2019年06月27日

4つの労逸って? そして労力過度に陥らないように。。。暮らしていきたい、、、。

みなさま、こんにちは。

中医学について、少しずつ身につけられるよう勉強している、この頃。

私は一度や二度、本を読んだだけで理解できはしないため、
まずは簡単な中医学の概念を示す用語から覚えていこう。

そのようなところでの、ひとコマです。


身体の陰陽バランスを崩して病になる原因って?

ということで、
中医学では、「内因」、「外因」、そして「それ以外のもの」にわけて整理して把握します。

少し前にブログで紹介させていただいたと思いますが、
「内因」は、感情が行き過ぎれば病気を引き起こすというものでしたね。

それは七情と称して<喜ぶ、怒る、思う、悲しむ、憂、恐る、驚く>も、
それが行き過ぎれば病気にまで発展してしまうというものでした。

喜びすぎると、心臓を傷つけて。集中力を低下させて、不眠になったり不安になったり、精神錯乱となったり。
怒りすぎると、肝臓を傷つけて。頭痛が起きたり、めまいとなったり。目が充血。脳卒中や、動悸、不眠などとなったり。
思いすぎると、脾臓を傷つけて。腹痛を起こしたり食欲不振、膨満感や軟便などになったり。消化器系の問題が起こりやすくなるんですね。
悲しみ憂慮しすぎれば、ハイを傷つけて。咳がでて、息切れがしたり、胸の苦しさが感じられたり。
恐れすぎると、腎臓を傷つけて。大小便の失禁やら、白髪が増加したり。
驚きすぎると、腎臓を傷つけて。動悸がおきて不眠となったり、精神が錯乱してしまったり、物忘れがひどくなったり。

というように、
感情もほどほどに使われていればよいものの、
行き過ぎれば各感情に対応する臓器が傷つき、
問題を引き起こす引き金になるのですね。


また「外因」としては。
<六邪>といい、<風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪>の6つに分類します。
それらは身体の外部の気候変動からもたらされる影響により病へと至る原因です。

風邪は、主に顔面などの上部に影響がでやすくて、頭痛や鼻づまり、のどの痛みやまぶたのむくみ、めまいなどをもたらします。
寒邪は、さむけや手足の冷えから始まり、はきけ、下痢、腹痛、頭痛や関節の痛みなどをもたらします。
暑邪は、夏の酷暑の盛りのときにおきやすいもので、高熱、顔が赤くなったり、多汗、喉が乾き、息切れ、脱力などをもたらします。
湿邪は、いまぐらいの梅雨の時期や夏あたりの湿気の多いときに起きやすく、下痢、頭重感、尿が出にくくなったり、胸のつかえ、足のむくみ、倦怠感などをもたらします。
燥邪は、秋から冬にあらわれやすく、口や鼻の中、皮膚、髪などが乾燥し、乾いた空咳、胸の痛みなどをもたらします。
火邪は、他の邪気が炎上して現れるようなものですから季節性はないのです。高熱、顔や目が赤くなり、精神不安、不眠、歯茎の晴れ、便秘などをもたらします。

ただ昨今では気候変化の影響も少なくなっているのかもしれません。
気温を一定にした職場でデスクワークであったり、
自宅でもエアコンを利用したりとということとなれば、
昔の中国人がこの邪気を感じたころとはずいぶんと状況が違ってくるでしょう。



そして上記の、内因と外因以外の病気を引き起こすものというと。

それもさまざまあるわけですが、
食べ物で人のからだができているとすれば、
食物の影響は非常に大きいわけですね。

飲食の際、
量を摂りすぎたり食べなさすぎたり、
質のいいものを食べずにいたり偏食であったり。


個人的な食事の問題としては、、、。
私は平素は食事の量が少ないほうですが、
気づいたら少なすぎて痩せ始めたし体力が不足し出しているようで、
免疫力等が低下しているような気がして。
そうなって即、反省して、食事を考えて取るようにしています。



あとは4つの反省すべきやりすぎ注意のものに分けられます。

「4つの労逸」とは。
<労力過度>仕事や遊びや勉強などを頑張りすぎて心身ともに疲労すること。
<心労過度>悩みすぎて精神的な疲労感がつのること。
<房事過度>性生活の過度がたたって疲労がつのること。
<安逸過度>休みすぎて体を動かさず緊張感の無い状態では心身の活性が落ちて気や血のめぐりが悪化して疲労すること。

のような場合をいいます。




人は、体を健康な状態で守ろうとする工夫に、
体力を温存させて生活をする習性があります。
やりすぎてしまうと回復に時間がかかったり、
回復不可になるおそれがあるのでリミッターをかけているんですね。

そのリミッターは生理的にかけられているものなので、
自分の内側に内在するパワーの割合によって決まるものです。




(ここから大幅に脱線して、申し訳ありません・・・)

そしてそのリミッター機能が働いていれば、

たとえば<労力過度>の仕事をしすぎれば過労がたたって体調を崩すことも少なくなるはずです。

それが私の身の回りの同世代の友人にも、
仕事のしすぎで過労死ではないかと思われる人もいて。。。


現代社会の経済のうねりの中で私たちは生活をしております。
するとそこで必要とされる労働サイクルに入り込んで活動していかなければ生活が成り立たないのですが。

人間をそこまで働け働けと急き立てるなよ、と憤りたくなります。。。

一部、個人事業主で自分で自分の身のふりを決めるものであれば、
そのリミッターを感じれば一目散に逃げることもできるのですが。
施術をするものであれば、
本当にここからもう一歩進めば、死ぬだろうとわかるキワがあり、
そこまでいってから必死に引き返そうと逃走をはかるのですが。

なかなか一般的にはそのような、
危険なキワを通り過ぎてしまう。
それにより体調を取り戻しづらいところまで壊してしまうことも。



それだけではなく、
国の掛け声で、、、
日本の経済的な基盤からはいたしかたがないということでしょうが、
老人も当然のように働きなさい、そして税金を収めなさいというし。


ましてや老人ともなれば、
体調的にもひとつやふたつの病をすでに持っていて、
その上で体力や身体の諸器官が衰えてきているのに、
がんばれといわれて急かされると。。。
日本人はまじめですから、満身創痍でも、働きます。。。


私は、人は、各人、すべてのものは幸せを感じるために生まれたと信じています。

その幸せな生活を目減りさせるようながんばりの要求には、
私は、それに素直に耳をかすべきかどうか。
悩むところです。



労力過度の状態は、各人の身体のコンディションにあわせて語られるべきことです。



自身の状態を的確に把握できること。
そしてそのための基準を模索することが必要です。

そして願わくば、十分に老後にも働いても寝れば体力が復活する若い身体でありつづけるよう、
自分にあった運動なり、または施術なりを取り続けることです。

そして労力過度に至るまで働きすぎないよう、
十分に注意を払うための教育がなされる必要があります。




「人は、頑張りすぎたりすると、ガンになるんだからね。注意しなね。。。。。」
そんな言葉を聞いたことがあります。

そのような苦しさを晩年にえてしまわないように生きていきたいですよね。。。

個人的な話で恐縮ですが、
私の母は働き者でして、遊びにも全力投球するタイプで。
まさに労力過度に陥るほど、日々の密度を高く生き抜きました。

ですが、最後の日に言いました。

「仕事は、もうちょっと早く引退しておくべきだったね。

身体が悲鳴をあげていたのはわかっていたけど、
働かないと食べていけないという若い頃の物がなかった生活を生き抜いてきたため、
引き時を見誤ったわ。」と、寂しそうに、母は友人や自身の兄弟にいってました。。。。
その言葉を、たいへん複雑な気持ちで私は聞いておりました。。。



それもあって、
昨今の政府が私たちの仕事生活の舵を労力過度にまで向けようという腹を感じ、
暗澹たる気持ちになります。
日本の抱える経済的背景は、わかるんです。
日本の経済が逼迫しすぎれば大変なこととなることも、わかるんです。


ただ同時に愛する日本の人々の命がかかっていることなのです。




そして私にできることと言えば。


微力ながら、中医学の診断法を学びとり、
見る目を養った上で施術でお客様に接するときにお客様のリミッター具合を伝えることはできます。
その上で施術で体質を向上させるというお手伝いもさせていただきたいと切に願っております。

施術の再開をするための課題として、
ソフトな施術でも身体の奥にまではいりこんだ邪気を対処する方法を、
必死に模索し研究しています。

いままでの深層筋をリリースするというやり方は、
体質を深いレベルで書き換えるやり方のひとつの私なりの解答です。

それではその解答通りに施術をすればいいということでもありますが、
施術のやり方自体がお客様にも施術者にも負担がかかります。
このままでのやりかたでは遅かれ早かれ労力過度の状態へと自ら陥るでしょう。


そのようにならずも代替的に同レベルで対処できるような方法はないだろうか。
結果が出せなければ、私のような職業は、仕事をする場はなくなるものです。
それだけではなく、私自身、結果がでなければ施術のご予約を受けられません。



基本的に私が中医学の診断力をいくばくか身に付けたとしても、
それが即、施術にまで生かされるというものではないため、
その見立てにあわせた施術の方法を創作しなければと。

だから今まで得てきた私の施術法で活かせる部分を抽出し、
新たな見立て方を活かすよう工夫を凝らすよう努めています。

そこをクリアして、胸を張って、
施術再開のご連絡をさせていただければと、願っております。
切に、願っています。



願うだけじゃなく、水面下で研究活動を、かなり頑張っています!!!



ただ、、、現実の課題として、
いま学ばなければならない新たな学習事項習得に時間をかけさせていただいておりますが、
その最低限の基礎事項をおさめたら、施術再開とさせていただきたいと願っております。 m__m


画期的ないままでの施術と比較するとソフトな手技で深層部を緩め邪気を抜くような施術の発見を、
施術の受付再開をするタイミングとさせていただくならば際限なく時間がかかりかねません。
少しずつクリアできるような素材を日々積み上げていく過程を通し、
同時に施術をさせていただくことでインスピレーションを受けるというところも多くございます。



そして実は、それだけではなくて。
施術再開が遠のいた状態になりお客様のお顔をみる機会が先々に伸びるのは、
私自身、相当につらいんですよね。

そのことは先日、臨時でセッションをさせていただいたときに、
お客様の顔を見て、つくづく感じました。
施術をすることができるのは、私には実に幸せな時間を過ごせているんだなと。

そして今日、ひとりひとりのお客様の質問表を目を通して、
施術をしたときのシーンを回想しながら、それを痛感します。





以上、気づいたら散文的に長い文章になってしまいました。 ^-^;
お読みいただきまして、感謝いたします!


鈴木
posted by スズキ at 15:06| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする