2020年02月09日

肩が痛いというときでも、肩だけが問題だというケースは、ほとんどないですね。

【 肩が痛むルート 】を考察してみよう

以下の図に記しました『 @〜F 』の流れを追ってください。


手から方、首、頭部へ負担のルート2.png


最初は体の末端の手先の使い過ぎのダメージが蓄積し、それが前腕の硬化緊張にもおよびます。
それはやがて前腕の肩に関係する部位にまでおよんで、次に肩甲骨の動きを制限させてしまう。
強力な筋を持つ肩甲骨で押さえつけられつづけ肋骨が変位していく。
それにともない胸椎と肋骨の隙間に位置する起立筋群や胸椎同士を結ぶ靭帯が骨化しはじめて、
胸椎をずらした状態を強いて胸腺を委縮させ免疫力を後退させ、
心臓への神経的な情報のトラブルと心臓部の圧迫による問題を生じさ血行が悪くなります。
それがやがて脳への血流不足を引き起こし、頭痛、めまい、吐き気のような症状がおこる。


単純に「肩が痛い」というときも、
肩の痛みが激痛として芯にまでくるときには、
多くは上記の流れを一巡かそれ以上を巡らせているものです。

そうなると肩が関節の可動域が大きいため痛みを感じ取りやすいのですが、
すでに@〜Fのすべてにおいて、状態が変位しているというものなのです。


そういった場合。
主訴として「肩が痛い」といっても、
肩だけに問題があると考えるのは間違いです。
そして肩にまっさきにアプローチをするというのも、
結果的にさらに解きずらい状況へ追い込むことがあるので注意すべきです。

腕・肩・胸椎・首筋などのどの部分がどの程度の癒着が進んでいるかという実態を把握したうえで、
丁寧に全体の蓄積疲労がこもった部位のすす払い(筋膜の癒着をリリースすること)することです。

手先の末端部分から緩めていくほうがいいか?
前腕からのリリースで大丈夫か?
鎖骨や肩甲骨部位を緩めてからのほうがいいか?
等々を状態をチェックして観ていくのです。

まだ初期状態で中医学的にいえば太陽病ともいえる程度の浅い症状であれば、
それはリリースの手間はあまりかかりません。
適切な解き方をすればあっけにとられるほど。
筋や腱の緊張状態のままで居つこうとする流れを、
カウンターストレインや靭帯性ストレインやAKA等の手技療法を施せばいい。
急性期であったり、ダメージが深刻でなければそれで、十分ですし。
戻りも目くじらを立てて注意するほど心配をしている必要もない。


ただ、この@〜Fの筋道を何度も過酷な負担を蓄積しながら通り、
状態を悪化させてしまった場合には十分な対処が必要となります。


そして特に、
必死すぎて短期間または長期間のうちに、
@〜Fを何度もグルグルと巡らせていたとき。


それにより、見事に体の奥へと病位が沈みこみました。
その沈み込んだ部分での不具合で、
以下のものが当てはまっていたように感じたとき。

D 肩甲骨の固定と肋骨変位により、
  菱形筋が硬化し、
その下あたりの起立筋の短縮が起こる
E 結果、胸椎がずれて
・胸腺の縮小(免疫力低下)
・心臓の異常(冷え、不整脈)
F 脳への血流不足による
  頭痛・めまい・吐き気



脈診をすれば、陰陽の陰に、虚実の虚に入っているとき。

最もそこは手が出しづらい部分。

胸椎の後縦靱帯や黄色靱帯部分の強烈な詰まりに悲鳴をあげているときがあります。
それにより消化器の調子も悪いし循環器も、体の鈍重感もあるが、
動けないことはない。。。
つまり、かなりその後縦靱帯や黄色靱帯部分の関連組織が本格的に固まりだして、
不都合な部分を痛覚を感じられないマヒ状態に落とし込まれている状況だと思う。

ただ冷静になって脈をみれば、その状態を知り肩を落とすものです。


状態がそこまでではないならば
スマーティという遠赤外線サウナで5~6時間おとなしく入っていれば、
体の奥に溜まったものもゆるっと緩んで、リセットが効くこともあるでしょう。


ただ悪化が、強く進んでしまうとそれでは収まらない。
位置的に手の緊張が胴体に接合し交差して強烈な凝りを作る面倒な部分なのです。


個人的に私も母の介護で無茶をしまして、
この部位に入った病の位置の深さに驚き、
改善法を様々探って試してみても核心には届かない。


ちなみに大きな病気になるリスクは、
この状態になり改善機会を得られず放置しましたら、
出てきてしまう場所です。


そのことも、よく心得ております。


ただそれが先日のブログで書きましたが、
施術の本格再開を友人等に告げたときから、
突如として左肩が激痛化したのです。

こうなるとこれを放置して施術再開は難しく、
自分の内側の改善にさらに拍車をかけて向き合わざるを得なくなりました。

それで先月の一月は、ひとりでひたすらトライアンドエラーを繰り返して、
最良の対処法を得られるようにがんばってきました。

そして
「べんせきとネフライトを並べてホットアンポで温めて仰向けで寝続ける」
というのを何百パターンの試行錯誤の上、4日間、寝る前に5時間やってみたところ、
私としては奇跡的にその部分が緩みだし、非常によろこんでます。

正直に言えば、肩の痛みはまだあります。
ただ1/10ほど。
これはやがて鎖骨下筋がさらに緩んで、小円筋・大円筋を処理できれば消えるでしょう。

頭痛も、めまいやふらつき感も、あったはずですが、今はなにも感じません。
左の首筋が、深部がもう緩んで、そのゆるみがキープできてます。
心臓の脈の飛ぶ、不整脈状態も、消えています。
ただ風邪っぽい。それは、寒い部屋で長時間、固まったままでの作業が続き、
代謝不足に陥っているからでしょう。
ひと段落ついて、また長距離散歩を楽しめるようになれば、免疫系もよさそうです。


背中にべんせきとネフライト.png


ベン石もネフライトも人体に対して特別な影響をおよぼす石です。

それが私にとってほんとうにアプローチできなかった胸椎部位を微細な痙攣をおこしてずれの炎を鎮火し、
修正していってくれたような気がします。

課題としては、深部に病が入った際は、
短時間での反応を期待は難しいと思うので自宅での長時間当てておくという対処が必要かと思います。

施術中の敷石では、
かえってマグマ由来の玄武岩に軍配が上がりそうです。

実はべんせきとネフライトでトライする前に、
玄武岩で先に同様な敷石を試してみたのです。
ですがそのときは全身が緩んでリラックスした感じは味わえたのですが、
体の芯にある病の状態を引き起こす引きつり部分を修正してくれた感じはしませんでした。
(※個人的な体感なので、石との相性で玄武岩があっているひともいるかもしれません)


ここはまた少し深く研究する価値があると思っております。
posted by スズキ at 12:35| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする