操作感が上がった瞬間に、
見えている情報の確からしさ、つまり信頼性がはるかに高まった感覚をえられ、
それを元に施術をさせていただいた結果が、
使用前使用後の使用後がこんなに変わった!と言えるような成果が私には実感できていたからです。
意識の集中とかでカバーできるものではありません。
変な言い方かもしれませんが、
わかってみれば、きわめて自然の道理に通ることをそのまま再現しているだけのことしかしていません。
ひとつずつの手の骨の操作を順を追ってやってみていただければ、
ある程度、体のできているものでしたらわかるかもしれません。
これができるようになったあとに、
ハイハイすると猫のような軽やかな前腕さばき。
手の動きには操作のノウハウや型はあったほうがよろしいですが、
特別な技とかいうものが必須かといえば施術上の必要事項としてはなくてもやっていけそうですね。
シンプルに、意図的に上記にあげてある(1)〜(3)の操作をしてはリセットして、を繰り返すだけでいい。
脚は、以下の公式が
(腓骨・脛骨・大腿骨:腸骨)=(尺骨・橈骨・上腕骨:肩甲骨)
(腓骨と尺骨を対応・脛骨と橈骨を対応・大腿骨と上腕骨を対応:腸骨と肩甲骨を対応)
させて考えていただいて、
あとは腕でおこなった操作手順と同様のことをしていただければ、それでOKです。
ようは、腕ならどうやって肩甲骨とその肩甲骨回りの胴体背部の筋を活動させるか、
脚ならどうやって腸骨とその腸骨を動かす胴体背部や大腰筋のような内部の筋を活動させるか。
腕を使うときに肩から先の手の筋は固めずに行くことが肝要で、
脚を使うときは股関節から先の筋ばかり使おうとしないことが大切です。
それをかなえる引き金の引き方があるのだと理解していただければ幸いです。
※ ただ注意する点は、
すでにこれはある程度の筋膜の癒着がフリーになっている方のほうが感じ取りやすいでしょう。
屈筋主体で動いている方は、筋膜の癒着が必然的に量がかさむので感じ取りづらいです。
伸筋主導で動いている方は、試行すれば腑に落ちる点を体が見つけるでしょう。
※ 補助的にやりやすくするには、
この動作ができるものが目の前の自身に声がけがされるほどの影響エリア下でレクチャーしていたりすると、
人間が誰しも根本的に持っている身体操作上のミラーリング感覚のおかげでわかりやすくなるはずです。
いったん、このような感覚が実感できれば、足が地面をとらえるグラウンディングの精度も向上するかもしれません。
最後に。
ここ1年以上、つねにホットストーンを脊柱起立筋に当ててということを施術でしてきましたが、
昨日はお客様のお体の状態のこともあって、ホットストーン用の石を加熱はしたのですが、使用を見送りました。
起立筋のリリースをするときに、私の手による手技であれば、どれほどの緩みを作り出すかは制御できるのです。
でもホットストーンをあてがうと、その際はどれほどそれに反応して脊柱起立筋やその関連部位が緩むかがわかりません。
そうなると半年以上前とはなりますが現状も外科手術をなさったあとのリハビリを欠かせないときで、
脊柱起立筋の緩み過ぎはかえってバランスをご本人が取りづらくなって膝腰に負担がかかるようになる可能性がでてきます。
そのような場合を危惧して、「起立筋へのホットストーンの敷石」を見合わせたのです。
ですが上記し解説させていただいた腕の操作を磨いた後であったため、
筋膜の癒着が極端に一年で進んでいた個所もいくつか散見されて深部にしまわれていたものの、
「ホットストーンを見合わせてもここまで、解けたのか」と想定以上の私が欲した完成体のリリースがかなっていました。
包丁型ベン石と呼ばれる器具を使ってリリースができたおかげもありますが、
もしかしたらホットストーンを起立筋に当てて加熱しなくても、
皮下数センチへと影響を入れることができるようになったのか。

そのような感触が得られました。
お客様にとって、適温に温められた遠赤効果が期待できる石の上に寝て10分以上いれば、
皮下の4〜5センチもの奥まで熱が到達しています。
その個所の代謝は改善し、同時に筋は自然に効果的に弛緩するのです。
その熱は、血に乗り全身へと広がり離れた体内の組織も温められます。
そのおかげで、特に頚部のリリースには欠かせない下準備となります。
これをするかどうかでリリースの深さが段違いだということは、
幾度かの実証実験によるテストのうえ、見つけ出した結論です。
・・・。
ただホットストーンをメインになさるエステサロンなら、そこへの設定等に時間をかけられるでしょう。
私の所ではそのような時間が、時には長時間にわたる施術間のお客様の休憩時間になりえますが、
用意するものとしてホットストーンの数自体が握りこぶしほどの大きさのもの等が10個前後利用されるため、
総勢で4キロの石を敷くのって、やってみると、施術のさなかの術者が疲れてきているときの作業としては。
やってみていただくとわかると思いますが、これだけでお金をいただく方がいるほどの労働なのです。。
自分でホットストーンを手繰り寄せてみたものの、
オペレーションに労が多くかかりすぎてしまって。
ホットストーンの敷石以外のベン石の温熱器やベン石のスティックはいいが、
敷石は、私の首を絞めてまして。
コロナの影響で現状、一日に一人までと決めて施術をしていまして、
それでこの感じです。
一日に3名を受け付けていた以前を思い出せば、100%これは採用不可とさせていただくしかない。
もちろん、ただ「やーめた」というような無責任なことができるわけもなく、
命がけでホットストーンの敷石に代替できるオペレーションもよく成果がでるものを探していました。
そこで代替に採用したのがレッグロックが特徴のボウエンテクニックの仙腸関節のリリーステクニックと、
包丁型ベン石でした。
自身に包丁型ベン石を使って筋膜リリースをかけても、どうも思うまでのリリースをかなえられなくて試行錯誤をしていたのですが、
それが既出で説明させていただいた(1)〜(3)の手順での手の操作をすることで、
筋膜のリリース反応が大幅にアップグレードしていたことに気づきました。
そしてさんざん、自身の脚や手や首でリリース反応を確認して、安全性も確認して、
そして昨日は初めてお客様の身体的な状態を考慮してホットストーンの敷石を使えないという状況もあったため、
日頃、自身に試行しつづけた包丁型ベン石(リリース個所によってホットストーンを温めるウォーマーで加熱しておきます)によるリリースをさせていただきました。
施術をしながら、そして施術後も、ホットストーンの敷石をしなくても手の内が変わればこれほど解けたかと思える感動の仕上がりでした。
まだ私の手が新たな操作に対応する筋の発達が未熟で、
そこが完成するまで研鑽を積まなければなりませんが。
ですが、これならホットストーンの敷石を割愛しても私自身が納得できるという結果を見せていただくことができました。
このときそこで感じたのが
「生まれて初めて、手がうまく使えた」という驚きです。
これは施術のために研鑽してきたものであったのですが、
根源的に自身の身体の非力さに対してこんなものじゃないという悲しみや悔しさが、
昔から明確に付きまとっていました。
そういった負の実感から虚無を感じ、自信を喪失し続けてきたんだなと。
そこがあがなえるような落ち着きを得て、身体からくる充実感を味わっています。
あと数日もすれば、この体の使用感も慣れて、また新たなものを求め始めますが、
それまでは気分よく過ごしたいと願っています。 ^-^
それを元に現在進行形で、磨き続け、気づきを増やし続けています。
その中間発表として、関心ある方はお読みいただければ光栄です。
施術を受けておらず、手先の使い方をどうすればいいか、、、とか、実地で聞いたことがない方々には、
何をいってることやらとなると思います。
またはすでにすぐれて武道やダンスなどで身体操作上の十分な発想と自己研鑽の上に考慮が行く人には、
すでに「当然だろ、そういったことは」となることかもしれません。
ですが私は、この年になって、ようやくわかった気がします。
まずは腕の骨をどの手順で動かすかという目線で操作を分析していきました。
基本の動作は。
(1)尺骨を体幹へ向け、移動
(2)橈骨を体幹から遠位へ、移動
(3)上腕骨を外旋させ肩関節がはまりが深まるほうへ、回転
です。
(1)と(2)の尺骨と橈骨の操作は、指の第二関節まで軽く伸長する状態を保ち、
尺骨の移動が肩甲骨を後方へ浮かしてから、
橈骨の移動が肩甲骨の下端が内側へとローテーターを促す。
ここまではシンプルに、まんまなんですが。
もうひとつう解せなかったところがありました。
腕の骨には<尺骨・橈骨・上腕骨>の3本あります。
「尺骨と橈骨」は操作手順が俗に知られているもの。
ですから腕の操作法をお伝えしたお客様は耳にしていると思います。
質のよい動きをするには、
どの骨も順序だてて手の運動をかなえるようそれぞれが役割を持っているものです。
だが「上腕骨」を語る文献を目にしたことがなかったのです。
結果的に私が出した答えですが、
上述したものに付け加えると「上腕骨を外旋の回転を{わずかかつ軽妙に}与える」という操作でした。
上腕骨の肘部と肩部の両方を固定して外旋するならば、
角度を5度外旋させただけでも手先は数センチ動くことになります。
施術での手先の操作に活かすというのが主たる目的であり、
体操をするわけではないので、これでいいのです。
ただそのときに忘れてはならない点があります。
尺骨を含めて外旋し移動させたとき、脇が甘くなりやすいのです。
脇が甘くなった時点で三角筋鎖骨部などの屈筋に力みがでていく。
それでは骨格的に弱化するような崩壊が起きてしまうでしょう。
なので尺骨をその場で固定させて
橈骨を遠位に動かして外旋させる。
そう操作をおこなえばいいのです。
腕の操作のパターンが、平素とは大きく様変わりしましたが、不思議となじみます。
10月4日の現状、まだ不慣れで、使うべき筋が貧弱でそちらが鍛えられておらず、
上腕骨の外旋をする前段階での手先が筋が無意識に力がこもってしまうマイナス点はあります。
平素使っていた筋肉ではないところに筋のパンプアップがみられます。
(X Y Z)のベクトルへの操作感が格段に高まり、
検査する部位を手のセンサーがなぞりモニターするときの情報量が格段の伸びを感じました。
例えは悪いが皮下の目に見えない世界を探るとは、泥の深くに生息中の糸ミミズを手探りで探すようなものです。
それは凝りが大きければ見つけやすいといっのは一般の方でも直感的に触ればわかりますが、
髪の毛より細い筋繊維が皮下数センチ下で断裂していたり歪曲していたり他の筋と粘っているなどを、
それもミリ単位以下のものをキャッチして施術にいかすのが仕事だと考えて取り組んでいます。
それをかなえるには意識の集中も必要だが、
患部の情報を集める触覚になる手先が精密に患部状況をなぞりスキャニング作業をこなせるのが前提です。
そう断言できるのは、(X Y Z)のベクトルへの操作感が上がった瞬間に、
見えている情報の確からしさ、つまり信頼性がはるかに高まった感覚をえられ、
それを元に施術をさせていただいた結果が、
使用前使用後の使用後がこんなに変わった!と言えるような成果が私には実感できていたからです。
意識の集中とかでカバーできるものではありません。
変な言い方かもしれませんが、
わかってみれば、きわめて自然の道理に通ることをそのまま再現しているだけのことしかしていません。
ひとつずつの手の骨の操作を順を追ってやってみていただければ、
ある程度、体のできているものでしたらわかるかもしれません。
これができるようになったあとに、
ハイハイすると猫のような軽やかな前腕さばき。
手の動きには操作のノウハウや型はあったほうがよろしいですが、
特別な技とかいうものが必須かといえば施術上の必要事項としてはなくてもやっていけそうですね。
シンプルに、意図的に上記にあげてある(1)〜(3)の操作をしてはリセットして、を繰り返すだけでいい。
脚は、以下の公式が
(腓骨・脛骨・大腿骨:腸骨)=(尺骨・橈骨・上腕骨:肩甲骨)
(腓骨と尺骨を対応・脛骨と橈骨を対応・大腿骨と上腕骨を対応:腸骨と肩甲骨を対応)
させて考えていただいて、
あとは腕でおこなった操作手順と同様のことをしていただければ、それでOKです。
ようは、腕ならどうやって肩甲骨とその肩甲骨回りの胴体背部の筋を活動させるか、
脚ならどうやって腸骨とその腸骨を動かす胴体背部や大腰筋のような内部の筋を活動させるか。
腕を使うときに肩から先の手の筋は固めずに行くことが肝要で、
脚を使うときは股関節から先の筋ばかり使おうとしないことが大切です。
それをかなえる引き金の引き方があるのだと理解していただければ幸いです。
※ ただ注意する点は、
すでにこれはある程度の筋膜の癒着がフリーになっている方のほうが感じ取りやすいでしょう。
屈筋主体で動いている方は、筋膜の癒着が必然的に量がかさむので感じ取りづらいです。
伸筋主導で動いている方は、試行すれば腑に落ちる点を体が見つけるでしょう。
※ 補助的にやりやすくするには、
この動作ができるものが目の前の自身に声がけがされるほどの影響エリア下でレクチャーしていたりすると、
人間が誰しも根本的に持っている身体操作上のミラーリング感覚のおかげでわかりやすくなるはずです。
いったん、このような感覚が実感できれば、足が地面をとらえるグラウンディングの精度も向上するかもしれません。
最後に。
ここ1年以上、つねにホットストーンを脊柱起立筋に当ててということを施術でしてきましたが、
昨日はお客様のお体の状態のこともあって、ホットストーン用の石を加熱はしたのですが、使用を見送りました。
起立筋のリリースをするときに、私の手による手技であれば、どれほどの緩みを作り出すかは制御できるのです。
でもホットストーンをあてがうと、その際はどれほどそれに反応して脊柱起立筋やその関連部位が緩むかがわかりません。
そうなると半年以上前とはなりますが現状も外科手術をなさったあとのリハビリを欠かせないときで、
脊柱起立筋の緩み過ぎはかえってバランスをご本人が取りづらくなって膝腰に負担がかかるようになる可能性がでてきます。
そのような場合を危惧して、「起立筋へのホットストーンの敷石」を見合わせたのです。
ですが上記し解説させていただいた腕の操作を磨いた後であったため、
筋膜の癒着が極端に一年で進んでいた個所もいくつか散見されて深部にしまわれていたものの、
「ホットストーンを見合わせてもここまで、解けたのか」と想定以上の私が欲した完成体のリリースがかなっていました。
包丁型ベン石と呼ばれる器具を使ってリリースができたおかげもありますが、
もしかしたらホットストーンを起立筋に当てて加熱しなくても、
皮下数センチへと影響を入れることができるようになったのか。

そのような感触が得られました。
お客様にとって、適温に温められた遠赤効果が期待できる石の上に寝て10分以上いれば、
皮下の4〜5センチもの奥まで熱が到達しています。
その個所の代謝は改善し、同時に筋は自然に効果的に弛緩するのです。
その熱は、血に乗り全身へと広がり離れた体内の組織も温められます。
そのおかげで、特に頚部のリリースには欠かせない下準備となります。
これをするかどうかでリリースの深さが段違いだということは、
幾度かの実証実験によるテストのうえ、見つけ出した結論です。
・・・。
ただホットストーンをメインになさるエステサロンなら、そこへの設定等に時間をかけられるでしょう。
私の所ではそのような時間が、時には長時間にわたる施術間のお客様の休憩時間になりえますが、
用意するものとしてホットストーンの数自体が握りこぶしほどの大きさのもの等が10個前後利用されるため、
総勢で4キロの石を敷くのって、やってみると、施術のさなかの術者が疲れてきているときの作業としては。
やってみていただくとわかると思いますが、これだけでお金をいただく方がいるほどの労働なのです。。
自分でホットストーンを手繰り寄せてみたものの、
オペレーションに労が多くかかりすぎてしまって。
ホットストーンの敷石以外のベン石の温熱器やベン石のスティックはいいが、
敷石は、私の首を絞めてまして。
コロナの影響で現状、一日に一人までと決めて施術をしていまして、
それでこの感じです。
一日に3名を受け付けていた以前を思い出せば、100%これは採用不可とさせていただくしかない。
もちろん、ただ「やーめた」というような無責任なことができるわけもなく、
命がけでホットストーンの敷石に代替できるオペレーションもよく成果がでるものを探していました。
そこで代替に採用したのがレッグロックが特徴のボウエンテクニックの仙腸関節のリリーステクニックと、
包丁型ベン石でした。
自身に包丁型ベン石を使って筋膜リリースをかけても、どうも思うまでのリリースをかなえられなくて試行錯誤をしていたのですが、
それが既出で説明させていただいた(1)〜(3)の手順での手の操作をすることで、
筋膜のリリース反応が大幅にアップグレードしていたことに気づきました。
そしてさんざん、自身の脚や手や首でリリース反応を確認して、安全性も確認して、
そして昨日は初めてお客様の身体的な状態を考慮してホットストーンの敷石を使えないという状況もあったため、
日頃、自身に試行しつづけた包丁型ベン石(リリース個所によってホットストーンを温めるウォーマーで加熱しておきます)によるリリースをさせていただきました。
施術をしながら、そして施術後も、ホットストーンの敷石をしなくても手の内が変わればこれほど解けたかと思える感動の仕上がりでした。
まだ私の手が新たな操作に対応する筋の発達が未熟で、
そこが完成するまで研鑽を積まなければなりませんが。
ですが、これならホットストーンの敷石を割愛しても私自身が納得できるという結果を見せていただくことができました。
このときそこで感じたのが
「生まれて初めて、手がうまく使えた」という驚きです。
これは施術のために研鑽してきたものであったのですが、
根源的に自身の身体の非力さに対してこんなものじゃないという悲しみや悔しさが、
昔から明確に付きまとっていました。
そういった負の実感から虚無を感じ、自信を喪失し続けてきたんだなと。
そこがあがなえるような落ち着きを得て、身体からくる充実感を味わっています。
あと数日もすれば、この体の使用感も慣れて、また新たなものを求め始めますが、
それまでは気分よく過ごしたいと願っています。 ^-^
前向き身体づくりには、納得のよろこびのモチベーションが
昨日の施術にて。
約10カ月ぶりのお客様、ありがとうございます!!
お客様のプライバシーがございますので詳細の説明は控えさせていただきますが、
そのお見えになられていなかった10カ月の間に大変な整形外科的な大手術をなさられました。
術後に病院での長期にわたる定期的なリハビリに通われ、現在は自主的に教えていただいたリハビリメニューをこなしておられるそうです。
お客様が気を聞かせてくれて、医師がモニターに術前・術後のレントゲン撮影をしたものを映し出したとき、
そちらをスマートフォンで撮影し、持ってきて見せてくれました。
術後写真を見せていただいて、
どのような位置に縫合部分があるか、
内部状態はどのような存在となっているか等を私の頭に叩き込むことができて、それを元に施術を組み立てることができたので非常に助かりました。
※ こちらの写真を見せていただかなければ、私が手探りで内部の状態を探索しなければなりません。
そこでは白黒がつかないグレーゾーンがでてくるため、大幅に安全確保のため手技を避ける部分を作らざるをえなくなります。
なのでこちらのお客様が、写真をお持ちいただけたのは大正解です!
お客様が、スマートフォン中のその画像を探すときに、多くのお孫さんの写真と思しき写真が。
施術以外の写真をみるのはお行儀のいいこととはいえないのです。
ですが、ここに術後写真があって検索されているところで「えっ、どこ、どこ、それは!」と、
私に関係することであったので。
そのスマートフォンのストックしてある画像群をちらっちらっ、と目にしていました。
ほぼお孫さんの写真がメイン。
なかには赤ちゃんの写真も。
先日、第二のお孫さんが授かったそうです。
そしておっしゃられたのです。
「私は、孫をね。やっぱり面倒をみてあげたい気持ちがあるんですよ。
だからつらいリハビリも耐えて、懸命だったんです。」
いまはコロナの影響で遠くにおられるお孫さんに会いに行くことが大変なときです。
そうであっても、そのお孫さんと対面して笑顔を見られるなら出かける計画を立てる。
そういうことにも間に合わせ対応できるように自分の体作りに取り組まれたといいます。
必死になって自身の身体をあきらめないで、前を向かせてくれた功労者は、お孫さんだったんですね。
その話をきかせていただいて、素直に「よかった〜」と思えてきまして。
「自分のため」というだけでは、つらさが尋常じゃないときにはモチベーションが続かないことがあります。
それが「愛する孫のため」では、タフに乗り越えていきたいと思うよ。
人は、気持ち次第で、その場が天国にも地獄にもなります。
同じ境遇で、同じような事象が起きたとしても、
感じ方、考え方にやさしさや愛があるときには、
自分と愛するものを含めて包み込む力が出る。
そうであればリハビリも真剣に積極的に取り組もうとするでしょう。
しあわせを感じたときにでるホルモンのひとつ、
オキシトシンが脳内で放出され免疫系の作用も飛躍して高まります。
あと、もうひとつ。
左手の中部三角筋部分が、今回、非常に痛みが強くてと、主訴のひとつとして挙げられていました。
実際、中部斜角筋は内部の舌骨筋や斜角筋に癒着が進行して、神経にかかわる連鎖する痛みがでる。
他に広背筋が問題だといわれたそうですが、
そちら以上に首、腕自体、腋下、肩甲下筋や鎖骨下に蓄積された癒着がかなり重症度の高いものでした。
放置して改善するレベルではなく、ほおっておけば腕への体液の流通が大きく滞る状態がでてしまいます。
余談だが体液が流れられなくなる問題というと、多くは血液が滞った部分の飢餓状態が影響すると思われますが、
それは全体の問題の一面でしかありません。
老廃物と化した酸化物質が体細胞から排泄されるものですが、それらが体組織内に多量に蓄積し始めます。
それは、、むくみのような形にみえることもありますし、細胞内や組織器官の隙間等に蓄積して、
どんどん脈管を圧迫して体液の流動性を悪化させて気血の流れを細らせる原因となるのです。
こういう状態で長期におくことは、やがて内臓部位への経脈を通してのダメージを強いることにもなります。
このような質のものが腫瘍化するケースが多々報告されていて、酸化した老廃物を定期的にデトックスする。
それって大事なことだなと感じるわけです。
また、左手はこの度、手術をした患部に対して遠位な関連部位。
左手が問題を多く含めば、術後の部位に再度、大きな代謝の悪化を同様にもたらしてきますので。
注意をもって、対処すべきところでしょう。
私がお客様がすこぶるすばらしいと感じたことがあって、それはご本人が自主的に対処をしておられた点です。
「タブレットで、孫の写真、動画を見まくってて。そのとき左手でタブレットを持ちますよね。
これって、左手のダメージをつくる原因じゃないのかなと考えたわけです。
そこで、以前に伸筋をいかして使うようにするといいと教えてもらったので。
手の甲を上に向けて、その上にタブレットを乗せてみました。
すると、だいぶ楽になったですよね〜」
お見事!
よく、そこに気づかれました。
そのようにしていただければ、負担は「1/10以下」に激減します。
「握るという動作は、屈筋を主体にするもので長時間はNGだよ、なぜならば〜。そして対処としては〜」と、
以前に私が解説させていただいたことを覚えていてくれたことも、とても光栄ですしうれしいです。
私が、そこに気づいてお客様にアドバイスをするというよりも、
お客様自身が気づいてやり方を工夫するほうが断然いいのです。
「注意を与えられた」という他者からのサポートでは、ご本人が問題が咀嚼できていない段階で深慮できていないままのときがあります。
私は、ほぼほぼがそういったものだと思うので、少しでも記憶のひだにとどめてくれるよう印象に残ってくれればうれしいと思いつつ、
説明等をさせていただくことが多いのですが。
「自分で、自分の内部にあるリソースや探索により、一定の問題解決を図っている」というときは、
すでに問題点が具体的にわかっているところまで咀嚼ができている人なのです。
先ほどいいました、「できないことに対して注意勧告をされたかのような印象」ではなくて、
「なーるほどですね、そういったやりかたもあるってもんだね!」というように腑に落ちる。
有効な助言を受けたというように脳がそれを参考事象として受け取るかどうかの判断をする。
そういうときには行動変容が起きて、スムースに悪癖となった習慣を手放すことができます。
それは非常にすばらしいことですね。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
最後に。
kindle版で、赤ちゃんに関する興味深い本がございました。
ボディワーク系の仕事をしている、特に、ムーブメントについて関心のある方。
人間の発生学の延長として関心が深い人には、下記の本は役立つかもしれません。
2021年10月4日の現時点では無料でダウンロードできましたので、
いかがでしょうか?
赤ちゃんの驚異:愛らしい命の謎に驚き不思議に迫る(22世紀アート) Kindle版
大宮 信光 (著) 形式: Kindle版
[商品について]
―身近で不思議な存在、赤ちゃん―
赤ちゃんはかわいい。それが初孫なら、なおかわいい。なぜ赤ちゃんはこんなにもかわいいのか――、それは一つの謎です。本書では、その赤ちゃんという小さな存在に秘められた大いなる謎を、最前線の研究を探索してその成果や重要な発見を、生殖細胞から赤ちゃんのみる世界まで、できる限り、徹底的に紹介してみました。
赤ちゃんをお持ちの方もそうでない方も、生命の誕生が見せる驚きの現象をぜひ味わってください。
[目次]
はじめに
電子書籍化にあたり、ご挨拶
第1章 赤ちゃんの生きる世界
(1)産声の神秘
(2)生後四、五日の赤ちゃんはなぜ黄色いか
(3)赤ちゃんは悟りを開いた聖者?
(4)赤ちゃんも顔≠ノ注目する
(5)赤ちゃんロボットも真似をする共同注意
(6)くちびるは赤ちゃんの心の窓
(7)赤ちゃんが笑うのはなぜ?
(8)赤ちゃんは手足を動かして言葉を憶える
(9)赤ちゃんは物理の基本を理解している?
(10)「這えば立て、立てば歩め」は進化の感動か
第2章 母胎の中の赤ちゃん
(1)卵子の旅路
(2)花の香りに誘われて泳ぐ精子
(3)精子はサバイバル・レースで協力している
(4)赤ちゃんの性別は受精の瞬間に決まる
(5)兄弟姉妹が似たり、似なかったりするわけ
(6)受精卵はまるでエイリアン?
(7)胎盤は万能のスーパー臓器
(8)胎児の芽、胎芽はどのように成長するの?
(9)羊水に舌つづみを打っている胎児
第3章 生命進化の中で見た赤ちゃん
(1)セックスは病気対策から始まった
(2)生殖細胞が生まれるわけ
(3)卵子が大きく、精子が小さいわけ
(4)「r‐戦略」か「K‐戦略」か
(5)体の中で赤ちゃんが育つようになったわけ
(6)胎盤形成の口火を切ったレトロウイルス
(7)赤ちゃんは「開かずの間」で育っていく
(8)両親がいるのは当たり前!?
(9)哺乳類が単為生殖をしないのはどうしてか
(10)胎盤が先かゲノムインプリティングが先か
(11)おチチが胸にあるわけ
(12)赤ちゃんが無力で生まれてくるわけ
(13)女性が発情期をなくしたわけ――家族の起源
第4章 恐竜も赤ちゃんは可愛い!
(1)子供の世話をする植物食恐竜マイアサウラ
(2)ツカツクリも巣づくりをする
(3)ハドロサウルス類は「デンタル・バッテリー」をもっていた!
(4)恐竜とヒトは姉妹だ!
(5)哺乳類の先祖:単弓類がのさばったペルム期では爬虫類の祖先:双弓類は片隅に小さくなっていた!
(6)恐竜のお尻に触りたい♪
(7)恐竜の巣のタイプから赤ちゃん恐竜の可愛さを探る
(8)恐竜は群れで巣を守っていた!
(9)恐竜も「見守り行動」をして、子供がぶじに育つ可能性を高くしていた!
(10)恐竜群像
(11)会話する恐竜がいる!?
(12)赤ちゃんが「かわいい」と感じる見た目の特徴には7つある! それはどうやら恐竜にもヒトにも通用するらしい。
第5章 ヒトの赤ちゃんは可愛くなる≠フはどうしてか
(1)赤ちゃんが一番可愛くない≠フは、生まれたての時であった!?
(2)赤ちゃんが可愛くなるまでには時間がかかる。子育て≠ナはなく、子育ち℃x援を
(3)一歳前後の赤ちゃんが一番かわいらしいのは、一体どうしたことか。
(4)ヒトの赤ちゃんはどんなに可愛くても、独りでは育てられない
(5)母親は母親として赤ちゃんによって育てられる―カメレオン効果がミラー・ニューロンに裏づけられる!
(6)ドストエフスキイの問いかけに応えられるか?
(7)アタッチメント理論―その核心は予測性
(8)これまでのアタッチメントの捉え方を超えて、どこへ
(9)地球人類からの進化はありえるか
(10)十億年以上存続した都市ダイアスパーには、赤ちゃんがいなかったけれど
(11)赤ちゃんが可愛いわけをアリストテレスの4因説で問う
第6章 社会は赤ちゃんの子宮
(1)産科学は江戸・徳川家時代に始まった
(2)産婆さんは何をしたか?
(3)なぜ三日祝いやお七夜をするのか?
(4)出初、初宮参り、お食い初め、誕生祝いって何?
(5)なぜ、赤ちゃんに名前をつけて届け出るのか
(6)子≠フつく女の子は賢い?
(7)オシャブリはできるだけ長く…
(8)俵万智さんが詠んだシングルマザー
(9)多産多死から少産少死、そして第二の人口転換へ
(10)赤ちゃんが産まれなくなっている!?
〈参考文献〉
著者略歴
[出版社からのコメント]
出産という大きな出来事の中で誕生する赤ちゃんは、多くの人に生命の神秘を感じさせるとともに、幸せや喜びをもたらす存在でもあります。少子化が進む現代の社会の中で、あらためて赤ちゃんという存在の素晴らしさについて、本書を通じて多くの方に目を向けるきっかけを持っていただければ嬉しく思います。
【著者略歴】
大宮 信光(おおみや・のぶみつ)
科学ジャーナリスト。
1938年東京神田生まれ。東京教育大学在学中から家庭教師、塾経営をはじめ、67年にSF同人誌「宇宙塵」に参加。78年頃からSF乱学者、科学評論家を名乗り、科学技術と文明の未来を中心テーマに、森羅万象を狩猟・採集・料理する。
著書に「面白いほどよくわかる世界を動かす科学の最先端理論」「面白いほどよくわかる相対性理論」「面白いほどよくわかる化学」「図説 世界を変えた化学の大理論」(以上、日本文芸社)、「学校では教えない自然と科学のふしぎ発見」「世界にかがやいた日本の科学者たち」(以上、講談社)、「天変地異のメカニズム」(かんき出版)など多数がある。
約10カ月ぶりのお客様、ありがとうございます!!
お客様のプライバシーがございますので詳細の説明は控えさせていただきますが、
そのお見えになられていなかった10カ月の間に大変な整形外科的な大手術をなさられました。
術後に病院での長期にわたる定期的なリハビリに通われ、現在は自主的に教えていただいたリハビリメニューをこなしておられるそうです。
お客様が気を聞かせてくれて、医師がモニターに術前・術後のレントゲン撮影をしたものを映し出したとき、
そちらをスマートフォンで撮影し、持ってきて見せてくれました。
術後写真を見せていただいて、
どのような位置に縫合部分があるか、
内部状態はどのような存在となっているか等を私の頭に叩き込むことができて、それを元に施術を組み立てることができたので非常に助かりました。
※ こちらの写真を見せていただかなければ、私が手探りで内部の状態を探索しなければなりません。
そこでは白黒がつかないグレーゾーンがでてくるため、大幅に安全確保のため手技を避ける部分を作らざるをえなくなります。
なのでこちらのお客様が、写真をお持ちいただけたのは大正解です!
お客様が、スマートフォン中のその画像を探すときに、多くのお孫さんの写真と思しき写真が。
施術以外の写真をみるのはお行儀のいいこととはいえないのです。
ですが、ここに術後写真があって検索されているところで「えっ、どこ、どこ、それは!」と、
私に関係することであったので。
そのスマートフォンのストックしてある画像群をちらっちらっ、と目にしていました。
ほぼお孫さんの写真がメイン。
なかには赤ちゃんの写真も。
先日、第二のお孫さんが授かったそうです。
そしておっしゃられたのです。
「私は、孫をね。やっぱり面倒をみてあげたい気持ちがあるんですよ。
だからつらいリハビリも耐えて、懸命だったんです。」
いまはコロナの影響で遠くにおられるお孫さんに会いに行くことが大変なときです。
そうであっても、そのお孫さんと対面して笑顔を見られるなら出かける計画を立てる。
そういうことにも間に合わせ対応できるように自分の体作りに取り組まれたといいます。
必死になって自身の身体をあきらめないで、前を向かせてくれた功労者は、お孫さんだったんですね。
その話をきかせていただいて、素直に「よかった〜」と思えてきまして。
「自分のため」というだけでは、つらさが尋常じゃないときにはモチベーションが続かないことがあります。
それが「愛する孫のため」では、タフに乗り越えていきたいと思うよ。
人は、気持ち次第で、その場が天国にも地獄にもなります。
同じ境遇で、同じような事象が起きたとしても、
感じ方、考え方にやさしさや愛があるときには、
自分と愛するものを含めて包み込む力が出る。
そうであればリハビリも真剣に積極的に取り組もうとするでしょう。
しあわせを感じたときにでるホルモンのひとつ、
オキシトシンが脳内で放出され免疫系の作用も飛躍して高まります。
あと、もうひとつ。
左手の中部三角筋部分が、今回、非常に痛みが強くてと、主訴のひとつとして挙げられていました。
実際、中部斜角筋は内部の舌骨筋や斜角筋に癒着が進行して、神経にかかわる連鎖する痛みがでる。
他に広背筋が問題だといわれたそうですが、
そちら以上に首、腕自体、腋下、肩甲下筋や鎖骨下に蓄積された癒着がかなり重症度の高いものでした。
放置して改善するレベルではなく、ほおっておけば腕への体液の流通が大きく滞る状態がでてしまいます。
余談だが体液が流れられなくなる問題というと、多くは血液が滞った部分の飢餓状態が影響すると思われますが、
それは全体の問題の一面でしかありません。
老廃物と化した酸化物質が体細胞から排泄されるものですが、それらが体組織内に多量に蓄積し始めます。
それは、、むくみのような形にみえることもありますし、細胞内や組織器官の隙間等に蓄積して、
どんどん脈管を圧迫して体液の流動性を悪化させて気血の流れを細らせる原因となるのです。
こういう状態で長期におくことは、やがて内臓部位への経脈を通してのダメージを強いることにもなります。
このような質のものが腫瘍化するケースが多々報告されていて、酸化した老廃物を定期的にデトックスする。
それって大事なことだなと感じるわけです。
また、左手はこの度、手術をした患部に対して遠位な関連部位。
左手が問題を多く含めば、術後の部位に再度、大きな代謝の悪化を同様にもたらしてきますので。
注意をもって、対処すべきところでしょう。
私がお客様がすこぶるすばらしいと感じたことがあって、それはご本人が自主的に対処をしておられた点です。
「タブレットで、孫の写真、動画を見まくってて。そのとき左手でタブレットを持ちますよね。
これって、左手のダメージをつくる原因じゃないのかなと考えたわけです。
そこで、以前に伸筋をいかして使うようにするといいと教えてもらったので。
手の甲を上に向けて、その上にタブレットを乗せてみました。
すると、だいぶ楽になったですよね〜」
お見事!
よく、そこに気づかれました。
そのようにしていただければ、負担は「1/10以下」に激減します。
「握るという動作は、屈筋を主体にするもので長時間はNGだよ、なぜならば〜。そして対処としては〜」と、
以前に私が解説させていただいたことを覚えていてくれたことも、とても光栄ですしうれしいです。
私が、そこに気づいてお客様にアドバイスをするというよりも、
お客様自身が気づいてやり方を工夫するほうが断然いいのです。
「注意を与えられた」という他者からのサポートでは、ご本人が問題が咀嚼できていない段階で深慮できていないままのときがあります。
私は、ほぼほぼがそういったものだと思うので、少しでも記憶のひだにとどめてくれるよう印象に残ってくれればうれしいと思いつつ、
説明等をさせていただくことが多いのですが。
「自分で、自分の内部にあるリソースや探索により、一定の問題解決を図っている」というときは、
すでに問題点が具体的にわかっているところまで咀嚼ができている人なのです。
先ほどいいました、「できないことに対して注意勧告をされたかのような印象」ではなくて、
「なーるほどですね、そういったやりかたもあるってもんだね!」というように腑に落ちる。
有効な助言を受けたというように脳がそれを参考事象として受け取るかどうかの判断をする。
そういうときには行動変容が起きて、スムースに悪癖となった習慣を手放すことができます。
それは非常にすばらしいことですね。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
最後に。
kindle版で、赤ちゃんに関する興味深い本がございました。
ボディワーク系の仕事をしている、特に、ムーブメントについて関心のある方。
人間の発生学の延長として関心が深い人には、下記の本は役立つかもしれません。
2021年10月4日の現時点では無料でダウンロードできましたので、
いかがでしょうか?
赤ちゃんの驚異:愛らしい命の謎に驚き不思議に迫る(22世紀アート) Kindle版
大宮 信光 (著) 形式: Kindle版
[商品について]
―身近で不思議な存在、赤ちゃん―
赤ちゃんはかわいい。それが初孫なら、なおかわいい。なぜ赤ちゃんはこんなにもかわいいのか――、それは一つの謎です。本書では、その赤ちゃんという小さな存在に秘められた大いなる謎を、最前線の研究を探索してその成果や重要な発見を、生殖細胞から赤ちゃんのみる世界まで、できる限り、徹底的に紹介してみました。
赤ちゃんをお持ちの方もそうでない方も、生命の誕生が見せる驚きの現象をぜひ味わってください。
[目次]
はじめに
電子書籍化にあたり、ご挨拶
第1章 赤ちゃんの生きる世界
(1)産声の神秘
(2)生後四、五日の赤ちゃんはなぜ黄色いか
(3)赤ちゃんは悟りを開いた聖者?
(4)赤ちゃんも顔≠ノ注目する
(5)赤ちゃんロボットも真似をする共同注意
(6)くちびるは赤ちゃんの心の窓
(7)赤ちゃんが笑うのはなぜ?
(8)赤ちゃんは手足を動かして言葉を憶える
(9)赤ちゃんは物理の基本を理解している?
(10)「這えば立て、立てば歩め」は進化の感動か
第2章 母胎の中の赤ちゃん
(1)卵子の旅路
(2)花の香りに誘われて泳ぐ精子
(3)精子はサバイバル・レースで協力している
(4)赤ちゃんの性別は受精の瞬間に決まる
(5)兄弟姉妹が似たり、似なかったりするわけ
(6)受精卵はまるでエイリアン?
(7)胎盤は万能のスーパー臓器
(8)胎児の芽、胎芽はどのように成長するの?
(9)羊水に舌つづみを打っている胎児
第3章 生命進化の中で見た赤ちゃん
(1)セックスは病気対策から始まった
(2)生殖細胞が生まれるわけ
(3)卵子が大きく、精子が小さいわけ
(4)「r‐戦略」か「K‐戦略」か
(5)体の中で赤ちゃんが育つようになったわけ
(6)胎盤形成の口火を切ったレトロウイルス
(7)赤ちゃんは「開かずの間」で育っていく
(8)両親がいるのは当たり前!?
(9)哺乳類が単為生殖をしないのはどうしてか
(10)胎盤が先かゲノムインプリティングが先か
(11)おチチが胸にあるわけ
(12)赤ちゃんが無力で生まれてくるわけ
(13)女性が発情期をなくしたわけ――家族の起源
第4章 恐竜も赤ちゃんは可愛い!
(1)子供の世話をする植物食恐竜マイアサウラ
(2)ツカツクリも巣づくりをする
(3)ハドロサウルス類は「デンタル・バッテリー」をもっていた!
(4)恐竜とヒトは姉妹だ!
(5)哺乳類の先祖:単弓類がのさばったペルム期では爬虫類の祖先:双弓類は片隅に小さくなっていた!
(6)恐竜のお尻に触りたい♪
(7)恐竜の巣のタイプから赤ちゃん恐竜の可愛さを探る
(8)恐竜は群れで巣を守っていた!
(9)恐竜も「見守り行動」をして、子供がぶじに育つ可能性を高くしていた!
(10)恐竜群像
(11)会話する恐竜がいる!?
(12)赤ちゃんが「かわいい」と感じる見た目の特徴には7つある! それはどうやら恐竜にもヒトにも通用するらしい。
第5章 ヒトの赤ちゃんは可愛くなる≠フはどうしてか
(1)赤ちゃんが一番可愛くない≠フは、生まれたての時であった!?
(2)赤ちゃんが可愛くなるまでには時間がかかる。子育て≠ナはなく、子育ち℃x援を
(3)一歳前後の赤ちゃんが一番かわいらしいのは、一体どうしたことか。
(4)ヒトの赤ちゃんはどんなに可愛くても、独りでは育てられない
(5)母親は母親として赤ちゃんによって育てられる―カメレオン効果がミラー・ニューロンに裏づけられる!
(6)ドストエフスキイの問いかけに応えられるか?
(7)アタッチメント理論―その核心は予測性
(8)これまでのアタッチメントの捉え方を超えて、どこへ
(9)地球人類からの進化はありえるか
(10)十億年以上存続した都市ダイアスパーには、赤ちゃんがいなかったけれど
(11)赤ちゃんが可愛いわけをアリストテレスの4因説で問う
第6章 社会は赤ちゃんの子宮
(1)産科学は江戸・徳川家時代に始まった
(2)産婆さんは何をしたか?
(3)なぜ三日祝いやお七夜をするのか?
(4)出初、初宮参り、お食い初め、誕生祝いって何?
(5)なぜ、赤ちゃんに名前をつけて届け出るのか
(6)子≠フつく女の子は賢い?
(7)オシャブリはできるだけ長く…
(8)俵万智さんが詠んだシングルマザー
(9)多産多死から少産少死、そして第二の人口転換へ
(10)赤ちゃんが産まれなくなっている!?
〈参考文献〉
著者略歴
[出版社からのコメント]
出産という大きな出来事の中で誕生する赤ちゃんは、多くの人に生命の神秘を感じさせるとともに、幸せや喜びをもたらす存在でもあります。少子化が進む現代の社会の中で、あらためて赤ちゃんという存在の素晴らしさについて、本書を通じて多くの方に目を向けるきっかけを持っていただければ嬉しく思います。
【著者略歴】
大宮 信光(おおみや・のぶみつ)
科学ジャーナリスト。
1938年東京神田生まれ。東京教育大学在学中から家庭教師、塾経営をはじめ、67年にSF同人誌「宇宙塵」に参加。78年頃からSF乱学者、科学評論家を名乗り、科学技術と文明の未来を中心テーマに、森羅万象を狩猟・採集・料理する。
著書に「面白いほどよくわかる世界を動かす科学の最先端理論」「面白いほどよくわかる相対性理論」「面白いほどよくわかる化学」「図説 世界を変えた化学の大理論」(以上、日本文芸社)、「学校では教えない自然と科学のふしぎ発見」「世界にかがやいた日本の科学者たち」(以上、講談社)、「天変地異のメカニズム」(かんき出版)など多数がある。
2021年10月02日
<四足の動物>はすべて尺骨ってあるの?
<四足の動物>はすべて尺骨ってあるの?

答えは、 NO です。
霊長類の猿、ゴリラ、人にはもれなくあります。
他にも、いぬ、ねこ、くま、ぞうにもあります。

ですが馬や鹿・インパラやなど、脛が長くて、
ジャンプに適するような足先が馬の<ひずめ>のようになっているものは、あらかた尺骨および腓骨がないのです。

対して尺骨が
木に登ったりしっかりと地面をとらえ支える必要があったりするものは、器用に手先を動かす必要があります。
そのときに橈骨と尺骨を回内したり回外することで木にぶら下がったり、木によじ登ることができます。
人の手は、木をつかんでいた延長線上で道具を手に持ち使うことができるようになったわけですね。
もしあなたが「四つ足で歩く感覚」を腕が覚えてきたら、
次のステップは、より根源的な尺骨が生まれた起源に迫る木登りをしようと思いませんか?
おそらくここまでできたら、
だいたい手の内を機能的につくる使い方のポイントがえられたことになるのでは?
そのように思いませんか?Fさま。
2021年10月01日
書籍紹介:『とことん解説 人体と健康 ビジュアル ホルモンのはたらき パーフェクトガイド』
「ホルモン」といわれて思い出すことって?
もしかして、、、焼肉屋さん?
私は、生理学の本は何度か読んでみるも、
いまいち頭の中にホルモンの条項は定着せず。
あやふやな記憶のままで、
必要があればそのつど確認をしていました。
ホルモンの全体像が整理整頓してある本もありましたが、
頭の中に整理して収まってくれなかったのです。
ホルモンには、様々なものがあります。
・成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモン、カルシウム調節ホルモンなど成長に関するもの。
・血液と血圧、水分など体液のコントロールをするホルモン。
・エストロゲンとテストステロンのような性ホルモン。
・妊娠にもホルモンが関与します。
・メラトニンで有名な睡眠のホルモン。
・レプチン、インスリンのような消化に関するホルモン。
・ドーパミンやアドレナリン、コルチゾール、オキシトシンやその他の脳と感情に関するホルモン。
それにホルモンは、他の神経系、免疫系、消化器系などとも相互作用します。
施術では特定のホルモンに関して影響を与えたいとき。
たとえば、『甲状腺』は成長ホルモンなどに関与するもので、
その甲状腺を観るなら椎骨的に観れば<第五番目の頚椎が甲状腺の中枢>にあたるので、そちらへアプローチします。
(※ 書籍「全脊椎の作用と性質」 より)
レプチンのような脂肪細胞のところでつくられるものは例外として、
他のホルモンをつくる部位が特定されているところであれば、なんらかのアプローチを加えることもできます。
ですからしっかりと頭に入れておいて、アプローチ可能なものであるかどうか判断して、
可能なら手技で改善が期待できることもあるのです。
成長・性・体液の流れ・睡眠・消化・脳と感情など、人体への影響が高いものです。
だからだいたいの大枠はわかっているんですが、
正確にホルモン名とその機能と役割、そして排出する生産部位が覚えきれなかいと、
臨床でぱっぱと使いきれないんです。
ですが、何度記憶しようと表に書き出してみてもダメで、
なかばこれは確認参照するのが最良だと思うしかないと。
誤って記憶しているよりはいいだろ程度のことですね。
それもあって、施術前にお客様からお体の状態をメールしてもらうと、
余裕をもって、こういった記憶があやふやになりがちなところはマークして施術前日までに確認作業をしておきます。
あやふやになったままで、間違えた部分をアプローチしたとしても、、、
何かが問題が起こるようなダメージを与えることにはなりませんが、
それでは一切、改善が見込めるものではございません。
そういう時間が、数十年経過していましたが、そこから抜け出せそうです。
とことん解説 人体と健康 ビジュアル ホルモンのはたらき パーフェクトガイド
【内容】
人体でホルモンはどのようにはたらいているのか。
日々の多様な場面とホルモンのかかわりはどのようなものなのか。
ホルモンについてしっかり知りたい人のための1冊。
ホルモンは体のどこで作られ、どのように作用するのか、
私たちにどう影響しているのかを解説。
さらに、人生の段階や生活の場面ごとに、ホルモンのはたらき、
バランスを欠いた場合の問題、健やかに過ごすためのヒントを詳しく紹介。
最後に、ホルモンの利用についての実際、医療や科学の現状と将来を見渡す。
【目次】
序文
[第1章] ホルモンは何をしているのか
[第2章] ホルモン入門
成長/体液とホルモンの関係/性の発達/生殖/閉経と更年期/睡眠/脳の機能と感情/消化、食欲、体重/ホルモンに関わる病気/老化
[第3章] ホルモンが開く未来
用語集
索引
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
私が本書を手にして感じたことですが、
ビジュアルがつくとほんとうにわかりやすく記憶に残りやすいです。
機能的ビジュアルな解説イラストと印象に残す写真が、大量で大収穫祭。
まぜこぜに覚えてしまった私も教材が整えばこんなに違うんだって満足です。^-^)
それに192ページ全面ホルモン一色の解説ってなんたることでしょう。
さすが、ナショナルジオグラフィック!!!
メディカル系のお仕事をなさっておられて、
ホルモンについて興味がある人には必読です!
もしかして、、、焼肉屋さん?
私は、生理学の本は何度か読んでみるも、
いまいち頭の中にホルモンの条項は定着せず。
あやふやな記憶のままで、
必要があればそのつど確認をしていました。
ホルモンの全体像が整理整頓してある本もありましたが、
頭の中に整理して収まってくれなかったのです。
ホルモンには、様々なものがあります。
・成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモン、カルシウム調節ホルモンなど成長に関するもの。
・血液と血圧、水分など体液のコントロールをするホルモン。
・エストロゲンとテストステロンのような性ホルモン。
・妊娠にもホルモンが関与します。
・メラトニンで有名な睡眠のホルモン。
・レプチン、インスリンのような消化に関するホルモン。
・ドーパミンやアドレナリン、コルチゾール、オキシトシンやその他の脳と感情に関するホルモン。
それにホルモンは、他の神経系、免疫系、消化器系などとも相互作用します。
施術では特定のホルモンに関して影響を与えたいとき。
たとえば、『甲状腺』は成長ホルモンなどに関与するもので、
その甲状腺を観るなら椎骨的に観れば<第五番目の頚椎が甲状腺の中枢>にあたるので、そちらへアプローチします。
(※ 書籍「全脊椎の作用と性質」 より)
レプチンのような脂肪細胞のところでつくられるものは例外として、
他のホルモンをつくる部位が特定されているところであれば、なんらかのアプローチを加えることもできます。
ですからしっかりと頭に入れておいて、アプローチ可能なものであるかどうか判断して、
可能なら手技で改善が期待できることもあるのです。
成長・性・体液の流れ・睡眠・消化・脳と感情など、人体への影響が高いものです。
だからだいたいの大枠はわかっているんですが、
正確にホルモン名とその機能と役割、そして排出する生産部位が覚えきれなかいと、
臨床でぱっぱと使いきれないんです。
ですが、何度記憶しようと表に書き出してみてもダメで、
なかばこれは確認参照するのが最良だと思うしかないと。
誤って記憶しているよりはいいだろ程度のことですね。
それもあって、施術前にお客様からお体の状態をメールしてもらうと、
余裕をもって、こういった記憶があやふやになりがちなところはマークして施術前日までに確認作業をしておきます。
あやふやになったままで、間違えた部分をアプローチしたとしても、、、
何かが問題が起こるようなダメージを与えることにはなりませんが、
それでは一切、改善が見込めるものではございません。
そういう時間が、数十年経過していましたが、そこから抜け出せそうです。
とことん解説 人体と健康 ビジュアル ホルモンのはたらき パーフェクトガイド
【内容】
人体でホルモンはどのようにはたらいているのか。
日々の多様な場面とホルモンのかかわりはどのようなものなのか。
ホルモンについてしっかり知りたい人のための1冊。
ホルモンは体のどこで作られ、どのように作用するのか、
私たちにどう影響しているのかを解説。
さらに、人生の段階や生活の場面ごとに、ホルモンのはたらき、
バランスを欠いた場合の問題、健やかに過ごすためのヒントを詳しく紹介。
最後に、ホルモンの利用についての実際、医療や科学の現状と将来を見渡す。
【目次】
序文
[第1章] ホルモンは何をしているのか
[第2章] ホルモン入門
成長/体液とホルモンの関係/性の発達/生殖/閉経と更年期/睡眠/脳の機能と感情/消化、食欲、体重/ホルモンに関わる病気/老化
[第3章] ホルモンが開く未来
用語集
索引
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
私が本書を手にして感じたことですが、
ビジュアルがつくとほんとうにわかりやすく記憶に残りやすいです。
機能的ビジュアルな解説イラストと印象に残す写真が、大量で大収穫祭。
まぜこぜに覚えてしまった私も教材が整えばこんなに違うんだって満足です。^-^)
それに192ページ全面ホルモン一色の解説ってなんたることでしょう。
さすが、ナショナルジオグラフィック!!!
メディカル系のお仕事をなさっておられて、
ホルモンについて興味がある人には必読です!
今日、東京都も緊急事態宣言が解除されましたね! 少しほっとしました。 ^-^
いま、台風16号の影響により、私の住む品川区、雨模様ですがもうすぐ午後4時で本ぶりが収まってきた感じです。
今日は一応のこと台風とのことで施術ご予約をいただいておりましたお客様に
「別日に延期をいかがですか?」とのメールを送らせていただきました。
お客様も、そのようにしたいという希望で、今日は私はゆっくりした時間を過ごさせていただいております。
私事ながら、屋上で衣装ケースにてバコパやゴツコラ、ホーリーバジル等の植物を育てています。
衣装ケース栽培は水やりが楽な分「水はけがない」ため、大雨では水没が心配。。。
皆様は、いかがお過ごしでしょう。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
【 緊急事態宣言、全国で9月30日解除。行動制限も段階的解除 】
都内新規コロナ感染者数減少は進みました。9月30日が218 人。
このペースで減少が進み「 0人 」になれば、うれしい。
とうとう東京都の緊急事態宣言が解除されました。
これからどう動く、東京!
これから、どうなるか。
さまざまな憶測を聞くのですが、、いまは、そこをさておき。
ボディワイズの施術の仕事は、特に急に変化することはありません。
段階をもって、予約表を作りアップして、新規のお客様の募集をさせていただくなど、
コロナ以前の作業へ戻れればありがたい限りです。
施術者同士、お話をすれば
「僕ら、緊急事態前はくたくたになるくらい、いつも施術で疲れすぎてたよ。
疲れすぎは、自分のことを振り返ってみる区切りがつかなくなって。
時が、矢のように過ぎていった。
顔なじみのお客様がお見えになられなくなった、今。
金銭的には正直きついし不安もあるけど、仕事のしかたや人生を考えるチャンスだった」
光陰へと目を凝らせば、
自分自身を、そしてあしたを見据える自問自答ができた。
道を模索する時期になったのかもしれません。
仕事を休職中、または求職していても、
緊急事態では就職活動が思うようにいかなかった人もいるでしょう。
生活自体が大きく変えざるをえなかったことが起きた方もいたでしょう。
どうぞ体に気を付け、頑張ってください!!
緊急事態宣言が終わって、私用では。
県境をまたいで移動することも気分的に妨げられないわけで、
普通に千葉の両親の墓参りにいこうと思っています。
緊急事態宣言中のとき。
千葉の寺の檀家さんを気遣いました。
コロナウイルス感染をしないよう
最大限に気を使っておられまして。
それがあり花をもって墓参りにいくことを差し控えていました。
お盆に墓参りに行けなかったって。
なんか思いの中でつっかえていて、
気になって。
来週中に行く予定です。
ほっとしてます。 ^-^
今日は一応のこと台風とのことで施術ご予約をいただいておりましたお客様に
「別日に延期をいかがですか?」とのメールを送らせていただきました。
お客様も、そのようにしたいという希望で、今日は私はゆっくりした時間を過ごさせていただいております。
私事ながら、屋上で衣装ケースにてバコパやゴツコラ、ホーリーバジル等の植物を育てています。
衣装ケース栽培は水やりが楽な分「水はけがない」ため、大雨では水没が心配。。。
皆様は、いかがお過ごしでしょう。
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【 緊急事態宣言、全国で9月30日解除。行動制限も段階的解除 】
都内新規コロナ感染者数減少は進みました。9月30日が218 人。
このペースで減少が進み「 0人 」になれば、うれしい。
とうとう東京都の緊急事態宣言が解除されました。
これからどう動く、東京!
これから、どうなるか。
さまざまな憶測を聞くのですが、、いまは、そこをさておき。
ボディワイズの施術の仕事は、特に急に変化することはありません。
段階をもって、予約表を作りアップして、新規のお客様の募集をさせていただくなど、
コロナ以前の作業へ戻れればありがたい限りです。
施術者同士、お話をすれば
「僕ら、緊急事態前はくたくたになるくらい、いつも施術で疲れすぎてたよ。
疲れすぎは、自分のことを振り返ってみる区切りがつかなくなって。
時が、矢のように過ぎていった。
顔なじみのお客様がお見えになられなくなった、今。
金銭的には正直きついし不安もあるけど、仕事のしかたや人生を考えるチャンスだった」
光陰へと目を凝らせば、
自分自身を、そしてあしたを見据える自問自答ができた。
道を模索する時期になったのかもしれません。
仕事を休職中、または求職していても、
緊急事態では就職活動が思うようにいかなかった人もいるでしょう。
生活自体が大きく変えざるをえなかったことが起きた方もいたでしょう。
どうぞ体に気を付け、頑張ってください!!
緊急事態宣言が終わって、私用では。
県境をまたいで移動することも気分的に妨げられないわけで、
普通に千葉の両親の墓参りにいこうと思っています。
緊急事態宣言中のとき。
千葉の寺の檀家さんを気遣いました。
コロナウイルス感染をしないよう
最大限に気を使っておられまして。
それがあり花をもって墓参りにいくことを差し控えていました。
お盆に墓参りに行けなかったって。
なんか思いの中でつっかえていて、
気になって。
来週中に行く予定です。
ほっとしてます。 ^-^