2019年10月28日

膝裏に高めの枕を入れて、お腹の大腰筋やその周囲のリリースをしよう!

昨日、フットレストのお話をブログでさせていただきました。



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フットレストは、ある意味では足裏を休めるための枕のようなものですね。


以前、ボウエンテクニックを習いに行っていたとき、
フットレストを膝裏にいれてセッションをしていました。


そのときを思い出して、
ワークベッドでの施術をするようになってから、
お客様が仰向けのときに膝下にフットレストを使用させいただいてます。

そうすると少しだけ腹直筋が緩むし、腰部も緩むんです。

その状態で腹部と腰部にホットストーンで熱を気持ちいいほど加えると、
とても全身がリラックスするのです。




ただ腹部のリリースをおこなうとき、
かつての私の施術のやり方を変える必要が出てきました。

施術で、今まではよく腹部をリリースするとき、
お客様の足を持ち上げてお腹を緩めていました。



それは床での施術だったから、
安定した足場が確保しやすかったためできたことです。

施術者としては体勢的にはかなり疲れるのですが、
お客様の足を持ち上げる高さや開き方などにより、
カウンターストレインという施術法で大腰筋を緩められる姿勢がとれるのです。

大腰筋をゆるめるカウンターストレイン中.jpg

足を持ち上げて大腰筋が緩むポジションにもっていくこと。

そうすることで、硬化委縮したり肥大した大腰筋をリリースするとき、
お客様の負担感が少なくなるように工夫しています。

なぜ大腰筋を緩めようとするかですが、
大腰筋は腹部内臓に一番近所にある最大級に大きな筋肉で、
内臓に対しての影響がダイレクトなんです。
それも大腰筋自体、2tくらいのパワーを出せるといわれている。
正常であれば問題がない、だが状態が悪化すればパワーがある分、
ネガティブな影響が大きく出るものなのです。
こちらの筋肉が問題が出れば、
大腰筋の引き連れにより臓器が正しい位置には居れなくなったり、
大腰筋のしこりに圧迫を受けてしまったり、
様々な不利益な状態に陥ることになるのです。
(ちなみに大腰筋は腎経に属す筋肉で、大腰筋の状態の悪化は腎臓に出るということも知られています)




腹部の表面のみをリリースする対象と考えていないので、
このポジションでなければ、
結果として痛みが強くて解かせていただけません。

人によっては炎症ある大腰筋の表面をなでるだけで終わってしまいます。
ただなでるだけでも、すでに強い炎症がある人はかなり痛いのです!
なでただけで解けるような、しこりではないため、それならば、
解かないほうが無難だという判断となってしまうでしょう。
そうなるとその後の改善傾向はあまり期待できず変化は少なくとどまります。
私が施術を始めた当時は、まさにこのような状況でしたから、
そのときの口惜しさをよく覚えております。




そこを乗り越えるための工夫が、
カウンターストレインで大腰筋をリリースする姿勢でお客様の腹部を緩める」というものでした。

ただ、これは施術者としては疲労するポジションですから、どうにか代替可能なやり方はないかと。
それは以前から考えていましたが、
わざわざそれ用の道具を作ろうとは想像もしておりませんでした。




ですが現在はワークベッドを利用しての施術に変わりまして。
大腰筋をリリースするカウンターストレイン姿勢での腹部に圧をかけることはできなくなりました。

単純にカウンターストレインで大腰筋を緩めるため固定姿勢の維持をするだけならいいのですが、
大腰筋が緩むポジションにて腹部の硬化部を緩める圧をかけるとなると。
それだけでなくベン石の温熱器をかけるにも、
大腰筋をリリースするカウンターストレイン姿勢では非常にやりづらい。


ワークベッド上では、施術者の足場が狭く、ベッドの低反発素材が沈むためぐらつくため安定感が損なわれます。


それでも無理をしすぎれば、倒れそうになります。

先日、事なき終えましたが、一度ひやっとしたことがありましたので、
これを繰り返せば事故に発展する危険性があると感じました。
安全確保は優先事項です。

無理はできないため工夫を迫られていまして。



小さなところでは、
上記で申しましたようにお客様が仰向けに寝ているときには、膝下にフットレストを使用します。
腹部のリリースをするときに、これがあったほうが腰部の前方向の反りが軽減されます。
あったほうがいいです。

フットレストでは、高さが7cm。
腰部が十分な柔軟性がある人ならこれでも十分です。



ですが腰の反りが強い人にはこれでは
腰椎をまっすぐにさせるには低すぎで十分な役には立っていません。


腹部の表面や中ほどが腹直筋部分は、
理想状態にまでは緩んでくれません。

このままの状態で圧をかけても、
奥にある大腰筋等は容易には緩まりません。

それはお客様自身が痛みや不快感が強すぎて、
その反応をみれば緩まるものではありません。
もっとしっかり大腰筋をリリースするカウンターストレインのポジションに近づけられれば、
これも大幅に違ってくるのですが。。。



ということを、
数日前にまた試作中の施術で申し訳ないのですが、
施術をさせていただきながら痛切に感じました。




少し横道にそれますが、
前提として腹部の固さは体の四肢や首の付け根の固さや膝や肘の詰まりに多分に同期しています。
これらが緩まなければ腹部のリリースは、私の見たところでは長く快適な状態を保てずに、
すぐに元あった不調状態へとぶり返します。

その中で腰の筋を緩めるには膝が緩まらないといけません。
腰が緩むと腹部前も緩みやすいポジションに骨盤の前傾が改善されているというものです。
それだけ膝を緩めるポジションキープには気を付けておくべきなのでしょう。


また、、、
体に何らか症状と呼べるものが出ている方は、内臓の硬さが強くなる傾向があります。
その内臓の硬さに対応する特定部位の四肢や首等の付け根に問題がでてきます。
そのしこりについて本人が気づかないことが多いのですが、
四肢や首筋(手首、足首も含む)「ごろん!」としたようなしこりや、
その付近や関節上の腱や靭帯が強く引き連れてしまっているところがあるのです。
状態悪化を食い止め、さらに改善させるようにしようとするには、
そのようなところへ目をつけることも大事なことだと考えています。

たとえば、、、
特に腕と胸の付け根あたりが硬い、鎖骨下や胸鎖関節周囲が硬いと、
みぞおちの硬さやつまりは、解こうにも解ける兆しが見えない人も。

腹部を緩めるための手順があるんですね。

みぞおちあたりの問題を大きく感じれば、そちら。

下腹部当たりの大腰筋部位や鼠径部が硬ければ、
大腿直筋や腸脛靭帯、内転筋、他々など腹部を解くための下準備をします。
それをしたあとだからお腹を緩める段で緩みやすくなっているのです。

腹部にだけ大きく時間を割いて、ワンセッションをすればある程度のお腹は緩めることもできます。
ですが結果的にそれではあそこにいってもすぐに戻るから行かないようにしようといわれることに。
それを避けるためにもお腹だけの部分リリースは、私にはできなくて。。。





話を、戻します。 m__m


膝下を持ち上げて頭の下に枕のようなものを入れることで、
腰部を上下にけん引して伸ばすことはできますから、
そのようなところからも「腹部を緩めさせる点数」をかせいでいきたいのですよね。。。
こういったことを積み重ねることで、常識を変えることができるのだと思います。


どうにかしたいと、考えているところです。





まずは、単純に既製品を狙え!
そのようなことにうってつけの商品はないかと探して「膝裏枕」で検索して、以下の商品を発見しました。


PROIDEA(プロイデア) 足枕 寝返り運動 腰楽ゆらゆら 0070-3719

ただ、カスタマーレビューをみる限りでは、
購入に踏み切るまでの勇気は持てません。

それとこの度の私の施術上のニーズでは、
左右に揺れなくてもいいのでして。
面白そうだと思いましたが、購入は見合わせ。

余談ですが、
施術業を営んでおられる方ならご存知の「医道の日本社」。
こちらでは2019秋の特別割引セールにて、
上記のPROIDEA(プロイデア) という商品は20%引きでした。 ^-^
医療関係器具も多くて、高額商品などではかなりお得なお買い物ができそうです。



とにかく既製品には頼らず、
欲しもののイメージは明確です。
まずは自宅にあるものを使い、試作しようと。
ハーフポールを重ね原型を形作ってみました。

膝裏クッション大台.jpg
高さは24cm。

仰向けに寝て膝下にこちらをいれたところ、
腹部の緩み、腰部の伸長具合は、フットレストの利用よりいいですね。

表面部を全体的にすべり止めシートで包んで補強すれば、
腹部のリリースのときにこちらをもちいて点数が稼げそうです!

膝下枕.jpg
(すべり止めシートで包み、詩集糸で止めたもの:施術の場で使う予定)

これができれば、体験会等で得られた
30ほど積み上げた大・小の課題のひとつが、クリアです。
全体の半分以上の課題はこなせました。 ^−^


posted by スズキ at 19:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベン石温熱器の多様なラインナップ(私が全部持っているわけじゃありません m__m;)

■ ベン石でお灸

「ベン石」は古代中国の黄帝内経という医学分野で功績が高く、
現在も重要視され続けている書物にも用いられ方が紹介されております。


書物によれば、お灸を思い立ったことの始まりは、
ベン石を温めて患部を熱して邪気を祓ったとされております。
それがベン石を使った医療について、当時の医療でも広く教え伝えられたわけではなく、
一子相伝に近いものであったことと、
良質なベン石が当時のベン石の発掘場所から採掘できなくなってすたれたといいます。

そしてお灸の効果を求めるにはベン石をもちいずに、
現在のもぐさのような植物を焚くようになったとされています。

お灸をすえるのも、長めの時間が必要です。
短時間では熱が奥まで浸透しません。




■ 多種多様な進化を遂げるベン石温熱器たち

・私の利用しているベン石温熱器


そのひとつは、
ヘッド部分が大きく作られており
保熱性が高く長時間のホットストーンマッサージには最適です。




皮膚を持ち上げてごしごしスクラブする吸引器がついたモデル。
赤色LEDライトが患部を照らして血行促進。


そのほかに、小型で小回りの利く充電式ベン石温熱器も2機所有しています。





・私が持っていないが世の中に多数あるベン石温熱器たち

中国では様々な形状のベン石温熱器がでております。
たとえば、

温灸器のヘッド部分が凸とした突起がついているカッサ仕様のものや、



かと思えば、下写真のベン石温熱器は、ヘッド部分は完全な平な面で作られたフラット状態です。



温灸器のヘッドや握りてもスモールサイズで小回りが利くもの、



ヘッド部分が刃物の「なた」のような形状になったものまで。
なたベン石.jpg



他にも多数、工夫されたものが商品として発売されています。
ベン石が人体にとって良好な作用を及ぼすことは前提として、
その石をどのような加工をしたら各々の患部を効率よく対応し
成果を最大化できるかの視点で考案が深められた末の進化でしょう。

それはまるで、彫刻師が使う彫刻刀のように、
独自にこの部分の仕事のためにだけつくられた彫刻刀で彫り進めるという使い分けができるほどのラインナップです。




■ ベン石温熱器が列挙されているポータルサイトのURL


もしベン石温熱器の利用に興味がある方がおられれば、中国語のポータルショッピングサイトですが、
ベン石を使う本場の職人さんが利用するベン石の温熱機器が販売されているページをご覧ください。
参考になるかもしれません。

https://www.jd.com/xinghao/9192146413a6d1429155.html?sort_type=sort_totalsales15_desc&page=1

https://www.taobao.com/list/product/%E7%A0%AD%E7%81%B8%E4%BB%AA.htm





今も「ベン石」が人を癒し続けているし、
現在進行形でベン石温熱器も新たな工夫が足されて進化し続けています。
中国にはベン石温熱器を活用している多くのプロでマッサージをする方々もおられます。


そのことを、つい最近まで、私はまったく存じ上げませんでした。

私が、もし数年前からベン石温熱器を知って活用していれば、
どんなに多くのお客様に役立てていくことができただろうか!?


それに気づいたとき、愕然としました。




自分の内側にある財宝を発掘していくことも大事ですが、
自分の外側にある資源に気づけるような目が必要ですね。

つくづくそう感じました。。。




■ ベン石温熱器を利用する前提として持っておきたい書籍の紹介


人の力だからこそでできるところと、
ベン石温熱器という器具だからかなえられるところ。

いまはその二つをうまく引き出して、
具体的なケースに当てはめて対処法を練っています。

そのための勉強になる一冊をご紹介します。

日本のAmazonでは発売してませんから、
レアな一冊でしょう。
中医ベン石の本.jpg

240ページのA4サイズの中国語の本です。
ベン石温熱器を使って「26の症状」と「18の健康増進(養生ケア)」のテキスト。

中国のベン石関係の本でも最新刊に近いもの。

取り上げられているのは代表的な症状や養生などですから、
多くのお客様に即戦力的に役立つ内容となっております。

書中の解説では、
CGで描かれた人体に、ベン石温熱器を使い刺激をいれるライン等が記してある。
温熱器をどこに置いてお灸のように熱を持続維持させて与える場所かも記してあります。
中国語がわからなくても、イラストを参考にすればかなりの部分は使えるでしょう。



■ 中医学基礎をみっちり勉強すれば、ベン石の使用が大きな成果をもたらします!


ただこの本の通りに施術をしたとしても、
中医学関係の基礎知識がなければ型通りのことでしか役立てられないと思います。
それは中医学を少しずつ勉強してきての感想です。
なので、こちらのほうを利用検討する方は、
中医学基礎を十分に理解なさった上で活用なさるといいでしょう。


たとえば中医学では、
熱を加えるべきところもあれば、
熱を捨てなければならない(つまり冷やすこと)ところもあります。

最低でも、そのときの様子を見てそこがわからずに温熱器を使えば、
成果が上がるどころか逆効果になりますから注意が必要です。
posted by スズキ at 11:22| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする