2020年11月03日

書籍紹介:『Dynamic Alignment Through Imagery』 カラダを外的刺激で大きく揺さぶるときは、その変化を受けて運動系の更新が必須なのです!そんなための役立つ一冊。

こんにちは。

今日は午後から時間が空いてしまいましたので、
久々にイメージで身体操作をつたえるすぐれた先生「エリック・フランクリン(Eric N. Franklin)」氏の本を眺めました。





それは頚椎部分という全身に多大な影響がおよぶ個所を、
大きく外的な圧や熱という刺激によりリリースを図るとき。

いつものパターン化したままのクローズドな動きを繰り返すなら、
早々につけていたしこりの機能や存在が必要になってしまうのです。


いくら必死にリリースをしたといっても、
変化は時系列的に観察すれば、二歩進んで一歩下がるという【後退】により変化速度が鈍る状態が待っています。


調子よく体が外的刺激で変化したとよろこんでいたとしても、
【改善からの後退】という恒常性に基づいたより戻しによって、負けることが多いでしょう。


あまり楽しくない遊びをし続けるのはやめにして、
新たな自身の変化した身体的な筋骨格系をとらえて、
使い方のイメージを刷新していく必要が出てきます。

また、今のような大きくかつての状態から引き離されて、
硬い首ではにっちもさっちも理想の動きが制限を受けることで、
理想の動きに近づこうにもできなかったところから解放されているタイミングです。

このときこそ!


この機に乗じて、一気呵成に動きの変化を自身の運動神経系に学び取らせ、
二歩進んで一歩下がるという【後退】という一般的な陥りがちなところから、
二歩進んで下がらず前進という【過去のカラダの記憶をリセットして更新】というところに着地させよう。




こういうときに、本棚にある世界的に有名な教師、ダンサー、振付師でイメージで
身体操作をわかりやすく伝えてくれるエリック・フランクリンという先生の本を手にもって開きます。


エリック・フランクリンの本.png

その本を手に取ると、決まって感じることは。。。

「どれだけ身体イメージを解剖学的な知識を備えつつ咀嚼してきたんだろうか?」

「いや、いや。解剖学的知識だけじゃカバーできないほどの、カラダの声を聞きだせる人だろう」

「この先生の本ほど、私に多くの身体操作上のインスピレーションを与えてくれるイラスト満載なものはない」


などなど。

そして、多くの自由な広がりをもち示唆に富んだカラダの意識の図式化されたイラストを、
一枚、一枚、ていねいに見るだけで、私のカラダにへばりついた煤のような汚れが浄化されて、
イラスト内のイメージ通りになりたいという欲求が生まれ出てくるのです。




なぜ、イラストを眺めるのか。

・・・本文が英語なので、よほどここはしっかり読まないとという箇所以外はスルーしてまして。
ただし、間違いなく読み飛ばしていいような浅い内容の文章はあまりないと思うから、
ずいぶん英語が苦手で損をしているんですが。
致し方ありません。。。

英文自体は難しい言い回しはイメージをつたえようとしてくれているところぐらいで、
他は平易なわかりやすいものですから、
英語が得意な人はすらすらと読める範囲内でしょう。

でも英語が苦手な私でも、膨大なイラストを眺めて、
そこで伝えようとする内容を汲み取る過程で多くが学べるのです。








私が持っている本は上記の写真のようになります。
6冊ほどですから、眺めるだけでも2〜3時間は費やすことになります。
それぞれの本が、それぞれ目から鱗が落ちる本で、
不思議と何度繰り返し同じ本を目にしても新たな発見があります。


そのなかでももっとも分厚くて
「これだけ押さえておくだけでもすばらしいことが起きる!」といえる一冊を紹介させていただきます。


Amazonの試し読みでは、少しだけイラストも閲覧できますので、
気になる人はご覧いただければ幸いです。


Dynamic Alignment Through Imagery


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世界的に有名な教師、ダンサー、振付師であり、
25年間にわたりイメージのテクニックを伝えてきたエリック・フランクリンが書いた
古典的なテキストと参考書をさらに発展させたのがこの第2版です。

この新版では、フランクリンは、イメージ、タッチ、動きのエクササイズを使って、
コーディネーションとアライメントを改善する方法を紹介しています。
これらのエクササイズは、緊張をほぐし、背骨と背中の健康を高め、腰の怪我を予防するのにも役立ちます。

この拡張された新版には以下の内容が含まれています。

- 600以上のイメージ練習問題と500近くのイラストで、練習問題を視覚化し、様々な文脈で使用するのに役立ちます。

- 音楽に合わせたダイナミックなイメージ練習問題のための音声ファイルと、本の製品ページにオンラインで掲載されている音声ファイル

- 統合されたダイナミック・アライメント・エクササイズ、ダイナミック・アライメントとイメージ法についての新資料を含む、本全体で更新された章。


本書を読めば、あなたの自然な柔軟性を発見し、動く力を素早く高めることができます。
あなたは、ボディデザインの要素を学びます。イメージを使って自信を高める方法を探り、
より良いアライメント、より安全な動き、フィットネスの向上、
そしてより大きな喜びへと導くイメージコンディショニングプログラムを発見します。
さらに、この理解を自分のトレーニングや種目に応用して、パフォーマンスを向上させる方法を検討していきます。

イメージによるダイナミック・アライメント 第2版は、
ダンサーや他のパフォーミング・アーティスト、ヨガやピラティスの指導者や実践者、
アスリートにとって重要なバイオメカニクスと解剖学的原理を体験するのに役立ちます。
本書で紹介されているテクニックとエクササイズは、あなたの姿勢を改善するための指針となり、
自分自身や他の人に対する考えや態度にプラスの影響を与え、精神的にも肉体的にもより良く感じ、
より良い動きをするのに役立ちます。


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posted by スズキ at 17:54| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

またもや上部頚椎周辺をベン石温熱器の使ってリリースする実験をしてみました。すると・・・

最近、私自身の身体で頚部裏側のリリースに工夫を加えています。



すると、すると。

でるわでるわ、、、
首の付け根あたりの筋肉のブロック状になった凝りが、
後頭骨からはがれ落ちてゴロっと乖離するのです。




意図的にかなりハイピッチでリリースをおこなっています。


頚部の凝りがあるとき。
生き抜くための工夫だと思うのですが、
頚部のこりのできかたは、
神経や血管などへの影響を極力少なくするような凝り方をしてくれるようだ。

そうなるように、じわりじわりと凝りが時間をかけて蓄積されて育っていきます。

もちろんそれらの凝りが量が増していけば、
結果的に神経や血管やその他の頭部と胴体を流れるべきものへと影響が出てくるのだが、
もうひとつ、影響が出てくるときがある。


首回りにできたしこりを緩めるときです。

首回りを強固な凝りという自前のコルセット装着して固定していた。
そうした保護状態でぬくぬくしていたものだった。

頭部は、縦に積み上げられた積み木のように、首以下の体幹が正確に揃えられ、
骨組みと靭帯や腱で支える仕組みになっている。


もともと理想形の頭部の支え方は?
頭部は前後左右斜め上下にと、
皿回しのさらのように動的に回転数を上げてバランスを取りながら維持するもの。

それを回転すべき皿を固定して動かないようにさせるのが首や胸部の凝りを作っている凝りの仕事。

それは縦積みの骨格を丁寧至極に揃えて維持できていないと、首や胸部等の筋肉の凝りを作るはめに陥るのです。
皿回しの皿を支える棒を斜めに持って回転させて維持することはできない仕組みです。
それと頭部は同じこと。

ちなみに、頭部内部にあるこめかみのところで触れる「蝶形骨」という骨が、皿回しの皿に当たる骨ですね。



凝り固まった筋肉は、いくらそれを緊張させようとしても、すでに硬化が進んでいればそれ以上は縮まない。
それはそれで、ゆがんだ骨格であれば都合がいいんです。
長期をみれば、必ず不調原因として上がる代物ですが、
そのような首凝りや肩こりや背部痛を起こす凝りなどと生活していても、
短期的には慣れれば耐えがたい不快感とはなりません。




ただ首筋等のそれ以下のかかとから脚部、骨盤、脊椎の全体を通じる骨格の制御が未熟なまま、
首や肩などの凝りをしっかりと緩められた筋肉にすると、凝り固まった筋肉よりも収縮率が良いため苦しくなります。

柔軟な筋肉ほど、ちょっとした筋緊張をさせても強力な筋パワーを発揮する機能を回復できたわけです。
ですがそれがかえってうまく制御できなければ、大げさに言えば命取りになりかねない。



いままでは首に頭部への動脈や静脈、それに神経等の流れ詰まらないように確保しつつ巻き付けた
首の筋肉の凝りというコルセットが巻き付けられていたから、いい加減な頭の位置をしても、平気だった。



もちろん、わざといい加減な姿勢をとろうとしているわけじゃないですし、
日頃からかなり気を付けているほうではあると自負しています。
(そうしないとお客様にカラダの使い方を、云々いうときに面目丸つぶれですから)

それでも、本当に長い年月をかけて前傾姿勢で施術を続けてきた。
カラダの使い方が未熟過ぎるときを通ってきたときの凝り。
それは首の奥にしまい込まれて抜け落ちるようなことがないまま、
体内に封印されて数十年過ぎてきたのです。



そこに自分らしいやり方で、リリースのメスを入れています。
だいぶムチャを承知の上で、今現在していることは、下図のようなこと。

いくつかの制約があり、
皆様の施術用に試験しているようなものではないのですが、
丸型ベン石温熱器を二つ用意して、最弱の温度設定で、
これで以下のように頭板状筋等の凝りを緩めるというより、
後頭骨の骨と第二頚椎がある部分に設置して4時間ほど。

ベン石温熱器の角型よりも丸型のほうが頭板状筋の形状にそぐっていて、
数段、熱が奥にまで伝わりやすいことに気づきました。
シリコンマットを下に敷くことで、設置した二つのベン石温熱器の距離を絶妙に測り設定します。
あとは、、ときおり、最低の熱に設定はしているものの、
激熱に徐々になっていくため、寝込むとやけどをします。
寝ないように音楽を聞いたり、YouTubeを観るようにしています。


丸型ベン石温熱器を頚椎に仰向け寝で当ててリリース.png



すると、後頭骨の骨の下部の骨と同じか、はたまたそれ以上に硬化した筋肉、腱、などがボロッと剥がれ落ちてきた。

「えっ!? あると思ってたんだけど、まじめにこんなのがついてたんだ!!」
と。。。

我ながら驚く。

直径にして8ミリや12ミリ等の凝りが、4欠片ほど後頭骨から乖離したものを指で触れた。



まだいくつも、そういったものがついているのだろう。


これらが取れたときに、初めて脳脊髄液の流れが正常に近づいていくのだろう。
自律神経系の理想的な機能発揮には欠かせないのが脳脊髄液。
その流れは頭蓋仙骨治療などを学び、それをチェックできるような手を持たなければわからないものです。
私自身は施術をお客様にさせていただくとき、足首あたりを触れたり、仙骨部分に手を触れるとき、
この脳脊髄液の流れが正しい量がきているかどうか。
その脳脊髄液の流れる特別な脈動をみているのです。

その手で、私が自分の身体をチェックすると、
どうみても、どこの部分が問題であるかは特定できないが、
理想量の脳脊髄液が手先や足先で観ても流れていないことがわかってしまう。。。。。

お客様には、その脳脊髄液の流れをスムースにさせるような意図を持った施術ができるけど、
自分にそれを施すことはできない。
手技関係上、工夫してもできません。。。

ですが、できれば生きているうちに、脳脊髄液の正常に流れた状態はこういう爽快感があるのか!
と体験してみたい。

そうなってみたいものです。



そのための序章として、
後頭骨の動きに直接的に制限を加える後頭骨下の凝りを取り除く」のは必須です。


ほんとうに骨以上の硬さになって頚椎第一の動きを奪ってしまうような固定です。
それを自分のなかで見つけたとしても、通常は、もうそこまでいったら、あきらめて放置するしかないでしょう。
リリースも容易ならざる難しい、かつ危険な状態に陥る可能性もある部分です。

私もベン石温熱器を手にしていなかったころは、
この部分をこれほど深部にまで解くことがかなうとは、
夢にも思ってはいませんでそた。


ただ今回の私がしていることは、お客様には、絶対しちゃいけないような荒療治です。



頭皮部分全体。
以前もベン石温熱器を使ったリリースを頭部にしたときに緩んだなと思いましたが、
それをはるかに凌駕するほど、後頭骨周辺や特にその上の筋肉、上部頚部のゆるみが。
自分で触ってみて、しなやかになって気持ちよく感じるほどの柔らかさという若返りをみられました。



これは面白いですね。
「猫の赤ちゃんの皮膚みたいに伸びるんだ!」 ^-^




ただ、いいことばかりではありません。

この丸型ベン石温熱器を使って寝ながらリリースを実験した3~4日ほどしたころ、
いきなり歯の激痛。
歯医者に行けという問題も含まれていますが、
これはそれだけではない下顎の歯が神経的に下方の首のほうへ強烈に引き連れるときの痛みが混じっています。
目の不調もいきなり襲ってきました。
このリリースをする前は、極度な近眼ではあるものの普通にディスプレーが観れていたものの、
いきなり目から涙がでたり、目が乾いてみたり、像が二重に見えるように。


この目の不調は生活に支障をきたすものではないのですが、
頚椎第一にいままでとは違う変化を与えたときに生じる反応のようです。



第一頸椎を含めて、そこの周囲を急激にいじっているので、
今までのコルセットとしてぎちぎちに巻いたしこりで支えた部分が緩んだ部分、
そしてまだまだ深部に残っていると、触ればわかる強固な頚椎第一を取り巻く骨化筋。

今までは全体が固められて動きがないという状態で、固定統合されていたが、
そこを外部の後頭骨の上や直下に位置する浅層筋や中層がゆるゆるになっていったが、
頚椎第一を取り巻き骨の位置を決める深層筋の凝りがきついものがあるという、
硬軟のコントラストがきついとき。

この硬軟のコントラストがきついときほど、不快さが鋭敏に復活した神経を逆なでするがごとき、きついときはないだろう。


自分でなぜこのような目や歯などの不快さが襲ってきたかの理由がわからなければ、
パニック状態に陥ることもあっておかしくないだろう。
そうなるだろうなというような事前予想をしていたため、
「おぅ、やっぱり、でてくるよなぁ」と冷静に見つめることができます。


ちなみに頚椎4番と6番あたりの神経根からでる呼吸中枢の働きもとてもよくなっているので、
呼吸は楽な感じがあってスッキリしてくる。

でもこの呼吸の深まりがカラダの体内の不快さをキャッチして脳に教える神経を活性化することになって、
目や歯などの不快感が増長されて感じられるのです。




そうなると、
これ以上は危ないと考えて引き返すか(またある程度の首の筋肉の凝りを付けていく←普通の生活をしていたら勝手につく)、
より慎重にしつつもアプローチを続けるかの判断になると思います。




あまり望ましいことではありませんが、
アメリカやブラジル、ロシアを含め西欧諸国の主要な各国が、
再度コロナの影響がでてきているようです。
日本では西欧ほどの爆発的な感染者数ではないものの、
GoToトラベルや外気の寒さによる密閉や乾燥による飛沫の滞留などの影響がでないとは否めないといわれています。
そのときには、再度、以前していたような施術の休業を余儀なくされることも予想されます。。。

絶対に、そうはなってほしくないのです。


ですがここから先の頚椎のリリースは、
ちょっと私にもどのような急激な変化がどうでるかがわからない。
想像がつかないのです。
治療点としても根幹にかかわる部分だからこそ、です。


コロナの影響が東京にも以前のようになったときに、
仕事の手を休めることになりますから、
そのときにさらなるリリースをするタイミングでしょう。


どこか山間部の、地からの気の通りのよい場所を見つけて、
しばらくはそちらで、一から自分のカラダの知識をまとめたり、
自分の身体を見つめなおすことができればと思うこの頃です。




追伸:歯の激痛は、頚椎第一周囲の凝りにより引き起こされたものです。
   その歯の神経にまで続く凝りが緩んだレベルまできた現在。
   歯の痛みは幸い、きれいに消えてくれました。
   
posted by スズキ at 11:49| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする