2020年12月17日

側頭筋リリースの研究の過程で首筋の側面の筋肉がゆるむのか?!


最近、脳への血流阻害を軽減させるために必須の頭部のリリース法を研究するに際して、
小顔矯正の一般書ですが人気の解説本をいくつか図書館から借りて参照させていただいてます。

側頭部にある側頭骨と頬骨の間には隙間があります。

耳のすぐそばの頬骨の下は、
少し複雑な形状をした下あごの左右の上端があります。
そして咬筋の腱部があって、腱の硬さが表現されているのです。

ですが頬骨の中ほどから目のすぐそばまで浮いた骨となって、
頬部分の立体を作っているのです。

側頭部の頬骨下の窪み.png

そして側頭部の頬骨の下をくぐる筋肉の側頭筋が凝りができると。

咀嚼筋.png

口を閉じる咀嚼動作で発痛がでてくる。
または口の開閉が抑制される。
小顔矯正ってしづらいし、下あごも左右どちらかにずれてしまう。
目へ向かう神経が異常な緊張状態となって見え方が悪化する。
(視力低下でぼやけてみえる、ものが二重に見える、目を開け続けるのがつらく感じる、etc...)

頭部の上に位置する筋肉の中で、この側頭筋や咬筋などの下顎を上下させて噛む筋肉。
それだけ動きのパワーがでる筋肉が、固まってしまうと、遠位まで負担は広がりだして甚大な影響を及ぼしかねません。

頭蓋骨全体の縫合部分をずらし、縫合関節部分のスペースが詰められてきゅうきゅうになる。
この状態となれば、いくつものパーツとなる骨の組み合わせで球形を形作る頭部の骨の全体へとずれの影響は波及していくのです。


ではどうやって頬骨という骨の下で硬化や骨化している筋肉をアプローチすればいいのだろう。

現実的にこの部分へと刺激を適切に加えて緩めるために何ができるのか?


先日購入した下図のハンディなベン石温熱器を2つ同時に使うこと。


USB美容ベン石温熱器.png

それにより左右の側頭筋を挟み込んで緩ませることで、押さえの効いたリリース圧を加えることができます。


片側の側頭筋の凝り部分を温熱器として温めたベン石により挟み込むようにして、
持ち上げる刺激や、左右にグラインドを軽い圧で高速微振動か少し力を加え低速振動を加えるようにしていく。

すると単純に上から擦るだけではまったくリリースがおきない、
側頭筋が付着部以外の骨部分に癒着して骨化したものが緩みやすくなっていく。

そのやり方は、私が自分自身を実験台にして頭部をリリースしている映像を撮影しながら研究していった成果です。


リリース中に起きた反応は、当たった部分の骨の芯に来る感じに思えてしまう痛みも不快なものだったが、
このツールを使わなければ痛みが数倍から数十倍に感じられるのは必至で、
深く緩められる期待ができないリリースしかできないものです。

私もかつて自分のこの部分のしこりを痛みを我慢して解こうとしたが、
激痛で涙が出てもやり進めたが、その結果はこすれた皮膚が青あざか赤いあざができて、
一週間ほど風が吹いただけで痛さが続いたことがあったのです。
凝りは解けた形跡は微々たるもので、得たダメージが大きすぎて費用対効果のつり合いが取れません。
そういった実験は無数にしていて体調管理が大切だという思いは、そういうことにも耐えられるようにという感じです。


そのときとは違って、十分に耐えられる程度の不快感に落としてもゆるみが徐々に深まっていく。

ただ、解けていく量がしっかりとした変化を得たためか、
視神経に触れてぐらぐらになってみたり、
胃経絡のツボを当てて強めなくりかえし刺激をすることでの「おえっ・・・」と胃が気持ち悪くなって吐き気が出てみたり。

ただし終わったとき、目が開きやすくなったりはっきりものが見えだしました。
顎関節の軟骨の円盤状クッション部分が、いつもは詰まりがあって窮屈だったということに、
解けた後に気づけたのはよかったです。

そしてこの解き方は、
瞬間芸的にリリースされてまた戻るという薄い成果のものとは一線を画す。

そのドレスチェンジする感じは、首から上の場合は目立ちますから。



この側頭筋の異常な硬さを示すことで、脳を下支えする蝶形骨がずれだして地面との平衡を保ちづらくなる。
これも脳内の血のかたよりをもって脳部への悪影響をあたえることになるでしょう。




いまのコロナ禍という厳しいストレスが高まりつつある時期です。

こめかみの部分の凝りが強い場合はストレス抵抗力が下がります。
そして免疫力も落ちるといわれています。

緊張やストレスによる歯の食いしばり癖が側頭筋の筋硬化を作り出して、それがそのまま固まったのです。
そしてこの部分の硬さが全身への緊張を強いるような操作をしてしまう。

肉体的なストレス要因以上に、精神的なストレスは顔の表情に緊張を強いて食いしばりを作り、
側頭筋を緊張させてしまうようです。
なかには歯の矯正等により、かみ合わせがずれた感じの不快感から発展した人もおられます。
そうなると首の斜角筋が硬化緊張の度合いが高まって、頸動脈を圧迫してしまう結果を呼び起こします。
そういったことからも脳梗塞等の頭部のダメージが起きやすくなっているようでもあります。


できればそのような悪要因をきれいに手放して、
真の深いリラックスを得ることができるようになれるものか。
当分、日に10分ほどの短い時間、継続的に自分に施してみて変化の様子を見つめたいと思います。 


ちなみに
「側頭筋リリースの研究の過程で首筋の側面の筋肉がゆるむのか?!」
の答えは、アナトミートレインをご存知の方なら【サイドライン】の概念を理解されており、
緩むのは当然じゃん!とわかっておられることでしょう。


そうなんです。

逆に言えば、いくら首筋の横を丁寧にゆるめても、
側頭筋の硬化短縮状態があれば、首の凝りは消えてはくれない仕組みなのです。
そしてその首凝りから肩こりや背部痛が起きて不調を訴える方もおられるようです。

このような方の場合、側頭筋がしっかりリリースできなければ、
治療成績があまりよくないんです。
そのことは私もベン石温熱器を使ってお客様の側頭筋を緩めることを繰り返して実感してます。

posted by スズキ at 20:48| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自然界が用意してくれているパワフルな生命力を高める「もの」を見いだせていますか?

ちょっと突飛な話かもしれませんが、
最近、【ミミズコンポスト】に関心があります。


みなさま、ご存じですか?


自宅で出る生ごみを、ミミズが生息しているボックスにいれておくと良質な堆肥に変えてくれる。
それで家庭ごみも減って、自宅のプランターで農作物を育てられる。
家庭ごみをゴミ収集車で運ばれて燃やすこともなく、環境にも優しい。


でも、、、
「えぇ〜、ミミズ?!なんか気持ち悪そう」と言われそうですね。 
^^;



自然界でミミズは落ち葉や腐食し始めた野菜等を食べて土を作る役割を持っています。
ミミズによって作り出された土は、堆肥として高額で取引されています。

なぜかといえば、ミミズ堆肥は、植物も力強く育ち、実も糖度が高くなるのです。
通常のスーパーマーケットで買ったプチトマトが糖度が7ぐらいだったら、
ほかの肥料で自宅で作ったものが糖度が8、
それがミミズの土で育てたものは9近くという驚くほどの甘さ。
そのような映像を見て驚きました。

「糖度が違う!!」

それは理想的な土の中の窒素、リン、カリウム等の成分が多く、根を傷めない。無臭で安全性が高い。
堆肥としてのバランスがこれ以上ないといえるほど絶妙。
他の作物で使ってもすばらしい農作物がとれるそうです。



昔、肥料がまかれずに自然農であったとき。
ミミズが雑草等を土に変えた畑で作った作物はおいしかったことを思い出します。



子供の時、福島の母の実家に行って食べさせてもらった自宅横にある自家用畑から採れたてのトマトやきゅうりは、
鮮度の違いもあった。
そして味のよさもあった。
農家ではないが、スーパー等で買いに行かなくてすむように作っていました。

そのとき肥料を買ってきてまいていたわけではなく、周囲にある雑草を刈ってそこらにおいて風よけをし、
自然にその雑草が腐りだしたところにミミズが集まって食べて堆肥に変えていく。
それだけで、おいしかった。
実はそれはミミズたちのおかげだったんですね。



ミミズの堆肥は、今現在でも最高級の堆肥として売られているほど高価です。
作る手間や時間など大変にかかりますが、それに見合った値で取引されるほどの魅力的な力強い土だからです。
人間の手で作った肥料もよく考えられてはいます。
そしてそういった人が作った人工物を畑に持ち込んだほうが手間がかからないし安価で手に入りやすいのです。

ですが自然界の、ずっとその土地をリサイクルし続けて、
持続的な生命が生き続けられる場所をつくる仕組みに根差した魅力には長けたところがありそうです。



そのような自然界にあった常識が忘れ去られて、
いまの人工的な肥料をまくという常識が普通に感じられるとき。
なにか大切な自然界からのプレゼントに気づく目をなくして、
それをみすみす受け取れなくなってしまったように感じました。


そのような見方の象徴を【ミミズコンポスト】から見いだせて、
ミミズのおかげで堆肥をつくるということに魅力を感じます。





人間にも人工的な人の力がおよぶことで身を立てる者たちと、
自然界の恩恵である自然界の準備してくれたものを見つけ出せて身を立てる者たち。


私は仕事の関係上と趣味もあって、
体の使い方を学ぶための本を、山のように読み込む、そして自主練をする、工夫しています。

そのようにしているときに、
自然界では生きるための準備を私に取り付けてくれたはずの力があったはずが、
それがいささかも働いてくれはしないのかという不思議さを感じてしまう。

新たな知恵を学び成長できる充実感はあるが、
自らの体の奥からの声が聞こえてこないままでいいのかという虚無感もあらわれてきます。
自らの内側は、先祖伝来の身体についての知恵を持っている。
自然界に沿って生きて、生き抜いた先輩たちの知恵が大量に私の遺伝子には書き込まれている。
はず、、、なのに、そこからの声が発せられないままでいる。


だから自然界の観察眼を磨きをかけていく末に、
外界の自然を見る目をいずれ、自分の身にも向けることができるようになるのかもしれません。
そのような期待感を持って、人工的な肥料もいいが自然界の仕組みにのっとったミミズが堆肥を作る姿を見る必要があると思えています。



自然界はミミズが堆肥をつくるという仕組みを作り出しており、
同様に人にも自身の体を他の施術者から配られる肥料ではなく、
自然界からさらなる生命力を輝かせるものが用意されているのでしょう。

そこに気づいていなければ、
いつまでたっても足元が不安で、心の不安定さにつながるはずです。

自然界が用意している野太い語り掛けの声を聴き、『それ』を取りに行くよう動いたなら。
いまの、私の体の使い方の勉強、それだけではなく施術の研究の様子は大きく様変わりをするでしょう。

そして今以上にしあわせを感じられるような仕事を作り出せるかもしれません。



私たちは医者や施術家や運動指導するものなどの接する機会のことで、
人の手から贈られる益が受け取れるのが常識化してきていて、
自然界が用意してくれている私たちの体の内部にある力が発動しづらくなっているのかもしれません。

他の動物の多くは先代がつちかった生きるための本能のプログラムが遺伝子情報レベルで受け渡されています。
その力のおかげで、
カラダを壊したらどう対処するか、
カラダの操作の効率の良い動き方をどうすべきか。
できているようです。
動き方も身のこなしがよくできるような操作法を知っている。
ゼロから組み上げるわけではなくて、
すでに組み込まれたかなりの完成度の高い操作プログラムが発動して動けています。

人間は生まれたての時は白紙だといわれます。
ですが実際は様々な本能的な操作を体が体得しているわけで、
その力を発現できている3歳児未満の動き方を観察することで、
様々な動き方のボディワークを研究している人たちは研究を深めています。





私は、ひとり考えるのですが、
私たちは動き方や体の再生の仕方など、他の野生動物がするようなレベルかそれ以上の英知を持っていて不思議はない。
ただそこへの目のつけ方を忘れ去ってしまい、自然界が用意してくれている。

その自然の道理をよく観察して理解し、一度はそれに沿って生きてみる。
人の手が加えられて自然を制御したあとのものから離れた元の自然をうまく価値をみいだしてみる。
元気な輝きレベルがさらに高くなり、生きごこちが増える、、、かもしれません。





ちなみに私が先年から勉強している中医学も【自然界の道理】を観察しています。
その観察でわかった抽出物を人体に当てはめて体系化しています。
自然界と人体との境界を隔てずに相関させたら、見えるものが出てきます。

自然界内にいる人体とみたとき現れる像は。
デラックスでしっくりカチッと来る見立になって、
目から鱗がごっそり落ちる気持ちよさがあります。

posted by スズキ at 14:13| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする