2019年08月12日

顎関節関連筋の腱部をカッサプレートでリリースしてみて、結果は良好!

私の知り合いの同業者に、
大きく口を開けると顎関節が「ゴキッ」と驚くほどの快音がする方がいます。

施術屋さんは過酷な労働環境で必死なんですよね。



ボウエンテクニックでは、
首のリリースや顎関節に関係する筋肉を緩める簡単な方法もあります。
それはこうやるんですよと教えたものの、
それだけでは焼け石に水なのです。


ならば、ベン石のカッサを使い、
顎関節周囲の筋肉部分をリリースすることで、改善できないだろうか?

私が普段使いしているベンセキのカッサプレートは、
サイズが大きく約118*51.4*11mm 。
けっこう持ってみるとずっしり感があります。

ベン石カッサプレート.jpg
ベン石のカッさ.jpg



こちらのベン石のカッサプレートを一枚だけで擦ると、
あざのようなマークが顔につくおそれが出てきます。
それを二枚以上にすることで、
皮膚への接触面積が増えます。


あたっている接触部分に係る力が多数のプレートでの接触にすると。
二枚刃のひげそりのように捉えをよくしてくれるのと同時に、
多少強めの力をかけたとしても、
カッサプレートの背中側の丸まった太さのある部分を接触させると、
密着度は上がったとしても強く定点的に力が一極集中しませんから。

私自身で試してみてカッサあとのような色が出ることもなく、問題がない様子です。


また個人的な感じなのかもしれませんが、
上図の私が所有している少し高価なカッサプレートですが、
そちらを2枚同時に持ってこするようにすると。

一枚だけのカッサプレートを持つよりも、
工夫しだいで安定して圧や角度も保持できます。
ただ髪の毛などを2枚のプレートで挟んでしまい、
多少抜けてしまうようなこともあって痛いのですが。
それを差っ引いてみても、2枚重ねでベン石のカッサプレートを使うのは画期的。


側頭筋と咬筋.jpg


最低限の顎関節に関係する筋肉は上図の通りです。

カッサプレートにより、
咬筋や側頭筋を筋繊維の流れに沿って刺激を加えてください。

特に咬筋の白く見える腱部分は硬化が強まって、
骨だか筋肉だか腱だかわからなくなってしまう。
この腱部分が固くなると、顎関節の開閉時のクラック音が鳴り出すので、
十分にこちらを緩めて行く必要があります。


ただし欲張りすぎて一日や二日で緩めたいと考えて強すぎる圧をかけるのは厳禁です。
心地よい程度の圧というのが原則です。


また腱部分は腱の繊維の流れに沿って刺激をするよりも、
腱の繊維を垂直に引くような方向へ刺激を加えたほうが、
リリースの成果が上がることもあります。
それは施術をする先生で腱のずれなどを見れる方々には、
一般の方にはわからないうちに、
さらりとそのような施術をしていることもあるようです。


咬筋と側頭筋の腱部分も、
腱の繊維を横切るような刺激を加えたほうがよく解けます。
そのようなルールに法っていますが、
筋肉や腱等の繊維の流れを横切る刺激は、
その刺激が痛くも感じますし強くなるので。

決して強めにこの操作はしない方がいいでしょう。
(もちろん既に治療のノウハウを持つ先生は、その限りではございません)
弱めの腱を横切る動きのずり圧をかっさでかけると、
徐々に状態が改善していく感触を持つこともできるでしょう。



特に顎関節の状態が悪い方は自身でいきなりやるのは避けてください。
専門家に状態を診ていただいてやり方を指導してもらうようにしていただいたほうがいいでしょう。
そうしないと、のちのちに続くような痛みがでてしまうほどの炎症があれば、
非常につらいことにまりますので。
決して無理はなさらないでください。


ちなみに顎の筋肉の図示部分をごらんいただけますと、
頬骨の下に腱が入り込んでいることがわかりますよね。

この頬骨の上のこめかみ部分がしこり化して骨と同程度の硬さになっている人。

ときどき見受けられます。

そういう方は、指先で200グラム程度の圧をこめかみの頬骨の少し上に置かれると、
鈍痛が感じられるでしょう。
それに頬骨の下が塞がっていて側頭筋が上下している様子が、
制限を受けているように見えるときもあります。

咬筋部分はある程度の痛さがあったとしても、
自分の手の指先で圧をかけたりもしようとすることもできるでしょう。

ですがこめかみ下の頬骨の上の側頭筋腱ぶや側頭筋膜部の癒着も手伝って、
指先で押す刺激がつよい苦痛に感じられてしまう人もおられるようです。
常日頃から、その部位が相当な炎症を持ち続けている状態で萎縮していて、
その結果が、顎関節の関節円板を押しつぶしを過剰にすることになります。

そうして顎関節の動きを大きくするときに「ゴキッ」と驚くほどの快音に。。。


そして実はこのこめかみ下の頬骨に隠れた側頭筋の腱部を緩めるのに、
指先で圧するよりも、カッサプレートを使ったほうが痛みが軽減でき、
同時にリリースもよりスムースに起こせるようです。
(※このときの刺激はカッサプレートの刃が付いている細い部分を当てて使います)

腱のコリがひどいと指先での接触は、
本能的にできなくなるものですから、
それをカッサプレートを挟んで刺激を送ると、
多少その抑制が下がってアプローチ可能になるようです。


なのでこの頬骨下の腱が骨化して顎関節に課題がある人には特に、
日々、かっさプレートでちょっとずつリリースをしていくのがオススメなのです。



数日、自身で人体実験しているのですが、
顎関節周りがかなり固くなっていたんだという事実は、
リリースが進んできた今になって気づきました。 ^-^
他者を見る目を自身にもというのが理想ですが、
それがなかなかできない難しいものなんですよね。

おかげさまで、顎関節の調整具合は改善してくれています。


そしておもに顎関節がずれると全身の関節がずれますので、
その点も改善を追って感じることができるでしょう。

それと同時に、顎関節が固まると、
そのストレスは肉体的ストレスにとどまらず精神的な影響にも反映されます。
緊張が抜けない、肩の重荷がしんどく感じる、ついネガティブなイメージが頭を過ぎる。。。
というようなことが顎関節症になっている方々からお話を聴くと、
上がってくるものです。


そしてこのこめかみ部分は視神経にも影響する部位ですから、
疲れ目の私などは、こちらをリリースを丹念にするようになって、
0.2程度は視力がアップしました。
いきなりものがリアルにくっきり見えて驚きました。 ^-^


posted by スズキ at 13:46| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする