2020年07月30日

膝の「おけつ」をベン石温熱器を2本で押し流そう。それで全身もスッキリ。「おけつ」総量を減らすには、膝が大事です!


気のめぐりの悪さは血液のめぐりを同時に停滞させます。
血液の停滞「おけつ」が体内に現れだす場所があります。


ここでいう「おけつ」とは、中医学の概念で、
西洋医学では認められてはおりません。


凝りなどの不調か所にもマッチすることもあり、
どのようなところに「おけつ」があるだろうか。
または「おけつ」がたまりやすいのだろうか。

それを把握して人体を観れば、
問題個所を見つけ出す効率が高まります。



カラダの深層にも「おけつ」は現れますが、
今回は、体表の「おけつ」の現れやすい場所の一例をマークしていきましょう。


体表のおけつ.png


図を観察してください。


下腹部
腰部、首の裏側
膝、それも膝の前側と後側
足首周辺






一見していただければおわかりいただけるように、
膝の前側と後側。
こちらのおけつがたまるエリアはえらく大きいし、

前後ともに影響が出るというのは、
腰部と下腹部と同様に、膝でも起きている。
それだけ「おけつ」の根深さを感じさせられます。



別の視点で、カラダの前面と背面という見方でみていきましょう。

カラダの背面「バックライン」と呼ぶ脊柱起立筋を含む膀胱経に当たる筋肉の連関する流れで読めば、

足首(特に外側)が縮むと、膝裏が縮みます。
膝裏が縮むと、腰の裏が縮みます。
腰の裏が縮むと首の後ろが縮み緊張するという連鎖が起こります。


カラダの前面「フロントライン」と呼べそうな脚部から頭部に至る前面の流れの関連から読めば、

足首(特に内側)が緊張し縮めば、前側の膝上が固まり膝下もつられます。
膝上が緊張すると下腹部の緊張度が増していきます。
下腹部の緊張が増すと、顎関節を無意識のうちに強くかみしめて顎関節の緊張によるずれを引き起こします。



特に脚部の筋腱の力は全身を支え移動するための筋の強さがあり、
こちらが筋拘縮して緊張状態がほどけなくなると、
芋づる式にバックライン沿いやフロントライン沿いに、同時に「おけつ」をためだすのです。



たとえばですが、
膝裏のしこりを「ひかがみ」という名で呼ぶことがありますが、
こちらのしこりが強く緊張して炎症まで持っているとすれば。
「足首外側の凝りがあり、腰の腰仙関節周囲に委縮があって、首後ろの緊張が抜けない人」だな。

そのように身体状況を表現することが妥当な場合が多いのです。


つまり膝が問題があったら、胴体も首も問題がでてきてしまう。



人体構造上、そのようにできているのです。

私も、膝には不調を抱えていて、
そのような関連した不調経験を体験しています。


膝は、全身を巧く立てバランスを修正するには、
これほど機敏で操作しやすい部分はありません。
行先の方向づけしたり、膝を固めて立ったりと、
胴体のコントロールが乱れたら、
大幅に膝への負担は増すばかり。

私は施術をするときに、長時間前傾で集中している。
そのときに膝で動きをつけてしまい、
右ひざを緊張させて半月板面を委縮させて固定させ、
動きがぎこちなくなった右膝をかばうように左膝が横ずれを起こしながらひしゃげていく。

私の膝ずれのパターンです。

これは私特有というよりも、
右脚が利き足となる方々の多くの膝に不調を覚えさせる共通するものともいえるでしょう。


膝は、動きが複雑で体を支え続ける役目も負って負担が半端ない関節部です。
リリースが難しい場所の筆頭でもあり、
同時にリリースのときに圧で迫れば激痛も出るという場所でもあります。



なので、、、どうやって、緩めていけばいいかを考えていたのですが、、、。


シンプルに以下のやり方が、リリース後の不調も起きにくいようです。
そしてリリースのときの激痛は皆無。
ただし大腿骨や脛骨腓骨の骨部分に熱をあたえて加熱して緩めるので、
若干温度設定が高めで、時折、あちっという感触はでてきますが、
そうなったときは温度設定を下げても大丈夫です。
熱すぎず、さりとて心地よい暖かさの上限を狙う。

そのような感じで、
ベン石温熱器でアプローチをしていくと、
膝周囲の筋の凝りが徐々に緩みだします。
膝周りのしこりによりできた出っ張りが消えて細くなってくるようです。

このような状態のほうが、足の骨を活かして立つ、歩くなどの操作が感覚的にしやすいですね。

ベン石温熱器で膝をはさむリリース.png



難点があります。


膝周囲の筋の凝りは、生まれてから今日まで加算してきたものであれば。
特に膝の不調を感じた経験がある方の場合は特に、繰り返しこの操作をして解くことで、
成果を上乗せすることができる。
そして膝周りのコールタールのようなお血が処理が終わったほどに、
膝周りの靭帯もゆるみ、膝関節の詰まり過ぎ状態を改善してくれるようになるでしょう。


そうなると、自宅に、絵のような大きいサイズのベン石温熱器を2本。
用意して持っていなければならない。
私は、施術用に余裕を持って仕入れているわけですが、
一般の方では高価な器具ですからなかなかそれもできないでしょう。

そこが、「いいやり方を見つけて実践してもらいたいんです。が!」と語尾が濁るところでしょう。


ただベン石温熱器を2本はムリであれば、
手で握って大きさを感じる厚手のホットストーンを2個用意してもらって、
そちらを湯煎して、膝を左右、前後、挟んで気持ちいい程度のマッサージを加えてみるのもいいでしょう。


玄武岩のホットストーン.jpg

最後に繰り返しますが、
膝が、しっかり深いところまで日々、ホットストーンを使ってリリースして改善を積み重ねていただければ。

それはやがて全身の体表部のおけつをためない身体になっていくことでしょう。
全身へのアプローチをしているつもりで、膝の痛みを感じたことがある方は、試してほしいです。

※ ただしすでにお医者様に通われているほどの状態であれば、
  やる際にはかかりつけ医に許可を得てやっていただくようにしてください。
  また私自身、少しずつこのやり方を工夫を積み重ねてます。
  膝のダメージのパターンは人それぞれです。
  もしお通いいただいているお客様が自身でもやってみたいと思った方がおられれば、
  質問を受け付けてますので、なんでも気軽に聞いてください。

posted by スズキ at 18:39| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本でもドイツ基準の自然療法士制度があればいいのに。。。

日本では、医療というと西洋医がメインです。
または東洋医学としての鍼灸等でしょうか。


ですが他の国々では、
草木等を利用して健康を維持するためにもちいられる自然療法を生活に取り入れる人々は多いようです。




去年。
私の施術のこころの師匠と慕っております先生が、
アメリカで薬草を学ぶコースを受講していると連絡をいただきました。

先生は、野草で目的のかなう薬草となる植物を求め歩くそうで、実践的。
得た薬草は、チンクチャーとしてエキスを安定したウォッカのような蒸留酒や蒸留水などに移し保存するそうです。

ワイルドライフを、いまも送っておられるでしょう。

新型コロナウイルスのような危険はおのずと避けて通る知恵を持っている先生なので、
不思議と大丈夫だと。
もう少しアメリカが静まったころに連絡をいれるつもりです。


アメリカでは、そのような自然療法講座も主宰されて、
高額な受講料でも多くの生徒が集まって学んでいるそうです。







他国でも自然療法について受け入れられている国があります。

中国は、日本にもなじみが深いでしょう。
『神農』がみずから草木を口にして、薬効を語ったという話。





他には?
例えば、ドイツ。


ドイツでは、自然療法士(ハイルプラクティカー)という職業があるほど補完医療が市民権を得ております。
ドイツでは薬局で補完医療分野のホメオパシーやフラワーエッセンスで処方されたレメディが手に入ります。


自然療法を学ぶ場も多くあって、関連書籍や雑誌が多数出版されています。


ドイツは、新たな医療機器が開発されたとき医療認可を受けるとき、
徹底して検証をする国として知られてます。
私が知るドイツで開発された医療認可待ちの機器は、
日本の医療認可も大変なものだという印象を凌駕する認可ハードルの高さでした。
「その検査、まじめに必要?」と思えるような、
落下防止どころか2メーターほどの高さからガシャン!と落下させて壊れないかまで検査します。
精密機器を容赦なく床に落下させて壊れては駄目だしするという国です。
日本では、そこまではしないんだが、とドイツ人が苦笑してました。


同様な高いハードルを突きつけて認められたドイツ人基準の自然療法は、
自然療法士という補完医療の担い手を育成され国民全体の6割が、
補完医療で治療体験を持つ療法です。
だから一般的な病院でも取り入れて効果を上げております。



一見すると『薬草学』はおばあちゃんの知恵袋。
「この薬草は、便秘に効くよ」と薬草ツボから出したセンブリを煎じて飲むような感じ。

自然療法が効くのかどうかと疑う人もいそうですが、
その多くは質の高い自然療法に接した経験がないか浅い人が持ちやすい感想です。

事実に基づくほどの知識がないときには、
疑うことがリスク低減になります。。。



自然療法が身近かに利用できる環境で心配ないものだと知っていれば。
信頼する親や身の回りの人たちが自然療法を利用してしあわせな顔をしていたならば。

親しみを込めて自然療法に目を向けることができるはずです。


とっても身近に感じられることでしょう。



またドイツ在住の日本人がドイツで長男が腹痛で入院したら、
抗生物質ではなくホメオパシーのレメディが処方されたそうです。
効果の裏付けや科学的根拠があるということ。


日本の病院では、現状、ありえないことです。

ドイツの職人気質な補完医療の番人となるには、
そうする権利があたえられるほど高度なトレーニングや試験が必要です。
ここが前提条件として安全や効果が担保されている必要があるのですが、
そのうえでなら抗生物質の処方を差し置いて代替医療を採用するという天秤が用意されている。


その選択肢の幅広さが日本でも実現できれば、私にはありがたいです。


レスキューレメディのような緊急事態を治めるためのホメオパシー等の処方もあります。

ここでは詳細は触れませんが、緊急な腹痛等の病気のみがカバーする領域ではありません。
心身ともに日頃から安定した自分を手に入れるサポートを積極的おこなう対応がなされて、
よりよき人生へのサポートが受けられる。




病気にならないための自然療法も大切ですが、
よりよい生活を楽しむための自然療法に、
それが含まれているというのが理想です。


個人的な願望では、ドイツのような国レベルの自然療法士の資格が制度化してほしいです。

今の各人が各人の体質に合った免疫力を向上させていくことへの取り組みを、
自然療法でバックアップしてくれるようであれば、
ぜひ、受けてみたいときです。







最後に余談です。

私ごとで恐縮ですが、
最近、大自然感を味わうことがめっきり消えた生活を送っています。


自然に触れるためこの夏、初の式根島を考えていたら。
与論島で新型コロナウイルスの感染が大変な状況だそうですね。

それで式根島観光協会の方に、式根島の方々も小さい島ですががんばってくださいと送りました。

「離島での感染は、時間の問題ともいわれておりますが、

 出来る限りの対策を取りながら、何とか無事に終わるまで頑張りたいと思います。」


とのレスを頂戴いたしました。
「いまは、来てほしくない」とは言えない観光推進したい立場の方です。

でも与論島に知り合いがおられて大変だという声が入っておられるようで、
そんななか東京品川区在住の私が行っていいものか?


思考は迷宮に入りつつあります。
外的状況が変わってほしいです。



とりもなおさず、
何とか無事におさまって、島で暮らす方々もつつがなきよう祈っております。



下に貼り付けた映像は、
式根島ではなく三宅島の映像です。
タブレットやスマートフォンで、動きながら観ると楽しいです。
パソコンで視聴している方は、マウスで画面上をドラッグして左方向へ動かしてみましょう。

こういうのを、期待して行ってみたいと思うのです。
(いいよね〜)


https://youtu.be/NvchzPwsNCw
VR対応360°映像で三宅島体験【七島展望台】

posted by スズキ at 16:41| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月29日

社会・心理的ストレスが{気滞}をうみ、自律神経や内分泌の機能を悪化させて体調不良を招く

今回は施術関係の話ではありません。

数日前、東京内の貴重なゴツコラ(和名:ツボクサ)の群生地へ。
いま、私の家のゴツコラ(和名:ツボクサ)が種つきだしたので、
群生地で新鮮な発芽率のいい種を分けてもらおうと考えまして。

前回に群生地へ訪問した5月。
そのときよりだいぶ成長したと思いきや、
葉は勢いをなくし、群生エリアも深刻な縮小傾向でした。


7月は、一日中晴天だったという日は4日間のみ。
日照が悪すぎたため私の家のゴツコラも勢が悪いものは枯れたり、
カビ等に腐食されました。
他の植物もそのような影響を受けたものも少なくありません。

だから群生地もその影響が出ていてもしかたがない状況です。
群生地で種を少量のみ採取したが、種の粒は小粒で生命力が弱そう。


今日は、採取した種をお参りさせていただく寺社エリアに撒く予定です。
神仏のご加護をいただき発芽を期待してます。



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新型コロナウイルスから派生した社会的影響は心理的な負担を余儀なくし、
同時に巣籠ステイホームが続いたため運動不足も。
そのうえ極端な長梅雨による日照不足でビタミンD、特にビタミンD3が不足。



皮膚が太陽光を浴びることでつくられるビタミンDは、一般的に「太陽のビタミン」と呼ばれています。
ビタミンD は、必須栄養素です。
腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。カルシウムの働きに関わり骨などの健康に関与します。
それだけではなく、ビタミンDには、免疫機能を調節する働きもあります。
体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進します。
このため、かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが分かってきました。
その他、がんや高血圧など、さまざまな生活習慣病を予防する効果も期待されています。



ビタミンDを体内に増やすには、、、。
ビタミンDは1日20分程度、日光に当たることで体内でつくることができるので、散歩やウォーキングなど、外に出る習慣をつくりましょう。
天日干しのしいたけやきくらげ、鮭、いわしなどの魚類、卵黄などに多く含まれています。
またはビタミンD3配合サプリ。



ということで、
ビタミンD3サプリで免疫機能をアップしてくれるなら、
新型コロナウイルス対策の微力貢献はしてもらえる?





ですがこれだけで十分対応できているか?

自信なさげです。



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ストレスにさらされている自覚がある人もいますが、
自分ではストレスを感じていなくても身心症状がストレスからきたものだという人もいます。

私たちは外界の刺激や体内環境の変化を脳の視床下部が察知して、
自律神経系・内分泌系などを制御して、身体を一定に保つようにしています。

しかしストレスが続いてしまえば視床下部が過剰反応を起こします。
それにより自身の臓器の弱いものへと悪影響が及び、
自律神経や内分泌系のバランスが乱されることとなります。

自身がすでに病を得ていたならば生理的ストレスを蓄積するでしょう。
新型コロナウイルスによる心配や恐怖、そして継続中でいつ終わるかわからない緊張からは
社会・心理的ストレスがかさみます。


それにより自律神経や内分泌の乱れが発生し、
身心に臓器の機能の異常などをもたらします。



ストレスが多くなると中医学では「肝」の気のめぐりが悪化して{気滞}に陥ります。
西洋医の視点でみる解剖学的な肝臓という臓器と、
中医学の視点でみる肝とは別の意味を持ち混乱を避けられると思います。
詳細の解説は見送りますが、中医学でいう「肝」は肝臓が任された特別な役割・機能をあらわすものです。

気滞}となれば、いらいら、胸やわき腹が張ったり、ガスやげっぷが多くなります。
そして動悸、息切れ、食欲不振、下痢が現れ、悪化すればのぼせや頭痛、目の充血へ。


そしてやがては気が滞り続けてカラダの隅々へと栄養を送る血を配送することができなくなればエネルギー不足に陥ります。
これが{気虚}。
食欲不振、気力不足、疲れやすく風邪をひきやすいようになる。

そして血液が不足するときもあり、これは{血虚}。
血が滞るため顔色が悪くなり、めまいや抜け毛、手足のしびれや月経不順など。

または潤い不足に陥れば{陰虚}。
口が渇いて手足がほてり、寝汗をかく。


そしてこのようなストレスが継続すれば、ストレスに対しての抵抗力はさらに弱まります。
それがさらに{気滞}{気虚}{陰虚}を強めることで身体を虚弱化させていくでしょう。



社会・心理的ストレスから気滞へ.png



こうした気のめぐりの悪さは血液のめぐりを同時に停滞させます。
血液の停滞が「おけつ」が体内に現れだして、頭痛、肩こり、皮膚のがさつき。

この物理的に血流を妨げる作用をもたらすおけつが生じると、
自律神経や内分泌の異常も進み、
当初は神経ネットワークの問題が内臓諸器官の働きを乱す自律神経が失調した状態で、
内臓器官自体は異常がなかったものです。
ですがやがておけつが蓄積されて主要な臓器等へのエネルギーを送り老廃物を除去する代謝機能が阻害されれば。
阻害影響を強く受けた<臓器組織の虚弱化>が起こりかねません。

ここまで進行しては改善が危ぶまれることもあります。


このように社会・心理的ストレスが引き金となり、
{肝}の気を送りだす機能を抑制させれば、気をとどこおらせ血液の停滞まで至らしめます。

その引き金が様々な身体的悪影響を及ぼすということは、中医学では常識。




ひと、それぞれがオリジナルの社会・心理的ストレス対策を講じられるよう工夫が必要なときです。




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私の気滞気分を一気に変える方法を、最後に、ご紹介いたします。
一部、汎用性がないやり方もあり、すいません。

音叉やティンシャのような打楽器的に自分の手で握りながら打ち鳴らすことができるものを使います。
音を鳴らしたとき、自分の手に振動が伝わり、ストレス脳が急速にリセットする感覚が味わえます。







ただ、実はこれで十分かというと、私の肩コリはこれでは、もう手に負えない。

長雨でも体を鍛えておかなければと思って、
最近、長距離を歩くようにして負担がカラダに蓄積した。
それが抜けにくくて体がどんよりしていたのです。

それをどうにか処理するには?


というところで思い出しました。^-^

ブラス.png


今は施術で使わなくなったが、以前、上記写真の2本真鍮製円柱の棒をトントンとノミと金づちを使うようなイメージで、
インパクト圧を使って、しつこい筋膜の凝りをほどいていたことがありました。

実は、そのとき。

多くのお客様が、この真鍮がカチン!となった時の音をうるさいと思わずに、
「ホッとする」「音で体が緩む」と言ってくれていたのです。


それを聞いて、私は思いました。
もしや、この真鍮製の棒を二つ、空中でカチン、カチンと音を鳴らしただけで、
カラダが緩むのではないか?




実験したら、
実際に、私が想定していた以上の筋膜部の癒着が緩んでいた。
私の肩コリが、瞬時に魔を切ったかのようにぬぐえたのです。



真鍮製の棒を自作しておられるお客様のA様。
ぜひ、試してみてください。

まじめに、これ、即効です!!!
posted by スズキ at 13:37| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

ベン石温熱器による気の促進効果を、私は声を大にして、訴えたいです。 ^-^

昨日のこと。

この日は夜通し終電まで神田や皇居周辺の神社仏閣巡りを予定していたので。
土砂降り手前で稲光する天候の中、太田稲荷神社でベンチに腰掛けて一時間、
ゆっくりと雨宿りです。

そのとき。




天空で光る稲光をみていたら、
気血津の「気」は、神経を通る「電気」とは違う。
筋膜内を通じる気は、別の通信だから混同するな。

と、ふと、いわれたような気がしました。


私は一般の方に「気」を説明するときは、わかりやすい説明をしようと考えています。

それでちょっと間違いを含んだ説明をすることがあります。
 神経に電気が通り情報伝わるランケーブルで共有される
 デジタルなイメージで理解を促すことがあります。

わかっている人がこれを聞くと、
「間違いを教えちゃいかん!」というはずです。



なぜなら「電気がデジタル的に流れる神経」と「気が流れて情報を流通する経絡」では、
情報伝達の仕組みも違えば役割も違うのです。



ではここで、
多様な作用を持つ「気」を理解するため、
中医学で規定する「気」の6つの作用・働きを見ていきましょう。


(1)【栄養(えいよう)作用】、血と協力して五臓六腑等へ栄養を送る

(2)【推動(すいどう)作用】、主に血や津液を身体中に巡らすはたらきです。血や津液を推し進めて動かす気の作用です

(3)【温煦(おんく)作用】、カラダを温める作用です。

(4)【防御(ぼうぎょ)作用】、外邪から体を守る作用です。
   (※ 外邪は、寒邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・風邪からなる六淫の邪のこと)

(5)【固摂(こせつ)作用】、カラダにとって必要なものをカラダの内側にしっかりキープする作用です。

(6)【気化(きか)作用】、おもに気・血・津液・精の相互に変換させる作用です。



体内を流れる「気」に過不足があれば、様々な不具合が生じるのは、これら多様な作用を気が担っているからなのです。

(※気には機能別に『元気(げんき)』、『宗気(そうき)』、『営気(えいき)』、『衛気(えき)』という異なった呼び名があります)




お客様のお体の現状を見て、どの気の作用の低下があるか?
【推動作用】であれば肝機能に不調があるだろうなど、読みとけるのです。


ベン石温熱器のベン石と温熱効果を利用することで、
お客様の気血の通りがよくなるようアプローチをしていきます。


そのときにお客様への不調原因の説明を入れようとすることもあります。
「カラダのこの部分が筋膜の癒着が動脈を圧迫して止血されているようですね」

血管の圧迫が血流を停滞させているという現象は、
それはイメージが伝わりやすいため混乱を引き起こさずに、
どうすれば改善できるかという印象まで想起できるでしょう。
しこりで血管を圧迫され続けて止血されているのは、
どう考えたってカラダに悪いだろう。
誰でもが、そう想像しますよね。




ですが施術では<動脈の流れの改善のみ>を、対象にしているわけではありません。

中国では「気は、筋膜の中を通る」といいます。


筋膜に癒着があって筋膜組織の流れが複雑化すると、
筋膜内を流通する気の流れが停滞して不具合を起こすようです。


そうして気の通る一連の筋膜組織、つまりそれが「経絡」ですが、
その流れが阻害されれば、自律神経系を制御しづらくなるのです。


気と筋膜との関係も、多様な気の作用のひとつに含まれています。


ですがお客様に対し、経絡内の気の流れが滞っているなどと説明はしづらい。
血管が筋膜で圧迫されて止血されているというような、
わかりやすい説明がしづらいのです。
物質的に血は流れていて脈打ちますが、
気は流れていても脈打ちませんから。。。

「この部分の気の流れが停滞している」といわれても、
正直、ピンとくるものではないでしょう。

ゆえに実態を把握しづらく、不調実感が湧かないのです。



ですが脈診で気の状態がチェックできるようになると、状況は変わってきます。
脈診をするようになると、
脈状から「気が足りてない」という状態を読み取ることもできます。
「気が過不足ある」とわかれば、対処法に、ひとつ精度が増します。




私は皆様に、このようなことをわかっていただければと願って、
脈診関係の解説をブログで重ねてきたと言ってもいいでしょう。



ただし手首で観る脈のみでは、
{カラダのどこの気が滞っているか}という<場所の特定>ができません。


だから手首の橈骨動脈を診るときと同様に脈を診れそうな部位をカラダの各部で見つけ、
そこの脈を診ています



「筋膜の中を気が流通する」という性質から、
気の滞りが筋膜という気が進むための道路の状態にも影響が及びます。
ただ私が独自にチェック法として取り入れるだけで体系化された見方ではありません。
手探りではあるものの、推測する通りの結果がわかることも多くあります。

これで筋膜の状態が正常か異常かを読めるようになると、
「この部分の筋膜のしこりや癒着が、一連の気の流れを妨げているのでは?」
というように思考が働くようになってきます。

(※ 脈診は本当は五臓六腑に関係するような見立て以外のやり方ですから、
   中医学云々ではない見方であることはわかってます。
   ただし脈を診て状態を知ることが慣れてくると、
   体内の内部を把握する力が増していきます。
   その延長線上にある見立て方だと考えてください m__m)

   この見立て方は、筋膜リリースに精通した人の独特な診方かもしれません。
   かつて多数の施術をおこない改善したときの様子が頭に収められています。
   おおよそそのときの情報がなければ筋膜の異常を推理推測すには至らないと思います。)





筋肉を皮膚の上から触るだけでは、表層筋の情報を理解できるだけ。
その奥の中層や深層の筋肉の硬化度や癒着状態など、わかりづらい。
内部の奥の情報は吸い取れません。

ですが脈で筋膜内部を通過する脈で気のチェックをすれば別ルートの情報源にできます。



カラダの特定部位の気の異常を脈でみることで、
そこに関係する筋膜がダメージを負っていることがわかるとすると。

脈がカラダの内部に位置して、その周囲の情報をもたらしてくれる。
するとカラダの奥の情報が脈にも表れており入手しやすくなります。






そこで現在、私のところで活躍している気の調整に優れた道具とは?


私も自分のブログでさんざん書いてきたので、
もったいぶられてもといわれそうですが。。。
「ベン石温熱器」です。




ベン石がマッサージ用の素材として古来より用いられてきた理由は、
ベン石の特徴が『気の流れを促進させる力が長けている』からです。

今でも多大な中医学に影響をもたらし続ける黄帝内経にも、
そのようなことが語られているようです。

ですがそれ以上に、私自身が去年、生きた心地がしないほどの、
ひどい体調不良からベン石の力で助けられたのです。
ベン石に対しての信頼性は、絶大なものがあります。

そこから復活できたのはベン石が大きく貢献しています。

体調不良の最初頃は、様々な健康増進のための食品やら、
施術法とか様々を参考にして執り行っても、回復せず。
回復しないどころか、徐々に悪化した傾向でした。

ただ途中からベン石をホットストーン化して使うケアに絞りました。
ベン石と心中覚悟です。
そしてその期待に、ベン石は答えてくれました。




細かいことを言うようですが、
気も不足しているところと過剰なところの二種があります。
ベン石で患部をめちゃくちゃにこすればいいというものではなく、
気を補うようにしたり、気を瀉(外に捨てる)するようにしたり、
気の流れを読み場所により適切な対処法を用いるようにしました。

これができるとプロといわれて信頼されるような成果が出せます。


ベン石温熱器を用いるときに、
2本それを持って気を補ったり瀉したりを使い分けることで、
「圧の無駄打ち」というもったいないことを避けております。


ベン石温熱器を2本使った補瀉.png

・固定側ベン石温熱器を、経絡ラインが動きを止めるように適切な量の力で圧し、動かないように固定します。
・動く側ベン石温熱器は、気が足らなくて増していこうというときは固定側の向きにムーブ(※)をかけ、
            気が過剰であれば固定側から遠ざかる向きにムーブ(※)をかけます。

(※ ムーブとはボウエンテクニックセッションで習った、特別な圧のかけかたのことです。
   通常のこすり方よりも筋膜をリリースする成果が高くなります)

こうすることで経絡線の状態が改善し、気の流れが正常化するよう導いていきます。


posted by スズキ at 13:58| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書籍紹介:『COVIDー19と中医学』

連休は外出自粛中してました。
仕事も自宅ですから、見事に巣籠。


ですが最後の一日のみ書店へ行こうと思い人が少なくなるだろう午後5時に家を出ました。
久々に神保町界隈の書店と神社仏閣巡りです。


コロナウイルス関係の最新本について調べるためです。
コロナウイルスの影響で三省堂書店が午後7時に閉店だそうで、本のチェックは急ぎ足です。
閉店間際ということもあり三省堂書店内のお客様方は想像以上に少なかったですね。



コロナウイルス対策関係で収穫があったとすれば、以下の本。




COVIDー19と中医学 (中医臨床シリーズ)
単行本 – 2020/6/1
日本中医協会 (編さん)

以下が出版社の当該本の紹介ページ。

http://www.chuui.co.jp/book/002908.php

・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・

新型コロナ(COVID-19)に中医学を活用する。


◆本書の紹介◆
COVID-19によって逼迫する日本の医療関係者に向け,
日本にいる中医学専門家14名が編集委員会を組織し,
COVID-19に対する中医学の考え方・方法を網羅的に紹介する。
日本で応用するための代用方剤を併記した「COVID-19の予防・治療方剤一覧」付き。


■本書の内容■
◇ COVID-19の病因・病位・病機を紹介。(辰巳 洋)
◇ COVID-19の臨床分類・症状および診断を「診療GL」にもとづき紹介。(藍澤 宝珠)
◇ COVID-19の予防・治療に用いる方剤を詳解。日本で応用するための代用方剤も提案。(菅 沼栄ほか)
◇ 衛気を中心とした感染症・疫病に対する中医針灸の選穴を提案。(賀 偉)
◇ COVID-19の治療現場で用いられた中医気功法を具体的に紹介。(王 暁東)
◇ 予防に薦める処方・薬膳茶・日常生活での養生法・ツボ養生法などを紹介。(何 仲涛)
◇ 国医大師・路志正先生が提案するCOVID-19の治療方――三路分消飲。(路 京華ほか)

・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・


ページ数64頁 定価:本体1,000円+税
手に取ると薄い本で高い本だと思いつつも、専門性が高く、十分な資料性のある本です。

COVID-19の病因・病位・病機。
複雑だがこの本で一覧したら、
「なるほど!」とうなづけました。

解剖学的に部分を切り取る西洋医学的な診方をしない中医学。

カラダから観る表象を集めて総合し、「証」を立てます。
中医学基礎に基づいた大量のデータ収集をして分析する。
わかってそれを見ると合理的で、目が行き届いています。


一般人の私にも手軽にこのような本が手に入るのは、ありがたいです!








ただ空を観ると上空は不気味な稲光が不連続にフラッシュしています。
買った本が濡れそうで、後日購入としようとあきらめました。  ^-^;


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2020年07月26日

脈診講座:脈を診ることで、どうやって対処法がわかるの?

脈診講座入門編2.png


2020年07月21日
脈を診ることで、五臓六腑の状態を知ることができるの?
http://bodywise-note.seesaa.net/article/476439052.html

で、書きましたが、
私が習った脈診では下記の図のようなチェックをおこないません。

占いのような脈診チェック?.png

たとえば、
クライアントの左手寸口を診たら浮脈・沈脈どちらかの病脈が見えたとします。
上図では左手寸口は『心』に関係し、心の機能に不調があると推測いたします。
これにより見事に心機能の不調を発見するような先生もいます。


ただ中医学を学んできた、私が習った脈診の先生は、
この診断法について触れることはありませんでした。




「それでは脈診してなにがわかるの?」

と突っ込まれそうです。




私も、以前なら、そこを突っ込んでたと思います。

ですが今は、何がわかるか?ということの、わかることの多さを驚嘆します。

ただ困ったことがあります。
陰陽虚実気血津の過多や不足ほかの組み合わせが原因になり現れる脈の状態の多さに、
記憶力が追い付いていきません!


脈診のテキストをつぶさに観て、
自分の脈を厳密にチェック。
その繰り返しから脈診が、役立つと実感できました。



独りで脈診を学ぼうとしていた時のこと。
こまったことがあります。


脈診の本に書かれている病脈の現れ方を表現する文章の文言がピンとこない。
いったいどう状態を言ってるかがわからない。
そこへの不満が満載でした。


それで数冊、脈診の本を並べて同一項目の事項を読むことで、
言い現わしたいおおよそのことを感じ取る。
そんな地道な作業を積んでいくしかありませんでした。


のちに脈診講座で先生からのアドバイスは適切で腑に落ちました。
知られた脈状でさえも判別がつきづらいことはある。
そういう脈状の種類がいくつかある。
それは脈を診るに長けた先生方でも、
同一脈を診ても診断が違ってくることがあるほど。




そして脈診は四診のひとつで、他の診断法との関係上、成り立つものだといいます。
中医学では以下の流れで四つの診断(四診と呼びます)を順繰りに診断をしていくのです。


(1)望診:ぼうしん(顔色・舌の色・肌のつや・肉付きなどを目で見て診察する方法)
(2)聞診:ぶんしん(患者の口臭・体臭・分泌物の臭気をかいだり、音声・呼吸音・腹部の異常音などを聞いたりして診察する方法)、
(3)問診:もんしん
(4)切診:せっしん(脈診・腹診含む接して診察する方法)


脈診をする前に、
先行して「望診・聞診・問診」をすることで、
おおよそのカラダの状態は把握をします。
望診等のひとつの診断法でわかった気になることなく、
3つの診断法を通して現状のカラダの理解を深めます。
この時点で、かなりの肉付けされた層の厚い検査をしています。

その後に「切診」をおこないます。

脈診を含む切診は、望診・聞診・問診の結果を得てから、
その答え合わせとして四診の締めにおこなうのです。


答え合わせですから、すでにどのような脈状が現れるかは、
脈を診る前におおよそのイメージが固まっているのです。
イメージ通りであれば納得してうなづく。
イメージとかけ離れた結果がでていたら、
何らかの見落としやさらに深く突っ込んで確認すべきところがあることをしめし、
改めて四診の初めに戻って検査をします。

そうやって検査の精度を高めていくのです。


それは中医学の本に書かれていましたが、
脈診講座の先生は、新たに別の言葉を足していきました。

脈診をしても類似した脈状のものは、見分けがつかない。
そのようなときは望診・聞診・問診や腹診などで得られた情報を念頭に置くことで判断がつくことがあるといいます。


確かに病脈には28脈、でも類似していてどちらに分類すればいいか迷うものも多く、
それはよほどの優れた脈診をなさる先生たちであったとしても、
複数人が同一の患者様を診て同一の脈診結果が出ないこともあるといいます。

ただし優れた先生方は総合的な見立てがすばらしいため、
同一の脈診結果がそれぞれの先生が出されていなくても、
治療成果が優れていいといいます。



私にははっきりいって自信をもって見分けられる脈が10脈あるかどうかで、
他は判別つけられないのが現状です。

だからこそ望診・聞診・問診や腹診などで点数を稼がなければ。
そのような思いが強くあります。





ちなみに
中医学の脈でわかる診断法は、
項目数が多いのもさることながら、
専門的な医療知識が必要なのです。

脈診のテキストを単に丸暗記するだけでは、
私には理解が浅く使い物とはならないのです。

それで、いまも、地道にお客様の脈を診ながら、
「あの脈状からわかることは?」
を調べることが日課です。


ちなみに、
それでも私がまず丸暗記にチャレンジしたのは




図説 東洋医学<基礎編>

こちらの本の198ページの

脈でわかる診断法
という一ページでした。

基本的な脈の状態が16項目、表になっているものです。

脈診講座の先生は脈理を理解することで、
原因を導き出して病状を理解せよといいうでしょう。
そうすることで応用が効くのです。
脈理がわからずに暗記に頼ると、
臨床ではしょっちゅうテキストに書かれていない事態が起こりえます。
そのようなときのために、そのような脈がなぜ現れたかの理由を知ることが大事です。

中医学の基礎力を持つものが脈理がわかっておれば、
自らそこで起きている状態をよく理解できるのです。
その理解の上に脈状を当てはめればいい。
そうした結論を見いだせる力を養えます。


そこまでいくと有効性の高い脈状ごとの適切な対処法を採用できます。


なので脈理を差っ引いて丸暗記してますといったら、
「おぃおい、鈴木君」といわれるでしょう。 -.-;

非常にふがいないですが。。。

中医学の文章を読んでも、
中医学基礎がないため、
頭の中でイメージが思い浮かべられない。


砂を口に入れてもぐもぐしている感じで、
中医学基礎が身につくまで3年間はかかるといわれています。
すると現状でのお客様の脈診から、もう一歩突っ込んだことまでわかるには、
だいぶ先になるので。

基本、そういうものだと思いつつも、
とりあえず、私が愛読している図説 東洋医学<基礎編>
の『脈でわかる診断法』の16項目くらいは覚えようということでした。


すべての脈診の情報を頭に叩き込むのは無理でも、
頻出するいくつかが、正しく記憶にとどめられて使えるなら役立つだろう、と。



例えば、一番目のひとつだけを取り上げると、
1、脈状: 脈の手ごたえが短い(短脈)
  原因: 陽気不足  
  病名: 頭痛があることをしめす


とだけ書かれています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

丸暗記しようと努力したんですが、記憶にのこらない。

なので、結果として、下に書いたような補足を重ねて、
調べていくうちに、なんとなくイメージが定着してくる。
そのようなことを続けていきます。。。

(中医学等興味ない方には、???という感じでしょう。
 私も理解が不完全で、用語の誤解や誤認も多くて、間違いがあればご指摘ください m__m)


■--------------- 補足 はじめ -----------------■

つまり、「短脈」が現れていて、その「原因」は陽気不足で、<頭痛>となっている。
ということがわかります。


原因が「陽気不足」。
陽気の不足分を補う対処をすれば、効果的な改善が見込まれるだろうということ。

ラフな補足では、
図示すると、陰陽:🔴〇 昨日述べた気という血の配達人の人員不足がたたって、
血の量が充実していたとしても、頭部まで血を十分な量を送り届けられない。
それにより頭痛が起きるのだということでしょう。

なので不足した気を補うための臓器への対応等を図ります。
他にも例えば補気(気を補う)ようにするといいからねと、
漢方薬局などを勧めるなどの手も打てます。



少し専門的な補足では、

「脈状」を補足すれば、
脈診の基本位置の脈管に3本の指を乗せたとき。
脈が短くて、関部では触れるが、寸・尺では触れにくい状態です。
心臓からの輸出が低下しているが、血管壁の弾力性はなお、ある程度保持されており、
血管の拍動が小範囲に限局されながら伝達している状態です。

「原因」は、陽気不足ということで、陽気が気して血脈を鼓励する力が弱いため、短で無力をあらわす。

「病名」でわかるように、このような状態であれば、頭痛になるんですね。

■--------------- 補足 おわり -----------------■


この第一項目よりも、もっと難解なものも含んだ他の15項目を書けば、
だれも読む気が失せるような気がしまして割愛させていただきます。



脈の状態を診て、病の様子を聞くことができれば、原因がわかって対処できます。
そのようなことをご理解いただけましたらと思い、書かせていただきました。
ただし、現状の私ではまだ初学者の域を出ておりませんので、今後もしっかり勉強していきます!

posted by スズキ at 16:48| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画紹介:『美しき緑の星』 

だいぶ前から、
私の知り合いがフランス映画『美しき緑の星(La Belle Verte 199 仏)』を観るよう勧めてくれました。

Nさん、ありがとう!



昨日、ネット検索したら
ニコニコ動画でアップされてました。

ようやく観ました!



美しき緑の星(La Belle Verte 1995 仏)』1h39min 日本語字幕 - ニコニコ動画





内容は・・・。

『 ハリウッドで大ヒットしたコメディ映画「スリーメン & ベビー」の原作者、
 フランス映画界の巨匠コリーヌ・セロー監督が描く、宇宙から見た地球という惑星の世界。

 地球よりも遥かに小さな惑星である美しき緑の星は、豊かな自然に恵まれ、
 人々は自給自足で助け合う循環社会を形成している。
 大都市も身分制度もないユートピアの美しき緑の星の住民にとって、
 貨幣制度や戦争を繰り返す地球という惑星は、極めて原始的な文明レベルにあるだけでなく、
 まるで地獄のような星。
 美しき緑の星には「星外派遣」という任務があり、文明化が遅れている惑星に美しき緑の星の住民が派遣され、
 その星の現状を調査したり、文明の方向性を軌道修正したりする。

 「わたし、行ってみたいわ」 危険な惑星である地球への派遣に、美しき緑の星の住人は誰も手を挙げて行きたがらない中、
 勇気ある主人公ミラ(コリーヌ・セロー)が地球派遣の任務に1人手を挙げる。
  そして、美しき緑の星、宇宙の常識から見た、今の地球は一体どんな視点で見えるのか。 』


単なるコメディ映画の枠を超え長きにわたり人々に見続けられている映画です。

見どころは他にも多く、
考えさせられるシーンも。



他のこちらの映画を評したコメントでは
あまり取り上げられていませんでしたが、
ダンスシーンが、いい!!!

アクロバティックなダンス、
木にぶら下がったブランコに乗って自在な動きを楽しむ。
トランポリンを使ってるのかな、という空中に舞う姿。

カッコイイです。
大きなスクリーンで観たくなりました。



お時間がある方は、ご覧くださいね。
posted by スズキ at 11:55| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月25日

「気と血の関係」について。

「気と血の関係」について。

「血」とは血液のことです。
察しがつきますよね。

ですが「気」のイメージがつかみづらく誤解をしておられる方もいます。
たとえば「”気”は中国気功法の大家が造り出す、ミステリアスな力」と、
勘違いをする人もいます。

もちろん、そのような位置づけで扱おうと考えてはおりません。


「血」は血液のこと。さまざまな組織へ栄養をあたえる物質です。
物質は陰陽の「陰」にあたります。



「気」は、物質代謝作用を起こすエネルギーのことです。物質ではありません。
気は陰陽の「陽」にあたります。



物質である血と、それを運ぶ機能を持つ気の存在の両者が協力し合い、血液の循環が起こる仕組みです。
『気血一致』ともいいます。

気と血がともに充実し、バランスがとれているとき、
理想的な血液の代謝が体内で起こります。


「気」を宅配業者気.png)にたとえ、
「血」を送り物血ボックス.png)にたとえると、わかりやすいでしょう。


すこぶる健康的な状態とは、
気と血がともに過不足なく充実している。

そのような状態を指します。

陰陽が充実してつりあう.png


対して、
気と血のどちらか一方、
または両方が欠けても、
血液循環が滞ることになります。




【 例1 】
「気」が多くても「血」が少なければ、
運び手は多くても運ぶモノが不足します。
結果的に血は滞ります。


陰が不足した場合.png



【 例2 】
「気」が少なくて「血」が多ければ、
血を運ぶための人員不足で血は滞ります。


陽が不足した場合.png



【 例3 】
気と血の両者ともに減少し不足すれば、
血液循環は滞ります。


陰陽ともに減少.png





【 例1 】・【 例2 】・【 例3 】
ともに血液が滞るという同様の結果があらわれてきます。


しかし病状の深刻さについて考察すれば、
違った局面が見えてくるでしょう。

同時に対処の仕方も変わるべきだということも見えてくるはずです。


たとえば、【 例1 】。
『「気」が多くても「血」が少なければ、運び手は多くても運ぶモノが不足します』
という場合には、減少して不足する「血」を補います。

そうすると漢方薬や食による対応の薬膳等による対応も、
「血」の量を増す目的で選択するとよいでしょう。

まさにこのときは良質な食物をいただいて血を増やすことが先決です。
血が足らない方に対して、私が施術をしても、
血が施術で一気に増えるような栄養供給ができるわけではないのです。



たとえば、【 例2 】。
『「気」が少なくて「血」が多ければ、血を運ぶための人員不足で血は滞ります。』
という場合には、減少して不足する「気」を補います。

そうすると漢方薬や食による対応の薬膳等による対応も、
「気」の量を増す目的で選択するとよいでしょう。

気が少ないときには、空気を吸うことで呼吸代謝があげられれば、
気が補えるときもあります。
急激な過度な運動は、かえって気を損傷します。
少し早歩きか自分の心地よいペースで30分程度歩くというのもいいでしょう。

または施術での対処もあるでしょう。
たとえば、
お客様には複雑な話になるため説明しておりませんが、
肝の気を推動させる力を増すようにする意図をもって、
施術をすることで滞った気を送る力を強めるように操作をしています。



そのように「気」と「血」のどちらが不足して血流を阻害する結果に至るかの原因がわかれば、
適切な対応をとりやすくなるでしょう。



そして【 例3 】。
「気と血」の両方が減少して血液を循環させる機能が低下している場合。
病状として回復が困難な状態に移行している時期とみることができます。 
このような状態に気づいたときは、緊急をもって対応をなされたほうがよいでしょう。
かかりつけ医に相談の上、信頼できる病院や鍼灸医院等に足を運ばれることをお勧めいたします。




また、上記の例示はしておりませんが、
気、血のどちらか一方かまたは両方が<過剰>になる場合もあります。

そのときは補うという対処法はいたしません。
過剰となった部位を見つけて、
気血の流通を悪化させてしまうよう堰き止めた部位等の原因部を見つけて取り除き、
血流の流れを取り戻すようにします。
そのような対処を「瀉(シャ)」という言葉で呼びます。

基本、筋膜リリースをおこなうことにより、
気血の流れを促進させる仕組みのベースは、
凝った筋肉等の組織により血管を圧迫して血流をせき止めている場合には大きな変化を感じることとなります。

内科的には気も血も十分な量があるし充実した動きをしようとするが、
それが部分的に動脈管を圧迫されて血管を止血されたため、
止血された部分から内側の血管内は血が滞って溜まっていき、
止血された部分から外側の心臓から遠くなる部分は血の届く量が減少して冷えていく。
そして体温の落ちた組織が体内にできてしまい弱化していくようなケースです。
そういった状態を虚実の実としますが、その不安定な状態が長期にわたれば、
やがては虚実の虚という力を失した状態に移行していくようになり、
状態悪化が進行していくでしょう。



時には補い、時には瀉する。

圧をかけるやり方に、この使い分けの方法があります。
そこを語ると、本一冊の内容量を語る世界ですから割愛します。
ですが、同じようなストロークで圧をかけているように見えても、
ここは「補」のストロークで
こちらは「瀉」のストローク。
などと分けてカラダ内部のエネルギー代謝を整理しているのです。


それはお客様自身のカラダに、
どのような対処をすればよいか書かれています。

カラダのパーツごとに状況を読んで、適切な対処を選択します。
そうして意図的に血の流れを制御することが、
私の意識する筋膜リリースの仕事のなかには入っております。


西洋医的に考察すれば、
物質として認識できる「血液」は語りますが、
「気」という目に見えない機能に名を与えることはありません。
東洋医学では、なぜ、目に見えない気という力作用に着眼したのでしょうか。
そこは中医臓腑学のように中医学の専門的な分野を学ぶときに、
「気と血を分けて正解だ!」と思えてくると思います。




気は、気持ちの問題にも大きくかかわりますから、
気が沈んだり落ち込んだりすれば、気の量は減少します。
結果として血の運搬者が減って血流が滞ります。


ときには空元気でもいいから、
気を強くして前面に威勢よく押し出していきましょう。
その気になって、そうしていただければ、確実に血流は良化していきます。





余談ですが、私が行きつけの神社仏閣等に足を運ぶとき。
神社に訪問をするお参りの人の気の滞りを改善させてくれるようなところもあるのです。

それは神社全体でというよりも、
神社のこの一部の30センチ四方の空間のみからという狭いエリアで、
強く気の代謝を助ける流れを感じるときがあります。

目ざとくそういうところで、気のエネルギーチャージもできるかも?
posted by スズキ at 17:49| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一昨日前、脈診方法の基礎をお伝えしまして

脈診講座入門編2.png


一昨日、
脈診の方法を多少のコツを含めて知り合いにお伝えいたしました。

彼は、アーユルヴェーダに関心がある人です。
アーユルヴェーダ医は「脈診」を重視します。

だから使えるよう役立ててもらえるかと思いまして。


脈診について基本の手ほどきを受けたとしても、
すんなり技術が伝わるわけではないです。
ただわかって実用している人に教えてもらうと、
幾ばくかの気づきがあります。



脈診専門書等で脈診シーンを写真やイラストで見たはずです。
ですが実際に脈をとってみようとすると、勝手が違うのです。

10秒ほど手の脈を診る。

■ 脈位は_?  脈は、皮膚の表面の位置に感じるか、深く沈んだところで感じるか。

■ 脈管の形状(硬さ)は_? 脈管が、ちょうどいい硬さか、柔らかすぎか、硬く緊張しているか。

■ 脈のリズムは_? 脈が速いか遅いか。

■ 脈の太さは_? 太いか細いか。



という情報を丁寧にひとつずつ、チェックしています。
それだけで具体的なコンディションが伝わってきます。

病脈」と呼ばれる正常な脈とは異なる状態を察知することで、
内部で生じる問題が見えてきます。
脈が浮いていて咳をしておれば、
「正気が免疫等を使ってウイルスなどと格闘を繰り広げてる真っ最中だな」
などのような情報を読み取れます。




すごい効率のいい健康状態チェックですよね。



脈診シーン.png




一昨日前のレクチャーでは、
脈位(浮脈・平脈・沈脈)、脈の速さ(数脈・遅脈)、脈の強さ(柔和脈・軟脈・硬脈)について伝えました。


もう少し知りたいといわれたので、
難しいだろうという前置きを述べて、脈の太さ(大脈・細脈)について解説をしました。

だいたいこの4つを正確に診れると、多くの役立つ人体内部の気血等の循環器に対しては優に及ばず、
他広くにも視野を広く観ることができるでしょう。


脈の太さの病脈の(大脈・細脈)は、一般の方には見分けづらいだろうと思います。
脈をとられる人の脈の太さを精度高く推測できたうえで、
脈管の1/16の微差状態を観る必要があるためです。

男性の平均的な成人サイズなら1mm、
女性の平均的な成人サイズなら1mm以下、
もっと小さな小児であれば1mm以下をさらに下回るサイズの状態を診ていきます。
指先の神経に繊細さを身につけてなければ、明瞭な判断はできはしません。
微差を感知できる指ができるよう練習を積まなければわかりません。
練習しようにも、自分のいまの脈の太さをとらえる基準の正誤がわからないのです。
ひとりで練習すると、まったくわからない。。。

そういったところは、脈診講座に通うか、
熟練した人に基準となるサンプルを見分けていただいて腑に落ちることが必要です。
識別基準を得た後から、練習が始まると考えてください。
脈診は施術者の体が精密な検査器具のように育てるにも、
識別基準が不安が差し込まれていては訓練になりません。

脈診を本だけで身につけるのは難しい、という所以です。


ただ脈の太さ以外は、初心者でもセンスがあれば比較的読める人もいます。
なので、解説初めの当初、そちらについての解説にとどめていたわけです。





実践的に脈診を練習するとき、
どのようなことに気を配ればいいでしょうか?




脈診するベタータイムがあります。
それは『 早朝 』です。
外界の影響が少なく人体が安静状態だからです。
この時間帯がいちばん{ 病脈 }の鑑別をおこないやすいのです。

日中の生活時間帯になれば、様々なストレスが心身に及びます。
体内の奥が影響して脈に出るカラダの好不調を訴える声よりも、
今を感じる肉体的・精神的な活動中のストレスが脈に現れます。

私どもが知りたい情報は、
純粋な身体内部でどのような蓄積するダメージがあるかを知ることです。
それ以外の情報を含まない活動前の寝起きの安静したときは
活動ストレスの与える脈への雑音がない。

だからそのときに調べた脈は、純粋な身体奥からの現状をつたえる信頼性高いデータ。
早朝計測時の脈診情報の価値は、何倍にも跳ね上がります。

実際に調べてみたのですが、
私が早朝に脈を診たときの結果と、
日中の活動時に脈を診た結果は一致しません。
微差より大きなストレスが日中の脈状に影響していることがわかります。



ただ早朝から治療院がやっているところも少ない。
だから自分で脈が診れる人は、
早朝に脈診を診て病脈を正確に察知できる人です。


病の初期段階の熱証時期に手を打てるのです。
カラダの回復する力が十分に残っています。

その時期を過ぎて寒証時期に至れば、
回復にたどり着けるかが心配になります。


ここはぜひ、知っておいてほしい点です!!!!!


話が変わりまして、
日中にて、治療院等で脈診を受ける時。

精神的に緊張していてもダメなんです。
可能ならほっとしていただけるように深呼吸をしたり、
呼吸や脈が落ち着くまで時間を空けてみてください。

特に走って施術院へきた直後の脈は、
脈が速まり浮きぎみになり、脈の強さも強く変化するので、
脈が落ち着くまでのインターバルが必要になります。





脈診するときの先生側とクライアント側の姿勢について


クライアントを座位か仰向け寝になってもらいます。
腕は曲げずに伸ばしてください。
心臓の高さで保持できるような台に乗せます。
てのひらを上に向けてください。
私が脈診講座を受けたときには、
脈診用のクッションを置いた台がありました。


この姿勢に対して正確にという意識をむけることは大事です。

手首で測る血圧計でもいえることですが、
心臓のある高さの位置で計測をしてください。
計測時に心臓より低い位置に置けば血圧数値が高めに計測されます。
それにより正確な数値をあらわせません。
脈診でも、同様です。
患者様の心臓の高さで測らなければ、
脈拍は変わらないが脈位、脈圧や脈管の形状などが正確に測ることができません。



脈診の指の置き方

脈診時の指を置く順番.png


最初は(1)手首の橈骨茎状突起内側にある「関部」に中指を軽く橈骨動脈の上に置きます。

次に(2)人差し指を軽く橈骨動脈の上にある「寸口」に置きます。

次に(3)薬指を軽く橈骨動脈の上にある「尺寸」に置きます。




触れた指は伸び切ることはなく、弓のようなカーブを描きます。
接触は、指の腹部分が基本です。


ただ私が脈診講座でやって先生に注意された邪道ですが、
指の爪を深めに切り、
その爪の先の爪の生え際で診ます。
この部分は触覚神経上の感覚が特に鋭敏です。
異常な神経の興奮状態があれば、私はここでその異常を感じ取ります。

感知しづらい脈管を持っておられる方の脈診を探る探索でも、
この部位を使い鋭敏さから多くの情報をキャッチしていきます。

まずは爪先で情報を読み取りづらいなと感じたらつぶさに透視してから、
次に通常の脈取りのときの指の腹で情報を読んでいきます。
邪道ですが、本道を押さえつつ自分なりに工夫することも、
臨床的には必要な場合がでてくることもあると思います。



指の置き方ですが、
三本指を添えた状態をとらないときがあります。
寸関尺の部分ごとの脈の状態をつぶさに観察するときには「単按」といい、
寸を診たいときには人差し指一本のみを当てて、他の指を外して診ていきます。



指を置く間隔は背が高い人は少し広げて、背が低い人は間隔を詰めます。
小児のときはカラダのサイズが小さすぎて三本の指を添えることができません。
そのときは「一指定関法」という脈のとり方で、1本の指だけで脈を取り、
寸関尺の3つに分けません。



※私の脈診講座では、片手ずつ脈を診て、両手を同時に脈診することはありませんでした。
もしかしたら私が、最後まで脈診講座に参加できていなかったため、
終わりごろに実践的にクライアントの両手の脈を両手を使って一挙に診ることもしたのだろうか?
私が知っている漢方医の先生方は、カウンセリングのとき両手で診る、片手で診るを使い分けていました。






座学で学ぶ脈理理論の把握も大事ですが、
それに先行した「脈を診る正確な技術」が身につく実践練習が基本です。

職業ごとに手の使い方が変わります。
脈診講座の先生の指先はソフトで塊がない繊細なもので、
脈を診るに最良の指をお持ちでした。

まさに鋭敏に些細な違いさえも見通す指先に機能特化していそうです。

その指に見入りながら、改めて優れた職人は自身のカラダの手入れをして、
最高な状態で技術を提供できるようになさっておられると感心しました。



中国武術を学ぶときには、本場のすぐれた先生を実際にその目で観て感じる必要があると思います。
脈診の中医学知識や技術が必要な局面では、
それと同様に、必ず優れた先生に診ていただくなど手ほどきをいただくこと。

それが成長のカギだと感じました。


posted by スズキ at 07:11| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月23日

累積疲労、してませんか?

昨日、武蔵小山のブックオフに立ち寄って「累積疲労―心療内科医からの警告」という本をみつけ、手に取りました。

施術系の本ではないという安直な理由で、
購入には至らなかったのですが。

自宅に帰ってから「累積疲労」についてネット検索で調べてみました。
最近ちょっと疲れてて休んでも疲れが抜けないという人は、要チェックでしょう。

日々の睡眠や休息で回復できなくなった過剰疲労は蓄積して、
 カラダのなかの90%を占める毛細血管やリンパ管が詰まる。
 成長ホルモン分泌の減少で、死んだ細胞が体内に蓄積される。
 さらに進行すれば、胃腸の虚弱化、体内酵素活性力減少、脳機能の低下に至ります


というのが「累積疲労」というものだそうです。


元気に日々疲労を解消できる人と、
死んだ細胞が体内蓄積する人との差のイメージを膨らませると。。。

累積疲労.png


のような感じでしょうか。

「カラダの血流等の代謝が滞り毛細血管が詰まる等により、細胞が死ぬ」というのは、
細胞の餓死もありそうですね。
わが身の中で起きていたとすれば、あまりに不憫です。





累積疲労と似た言葉のイメージに慢性疲労があります。
ただ慢性疲労は、現状はどのような原因で起きる症状化が解明されていないそうですが、
累積疲労は違います。

肉体上に起きた疲労も、やがて心理的疲労にまで展開しうつや他の精神的な症状も起こることもありますが、
日々蓄積する疲労原因になる事象を減らせば、やがて改善に向くといいます。






最後に、累積疲労をネット検索すると、
厚生労働省のホームページ
こころの耳 https://kokoro.mhlw.go.jp/
というページがでてきました。

そちらにある「働く人の疲労蓄積セルフチェック」というコンテンツ。
20問の質問に答えて、あなたの傾向を教えてくれる優れものです。
https://kokoro.mhlw.go.jp/fatigue-check/worker.html





私のことですが、
最近、改めて神社仏閣へと足を運ぶような時間を持つようにしています。
木々が生い茂るマイナスイオンがでている場所とかもいいですね。
なにかそれで仕事の生産性が向上するわけではないです。
むしろ汗だくで疲労する時間になります。

ですがステイホームを抜けて気分が入れ替わるだけでも
累積疲労の元本を削って減らせるようです。


自分の気を鎮める場に赴くことも、お勧めです!

posted by スズキ at 13:04| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月22日

『脈診講座入門』脈で触れた血管の感触がぐにゃぐにゃだ!なぜ? 脈の強さと、熱証・寒証。

去年、私が脈診講座を受講していたとき。

講師の先生が私に尋ねました。
「鈴木さんは、なぜ、脈診が必要なの?」



私が筋膜リリースという整体のような施術をしている者だとはお伝えしてました。
鍼灸師や漢方医等の他の脈診を積極的に活用する職業ではないので、不思議に思われたのでしょう。
他の受講生たちは、みな、鍼灸師です。


脈診講座に通うと決めたとき。
オステオパシー等の西洋の筋膜リリース系の文献ばかりを読み漁ると、
骨格筋や骨格、血管やリンパ管、そして神経などに対して専門的な解説がなされています。
その方面の最新情報を得て施術でいかすだけでもかなりの勉強量で、
内臓等の知識はオステオパシー系の内臓マニュピレーションほどで、
内臓部への理解が浅く対処力がないように痛感していた時期でした。

私が脈診講座を受講する前は、
脈診イメージが{脈を診ると内科的な五臓六腑の好調・不調が読めるようになる検査キット}でした。

私の返答は「五臓などの内科的な面をもっと深くとらえて仕事をしたいと思いまして」だと思います。

今考えると、脈診に対しての知悉な認識が丸見えで顔が赤くなります。





脈診講座入門編2.png
■-------------------------------------------■
脈の強さについて
■-------------------------------------------■




私が教えていただいた脈診講座では、{脈位}の次に、
脈の強さ}について、教えていただきました。

{脈の強さ}
柔和脈
軟脈
硬脈



硬脈・柔和脈・軟脈.png

脈の中にある血や津液が過剰・適量・足らないイメージです。
多少ざっくりとイメージが伝えたかったので上図は不適切な印象があるのは否めませんが。
一般の方への理解を進めるためにということで。m__m




脈の強さを教えていただくときに、
脈の見方の基礎を教えていただけたように感じます。


脈診のとき、指の腹が<寸・関・尺>に触れた瞬間、
もし脈管が不明瞭であれば「軟脈」です。
もし脈管の硬さが硬いかどうか判定をして、硬ければ「硬脈」。
さもなくば、「柔和脈」。


この言葉を、何度、先生の口から聞いたことでしょう。

脈を診るときは、押さえ込むようなことはしません。
脈管の管にエッジが感じられるかを感じるのです。


エッジがまるで感じられないようなら軟脈。
そのエッジが硬すぎる塩ビのチューブほどなら硬脈です。
それに当てはまらなければ柔和脈。

つまり、最初の時点で軟脈とわかれば、
他の硬脈・柔和脈の判断はする必要がありません。

脈診は、システマティックなフローチャートが描けているんだと感じ、
内心、びっくりしたことを覚えています。






寒熱の脈の変化について。


脈診では、
「熱証」と呼ばれる虚実の「実」と
「寒証」と呼ばれる虚実の「虚」の両極があります。


たとえば、
【(硬脈)は、血管内部に血液と津液がたくさん存在しすぎた過剰な状態で(熱証)】
【(軟脈)は、血管内部に血液と津液が少なく虚した状態で(寒証)】


のように分けられます。


硬脈・柔和脈・軟脈の変化.png


他にも熱証と寒証としては、

脈位:浮脈は熱証、沈脈は寒証
脈拍:数脈は熱証、遅脈は寒証
強弱:強は熱証、 弱は寒証
大小:大は熱証、 小は寒証
高低:高は熱証、 低は寒証


のように熱証・寒証に分けます。


脈を診るように習慣づけば、
熱証は、まだ元気がある状態で病と闘う気力に満ちているとき。
対して、
寒証は、すでに元気が失われつつある状態で、
それはかつて熱証のとき持ち合わせていた熱が放熱されて、
冷めた状態。

熱証よりも寒証のほうが病脈としては深刻な度合いが増しているといえるのです。

脈を診ることができるようになれば、
脈の変化が< 熱証←正常→寒証 >のどの位置にいるか見分けがつくようになります。




筋膜リリースをするときに感じるのは、
熱証であれば直りはよく、
寒証であれば時間と労力がかかります。



お客様との初見で、またはお客様がお見えになられたときのその日の脈状から、
施術の進行が相応に推測させていただくことができます。


そのおかげで、昨今、見分けがつくようなことが増えました。

多くの脈で調べる項目が寒証に属していたところから抜け、
熱証かまたは正常に移行できたお客様の脈を診て。


「だいぶ、安定してきてますね!」
といえることです。

お客様自身は、カラダがだるい等のつらさを背負って数週間おられるということが、
寒証がさらに悪化したために起きたことであるか、
今までの寒証の位置から変化して状態が改善方向へ向いてきた脈状か。
そこで違いを読み取ることができます。

お客様の言葉通りに、だるくなってカラダの内部の筋膜の癒着がはびこる量が増したなら、
寒証の脈が強まります。
ですが脈を読めばカラダの芯が暖かさを取り戻しだす変化が表れている。

その状態を確認して
「だいぶ、安定してきてますね!」
といえることです。



以前は、私も自信なさげに、
「おそらくそれは、好転反応により代謝ルートがかわってきている過程で、
 カラダに奥まった炎症部位を修復しているんだろうと思います。
 様子を見ていただけませんか?」
という返答になっていたところです。
体内部で起きることを、調べる術がありませんでした。
レントゲン撮影や血液検査等々、なんらできない私では。



それが私が脈診で客観的指標を持つことができたことで、
「着々と沈んだ脈が正常化して、脈拍数も一呼吸に5回でちょうどになったし、などなど。
 だから以前よりも状態がいいですね」と言ってみたい気持ちになります。

施術中、脈を調べた結果からというと、
お客様が私同様に脈診できれば確認をとっていただけますが、
そうではないときには複雑怪奇な脈状の説明をはさんでいくと、
「鈴木さんが、わけわからないことをいいだした???」となるかと。
意味不明なことをいわれるのも、診られるのも、なんだか不安だし、
緊張することです。

だから、ざっくりと「脈診ると、いいかんじです!」というにとどめますが、
体内部での改善変化が起きていることが見えたのは、私には施術プランが明瞭化できて大きい。

それはお客様への施術で、成果が還元されるでしょう。






正直に言えば、いまだに脈診の奥深さやデータ量の多さから、私が十分に使えているとはいえません。


ですが結果的に施術をさせていただく者として、
脈診に縁があったことに、
そして講座を受講させていただいたことに対して感謝いたしております。


脈診講座の先生が、私に「脈診はきみの仕事に役立つの?」という回答に、
「きっと、役立つと思います・・・」
というと、
「だったら、いいんだよ」
と言っていただいたことを思い出します。



今だから言えますが、ホットストーンを使った施術成果の評価は脈を診て状態変化を調べることで、
主観的な気分をはさむことなく、チェックすることができました。
それゆえに寒証化したカラダの状態はホットストーンの心地よい温熱効果による対応が優れている。
そうした実感が持てました。

かつては単純に筋膜がはがれた量が多くなった少なかったという視点が多くを占めていましたが、
別の目で俯瞰して状況を見通せる感じを得られるというのは素晴らしいことです。


posted by スズキ at 17:41| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

健康な人の脈の基準:(平脈)って?  脈診チェックシートをとろう

脈診講座入門編2.png
■-------------------------------------------■
健康な人の正常な脈(平脈)って?
■-------------------------------------------■



脈の位置.jpg


以下の呪文のような四字熟語の羅列。
なんのこっちゃ、と思われそうです。

でもこれが健康な方の脈をあらわすものです。




・-----(平脈の形態)-----・
三部有脈、不遅不数、不浮不沈、不大不小、
従容和緩、柔和有力、節律一致、尺脈有根



三部有脈:脈を診るとき、寸関尺の位置に三本の指を当て、それらのすべての脈がしっかりあること

● 不遅不数:脈が遅すぎず速すぎず。(一呼吸4〜5---1分間 60〜90/分)

● 不浮不沈:脈を診るとき触れた指が、浅くも深くもなく。

● 不大不小:脈管が太すぎも細すぎもしない。

● 従容和緩:ゆったりとして緩和である。

● 柔和有力:柔和な中にも力がある。

● 節律一致:リズムが一定して乱れがない。

● 尺脈有根:尺寸で脈を診たとき強めに押して沈取しても十分に力がある。


自分の脈を診る挑戦をした方には、
いい指標になります。



●指標に基づく脈診シートをつくろう!




脈診項目はチェック項目が多く、
一般的に初学者は脈診用チェックシートを作成してマークしていきます。




{浮・中・沈}をサンプルにして挙げれば、

  5 4 3 2 1
浮| | | | | |沈


のような表を作図して、
脈診でわかった情報を書き記します。

浅くも深くもなくてちょうどいい脈位であったとすれば、
下記のようにマークをつけます。

  5 4 3 2 1
浮| | |◎| | |沈



同様に、他の 「不遅不数」や「不大不小」などの脈診でおこなうチェック項目も作表し記入します。
多少、作表のしかたが項目ごとに工夫が必要かもしれません。
まだブログでは、各脈診項目を説明しきれてないため、
脈位や脈拍のみを付けるだけでもよいでしょう。


またはマークの表示ごとに ◎ 〇 ● × などに意味を付けるなど試行錯誤が必要でしょう。




脈診チェックシートについては、
下記の本が参考になるでしょう。





複数名が脈診でチェックシートを付ければ、
それを互いに見比べ討論します。
脈診講師の正誤指導を受けるときも有効でしょう。


また日々の脈診記録をデータとして見える化できれば、
自身の脈の変遷から平脈を逸脱したときがいつからか、
など貴重な資料が手元に残ります。

その資料の活用法は、
たとえば、病が身の内側へ侵攻するにはどれくらい日数や時間がかかるか、
病理上、わかるものもあるため、
脈状悪化が起きた日がわかることで対処法が定まり適切化できるときもあるようです。







ただ、そこまで専門的な判断はいらないぞ!というときは、
以下の4項目を順序良くチェックすればいいでしょう。


■ 脈位は浅くも深くもなく、

■ 脈拍は速くも遅くもなく(一呼吸4〜5---1分間 60〜90/分)、

■ ゆったりと穏やかで、しかも力強い。

■ さらに、脈拍の律動が規則正しい。
 ※脈が、規則的または不規則に飛ばない状態のこと






他にも正常な脈象(平脈)の特徴をあらわす表現があります。

【  】:脈位は浅くも深くもなく、脈拍は速くも遅くもなく、律動が規則正しい
【  】:ゆったりとしていて、しかも力強い
【  】:尺脈を沈取したとき十分力強い

病変をあらわす脈においても、この特徴が備わっているときは予後がいい。
回復に向かうことをしめしております。





そして、
「平脈」と呼ばれる健康な人の脈であらわれる象徴から外れると、
「病脈」と呼ばれる病変時にみられる脈といいます。





ただ「平脈」から外れたため「病脈」に見えても、
正常範囲の生理的変動内に留まることもあります。

専門的に脈診をなさる方は、これらに配慮しています。

項目的にあげれば、次のように。


(1)季節・気候

(2)地理的環境

(3)性別

(4)年齢

(5)体格

(6)精神情緒

(7)労逸

(8)飲食

(9)特殊な脈

(10)脈の個性



いくつかの項目を解説すると、
性別では、女性は男性より脈が弱くてやや速い傾向があります。
妊娠のときはさらに速まります。
「男左女右」といわれ、男性は陽の左脈が、女性は陰の右脈が、それぞれ強いといわれています。

年齢では、若いほど脈拍は速くなります。
体格では、背が高い人は脈が長く、背が低い人は短くなります。
やせた人は浮脈、肥満した人は沈脈になることが多いでしょう。

激しい運動をしたり長距離歩行では脈は多くなります。
施術始まりで脈診したとき「いつもよりこちらのお客様の脈が速いな」というとき、
急ぎ足でお越しいただいたかどうかを尋ねます。
スポーツマンは、脈が遅くなることがあります。

飲食後は、脈は速まり力強くなります。
空腹時は、脈は緩んで無力になります。

脈の個性では、脈が寸口を通らないで背側を走行する先天的な体質の方がいます。
こちらの方のときは寸口を触れても脈がとれません。
このときは左右の両腕がこのようであるケースと、片腕のみであるときがあり、
後者では寸口の脈が診れたほうを参考にして診れないほうを補います。

posted by スズキ at 11:01| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月21日

脈を診ることで、五臓六腑の状態を知ることができるの?

脈診講座入門編2.png

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脈を診ることで、五臓六腑の状態を知ることができるの?

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私が脈診講座を受講する前日に、以下の関係図を頭にいれようと努めました。

占いのような脈診チェック?.png


右手の「寸・関・尺」はそれぞれ、【 肺・脾・腎 】をあらわします。

左手の「寸・関・尺」はそれぞれ、【 心・肝・腎 】をあらわします。



たとえば、
脈を診て、右手の「寸」に病脈が診られれば、【 肺 】に問題があるのではないか?
という見立てをするわけです。

ちなみに、沈脈であれば、五臓六腑の六腑の部分に問題が移るようにいわれることも。
たとえば、
脈を診て、右手の「寸」に病脈が診られて沈脈なら、【 大腸 】に問題があるのではないか?
という見立てます。



東洋医学では五臓六腑の表裏として
以下のような臓腑の対応があります。

〜〜〜〜〜〜〜〜
(裏)- (表)
---------------------
心  -  小腸
脾  -  胃
肺  -  大腸
腎  -  膀胱
肝  -  胆
〜〜〜〜〜〜〜〜

覚えると役立ちます!
五臓が裏で、六腑が表です。



「なぜ、そのようなことがいえるの?」




そう、思われるのは当然でしょう。
私も、不思議。

以下の図のように、
カラダを上中下に分け、それを脈を診る指の位置に配当させたといいます。


科学的に証明されているわけではないが、
以下のような身体全体と脈診で押さえる部位との関係を持たせて説明されます。

カラダの上中下の3部分を脈で押さえる位置に配当.png


脈診以前は、腕全体で診ていた「腕診」がおこなわれていました。
ですが腕全体を診るのは面倒だから簡素化したいということで、
手首の橈骨動脈を診ると、同様なことがわかるぞ!
と発見した人がいたのですね。
それが脈診へ至る変遷です。




脈を診ることで、五臓六腑の状態を知ることができるの?
の私からの答えは、
できるかもしれませんが、私は使ってませんから、
正直、よくわかりません。



多くの先生方が、実際に脈診で五臓六腑の症状を見立てられております。
それがまさに五臓六腑の状態を言いえていたといることもあります。
それゆえに現在も、おこなわれているのでしょう。

ただ私が習いました脈診講座では、この見立て方はおこないませんでした。
私も、どこまで脈と各臓器との相関が成立するか説明できないため、このチェック法は使いません。 m__m

posted by スズキ at 16:33| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『脈診講座』脈が浮いた感じの高いときと沈んだ時と、どちらが邪気がカラダの芯まで入った状態なの?

施術を受けに来てくれたことがきっかけで、
数カ月に一度、情報交換で互いの近況を外食しつつ話をする方がおります。

いま、カウンセリング技法を習っていて、
その体験をしてみないか?との申し出があり受けました。

数日後に、お会いすることになったのですが、
その際に、カウンセリングの返礼ではありませんが、
私からはカンタンな脈診をレクチャーしようと思いまして。


脈診講座時のノートを見返しているところです。


という話の流れから、
最近はブログ内容を脈診にしているわけです。

本日は『脈位』という、手の橈骨動脈が浮いてるか沈んでるかのお話です。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



脈診講座入門編2.png


脈を診る基準のひとつに『脈位』があります。

『脈位』とは?

橈骨動脈の深さ>のことです。


脈診部分の皮膚から骨まで.png

薄い皮膚から、脂肪層、筋膜層、橈骨動脈という多層化したそれぞれの部位があります。


脈診のとき。

軽く「皮膚のみに触れて」ずらしてみる。
「脂肪層まで至る程度」軽く按じて触れてみる。
さらに深い位置にある「筋膜層まで至る程度」軽く按じて触れてみる。
そしてついに目的の「橈骨動脈」に届くよう按じて触れます。


皮膚のみをずらす、
皮膚と脂肪層をひとまとめにしてずらす、
皮膚と脂肪層と筋膜層をひとまとめにしてずらす、
皮膚と脂肪層と筋膜層と橈骨動脈をとらえてひとまとめにしてずらす。
のです。。


「脈に触れる」とは、多層な組織をはさんでおこなう認識の下でありたい。


脈診前に多層化した皮膚等に触れた部位に意識を通して感覚を鋭敏化させます。
一般的に、いきなり橈骨動脈を触る感覚でとらえるよう指示しますが、
脈診をすぐれてなさる先生方は、
多層状の皮膚・脂肪・筋膜などの層の相を識別なさっておられるようです。
皮膚・脂肪・筋膜の状態からも、貴重な健康状態のチェックがなされているようだと感じました。


脈診するために触れたとき、
たとえば、
「皮膚が委縮して、乾燥しているな」
「脂肪層が厚みが増したな」
「筋膜層が緊張して、動けず縛りがきつくなっているな」

その他、、、などです。

それらの気づきも、一見些細なことで、脈診に関係ないことかもしれません。
ですが鍼灸師の先生方は、それらについても識別なさっておられるようです。


まだ脈診とはなんぞや?と、概要もわからないとき。
そんな最初の段階で、解剖学的な詳細を知ることが学び進める前の障壁になりそうですが、
これを知らずに脈だけを診るのと、これを知って脈を診るのでは、
脈位が浮くよう高まる部分を構成する組織がなんであるかと
脈位が沈むよう沈み込ませる部分を構成する組織がなんであるかの把握にもかかわるでしょう。


指先の鍛え方としては、
ティッシュペーパーを、4枚重ね。
指先で、一番上のペーパーのみをずらす、二番目も含めてずらす、三番目も含めてずらす。
というように力加減を変化させて力を与えることで、
ティッシュの枚数を意図的にずらせるようにします。

これができるようになると、
脈診をするときに役立ちます。
指先を皮膚にだけ影響するよう軽く乗せて、
皮膚をずらします。
ずらしていくと、もうこれ以上はずらせないという制限があらわれます。
それを皮膚をたわませた状態を認識してから脈を診ると、
とても脈の見え方がつかみやすくなります。



健康状態が良好な、陰陽のバランスがとれているとき。
脈位は、一定の中間位にいるのですが、
体調の悪化により、脈が浮いたり沈んだりという「位置の変化」が現れます。


日頃から自身の脈を診るといいと勧められるわけは、
自分の平常時の脈の高さを知ることにあります。


脈診を慣れてくるとわかりますが、
人により体質から「寸」の脈が深い性質で触れられない。
人により体質から「尺」の脈が想像する位置より大幅にずれて見つけ出しづらい。
またはふくよかさが脈を診づらい状態にしていたり、

脈診上の個人差がかなりあるのが現状だということがわかってきます。
(余談ですが、大人の私が大きな指先で子供の脈をみるのは物理的にムリなど。)


平常時に自分の脈を診るといいよというのは、
そのような自身の脈の個体値を理解しておれるということです。


そういった前提が、通常の一般の方が目にする中医学テキストでは、
ページ数の関係上、さっぴいてあります。
ですが臨床をこなす以前に、
自分の脈がとりづらいタイプで橈骨動脈が通る位置の深さが深すぎて触れないような場合。
そういう人もいるんだとわかっていなければ、
その時点で「自分は異常だったんだ!!!」と誤認されかねません。

健康を害しているために脈が見つからない「伏脈」ときもあります。
だが人それぞれ顔が違うように、動脈の通る位置も個性があります。
そこをわかっておかなければ、
一般の方が他者の脈を診たとき「寸口の脈がないから、深刻かも」と言ってしまい、
言われた人がショックを受けることは避けたいでしょう。



平常時の脈位から、
脈が皮膚近くに感じられれば「浮脈」と呼び、
脈が平常時より深く感じれば「沈脈」と呼びます。



浮中沈伏.png


【浮脈】は、
気や血の流れが体の表面に集まっていることを示唆している。
体の表面で病気の原因となる外邪と闘っている場合や、暑い時などに現れる。


【沈脈】は、
気や血の流れが体の深い部分に集まっていることを示唆している。
体の内側で病気と闘っている時や妊娠時や月経前、食後、睡眠中などに現れる。


など、ざっくりしたイメージでとらえていただければよいでしょう。

一般的な状態としてみれば、
浮脈は、病がまだ皮膚近くの体表にあって、カラダの内部にまでは至っていない病気の初期段階:。(太陽病)
沈脈は、病がすでにカラダの内部に入り込んで、闘っている状態を示します。(「病が裏に入った」ともいう)

カラダの外層という、お城で言えば城のお堀の外壁での攻防が浮脈だとすると
カラダの芯という、お城で言えば本丸御殿にまで敵が攻め入っている状態が沈脈です。


中脈(正常で邪気はない)は問題ない状態です。

中脈のバランスが崩れたとき、
浮脈からやがて沈脈に至る順序で邪気がカラダに入り込んだ位置を示すのです。






※ 『沈脈』になっておられる方々を、別の面で考察すると。
   私がチェックした方の多くに「深層筋の筋膜の癒着」が感じ取れました。
   
   血液の流れがぎこちなく渋っている脈を『渋脈』といい、
   この場合は、お血があったり、
   寒邪のために血滞があると考えられます。
   この『渋脈』が診られるときは、

   深層筋の筋膜部の癒着をリリースするのは、
   経験上、困難な状態となるようです。

   脈を診ることでどの部位の筋膜の癒着があるかの特定は難しいが、
   カラダの全体的に問題が入り込んでいると推測がつくようになりました。

   これは大きな気づきとなりました。
   



posted by スズキ at 11:20| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

血圧計でわかる『脈圧』と、中医学が指す『脈圧』の違いとは?

■ 血圧計で、血圧を測ったことはありますか?

血圧の上下と脈拍数が表示されます。
上の血圧は「収縮期血圧」といい、心臓が収縮したときの血圧です。
下の血圧は「拡張期血圧」といい、心臓が拡張したときの血圧です。

心臓が拡張収縮することで、血液を全身へ送っているのです。

血圧の正常値は、一般的に最高血圧が140mmHg以下、最低血圧が90mmHg以下とされます。
それ以外の数値は「低血圧」と「高血圧」といいます。
正常血圧と高血圧の間を「境界域高血圧」と分けられます。



血圧の上下の差のことを「脈圧」といいます。
脈圧から血管の状態を知ることができます


適正な脈圧の差は40〜50mmHgです。
血圧上下の差が大きいということは、
血圧の上下のうちどちらか、もしくはその両方が平常時とは違う働きをしている可能性があります。


これが一般的に言われている『脈圧』です。

血圧計で脈圧チェックすると脈管の状態がわかる.jpg

血圧計で、先ほど私の血圧を計測してみました。
ちょっと体がだるいから異常かもとおそるおそる計測しましたが、

上が 126 で、下が 77 でした。

すると「脈圧」は 126−77 = 49 になります。

なので40〜50mmHgの間に収まっています。

ほっとしました。 


ここまでが西洋医の言う指標としての脈圧です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


中医学にも脈診に『脈圧』があります。

ただ西洋医の『脈圧』とは概念上の違いがあります。

脈を診るときに、
橈骨動脈のなかを流れる血管内の正気をチェックします。

(※ 正気=天地人に存在する正しい気。 「邪気」と対になることも)

指先の感覚のみに頼るしかない数値にはあらわれない橈骨動脈内部の現状を見ていくのです。

脈の位置.jpg


橈骨動脈の脈管に触れ、脈を診るときに指先につたえられる情報のひとつとして、

・【平脈】 脈管が硬すぎず、さりとて軟らかすぎない状態
・【実脈】 正気が過剰にあるため脈管がパンパン
・【虚脈】 正気が虚損( 気力や体力がだんだんと弱くなっていくこと。活力がなくなっていること)しており血管がスカスカ


の3つのうち、
どれに当てはまるかを読み取ります。


中医学脈圧.png

【平脈】と呼ばれる適度な硬さと軟らかさの『バランスがとれた状態』が理想です。

バランスの取れた感覚という状態を、
言葉で伝えることが難しいものです。

脈診講座に通う前の私は、3冊ほど脈診の本を買いあさってみましたが、
結果、指先で感じるバランスと乗れた感覚という状態を感じているのかどうか。
そこまでは本に掲載してある比喩表現等で読み取ろうとしてもわかりませんでした。

ですから、硬軟の基準を知るには実際に脈診ができる人に手ほどきを受けて、
「この状態は、平脈だよ」とか
「これは正気が弱って気血が足らないから、虚脈だね」など、
実地で事例を具体的に触りながら理解するしかないと感じました。




たとえば、
ちょっと触っただけでは「実脈」のような脈管の太さを感じられても、
脈管を押し込んだら血管の内部が血や津液が足らず「スカスカ」で「実脈とは言えない」こともあります。

この場合は私でも、どうにか触ればわかりますが。。。
さらに見分ける難易度の高いものも多数、あります。。





脈の断面が太ければ『大脈』とされ、そこから細分化して識別するのは難易度が高いです。
・正気が充実
・熱が過剰(実熱)(洪脈)
・気が不足して(気虚・気脱)脈が一定の太さに収められないためにか膨張する脈もある(孔脈・散脈)←スカスカは駄目なんだね!


脈の断面が細ければ『細脈』とされ、そこから細分化して識別するのは難易度が高いです。
・血が不足している(血虚)
・血も気も不足している(気血両虚)
・湿が多く(湿滞)血液量が圧迫されて減っている脈(濡脈)



などと脈診で脈に触れても、
これはどのような脈と分類されればよいか、
脈を診てもわからないことも多々あります。

脈診力の優れた一部の先生は判別できるのかもしれませんが、たいていは至難の業。

だから問診、舌診、腹診、その他いくつもの診断基準となるものを中医学では用意してあり、
同時に他の診断法で診ていくことで、
「この脈は、〜脈だ」とわかることがあります。

他の診断法が補完があって脈診結果が導き出せることも多いのです。





もうちょっとだけざっくりとした簡易な診方をするとなれば、、、。

たとえば、脈拍を脈診で感じ取り、
その陰陽の特徴を読むだけでもいいでしょう。


陰陽の陰:一般に引っ込む感じのもの、ひっそりしたもの、遅いもの
陰陽の陽:一般に押し出る感じのもの、動くもの、速いもの


のような印象に分かれます。


まずは自分の脈を取りながら、
自分の脈拍から「陰か、陽か。またはちょうどいいか」を感じ取りましょう。

脈拍が、90回以上の場合、数脈(さくみゃく)といい、陰陽のうちの陽です。
脈拍が、50回以下の場合、遅脈(ちみゃく)といい、陰陽のうちの陰です。

それは時計を見ながら脈拍数を計測すればわかります。

ですが他は、触った際の感触が頼りです。
脈拍を診るときに脈を触った瞬間に引っ込んだ感じか押し出される感じか、
またはひっそりと動きの少なさを感じるか行動的に動くものか。

それらは「ファーストコンタクト」で、慣れれば感知できてきます。

おそらくは数名の脈診の先生がいたら、同じ結果を告げるでしょう。


ただこのような場面でも脈診講座の先生の手ほどきがなければ私にはその基準が立たずに、
いつまでたっても診断と呼べるような使い勝手の良さは感じられませんでした。

だから目の前に、中国に本場中医学を学ぶために留学された先生がおられて、
その手つきやしぐさを見せていただき、
私たち受講生の脈診結果の正誤をつたえていただくトレーニングを受けさせていただけたのは貴重な体験でした。


おかげさまで、
陰陽という「ネガティブな」とか「ポジティブな」という印象が触れてすぐ見えてきます。



人間の手先の感覚は、鋭敏な検査器具以上の働きをすると工場の熟練工の様子を見ると疑うことはありません。

元来、人間には鋭敏に状態を感じ分ける力が備わっており、
必要に応じてそれが発揮されるということなのでしょう。




脈診も、それと違いません。




  私は過半数を受講後、仕事の都合により中途で講座を辞めております。後日、機会を見て再受講する予定です。
  脈診講座は、中医学をすでに学んだ方々の受講がほとんどで、正直に言うと私には追い付いていくのがやっとです。
  丁寧な講習ですがレベルが徐々に格段に上がっていく感じで、難易度は、かなり高いと思います。
  中医学の基本全般が理解がなければちんぷんかんぷんで、絶望的。歯ごたえがありすぎです。

  でも、少しずつでもわかりだすと、人体の見え方や見える視野が変わるというのは本当です。
  わかりだすまで、愚直な勉強を頑張れる人じゃないと。
  中医学は身にならないと、痛感しました。
  恥ずかしながら、私は、いまだに身になるには至っておりません。

  ですがこれからも、また時間を見つけて中医学の基礎を学ぶ勉強をし続けます。



  脈診を専門的に学んで、施術に活かすというまではしなくてもよい方の場合は、
  ここまで細部にこだわらず、日々、自分の脈を診る習慣をもっていただくのが何よりです。

  たとえば、

  ・脈が浮いてるか沈んでるか、

  ・脈管の形状が硬軟いずれにあるか、

  ・脈拍のテンポはどうか、

  ・脈の強弱はどうか。


  この4つを注視して微差を読み取れるようになるだけで、
  中医学的な視野に立った身体内部の内科的な情報をキャッチできるでしょう。

  日頃のセルフチェックの一助となります。
  そして私どもに、いつもの脈状が変化した要項をお伝えいただければ、
  体の中でどのようなことが進んでいるかを理解する助けになります。
  するとケアするべき場所の焦点を絞ることができて施術の精度もあがります。


  なので脈を診て4つの状態を感じ分けられるようなトレーニングコース。
  これはまじめにできないものかと、考えているところです。

posted by スズキ at 20:18| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『どんなときも、自分の機嫌は自分で上げよう。』

☆ 今回のブログ内容は、施術やカラダ関係のことではありません ☆ m__m;





みなさま、お元気でしょうか。
今日は暑いですね!

昨日、日が暮れかけて池上本門寺まで5〜6キロ、散歩しました。
ようやく待ちに待ったセミが、徐々に鳴き始めました。
直に、梅雨が明けます。


散歩の帰り。
旗の台の飲み屋街を素通りすると、
密閉を避けるため店のドアが開いています。
楽しそうにマスクなしで大声で陽気に語る人たちで満席です。

その陽気な会話が怖ろしいものに感じさせられる。
清潔すぎる潔癖症が普通化されることが、
感染予防行動になるんですね。。。






移動自粛後に、新規感染者が一か月前の10倍。
感染経路が不明な方が増えるような質の悪い、第二波が来ました。


「飛沫感染がない」といってたのは誰だ?!
それはもう過去の話です。


先行きのわからない感染の広がりは、
心理的な負担を増すばかりでしょう。





そんなときにこそ、思い出す教訓があります。


多数の本も出版なさっておられる斎藤一人さん。
その音源は、YouTubeに数多くアップされています。

去年の1月頃。
母の介護中、母とともに斎藤一人さんの音源を、喜んで聞いていました。
「私が思っている通りのことよ、まさはる、よく聞いておきなさい!」
母が深く神妙にうなづいていた音源があります。


【斎藤一人】「宇宙のちからを巧く使う人間は何をやっても成功する」(22.57分)

あまりに母が感じ入っていたようですから、
音源をmp3に変換しダウンロードしました。
残念ながら、いまはネット上にはないようです。





講演テーマは、
「上機嫌で生きるのが周囲へのサービス、自己の徳にもなるし、そうし続けるのが修行なんだよ」です。



『人間は「不幸なこと」を考えるようにできています。



 不幸は感情です。
 不幸は沸き上がるものです。


 人が「不安」や「不幸」を感じるのは、< 本能 >です。
 万が一のときを考えて緊急に備えるために、不安感を持つのです。



 冬が来ると食べ物が乏しくなるから貯めなくては、とか。。。
 それにより生き延びられたから自然なことです。

   (私談 指をナイフで切って怪我をしたとき、「痛み」を感じます。
       痛みの苦痛から不安感を与え、不安が早急に対応をさせるきっかけとなる仕組みですね)



 不安や不幸を感じる人が隣にいると、<伝染>するのです。


 「不安感は伝染します」

 不安感の伝染は、お心当たり、ありませんか?

 人は社会的な動物で、不安感ある人がそばにいれば安心できなくなります。
 これもまた人のもつ本能のひとつ。

 機嫌の悪い人がいたら周りが迷惑します。
 同様に「不安感」を振りまく人がいたら迷惑するのです。





 それに対し「しあわせ」は意思です。




 ご飯を食べるときも、何も感じずに食べればただの白米。
 「ほんと、おいしいね〜このご飯は!」と上機嫌でいえば、
 それがしあわせに変わるんです。


   感謝だったり、
     感動だったり。

 意思で上機嫌になる言葉を添えて、
   しあわせな笑顔をになりなさい。


 自分で自分の機嫌を取りなさい。

 他人に自分の機嫌を取らせるんじゃ、ダメだよ。

 自分で自分の機嫌を取りなさい。

 しあわせで上機嫌な姿を周りの人に見せること。
 それがいちばんの修行だよ。』




上記が斎藤一人さんのメッセージ。

  自分で自分の機嫌をとる人の所には人が集まる。
  奇跡が起こるんだよとも、一人さんはいってました。

  その言葉に母がうなづきつつ、私をちらりと見ました。


  その後の母は、自ら手本をみせてくれました。
  他界する数分前までも、
  介護に来てくれた初見の女性に手を合わせて、
  感謝の感情をつたえていました。
  入浴介助をしてくれた女性の手を握って
  必死にジェスチャーで「ありがとう」。

  上機嫌を貫き通しました。
  強烈なモルヒネで痛み止めが使われて、
  声も出ないし意識がないはずですが。

  今まで人に接していたままのことだから、
  それが自然にできてしまうんでしょう。




話を戻しますね。

ひと月前に感染者数が減ってきて安心したのちの急拡大。
そんな不安のなかだから。




「不安」は<慎重な生活>に活かして対応しましょう。


近い将来の予測がつかない不安。
それに押しつぶされているとき。

そんなとき、自分で自分の機嫌を取るんです。
それが命がけで一生を貫いて取り組むべき修行ですと、
母が伝えようとしてくれたから。
私は、特に肝に銘じなければと感じています。






たとえ現状の生活状況で、
「政府が割引していただいても、旅行している場合じゃないよ・・・」というときでも。



東京は「Go To Travelキャンペーン」対象から外されました。

ですがひと月ほどの時間をかけて、
今まで私が考えた施術のノウハウをデスクワークで設計図を書き下したら。

伊豆七島のひとつ「式根島」に、しばらくの間でかけようと思います。

今年の2月くらいに、竹芝桟橋に車ででかけたリアルな夢を見ました。
伊豆七島のどちらかに訪れることになると感じたのですが、
具体的にどの島に行けばいいかがわかりませんでした。

それが先日、お客様の会話で「式根島にいこう!」と腑に落ちました。
(S様、ありがとうございます。m__m)



このようなときに、式根島への旅行を馬の首の前にニンジンをつるして、ご褒美にできる。


ひとり気ままに自然を楽しもう!

それができることが、
本当にありがたいです。
posted by スズキ at 14:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私がお世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生の第5弾!!と第6弾!!「忙しい人のためのフェルデンクライス 楽に椅子に座って立つ 」(YouTubeにて)

お世話になっているフェルデンクライス・メソッドの先生が、
新たに2本、ATMセッションをYouTubeにアップしてくれました。


フェルデンクライス下町 東京
https://www.facebook.com/Feldenkrais.shitamachi/


私の仕事は施術一辺倒ですが、こちらの先生。
多様で多彩な活躍をしておられます。

いまのコロナでフェルデンクライス・メソッドのFIやATMを
直接指導できないところを埋める意味も含め、多忙な時間を割いてATMセッションをアップしてくれました。

感謝です!

一本の映像を企画して制作するのも、
徐々にフェルデンクライス・メソッドのATMセッションをYouTubeにする回数を重ねて、
やり方がわかってスムースになってこられたでしょう。
ですが少なく見積もっても半日はかかりますし、
レッスンテーマ決めから時間をカウントすれば。。。

頭が下がります。


セッションのコンテンツテーマは、
東京在住の私たちは{ ステイホーム & 在宅勤務 } の続く今。

座るときの骨盤のあり方、肩のあり方。
センスがそこに現れます。


注意を払いたいですね。



動きの質の向上を妨げる最大の要因は、
パターン化した姿勢や動作の繰り返しにより、
新たな改善の糸口を見いだせなくなることです。

座る姿勢で動きを伴った観察をうながし、
自身に合った座り方を見つけ出してください! ^-^





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https://youtu.be/bBvOHruYHls
忙しい人のためのフェルデンクライス(約22分)その2 楽に椅子に座って立つ 5





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https://youtu.be/bWH2Z1gy7oc
忙しい人のためのフェルデンクライス(約32分)その3 楽に椅子に座って立つ 6


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posted by スズキ at 10:29| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月19日

スモールサイズのベン石温熱器を買ってみようか?という一般のお客様。希少なものですから、手に入りやすい時期に、ぜひ。

私のブログをお読みいただき、
スモールサイズのベン石温熱器を購入希望の方がいるとお話を耳にしました。


治療院様では私の知っている先生が3名〜5名、
もうベン石温熱器を買って自己用に使って慣らしているようです。
またはすでに施術の場で使い始めておられるかもしれません。

やはり私と同業者の方が、圧倒的に興味を持たれて実際購入して研究に取り組んでおられますね。


「スモールサイズのベン石温熱器を買ってみようか?」という一般のお客様は、
実は私が知る上では、1名様のみでした。


そのような状況でスモールサイズのベン石温熱器を一般のお客様が購入希望のようだとお話を耳にしたのです。



スモールサイズのベン石温熱器 詳細.jpg


スモールサイズのベン石温熱器4つ.jpg



小回りがいいため首筋やフェイスライン、アゴ回りや頭皮部分、こめかみなどのフェイシャル用に最適です。
それだけではなく肘や膝や指、鎖骨などの関節や、
または効果的な経穴刺激用にピンポイントでもちいるのもいいでしょう。
ホットストーン化したベン石の遠赤外線効果力が強く作用して、
皮膚のしみや粗くなったところなどが改善して再生されやすくなります。
本機はアンチエイジング効果に群を抜く効果があるため
中国本土のみならずアメリカやフランス等でビアンストーンという呼び名で
アクティブな美容道具として人気になっています。




ベン石温熱器は、ヘッドの部分が【 ベン石 】です。

ベン石とは?
『ベン石』は、花言葉ならぬ、石言葉では「富」「愛情」「健康」の象徴です。

元気を取り戻し長く健康を維持して長寿をかなえるお守りのベン石。
古代中国で書かれた医療書、黄帝内経にもべんせきをもちいるよう書かれており、
科学的な成分分析や人体に与えうる効果の検証がなされております。
ネット上で検索していただければ、遠赤外線効果以外にも皮膚にこすれたときの超音波の効果により神経系を落ち着け、
人体に含まれる同質で相性のいい微量元素がマッサージの際によい影響をもたらすといわれています。

ベン石のなかでも特に上質のものを使ったときの筋膜部のゆるみはすばらしい。
その上質なベン石は【泗濱浮石(しひんふせき)】と呼ばれます。
そのすばらしい上質なベン石が上記の機種では使われている証明として鑑定書が入れられています。
鑑定書がないベン石は、多くは上質といってもそれほどではないものが多量に商店に出回っている。
またはベン石ではない別の素材であったりという、偽物が多い。
それが中国のルール。

だから泗濱浮石の原石を持っている会社が作った製品で鑑定書を付けているというのは、
この製品は信頼できるお墨付きのようなもので、
中国本国のプロの整体院等で用いられております。

私も多数のベン石温熱器を使うことでプロ仕様だとほれ込んでいます。
私の知り合いの施術院を経営している先生も、取り入れだしています。^-^


同種の天然石を使ったマッサージ用の電熱加熱するマッサージ機と比べると、
邪気をぬぐう力は群を抜いています。


施術関係の仕事をしておられない方も、
その恩恵を受け取ってほしいですよね。





ベン石のマッサージ用具としてのポテンシャルを感じただけではなく、
ベン石の希少性の高さから魅かれる人もいます。

かつての古代中国で、一度、ベン石は限られた中国の産地でのみ採掘されるもので、
産地で原石が枯渇してベン石使用が途絶えたという過去があります。
それが今世紀になって改めて別のベン石産地が見つかり採掘されて利用が進んでいますが、
いつ枯渇するかわかりません。


希少価値のありすぎパワーストーンなベン石を使った機器です。
安くない製品ですが、
自身のセルフケア用に手に入れて活用なさるのはいいでしょう!





もちろん用具を手に入れただけで施術家のプロと同様なことができるわけではありません。

それは素朴な「鉛筆」で、
さらさらとスケッチをしたパブロ・ピカソのデッサンと、
必死にスケッチをしてもうまく描けない素人には差が出るのと同じことです。

ピカソがセンスのいいデッサン画を描いたときに脇でその様子を見ていたら、
彼の持つ鉛筆は欲しくなります。

魔法の力が鉛筆に宿っているんじゃないかと思えてしまいますので。
「ぜひ、売ってください!」といいたくなります。

でも、その鉛筆はただの鉛筆でしかありません。
その鉛筆で描いてみても、いつも通りの画力でしかありません。



でもベン石温熱器を使えば、他の私が買い集めてさんざん比較した同種同型のマッサージ器具よりも、
素人でも凝りがリリースしやすいですね。

だからこそ中国の整体院も取り入れているようなプロ仕様なんでしょう。



最後に。

私の施術にお通いの方で、
ベン石温熱器を手に入れた方がおられれば、
扱うノウハウを実地でお伝えします。

私のわかる範囲で、ご質問にもお答えします。

そうやって買ったときのとっかかりが印象に強く残ると、

その後も使い勝手がいいまま愛用できると思いますよ。

ぜひ、そのようなときは気軽にお声がけください!!




posted by スズキ at 14:12| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホットストーン<敷石>はリラックス効果を高めることで筋弛緩をかなえて施術を進めてくれます。敷石が熱すぎと感じたら、気兼ねなく教えてください ^−^

昨日のお客様との施術前の会話です。


施術を受けるときの最初。


ベッドと背中の間に設置するホットストーンを<敷石>と呼ぶ石の上に、
仰向けに寝ていただくことが多いのです。


ホットストーンを背中に当たるよう7個〜10個ほど設置します。
その上に仰向けになっていただきます。
手のひらを広げたほどの大きさをもつホットストーンで、
2センチほどの厚みあるものをベースに起立筋に玄武岩のホットストーンを当てます。
あとは左右の肩甲骨にあてるクールストーンにも使える白色のホットストーン。
これは厚みが少し薄くなることで、肩甲骨の出っ張りへ違和感を与えることなく菱形筋部位の凝りの不快さを取り除き呼吸を深めます。
最後に仙骨に三日月型のネフライトのホットストーン。
ネフライトが、神経トラブルをよく改善する力がある石で、ここに置くと脊椎全体が大幅に整います。





お客様に、
「この部分にきっちり乗っかれるように、ベッドに仰向けにねてください!
 微調整をしながらお願いします!」


そして、うまく仰向け寝になられたときに、

「もし、熱すぎたら教えてくださいね」という言葉かけをさせていたいております。




一般的にホットストーンの温度設定は「50度〜60度」です。
石を温度調整機能付きで湯煎するストーンウォーマーという専用器具を用いて、
ホットストーンの石の温度設定は、「50度〜60度」に温めます。
そしてタオルを2重にして背中に当たらないようにします。
お客様はTシャツや薄めのトレーナーなどを着ておられるので、
それらを考えて熱さチェックをしてからお客様には敷石の上に寝ていただきます。
熱さ調整は、
熱さが強いとき、敷石ホットストーンの上に、タオルを追加して重ね置きをします。




熱さを感じる感覚は皮膚の厚さ等に関係して、人それぞれです。
一様ではありません。

それで熱さをお客様ご自身に熱さを伺うようにしているのです。
なので、確認のため、「熱すぎたら教えてください」と声がけをするようにしています。



ですが「・・・熱くても耐えていたほうが、効果があるはずだろう」
そのように考えて、前回の施術のときは耐えられていたそうです。


それにより背中の皮膚がむけて痛みがでて、引くまでが大変だったといいます。
私の配慮不足もあり、大変、申し訳ないことをいたしました。




話をよく聞かせていただきますと、
あっちっち療法として三井温熱療法をご存知で、
熱い裁縫こてを当てて治療する方法をなさったことがあるそうです。

私も三井温熱療法を存じ上げておりますので、
患部の冷えた部分に電気こてのこて先が当たると、
驚くような熱さを感じるのですが、そうやって患部を刺激することで治すコンセプト。

そうすると「熱さに耐えて効果をアップさせたほうがいい」そのような気持ちになりそうです。
私も、熱さと戦おうと考えてしまうかもしれません。。。
なので、ものすごく、気持ちがよくわかります。



お客様の話をお伺いして、
納得したと同時に「熱かったら教えてくださいね」という確認の言葉かけを、
よりしっかりお客様からのフィードバックをもとめるべきと感じました。






皮膚の薄い人は、敷石が一般的な50度設定でも、
当てた部分の皮膚が薄く背中の皮がむけやすいです。
生理的現象です。

日焼けしやすい体質かどうか等にも通じるようです。
そこは各人の体の個体差があります。


背の皮膚がむけるような熱さならば、ご本人はつらい熱さを感じる場合がほとんどです。


私の考えとしては、
事故や怪我のないセーフティゾーン以内で、対応したいと考えています。


特に「背中の敷石からの温熱持続効果の場合には」熱さが適温がよいと考えています。



7〜10個もの多量の熱をもったホットストーンを効果的に設置して、
冷めた筋に与えて一定時間を過ごしていただく。
それは5分未満ホットストーンを当てるときは、熱の通りから熱さが高くなければ内部の状態をリリースできません。
ですが5分以上、そしてそれは30分や60分以上もの時間当てることですから、短時間に高い熱量を与えて加熱するのではなく、
長時間にわたり遠赤外線効果で加温させます。

前者の『5分未満で高温度をあたえる』ならば、<交感神経が優位の興奮>となります。
そうやって心拍数をあげて代謝を促進させる方法もあります。

後者の『5分以上の本人が気持ちいい、心地いい、ほっとするという適温をあたえる』ならば、
<副交感神経が優位となりリラックス>します。

そうやって心拍数をゆっくりと打たせつつ、
全身の筋弛緩をさせることで血を末端まで届かせることができるようになります。


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■ ホットストーンを使用5分未満の効用


末梢の血管が拡張し始める

筋肉が弛緩

心身が刺激活性化


■ ホットストーンを使用5分以上の効用


副交感神経が活性化し深いリラクゼーションを誘う

代謝が高まる

老廃物の排出

呼吸をゆっくりにする

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私が敷石で意図しているところは、後者の効果です。
脊柱起立筋の深部まで長時間にわたって熱を送り届かせることができたほうが改善状態は増します。



<敷石>は心地よい温度で十分な成果がでています。
それは熱量を高めた多量のホットストーンにより、
兪穴という治療穴にフィットさせて熱を送り続けているからです。

特に仰向けに寝ていただくときにベッドと背中の間に設置するホットストーンの敷石の温度は、
思いやりのある温度で副交感神経を優位にさせたほうが効果がでるものです。

快適に施術をお受けいただきましたほうが、敷石の目的は達せられます。




なので、もし自分には熱すぎる感じがするなと感じたら、
たとえば、
ちょっと熱いな・・・と感じたら
「背中のここの部分の石が熱いから、もうちょっと調整していただけますか?」
と気軽にご要望をお伝えください。

いつでも温度調整するよう温度調整用タオルを用意しています。

どうぞお気兼ねなく、いつのタイミングでもOKですからおっしゃってください!m__m

posted by スズキ at 12:33| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

筋膜リリースで、腰痛は改善するの?それには骨盤をゆがめる大腿四頭筋を解くことが大事です!

私の骨盤がゆがんだワケは?


質問をいただきました。

「腰痛は筋膜リリースで、どうにかなるの?」

腰痛原因ごとに対処法が違います。

たとえば
腰痛原因が、筋疲労の蓄積なら対応した筋膜リリースで、
痛みの軽減や、場合により継続的な改善も期待できます。

ですが、
内臓にダメージが起きても腰痛になるのです。
それにより内臓反射による痛みがでたとしたら、
その場合は筋膜リリースでの対象とするのは難しい。


腰痛に至る過程も含めて状態を知るのが先に立つ話です。

なのでケースバイケースですから。
どうにかなるかは、性急にできるとはいいがたいのです。

まずは、状態の軽重により、重症度が高ければまずは病院へ。
その後、セカンドオピニオン的に施術を受けていただくことがベストでしょう。
または、症状が軽〜中度なら、施術院での筋膜リリースで。
ただ病院は保険適用できるのですが施術院は保険適用外で、
費用が高く感じることもあるでしょう。
施術院に通うなら、もとを取れるよう積極的に先生を活用してください。 ^−^




あなたは「腰痛は骨盤のずれから起こる!」という話を聞いたことがあるでしょうか?

「なんで、ずれるの?私の骨盤が・・・」

疑問、持ちませんか?


私のブログでも、何度がご説明しておりますが、
絵付でわかりやすさをアップさせますので、
お付き合いください。


骨盤がパワフルにずれるのは、単純です。
「骨盤に付着点を持つ筋肉」が筋収縮著しくなって弛緩できないからずれっぱなしになるんです。



筋肉量が半端ない部分は「脚部」です。
身体を立てて姿勢を維持させ、歩き、走りという移動や姿勢維持の要が脚部の筋群です。
一般的な健康状態の脚部の筋が発達した方であれば、体重の半分のウエイトがあります。
筋断面も体幹の筋以上に太さをもちます。

だからそれは脚部の筋肉ですね。

その脚部の筋が左右不均衡になったり、
過緊張になって緩まない状態になれば、
それが骨盤に付着点を持つならば骨盤のゆがみへと移行するわけです。


ではパワフルに骨盤をずらせる脚部筋肉は?


骨盤の上前腸骨棘に付着部を持つ、大腿直筋を含む「大腿四頭筋」です。

以下の4本の筋肉の総称が「大腿四頭筋」です。

・大腿直筋
・内側広筋
・中間広筋
・外側広筋


脚部断面図.jpg


下図を見てください。
もっとも速攻で反応しやすい大腿直筋を例示して示してあります。


大腿直筋は骨盤をゆがませる筋.jpg



「ん?

 でも、普通、歩くときとか、立つときとか、この部分使うんじゃないの?」




もちろん、大腿四頭筋は脚部の筋肉です。
足を動かすために使われます。
ただ「脛骨と腸骨に付着点」がある。



腸骨の前方に付着している。

ここが、トラブルメーカーとして機能してしまう要因なんです。


腸骨の前方の突端部分、上前腸骨棘に付着しているため、
大腿直筋が収縮するたびに腸骨が下方へと引かれ骨盤の前傾状態を作り出します。


これが「骨盤のゆがみ」の震源地ですね。




骨盤底面の骨盤底筋が、地面に対して水平を維持することで、
内臓を腹部に縦積みにおさめ、腰椎も自然な前弯状態で立てることができるのです。
骨盤底筋の下方面はリンパ液が溜まる仕組みとなっております。
リンパ液の液体が、胴を起こしたときに水準器で水平面を図るために使われている。


うまく骨盤底直下のリンパ液の水準器が働けば、
胴体より上の部位全体を立てて、足はそれに従わせるということも楽にできるわけです。


質のいい動きをし続けるときには、
この骨盤底筋部位の水準器を斜めに傾け続けるようなことはしません!!!!!

これがひとつのキーになる見方ですね。



ですが大腿直筋が収縮するたびに、骨盤の腸骨が前傾させられて骨盤底筋もそれに倣います。
骨盤底筋も前傾するわけで、水準器も前傾してしまうよう大きな揺さぶりをかけられた状態。
水準器は水平の乱れを微調整して水平にする機能持ちます。
大きな前傾があれば、その微調整をして水平化する機能自体、実質無視されるようです。
そして腰椎が前傾度が強まります。。。





内臓面への影響を考察してみよう。

結果、内臓が骨盤に収まらない現象が起こります。
特に骨盤底筋直上にある泌尿器(膀胱)や内性器、そして大腸小腸などの消化器が、
水平面を持つ骨盤底筋の上に乗せられずに、腹部前方へとぽっこりと出っ張ります。

その内臓の出っ張りはカッコ悪いだけじゃありません。

体調的にも問題がでてくるといわれております。
骨盤底筋の下支えを失う臓器は、
臓器の位置ずれが生じてそれら臓器の下垂へと傾き、<上方からの圧迫>を受けます。
下垂が続くなら胃下垂等の状態にもなりかねません。
それでとどまりません。
位置ずれが起きた内臓は
後ろからは腰椎や大腰筋で<前方へ圧迫>されますし、
前からは腹直筋等の内臓を前方へこぼさないようにする筋肉群を筋緊張させられた張った状態となって<背側に強く圧迫>します。

そのような四方からの圧迫を受けた内臓は、本来その臓器内に流れる血管も圧迫され代謝が阻害されますし、
女性にとって内性器は最も位置を移動させやすい臓器でずれた場所で押さえられて周囲の臓器との癒着が進み、
婦人科系の問題がでてくることもあります。

また腹部のCT等の画像を見ていただければ、
臓器が下垂しているかどうかはわかります。
骨盤前傾が強い人ほど問題が起きています。



腰椎の前弯がきつくなることで腰椎以上の脊椎が全体に前後の湾曲が強くなります。
それにより脊柱起立筋が脊椎の骨で本来支えてくれるべき仕事を肩代わりして、
筋肉を硬化させて支えるようにします。
それにより背中のコリや張りを作ります。


ただもし腰椎の前弯がきつくなり、
その状態が長く続いて腰椎椎間板の詰まりだしが顕著になっていくと、
腰部の筋肉がパンプアップすると同時に大腰筋という内臓側にある脚の筋の一種も強い筋緊張を起こします。
大腰筋の緊張が過剰化して周囲の筋と癒着した部分に炎症を持ったり、
その大腰筋自体に炎症を持てば、その状態が「ぎっくり腰」と呼ばれます。

本当に痛いんですよね、ぎっくり腰は。。。

私も一度なったことがあって、地べたを這ってトイレにいった記憶があります。
一週間ほど治らなかった地獄のときでした。



歩くときや立つときに「大腿四頭筋についつい力を入れてしまう人」は、
上記のようなトラブルが起こりやすいのだと考えてください。
8割以上もの日本人は、大腿四頭筋を誤用しているといった先生がいます。




ならば、骨盤をゆがませないようにするには、どうすればいいか?

骨盤にゆがみをもたらす大腿四頭筋を過剰に使わないことといえるでしょうか。

骨盤、特に腸骨の上前腸骨棘に付着していれば、ゆがませる力が非常に強い。
そこは必要な動作以外は使わないようにするのが大切なのです。


立ち、歩き等は骨盤に付着部を持たない、大腰筋を使います。
それができれば大腰筋は脊椎という大黒柱を支える作用もあり、姿勢が整います。


言葉で言えば、それだけのことなのです。

大腰筋大腿四頭筋.jpg

大腰筋を使っても、脊椎(腰椎と下部胸椎)と大腿骨内側の小転子に付着点を持つ。
骨盤には触れているが、付着点がない。

ここが大事な視点です。



大腰筋を使おうとしても、骨盤が前傾したら大腰筋は働かない。

大腰筋が使える使えない.jpg

骨盤底筋が地面と水平な状態が、使いやすいです。

大腰筋をうまく使えば骨盤底筋下の水準器機能がキープできたまま、
立ち居振る舞いができるのです。
骨盤をゆがめることなく立ち、歩きをするための脚部の筋肉は体幹とつながった大腰筋と相場が決まっていました。



下図をご覧ください。

大腿四頭筋は、まっすぐな筋肉で直感的に使えますが、パワーと持久力が大腰筋と比べれば劣ります。

大腰筋は、骨盤の鼠径部の鼠径靭帯の下を通り「く」の字に曲がっており、てこを利かせて強大なパワーを発揮します。
持久力も申し分ないため、一流のスポーツ選手等はこちらを自在に利用していますね。

大腿四頭筋と大腰筋のちがい.jpg




江戸時代以前は、そのような使い方を誰もが普通にしていたといわれています。



ただ、、、問題は、すでにあなたが骨盤底筋が地面と水平位置を取れなくなっておれば、
大腰筋を使った歩き方、立ち方ができない状態です。
どうしても大腿四頭筋を使わなければ立てない感じ。




そこから抜け出すようなサポートの力として筋膜リリースは、効果的です。



大腿四頭筋を使う癖が長年にわたり定着した人は、
本能的には持っているはずの大腰筋の使い方を忘れています。
筋膜リリースで、骨盤底筋が地面と水平になったとしても、
自動的に大腰筋を使うケースは、すでにそのノウハウを持っている人だけのようです。

なので大腰筋を使う動きをつかむには、
大腿四頭筋を緩めるなどしておぜん立てをしたあとに、
大腰筋を使うような練習が必要です。
もしその使い方がわからなければ、先生から指導を受けることができれば、
助言をいただくようにするとよいでしょう。



大腰筋を使うことができず大腿四頭筋を使い続ければ、
腰痛は何度も繰り返されます。




posted by スズキ at 15:46| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月16日

左右の脈の強さの差を他力で知る!(パルスオキシメーターやandroidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』)

先日、左右の手の脈を診ると、
右手の脈は平脈という調子がいい状態だが、左手の脈が虚に傾く状態であるかどうか。
そのような内容をブログで書かせていただきました。


でも、きっとそんなことを言われたら、自分はどうなの?と気になってしまいますよね。

「脈診はできません!でも、できれば左右の脈が違うのをチェックしたいんです!」という方も。


実は、私が今通っている歯科医院では、来院した際にパルスオキシメーターで、
「血中酸素飽和度」をチェックして、肺に異常がないかをチェックされています。

医療関係者が使うパルスオキシメーター。
その機能には

・血中酸素飽和度
・脈拍数
・脈の強さ
・脈の波形


のような多岐にわたる機能がついている製品もあります。

なので、パルスオキシメーターを2個用意し同時に計測すると、
「脈の強さ」と「脈の波形(脈の速度がわかります)」が目の前で差異が明瞭にわかるのです。


脈の速度はかわりませんが、脈の強さが左側の指では弱くなっているのです。


dretec ドリテック パルスオキシメーター OX-101WTDI オリジナルカラー ケース付き 酸素濃度計 医療用 家庭用 国内検査済み 医療機器認証取得済


https://youtu.be/PTnJ2qLKSUc
ドリテック パルスオキシメーター OX 101




医療機器認証があるとのことで、正確性が高いので、機材としてほしいところですが。。。
ただ7000円を超える機材は、現状の私のポケットマネーでは買えません。
もし私が脈診ができなければ買うかもしれませんが…
安いものじゃない。
費用面で折り合いがつかないという点で、
しかたがないので、手持ちの機材でタダでどうにかならないかなぁ?




そこで測定精度は落ちるものの
androidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』をダウンロードしました。



脈拍数測定器.jpg


実はこちらもパルスオキシメーター同様に、
指先をカメラのレンズに当てて血液の流れを計測して、
・脈拍
・脈の強さ
・波形

を波形グラフ化してくれるのです。
ちなみにパルスオキシメーターの波形よりも、
10インチタブレットで観る波形のほうが大きくて見やすい。

ですがパルスオキシメーターのように、
挟み込んでしっかり固定されていないので数値上のぶれがかなりあるので、
正確な数値を把握する希望があれば不向きです。

「なんとなく自分の手で脈を診ると左右の手の脈状が違うようだけど、、、」
というときには自分の手をすんなり承認しづらいところがあります。

そこを波形として情報が見える化できたほうが納得しやすいでしょう。
たとえアバウトなチェックでも、3回ほど計測して確認し平均をとるようにすれば、
精度があがっていきます。



そうすることで私も自分脈の強さを左右の手でandroidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』で3度計測して、
波形をスクリーンショットで記録して並べて表示する加工をしてみると。
左手側の波形のほうが、右手側よりも脈が弱い虚実の虚に傾いていました。


人に、注意喚起をしている場合じゃない!

まずは自分で自分の面倒をみなければ!!!

見える化されると、説得力があって、動かなきゃ!という気になりますよ!



一台のタブレットで計測したので、
なかなか実際に計測するには少しでも条件が違うと比較が正確にできないので。

本当はパルスオキシメーターを2つ左右の手で同時に診るか、、、。

いやそれよりも、私が習った脈診講座の先生に診てもらうか。
経験豊富で中国で中医学を学び脈診の本も執筆なさった先生。
私の左右の脈の違いを診ていただき、現状を忌憚なくお教え願えれば。

どう考えても、先生に診てもらったほうがよさそうですが、
多忙に全国を教え等で出張なさられると聞いてもいて、
私事でお願いしづらいところがあるのですが。



ですが私自身がまだ微妙な結果が出たところで、
後日、お願いしにいこうかと考えています。


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脈診は、一度チェックすれば、その状態が終生続くかといえばそうではありません。

たとえば、、、
雨天晴天などの天気や気候により変わったり、
春夏長夏秋冬と季節でも変わったり、
一日の時間経過でも変わるというものです。
もちろん仕事疲れや、精神的動揺などがあっても変化します。

さまざまな要因が脈にあらわれていて刻々と変化します。

ですから、過度に一喜一憂する必要はありません。

また上述のパルスオキシメーターやandroidタブレットの無料アプリ『心拍数測定器』による
チェックでも、そう言えるでしょう。



ただ脈を図る習慣を持つと、
自身がどのようなときに脈が上がり強くなるか、または弱くなるか、
などのパターンが認識できるようになってきます。
肉体の状況や感情や精神の様子などをよく表していて、
自己を客観視できる興味深い情報を提供してくれます。

そのときは、、、やはりパルスオキシメーターやandroidアプリを使うよりも、
はるかに自身の手先の繊細さで脈管を触り脈診するようにしたほうが有益な多岐にわたる情報を与えてくれます。


自己の体の状態を客観的に把握して分析精度を上げていける、脈診の醍醐味があります。
人は自己を客観視できて正確な状態を把握できるだけでも、
脳がその情報をキャッチして適切な手を下してくれるよう、
無意識下で働けるようになるのです。

そこでしっかり働いてもらいましょう!



今後、数回にわたり私の脈診の復習の意味でブログに脈診のことを書かせていただこうと考えています。

もしも最低限の脈診技術を得て自分を知りたいと願う人がいたら、
ぜひ、そちらの道に歩まれるとよいでしょう。



脈診で人体の内部映像が見えてくるようになると、びっくりするほどエキサイティングです。
posted by スズキ at 16:38| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月15日

最近の私の癒しのひとときと、仕事が厳しい時代に、どう動くか。。。

最近の私の癒しの時間です。

新型コロナウイルスの感染予防対策として、
家にいることが多くなりました。。。

夜間30分のほど散歩。
それがいまの一息つく時間です。



(一息つけるエピソード:その1)

散歩の出がけか帰宅したとき。
不定期ですが、夜な夜な野良のオス猫が一匹。

私の家の玄関先か門の前で、でーんと餌がでてくるのを待ち、居座っています。
その猫に、少量の餌をあげると納得して帰っていきます。
(猫になつかれているわけではないが、私が押しに弱い)

猫の絵2.png



(一息つけるエピソード:その2)

近所の八幡様に住み着いたタヌキ夫婦が、2匹の子ダヌキを産んで子育て中です。

夜間に食べ物をさがし親子で練り歩く冒険中のタヌキたちの様子を遠目でみると、
温かい気持ちになれるんですよね。

最初に見た子ダヌキは、握りこぶし2つ分ほどで顔は狐顔でシュッとしてました。
それが今は丸みを帯びて大きくなってきました。


sozai_image_65114.png


くらいですね。


都内で感じる、小さな自然探索ですね。




皆様の、ホッとは、どのようなときでしょうか?



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最近は、『ガイアの夜明け』という番組をみると、

https://tver.jp/corner/f0054137

新型コロナウイルスにより経済が停滞したため倒産したり経営が傾いた会社の特集が毎週のように組まれています。

2日前に知り合いの施術院を経営している先生が、
今月で治療院の家賃が負担で廃業するという連絡がありました。

話を聞けば自宅の部屋を改装して営業するそうですが、
鍼灸院をなさっておられ、保健所のOKをもらうための申請が大変だということ。

先生の生活が立ちいかなくなったのではないとわかり、ほっとしました。
これからバイトで街中のリラクゼーションマッサージのお店で日銭を稼ぐそうです。
家族を支えて食べていくために、なりふり構わずやっていけばどうにかなるさ!と笑っていました。


まじめに働いてきたし、経営面も賢くこなして順調。治療の腕も磨いてきた。
それでも今の時代はきついですといいます。


甘くない日々がこれからもつづくようです。


思うのですが、以前に多くの施術院に通いお世話になられていたお客様が、
急に体の調子がよくなったから施術院にいかないという選択をしているわけではありません。

そう考えれば、施術を提供する側も経済的に厳しいです。
ですが、お客様はお体のつらさを耐えて暮らし、施術院でのちょっとしたホッとするひと息をつく時間を持ちづらくなりました。

私も、こんなストレスフルな時期ですから知り合いの整体院の先生のところへ行きたいと思うのですが、
新型コロナウイルス感染者の半数近くが感染経路不明となり、
電車に乗りづらくなって連絡ができません。


寒々した冷凍庫に閉じ込められ凍える時間が、いつまで続くか。



でもこういうときだからこそ神からの試練が訪れたと考えて、
知恵を振り絞り運命を切り開こうと思います。

サバイバルの資格は、すべての方々が持って生まれてきました。



私がスモールサイズのベン石温熱器、
それに他のベン石温熱器に関心を持ち、
中医学や筋膜リリースの知識を下地に使ってみたところ、
スッキリ自分の症状がよくなった経験をしました。

顔色が悪くボロボロっとなっていた暗黒のときから抜け出た立役者です。

私がそれらのツールを用いて施術をさせていただいて、
成果を届けたい。
でも、これらのツールをみていたら、それだけじゃもったいなさ過ぎだ!

そう感じたのです。


皆様は、『トイサブ!』というサイトをご存知ですか?
生まれたての赤ちゃんが、1歳、2歳、3歳と育つにつれて、
玩具も別のものが欲しくなるものです。
でも、知育玩具などは高いもので、欲しいものを買い放題なんてことはできません。

そんなときに、子供の玩具のサブスクリプションサービスをみまして。

トイサブ!
https://toysub.net/lp/lp001.html?gclid=EAIaIQobChMIs4iwo4-96gIVU3ZgCh2abw7-EAAYASAAEgIhV_D_BwE

サブスクリプションとは、「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルのこと。


ベン石温熱器での同様なことができればいいのにな、と感じたのです。

ベン石温熱器は、様々な用途別になったベン石のヘッド部分が特化した20のラインナップを超えるシリーズがあります。


ただ、私の持っていう資金の予算は多くはないため、理想と現実のギャップを感じながら、
サブスクリプション契約で、スモールサイズのベン石温熱器を一定期間利用することができるサービスを、
お客様対象におこなえればと考えてみました。


特に昨日のブログに書かせていただきました左右の脈の不均衡がある方には、
私がいくら定期的に施術をさせていただいたとしても、
日々の健康状態をそれのみで管理できるものではありません。

私がここまで焦点を当てて、そこは改善の積極策をしてくださいというのは珍しいことです。
この場ではどういうことがあるかはお伝え出来ないのが申し訳ないですが、
実際は大変なものを観てきたのです。。。
それでのことで、どうか、その左右の脈の不均衡を早く改善してくださいと切望する気持ちです。



私の施術ではカバーできないところを、
ぜひ、ご自宅で私がお伝えさせていただくお客様ごとに現時点で必要なケアを元にして、
機材の貸し出しをさせていただければと考えています。


しっかりしたサポートができて、このサービスが好調になれば、
私の施術をお受けいただいたことがない方にも、私がボディチェック等させていただいたうえで、
機材の使い方をお伝えさせていただいて身につけて、自身にフィットしたケアを日々、契約期間内だけでも、
がっちりと元を取れるようがんばってやっていただければと願うところです。


サブスクリプションにするメリットって、あると思います。
図書館で借りてきた本を、返却間際になると必死に読んで、それから返したことってありませんか?
でも本を買ったら、そのまま積読で読まずに死蔵させてしまうっていうこと。
私が図書館から本を借りるのは、施術専門書以外は、本を買って所有して満足して積読をよくします。
そういった視点で、トイサブ!ではありませんが、スタンダードなベン石温熱器から、頭部のために特化した機種など専科もありますので。
私と同業者の方がおられれば、
買う前に気になるベン石温熱器を借りて使っていただき。
気に入ったら買ってみるというのもいいのでは。



ベン石はマッサージ用具として、すばらしい素材です。
それが手軽に加温してホットストーン化できればリリースの効率が跳ね上がって、
一般の方が自身にもちいても他のマッサージ用具をしのぐような筋膜の癒着を緩めるパワーをもっています。



自分の体の管理は自分でしなければならない時代がきます。
そのようなときにも使い勝手がいいものだから、
気に入ってくれる人が増えるといいなと願っているところです。



^−^
posted by スズキ at 10:56| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月14日

【最重要課題】左手の脈におこる弱化異常と胸郭変位が本能的な呼吸を妨げる組み合わせ。それは・・・


左右の手の脈の不均衡があれば、要改善です。
そこが改善できなければ、いずれ何かのネガティブな状態を受け入れ
るときがきます。
そうすることを避けるための【最重要課題】が、透けて見える。


深層部を通る動脈を脈診でチェックすることで体の最奥で起こる課題を知ることができます!


去年の夏から脈診をするようになりました。
それ以前は右手の脈をみることは、ときどきありました。
それはある先生から脈診の手ほどきを得て、
あとは自学自習です。
脈診は独学は不向きな技術で、必死に本にかじりついても不案内なところが多く、
結果、脈診を重視することはありませんでした。



ですが脈診講座受講中に気づいたあることがきっかけで、
脈診で高度な診断をする以上に「これこそ大事だ!」と感じたことがあったのです。



左右の手の脈を診て、左側の脈状態が悪化している方がおられるということです。

それは隠れた身体内部の偏りが造り出した身体の左右のゆがみからもきています。
そういった手で脈をみたときの左右の脈の違いを、以前は気づけていなかったのです。


ですが左右の手の脈の状態の不均衡さが、血液循環上の重要な意味があると気づいてから、
気血の流れが左側脈状が悪化傾向にある方の体の内部を透かして感じた概念が、
がらがらと音を立ててかわりました・・・。


かなり危機感を感じざるを得ない人体内部の気血の流れ図が、
私の頭の中に描き出されていったのです。


左右の手の脈状態が不均衡さが大きく出ている方にとって。
その状態を放置するのは、けっして良いことではありません。


左腕を通る動脈を圧迫している危険があることを理解していただいて、
その問題を自身でケアできる方法を学んでいただいて
ベン石温熱器の利用でしっかり改善してほしいというところに目を向けおります。

そのツールのご提案が、以前、スモール型ベン石温熱器をお客様自身が使って日々のケアをしてほしいとブログに書かせていただきましたものです。


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中医学を学ばれた先生から『脈診』を、
受けたことがある方はおられるでしょうか?


あなたが、漢方医や鍼灸院等にお通いいただいた経験があれば、
診ていただいたことがあるかもしれません。

橈骨動脈という手首の動脈に触れて、
その動脈内の血の流れる様子を観察します。

脈診の位置.jpg

そのときに気になることがありました。


私が去年脈診講座を受講中に先生に質問をしました。


「左手と右手とでは、脈状(脈の状態)が違いすぎる人が多数いるのですが、なぜですか?
 特に左手の脈状が思わしくない人がいるんですが・・・」


残念ながら、その時は私がまだ脈に関しての理解が稚拙だったためか、
先生の解説をお聞きしても理解ができなかった。
それで、あとは自分への課題として持ち帰ったのです。


右手は脈圧も脈の位置も平脈といいいい状態だというのに、
左手は脈を流れる血が少なく弱い様子で脈管がふにゃりとしている。






左手脈が弱化.jpg


右手側の血流が順調に見えても左手の脈が悪い場合、
多くは足部への血行不良を起こしており(末端冷え性)が頻出しています。
そして割合として何らかの体調不良や疾患を負う人が多いようです。

一見すると右手側脈状は悪くないから心臓は潤沢な動きを示すようだが、
手放しで喜べないことがわかります。


左右の脈を診て健康状態を推測する参考にさせていただくようになりました。



左脈状が思わしくない方の体表温度イメージ.jpg



では、なぜ左脈状が弱化するのでしょうか?


そこで、シンプルにひとつ、仮説を立ててみた。


<左手の手首にある橈骨動脈に至る前の位置で、その血管が物理的に圧迫されて血が止血されて流れが制限されている>

というものです。


ならば、どの位置で止血が成されて血流悪化を招いているかを考えると。
左手が全体、芯が入っているような硬さに至る人も多いのですが、
そこはいったん置いておいて。

しっかりチェックすべきところに焦点を当ててみましょう。


左手の脈を止めそうなしこりの個所は.jpg


腕に流れる動脈の首の部分は斜角筋の筋の隙間を通る。
そのため斜角筋が凝れば、その凝りが強まった筋肉が血管を圧迫し血流悪化へ導く。

腕に流れる動脈の肩の部分は小胸筋と第一肋骨の隙間を通る。
小胸筋が凝ることで、肋骨と小胸筋で板挟みとなった血管が圧迫され血流悪化へ導かれる。

腋下の部位は人知れず大きなボール状のしこりができている人がいる。
このしこりは腕の動脈と接触しているため、そこで血管が圧迫され血流悪化へ導かれる。

肘の内側は人知れず大きなボール状のしこりができている人がいる。
このしこりは腕の動脈と接触しているため、そこで血管が圧迫され血流悪化へ導かれる。


というような部位が、非常に効率よく腕へ流れる動脈管の管を圧迫して血流を抑制するところとなります。



腋下のボール状のしこりや肘内側のボール状に育ったしこりは、
相応の痛みをこらえれば、なんとか、なんとか、セルフでも緩められるでしょう。
(あまりにも痛みが強い場合は、やりすぎによる炎症が起きたり血管を傷つける恐れがあるため、控えましょう)



ですが問題は、斜角筋と小胸筋です。

斜角筋と小胸筋を通る腕の動脈.jpg


斜角筋、小胸筋は、動脈がすぐ脇を通るという、深層筋中の深層筋といえる筋肉。

左手の脈が極端に弱化している方は、
おおよそこのふたつの筋肉ともに筋緊張を越えて筋膜の癒着が進んでいるようです。



深層筋のリリースは、骨格を直接支える繊細さを持つ筋肉ですから、
そこを不用意に落としどころを想定せずに解けば、
かえって骨格のゆがみ等を助長して収集がつかなくなりますので。
一般の方が、基礎知識がない状況で解くにはハードルが高い筋肉部分だと思います。


私もベン石温熱器でのリリース等、ホットストーンでのリリースをする前は、
挑んでも返り討ちに合うことが続いて、解かせていただけた実感がないという悔しい部分です。
特に斜角筋は喉の気管支や頸動脈のような、人を死に至らしめることができる部位ですから、
自身の技量を把握しつつムリや無茶ができないというところでした。


いまはおかげさまで多数のホットストーンのツールを、部位ごとに変えて使うことで
リリースがしやすくなってきました。
適度に温められたベン石かネフライトを使います。
こららの材質のホットストーンで患部リリースをおこなうときの痛みは、
他の石でおこなうよりもだいぶ軽減されるものとなり、
それがまたリリースを可能としてくれます。

スモールサイズのベン石温熱器1.jpgロングベン石かっさの握りバリエーション.jpg


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そして今。
スモールサイズのベン石温熱器を利用して、
お客様自身が、斜角筋や小胸筋、それに肘内側や腋下のボール状のしこりなどの
左手の動脈管を圧迫する部位をケアしていただくことを思いついて。

そのためのノウハウや注意点を含めた手順書作成を試みています。



ただ新型コロナウイルスが収まって本営業後に、
一定数の新規のお客様をお迎えさせていただくことで、
もう少し深いところまで左側脈状に起きることの考察を同時にさせていただくことが必要です。

残念ながら、現状ではまだ100例のデータ数が集まらないため、
現状での見立てだけでは底が探れていない。
それでお客様自身にやり方をつたえて後は自身でどうぞと丸投げするのは、
責任上、ありえないと考えておりますので。。。


(もし早めに自身の左右の脈の不均衡かどうかを知りたい方は、私の所へ遊びに来ていただくか、
 脈診をなさる鍼灸院等に出向かれるといいでしょう。
 そして左側脈状に問題があるとわかったときに、早めに対処したいと考えたときは、
 スモールサイズのベン石温熱器と私のそれを用いたリリース法のレクチャーをお待ちいただくか、
 または本営業に移行させていただきましたときに、ぜひ、施術を受けに来ていただけませんか?
 どうぞ、よろしくお願いいたします。 【ちゃっかりPRをさせていただき、恐縮です ^-^;】)



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また、上記に橈骨動脈に至る前にその流れの源流となる血管を圧迫しているというのは単純だと書かせていただきましたが、
他にも様々な左肩や左腕の付け根に負担をかける設定があります。
たとえば、左の肩口の鎖骨部と左鼠径部の同期した硬化癒着にも関係がありそうだと感じています。
この場合は、左側鼠径部が大腰筋や腸骨筋の鼠径靭帯部や腸骨に設置している部位の癒着があれば、
こちらが十分に緩められない限り、左肩の鎖骨部のずれこみは改善させづらいようです。
ただこの鼠径部と鎖骨部のリンクは、人によってそれが感じられるケースもある程度です。
(私が観させていただきましたお客様では半数ほどの確率でしょう)


それ以上に強く関係する部位があります。
まずは胸郭の形状です。
そして呼吸時の胸郭の動きの正常さがあるかです。

胸郭の状態の良し悪しと左側の脈状は、ときに大きく正比例することが見受けられます。


胸郭の拡張が左右ともに拡張している場合。
左側小胸筋での腕へ向かう動脈の圧迫が強くなり、血流を阻害し制限するようです。

左側肋骨の前後が大幅に狭まるような場合。
左側斜角筋に凝りが強まり腕へ向かう動脈の圧迫を強めて、血流を阻害し制限するようです。


いまはまだ臨時施術の受付で脈診講座で学ばせていただいた後の新規のお客様がお見えいただいていない状況で、
観察した例が少ないため『 〜 するようです』という言い方となりますが、
胸郭の状態は左側脈状に少なからずの悪影響を与えるようです。
それは胸郭の状態を改善させることができたお客様の脈は、
私も驚くほど理想的な平脈へと移行したということを見ております。



私の母も、左腕の脈が弱かったことを思い出すのです。

橈骨動脈の左右差があるというのは、
動脈管を肩口等の部位で一か所、または同時に複数個所を止血された結果です。
動脈の管は、静脈のように一方の方向のみへ進む形状ではありません。
単なる筒状のチューブ。
それが本来、血液は動脈から静脈へと流れの手順を踏んで循環するのです。
脳でも左腕へと必要な血液量を計算の上だして流してくれているのです。

その循環を心臓近くの左肩口等の位置で止めてしまう。
そして腕へと流れるはずだった血液は逆流する。
そのような逆流した分の血は、循環器全体への流れへ影を落とします。

血液を循環ルートに乗せてあげるための技術を、
母が存命中は持っていなかったな。。。


そう思うと申し訳ない気持ちになります。





胸郭は呼吸という生命の息吹に関係していて、
興味が尽きません。。。



そして生命の息吹をナチュラルに発揮できなければ。。。
実は胸郭の形状も呼吸の質も、取り戻せないような気がしています。

人工的に作り込んだ動きと、神様が仕込んでくれたと思うしかないパワフルな動きという二つがあるとします。

それは「意識的に体を操作をして気づき方」と「本能で自動的かつ自発的に行われる動きを受動する気づき方」のようなものです。


前者は、自身が身体操作を試行錯誤の上に積み上げて得た気づきです。いわば主観的な成果。
後天的に身につけた動作で技芸などで修練して会得した技のようなものは、こちらに当たります。


後者は、体に備えられた本能により表現される動作を自己観察していく客観視の過程で得た気づき。いわば客観的な成果。
先天的に身に備わった動作です。



「呼吸」に焦点を当てて、上記の前者と後者を比べて考察していきましょう。


前者は。
たとえば、ヨガの行をするとき、特殊な円環呼吸といわれる、
息を吸っては出して、出しては吸ってを呼吸を止めずに絶え間なくおこなう呼吸法。
たとえば、声楽家の各流派がおこなうそれぞれの発声法の下地とする呼吸も違い、
意図的に目的とする発声にあった呼吸をおこないます。

ヨガや声楽など、そこでの最良の成果を期待して呼吸法を練り上げて磨きをかけるのです。
現状の呼吸のやり方の上に、新たな技術を上乗せし付加するものとして取り組まれます。


後者は。
たとえば、出生直後、私は自然呼吸を、誰に教わりもせずしていました。
それは本能の脳の領域が、呼吸のしかたをすでに学習していました。
だからできることでしょう。



呼吸がおこるシステムを学ぶとき。

ヨガや発声の修行のように取り組む前に、
生来的に身に備えられた呼吸の息づかいに耳を傾ける。

赤ちゃんや幼児の動作や呼吸を観察すると、
本能にプリセットされた所作が読み取れます。
そこからボディワークの創始者たちは多くを学んできました。

本能的な動作は神様からの贈り物のようなものです。
浮足立った者たちを地に足のついた状態へと引き戻す力があるのでしょう。


前者の存在も大事です。
ですがその下地に忘れてはならないものがあります。
生まれ出て産声を発したときの呼吸がいまも引き継がれていく。
その地盤を失った後に、何かを付加したとしても、砂上の楼閣のように崩れさるでしょう。



この本能に根付いた呼吸が取り戻せるよう努めていく人は、
胸郭の形状や動きによい影響を与えていくようです。
それも起因してと思われる左腕の脈状が改善したという方を知っています。




左腕の脈状を改善させたいときには、
安全と速さを考えていけば
施術で斜角筋と小胸筋、腋下や肘内側のしこり等を徹底して緩めること。
ただ慢性化した課題の多い状態であれば。
私の施術でも、一回や二回でリリースができることは、ほぼ期待できません。

つまり胸郭自体が大きくゆがみや動きの鈍さなどを大幅に改善させなければ、
上記の腕の部位をほどいても、再度、早々に硬化するものだからです。
こちらはこちらで、リリースの難易度も高い大変な大仕事なんですよ。



それをお客様自身が、安全で効果的に改善させられた具体例として、
自身に備わった本能がおこなう呼吸を取り戻すことでした。
ぜひ、覚えておいてください!!
posted by スズキ at 19:42| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月13日

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」でも有名な蛭子能収さんが。まさか。

今日は、直接、施術の話とは関連しないことで、申し訳ありません。

個人的な趣味主張で恐縮です。


「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が好き。
暇があるとYouTubeで観てます。
訪れたことがない土地に思いをはせることもいいのですが、
太川陽介さんと蛭子能収さんのやり取りする姿をハラハラしながら、
同じ映像を繰り返し再生しているほどです。



既に蛭子能収さんは、体力の限界を理由に引退していて、
新たに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 Z」の羽田圭介さんと田中要次さんへ引き継がれました。
初期作品内の田中要次さんの番組内の言動から、こちらは観る気が失せてしまった一人なのですが。


こだわりが強くマイペースで生きるローカル路線バスに乗る蛭子能収さん。
その姿に、ある意味、生きる勇気をもらっていました。



そんな蛭子能収さんが、アルツハイマー型とレビー小体型の認知症であると診断されたそうです。

もうネット上でもテレビでも話題になっているようです。
そのことを聞いて驚きました。


蛭子能収さんが、とある健康番組に出て認知症との診断を受けたそうです。


2020年07月08日
蛭子能収に芸能界引退の危機…まさかの認知症発覚か!?/「主治医が見つかる診療所2時間スペシャル」

https://www.tv-tokyo.co.jp/information/2020/07/08/220936.html



主治医が見つかる診療所 動画 2020年7月9日 蛭子能収から緊急SOS!認知症検査に完全密着
(上記映像は、蛭子能収さんが出演するところから再生される設定にしてあります)




認知症について、一般書レベルを超えたわかりやすい書籍も出ており、
私はそのような図解された本を数冊読みこみました。

私が関心あるゴツコラ(和名:ツボクサ)が軽度認知症にも改善例を持つという話があり、
その関係で認知症の専門書はハードルが高すぎて挫折したのですが、
わかりやすいが内容の濃い一般書をえりすぐって調べていたのです。


アルツハイマー型は、ゴツコラでの改善例はあるようです。
興味深いところでは、私がブログをときどき読ませていただいている長野の高遠のほうにお住いの方で
ゴツコラ栽培をなさっている方が、自身のご高齢の姉が認知症の症状が出たときにゴツコラを食べさせて改善と書かれていたのが印象的。
そして姉の症状が進んだときはゴツコラを食べさせる量を増やして対応したといいます。

私はその話を聞いて、一気にゴツコラファンになるキッカケを与えてもらいました。 ^-^
「なんて、素敵な役立つハーブが、世の中にはあるものだ」と、目を輝かせました。



ゴツコラファンとしては、ネガティブにも思われそうな細かいことを述べるようですが、、、
日本人がゴツコラを利用して、体に良い状態を享受したというデータが乏しくて、
本当に日本人に効果がどれほどあるものなのか、、、疑問を持ってみています。

他国の方々以上に、昨今の日本人は陰虚の性質が高齢者から若者に至るまで年々強まり、
他国の方々が効くといわれるものを摂取したとき、昔の日本人には同様な成果がでると期待します。
ですが陰虚に傾き体内のエネルギーが枯渇する傾向が強くなってきた日本人の体質では、
すでに漢方や鍼灸、それに整体等も効きづらくなっているのです。

私も、私が施術を始めた当初では、この程度の私の施術の技術でも効いたはずが、
今の新規の方には当時のやり方では到底歯が立たないものだと感じることもしばしばです。

それゆえに、ゴツコラはWHOでも珍重されるという稀有な将来性高い植物といわれてますが、
現代の日本人にどれほどの効果があるのか、疑問です。
特に都会で仕事や家庭、学校等で多大なストレスを蓄積している方の場合、
なかなか思うような成果が期待できるものではないと。

勝手ながら感じております。
それゆえに日本人がゴツコラの実食で認知機能の低下を抑止させたり予防できたというような情報が
喉から手が出るほどほしいところです。

アルツハイマー型認知症は、ゴツコラの実食により改善したという例はあるようです。
ただレビー小体型認知症は、ゴツコラで成果が出るかどうかが私が調べた範囲内では見当たりません。
英語で適切な検索語を選択してデータ検索をおこなえば、何らかのものは見つかると思います。
意訳の多いGoogle翻訳で判読したもので、意味が定かではないところが多くありますが、
フランス語圏のところでは、多少良い感触があると書かれているようなところがあったようです。

一般的にゴツコラで認知症を改善させたい日本人も少なく、
日本人の認知症が改善する身近な具体例を知りたいと思いつつも、
さいわいにして私の身のすぐそばには認知症認定された方がおられません。



私の願いは、また蛭子能収さんが太川陽介さんと一緒に、
過酷な旅番組の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ではなくて結構ですから、
笑顔ででこぼこフレンズとして番組に出てくれるようになることをお祈りしております。




認知症の初期段階は、
西洋医学のお薬で進行を遅らせることはできるようです。
ですが脳内の器質的な変化が定着してしまい進行を止めたり元通りにするということは難しいため、
徐々に進行して終末期を迎えてしまうことが多いようです。

再生医療等のなんらかの高度な技術を活かすなどにより、
近い将来、進行の歯止めがかけられるようにならないでしょうか。。。
posted by スズキ at 20:48| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型コロナウイルス感染患者の闘病体験ドラマ(配信終了が7月13日(月)23:59 という 168分 の番組)

新型コロナウイルス感染者が東京では増えていますね。


さいわい、私も私の知人や親類縁者には、感染した者がおりません。
さしせまった感染実感を身近から感じることがありません。

ですがボディワイズでは、究極の選択で臨時施術の受付という不安定な営業のまま、本営業を先延ばしにしています。

マスク等をしていたとしても、密閉された空間での施術では、逃げようがないウイルス。
人が病気へ転じる仕組みの過半数がウイルスや細菌、バクテリアが関与しています。
そのことを去年の中頃より学びだした知識から、
本営業は先とするしかないと判断し続けていました。
そのために多くのお客様にご迷惑、ご不便をおかけいたして申し訳ありません。


以前、ボディワークでの筋膜リリースのみを自身のテリトリーだと考えていたときは
ウイルスや細菌についての知識は一般書程度で意識が乏しい様子でした。
身近なできごとではない対岸の火事と考えていました。



ですが、、、。
個人的に去年、すい臓がんで他界した母のこと、そしてがんを患われておられたお客様のことを考えて、
その後も、調べ続けています。
実際の対処できるところまではいきませんが、
私にも部分的なケア可能な仕組みを見出そうと考えていました。

慢性炎症の延長線上で癌化した細胞がアポトーシスせずに生き残るというのは真菌の影響があるのか?
等々、推測してはそれ関連の書物やネットでの学術論文でチェックをいれるようなことを繰り返しています。

そんな日々を過ごしているとウイルスや細菌等に対する恐怖心や対抗心は、
少なからずふつふつとわきおこるものです。
温熱対応での冷めて免疫を低下させている組織を加熱して部分免疫力を増すとか、
(体力を落としている方のときは、全身におこなう温熱対応よりも、限られた血液資源を優先的に送る個所をホットストーンで指定して導くとよい)
または体内環境を改善させるようなアダプトゲン・ハーブの活用の模索など。
いまもまだなんら実績が伴っていない手探り研究中ですが、
中医学が病の元がウイルスや細菌等との折り合いや戦いということだとわかってから。
それを学びだしたときにウイルスや細菌等の恐ろしさを身に染みてきたと思います。
目に見えないほど小さな存在が、人間にとってどれほど多大な影響を与え続け、
それとのかかわりを模索してきたのかを感じられたような気がしておりました。

なおかつ体内の奥に炎症化が慢性化した状態を検証したときは、
単純に筋肉が炎症を起こしてダメージを受けているばかりではない。
血行不良により免疫抵抗が落ちた組織エリアでは、
通常の健康体では体内で繁殖できない攻撃的なウイルスや細菌の繁殖があるものと考えて、
警戒し、対策をするべきだと考えるように変わった経緯があります。




ただ新型コロナウイルス感染者の、苦痛について知る手立てが見当たりませんでした。

体力があってタバコも吸わず、免疫力があるようなら、
症状として発症しないか、または軽症ですむのではと、
希望的な考えでいた自身を反省します。

新型コロナウイルスによる感染者がどのように大変な闘病生活を送るか。。。。。

関心があったものの、、、。


そのようなさなか、たまたま昨夜、Tverで
『池上彰の人類vsコロナ危機〜徹底検証! あの時何が起きたのか〜』
(Tverの上記番組のURLは下記に)
https://tver.jp/corner/f0053690

公式サイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/ikegamiakira/?sc_cid=videotokyo


という番組を観ました。



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東京都の感染者が連日100人を超える中、どう第2波に備えればいいのか? 
感染リスクが高いのはどこ? 
飲み会は大丈夫? 
池上彰の解説や豪華俳優の実録ドラマで徹底検証する。

【出演者】 池上彰、大浜平太郎(テレビ東京キャスター)、
増田ユリヤ(ジャーナリスト)、松本哲哉(国際医療福祉大学主任教授 )、
高畑淳子、東貴博、鈴木ちなみ
【ドラマ出演者】寺脇康文、酒井美紀、松村雄基、
宮澤佐江、日向丈、片岡明日香、宮崎美子、窪田等(ナレーター)ほか
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配信終了が7月13日(月)23:59 という 168分 の番組です。

ぎりぎり観れた感じでラッキーでした。

献身的に医療従事していた医師が新型コロナウイルスに感染し、
その闘病を経て生還した再現ドラマを観て、
改めて恐ろしさを感じました。

同時に医療関係者各位の献身的な仕事に頭が下がります。
感謝申し上げます。


関心がある方は配信終了間近ですので、
お急ぎでご覧になられますようお勧めいたします!
posted by スズキ at 08:56| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月12日

「筋膜リリース」は、身体操作を学び花開かせるための素地づくりが得意です!

幼少から大人に至るまで、呼吸器系が弱い方のとき。
自律的な呼吸反射が自発的に起きない方が、かなりの割合でおられます。


特に鼻の奥に炎症等の疾患を持つ方は、胸椎の変位があります。
そのときの胸郭では、呼吸するときに必須なスムースで大胆な肋骨の開閉が制限されています。
理想の半分ほども働いておられない方もおられます。

そのような呼吸代謝が起こらないとき。
酸欠です。
同時に息を吐き切れないため、
吐いて捨てるべき呼気を再度吸気して活用するため、
血中のpHが酸性に傾き粘度が強くあります。
それが複雑なつらい不調を招くもととなります。

慢性上咽頭炎や副鼻腔炎のような診断を受ける方もおられます。

いままでの病を授かり続けた時期が長期間であれば、
その病を受けた姿勢を姿勢神経は記憶しています。
それは無意識のうちに緊張を強いて体を固定して支えている。




「体の緊張感を抜いていいんだよ!」という方向へ進んで、
すでに自律的に体を前後に動かしつつ呼吸をさせて深い呼吸を得ることも可能となったにも関わらず、
そのような制限されたまま。

呼吸ができないでいます。




私がかつて上述のような呼吸のしづらさを持つ方の施術をさせていただいたとき、
体は正されて自動的な呼吸反射が起きていいはずが。。。
その「呼吸の波」を、自ら止めて、呼吸ができないと苦しむ方が多いのです。


この場合、すでにフェルデンクライス・メソッドなどのセッションを受けて、
ナチュラルな身体操作の技術を体験を元に学習している方は、
ここはつまづくところではありません。
無事にクリアできるでしょう。

自然呼吸は、胸郭だけの操作でかなえられるものではありません。
全身の部位が有効に呼吸を助ける仕組みになっています。
そのことを丁寧かつ効果的に体験学習するのです。

体験学習ではない、知識を得るのみの座学では、ほぼ。。。
あまりにも悲しいくらいしか自分のことを言われているという気にもならない。
そのため有益な気づきが起こらずに、その後も呼吸のしづらさが残り動作の改善にストップがかかります。


なおさら理想的な呼吸についてとりいれる視点がないときには、
いままでの立位では緊張してカラダを固めて立つという、
何万回以上もとり続けて学習強化してきた姿勢に帰着します。

それでは以降に得られるべき体中をすこやかに改善する澄んだ息を取り込む機会は失われます。


私はそのことは大変残念なことと感じています。
筋膜の癒着が緩んで正しい骨格上の構造がかなえられただけでは、
すでに動作の悪癖を学習強化し続けてこられた方の場合は、
体内に備えられた機能を存分に発揮させるには不十分です。

タイムリーに、呼吸動作の学習と修正が行われるべきでしょう。



柔体と剛体.png


側弯や前後弯傾向がある方の姿勢は、
骨格上、天地がのびやかさが欠けて、
筋肉部位を筋緊張させることで固定して立ちます。


それを『剛体』と呼ぶことがあり、
鉄筋コンクリート造りのマンションのようなイメージ。
暴風雨や地震が来てもいいようにと常に鉄筋コンクリートは固められたままを維持するのです。
人体で、そのような立ち方をとれば、筋緊張をさせている部位は、さらにパンプアップするため、
関節が詰まってずれは増すばかり。

するとさらに筋緊張部位を増やして固定による維持せねばならないため、
立つだけで筋が過剰に使われて疲労が著しい。
やがては呼吸や血液循環にも支障が及びます。


正しい姿勢では、
骨格上、うまく下から上まで骨を積み上げて、
疲労物質を出さない骨の支える力により立つ。
そのときはそれぞれ関節は、少しずつ間が開き、
関節に挟まる柔軟な軟骨組織がしなやかな体軸のしなりを与えます。


柔軟な『柔体』と呼ぶことがあります。
それは数千年もたち続けられる木造でしなることで外的な力を逃がす構造のよう。
鉄筋コンクリート以上の、長期にわたる耐用年数が特徴です。
『柔体』構造である五重塔は、
必要によりゆれ、まっすぐな状態を通り、またゆれる。

そうしてバランスを取りつづけます。


人体は、『剛体』でいつづけると、
理想形の『『柔体』』のように骨組みを立ててしならそうとはせず、
筋緊張により体を固定させて立とうとします。

そのようにする繰り返し学習が数十年単位でなされてきたため、
骨格をしならしてバランスを持って体を支える方法を選べなくなっています。
本能的には『柔体』の操作がプリセットしてあるにも関わらず、
人は後天的に学習を繰り返した悪癖動作を優先する生き物です。
その点に理解を示し、身体操作の対処を気を付けて再検証していかなければなりません。


後天的に学習した縛りが解けたとき。
もっとも健康的で機能発揮もすこぶるいい本能に任せる動きが眠りから目覚めるでしょう。
そこが、私には筋膜の癒着をはがしただけではゴールではないと考える点です。
動きの改善を持って成長へ至り、安定的に自身の身体を継続活用できるなら、
筋膜の癒着で動きが学べなかったところを押し上げて学習し進化する素地として、
筋膜リリースが活用されるものと考えております。



※ 前後弯や側弯傾向などがあり、『剛体』で立たざるを得ない方が、
  聞きかじりでバランスで立とうとしても、構造上できません。
  または非常にやりづらいでしょう。
  アライメント調整という垂直・鉛直線状に骨格を並べて支えられる状態と、
  関節の間という遊びの自由な空間が『柔体』となるためには必須です。
  その状態でない方へ、過度にしなやかさを強調させた動きを強いると、
  別な部位にしこりをこさえてしまい、複雑でリリースが進まない体になります。
  そのときどきの身体の状態を正確にモニターして、自己の段階を理解するか、
  かかりつけとなっておられる先生がおられれば、助言をいただくといいでしょう。



本能的にプリセットされた動きに体が元がえったとき、
肉体的かつ精神的な充足感と機能的な肉体の活用による人生の自信はかけがえのないもの。


私自身、そのように実感を持って主張できます。

そのことを未体験なままでいるのは、
とてももったいない。





お釈迦様も、修行で「身口意」を正しくつかうようにといわれました。
身:身体 / 口:言葉 / 意:イメージ、意識

まっさきに取り組むべき入り口こそ「身体」なんです。
身体操作がいい加減な悪癖を含みつつ、語られた言葉や思想には、
本来宿るべき愛ある生命力が欠けたものとなるのかもしれません。


私は、そう考えてもいいだろうと得心するほどに、
身体に備えられた神が与えた自然の機能を引き出すことが大切なものと思えてなりません。




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現在は臨時施術の受付で、長時間の施術時間を確保させていただき、
そのような動き方の私が知りうるノウハウを体験学習へつなげております。
今日の施術は、5時間半の長丁場でした。

長らくお通いいただいたお客様に対して、
呼吸の気づきをえていただくという体験学習と、
胸郭および首と頭部の徹底したリリースに時間をかけました。
まさに、これで体質上元に戻らず先へと進める仕上げの状態、となったでしょう。



こちらのお客様にご予約の連絡をいただいては、
たまたま他のお客様の予約が先にいただいておりまして。
4〜5回も、予約のご連絡をやり取りさせていただいての施術の運びでした。


これから本営業になったあとは、
私の施術の師匠山本さんの「Too Much はダメです」という教えを守る時期、
そして施術をまとめる年齢になってきたと思います。




私はカラダの使い方のノウハウを独自に学び、
それが新たな施術の進化への気づきになりました。
その身体操作の独自の研究はやめる気持ちはありません。
ですが最近、私自身がフェルデンクライス・メソッドの先生にお世話していただいて、
考えぬかれたレッスンを体験することにより、
「私にはそこまで考えが至っていなかったな」という思いも経験しました。

それで以前よりも積極的に、真剣モードで体を変えたいなら、
そのような先生にお世話になるという選択肢もあると伝えたいと考えています。

ほんとうに身体操作の奥行きは、ディープですね〜。
感動です。^-^
posted by スズキ at 22:06| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月11日

「貴人(高貴な人)」の首の相で、いたいですね

個人的なこだわりですが。

『健康体質』の人の特徴をひとつだけ挙げるとすると?
そのように問われれば。

私は『首』と答えます。

「頭」と「胴」を{首}がつなげます。

「頭部の役割」は、大脳や小脳、延髄等が機能を発揮して、
身体動作の制御や内臓の動き、血液の流れや呼吸などに対して、
全身に絶妙な制御をする名指揮者です。
パソコンが機能するにも中央集積回路(CPU)が必要なように、
人間にも神経系の中枢として情報を集めて処理して伝達する装置が必要です。

もし頭部の脳へ負担が及ぶことで、全身的に及ぶ制御が正常に働けなければ?
イメージしただけでもおかしなことが起こりそうですね。


首の骨は、一般的に頚椎と呼ばれています。

その頚椎からも脊髄神経から分かれて目や耳や鼻等の器官へ神経が伸びて情報が電気的にやり取りをされています。

それだけではなく形状から環椎とも呼ばれる第一頸椎は、
脳への血流の調整弁のような機能を果たすともいわれて、
重要な働きを担っております。
頭部から降りる脊髄神経の脊椎部へのジョイント部にもなっており、
このジョイントがうまく接合させることができなければ全体の神経系の作動にも悪影響が及びます。

「自律神経」と呼ばれる神経系に対して、
多大な影響を及ぼす要素を、首が含んでいるのです。

首の骨.jpg

上図でみるような個所が首の骨ですね。


では、では。。。


首の筋肉は、どこからどこまででしょう?

とりあえず背面で、一番範囲の広い部分は?

首の筋肉.png


それは「僧帽筋」ですね。

僧帽筋は腰の後ろ位置から頭の筋肉が頚部をはさみつつ頭部まで延びています。
僧帽筋の持つ特徴として、広域をひとつの筋肉で統括でき表面積や厚みからも、
かなりパワーがある首や頭の支えとして機能する筋肉だとわかるでしょう。


僧帽筋を使うときのコツがあります。
少し肩甲骨が後方に肋骨から浮き上がるような位置に設置するときのみ、
うまく僧帽筋も頭を支えたり動かすための筋肉として機能し始めます。

それはおそらく四つ足で歩いていたときの肩甲骨の状態がそのようになっていて、
いまだにそのときの骨格形状を私どもが引き継いでいるから起きることでしょう。




ただ体の前面にも背面の僧帽筋に相当する支えや動きの機能を維持する骨格筋があってもよさそうです。

おおよそ前胸部は僧帽筋に相当する筋肉は見当たりません。
ですがたとえばですが、体の前面は呼吸する際に大きな骨格上の可動をかなえるため、
僧帽筋の役割を担うパートを数本の筋肉に分けて設置したように感じられます。

すると筋肉の性質上、
首筋の胸鎖乳突筋、胸骨前にある胸骨筋、鎖骨の下にある鎖骨下筋、そして小胸筋。
それらを合算すれば僧帽筋のような役割を示すような気がいたします。


頭部を前後の体幹から支えるツール.jpg


ちなみに大胸筋は、付着する部位が僧帽筋や小胸筋のような肩部とは遠い、「腕」です。
つまり大胸筋の機能が腕を動かすための筋肉で体幹の維持にかかわるものではないため、
小胸筋のほうが僧帽筋の一部のつなぎに似つかわしいと感じます。
(小胸筋は、このユニットには入れなくてもいいかもしれませんが。。。)
蛇足ついでですが、
胸郭の前後をそろえる際は、
大胸筋の位置感覚は前に落とす感じにし、
肩甲骨は肋骨から少し後方へ浮かせる感じにして、落ち着くのを待ちます。




背面からだけからの頭部の制御よりも、
前面も背面同様に制御できたほうがいいと感じて、
これによりより繊細な頭部の位置決めができます。


頭部を前後の体幹から支えるツール横.jpg

また横から見た頭部を前後から支える際のベクトルは、
前面は胸骨筋・鎖骨下筋・胸鎖乳突筋は上方へと向け、
背面の僧帽筋は下方へと向けられます。

それはちょうど胸郭の横隔膜の後面付着部あたりまで落ちた頭部の重さを、
前面の胸骨筋や胸鎖乳突筋などの支え上げの方向性を維持して持ち上げる性情が受け取り頭部を救い上げる力で支えるようなイメージです。
うまく下降と上昇のベクトルが呼吸の力を助け、そして助けられて循環しているときの胸郭の動きはスムースです。


以上は、私が自己の体内で現状、作り出した個人的な感覚です。



現在、多くの方々は電車内で、または路上でもスマートフォンを見ながら移動しているように見受けられます。

長時間のスマートフォンを観るときの首は僧帽筋に負担をかける.jpg

その際にかかる僧帽筋の負担は、
電車内や移動の歩行というスマートフォンのスクリーンが揺れる状態を、
自身の腕の固定と、もうひとつ、頭部を前傾させて固定させるという二つの強力な固定でかなえます。
いわばそれは筋肉の緊張維持による作用です。

僧帽筋などの頭部を支え位置を固定させる筋肉へかける負担は想像以上に大きくなるといわれています。
たとえば50キログラムの体重の人であれば5キログラムの頭部の重さとなります。
頭部が前傾し頚椎の骨で支える力が減少した量に応じ、
僧帽筋等の筋緊張により頭頸部を支え続けるようになります。
それは短時間であっても、日々のその動作の繰り返しから、
筋肉の疲労が蓄積し続けることになり、やがては後頭骨と第一頸椎の隙間を狭めてしまうようになります。

そのときにはすでに述べましたような頭部への血液量が減少や脊髄神経へのストレスを与えて自律神経の乱れを作り出します。

首ほど精神的なストレスがたまりやすい場所もないので、
一概にスマートフォンばかりが悪いわけじゃないのです。
ですが身体に負担がかからないよう工夫しておかないと、
後々になって頭部血管に異常な凝りを作り出すことで認知力を後退させるような方向へ進みかねません。
そのことは、記憶にとどめておいてもいいでしょう。

そして基本、自律神経の乱れが大きいようであれば、
脳という指揮者でもあり識者でもある存在との交流がおろそかに。
そうして各臓器や器官、または運動器などに対して適切な指示が適切なものから距離を置くようになれば。
それは自律神経失調症とも呼ばれる多岐にわたる症状があらわれて、健康をむしばむでしょう。



統計学で構築された人相でも健康を占うことがありますが、
首の相でも貴人の相と、凡人の相と、下人の相にわけて観ます。

すると理想形の頭頸部を維持するものを貴人の相と尊び、
首が頚椎が詰まることで短くなってしまったり、頭部が前へと押し出される相は。。。
あまりいい首の相とは呼ばれないようです。

同時に首の様子を多くの事例観察してくると、
神経に問題がありそうだとか、
血行に影響があり頭痛がありそうだとか。。。
首の様子を外見的に観るだけで、
触る前にわかることもあります。


できれば理想の首を持ちたいですね。

また先日、お客様で歌を本格的に歌っている方が、
最近はこの人の首をイメージしていると、
スマートフォンにお目当ての人の姿を映して見せてくれました。

そのときに見た人物の首は「貴人」の相をしていました。
私にはその見せてくれた映像のシンガーから、
歌うときも、普通の会話のときでさえも。
機能的に胸や背中を活かしていると、
見せてくれた方と同様に思いました。

そのお客様。
さすが、だとうならされました。
身体操作についても精通しておられる方ですが、
それ以上に動物的なところで引き寄せられているのでしょう。
すばらしい目利きですね。


首を貴人の相へと変えることは、
それは容易な作業ではありません。

胴体や脚部や腕等で構成された、足首、手首、それに他のすべての関節等や筋肉のずれがあると、
それらの悪影響を頭部が受けないようにするため、
それらすべてを首がショックアブソーバー的に働いたり、
つっかえ棒に変わるなどして様々なカバーをするものです。

胴体以下の状態のずれがあれば必ず首に影響が出る仕組みですから。
先行して首以下の胴体部位のすべての筋膜の癒着等の課題をクリアしない限りは、
いくら首のみを調整して緩めたとしても、早々に胴体以下のずれから必要的にまた首を緊張させて固めるようになります。
特にこれは数か月以上の慢性化した状態異常があるときには、戻りが早いといえるでしょう。
なんど調整しても戻りますし、首の筋肉はそこばかりが緩められると、
むち打ちを起こしたかのように徐々に首の長さが短くなっていきます。
そうならないよう注意をしたほうがいいようです。


つまり胴体以下を先行して、徹底してずれや異常をリセットしていくと、
首は独りでに正位置に移動しだそうとします。
そうなったら、後は首の周囲についた緊張や筋膜の癒着を丹念に解けばいいのです。
するといい首の相のまま、キープできるでしょう。



ですが、そこまで徹底した細部のリリースまでしていただける治療院等を見つけるのは、
現実問題として困難なことです。

ならば、せめて日頃から自分の僧帽筋に向き合いましょう。
今の自身の僧帽筋のささえは、緊張しすぎていないかな?
仕事で酷使していたら、それをリセットするためにケアをして疲れを明日に持ち越さないように。
相当な大変な僧帽筋の状態なら、信頼と実績のある施術院などを必死に見つけだして、解放を依頼するのも手です。
そのときに頚椎第一に対しての手技を任せられるところを見つけられるかどうかがカギになります。
首全体を通して、施術上の難易度が高い場所です。




みなさま、そのように僧帽筋に気を配って愛の視線を送り続けてください! 
ぜひとも、自身が貴人の首の相となったイメージをもってみませんか。

よろしくお願いいたします!!!



自分の僧帽筋に愛を!.jpg


posted by スズキ at 19:12| Comment(0) | 体のイメージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

骨密度とコラーゲン生成サポートをするゴツコラ(和名:ツボクサ)

骨粗しょう症」という言葉を、お客様からのメールで見かけました。
お客様ご自身のことではありません。
心配です。

施術をするものとしては、骨粗しょう症に対しては、
骨折に気を付けて施術をするということしかできません。
そして根本的な「骨粗しょう症」対策の施術自体、
見つからないのです。




だったら、施術以外に、なにか、いい手はないだろうか?



コラーゲン生成量が多い20代以前。

張りのある若く美しい肌。
そして力強い筋肉と、体をしっかり支えて幹細胞を骨髄で作り出す骨。

そのおおもとはというと、「コラーゲンの質と量」に関係しています。

Wikipediaにて
『コラーゲン(英語: collagen、ドイツ語: Kollagen)は、
主に脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。
多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分である。
体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質の約25%を占める程多い。
また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に様々に利用されている。
皮革は動物の皮が用いられているが、主成分はコラーゲンである。
コラーゲン注入剤は美容目的の医薬品である[1]。
ゼラチンはコラーゲンを変性させたものであり、食品、化粧品など様々に用いられる。』

年齢により「コラーゲン生成量」は変化するといわれています。
若い20代のころは、体の中で最大面積を占める臓器である真皮(肌)は、
カラダの内側で十分なコラーゲンを生成する機能が働くことにより張りがあり美しく、
カラダの外部からの不要な刺激をブロックすることができました。
同様に軟部組織の腱や靭帯も、そして骨や軟骨組織のようなゼラチン質にも力強さがあります。


ネットで調べてみると、いくつかのデータがありますが、
それがコラーゲン生成のピークを過ぎた後は下降線をたどることになります。
性差により女性は閉経にともない骨密度が急激に低下します。
皮膚コラーゲンは、40代からなだらかに低下していきます。


年齢別皮膚コラーゲン量.jpg

骨密度曲線はコラーゲン生成量と正比例していく関係上、
女性は閉経後に骨粗しょう症にかかりやすいといわれております。


過去には骨密度をあげるために、カルシウムをと考えて牛乳等を多めにいただく人もいたのですが、
現在ではカルシウムを多く摂取したとしても骨密度が上がることがないことがわかってきました。


そうです。
先ほど申しましたが「骨密度曲線はコラーゲン生成量と正比例」しているわけです。
体内のコラーゲン生成力をパワーアップさせることができればうまくいきそうです!

だったらコラーゲン組織を食物から積極的にいただくことでよいのではないか?
ゼラチンを含むお肉をいただくこともいい。
他、植物性のコラーゲンの顆粒製品もでています。

それらをたくさん食べれば、きっと、それが自分の体の中のコラーゲンになる!

と。
そう考えたいところですが、
残念ながら、、、。
コラーゲンを含む食品を食べてもそのまま自分の体内のコラーゲンに転化してくれはしません。





ここで、ゴツコラ(和名:ツボクサ)の出番。

アンチエイジング効果が高いと世界保健機構にお墨付きをいただいたのは伊達ではありません。
こちらのゴツコラの特性のひとつ、体内のコラーゲン生成させる機能を活性化させる成分が含まれているのです。
私にとってそれは薬効成分といってもいいような、ありがたい成分。

年齢が、〜30代くらいなら自前のコラーゲン生成機能の発揮で治せていた、傷や瘢痕。
またはシミやしわなども。
体内でコラーゲン生成機能を高めることで治りがよくなります。


高齢になればコラーゲン生成力が低下して軟骨組織を作る量が減って膝軟骨などもすり減ります。
すると膝に水が溜まって痛みがでたり。
そのような症状は、原因が明瞭でありますが整体院等の、骨格矯正で関節の詰まりを改善させることはできても、
すり減った軟骨組織を補うことはできません。
もちろんゼラチンがたくさん含まれる食物をいただいても、
膝の軟骨量は戻らないのです。

骨密度もコラーゲン生成量が減少すれば正比例して低下するわけですから、
転倒などによる骨折リスクが高まります。


そうなりますと、お医者様へいくことでいくつかのお薬を処方していただけますので、
筋弛緩をさせるようなものなども含めて、とり続ける必要が出てきます。


ですがインドネシアやタイ、ミャンマーなどの国々では、それはできません。

そのような場合、アーユルヴェーダ医の心得がある先生は、治療目的としてゴツコラ(和名:ツボクサ)を勧めます。
もちろん症状により他の薬草等を処方することもありますが、
ゴツコラの場合、多くはタイ料理の屋台でも食品として食べられているようなもので、
摂取しても一部の症状を持つもの以外は安心です。
食後、一時的に心臓をより強く鼓舞させる作用等はあります。
他に、コラーゲン生成量を高めるというような作用により、体内の毛細血管などの新たな分化を促進させていく、
じわりじわりと体の内側から変化させていく作業がなされ、それにより長期にわたる効果が期待できます。




ゴツコラの作用は脳血管という、
非常に血管量の多い部位にてコラーゲン生成量量を増したことによるメリットは大きく感じられるでしょう。
ですがそれだけではないようです。
それは同時に体内の「慢性炎症」化した部位へと血流を起こします。

もともと慢性炎症の手前の炎症は、なぜ起こるのか?

たとえば、転倒してカラダをぶつけて青あざをつくるとき。
痛みに顔をゆがめ炎症作用からくる痛みに耐えることになります。
炎症が起きている部分は、どくっどくっと血管が高鳴り血液が他の部位以上に優先的に送られるのです。
そうやって多量に供給された援助物資を用いてダメージを受けた傷の血を止めたり細菌を殺し膿ませてかさぶたをつくり。。
早期復旧を図るのです。
もし炎症反応が出ていなければ。
または炎症化していても、
「痛み」という血液をその場所へ誘引させる知らせがなければ。

治りが非常に遅くなります。
なかなか治らない状態が継続するのです。

過去には病院で手術をしたときの後に出る痛みを、麻酔で軽減させていたのですが、
現在では痛みに耐えられるようなら麻酔を使わない処置に変わってきております。
そうしたほうが早期に治りますし傷口もしっかりと塞がるからです。


慢性炎症化した組織は、ダメージを蓄積した組織です。
だから血液を欲して、その古くなりあばら家と化した組織を改築したいのです。
そうする必要があるはずですが、もうすでにその炎症が慢性化した部位は血行不良が著しくなっている。
炎症が起きても痛みを感じるための痛覚用神経を興奮させる酸素が供給されてはいないため、痛くない。


血液検査をするときに、止血帯をして血を抜くと痛みが軽減しますが、
血が行く量に比例して痛覚はコントロールできる好例でしょうか。

さっき転倒して作った青あざ部分には痛みを感じて血が行きますが、
慢性化した炎症を起こしている部位には痛みがなくダメージ組織の回復に十分な血液量を供給されない。

そのような体内の奥に隠れた痛みから見放された炎症が慢性炎症。
静かに慢性炎症は成長し、取り返しがつかないほどの大きさとなれば様々な実害を表出してくる、くせ者です。
あばら家と化した家が倒壊して、家人が亡くなるほどの大災害として現れることもでてくるでしょう。

抽象化した説明ですが、そのようなものと印象を感じております。



そういった痛みが感じられないほど血行悪化した麻痺側組織も、
コラーゲン生成量を高めて血管を補強すれば状態を変化できる。

つまり血管だらけの脳組織に顕著なIQの改善がみられるなら、
他の体内全体でも血管の状態を改善させて、
倒壊しかけた危険な炎症を見つけだしてくれる。
そして通常の建て直しすべき物件としてリストに載せてくれるのでは?

西洋医の薬のような薬効成分の強さや即効性はない。
ですが自分の体の内側を振り返り、気づかなかった部分を覗き込む目を取り戻せる。

そのような期待を持っております。







私がゴツコラをいただくようになって、だるさや急激な眠気が襲ってくることがあります。
意識が失われる寸前の眠気です。
体内の頭部以外への血流を増すルートができて、そちらに多量の血を回しているのでしょう。
脈診で診れば、悪くありません。
体温は、現在36.5度を常時キープしています。
(ゴツコラを食べる前の体温は35.8度)
そして一時、体臭が数日間、変わったときがありました。

実際はゴツコラのみによる成果検証ではなくて、
同時に、ベン石温熱器でのケアや、最近はシリコンカッピングも合わせた場合を知りたかったので。
ベン石の温熱効果やカッピングによるリンパケアなどによる排毒も効いてのことでしょう。

カラダの内部では何かが起きている。
そう感じられます。

特に、筋組織自体は全身的に柔軟性が顕著に高まりました。



自宅にゴツコラ(和名:ツボクサ)を育てていたり自生している方は、
世界の研究者たちが認めたアンチエイジング効果のあるゴツコラ試してみてください。

もしゴツコラ(和名:ツボクサ)に関心を持たれた方がおられれば、
Google等で検索していただければ、数は多くありませんが、
さまざま紹介したページがヒットするでしょう。

日本語のサイトでは、情報量が少ないように感じますので、
さらに知識を深めたい方は、英語やタイ語などで検索するといいでしょう。





ゴツコラ(和名:ツボクサ)が骨粗しょう症への実質的な対策となるかどうか。
コラーゲン量が減少することで起きる症状ともいえるものですから、
試してみることは悪い選択ではないでしょう。

そうすれば整体院にもいかないでのケアにもなります。 ^-^

タイなどではゴツコラは食品として食べられています。
他のアーユルヴェーダでもちいられる薬草に比べると、
効きがやさしく危険度が低く用いやすいものです。

私は、以前、お客様に体内コラーゲンがよいものに置き換わるようにゼラチンを摂取、勧めます!といっておりました。
エドガーケーシー療法にも、そのような目的を持ってゼラチンを勧めていたことを記憶していたからです。
ですが、いまは、もしできればゴツコラ(和名:ツボクサ)の生の葉を、
お勧めしたい気持ちに傾いてきております。



散歩をしつつにゴツコラ(和名:ツボクサ)が自生していないかと探してみてください!!

現状、入手困難が、この植物の最大の課題でしょう。





私も梅雨の長雨で、プランター栽培しているゴツコラ(和名:ツボクサ)が、
雨による水の過剰で、葉の枯れたところが増えています。


梅雨が終われば、また江の島にツボクサの採取へと行かなければ。
posted by スズキ at 12:00| Comment(4) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月10日

「コロナウイルス感染者 東京都243人の感染者」という、現実。

個人的な、印象では、今年の秋あたりにコロナウイルス感染について
大きなことが起きそうな気がしていたのですが。
(そのようなヴィジョンが幾度も見えてきたことがありまして)


ですが今からさかのぼる数日前。
東京のコロナ感染者数がかなり減少してきたのをみて、
「今月中には、臨時施術の受付を終了し、徐々に本営業へ移行する時期がきたな!!」
とホッとした気持ちで喜んでいました。




外出自粛が解けた、いま。
ボディワイズの営業がコロナウイルス感染防止のための臨時休業を継続し自粛し続けるのは、
施術を提供させていただく者としていかがなものか?
私が見たヴィジョンは幻想だろう。



施術では「慢性炎症」について対応するというテーマをもって研究中です。
「慢性炎症」が頭にあり続けたが、対処がかなわずに涙し続けた最大の課題です。
昨今では「慢性炎症」に関する医学的資料が増えており出版物も多くなりました。
「慢性炎症」は、症状や派生が多岐にわたり、カンタンな内容ではありません。


「慢性炎症」について。
たとえば、
うつは脳の慢性炎症と説く本もあります。
糖尿病に、がんに、肥満に、動脈硬化等の血管疾患などにも関係すると説かれています。

「慢性炎症」が時間をつぎ込める休業中の成果として理解を進め、
次期の施術へと活かそうと期待しております。




ちなみに、
ゴツコラ、ベン石の研究を推し進めることも、
体内の奥に蔓延る「慢性炎症」の対応をにらんで、
たどり着いたものです。




現在。
臨時施術の受付で施術をさせていただいたお客様のおかげで、
慢性炎症についての改善成果が継続していただいたお客様の中に見出すことができました。


本営業に移行し、新規お客様のご予約を受け付けていく。


そこからも本営業に移行する時期が訪れて、
慢性炎症理論と施術にできることとの関係を観ていくにも。
本営業に移行していくことで対応人数が増えることで、
新たな課題も見出すこととなるでしょう。
本で理解した慢性炎症が、私なりに落とし込めるようになるために必要です。

そこに至るステップが来たと、わくわくしていたところ。。。



それが「コロナウイルス感染者 東京都243人の感染者」という、現実。


東京感染者数.jpg


いま、頭を抱えてます。。。
posted by スズキ at 19:24| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月09日

押してダメなら、引いて! それから平行圧で引っ張ってみましょう! 

私が筋膜の癒着部を解くために施術で使う圧の種類陽圧・陰圧・平行圧


陽圧陰圧平行圧.jpg

あまり聞いたことがない単語ですが、これから少しずつお話していきますね。


刺激には、人体へ与える影響の想像がついてカラダが反応できる既知刺激と、そうではない未知刺激があります。




外圧は刺激を受ける前にリアルな想像ができる「既知の圧」です。
リアルな想像がわくものに対してカラダは対処を準備できます。
既知の圧に対しては、少なからず皮膚抵抗や筋肉プロテクターによりブロックされる傾向にあります。


対して陰圧(皮膚を引っ張り上げられる圧)は「未知の圧」です。
どのような対処をカラダがとることでその刺激を避けられるか。
正解が見出せません。
自然界で陰圧を受ける経験がないため、
どのような刺激の質だったかも想像がぼやけています。
リアルな想像ができません。想像できないからわからないのです。
だからカラダにどのような反応を起こせばその圧に対抗できるかの指令はない状態です。
刺激に対して準備ができないどころか、対処法を探るため未知の刺激を観察し始めるのです。

施術は「既知の圧」を採用することもありますが、「未知の圧」の採用に鍵があります。





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まずは一般的に用いられそうな外圧刺激から。





野球をしていてボールがカラダに当たったとき、その衝撃的な刺激から身を守る。
ボールがカラダに当たる.jpg
ボクシングで、相手ボクサーに腹部を殴られたとき、皮膚や腹直筋を緊張させて硬度をあげて内臓を守る。


私たちにとってこのような衝撃は未知の状態ではありません。


プロテクター作用は、特に衝撃を受けることがわかっている意識があったとき、しっかり利く作用です。
でも思わぬ段差に気づかないでコケて尻もちをつくとっさのときさえ、
地面につく寸前でお尻の皮膚を固めて自己防衛をはかります。
反射的に外部からの刺激から体の内部にダメージをつたえないようにすることで、
私たちは体を守るようできています。

皮膚や筋肉は外圧または外部からの衝撃から身を守るという
「プロテクター(外部刺激からの保護作用)」プログラムが組まれています。



だから人や他の動物も含めて、強烈な圧を外部より身体内部へ向けて加えられても、
皮膚抵抗や筋肉を無自覚的に緊張硬化させて内部を守る作用により、
私がお客様へ加えた圧の大部分は弾き飛ばされているわけです。


一般の方が圧と聞くと、この効率の悪い圧法を思い起こすと思います。

施術者としてはもっとも筋膜リリースをなすには効率が悪い圧で、
この圧を回避する別法での対処の追求。
これが施術の技術上の研究テーマとして、多くを占めます。




外部から体の内側へ加えられた刺激として、
陰陽で言うところの【陽(プラス +)刺激・陽圧】といわせてください。



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対して。
陽圧より、ちょっと賢い圧のかけ方もあります!




カッピングのような皮膚にカップを付けて吸引して皮膚を持ち上げる圧を加えたとき。
それも身体に対して加えられた外部刺激ではあります。

ですが元々自然界では皮膚を吸引されるような刺激がほとんどありません。
タコの吸盤に吸われるくらいしかとっさに思いつきません。
ほんとうに稀な刺激なんです。
人間も、そして他の生物でさえも、
そのような稀な刺激には、わざわざ反射行動を起こしてまで耐性を付けるような脳への負担のかけ方はしないのです。
外部圧をはじくよう自動救済装置のようなものを常時アイドリングさせているので、とっさのときに働くのです。
それがめったに起きない吸引刺激に対して備えるためエネルギーを使い続けるなんて経済的じゃありません。

吸引刺激に対しての抵抗をする反射的なプロテクター行動をとるプログラムは組まれていません。
皮膚をつまんで骨から遠位へと引き上げるという刺激に対しても同様です。

ほぼほぼ無抵抗に、引き上げられる感じでしょう。
持ち上げられた初期には意識的に皮膚を緊張させて多少抵抗できても、
30秒もしないうちに引っ張り上げられてしまうでしょう。

外部から体の内側へ加えられた刺激ではありますが、
吸引圧または引っ張り圧のような身体に対して持ち上げられる圧の場合。
陰陽で言うところの【陰(マイナス −)刺激・陰圧】といわせてください。



陰刺激は筋膜をリリースするとき応用すると、いい成果がでやすいようです。



私がホットストーンを筋膜の癒着部分に当てて「 トントン! 」と叩くとき。
お客様は叩かれた体の奥へ伝わる刺激でしこりが解けていると考えている人もいるでしょう。

ですが私の意図は違います。


筋膜が癒着した部位の端っこに、筋膜同士を剥がすための2枚の紙(こちらの前のブログ内容参照願います)のはがれ目のようなところを作りたいのです。
うまくいけばはがれて引き離せるような目になると見込んだ部位にホットストーンを当てます。
狙いを定めて3ミリ単位以下の狂いを抑えてホットストーンを叩いて刺激を加えるのですが。

でも、もし私がお客様のカラダへと、ガツンガツンと身体内部へダメージが与えられる圧を加えてていたら。
どういったことになるか考えてみてください。



それは体の筋膜の癒着を解くどころか、体の内部炎症を改めてこさえつづけるようなことになります。



でもそこまでのことがおきることがなく、筋膜部位はリリースが起こるのです。

実は、「トントン!」とインパクト圧を与えたときのポイントは、
体内内部へ加える陽圧を抑え気味にして(残念ながらこれがゼロにはならないのですが)、
体外へ跳ね返る陰圧を起こすような圧をつくることで、患部の癒着部を解くようにしているのです。
これはインパクト圧を加えるときに使っている私のツールが、その秘密を握っています。
なにかリリースに役立ついいものはないかと、片っ端から試したときに見つけたのです。




「陽圧」で、ガンガンと強めの圧をかけて解くこともできます。
ですが、それは私どもとしてはとるべき手法ではありません。

なぜかといえば、陽圧による刺激の特徴が皮膚抵抗が甚だしいため、
内部の筋膜の癒着部まで刺激が通りづらいし、
プロテクター筋以下にあって無理やりに改変された組織も、
早々に以前の施術前の状態に戻すように「回復作業」をします。
だから施術前の状態への戻りが速攻で起きるのです。



お客様がそのような施術を受けられたとき。
施術直後は楽になった気持ちを味わえたとしても、すぐに戻ってしんどくなるはずです。
施術費を払った甲斐がない。


それに対して「陰圧」は、皮膚抵抗がかからないためか。
「陰圧」で調整をしたときは施術後の改善状態が長く維持するという特徴があるのです。
なので、この手を使わないわけにはいきませんよね。





たとえば、スティック状のホットストーンを2本持って胸鎖乳突筋を緩めたいなら?

それらを使って起始・停止を同時刺激をして緩める使い方もします。
それも正解です。

ですがもし胸鎖乳突筋の筋腹部分が斜角筋と交わり、そこがきつく癒着が進んでいるときは。
スマホ首の人たちのことですね!
そのようなときは、斜角筋と胸鎖乳突筋の隙間に一本の適温加熱したホットストーンを設置固定して、
もう一本のホットストーンで胸鎖乳突筋を頚椎から遠位になるように引き上げるようにします。

これは首筋は人を殺せる急所ですから、首の奥へ向けての加圧は避けたいので陽圧をかけられないのです。
なのでうまく陰圧として引っ張り持ち上げていくような刺激ではがしていく。
すると陽圧で喉に押し付けるような圧をかけても一切解けなかったところが、
徐々に、着々と緩みだしていくのです。

このときにもちいるホットストーン。
それがいただいた「白かっさ」が使い勝手がいいんじゃないかなとみています。

白かっさ3.jpg

(※ 喉の陰圧は、やり方が相当に繊細かつ難しい個所です。不用意にはなさらないでください。)





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他にも、さらに使い勝手のよい圧があります。

私の今の施術では、7割がたがこれから申し上げる圧をかけることで構成されています。

実用的なのです。


やり方の概要を申し上げますと、
たとえばですが、、、一定の圧(たとえば100g)を加えます。
そして一定圧を維持し続けたまま、筋肉の繊維の流れに沿って特殊な平行圧をかけるやり方です。
ボウエンテクニックというボディワークで習う、ムーブというテクニックを応用したものです。

そのときの手の動きは加速運動にしてはいけません。
等速運動でおこなわなければリリースが起きにくいでしょう。
それどころか加速運動での平行圧は筋組織にダメージを残すかもしれない。
安全と効果向上を考えて等速運動での圧をかける練習をすることでしょう。

他にもいくつかポイントがありますが、ボウエンテクニックを学んだときの規約のため、
お話しできないので申し訳ありません。残念です。。。
もう少し私らしいやり方にアレンジを加えて独自の様式にできたところまでいけば、
お伝えしても大丈夫じゃないかなとは思うのです。


この等速一定圧運動でのリリースをベン石温熱器で背中や他、大きな筋肉を緩めるときに、
最大の武器になっています。
リリースが陽圧の2〜5倍も稼げる感触があります。


普通にベン石温熱器で患部をこすって緩めるだけでも、確かに解けることは解けるんです。
ですが、それでは意図した筋膜の癒着部位にダイブして乖離させることはできないのです。
精密なアプローチができてこなければ成果がだせない緻密な作業をする場も、
身体にはたくさんあって。
そのようなところへの精度を高めてくれております。



現在の私はボウエンテクニックの施術をできますという看板は掲げてはおりませんが、
もしボウエンテクニックの講習会を1年間通っていなかったら、
トントントンなどの陰圧止まりだったと思います。

それでは筋膜の癒着をはがすベン石温熱器の活躍は、半減しています。



かなりの受講料と学習時間や期間をかけましたが、
間接的にお客様へとその成果が還元することができて、うれしいです。


posted by スズキ at 18:21| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする