2021年02月12日

セルフワークの最終日と決めた今日、感じたこと。『患部の多くは「熱を外から注ぎ込まれること」をたのしみに待っているのかもしれない』

今日、セルフワークの最終日と考えて、
スマーティとホットストーンをおこなっておりました。


<↑スマーティの図>

期限を限ったのは、
そのなかから多くを学び取ろうと思ったためです。


自分の身体をメンテする時間があっていいよねと言われそうですが、
真剣に自身の身体を教材としてあらたな施術法を発想しようと考えながら作業しています。
自身の身体が陥った課題が解法を求められて解決できたとき。
そのときの-理解は深いものとなります。




今日は骨盤の「仙腸関節」と「腰仙関節」の2か所をメインに調整いたしました。

腰椎の3番・2番あたりが詰まりつつ後ろに出っ張り気味で、
その腰椎部位の詰まった椎間板のスペースを開いていくよう石をセットしていきます。

それは腰椎に石を当てて底上げし、仙骨(仙椎)を下に落とすことで、
骨盤部の重さで下部腰椎を足先方向へとけん引させるのです。
腰仙関節部分のスペースも同時に開けていくことができます。
最初に思った位置に石を設定してもうまくいかなくて、
5分くらい微調整に時間を費やしました。


これで腰仙関節の詰まりによる骨盤上部の前傾が調整されて、
椅子に座る際の姿勢が、自然に座骨が垂直に当たるようになりました。


このような石の設定は狭い空間内のスマーティのなかでおこないます。
ホットストーンの石をミリ単位で位置、方向、高さなどを体で感じながら設定していきます。
うまく石を置けたとおもった瞬間、すぐずれてやり直しということもたびたび起こります。
時間が経過して筋硬化が緩むにつれて、次の段階のリリース個所に設定を変更していきます。

このセルフワークをやってみて、思った以上の成果を受け取ることができました。

実際にはただ遠赤外線サウナに入って温まるだけの温熱効果を享受することから、
ホットストーンの石を使った遠赤効果の非常に高い温熱効果と、
ホットストーンをブロックテクニックのくさび型ブロックの代わりに置いておこなう骨格矯正。

カラダの変化が大きいが大幅な改善を狙うには相応の施術知識が必要でしょう。


ですが精密に自身の身体の状態把握ができていないときでも、
簡易的に骨盤や頭部を含めた背骨の下や肩甲骨の下などに石を置くことで、
カラダが底上げされて持ちあがるので、スマーティの熱源に近づいていくお得感がある。
背中の側からも同時に温められることで、前後で挟み撃ちでおこなわれる温熱療法です。

普段、スマーティを体験している方ならわかると思いますが、
スマーティにかかるだけの一方からのみの熱源による温まりとは異なる、
効率のよい患部等への注熱がおこなうことができるのです。


そして皮膚に直接的に密着したホットストーンの人体内部の凝りを解きほぐす力強さは、
それは疑うことができないものだと、私は身をもって理解しております。
スマーティを使って体を温めると、湯疲れのような現象が起きるひとが一定の割合ででてくるのですが、
ホットストーンにより温められて湯疲れ現象を起こすひとは見たことがありません。
ベン石をメインに利用したときは、特にカラダのスッキリ感が高まるのです。





実は・・・
今回、ブログでこの遠赤外線サウナのスマーティと
置石敷石としてホットストーンの同時併用を書かせていただいたのは、
施術の場でも使える可能性はあるかどうかを検証し、
それに興味を持つお客様もいるのではないかと考えたからです。

ただ以前、スマーティを施術に取り入れようとしたがかえって施術時間を食ってしまうため、
早々に施術の場で使うのは中止したことがあります。


ですが一年位前のことですが、ホットストーンの石の力の人体の筋腱靭帯を緩めるパワフルさを知り、
スマーティをホットストーンが冷めない高温エアー室空間をつくるものとみてもちいるアイデアを思いつきました。
私のノートのアイデア・メモに、その内容が書かれています。

自身でこの度そのプログラムを体験してみて、
予想していた以上の成果を感じられたことは収穫でした。



特に骨と骨の間の関節。
ホットストーンを三つ以上用意して、それぞれの骨を乖離させる方向へ、
一呼吸ごとに動くように並べます。
あとは10分から30分、そのまま息をしているだけです。
リラックスしたときの呼吸運動は全身が動きだしますので、
そのささやかな呼吸の動きで暖められて緩みやすくなった関節が緩みだすのです。
このような際の体変化は、受ける本人が心地よく、ストレスを感じて身構えることもない。
関節が開いた後の状態も、心地よいままという違和感を感じない。
無理やり他者に操作されたような違和感がないことによる、
自己骨格矯正終了後の受け入れがスムースに完了した状態です。

そのスムースで快適な調整に対して
強く詰まった関節をスラストや牽引などで硬い状態を緩めても、緩まる量も少ないし戻りも出てくる。
こう考えると、私自身の今までの筋膜をずり圧で緩める施術法を、さらにひと工夫していかなければ。
そう、強く思うところです。

対して今回のやり方による温熱療法では、強いずり圧をかけるような手技をしなくてもよいのです。
ずり圧以外の方法でも筋膜を緩めたり、関節を調整できたり、、、できるものなのです。


たとえば、
頭長筋のリリースをしばらく体を温め、なおかつ温熱効果中にカウンターストレインを施すことで、
通常の室温以上の成果が出たという発見もあり、意義深いです。
頭長筋の直接圧をかけてのリリースは危険部位かつ急所であり、
圧を強いられれば激烈で耐えがたい痛みが感じられるでしょう。
そしてミリ単位で力がそれても取り返しのつかない事態になる個所です。
それがスマーティのなかで暑さに耐えるところはありますが、
他にはなんら苦痛もなく着々とゆるみだす方法を繰り返せばいいだけ。
気が楽です。


「なーんだ、こんな解き方があったんだ」
スマーティとホットストーンのコラボという大掛かりな舞台設定ではありますが、
極度の苦痛など味わう人がでない解き方があるとわかったことは価値があります。



いままで私は疲れすぎてにっちもさっちもいかないときにだけスマーティのお世話になってきました。
でもスマーティへの不満もあったのです。
「腰椎の2番の腎臓の裏側のピンポイントの硬いところ!!
 ここにもっと集中した熱をもらいたいんだけど。。。
 スマーティはそのような患部のみに熱を配ることができない構造で、
 思い切って加熱温度を最大にすると体力を消耗しすぎて、
 湯疲れのようなだるさがきてしまって、患部への好影響がぼやけてかすんでる。。」
というようなことがあったのです。

そのような対処法を考えていたとき、
ホットストーンを置石・敷石として使うことで、
施術効果を表したい患部を特定しながらリリースがおこなえるようにできないかと思いついていたのです。







カラダに余裕が出てきたようです。

カラダを温めている瞑想状態で感じていたことですが。


人には感覚器官として、痛みを感じる痛覚神経と、温度を感じる温感神経があります。

植物の種は熱をあたえて発芽成長し、痛みは成長の意味をなさない。
熱を補うことで活性化しエネルギーを取り込み生命が息吹きます。
細胞に栄養と気を送り、成長を図るのです。

「熱を外から注ぎ込むこと」が、芽吹き成長を促す要素の大切なひとつなのです。


人の炎症等を抱えた患部も熱を補われてることで不活性が活性へと変わり、
植物の芽吹きのように生命力が息吹くのかもしれません。
炎症か所は、血液が多量に必要とする急性の怪我のような場合もありますが、
慢性炎症化した個所は、血流が阻害されて栄養も少なく冷めた不活性組織なのです。

炎症のある患部も機能異常を起こした関節も、
観方を変えれば、
「熱を外から注ぎ込まれること」をたのしみに待っているのかもしれない。


このセルフワークの5日間を通して、
そのようなことを感じさせていただきました。

posted by スズキ at 17:42| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする