2020年02月11日

書籍紹介:【筋力を超えた「張力」で動く!: エネルギーは身体の「すきま」を流れる!動きの本質力向上メソッド 】とお客様からの「私の強みのご指摘^-^」

数日前、臨時施術の受付の施術をさせていただきました。

身体操作の研究を熱心になさっておられるお客様で、
自身の声の出し方等にも生かそうと様々な試みをなさっておられます。

そのときに下にあげた本をお貸しいただきました。
U様、ありがとうございます!!



筋力を超えた「張力」で動く!: エネルギーは身体の「すきま」を流れる!動きの本質力向上メソッド (日本語) 単行本 – 2019/7/24


【本書内容】
誰もが動きの天才になれる

言葉を用いず自己の内面を身体で表現するマイムの追求から辿り着いた、動きの極意。それは、局所を収縮させず、身体の「すきま」を潰さない動きだった。スポーツ、武術、身体表現…、すべてに通じる「力まない動き」! 全身をつなげ、エネルギーを通す! あらゆる「動き」が質的転換される方法をわかりやすく紹介。


CONTENTS

●第1章 エネルギーは身体のすきまを流れる
身体の潜在力を引き出す!/適切な身体認知力
技術の向上とともに身体の質を高めるメソッド/エネルギーの通りの良し悪し
エネルギーの二つの要素/浸透力の違い/すきまを潰さずに動く

●第2章 「立つ」とは浮きつつ垂れること
筋肉頼りがすきまを潰す/関節のすきまを作る
逆方向のエネルギーで立つ/脳が浮いた¥態/頭のオープン・クローズ
科学的トレーニングから抜け落ちてしまうもの/気持ち良さを味わう

●第3章 和の身体と西洋の身体、そのエネルギーの流れ
イン(内向き)とアウト(外向き)/腕の付け根の違い
橈骨と尺骨を通るエネルギー/鎖骨と肩甲骨の自由度/胴体を適切に動かす

●第4章 踏む力と、下丹田・中丹田
上下エネルギーの違い/踏む力とエネルギーの焦点
下腿部でのエネルギーの通り道/身体表現にみる中・下丹田の違い
上か下か? アゴの向きと活力/和と西洋が交互に機能する歩き方

●第5章 肘・膝が、末端と体幹をつなげる
体幹の骨の位置調整力/体幹で反力を受け出力を末端に伝える/肘からパワーを通す
手先、肘、肩甲骨を力のベクトル線上に集める!/膝下からパワーを通す

●第6章 パワーとは、相反する力を同時に成立させる張力
押し合いつつ引っ張り合う/張力と身体のすきま、骨の位置関係の最適化
伝統にみるエネルギーが通る形/張力の全身への影響/遠心性と求心性の両立

●第7章 お腹の力は、足腰に力を入れないため!
お腹の力とふんわりとした腰/柔軟さと強さを支える腰椎の位置調整力
エネルギーが通った四股立ち/腰の力を抜くトレーニング
お腹の力~筋力ではなく張力

●第8章 呼吸とは、する≠烽フではなく通す≠烽フ!
身体のすきまを通す′ト吸/動きと呼吸の一体化
身体の内側の立体的な広がり/ノドは開いたまま!/呼吸の動きと感情の動き
内と外、表と裏の循環/身体感覚ありきのイメージ

●第9章 音感覚に身体は支配されている!
音を見る/擬態語・擬音と身体感覚/言葉は身体を分解し、音は身体を一つにする
良い音をいかに生み出すか?/音と音とのつながり

●第10章 ゾーンの鍵は、空間支配を生み出す「体性感覚」!
「ゾーン」「フロー」状態/体性感覚に目を向ける
セルフ整体運動のススメ!/身体と空間の一体感

●第11章 感情のコントロールは身体のコントロール
感情とは身体そのもの/自ら感情を生み出す/自然に起こる身体運動
自分の外にある感情エネルギー/感情の身体的ワーク
…他



そのお客様より、以前にお勧めの本として推奨していただいた本です。

先日、高田馬場駅前の書店でこちらの本を目にしました。

私はそのときは、この本の筆者のJIDAI氏につきましても、存じ上げませんでした。

マイムアーティスト JIDAI氏。


JIDAI ORGANIC MIME (アートマイム)

ホームページ
http://jidai9.wixsite.com/jidai

公演やワークショップなども行っておられるようです。


上に貼らせていただいたYouTube映像では、
マイムのようなパフォーマンスを見慣れないと、
不思議な感じしか受け取れないかもしれません。
だが私にさえただものじゃないと納得する動きが読めます。

そして動きの節々という以前に、
その姿の存在感の確からしさに、
「いいね!」といいたくなります。 ^−^




本を開くと、筆者がパフォーマーであると同時に、
バレエをなさっておられる方だなということが、
即座にわかりました。

本書の中で特別なバレエ動作のしかたを教えているわけではないのです。

ですがバレエで重視する軸のとり方をわかりやすく言葉とイラスト等で表現してあります。


そしてお客様が推奨してくれた意と同様に、私もイメージがわかりやすくて面白いな〜と。

そういいつつも、
部屋の整理をまた少しずつ初めてモノを減らすようにしている手前、
買うことができずに、後ろ髪を引かれる思いのまま帰宅したのです。




こちらのJIDAI氏の本を観ても、
すでに体がある程度できてないとイメージはつかめても、
実際に体がそのように反応してくれないというモドカシサ。

そうであったとしても非常に良質なボディイメージを脳に立体造形して描き切れたときは、
人の体はそのボディイメージの地図に導かれるように体の節々が再設定され始めるのです。

もし体のしなやかさを失わせるようなかたよりのあるボディイメージを脳で描くならば、
そのボディイメージの地図に導かれ体の節々が再設定され崩れていきます。

だったら、良質なボディイメージを身に備えるほうがいいですよね!



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そして、、、
本の話とは異なって恐縮ですが、
こちらの本をお貸しいただいたお客様との会話で。

お客様:「来るとダメ出しを、たくさんされる」

との言葉。

私  :「そうですか〜 ^−^」

との返答。

実は私がお客様に対してダメ出しをしていたつもりがなくて、
私の頭で、様々な治療院にお世話になったことがあるとお伺いしたので、
そのどちらかの治療院のことをいっておられるのだろうと脳が解釈する。

すると、、、
お客様:「以前通っていた治療院では、もう治すところがないと太鼓判を押された」

とのこと。

こちらのお客様自身、その太鼓判を素直に受け取るほど他人の言葉をうのみにはしないため、
その治療院の先生の腕はすばらしいと認めつつも卒業してからも、
様々な自身の体をさらに改善するための取り組みを続けておられます。

その一環として、私のところへもお通いいただけて、感謝いたしております。


私は独自の知見を持って体の隅々を私なりに違和感ある改善点をチェックし、
そのうちのなかで改善すべき優先順位が高いものを10〜20ほど選び出し、
そこから実際にそれらをアプローチするわけです。
優先順位が低いものもあわせれば50〜100ほどの違和感ある個所が観てとれています。


それは人体の特徴で、
構造的に体幹にかかわる一部の骨格上のずれが生じれば、
芋づる式に様々な部位が必ず影響を受けてしまうために起きることでもあります。
そうなると本当に多くの問題点が含まれていき、
それを読み取る目を持つと見えてくるものです。

いままで施術をさせていただいた多くのお客様の体の状態がパターン化して多層フィルムを重ねて
類似項を見つけ出す目で集中してみると、
非常に重要な部分が絵的に浮かび上がって見えてくるのです。



ただ施術の手が多くなりすぎるときに注意しなければならないことだと思いますが、
どれも大きく変えすぎてはお客様の脳が変化に追いつかないという現象が起きます。
そして低い優先順位事項は触らないでも優先順位が高い上位の部位を解くことで、
他の違和感がドミノ式に自動的に影響を受けて改善するようにもなっております。


そのように考えているため、
「違和感を観てとれる部位」について、
同業者で予備知識がなければ説明が難解になるというものでもあるため、
優先順位が高い改善ポイントというところ以外は口に出さないようにしています。

曖昧な言葉で、ここも気になるとかいう言葉を、
それが事実であったとしても聞かされるとこころがへこみます。
私がお客様の立場なら、気になって仕方なくなるでしょう。。。


そのことは知っていたつもりなので、
最重要な現時点でのそのお客様にとって改善させるべきポイントに絞った施術をこころがけています。
そして改善ポイントも、わかりやすくお客様に認識していただけるよう、
口で出すときには「極力5つ以内(初診でもそうしてます)」と自己ルールを設けています。
口に出さないで私が処理できる施術すべきか所の多数は、
丁寧なワークをするという一環の中で観ててリリースへ。
特別にそのような個所についても口で言ってネガティブイメージを持って伝えるのは、すべきではない。

しっかり伝えるべきところにスポットライトを当てて、
その個所をしっかり認識してもらえなくなってしまっては。
お客様の記憶のなかに大切なポイントさえのこらなくなる。

そうなることで、しあわせになる人は、どこにもいないと考えております。

という流れでお客様の体をチェックして施術へ取り掛かるのが常ですが、
もしかしたら、そのような見方をするのは特異なのかもしれないと。


そのお客様が
「以前いった施術院ですぐれたスポーツ選手と同等になったといわれたものだったが」
「こちらではダメ出しを、ずいぶんされる」
とおっしゃられたときに、
もしかしたら私自身の施術中の観察力は、
他の先生との差異があるのかもしれないと感じました。

私自身、普通に見ているだけのつもりなので、
特別なことをしているつもりはない。

そして私が見えているところは他の先生も優れた先生であれば同様に見えていて当然。
だから他の施術院の先生も私と同様のことを言っているはずと考える傾向があるので。
そこを、まったく疑ってない。 ^−^;

そのように、久々に自己分析をしてみました。



「強み」の特徴
・得意であり、他人も気が付いているところ
・それをやることが楽しい。
・それをやるときに生き生きする。
・それを継続的に向上させている
・それをやっているとき、フローの状態になる



この強みの特徴のひとつの
・得意であり、他人も気が付いているところ

という「他人も気が付いている」というところが、実は自分の強みということが多いのだろうと思います。


  それはピータードラッカーという学者が

    ”大半の人は、自分の強みを知らない。
     彼らに聞いてみると、ポカーンとするか、
     自分の知っている知識をこたえる。
     それは間違った答えである。”


   という言葉を残していますから。


今回は「私の強み」をお客様から教えていただいたように感じました。




posted by スズキ at 13:54| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする