2019年07月18日

感情面の安定を砭石で

砭石(べんせき)という、
古代中国では北京原人さんたちも使っていたという形跡がある治療に使われた石があります。
砭石も最高品質のものとなると、その名を泗濱浮石(しひんふせき)と呼ばれています。

こちらは以前もこちらのブログで紹介させていただきましたね。



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比較的、他のマッサージ用の素材になる石としては安価でいて、
画期的なまでの成果をだしてくれるというミラクルな石です。


砭石のなかに含まれる40もの微量元素のうち、
人体に有効性高い元素が半数も含まれています。

この石ができたときの様子が変わっていて、
隕石が砭石の産地である山東省の特定地に落下したとき、
高熱で溶かされた岩石と隕石が交じり合って形成されたものです。

人間の体とは、宇宙にある成分により作り出されてもいますので、
隕石の成分が微量に含まれる砭石に接して人体は影響し働きかけられ、
乱れた体内の気・血・津液(=水)の流れを改善して体調を改善させてくれるのでしょう。





それは一昨日前の私自身の体調の改善様子から実感しました。

そこを、砭石の効果を実感する前置きの部分として詳説させていただきます。



ここ数箇月のことですが。
母が亡くなり喪主としての仕事が予想外に多くて。
私の存知あげない方々との電話や訪問の際の会話に恐縮しつつ対応をしていました。
母は熱心にカラオケ・サークルで活躍していたその人的つながりは姉が継ぎ、
母と父が熱心に信仰してきたお寺の方は両親ほど熱心には行動できませんが私が継ぐ。。。
正直にいえば、社交性があまりにないと自覚するほうなので、
そこでのプレッシャーが大きいのですが、
母が亡くなる前に「頼んだからね。一人前になりなさい」という言葉には従うようにしていきたい。。。

また母と歩いた駅までの道や、武蔵小山で休んだ場所など。
思い出があるところも多くて、そこに足を運べば、いてもたってもいられません。。。

あとは自身の住む家に、住み続けることができるかどうか。
場合によっては家を売ってお金に変えなければならない。
そのような微妙な瀬戸際の状態も起こりうるのではという危惧があって。
博物館級の古い家ですが両親が身を粉にして残したものですから、
両親の思い出と共に暮らせればと願っていまして。
そこが危うくなっていたもので気が休まることもなかったのでしょう。。。
その現在の家に住み続けられるようにという願いは、
一昨日前に、どうにかクリア出来て住み続けることが叶ったのでほっとしています。



いまは施術をしていない状況だから、
睡眠状態は悪くとも肉体疲労は仕事をしていたときに 1/10 もあるかどうかです。
肉体疲労だったら、大したことはないのだろうと思います。
中医学診断の勉強が、少しずつでも身につくようにとがんばっていますが、
施術をしていたときのほうが、泥のように施術後に床で寝ているようなこともないですから。

そして肉体的な疲労は、部分的な筋肉を過度に使いすぎて起きる詰まり由来が多いため、
目黒不動尊まで2時間弱ゆっくりと散歩して帰ってくると、体調は改善できてしまうのです。



ですが感情の起伏が起因する肉体的なダメージは、その限りではないんですね。
ただ休んだだけでは回復しません。
感情の傷を広げ悪化することさえあります。


中医学では感情を働かせるにはエネルギーが使われるという考えがあります。


内臓と感情はつながっているんですよね。




今回の私の身体的なコンディションでは、
胃・脾と肝・腎が機能低下した状態になっていました。

それぞれの内臓がどのような感情で問題が起きるかですが、

たとえば思い悩みが深ければ脾臓に邪気を溜め込み機能が低下しますし、
それが私が脈診講座の鍼灸師の先生に舌診で「あんた、疲れてるよ、ストレス溜まってるよね」と言われたところですね。

そして怒りが深ければ肝臓を傷つけ機能低下を。
肝臓は血を貯めて排出して送る機関で、その血の各体の各部への輸送時に気が乗せられて送られるのです。
つまり肝臓が血を送りづらくなって気が運べなければ、血が足りずに心臓に負担をかけて動悸にもなりますし。
気が流なくなる部位には痛みが出てきますから、体の各部が張って感じたり、具合が悪く感じ始めます。
今更なのですが、自身が取り組んだ母への対処が納得ができずにいて、自分へ向けられた怒りは大きくて。
私の知人の施術者も、同様なことを言っておられます。。。
つらい職業病なのかもしれません。


そして恐れを強く感じれば腎臓が機能低下をしていきます。
私の今回の場合は、体内の水分量の調整を正しく出来なくなり多くの水分を排泄しすぎました。
そして腎臓機能が低下すると脊椎をまっすぐ支えていくことができなくなるんですね。
姿勢が理想的な状態で維持することができなくなるのです。
それに腎臓が状態が悪くなれば骨を支えられなくなった延長線上で、歯が一気に状態悪化を迎えます。
もしかすると家をでなくてはいけなくなって、別のところで営業再開をするのではないかという思い、
それもあったと思います。
せっかく、近所の八幡様から多くのよい気が流れてくる守られた場所ですから、そちらは守りたいし、
それに両親の思いもつまっていますから。
それがなくなった瞬間、つらいんだろうなと恐れている自分が、一昨日までおりましたから。



そのようなことで感情が平常心ではいられなかったのだろうと思います。


私は日頃、あまり大きく感情の波風は立たない生活を送っていて。
淡々とマイペースで、自分の仕事を大切にして信念に基づいて動き続けている。

そのようなことができていた時期が、
幸せだったのだと、実感しています。



そして病気とは、「気を病む」というところから起こるものだと感じました。




各々、恐れや怒りや悲しみや喜びすぎや思い悩みなどの感情エネルギーを過剰に使えば、
その感情エネルギーを支える場の内臓の力がバランスを崩していくというものですから。

これら厄介な気の病む(=止まる)状態は、
体の外から生じるものではないのです。
それは体の内側から発生し奥まった部分にできた邪のようなものです。


たとえば、施術でも表層と言えるような皮膚に近い部分の凝りなどは取りやすいのです。
施術自体も不要かもしれませんね。
自身でそういったものは自然に手が伸びてさするようにしていれば、早々に解消される。
そのようなものです。

ですが体の奥まった部分にある臓器のダメージは、
自分の手でちょっとやそっと触っただけでもうまく気を止める場を緩めさせるのは困難。
施術でも、オステオパシーでの内臓への手技もありますが、それで改善できるレベルを超えたものもあります。
奥まった部分にできた感情のダメージによりおきた内臓のバランスが崩れた問題は、
対抗するのが容易ではありません。

中医学では、病の位置(深さ)を気にしており、
体の皮膚表面に問題があるときは(表<おもて>に病がある)といい、
体の奥まった臓器等の組織に問題があるときは(裏<うら>にある)といいます。
そして裏にまで病が進むと、治療期間も変わりますし治療方法も変わります。
よりシビアになるんですね。


というところであったことを私自身自覚していて、
「ちょっとこれは厄介だな…」と腕組みをする感じでした。


いつもの筋肉疲労がピークになったという場合ならば、
スマーティという遠赤外線ドーム型サウナに4時間ほどぶっ続けで入り汗を絞り出して、
体内の老廃物をそれに乗せて排泄できればすっかり落ち着くというようなことでもない。

いま、そんなことをすると多めに汗をかくというのは体力消耗が著しいやり方なので
かえって体調悪化へと状態悪化が進む恐れもありました。





でも、ちょっとだけ試してみたかったことがあったのです。

その勝算はまったくの私自身の直感だったので怪しいものでしたが、
砭石だけでは無理だと思うのですが、
+αの他の気のハーモナイズをさせる石を同時併用させればいいのでは?

ということで、自身を使った人体実験をする羽目になりました。 ^-^;

こちらが成功しないと、
施術の再開が遠のくこととなるでしょう。。。。
それは避けたいので、祈るような気持ちでした。


やり方は、砭石を使ったホットストーンセラピーとでも言えるでしょうか。
砭石を温めることで人体に有益な元素から生じる気の動きを促進させるエネルギーを経穴から取り入れていく。
もともと砭石には、経穴から気を送り込む作用が強いものといわれております。
その経穴から入ったエネルギーは絡脈を通り経脈へ至り、やがては目的の臓器へとたどり着く仕組みです。


新しく購入したホットアンポと多量の羽型砭石カッサを使いました。

一昼夜、主に背中側の胃兪・脾兪・肝兪・腎兪などの兪穴とよばれる胃や脾臓や肝臓や腎臓にエネルギー補給をする場所に、
ホットアンポで温めた多量の羽型砭石カッサを押し当て密着させ続ける。。。
やってみてこれだけでも成果は感じられました。。。
ただ案の定、自身の内側の気の流れが重くて進みづらい感触があったため、
あとはハーモナイズ用の他の石を設置させて気の流れを促進させました。。。。。


それで一昼夜、ブログの更新もしたくともできずに、
休み続けることを仕事と考えて、休ませていただきました。。。。。





その結果。

まだ舌診上の問題は見て取れますが、
体調が明らかに改善したようです。

ただ単純に休んだだけとは違います。
以前に胃や脾のダメージが感じられて休んだときに、
かえってつらさが増して吐き気までするようになった。
体を無理に動かさないようにして代謝不足を招いたせいでしょうか。
休んでも改善に向かう好転反応ではなく悪化が進んでいくのです。




それが、昨日は上野にある中国書専門店にいき、
砭石の本を2冊手に入れることができました。

そしてかなり長距離を歩くことができたのです。

最近は、楽しく散歩するという気分にはなれず、
体力を落とさず維持するために強制的に歩くという、
たのしさを味わうという感情になれなかったのです。


それが以前のように、
その後、上野不忍池で蓮の花がもう少しで咲きそうだなとみて、
神田明神まで歩き、その末社巡りをして、太田姫稲荷へ。
その後、いつものように三省堂本店で医学書を見て、書泉グランデで不思議な本を眺めている。


一昨日前はまったく外出もせずに背中から気をいれ続けるという状態でしたから、
脚が怠けていて。
その次の日が急に長距離歩行で体は疲労したものの、
だいぶ精神的にも安定して違いますね。



数日前に、
ソマトエモーショナルリリースという体の状態から感情の安定を取り戻させるようにするセッションをしてほしいのだが、
というメールで問い合わせをいただきました。

ちょっとアプローチの仕方がちがいますが、
もしかしたら、日々、背中にある兪穴を砭石で温めたりこすったりすることで、
なんらかの感情面の安定というメリットも起きるのかもしれません。
ソマトエモーショナルリリースや頭蓋仙骨治療で深い意識レベルに安定したときに起きるカタルシスまでは起こる気はしませんが。


古代中国では四大医術のひとつが砭石を持ちられたベン術だという意味が分かったような気がしました。
砭石には、魅力がありますね。





posted by スズキ at 15:06| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする