2019年12月27日

関節のすべりは氷上を滑る8倍もの、つるっと感があるんです。それの発揮が気血の停滞を改善する鍵ですよ!

関節がぎくしゃくと動きづらく思えて久しいならば。

関節って、こんな程度の作動なんだろうと信じてしまいますよね。

アイススケートで氷上を滑るときも滑りやすいが、
股関節や肩関節、それに他の大部分の関節は、
氷上のすべりの8倍もの滑りやすさなのです。


つるんとしていて摩擦熱を発することもなく、
動き続けられるようにできているのですから。

人体はよくできたものです。


ですが関節を挟んだ靭帯や腱や筋肉が緊張し続けたり、ときには骨化したならば、
関節の本来のつるんとしたすべりの良さが発揮できなくなって、
ときには痛み等の不快感を覚えますし、関節の可動域が制限されることにもなる。


絶妙な動きをする股関節が不調で左右どちらか一方でも動きの制限が存在すれば、
その影響は体全身の関節に及びます。
氷上を滑る8倍もの滑らかさで動く他の全身の関節作動を狂わせてしまうのです。

その状態が半年も続くと、あたかも関節が滑らかにつるんと滑るものだと信じられなくなってくるです。

そして頭のイメージで、関節とはこのような動きづらさがあって当然だと思い始めると、
その状態から抜け出ることができなくなっていくのです。


ただ、、、そのような状態のお客様が、
自らの感性豊かで慎重な自主エクササイズに取り組んで、
見事に復活を遂げつつあるという方もおられます。


その氷上を滑る8倍ものすべりを感じられるポイントは、
骨同士がかみ合ってすべりがよくすべる方向に動かすことです。

動き方がぎこちない動きをする人は、
体の体幹の骨から徐々に末端の骨を、
関節がかみ合ってすべることができない方向に動かしています。

それを無自覚的にしているのです。

関節の動きを探る.png

そしてそれがもっとも股関節や膝関節、肘関節や肩関節、その他の関節周囲を通る血液やリンパ液の流れを阻害する。
中医学的に言えば、気の流れもそれにより停滞することとなります。


たとえば腕の動きの関連が関節の動きをかみ合わないまま動かそうとする不都合な動きとなるならば、、、
それで肩が痛んだり、三角筋が痛んだり、肘にしこりができたり、等々がおこるのです。

たとえば脚の動きの関連が関節の動きをかみ合わないまま動かそうとする不都合な動きとなるならば、、、
それで股関節が痛んだり、大腿直筋が張ったり、膝に痛みがでたり、等々がおこるのです。

その場合は、過剰に動かさなくても、ある動きをしたり、あるポジションに移すと、痛みが起きます。

私にはそのときの発痛は、
体の内側にドクターがいて
「関節をダメにしてしまう危険な動きを強いているから、痛みを出したり動けなくして、リスクを回避するような処置をとって置いた」
と言っているように聞こえます。


決して無意味な痛みを感じさせてはいないのです。


もし関節がスムースに動けない方向に無理して動き続ければ、
関節部位の軟骨はすり減り当たりだしてしまうでしょう。
そうなれば一つの関節が激痛を感じただけで全身に電流が流れます。
健康的な生活は送れなくなるため外科的な手術が宣告されるようになります。
そこまで進行する過程で、その周囲にある靭帯や腱が強烈な痛みで問題を伝えようとしてくれます。
警告ですね。


そしてその警告的な痛みも尋常じゃない苦痛ですから、
そこから抜け出すことは容易ではないことです。

そのことがどれほど困難なものか。

本当に日々努力を重ねられて進化をして壁を突き破る人だと感心しています。

その努力の中に、
ボディワイズで長年かけて深部に入り込んだ固まって動かなくなった筋膜の癒着や軟骨などからの骨化、
その他の骨格をうまく再構成させて安定できる状態へと書き換えるお手伝いはしました。

ですがそれ以外にご本人が、めちゃんこ真剣そのもので、時間も労力も熱意も傾けて、
研究的に自身の体に磨きをかけておりました。
私も感心するところです。

そのお客様の動きの探索のしかたが、
筋肉を動かすという基礎的な探求から、
骨を把握して関節の動きやすい方向を探り動かす次のステップへ進まれていて。

その成果がかなりでてきていて、
状態が安定してきたようにお見受けしています。

お客様のお体がかなりつらかったときのことが、
徐々に脳裏からは思い出せなくなっているのではないでしょうか。
お客様自身にしかわかりえませんが、
ほんとうに痛みがしばしばでてきてつらい思いを重ねてきたはず。
繊細な身体操作の改善と固めた鎧を脱ぎ捨てることが、
うまく重なると、


そしてお客様からご報告をいただくことがあり、それを楽しみにしております。

長年かけてため込んだ体の奥に入り込んだ影響は容易には取り除くことはできません。
一進一退で徐々に上向くというのが通常です。
本格的な改善は決して甘いものじゃない。


ですが、自身の動き方の改善は、
自分の内側で起こしていた体を痛めてしまう謎を解き明かしておられました。
だからそこに戻る必要がないことを知り、
いままでとは違った神様が仕組んだ通りの氷上を滑る8倍ものすべる関節を手に入れだしています。



私、実は、左腕の三角筋と上腕二頭筋が厳しい痛みがでることがときおりあって。
それは施術でお客様のリリースをするときにでた邪気当たりもあるのですが、
私も一から腕の関節のすべりを取り戻せるような動きを探っていこうと思います。

お客様に心構えを教わったような気がいたしております。

感謝!



posted by スズキ at 12:17| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする