2019年06月30日

屋外での手技のための簡易レクチャ ^-^

二日ほど前のこと。

最近は家にひとり閉じこもって中医学の勉強や、
今後の私がお客様へお配りさせていただく施術法について。
どのようなものとするのかを検討する日々が続いています。

そのようなところですが、
この日は久々に外に出て、すがすがしい空気を吸いたいと。

そこで私の知り合いの同業の先生と、
目黒駅から徒歩でいける東京都庭園美術館の庭園へ。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/visit/
庭園のみの入場料は一般は200円です。

静かで広大な芝生が広がり、
空が広く感じられます。
それだけではなく茶室もあり、
広い池には透き通った池水を気持ちよく泳ぐコイやメダカのような小魚も。
芝生の上にある椅子に腰掛けてすずめや他の名を知らない小さな小鳥が、
かわいい姿で楽しげに餌をついばんでいるのをみて、時を過ごします。

そういえば私は庭園美術館を見て気分いいな〜と感動したのみですが、
一緒に行った知り合いの先生は、しっかりスマートフォンで写真をとり、
いずれインスタグラムに載せるのでしょう。
営業熱心です。
勉強になります!




そこの場で同業の先生が施術上の体の操作について、話あいました。
先生曰く、どうも自分は施術で疲れやすいような気がするそうです。
だから施術動作を工夫をしていかなければという話をなさっておられました。

そしてその先生がなさっておられる施術法の流儀を教えてくれている先生、
つまり、先生の先生の施術をするときの映像を見せていただきました。
するとしっかり背筋が伸びやかに、
骨を活かして自身の体重を使った圧力のかけ方をなさっておられます。
その先生の先生、実は以前はバレエをずっとなさっておられたようで、
その話をお伺いして、その施術をするときの動作を見れば納得です。

身体操作をするときの、
基礎があるんですね。

目線の置き方とか、
頭や耳、頭頂の位置とか、
肩や肩甲骨の活かし方など。


見せていただいた映像からは、
上半身の様子をよくとらえた映像で、
下半身の動作はよくわかりません。
ですが上半身の操作からは下半身も無理なく安定的に支えをつくり、
脊椎の軸回転を股関節の操作でうまく捌いているように感じられる。


私は、施術を始めた当初は、
どろのようにいつもつかれて意識が朦朧という時が続きました。
体の使い方がまったくわかってなかったんです。。。

のちのちになって、
それ以前におこなっていた武道の基礎と身体操作が結びついていて、
施術をするときの身体操作をするときの注意点をあらわしているものだと気づくまで。

ほんとうに、そこまでは、死ぬほどしんどかったですから。

そういった状況だったから、
その施術での身体の使い方を研究しようという先生も、
私が昔感じていたようなしんどいときなのだろう。
そのように思いながら、お話を聞いておりました。

きっとその先生を教えてくれている先生の動きを何度も映像で確認して
ポイントを学び取ろうとがんばっていたことでしょう。



なので東京庭園美術館の庭で椅子に座りつつ、
骨を活かした動き方を、私の分かる範囲内でですがお伝えしました。

「屈筋の筋収縮」を人は本能的にしたくなるものです。
そこから抜け出すにも容易ではないでしょう。

実際に「屈筋の筋収縮」をしながら私が手を伸ばしたところを押してもらいましたが、
まったく力が私につたわらないことを実感してもらいました。。。
屈筋に力をいれれば、外へ向かって力が広がる動作はできないのです。。。

それから少し頭部の耳を上方へ伸ばしたりといった使い方の意識してもらって私を押すと、
ストレートに私の手がパーンと跳ね除けられて、
椅子の上に座った私がよろけてしまいます。

その先生が私が指示させていただいた要領で、
耳を上に上にと引き上げておいたままの身体操作をなされば。
脊椎の伸びやかなラインを崩して腰猫背が入る余地がなくなります。
呼吸効率がてきめんに悪くなってしまわないような姿勢で、
ばてやすくなりますし、背中が張ったり筋肉のコリが進んだりもしづらくなります。
それで同時に股関節の操作ができるようになったときに、ということですが。

そうして「伸筋を活かして圧力を浸透させる」という伸びやかなイメージが持てるだけでも、
画期的な手技へと変わっていきます。


急場での「伸筋を使おうとするための簡単なやり方」を伝えただけですが、
もともとの体力自体は身に備えておられる先生ですから。
伸筋を活かした押しは外にベクトルが向かっているので、
私が弾き飛ばされたのです。


ざっくり言えば。
施術者が屈筋を縮めてする手技はエネルギーが施術者自身の内にこもり、
施術者が伸筋を伸ばしてする手技はエネルギーがお客様の中へ浸透します。
そこは観る者が見れば、瞬時に見分けが付けられます。



   人を弾き飛ばすなんて・・・。

   要領を知っていれば、わけないのです。



少しだけレベルを上げて考えると、
難しいとやがて悩むときがくるでしょう。
それは強い力も出せるし弱い力も出せるようになってからです。
調整して「ちょうどいい力加減」を模索して取り出すことです。


ここが難しくて、強い力を出しそうな力がでそうなところを、
セーブしていくときに自分の体の内側に力がこもってしまう。

この自分の体の方向にかえってくる力によって
施術者は自傷的な筋肉の凝りを作り出すんです。

私も施術で疲れてきて余裕がなくなってくると、
このような自傷的な凝りに悩むことがあります。

つまり伸筋でコントロールをしていくほうがいいとはわかっていたとしても、
そこの筋が疲れてきて制御が甘くなると、
「しかたがない、、、屈筋も使うか・・・」
となります。
筋力を使っての施術はよくないとわかっていても、
伸筋の体力の限度をぎりぎりまでいくと、
屈筋を使って伸筋のような動作をさせるのです。

そのようなところまで気を遣いつつを冷静に見つめていただいて修練を詰めば、
施術の成果も確実にアップしていくことでしょう。
さらに自信を持って施術ができるようになります。

「ぜひ、また施術を受けたい!」というお客様が増えていくでしょう。

すると施術をさせていただく仕事をしていて、
よかった〜とうれしくなりますから。
posted by スズキ at 23:01| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

病位とは

病の位置についてのお話

私などは病気といわれると、
ついつい風邪とか腹痛とか、、、なんとなく苦しそうなものと感じます。

どこそこの、ここに病があるといった印象よりも、
もう、、、全身的にそこかしこ、
苦しいとかつらすぎるぞ、とか。


正直に言うと、
場所の特定という考えはあまりございませんでした。


ですが、先だってから中医学では自然環境の影響からくるストレスが身体に病をもたらすときがあるという話をさせていただいております。

つまり、外因的な要素で、風にふかれたり、寒かったり、暑かったり、湿ってたり、乾燥してたりといったように
体の外から入り込んでくるストレスより影響を受けることがあると考えています。


たとえば身体の皮膚表面から寒さが入り込んで冷えすぎて体調が悪くなったりすることってありますよね。

寒さという外から来る病の元は、
まずは身体の皮膚の防衛戦を勝ち抜いた末に皮膚の近くに寒さの邪気(寒邪)が陣地を確保することになります。
これを「表」に病が位置する状態と考えます。
頭が痛くなったり、おかんがしたり、関節の節々が痛く感じたり、、、。
これはこれでつらいところではありますが、
この時期に火消しをし、病が重くなることを防ぐ。
大事になってから火消しをするのでは、
治すのも大変さがつきまといます。

寒邪が身体の内部の奥には一気に責めいることができずに、じわじわと時間をかけて攻めてくる。
そこはだいたい何日後にこのような症状がでてきて、それを放置すればさらに重い症状へ移行します。
その奥まった身体の芯のほうへ入り込んだ状態が「裏」にはいられたといった言葉の表現を使います。

身体の表面の表に病がある時と、
じわじわと時間をかけて身体の内部の奥まで寒邪が入り込むときと、
漢方では対処法が違うんです。
表にあるときは発汗させて邪気を外に捨てるような漢方の処方をします。
裏にあるときは嘔吐させて吐かせて捨てたり、お尻のほうから強制的に捨てさせたりする漢方の処方です。


発汗させるのと、
吐かせるのでは、
ずいぶんやり方が違うものですよね。

つまり裏に入るといった奥にくれば腹部の内臓に諸問題を起こすこととなりますから、
筋肉等のこりのみの問題でその改善に発汗をさせればいいということではとどまらなくなるのです。

ただ一気に内臓へと問題が移行する手前の、皮膚の表面から徐々に腹部内臓の裏に入り込む手前の、
ちょうど中間地点にある問題点。
私個人の見方なので、あまり信用ならないかもしれないが、
そこが深層筋の筋膜部の超難易度の高い癒着の部分なのだろうと考えています。

それはそこの部分を徹底して解いていくこと。
その施術により、内臓部位に生じた裏にある問題が改善していった方々を見てきたからです。
なので理論的なことの裏付けがあるわけではないのですが、
この表と裏の間の部位にある深層筋膜癒着部を解いていく。

そこのところに私は今までの施術研究で注力をしてきました。
そして他にはないと同業のお客様がおっしゃっていただけた成果も少しずつあがってきていたように感じております。

だがその深層筋をリリースするための方法が施術者にもお客様にも負担がかなりかかる。
施術者は解くのが技術的に大変な高度なものの考えができないとうまくいかないわけですし、
お客様も深層筋をリリースされるとその奥の裏に問題があるかたの場合は特に数日の好転反応はきびしいものがある。
そこをどうにかもうちょうっと、ソフトにしていけないものだろうか。


といった課題がありました。


現在、以前の施術のしかたから抜けて、
施術をする私自身の身を壊さずにいて、
お客様にも以前のような施術成果を感じていただけるようにするには。。。
という考えで、以前、私がリリースをした技術の代替法を考えています。


以前は、実力主義的な重さや圧での解き方でした。

そこを卒業して、次のリリース法をと考えています。
ですが既存の私ができるような一般的なまたは専門的な手技では、
深層筋にまでリリースが以前ほど届かない。

プルパでのリリースで、ずいぶんカバーできているが、
まだまだ、、、なのです。

世の中には深層筋リリースという用法をいろいろ見てはいますが、
私にはそれを使いたいとは思えなくて。。。。




病気の位置。


なかなか、一度奥が見えてくると、
そこに気づき始めると。
posted by スズキ at 14:26| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

4つの労逸って? そして労力過度に陥らないように。。。暮らしていきたい、、、。

みなさま、こんにちは。

中医学について、少しずつ身につけられるよう勉強している、この頃。

私は一度や二度、本を読んだだけで理解できはしないため、
まずは簡単な中医学の概念を示す用語から覚えていこう。

そのようなところでの、ひとコマです。


身体の陰陽バランスを崩して病になる原因って?

ということで、
中医学では、「内因」、「外因」、そして「それ以外のもの」にわけて整理して把握します。

少し前にブログで紹介させていただいたと思いますが、
「内因」は、感情が行き過ぎれば病気を引き起こすというものでしたね。

それは七情と称して<喜ぶ、怒る、思う、悲しむ、憂、恐る、驚く>も、
それが行き過ぎれば病気にまで発展してしまうというものでした。

喜びすぎると、心臓を傷つけて。集中力を低下させて、不眠になったり不安になったり、精神錯乱となったり。
怒りすぎると、肝臓を傷つけて。頭痛が起きたり、めまいとなったり。目が充血。脳卒中や、動悸、不眠などとなったり。
思いすぎると、脾臓を傷つけて。腹痛を起こしたり食欲不振、膨満感や軟便などになったり。消化器系の問題が起こりやすくなるんですね。
悲しみ憂慮しすぎれば、ハイを傷つけて。咳がでて、息切れがしたり、胸の苦しさが感じられたり。
恐れすぎると、腎臓を傷つけて。大小便の失禁やら、白髪が増加したり。
驚きすぎると、腎臓を傷つけて。動悸がおきて不眠となったり、精神が錯乱してしまったり、物忘れがひどくなったり。

というように、
感情もほどほどに使われていればよいものの、
行き過ぎれば各感情に対応する臓器が傷つき、
問題を引き起こす引き金になるのですね。


また「外因」としては。
<六邪>といい、<風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪>の6つに分類します。
それらは身体の外部の気候変動からもたらされる影響により病へと至る原因です。

風邪は、主に顔面などの上部に影響がでやすくて、頭痛や鼻づまり、のどの痛みやまぶたのむくみ、めまいなどをもたらします。
寒邪は、さむけや手足の冷えから始まり、はきけ、下痢、腹痛、頭痛や関節の痛みなどをもたらします。
暑邪は、夏の酷暑の盛りのときにおきやすいもので、高熱、顔が赤くなったり、多汗、喉が乾き、息切れ、脱力などをもたらします。
湿邪は、いまぐらいの梅雨の時期や夏あたりの湿気の多いときに起きやすく、下痢、頭重感、尿が出にくくなったり、胸のつかえ、足のむくみ、倦怠感などをもたらします。
燥邪は、秋から冬にあらわれやすく、口や鼻の中、皮膚、髪などが乾燥し、乾いた空咳、胸の痛みなどをもたらします。
火邪は、他の邪気が炎上して現れるようなものですから季節性はないのです。高熱、顔や目が赤くなり、精神不安、不眠、歯茎の晴れ、便秘などをもたらします。

ただ昨今では気候変化の影響も少なくなっているのかもしれません。
気温を一定にした職場でデスクワークであったり、
自宅でもエアコンを利用したりとということとなれば、
昔の中国人がこの邪気を感じたころとはずいぶんと状況が違ってくるでしょう。



そして上記の、内因と外因以外の病気を引き起こすものというと。

それもさまざまあるわけですが、
食べ物で人のからだができているとすれば、
食物の影響は非常に大きいわけですね。

飲食の際、
量を摂りすぎたり食べなさすぎたり、
質のいいものを食べずにいたり偏食であったり。


個人的な食事の問題としては、、、。
私は平素は食事の量が少ないほうですが、
気づいたら少なすぎて痩せ始めたし体力が不足し出しているようで、
免疫力等が低下しているような気がして。
そうなって即、反省して、食事を考えて取るようにしています。



あとは4つの反省すべきやりすぎ注意のものに分けられます。

「4つの労逸」とは。
<労力過度>仕事や遊びや勉強などを頑張りすぎて心身ともに疲労すること。
<心労過度>悩みすぎて精神的な疲労感がつのること。
<房事過度>性生活の過度がたたって疲労がつのること。
<安逸過度>休みすぎて体を動かさず緊張感の無い状態では心身の活性が落ちて気や血のめぐりが悪化して疲労すること。

のような場合をいいます。




人は、体を健康な状態で守ろうとする工夫に、
体力を温存させて生活をする習性があります。
やりすぎてしまうと回復に時間がかかったり、
回復不可になるおそれがあるのでリミッターをかけているんですね。

そのリミッターは生理的にかけられているものなので、
自分の内側に内在するパワーの割合によって決まるものです。




(ここから大幅に脱線して、申し訳ありません・・・)

そしてそのリミッター機能が働いていれば、

たとえば<労力過度>の仕事をしすぎれば過労がたたって体調を崩すことも少なくなるはずです。

それが私の身の回りの同世代の友人にも、
仕事のしすぎで過労死ではないかと思われる人もいて。。。


現代社会の経済のうねりの中で私たちは生活をしております。
するとそこで必要とされる労働サイクルに入り込んで活動していかなければ生活が成り立たないのですが。

人間をそこまで働け働けと急き立てるなよ、と憤りたくなります。。。

一部、個人事業主で自分で自分の身のふりを決めるものであれば、
そのリミッターを感じれば一目散に逃げることもできるのですが。
施術をするものであれば、
本当にここからもう一歩進めば、死ぬだろうとわかるキワがあり、
そこまでいってから必死に引き返そうと逃走をはかるのですが。

なかなか一般的にはそのような、
危険なキワを通り過ぎてしまう。
それにより体調を取り戻しづらいところまで壊してしまうことも。



それだけではなく、
国の掛け声で、、、
日本の経済的な基盤からはいたしかたがないということでしょうが、
老人も当然のように働きなさい、そして税金を収めなさいというし。


ましてや老人ともなれば、
体調的にもひとつやふたつの病をすでに持っていて、
その上で体力や身体の諸器官が衰えてきているのに、
がんばれといわれて急かされると。。。
日本人はまじめですから、満身創痍でも、働きます。。。


私は、人は、各人、すべてのものは幸せを感じるために生まれたと信じています。

その幸せな生活を目減りさせるようながんばりの要求には、
私は、それに素直に耳をかすべきかどうか。
悩むところです。



労力過度の状態は、各人の身体のコンディションにあわせて語られるべきことです。



自身の状態を的確に把握できること。
そしてそのための基準を模索することが必要です。

そして願わくば、十分に老後にも働いても寝れば体力が復活する若い身体でありつづけるよう、
自分にあった運動なり、または施術なりを取り続けることです。

そして労力過度に至るまで働きすぎないよう、
十分に注意を払うための教育がなされる必要があります。




「人は、頑張りすぎたりすると、ガンになるんだからね。注意しなね。。。。。」
そんな言葉を聞いたことがあります。

そのような苦しさを晩年にえてしまわないように生きていきたいですよね。。。

個人的な話で恐縮ですが、
私の母は働き者でして、遊びにも全力投球するタイプで。
まさに労力過度に陥るほど、日々の密度を高く生き抜きました。

ですが、最後の日に言いました。

「仕事は、もうちょっと早く引退しておくべきだったね。

身体が悲鳴をあげていたのはわかっていたけど、
働かないと食べていけないという若い頃の物がなかった生活を生き抜いてきたため、
引き時を見誤ったわ。」と、寂しそうに、母は友人や自身の兄弟にいってました。。。。
その言葉を、たいへん複雑な気持ちで私は聞いておりました。。。



それもあって、
昨今の政府が私たちの仕事生活の舵を労力過度にまで向けようという腹を感じ、
暗澹たる気持ちになります。
日本の抱える経済的背景は、わかるんです。
日本の経済が逼迫しすぎれば大変なこととなることも、わかるんです。


ただ同時に愛する日本の人々の命がかかっていることなのです。




そして私にできることと言えば。


微力ながら、中医学の診断法を学びとり、
見る目を養った上で施術でお客様に接するときにお客様のリミッター具合を伝えることはできます。
その上で施術で体質を向上させるというお手伝いもさせていただきたいと切に願っております。

施術の再開をするための課題として、
ソフトな施術でも身体の奥にまではいりこんだ邪気を対処する方法を、
必死に模索し研究しています。

いままでの深層筋をリリースするというやり方は、
体質を深いレベルで書き換えるやり方のひとつの私なりの解答です。

それではその解答通りに施術をすればいいということでもありますが、
施術のやり方自体がお客様にも施術者にも負担がかかります。
このままでのやりかたでは遅かれ早かれ労力過度の状態へと自ら陥るでしょう。


そのようにならずも代替的に同レベルで対処できるような方法はないだろうか。
結果が出せなければ、私のような職業は、仕事をする場はなくなるものです。
それだけではなく、私自身、結果がでなければ施術のご予約を受けられません。



基本的に私が中医学の診断力をいくばくか身に付けたとしても、
それが即、施術にまで生かされるというものではないため、
その見立てにあわせた施術の方法を創作しなければと。

だから今まで得てきた私の施術法で活かせる部分を抽出し、
新たな見立て方を活かすよう工夫を凝らすよう努めています。

そこをクリアして、胸を張って、
施術再開のご連絡をさせていただければと、願っております。
切に、願っています。



願うだけじゃなく、水面下で研究活動を、かなり頑張っています!!!



ただ、、、現実の課題として、
いま学ばなければならない新たな学習事項習得に時間をかけさせていただいておりますが、
その最低限の基礎事項をおさめたら、施術再開とさせていただきたいと願っております。 m__m


画期的ないままでの施術と比較するとソフトな手技で深層部を緩め邪気を抜くような施術の発見を、
施術の受付再開をするタイミングとさせていただくならば際限なく時間がかかりかねません。
少しずつクリアできるような素材を日々積み上げていく過程を通し、
同時に施術をさせていただくことでインスピレーションを受けるというところも多くございます。



そして実は、それだけではなくて。
施術再開が遠のいた状態になりお客様のお顔をみる機会が先々に伸びるのは、
私自身、相当につらいんですよね。

そのことは先日、臨時でセッションをさせていただいたときに、
お客様の顔を見て、つくづく感じました。
施術をすることができるのは、私には実に幸せな時間を過ごせているんだなと。

そして今日、ひとりひとりのお客様の質問表を目を通して、
施術をしたときのシーンを回想しながら、それを痛感します。





以上、気づいたら散文的に長い文章になってしまいました。 ^-^;
お読みいただきまして、感謝いたします!


鈴木
posted by スズキ at 15:06| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月25日

モリンガのとりかたをおしゃれに紹介してくれている映像、みつけました

モリンガ。

インド原産の、アーユルヴェーダでもとても栄養評価の高い植物です。
さまざまなビタミンや必要なアミノ酸


以前、ネットの通販でモリンガの粉末を購入しましたが、
なかなか消費できなくなって。
このままでいくと賞味期限切れで廃棄となりかねません。

せっかくいいものなのに。。。。
まぁ、しかたがない。

けっして好みの摂取の仕方ではないが、
小さじ一杯、日々、強制的に取るようにしよう。

本やネット情報を鵜呑みにした体調の改善云々を語る前に、
自分で摂取してどうだったかを語れなければと思いますから。

たとえば漢方薬のひとつの生薬としては、
モリンガは含まれませんが、
健康維持や増進にはつながるスグレモノであると期待しています。

自宅で温暖な気候ならば育ちやすいから、
庭やプランターででも育ててみるといい。
種はネット通販で手に入りますので。


そのように考えて、いろいろとサイトをみていたら、
youtubeで以下のようなおしゃれな映像で
モリンガの興味深い栄養を持つという概説や食し方が説明されていました。

モリンガ農家のインタビュー映像も多数拝見させていただきましたが、
下記の映像でモリンガを紹介されたほうが気取らずにモリンガライフを楽しめるようになりそうですね。



ご参考までに。


https://youtu.be/tykSWnfrt1U
モリンガ 海外で大人気スーパーフード・CAMILLAクッキング




https://youtu.be/0q0ADcNil6M
スーパーフードスムージー・モリンガ/Superfood Power Up Moringa Smoothie
posted by スズキ at 11:15| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

施術スペースのモノの処分と模様替えを少し。 ^-^

私は、母の介護のとき斎藤一人さんのyoutube映像から流れる音声を、よく聞いていました。
私の姉は斎藤一人さんは上から目線で怖いといいますが、
素直に勉強になることがたくさんあります。


そのひとつが斎藤一人さんの「掃除のしかた」です。


その掃除のポイントは?

まずは使わなくなったものや不要なものを徹底的にとにかく捨てること。
そこからはじめよう!ということでした。

まずは、迷ったら捨てるんだよ、とっておこうなんて考えるんじゃない。
そのような手厳しくも耳に刺さる声が耳に届きます。



最近、多数出版されているお掃除本のなかにあるような
「ときめかないモノは手放!」
というように、私の自宅のようなスペースが狭く限られているところでは、
整理整頓をしようにも、目の前にあるものを大胆に手放すことから始めなければ話は進みません。



斎藤一人さん、いわく。
整理整頓されておらず物が雑多に置かれている。
そのような物置のようなところに住んでいたならば、
いくら言葉で「ついてる!ついてる!」「感謝しています」といっても、
効果はないとは言い放ちます。

そしてごちゃごちゃになって、整理できないものが多数あるような部屋は、
そこに住む者が安らかに休むべき自宅のはずが、
かえって気が滞って心身を疲れさせます。
それがもとで病気にだってなりかねない。
そこも、強調しておりました。


たとえば、、、、。
漠然とした不安感が尾を引いていく。
めまいがしたり、気が鬱々としてしまう。
気持ちも暗くなるよう作用してしまうのです。
それに金運も、ダウンしそうです。


本来、人間ほど整理整頓しきれいにすることを徹底しようと考える動物は他にはいません。
そして神社仏閣でも、清浄な空気を満たすところからは、そのような性状の表れでしょう。


掃除をして、部屋もこころも脳内も整理を進める。
人が創造的な幸せな物やアイデアを生み出す力を最大限引き出すには。
神様に鎮座していただくには、神様が好むような清浄な社(やしろ)と境内が必要ですです。
そのような雰囲気に近づけていければ、、、。



ずっと私自身、施術のしごとを向き合おうとするあまり、
その大切なところをおろそかにしていたと反省しました。
いざ施術の研究にはいると、
いくら時間があっても足りませんから。
いま、休業させていただいているときがチャンスです。

それ以前に、整理整頓作業が終わらなければ、
本格的にはお客様の施術を受付できない。。。

自宅開業の私は、お客様に対しての責任ともなります。


真剣に取り組ませていただいたおかげで、
物を捨てる、そして整理整頓作業は、体感的には5割ほど済みました。
(とりあえず半分まで走り続けたマラソンランナーの気持ちです)


いまはお陰様で部屋にて勉強をする際の心持ちは安定しています。
集中力が増したような気がします。



今回のお掃除は、掃除という以前の作業が大部分でした。
所有しているものの吟味と処分がメイン作業でした。

自分が手に入れたものを捨てるときには、
手放すつらさもあるしエネルギーが必要なんだといいます。
そのつらさを実感してみることで、再度、このつらさは味わいたくない。
そのような切実な気持ちから、
必要なものだけを吟味して買う習慣を徹底するきっかけが得られました。


ただ今回の私の場合は過半数が母や父の残したものの整理整頓処分です。
そうなるとモノを捨てるというところにも、
両親の思い出を捨てていくという別のつらさも出てくるんですね。。。





最後に、斎藤一人さんの掃除についてのyoutube映像を貼り付けておきます。
関心があられる方は、お時間があるときに聞いてみてくださいね。


https://youtu.be/a9QRXJUk6iw
斎藤一人 迷ったら捨てる。部屋は人間の気を養うところ。無駄な波動が出ると疲れる。片付けるは捨てる。もったいないの観念。



posted by スズキ at 10:54| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

中医学診断では立体的に人を見ることができるよう、複数の診断法を寄せ集めた!?

中医学の診断法を学んでみると。


中医学では、
おおよそ以下の流れの順でチェックしていくのです。



1.「望診(ぼうしん)」といって、見た目での判断をします。
姿勢をみたり、顔つきを見たり、身体の手足などの局所を見たり、そして特化して舌をみたり。

2.「聞診(ぶんしん)」といって、耳と鼻を使います。
声を聞いたり、呼吸をきいたり、咳をきいたり、においを嗅いだり。

3.「問診」もします。
たとえば、寒と熱を問い、発汗を問い、頭身の痛みを問い、胸腹の痛みを問い、
耳目を問い、睡眠を問い、飲食や味覚を問い、口渇を問い、大小便を問い、月経を問う。

4.「切診(せっしん)」といって、患者様に手を触れてチェックをしていきます。
たとえば、お腹をみたり、脈をとったり。




ずいぶん多くの検査項目がありますね。


学ぼうという側は大変な負担でもある。。。。
その大変さに、今の私としてはなんだかなぁ、とぼやきたくなるわけです。
あさはかにも、、、。


ではなぜ、これほど多くの検査をして情報を集めようとしたのでしょうか?

ちょっと違った視点で考えてみれば、
たとえば、もしあなたが就職面接の時の面接官になったつもりで感じてみてください。

就職希望者の履歴書を見ただけで解った気にはならないものですよね。

履歴書内のデータは、大切な情報が集まってはいますが、
五感で面接官が得られる情報はときとしてそれ以上の有益な人物性の判断材料となります。

直接面接官が会って話をして、その履歴書には書ききれない事項をチェックするものです。
その人物の印象や発話や発声に身だしなみなどなど。
そのものの仕事に対しての信条なども伺うものです。

面接官は五感を使い鋭い目で貴重な情報を集めていき、
総合した手抜かりない判断をしていくわけです。



その様子と中医学診断をするときは似ている側面があるわけですね。



特別な陰陽五行説に基づき人体を気・血・津液の様子などから読み解いて、
陰陽のバランスが正常からドロップアウトした状態を分析的にみて分類しました。
そして身体をチェックしていくことで、どの分類に当てはまるかを決定づけることとなります。
そこから対処法を見出して漢方や鍼灸などの治療へと進むわけですね。
かなりシステマチックで利益の高い教えをまとめ上げたものです。

中医学診断では面接官がなさるように、
面接を受ける方の履歴書にもにた問診もいたしますが、
それと同時に自分の目で見たり、鼻を使ったり、耳で聞いたり、手で触ったりという五感を通して
患者様の内部状況が体表等に現れている表れ方を知って、
病因や病起がどうであるかを当てはめて理解していきます。
そうしたほうが、情報量も層の厚みがでてきます。

すると、
この部位をみたこの検査では虚だが、この検査では実になってみえるが、、、など、
一見すると矛盾しているように見えることが現れることもあるのですが。
複数の検査法で見ていくことで、そこに気づくきっかけを得られますし、
そうすればその部分をより深く掘っていって貴重な情報をゲットできる。

そこは大きいことですね。






また多様な検査法が複数使われる理由のひとつとして、
中国独特の百花繚乱の検査法がかつて存在していたことから起こります。

中国武術も百花繚乱、中国思想もそうでした。
だから中医学上の検査法もそうだったのです。

中国人独特の価値観から役立つ検査法が取捨選択されました。
そして現在の中医学診断ができたのでしょう。
これで寄せ集めの検査法だと言う人もいます。

ただひとつだけの検査法では「点」でしかみえていなかったものが、
もうひとつのものの役立つための検査法を加えることで、点から「線」になりました。
それから線を増やして「面」にして、
それをもとに「立体化」させて最上のものの見え方ができるようにしていく工夫をなさったようです。

それを寄せ集めというのはちょっと手厳しい。
もともとが別々の質の検査法を合わせようとすると、
なかなか整理できずに困ってしまうこともでてきたり。
いろいろと理解を進めるうちに大変な事柄もあったのでしょうね。
それで、寄せ集めといいたくなったのでしょうか。。。






中医学の話から一歩引いてみますが、
中国武術は、容易には先生が深い秘技を教えてくれないんです。

中国武術は心臓部分の大切な教えは
門下生の中でも門弟として尽くすものにしか教えてはくれないのが常識です。
その心臓部の工夫は、合理的かつ画期的なもので、
容易には一般の私どもが思いつけるものではありません。
それは日本武道でも同様な傾向があるのですが、
中国武術をしているものは、
特にそのことをつくづく感じるエピソードはざらにございます。

そのことを脈診講座の受講生の方ももうしておられました。
まったくそのとおり。。。

その中国人気質を知っていると。
中医学の診断法もおそらく、そうなんだろうなと思えてなりません。


秘伝的な知識や技術などは、
残念ながら諦めなければならないところが出てくるものです。
ただ現在は書籍を読んで頭に叩き込むだけで、ヒーヒー言ってるので、
いきなり秘伝をさずけられても「?」と理解不能だと思います。
ひとまず中医学では門外漢の私の手にできるところの上限までを
得ていければと願っています。





ただ少しおもしろい想像をしてしまうんですよね。
それは中医学の診断法を本場の中医学をなさっておられる先生たちから要訣を口伝されて、
しっかりと人体を立体的に見る目を養えたもののみている像はどういったものだろうかと。

「扁鵲(へんじゃく)」という透視能力をもって病を診て治した医師が活躍する物語がありました。
扁鵲のような透視でものをみえているわけではないが、
それ以上の像の厚みと層を創る立体感を持ってみえていた中医学の猛者たちがいたということなのでしょうね。

そのような気がいたします。





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2019年06月23日

咳といっても、いろいろ分類するとわかることもあるんだなぁ〜

私の施術研究を手伝ってくれている人が、
最近、咳が止まらないといいます。
同業者なので、施術中に咳がでそうになるのが、ものすごく困ると、そのようなことを申しておりました。



では中医学では「咳」のことを、どのように分類するものでしょうか?




聞診に分類される診断項目のひとつに{咳嗽(がいそう)}があり、
こちらの内容を検証して分類して当てはめていくわけです。



ちなみに、「咳嗽」とは?
咳と嗽のふたつの症状を合わせた呼び名です。

咳は、声があって痰がでないものです。
嗽は、痰がでて声がでないものです。


確かに、咳をしても痰がでないときがありますね。
咳払いのような感じで、後ろから人が来て「どいてくれ!」というときも。 ^ー^;?



「咳嗽」は、肺病証という「肺」に問題があるときに起こりやすいものです。
それは五動・五変で、肺に関係するものが咳嗽ということからもわかります。
または他にも「脾臓・腎臓」の病証により生じることもあります。
なので肺か脾臓・腎臓かのどちらかの問題の可能性があるということですね。



咳の声が低くて弱々しいと、虚証。
咳の声が重くて濁るときは、実証。


咳嗽の分類と病証をみると、4つに分けることができます。

1. 外感風寒の咳 :鼻が詰まっている、痰は水様です、咳の声が重い
2. 火熱の咳   :乾いた咳、痰が少なく、あるいは少量の粘稠な咳
3. 肺熱の咳   :痰は黄色くて濃く咳が出しにくい、咳の声がこもる、鼻息が熱く粗い、咳が乾燥して疼痛を呈する
4. 肺実の咳   :発作的な咳が止まらない、咳をしてもスッキリしない




上記の1、外感風寒の咳は、風邪を引いちゃったからこうなった、というのは周知のことでしょう。
なんとなく咳というと、風邪、引きましたか?といわれそうです。

ですが他のパターンもいくつか用意されていて検証してみる必要があるのです。


また特別な見分けとしては、
咳の声が重くて痰がともなうときは、「痰湿」が原因でおこります。
痰がでなかったり、または少量の粘稠痰がでるような咳を「燥咳」といいます。
咳の声がかすれて、犬が吠えるような咳嗽を「白喉」といいます。




私の施術を手助けしてくれている同業者の方がいっていた咳をする際の状況や内容は、

「鼻が詰まって、鼻水がでっぱなしということではない。
どちらかというと乾いた勢いある咳が出ると連発する。
痰も少しはでるがほとんど気にならない程度の量です。
数ヶ月単位の期間を咳が出る状態が続いている」


咳をだす臓器の代表格が「肺」です。上記の情報では肺に着眼してよさそうですね。
咳の声が重くて濁るときは、「実証」
痰が少ないので「燥咳」
「火熱の咳」乾いた咳、痰が少なく、あるいは少量の粘稠な咳

というようなところがマークされることでしょうか。

この乾いた状態とは、津液(しんえき)を消耗させ、潤いを消失させてしまっているということ。
その結果から、口渇、目、鼻、口の乾燥を起こしやすくなります。
そして肺のように潤いを好む臓器は燥邪に侵されやすく、その結果乾いた咳や喘息で胸痛する症状が現れるものです。

どのような方法で津液を補うようにしていこうかという視点で、飲食物をチョイスすることも大切なのかも。
たとえば本人が気づいていたとおりウーロン茶は痰湿にいいという体の中のうるおいを排泄する機能があるものでして、
乾燥しているときに摂るのはよくない飲み物のようです。
現状でのお飲み物としては、
ミント茶・ジャスミン茶・バラ茶・ラベンダー茶・カモミール茶・緑茶・ラフマ茶・柿の葉茶・菊花茶のようなもののほうがいいのかも。
これは実証や虚証をもう少し詳しく気・血・陰陽・湿痰などで分類していくと、このようなお飲み物のほうがいいぞということがはじきだされるのです。


「肺」は、五志という病となる感情面での傾向をみると、
「悲しみや憂う」ことが過剰となると傷つきやすいといいます。

「悲しみや憂う原因」は心当たりがあるでしょうか?
という問いも有益な気づきを得られることもあるでしょう。

肺に関して養生させるような食養生、していきましょうね。
そして「悲しみや憂う」ような職場環境の嵐のような場となっているのは、自身のせいではないから気にしすぎないこと。。。
タフに図太くなって欲しい。



また、肺に関係する経絡上のつぼの
中府(ちゅうふ)
尺沢(しゃくたく)
孔最(こうさい)
列欠(れっけつ)
魚際(ぎょさい)
などを定期的に刺激をいれるというのも効果的でしょう。




中医学の分析をしていなかったときの私は、
「咳をします」というお客様の回答から、
どのような咳がという概要は聞いたとしても、
そこから肺に問題があるというところや、
風邪かどうかなどの判別ぐらいまでしか気が届いていなかったように反省しています。
さまざまな咳の質を聞いていけば、
そこからも多くの分析結果として情報収集ができるんですね。
興味深いです。
posted by スズキ at 15:05| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

聞く?診断法の「声」にかかる分類チェックについて



中医学の診断では、
お客様の発声を聞くのも情報ゲットのひとつ。

それは「聞診(ぶんしん)」といわれるもの。

聞と題されてはいますが、
実は<耳で聞くこと>と<鼻で嗅ぐこと>の二つのジャンルを合わせて「聞診」といいます。
ちょっとこのショートカットのしかたは誤解を生みそうな気がしますが、
こうなったなんらかの理由があるのでしょうね。



ひとまず、
電話等で会話をすれば情報を得られるといった
<耳で聞くことの聞診>について今回のブログ内容では取り上げていきたいと思います。



五行のながれから五音という分別法があるんです。


五音

角(かく)・徴(ち)・宮(きゅう)・商(しょう)・羽(う)の五つの音。

「角」が、五臓の「肝臓」に関係して音階で言うと(ミ)となります。<かきくけこ>の牙音で強く鋭い音を放つという特徴があります。
「徴」が、五臓の「心臓」に関係して音階で言うと(ソ)となります。<たちつてと・なにぬねの・らりるれろ>の舌音。
「宮」が、五臓の「脾臓」に関係した音階で言うと(ド)となります。<あいうえお・やいゆえよ・わいうえを>の喉音。
「商」が、五臓の「肺臓」に関係した音階で言うと(レ)となります。<さしすせそ>の歯音。
「羽」が、五臓の「腎臓」に関係した音階で言うと(ラ)となります。<はひふへほ・まみむめも>の唇音で力がこもらない音。


お客様の音声がどの音階に収まっているのかを耳で聞いて、
五臓のどちらに病体があるのかを判断するんですね。

つまりお客様の話している声を聞いて、
音階で言う(ミ)の高さに聞こえたならば肝臓に狙いをさだめ、
それが<かきくけこ>の音が強いかどうかを同時に聞いて符合するかどうかチェックするということでしょう。
特徴がまったく当てはまらないようであれば、別段そこをさらにつっこんで調べる必要もございません。

ただ、音感がいい人じゃないと聞き取れなさそうです。。。



また別の声の表現に対して、五声という病人が発する特徴を捉えたものがあります。
こちらの分類は、発音というよりも言葉を発するときの表現のしかたなのでしょう。

五声は 呼(こ)・言(げん)・歌(か)・哭(こく)・呻(しん) の5つ。

呼(こ )が、五臓の「肝臓」に関係し、痛みなどの病気の苦痛を訴えるのが特徴。
言(げん)が、五臓の「心臓」に関係し、無口のものでも言葉が多くなるのが特徴。
歌(か )が、五臓の「脾臓」に関係し、歌うように話しかけるのが特徴。
哭(こく)が、五臓の「肺臓」に関係し、泣きやすく、泣き言が多くなる。内向的になるというのが特徴。
呻(しん)が、五臓の「腎臓」に関係し、あくび、唸り声が出るというのが特徴。


個人的な感想ですが、
病気になると多くは痛みを訴えてしまいそうですが、、、、特に熱烈に訴えてくるのでしょうね。
それよりも脾臓の歌うように話しかけてくるって、、、
歌うように話すような宝塚のようなドラマ仕立てのお客様はお越しいただいた記憶がありません。

いろいろと興味深いチェック法があるんだなと思います。





あとは言葉を発するときの音声

これからのところは、なかなか聞いたまんまのような気がしますが、


声が大きくてよく話して活動的であれば、   実証・熱証
小声で無力、言葉数が少なくて物静かであれば、虚証・寒証

となります。





以上の流れから自己チェックをしていこうと思います。

私自身はと問えば、
滑舌は全体的に悪いのですが、
「商」が、五臓の「肺臓」に関係した音階で言うと(レ)となります。<さしすせそ>の歯音は特に出しづらいです。

「小声で無力、言葉数が少なくて物静かであれば、虚証・寒証

「哭(こく)が、五臓の「肺臓」に関係し、泣きやすく、泣き言が多くなる。内向的になるというのが特徴」
で、おおよそ間違いないですね。



だったら食養生を考えてみて<肺>と<虚証・寒証>を養うようなものを食べていこう!!
といった対応をとるといいのでしょう。





そのように客観的に取られれば、人体内部の問題点もわかるものですが、
このままのスタイルで仕事をし続けていくのは危機的状況だと感じます。。。。

聞診は、客観的に自分を見つめるきっかけにもなるものですね。








それがもうちょっとみていって

声がでなくて、外感病があれば、       実証
声がでなくて、慢性で反復発作があれば    虚証


のように実証・虚証と熱証・寒証を判別していきます。


これぞ、
お客様と会話が続かなければ、
なりたたないチェック法ですね。



また語勢の虚弱でいえば他にも、、、
濁った声ならば、肺気不宣、というものがあります。




あとは言語を使いこなすときの錯乱の仕方で分類しますと、、、

言葉がつかえるならば、風痰上擾。
ひとりごとがたえねば、心気虚
理性が消失したならば、痰火擾心。
思考の乱れがあり同じことを繰り返して話せば、虚証、心悸の大傷、精神錯乱
うわごとがあれば、実証、熱が心神をかき乱す

のようなチェックがあります。






あとは、呼吸の様子、咳の様子、気味(体臭。口臭。腋の臭い。大便、小便、帯下)などの臭気のチェックがあります。

こちらは、別のブログの項で概説させていただこうと思います。


posted by スズキ at 13:05| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

フェイスタオルの追加注文しました

ヘッドレスト用のフェイスタオル

10枚ほど、以前購入したものが以下に。

81PmknIaR-L._SL1500_.jpg

ノーブランド品 エステ専用タオル 40cm×34cm


生地が薄くて、お客様にとってどうかなぁと思っていましたが、
意外に評価が悪くなくて。

追加購入、あと10枚しました。 ^-^

すぐに追加購入しようかと思っていたのですが、
ついこないだまで売り切れ中で注文できなかったんです。
意外に人気ありの商品なのかもしれませんね。


使い捨てのペーパーのフェイスタオル的なものもあって、
そちらのほうが洗濯もしなくていいし、
それなりに安価ですから。

そちらのほうが省エネでいいような気がする面もありますが、
ペーパーのフェイスタオルよりも、
上記のタオル地のほうがすぐれていると友人の施術の先生からも言って頂けました。

ならば追加で手に入れておいたほうがいいかなと考えまして。
再入荷の状態を知り、速攻で買いました。 ^-^


私と同じように、ヘッドレストを使う先生方がおられれば、
一度、試してみていいと思います。
送料はかかるけど、一枚186円と安価ですし。


posted by スズキ at 23:03| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人の顔色を気にして、みてみよう!

顔の色とツヤをみる。

中医学の見方で「望診」という<見た目チェック>では、
皮膚の血色という血・陰をみて、疾病の盛衰の反映を読み、
皮膚の光沢(ツヤ)という気・陽をみて、精気の盛衰、病状の反映を見ます。


血液は、実際ある物質ですよね。
物質は、陰と分類されます。

気は、目に見えないものです。
物質に属さないエネルギーや力そのものは、陽と分類されるのです。


なんだか、わかったようなわからないといわれそうですが、
話をさっさと先に進めます。 m__m;




そして、そして。

顔色をみることで、
お客様のお腹のなかの臓器のどのようなところに問題があるのか。
察することができるのです。
(あくまでも察して感じるということで、診断ではないのですが)


「顔色が青いなぁ(青いか、青紫)」
、、、というときは<肝臓>の血が足らなくなっている状態。
これは血に関係するもので、寒症、血瘀。
血瘀の瘀とは、停滞を意味する言葉です。
つまり血瘀とは血液がよどんだり滞ったりねばっこくなって、正常には流れてくれない状態ですね。
疼痛が血瘀の状態では起きるのです。
また驚風という、小児のひきつけを起こす病気の称も起こります。


「顔色が白いなぁ(顔面蒼白)」
、というときは<肺>の状態に深い関連があります。
陽の気の力が勢力をなくした状態で血液が推し進められる力がなくなっています。


「顔色が黄色味がかってるなぁ(黄色)」
、というときは<脾臓>に関係します。
湿症で黄疸がでている状態です。
消痩といって現状かまたはやがてやせ細っていくでしょう。


「顔が赤いなぁ(顔面紅潮、頬紅)」
、というときは<心臓>に関係して、熱症、実熱症。
心臓が過剰に働き熱をもった状態です。


「顔がすす黒いなぁ」
、というときは<腎臓>からの影響をみて、腎虚、寒証、血瘀のような状態か。
水飲とよばれるような平素から水毒がある人ともみられます。
腎臓を働かせる機能が停滞して、濾すべき排泄物が漉しきれなかったり、排泄すべき体中の水が捨てられず停滞しています。



つまり、顔色と臓器の関係を感じ取れば、、
顔が青いなというと肝臓に問題を感じ、
顔が白ければ肺に問題を感じ、
赤ら顔では心臓の活性度を読み、
顔が黄色ければ脾臓を疑り、
顔がすす黒ければ腎臓に狙いを定める。

ということでしょう。




そのような体内の臓器に負担があるときには、
精神状態としても苦痛などにより顔の表情に出てきやすいものです。
表情としては病気が進行してくると顔面の表情が少なくなって眼光がくぐもってきます。



また別な視点で顔色を読むこともあります。
そのような顔色の見立ても大事なのですが、
同時に顔または全身に湿潤された艶っぽさがあるかどうか。
私は顔や皮膚をチェックするときに顔のツヤはとても重視します。

湿潤と乾燥のバランスですね。

不思議と個人的な経験からの言葉ですが、
顔のツヤが失せた状態では開運がしづらく、
そして病状の回復もしづらいのです。
乾燥が強い傾向があると、体外からの邪気を防ぐバリヤーのパワーが目減りしているかのようです。

posted by スズキ at 15:19| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

お腹をチェックすると、有益な身体情報を得られます!


腹部のチェックとしてではありませんが、
肋骨の下部、肋軟骨の下部分に指をいれて持ち上げるという操作をすることがあります。
そのとき、右側に特に痛みが感じられるときがあるんです。

私が軽く右側の肋骨下の季肋部を押すと抵抗を感じて入らないか入りづらい。
それでももう少しここを緩めたほうがいいからと押してリリースを図ると、
苦痛を感じる人もおられるのです。

「うぉっ、くぅ、くるしー。やめてくれぇ〜」

という反応です。

私も、ずっと昔は、肋骨の下側に手を当てると激痛でした。
ただ、私は自分で自分にこの操作をしていたので、
一人でやめてくれ〜といいつつ、やっていました。
誰に文句が言えるわけでもなく、やるせないです。 ^-^


もともとこの部分は横隔膜の付着点付近でもあるので呼吸を楽にすることができるようにする操作点でもありますから、
少しずつリリースを繰り返して、
やがてリリースが進むと痛みはなく操作ができるようになります。

そうなると、これでこの部分はもう当分私が施術でリリースする必要はなくなるんですね。
この部分が硬さが強いと横隔膜の上下動がしづらいため呼吸効率が悪いため、
肩が上に持ち上がる息苦しさがあったものの、
徐々にその衣紋掛に肩がかけられた持ち上がりが下がっていきます。



こちらを中医学で、見てみましょう。
腹診って聞いたことありますよね。
実際に手を触れて身体の状態をチェックする切診のひとつです。

腹診を腹部診病法というんですね。

では中医学の腹診で、このような状態をみつけたならば、、、。

これを【 胸脇苦満(きょうきょうくまん) 】と申します。

ざっくり病因、病起をみてみましょう。
慢性気管支炎や慢性胃炎の患者の方は、このようになることも多いのですが、
肝臓や胆嚢に病変があるときも。
またはストレスや過度の情緒の変化による肝鬱気滞などの気機の阻害という調子の悪さも疑われます。

・・・というように見るんですね。


基本的には、
私自身がお客様の様子から、
このような病因や病起を把握していたとしても
診断といえるようなことは申し上げることができないのです。

だから私が説明するときには、
残念ながらオステオパシー等の書籍で書かれている範囲の解説にとどめます。

結果として

「ここって、横隔膜の前側の付着点近くなんです。
ここが硬くなって柔軟性が落ちていると、
太鼓の皮がぱんぱんにきつく引っ張られているような状態で、
横隔膜がうまく上下動できないんですよ〜。

だからちょっとずつ揺さぶるようにして手を当てて解いていこうね。
またはお客様自身も苦しくない程度に緩めていく手技をする習慣をもってくださいね!」

というようになっていて、
肝臓や胆嚢に病変が、、、といったようなことは、今後も申し上げることはないでしょう。

もちろん腹部をチェックする腹診でわかることは、
これ以外にも多々症状の出方が多様にあります。
それぞれに対応する病因、病起があるわけです。

私自身、いま腹診の解説書をみると、
いままではお客様にて実際に腹部チェックのときにあった痛みや不快感がでたところを
夜な夜な中医学のテキストで該当症状を「辞書的」に探し当てていました。


なので腹診上で全体像を見渡すような学習はしたことがありませんでした。
いまは、その腹診の詳説まではいきませんが、
全体像がわかるほどの中医学診断の本から腹診でわかりえる多くの大切な情報があることを実感しています。




それではその腹診ってどんな感じでするのか?

お客様に仰向けで寝てもらって、全身の力を抜いてもらい、身体を水平に保ちます。
胸やお腹、脚部などの筋肉の力を抜いてもらい、緊張感を緩和している状態かどうか確認します。
施術者はお客様の右側に立ちます。
まずは望診(みてチェックする診断)で腹部の形や、潤っているか乾いているか、色やつや、膨隆しているか、緊張度はなどをみてチェックします。
施術者の手を清潔にして温めましょう。
利き手を左右の胸の上に、胸の中央より上腹部に、へその上に、左右の下腹部と脇の下に、側腹部を押してチェックします。
そして手のひらを使って寒冷、硬さ、厚さ、柔らかさなどの抵抗と、硬結、緊張、動悸、圧痛、皮膚の潤いなどをみて、女性では妊娠の有無もみていきます。
反応が強く現れているところには、その部分をさらに詳細チェックをしていく流れです。


手のひらでのチェックの仕方には、4つ。。。

ちょっとさわったり(触)<皮膚の涼熱、潤燥、汗の有無 等>、
やや力をいれて触れてみたり(摸)<腫脹(部位、大きさ、固さ)等>、
ちょっと押し込んだり(按)<胸腹部の腫瘍や圧痛 等 >、
振動を与えて病状の進行をみたり(叩)。

など、いわれますが、別のところでは触れ方を(触・摸・按・圧)と書かれていたり。。。
いろいろなんですね。。。。



傷寒論という書物によると。

心下部(みぞおちの直下)、
胃いん部(おへそのところ)、
大腹(中腹部)、
小腹(下腹部あたり)、
少腹(臍下高さの腹直筋部)
の五区画を見るというのが基本。

(上記にも述べたように・・・)
圧痛をみたり、
膨満をみたり、
硬軟をみたり、
寒熱をみたり、
腫瘍の塊をみたり、
皮膚の湿潤や光沢をみたり、
四肢の寒熱をみたり、
反応点をみたり、

なかなかチェック項目は多く奥が深いものです。


ただ人間の手先は高性能センサーの役割を果たしてくれるものです。
それは実際に腹部に触れるかどうかのちょっと前の瞬間に、
「これはヒンヤリしてるな」
「ここはチリチリいやな電気的なちりを感じる」
「・・・・・みぞおち部分の水が聞こえるな(振水音といいます)」
など、多くの情報が提供されていますからありがたく参考にさせていただいております。

ただ私自身、大腰筋の硬化萎縮や弛緩しすぎによる腹部のコンディションの状態関連性について、
長年にわたって経験則的にパターン化して、この場合は、このような状態で起こりがあって、
というような見方をするようになっております。
その場合は、しっかり大腰筋がリリースされないと腹部の状態改善が起こりにくいものです。


そしてここまでが、チェックの様子です。


これからが腹診チェックからえられる病因、病起などの情報を述べる段ですが、
そこは専門家でなければ誤解を受けやすい部分です。
気になりましたことがあった際は、やはり専門家にみてもらうのがよいでしょう。


また内臓部分につきましては、
オステオパシーの内臓マニピュレーションのような直接的に手技で対応することもできます。

posted by スズキ at 11:05| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

中医学診断を学んで使えるようになって「備えあれば患いなし」へのサポートステップへ

西洋医学と東洋医学の違い

母がメインバンクにしていた信用金庫にて、
母の貯蓄を相続人の私に移行する手続きをしています。


その信用金庫で、相続に関しての手続きをアドバイスしていただける方との会話。
都合、何度も顔を合わせることとなりまして、
世間話が少しだけはいってきました。

信金アドバイザーさん
「鈴木さんは、整体師をなさっておられるんですか。
 私、どうも自分の骨盤が歪んでるような気がするんですよね。

 だから整体とか興味あるんだけど、、、。」



「そうなんですか。
 なるほど。
 でも、この場所でしたら、
 施術院、選び放題じゃないですか。」
(駅から、こちらの職場の間までで、整骨院、鍼灸院、整体院、マッサージ゙゙店を合わせれば26軒ほどの施術院があります)
(こちらは特に施術院の激戦区ですから、いつも窓越しに多くのお客様がお待ちしているような人気店もあるんです)


信金アドバイザー
「でもねぇ、、、。
 一度行ったらずっと行くことになるんじゃないかと二の足を踏んでるんですよ」



「その気持ちもわかります!
 ・・・・・・。」




という世間話をさせていただいて。
で、話を終えて本題に進んでいったことがありました。




西洋医学と東洋医学では、
診断の際の見立てに違いがあるのです。


西洋医学では、検査を受けて数値をチェック。
正常値であるかどうかを診て判断します。

データ的にも病気が見つからない健康な状態。
そのときは、問題ないわけですね。

もうひとつの場合があります。
検査のデータが異常無しを示して健康体に属するが、
本人的には体調不良、不定愁訴の自覚があることも。

すうなると、健康体であるから治療対象にならない。
健康体なんですから。




それに対して、
東洋医学では、もともと正常値という概念が明瞭化されてはおりません。

医師免許をお持ちの先生が東洋医学の実践をなさっておられ、
西洋医学の検査データを使いこなすという先生もおられます。

ですが一般的に東洋医学に軸を置く先生方は、
日々の生活内での感情上下動やの四季の変化や生活環境で健康な状態かどうかを問診等で見ていきます。
それによって気・血・津液の流れがスムースでない滞りを見つけ出して、
そちらへのアプローチを各自の先生が得意とする施術法で改善させていくのです。

すると血液検査等のデータをチェックしたら「正常値」だが、
中医学のチェックでみれば問題が見つかったということも往々にしてあります。

中医学の見立ての力がある先生では、
「するとここの部位のこの深さに気・血・津液の流れが滞る問題が潜んでいそうだ」と判断し、
そちらへと課題改善のための手を打つのです。


お客様にしてみれば、
検査データ上では問題のない未病の状態です。
それ以上の進行がないように押しとどめたり。


東洋医学では、そもそも未病を対処する腕が上等なのだとされているのですね。

慢性化や重病になる不都合になってからの対処するよりも。
できるだけ病が身体の芯まで深く入り込む前に改善したい。
未病状態では、皮膚近くに病があるというときが多くあり、
慢性化や重病は、病が身体の芯まで入り込んだ状態です。


【 健康体 → <未病> → (病気) → 慢性化・重病 】

怪我等を除き多くの病気は上記のような流れで病気に至ります。



つねにより健康体に近づくよう改善への方向づけを施術者はしているのですが、
数値化するというステップを東洋医学ではございませんから。。。



なので体調的に不安があるお客様も施術院にお通いいただくことがありますが、
身体的にベストパフォーマンスを仕事や生活上で保持したいという積極的な方々も多くおられます。



これからは医療費が増加していく時代に日本は突入していくことでしょう。
それでほけんの窓口が人気が出ているわけです。
病に至る前に、病になった時のための計画建てていこうという、
備えあれば憂いなし。

ということでしょう。

現状の不景気ですから、3割負担の医療費も払込みたくなくなります。
そうして医者へといく必要な方々が行くのを躊躇すれば、
やがては病気の慢性化や重病化が進み4割負担等へと進むことになる予想が建てられています。

私は母のことで重病のつらさや介護する者の切なさを感じています。
だからこそ今までの私の施術場で反省するところを多く見つけ出し、
どうやって重病化が病気前の未病へと収められなかったのか。


いままでの私の施術提供の中心が筋膜リリースを中心としていたため、
そちらへのスキルを独自に進化させていったものではありましたが。
真剣に東洋医学の勉強にまでは手が伸びていなかったんですね。



そのことは、いま、東洋医学のテキストを開き、脈診講座に通い、
もし今の学んだ状態であれば、
母の重病化する前に引き返せたところもあったはずとわかります。

そのような愚かな自分を愛し許すためには、
母にそのことを気づかせていただいた感謝をしながら、
東洋医学の基礎を学ぶ時間を設けたいと思っています。

そこが一筋縄で行かぬもので、、、。
施術の再開が時間がかかっているので、
自分である程度のレベルまでいけたら、
そこで施術をさせていただきつつ学ぶという流れに変えていきたいと思っています。


今までのお客様を見る目を中医学の書や技術を用いて。
病院に通わなければならない病気になる前の状態で。
未病にとどめたほうがしあわせだし、
それはご本人も、そしてご家族にも価値があることです。


そのようなことがありましたもので、
もし私が信金の所員の方に、

「健康体維持は、攻めの姿勢で取り組むほうが、ついてたり、うれしくなったり、しあわせを感じられるんですよ!
 ぜひ、一度、骨盤が斜めってずれが出ている状態を脱してみて、快適感を味わってください。」

と積極的に口が出るようになれれば。

普段、ほとんど施術の場以外では、人の身体の傾向へのアドバイス等は一切しないのが常になっていて、
営業ワードにつながりそうなことも一切いうことがない。

それは「あきんど」としては失格。


それに、私が見たところでは、
他にも根っこになる改善していただいたらいいだろう課題は6部位ほど見つけていまして。^-^;;
 
・・・・・。

ということとなると、
やはり、信金の所員の方がおっしゃられるように、
「一度行ったらずっと行くことになるんじゃないかと二の足を踏んでるんですよ」

というところの、一度行ったら当分のあいだ通うことになるのだろうというのは当たってます。。。。
一回や二回で、軽度の改善でことを済ませるのではなく、
未病の状態へいけるように、リードしてくれる治療院もあります。

それは費用をご負担いただくことですから、
大変な出費となって家計を圧迫していきます。
私がお客様の立場ならば、お客様以上に、腕組みして考え込むでしょう。

ただもしもしっかりした腕を持っている施術院を見つけることができ、
定期的に通う機会を設けられるようであれば。

生活の質は変わっていくでしょう。

そこへ到れる実感を持てるようなことがあれば、
費用は施術期間を調整することで負担感を軽減させるなどして、
やりくりをしてでもこれから進む高齢への対策に乗り出すでしょう。


それが病気への対策にもなりますよね。
「ついている!」といえるようなことになるでしょう。




・・・・・という、考えで、一度、いい施術院を見つけて通ってみるといいですよ!

のように、助言できたほうがよかったのでしょうか。



ただ、施術院選びはかなり難しいんです。。。
私も、幾度かいい先生にめぐり逢い感謝すべきこともありましたが、
逆に、ほんとうに嫌な目にも、何度もあったりしましたから。
施術を受けて傷口が広がったり取り戻しがつかないなどのことも、
お客様方からときどききくことですから。

だから信金アドバイザーの方も、
いくつかの通うデメリットの不安が取り除かれて、
きっとここの腕が確かな施術院に行けば、どんなすてきな将来が訪れるかをイメージできていれば。

通うための必要性は感じていて、通う後にも不安なく通えるなら。
そのような見通しを伝えられれば、
通うハードルが下がり行動に移る方だったのでしょう。



ほけんの窓口での、「備えあれば憂いなし」も必須の時代ですが、
施術院の窓口での、「備えあれば患いなし」も病を患わない備えもオススメです。



私としては、
これからの「備えあれば患いなし」の基礎として、
中医学の目を持つことができるかどうか。
そこは別に他院との差別化を目論んでのことではなく、
母の施術から感じた切実な持つべきものと考えてのものです。

「そこができるまでは3年はかかるだろう」と脈診講座の先生がおっしゃられるほど、
おくぶかく難易度も高いものなのですが。
少しずつ頭に刻んでいきたいと思います。

その私的な中医学診断学の学習過程で、
ときおり唐突に中医学のこ難しいワードがでてきてしまうことがあるので、
その際は、どうぞ大目に見ていただければと願っております。
posted by スズキ at 11:02| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月19日

「産後の女性はスマートフォンを(長い時間)操作しちゃいけません!」

「産後の女性は本を読んではいけない」って、なぜ?

わたしが読んでいる中医学の本に、
五行学説というものの例としてコラムのような形で紹介されています。


中医学ってなんだろう 1 人間のしくみ


「えっ、産後の女性がなんで本を読んじゃいけないの?」と、
不覚にも私は思ってしまいました。


本を読むといけない、、、その理由は、次のように。


血液を貯蔵する臓器は肝臓です。

人がものを見るときの流れとして、
目の機能をはっきさせるために肝臓から多量の血液を送り込まれ、
その血液を使ってものを見る作業がなせるのです。

それが、女性は出産するときに、血を多く失います。


産後直後は一時的に肝臓内の血が足らない状態になっているのです。
そのような血の足らない状況下で目を酷使すると、
眼がその後にまで弱ってしまいやすくなるのです。



ちなみに、中国の五行学説という考え方では、
「肝臓」という臓器には「目」という器官が関係深いものとされています。


そう、それは生理的な上記の産後の目を酷使するなというメッセージに通じているんですね。
一見して中医学の五行学説の内容は迷信めいて見えてしまいますが
その根底では現代医療に通ずる生理学に符合する点が多く見受けられるのです。

昔の中国人が観察に観察を繰り返して収集した情報を分析的にみて搾り出した知恵が詰まっている。
そのような感じを得ることもできます。

ただ陰陽五行説も、中医学の古典を数刷紐解いて読んでみると、
本ごとにちょっと違った規定がなされているんですよね。。。
現在、私たちがみる五行学説図は、
近代の学者が古典の中医学書を参考にしつつ、
総合的に見てこれでいいのではということなのでしょう。


あと余談ですが、

産後の女性は本を読んではいけないですよ、というメッセージは、
本以外にもテレビを見つめすぎて目を疲れさせることも、
上記と同様の理由によりよくありません。

現代では、
「産後の女性はスマートフォンを(長い時間)操作しちゃいけません!」というように内容は変わるのでしょうか。



ちなみに肝臓は目に関係するというもの以外の臓器がどの身体の器官に関係するかと言えば、
心臓は舌、脾臓は口、肺は鼻、腎臓は耳に関係するといいます。


posted by スズキ at 10:33| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月17日

体の中のめぐりが停滞すると、痛みが発生するんです

中医学的視界でものを見てみると。

人体内部では「気・血・津液」などがめぐると考えられています。

これらを少し解説をつけさせていただきますと、

「気」とは陰陽の陽にあたるもの。
気は、<実体はありません>が、<機能はたくさんある>のです。

たとえば、、、
・推動(すいどう)作用という、血液や津液を推し動かす作用があります。
・防衛作用という、外邪の侵入を体表で防ぐ作用があります。
・おんく作用という、身体を温める作用があります。
・気化作用という、物質を変化させる作用があります。
・固摂(こせつ)作用という、血液や津液が漏れでないようにする作用があります。


「血・津液」は陰陽の陰にあたるものです。
血は、わかりますよね。 ^-^

津液(しんえき)とは、血の構成成分のひとつであり、また血以外の正常な体液成分の総称でもあります。
細胞液、内臓に含まれる体液成分、関節液、リンパ液、涙、鼻水、唾液、涎、汗、女性のおりもの、羊水など、これらは全て津液です。


「気・血・津液」が、理想的な状況で体中の根幹から末端までまんべんなくめぐっている状態が健康体です。
それが、なんらかの内外の原因により「気・血・津液」のひとつかまたは複合的に
流れを滞らせてしまう停滞した状態となるときがでてきます。

すると、「気・血・津液」がめぐっていれば問題はないが、
うまくめぐることができず停滞すれば、
それは「邪」となります。

その「邪」が体の不調へおとしいれる原因になるのです。



ちなみに、「気・血・津液」のそれぞれの滞りとなった際の呼び名をお伝えしますね。

・気がスムースに流ない状態が「気滞」(きたい)です。

・血が滞れば「瘀血」(おけつ)となります。
 瘀血とは、
 流れが滞った血のことです。
 血行不良も瘀血の一種ですね。

・津液が滞れば「痰飲」(たんいん)となります。
 痰飲とは消化器官内に余分な水分がたまって停滞する状態 です。



「気・血・津液」の滞っている状態自体が「邪」だったんですね!

「邪」という、邪悪な悪魔がいて特別な悪さをするのかと思えば。
そんなものではなかったんです。。。



では「気滞」「瘀血」「痰飲」となれば、どうなるのか?
つまり正常に「気・血・津液」のめぐりが停滞したら、ということですね。


想像力豊かな方は、
体のなかに腐りかけのため池が存在するかのようなよどんだ汚れた状態を思い描く方もおられるはず。


そうなってしまうと、よどみが浄化されずに、やがては荒れ放題となるのです。


そのとき!
つまりが原因で<痛みが引き起こされる>ことがあるんです。


それを「通ぜざれば、すなわち痛む」といいます。


このようなときはつまった状態をとってあげれば痛みが改善するのです。


寝ただけでも「気滞」「瘀血」「痰飲」などの状態も改善することもあるでしょう。

ですがそれらの悪化の進行が深刻になれば、
寝たり休んだりするだけでは
一向に気・血・津液の滞りが改善できなくなってしまうんです。


そうなると、より専門的な対策を打っていく必要が出てきますね。


中医学では、
鍼や漢方やスイナ(中国式マッサージのようなもの)で
「気滞」「瘀血」「痰飲」のような滞りによる邪を吹き飛ばすのですね。

または、、、
私の施術でも体内の「気滞」「瘀血」「痰飲」の滞りが<筋膜の癒着が主因>になっているときも多いのです。
血管やリンパ管等の管。
それらの管の隣にある筋膜が癒着して管を圧迫すると、
血液やリンパ液の流れを止めたり停滞させることがよくあります。

今までの私の施術では血液・津液の滞りを狙い打つことが多いですね。
人体構造の構成として血管・リンパ管や神経のラインをも物質的にとらえて観ていたのです。
そうなると「気」という実体のないものをみる手段がチェック的に取り入れていなかったので、
「気滞」へのアプローチは手薄になってしまっていたんですね。

たとえば「気滞」を、発見するためのひとつの手段として「脈診」があるんですね。
直接的に脈診だけで体のどの部位に「気滞」があるかはわかるわけではないのですが、
脈をとるときに、体内に強い気が流れているかどうかわかります。
橈骨動脈を触って脈診をするのですが、
脈診時の脈が浮いているか沈んでいるか、
血管の形状が明瞭かぐにゃっとしているか、
血管内に十分な血液が流れていそうかスカスカか、
脈の遅速の様子や脈の長さ等を見てみることで、
気の流れの強さや滞っている状態のおおよそをチェックしているのです。


脈診をさせていただいたときに、
「診断」のような私が脈診で感じたことを
断定的に身体の状態をお客様に直接伝えることはできません。
その理由は私は医師ではないため、そのような資格がないのです。

ですが確かに脈をうまく取れるようになると、
気の強さ弱さ等が、
そこに明瞭に表現されているとわかるんですね。

今までの施術では脈を見させていただいて参考にして施術をするという流れがなかったのです。
それを数日前に私がときどき会食をする方のデモワークをさせていただいたとき、
脈をみてから施術へと移行させていただき、
気の様子をチェックさせていただいたのです。

気滞の対処法のベースは、
気を乗せて運ぶ血の流れを改善させることで果たせる部分があるのですが、
もうちょっと直接的に気の様子への操作力をあげられるようにできれば。


気の停滞は、体中のそこここに起きるものです。
その滞りがそこここに痛みを発生させるのです。
ほんとうに妙なところに痛みが出たり、
その痛みが移動して逃げていったり。

そこで起きている混乱を整理していくならば、
安らいでいける変化がおこることでしょう。

そのように感じているこのごろです。
posted by スズキ at 19:35| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

感情がもたらす病気があるから、ときには逃げるが価値がある!

中医学基礎の解説になるのですが、
病気になるには、原因なるための種があるんです。

種をまかなければ、芽も出ません。

それって、因果律で考えればわかりますよね。

その因果の種になるひとつに、感情という身体の内から起こる病因もあるんです。
それを(内因)といいます。

感情も行き過ぎはいけません。
行き過ぎれば臓器を傷つけて、
そこから病に転じるのです。



それはたとえば感情も過度になれば、プラスエネルギーを持つ「喜び」でさえ体を壊す種になるのです。

喜びすぎて気が緩むと「心臓」を傷つけるのです。
喜(き)」となると、
集中力が低下し、不眠になり、不安感が増して、精神錯乱などへ。


他にも挙げていきますと、

怒りすぎると気が上昇して「肝臓」を傷つけるのです。
怒(ど)」となると、
頭痛、めまい、目の充血、脳卒中、動悸、不眠などへ。


考えすぎて「脾臓」を傷つけると、気が停滞します。
思(し)」となると、
腹痛、食欲不振、膨満感、軟便などへ。


悲しみ、憂いがすぎると気が消えて、「」を傷つけます。
悲(ひ)・憂(ゆ)」となると、
咳き、息切れ、胸苦しさなどへ。


恐がりすぎると気が下がると、「腎臓」を傷つけます。
恐(きょう)」となると、
大小便の失禁、白髪の増加などへ。


驚きすぎると気が乱れて「腎臓」を傷つけます。
」となると、
動悸、不眠、精神錯乱、物忘れなどへ。







と、ここまでは中医学の基礎のお話ですね。
もう一歩、考えを進めてみましょう。



「人間とは社会的な動物です」

アドラー心理学を学べば、
悩みのほとんどには対人関係が絡んでくると明言しています。

コーチングをするときにも、
対人関係をどうすればよいか?」というテーマで<課題の設定>して進めるケースが多いのです。


私も、幾度もコーチングをするほうではなく、先輩コーチにコーチングを受ける方でお世話になりました。
それはコーチングを学ぶためには、自らがコーチからコーチングを受けて学び取れることが多いのですが、
やはり私も対人関係上の問題をテーマとして設定した記憶があります。


コーチングでの対人関係のテーマになるのは、「うれしすぎて気が狂いそう!」というものはないですね。
多くが、相手がひどい奴でいやでしょうがないとか。
職場の人間関係で八方塞がりでつらくてしょうがないとか。
。。。などが課題のほとんどです。


一部の人間に対してもつ対人関係のねじれもありますし、
または大胆な人は人が怖いとか嫌いとか信用できないとか、、、。

これは実はコーチング等で、
その課題がブレイクスルーしたり、
その課題自体に対して話し合っていて問題を感じられなくなったときのスッキリ感の半端なさからして。

対人関係に苦しんでいたときの感情の傷が肉体を攻めるということが水面下で起きているといえるほど、
その苦しみが消えたときに体調がよくなる人も、ほんとうに幾名も見かけることがあるのです。

ということは、、、
確かに自身の感情が過剰になって自らの臓器を傷つけているようです。
具体的に、今の自身の過剰な感情がどの臓器を傷ついているといった自覚はないにせよ、
なんらかの漠然とというレベルを通り越した不快感を持っているからこそ、
対人支援を得意とするコーチの門を叩くのでしょう。


内因の過剰な「喜・怒・思・悲・憂・恐・驚」という感情が発見されたなら、
自身ならばどう対策をとるべきでしょうか?
そこが大事ですね。

中医学の門を叩くというよりも、
たとえばですが私は対人関係を支援してくれるコーチの門を叩くほうが適切だろうなと考えています。

私が目を通した中医学のテキストには病気の原因に内因があるということは書いても、
それに対しての対人支援を受ける必要ありというようなところまでは突っ込んでは書かれていません。
内因に対しての危険を提唱したとしても
具体的かつパワフルな対策が打たれなければ、
クライアントの臓器の傷は減りませんし、
誰もしあわせにはなりませんから。



余談ですが、
「臓器が病気になるほどの過剰な感情」という、行き過ぎた状態では
感情を生じさせるエネルギーを過剰に消費させて健康ではいられなくなります。
それは別に強い怒りの感情を爆発させた人の息をビニール袋にでも貯めて、
小さな昆虫などをいれると通常ではありえないほど死んじゃうのです。
通常の感情では息をいれてもピンピンしている昆虫なのに。。。

自分の内側で内因動機により毒を創り出しているんですね。

その毒を外に吐き出すこともできますが、
うちにこもる毒もでてきます。



特にですが家族、親族、友人、仕事場で、
対人関係に苦しむことってありますよね。


いちばんきついのが身内だと思います。
人間関係を学ぶ修行をするときにもハードな学びになるのが身内からです。


たとえば身内にいつまでもいつまでも恨み言をいう人もいますよね。
ときには非常識な理由で噛み付いてきたりすることもあるんです。


そのようなことを言う人に対して。
「そのようなことじゃいけないよ」と注意をしたほうがいいのでしょうか?


個人的な考えでは、
ずっとそのような言葉を言い続けているような人が変わる手助けは望んでおらず、
かえって反発されて恨み言のネタが増えていくだけ。
本人が心底そうしたいと感じるほど懲りない限りは、
自分のやり方がまずかったと反省もしません。

コーチングでも、多くの場合、
クライアントが悩むのが、
どうやって相手の考えを変えようかというところでつまずきます。

たとえばその相手がコーチングを受けたいとなれば打つ手はありますが、
そうではない場合は、
けっして強制力を用いて相手を操作するようなことはすべきではないという姿勢でいること。
そのような考えがアドラー心理学のベースにあるのです。


すると賢明な行動としては、
できるだけ顔を合わさずに遠くへ逃げておくように私ならばさせてもらいます。
同じステージに登らないようにしたほうが、平和なのです。

立場上、逃げられないときもあるでしょうが、
もしも相手がひどすぎるときには、
表向きでは関わっているようにみせても、
精神的な面では関与しない姿勢で逃げる気持ちでいるのが正解でしょう。

少し前にやっていたドラマですが
『逃げるは恥だが役に立つ』でいいじゃないですか。

posted by スズキ at 12:56| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

中医基礎理論を学べるサンプル映像を見つけました!が、、、。

中医学の本を読むに際して。

どうも頭に入りづらくて困っています。
たった今の私がその状態です。


最初は中医学の難解な本を買い込み、
2週間もすると早々に挫折を味わい、
それから平易な本を、
書店に買いに走る。

--;


脈診を教えてくれている先生方が、
独学では中医学の基礎はなかなか使えるようになるまで身につかないものだ、
とおっしゃっていた意味をかみしめています。



中医学の基礎は複雑な内容がシンプルに図解されるような工夫をしてあって、
順を追って理解していけばとてもシステマティックな運用ができるようです。

中医学の陰陽の視点で人体を見つめていくメリットを感じられるものです。


ただなんら知識がないうちに中医学の基礎の基礎の本でさえ、
どえらい難しい概念が現れたかのように思えてきてなりません。

中医学では、ひとつの項目の分類が詳細になされているため、
真新しいワードが現れてくるのです。


中医学の基礎がわからなければ脈診を学んでも、
使いこなせるものではないことだけは理解でき、
どうにか概要だけでも頭に叩き込んでおきたい。
これがおこなうことができるようになったとき。
脈を診て、
その情報が私の脳内でヴィジュアル的に意味をもった映像に結びつき
施術へとつなげられると期待しています。

通常、私が施術をするときにボディチェックをする際、
身体の左右のバランスで見たり
身体の上下のバランスで見たり、
ねじれを読んだり詰まりを見たり、
といった人体を構造体として読みます。
そこからその人体内部に位置する臓腑がパッケージしている状態が、
外枠の骨や筋などの外壁枠が潰れたり弛緩し過ぎたりと問題があれば
そこへと関連する臓腑にも影響が現れてきます。
またはシンプルに脊椎の椎骨のずれや棘突起の状態を読んで、
神経根の詰まりから関連する神経の行き先になる臓器の状態を知るようにしていたり。



人体上の構造体を外見からみるには長けているのですが、
その構造体として見ていただけでは、
内部の臓器同士の役割分担からくる相関からものをみて、
その上で思考して、より深い意味を持った手を出すことができない。


脈診の先生やそのレベルの中医学の知識を身に付けた方々は一様に、
中医学基礎が充実した理解へ進んだとき、
人体の世界が見え方がまったく変わった、
と言われておりました。

そこには今の私の人体構造上のもののみかたで終えてしまうならば、
いくらそこでがんばってみても、、、。
私が望む次のステップへと、
進むことができないんです。

身体の状態を認識する力が、
今までの施術技術に結びつけば、
施術技術を多面的に学び続けるより施術成果が伸ばせる。
それが根本的な施術をお受けいただくお客様のひとコマの施術時間を、
大きく有意義なものへと変えてくれるものとなると信じております。

そう信じて、やっていく価値に気づいたのですね。。。




そこに気づいてしまった以上、
あともどりはできません。

施術再開の滑り出しをそこに、
ひとつ大切な軸を置いてます。



だったら施術を再開してから、
学べばいいんじゃないのだろうか?
という考えもありますが。。。

日々の施術では誠心誠意がんばるスタイルで施術をする私の場合、
今までのお客様の状態変化を記録して対策を打ち立てる時間を取り、
新たな施術法の工夫がそこには必然的に必要となるからそちらもし。
それですでに労働時間外の90%は使われていますから、
中医学基礎を学んでいる時間もなければ体力も残っていません。


そうなると、
新たな学習が身につかないまま
今までの施術の延長線上での施術を続けざるを得ない。

そこで進歩が途絶える気がいたします。

それを避けたいので、
どうにかせねば、と。




本からの学習では、どうもいく冊か目を通した本が悪いというわけではなく、
私の「わからないなぁ」という取り組みにくさが先に壁を作ってしまって、学習が進まない。

そこはわかってきたので、




ひとまず、youtubeで、なにかないかと探ってみました。

すると中医基礎理論DVDサンプルというものがアップされていました。
サンプル版ですから、全編がアップされているわけではありません。
ですがサンプルをみると、これがまた意外にわかりやすいんです。



https://youtu.be/H_Q4uSj7KqY
中医基礎理論(陰陽・五行・精気血津液・蔵象・経絡)〜推拿(すいな)整体療法DVD教材のご紹介(サンプル映像公開 第2弾)


私にはこのサンプル映像、好印象でした!



基本的な本を100回通読するよりも、
映像を10回繰り返し見たほうがいい。
私のいまのニーズでは浅く広く確実に、
という私が普段している施術上で活かし使えるレベルでいい。

そして中医学の知識が腑に落ちる瞬間をむかえられれば、
今まで頭に入らないとうなっていた状況が一転して、
おもしろいように取り組めるようになるでしょう。

そうなるためのきっかけを欲しているんです。


なので「おぉ、これは買うしかない!」と、
高額な通信教材となると覚悟をしたものの
いまは時間を買うしかない!!


意気揚々と発行している学院のページを開くと、、、。


ホームページはなくなっておられ、
関連するツイッターなどをみてもすでに去年の初旬から更新がなくなっております。
残念ですが、DVD教材を手に入れることができない様子です。




ひとまずできることとして、
サンプル映像をみて解説の流れを踏まえて、
本からの学習を再考してみようかと考えています。


posted by スズキ at 08:29| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

錘をてこにした施術のための「錘」の処分をしました


私が今年の1月末日から母の介護中に施術をしているとき。
それはかなり無理な姿勢での誠心誠意の施術の連続でした。


大学病院のベッドや介護用ベッドとは施術用ベッドとは違っています。
ベッドのクッションの沈み込みが強すぎて不安定なところを
必死に地面についたもう一方の足のつま先でぐらつかないよう支えて固定していた。
それにベッドの幅が思いの外広かったり高さが合わないので、
足指で支えて固定するときにはちぎれんばかりの力をこめて固定セざるを得なかった。
私がぐらついて母の上に倒れようなものなら、
それがもとで死期を早めることになりかねないという思いがあったから緊張もするわけです。

その足指での無理やりに課した固定により、
私の足の指やつま先の感覚は、冷感も痛覚も消えてしまっていた。
自分で自分の足指を触っても、もう、触覚は働かず、触られた感覚もない。
ただただジンジンと痺れ続けている異常事態のかすかなサイレンが鳴りっぱなしです。


私が重い錘を巧みに使って、通常ならなかなか解けるはずがない筋膜部位をリリースしていた、
独自のやり方を手放すしかないだろうと判断をしたのは、
実はこの錘を使いてこ操作で患部をリリースするやり方では、
足指の力加減とそこから生み出される微量な方向調整操作が命です。



それが、足指の感覚が麻痺して、そこに足指があるのかないのかさえわからない感触になっていた。
床での施術は、必然的に立膝で足指でのバランス調整が必要なので、
それが、できないような身体の状態になってしまったのですね。


「錘を使った施術は諦めなければならないのか、、、。」


自分自身の身体が回復するにつれて、
足指のコンディションも取り戻せるかもしれません。

今までの研究成果を手放してしまうのは
その施術成果を期待しておられるお客様にとってみてももったいない話です。
他の施術をなさる先生方がなさらないノウハウが
そこではふんだんに取り入れられて成果がだせるものです。


ですがあまりに足指の腱を介護中の施術で緊張のあまりいじめすぎたため、
一ヶ月過ぎた今もその感覚が、十分には戻ってこない。

私自身が自分の足指をケアしても、これほどのなおりの悪さですから、
当時の施術を母にしているときは夢中でわからなかったのですが、
ほんの数ヶ月で体を壊さんばかりに使い倒した日々を送っていたんですね。


あらためてその当時を振り返えってみて。
当然のこと、そのときの施術をしたことに後悔はありませんが、
精神的な余裕が擦り切れた状態でおこなう施術には、
身を削って消耗が著しいものだと痛感しました。



それで致し方ないと床での施術をあきらめるしかない状況。
「脚を立てたワークベッドでの施術」への選択しか、私には残されていない。

ワークベッドを使う施術では、足指の感覚麻痺があっても、
かかとを地べたに庄をかけて体の操作をすることができます。
かえってそうするほうが、庄を生み出すときなど力みがグーンと消えて、
施術成果がずばぬけて良くなるというもの。

だから、ワークベッドでの施術への移行は問題はないのですが、
今まで私が使っていた施術技術の用い方を大幅に変えるのには
新たなセオリー付や発見がなければ変えたあとに
新たな施術技術を使いこなせないものです。



そのシミュレーションに時間を掛ける必要があります。


それで私が目的とする施術が成り立つかどうか。
その様子を見ていかなければならなかったので、
数名のお客様や私が施術を教えている人などに協力していただいて、
その試行錯誤をはじめていたというのが、ここ最近のことです。
中医学の診断学でそのときどきの施術法やアプローチポイントを選択し、
施術ではプルパを使ったり、ボウエンテクニックのムーブをいかしたり、オステオパシーの手技をいかしたり。

脳内でリアルに想像できていけるようになれば身体がそのイメージに反応して動きが卒なくなっていき、
それから実際に私が施術を教えている人などに協力していただいて、
うまく意図通りに施術技が機能してくれるか、成果がどれほどでたかをみていく段階です。




ひと月以上施術を休んでみれば足先の感覚がもどることがあればと淡い期待を持ってはいたのですが、
どうにか50%程度は戻ったが、細かい施術をカバーできるほどの高度なセンサーにはなりえていません。




錘を使った施術をできるようになるか、
それとも錘を捨てて他の施術スタイルに変化させていくか。

一気に大きな変化を強いては負担も大きいので、
できれば錘を生かしたかったというのが本音でしたが。。。


残念ながら私の、足指のセンサー機能が不十分という状況を判断した結果、
今日、長年お世話になった重い錘たちと楔型ブロックを含め総計15個ほどの工夫し自作した道具を、
踏ん切りをつけ、あきらめて処分しました。


そのおかげで部屋の中はスッキリしました。。。

ただひとつの私の大切な時代が終わったかのようで、
当初は想定外のことであり戸惑いもありますし、
寂しさが感じられます。


人生にも波風がありますが、
施術にもそれは見受けられるものです。



後ろを振り返らず、
前をむいて生きてゆかねば。

posted by スズキ at 23:42| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月14日

書籍紹介:【増補改訂版 オステオパシーアトラス[WEB動画付]―マニュアルセラピーの理論と実践―】

私は、ここ最近。

医学書のある書店で中医学書籍コーナーに入り浸るのですが、
そんな私でもどうしても手に入れないといけないなと思えたオステオパシー系の本があります。
(一般書ではございませんので、あしからず ^-^;)





増補改訂版 オステオパシーアトラス[WEB動画付]―マニュアルセラピーの理論と実践―


・----------------------------・


内容紹介
アンドリュー・テイラー・スティルによって創始され、様々な手技により主に筋骨格系、頭蓋骨、内臓などにおける機能障害を治療するオステオパシー。
柔道整復師、マッサージ師、理学療法士、アスレティックトレーナーなど、多くの医療関連職種が実践しているオステオパシー手技について、原理およびそれれの手技について系統学的に解説するとともに、わかりやすく整理されている。
本書では、カウンターストレインやマッスルエナジーテクニックなどよく知られた手技に加え、靱帯張力バランス、リンパ手技、ファシリテイティッド・ポジショナル・リリース、高速低振幅(HVLA)手技、頭蓋骨オステオパシー、スティルテクニックなどオステオパシーで用いられるほとんどすべての手技を網羅し、手技の手順は1500枚以上のカラー写真を用いて解説。
また、写真上の矢印と注釈に従えば、読者は手技を容易に理解できるよう工夫されている。
骨格筋の構造検査、可動性検査、触診検査、脊柱と骨盤の分節間検査など、読者が症状の診断基準と治療手技を関連付けられるようになっている。
前版から数々の手技が追加・修正された増補改訂版。Webでテクニック動画も観られるので、より理解が深まる内容となっている。


第1部 診断におけるオステオパシーの原理
第1章 オステオパシー検査の原理
第2章 オステオパシーにおける筋骨格の静的検査
第3章 脊柱の可動性
第4章 オステオパシー触診
第5章 分節間可動性検査

第2部 オステオパシー手技
第6章 オステオパシー手技の原則
第7章 軟部組織テクニック
第8章 筋筋膜リリーステクニック
第9章 カウンターストレイン
第10章 マッスルエナジーテクニック
第11章 高速低振幅手技
第12章 ファシリテイティッド・ポジショナル・リリーステクニック(FPR)
第13章 スティルテクニック
第14章 靱帯張力バランス・靱帯性関節ストレイン
第15章 内臓テクニック
第16章 リンパ手技
第17章 関節手技と混合手技
第18章 頭蓋骨オステオパシー徒手医学

内容(「BOOK」データベースより)
理論から実際の手順まで!写真と動画で完全マスター。



・----------------------------・



こちらの本は増補改訂版で、増補改訂する前の版を持っています。


この度の増補改訂版の目玉は、
おどろくことにWEB動画で施術のやり方が解説してあるといいます。
それがたとえ英語であったとしても、役立つことは間違いないです。
すべての検査法や施術が映像で解説提供されているわけではないところが残念なところです。
私がこのテクニックの映像が見たいなと思えるものは、
だいぶ削られているので。。。

ただ以前にも増して内容が濃くページ数も600頁超で分厚くなりました。
お買い得スペックがあがりました。

これだけのお買い得感があると、
中医学に時間と費用をつぎ込む時期と心得ていても、
どうしても買わざるを得ない気持ちに駆られますね。

ひとつ気がかりな点は、以前の版とほぼ重なっているため、
前版をもっていても仕方がなくなるのがつらいことです。



オステオパシーの勉強をなさりたい初学者の方にはとっつきやすいかどうかは疑問はあります。
多数あるテクニックごとの基礎知識や出来た経緯などが 丁寧な解説がなされているわけではありませんので。
なのでいきなりテクニックをみせられても要点がわかったようなわからないようなものとなるでしょう。

その丁寧な解説は各テクニックの詳細が書かれている書籍か、
施術セミナーに通うか、施術家の先輩方に手ほどきをうけることにゆるずものです。

ただ広大なオステオパシーの全体像の一部のテクニックの紹介ですが
簡潔かつコンパクトにかゆいところにまで手が届くテクニックのセレクトで、
これだけしっかり習得することができるならば。。。



価値ある一冊だと思います。

posted by スズキ at 12:29| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月13日

みぞおちの張り等の不快感もいく種類にも分類できるものです

こんにちは。

みなさま、お元気でしょうか。

今日は、すがすがしいいい天気ですね。

私的なことで、すいません。

四十九日法要が先週土曜日につつがなく終わり、
母をお送りすることができました。

たったいま、
緊張の糸が切れて、
ホッとしているところです。


現在、部屋の中を少しずつ整理をしています。

ずいぶんと家中のものを捨ててみて、
スッキリしてきたと思います。
それは今までお越しいただいていたお客様が、
先日、お見えになられて、
「あ、なんだかここらへんさっぱりしましたね」
と。

^-^

今はまだ、いろいろと

これから、クリエイティブな仕事モードに移行しようと考えています。


クリエイティブな仕事、、、とはいうにはおこがましいですが、
中医学診断の本を読んでいて。

腹部のみぞおちが張る感じがして、、、
とお客様から問い合わせをいただきましたとき。

自身で、自分の体の使い方等を様子をみて改善の仕方を自己完結的に提案してくれていて、
「それ!いいね!」
と私が、にっこりすればいいという。
なんともありがたいメール内容でした。

さすが、ですね。Tさん。

あまりくわしいことは申しませんでしたが、
中医学は西洋医ではない物の見方をします。

たとえば心下というのがみぞおちあたりということだと思うのですが、
その部分の負担を感じた際には、
腹部を触り質問をさせていただきつつ、
つぎのどちらかに当てはめていきます。


心下痞
心下痞満
心下痞硬
心下痞堅
心下石
心下支結
心下悸
心中痞


などが、あるんですね。
入門 目でみる 臨床中医診断学」より。


それらのひとつに当てはめられれば、
テキストにはそこから病因や病気になった起こりの情報が提示されていて
状態の目星がつくようになっているんですね。


 なるほど、なるほど。


というそのような大切な情報を私の得意にする施術に転化して活かすには、
もうひとクッション、ひとくふう必要になります。
ですがおそらくたとえば心下痞満でありそうかと感じれば「脾胃に負担感はないですか?」など、
より詳細を突き止めるための質問をさせていただくことで、
お客様自身もひとつ、ふたつ腑に落ちるような自身の生活をあらためよう!と思えるきっかけを得ることにもなるようです。

いままでは漠然とした痛みツッパリなどのや不快感が、
そのようになった起因部分が言葉に挙げられると、
お客様自身と私自身も「あっ、そういえば、、、」ということにもなるはず。

そこを緒にして、
いくつかの部位が見える化されはじめ、
そこからの気づきは大きいものでしょう。


まだ私は、学んでいる途中なので偉そうなことは言えませんが、
しっかりこれらを身につけることができれば、
なんらかの施術をするさいの指針を得られて
手応えがそこから新たに生まれてきそうです。





posted by スズキ at 11:09| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

施術者の質問力

先日のこと。
同業者で私と施術の話をする先生と。

「ひとりひとりのお客様。お客様ごとに、施術に対しての希望も違いますし、
 それに前提としてお客様ごとのお体の様子が違ってもいます。
 だから問診することって大事だよね」

という話をしていました。



最近、特に私は考えるというより、感じるのです。
もっとしっかり問診から情報を得ていきたいと。





特にお客様が初回においでなられるとき。


お客様から、

・お体の状況・状態 (チェック項目として40項目ほどあり該当するものにチェック)
・仕事や生活上の際の心身にかかるストレス
・最近、血液検査を受けておられたらその数値を教えていただいたり
・血圧などのバイタルサイン情報を教えていただきます
・主訴、そしてそれが起きた当時の状況や時期など

・施術をうけてどのようなことを期待しておりますか?主だったことを教えてください。

私のところでは、事前にお客様に質問表のフォームとして、
それらの情報をご記入いただいて施術日前日までにお送りいただきますようお願いしています。
事前に情報をいただくことで、私がわからないような問題があれば当日までに調べておきます。
するとベースになる知識を私の頭に入ってます。
質問をさせていただくときに精度があがります。
相当レアなものや、ご記入いただいたところでの情報量が少なく、
推測する部分がほぼほぼのときは当日に質問させていただきます。

そのようなことがらが少なくなく多くのお客様から見受けられることもございまして。
事前調査が、その後の方向性を濃いものにしてくれるのですね。

そして初回の施術ではできるだけ多くの時間を用意するようにさせていただいて、
「2−8の法則」という流れでお話を御伺いできるように心がけます。

こちらからの問いかけを2割で、
それに対するお客様からの回答を8割になるようお話いただくように。

それはお客様自身が、ご自身の状況をつぶさに体験し目撃している本人です。
その話の脈のなかに、多くの施術をおこなうときの方向を示していただけるヒントが含まれているのです。



たとえば、「痛み」の表現ですね。

「なるほど、その部分が痛いのですね。。。
 
 ではそれはどんなふうな痛みの質でしょうか?」


中医学の問診の本を元にしてほんの一部を列挙させていただきますと、



冷痛のばあい、ヒヤッとした、ジンジンする、ぞくぞくする、しんしんする、氷の中にいるような、
灼痛のばあい、ジリジリする、チリチリする、ジンジンする、焼け火箸を当てたような、ずきんずきんする、ドクンドクンする、
張痛のばあい、突っ張る、コリコリする、コチコチする、ゴリゴリする、バリバリする、パンパンする、ズーンとする、通らない感じ、引っかかった感じ、
刺痛のばあい、チクチクする、ズキンとする、ぐりぐりする、きられたような、裂かれたような、差し込むような、
ざん痛のばあい、ピリピリする、ビリビリする、ジーンとする、チリチリする、あちこち痛い、
絞痛のばあい、きゅっとする、ギュッとする、ちぎれるような、引きちぎられそうな、ねじられるような、鷲掴みされた感じ、えぐられたような、動けないほどの、七転八倒、
攣痛のばあい、つれる、ピクピクする、ズーンとする、ジーンとする、虫が這うような、薄皮が一枚ある感じ、
・・・・・・
上記の痛みの表現は、ほんの一部です。
その他多くの痛みの質があり、
その質から代表的な痛みのどれに該当するかを割り出していくのですね。



たとえば他にも私どもの筋膜リリースで多く聞くところでは、
突っ張るような、痛くて伸ばせない、伸ばすと痛い、つれた痛み、引き連れた、ビーンとした痛み、固まった感じ、
といったところが多く耳にする痛みの表現のワードです。
するとこの引っ張られるような痛みというキーが読めれば、

中医学ではこの場合、
次のような病理が潜んでいると申します。

陰虚・血虚で筋を養えていないことを主な病理とし、
肝血虚に多く、脾血虚、腎虚からの気血両虚でもなる。
腹部から脇に向かえば肝の疏泄失調が絡むこともある。


というところが、お客様がお話いただいた痛みの表現から読み取れるというものです。


「どのような質の痛みか」をお客様からの直接の表現を聞くことで、
さまざまな様子をくみとることができるわけです。
その個別具体の情報を把握して、最適な対応策が施せるのですから、
そうなると施術成果も高まります。


私のような施術では西洋医学でなさるような検査はできませんので、
そこはお医者様にお任せするのがよいと思っております。
やはり専門家でなければわからない数値なども多くあり、
大変に有効に人体内部の情報を汲み取ることのできる手段ですから。

そして私どもには私どもなりの情報収集の技のひとつが問診なのです。



またその症状による痛みには各人の軽重の違いがあるもので、
その軽重の様子も、先にお客様がどのような状況下にあるか、
把握をしておかなければ見謝ることがあります。
それは状態としてあまり悪くなさそうなアスリートが「痛い!」というとき、
痛覚神経にまでしっかりと血がめぐって身体のすみずみの情報を収集してくれる力がある。
そのときは、身体に活気が残っていて改善力がもともとあるというところを底上げすれば、
比較的スムースに痛みの課題について新たな別のステップに進むことができるようになります。
それが状態として深く内臓部までの体質に入り込んだ悪化が進んでいる方は
「さほど痛みはないのだが」と言われることがあります。
そのときはたやすい施術で対処することは困難です。



他の問診注意点としては、
断定的に「あなたの症状は具体的にはこうではないですか?」という問いかけより、
もっとお客様に話を聞かせていただけるような問いかけの方が有益な情報がえられるものです。

お客様の状態をできるだけ聞き出そうという姿勢であれば、
お客様が目の前にいてくれたとき、
すでにお客様の姿勢やしぐさや声の調子、顔の歪み、臭いといった他にも様々な情報をすでに提供してくれていますから、
ついそのわかった部分を確認するような断定的な質問もしてみたくなります。

それは施術時間が十分にとれないようなときには、
このような情報を汲み取って確認するという流れは効率がいいので、
私はそれを否定することはできません。
というのも、問診だけで丁寧なやりとりをすれば数時間かかります。
それでは経営上難しいという治療院形態のお店も多くありますので。



また質問をさせていただくとき。

そのひとつ質問の中の問いが、複数あってはならないというのもルールです。

たとえば、
「頭が痛くなるときがあるのですね」といわれれば、
それにそって
「そうなんです、いつも仕事が終わる直前ぐらいなんですが・・・・」のように回答が返ってきます。

それに対し、
「仕事をしているときずっと頭が痛いのですか?」というと、
「いいえ、違います」
というところで会話が終了してしまうことが往々にしてあるのです。
そうなると「仕事終わりぐらいにある頭痛がつらい」という回答にまでたどりつけずに、
次の質問に話が流れてしまう。
つまり「はい、いいえ」と答えられる質問の仕方をすると、
そこで質疑応答が完結してしまいます。
なかには「いいえ、違うんですよ〜。私の場合ですがね、、、」
と話を広げていただける方もおられるのですが、
多くの方は多少緊張気味ですから、質問された回答形式のまま回答して終了となりますから。

そういった質問をしておきながら、
質問をした施術者が「そのようなことだったら、質問したとき言ってくれればよかったのに!」
というケース。
少なくないと聞きます。
それはよくないですね。






質問をさせていただいて、
主訴を確定させていただくために、
お客様から多くの話をお聞きして症状を集め、
重要だと思うものをリストアップしていきます。

そのリストアップされた情報の中から、
主要な問題点を考察していきます。
そして目星を付けてから、
施術で実際にその目星に沿ったアプローチをして、
正誤を判断し微妙な差やぶれなどを確認していくのです。

そういった過程を通り、
目に見えない部分を可視化できるようにするのです。
そして複数の部位が可視化できたときには、
さらに可視化できづらいような場所にも可視化の手が伸びます。



中医学では、その確認作業のときに脈診舌診などを使います。
私は、脈診を習いに行く前は、てっきり脈をみればそれで問診のかわりにもなる部分があるのだろうと勘違いをしておりました。
無知は恐ろしい、、、、。

少しずつ賢くなってがんばっています。 ^-^!



また中医学の診断学の本などを読むと、
そこに科学があるといってよいほどに、
人体をよくシステムとして捉えていて。

問診を通して見えてくる像が、
中医学の診断を元にしていけば鮮明化されるだろうと思います。



あと問診を通して、お客様ご自身が、自分の身体の状態で、
普段ではあまり気にも止めなかったところに何かがありそうだ、
と自分で発している言葉を聞いて直感することがあります。
そしてその直感に基づいて、
自分なりに改善活動をし始めることで、
大変すばらしい変化が得られたという方も多くおられます。

普段は、自分の体の中で気に係る部分は、
上位1〜2番目位で、あとの下位部分はごっそり意識から削除されているのが普通です。

ですがはっきりいって特に急性の問題以外の慢性化した体質改善が必要な課題に置いては、
意識からごっそり抜け落ちた部分の対処を丁寧にして積んでいくことで、
上位1〜2番の問題が氷解することが、実によくあるんです。

話を後ろから考えてみると、
上位1番の主訴を改善するのが目的であれば、
下位にある課題から解いていくのが近道ということが多くあるのだということ。
そして下位の課題が意識に登らないままであれば、、、、
どうあがいてもその問題を解くための足がかりがなくて、
ずっと苦しみ続けてしまうということもあるのです。

そして自分で下位の課題に気づいて、
そして「それはおかしいぞ、変だぞ!」と真剣に考えて脳にそこにある自分らしくない異常事態を改善せよとメッセージを送ると。

するとそこから改善のステップアップをしていけたという人が多くおられるのです。



そういうこともあると考えると、
問診を受けて自己客観性を上げていくこと自体に、
価値のあることのように思えてきますね。
posted by スズキ at 21:14| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月07日

中医学の最大の目的は「病気にならないようにすること」です。と、自宅内部の軽セルフリフォーム近況報告

みなさま、こんにちは。

今日、明日は雨ですね。
かなり激しく降る所もあるようです。
みなさま、お気を付けくださいね。



明日6月8日は、
個人的なことですが母の四十九日法要と納骨で、
寺のある千葉県香取市佐原へ行ってまいります。

これで私にもこころのなかで一区切りついて、
次に動く方向を見定められればと願ってます。



個人的には私が施術への情熱で
母にいつまでも心配をかけ続けてきました。
そんな私に対してともに同じ場で生活をする母。
「こころから、あなたのことを心配をしているのよ・・・」
といってくれた人がいなくなったとき。

そのつらさや口惜しさは、
半端ではないものですね。



消極的安楽死を迎えることになった私の母に対して。

その現実を直視しながらも、
いまも何か出来たことはあったのではないかと、
こころのなかは絶えず何かを追い求めています。

消極的安楽死は、日本では苦痛を長引かせないため、
状態回復の見込みがない場合は延命治療をせずにという判断になります。

私の母自身は、大学病院で病状を宣告されたときに、
消極的安楽死という言葉は使われていなかったので、
これからどうなるのか。
良くなることがあるのか、
最悪なことが訪れるのか、
さっぱりわからなかった。


私も、直接、母にそのようなことがらについて、
噛んで含んでわかりやすいような説明は避けて、
とにかく私ができることを必死にやり抜くしかないと。

その私の姿から、
母への感謝の思いを伝え続ける。
生の望みがあるなしというところを越えた、
思いを受け取ってほしいと考えていました。

ですが少なからず医者が母のがんに対して、
一切の処置をしていないことを知ってから、
消極的安楽死を必要とする患者であるという位置づけだと知る。


母ががんになった責任は、本人にあるもので、
大学病院の先生方が悪いわけではありません。
それはもちろんのことです。

お医者様もつらい闘病をする患者に対して、
消極的安楽死へという判断をして接することは、
並々ならぬ愛情と責任感がなければできません。


私個人の理想としては、
消極的安楽死を選択せざるを得ない重篤な身体の状態に陥る前に、
どうにかするような知識や知恵、方法がなかったものだろうか?
どうしても知りたく思えてきた。



その結果が中医学にようやっと学び出そうと行動を始めたことへ。



私は今、中医学の「黄帝内経」の簡易版や「中医学ってなんだろう」などの平易な本を読んでます。

それらのなかで語られていることがあります。


がんのような病はすぐに重篤となるものではなくて、
皮膚の表面から徐々に内部の奥まで時間をかけて段階を経て進行していくといいます。

その表面から身体の奥の臓腑まで病が進むと、
また表面に戻っていく。
その経過を繰り返し重篤となり、
容易に取り返しのつかないところまで至るといいます。

いま、中医学の診断方法の一つを学び出したときには、
「そういえば、当時の母にこれは当てはまるだろう」
と、思えてしまうようなことがいくつも出てきました。


実際に知識を得て活用していきたい人を見送ったあと、
あのときわかっておれば施術の仕方を変えていたのに。。。
という後悔の念が増す学びをするつらさ感じています。

施術家のなかには自分の身内を助けられなかったときに
その後に執念深く助ける方法を模索し続けてしまう人がいます。
そうやって学び対処力が付き始めて感じる「もしもの世界」ですね。


ですが、そもそも、、、という前提で

中医学の目的は「病気を治す」ことではなく、
一番大切な目的は「病気にならないようにすること」です。


いつも健康でいるための養生をしていく学びなのでしょう。

中医学を学び始めたら、
自分を大切な自然の一部としていたわり慈しむやさしさを、
自身の生き方の中に見出すことが根底に芽生えさせなければ虚しいものと思えてくるでしょう。

そのような気がしてなりません。


もしもの世界を述べることを許していただければ。
私も3年前から、真剣に中医学を学び始めていればよかった。

そんな思いを深めつつ、読み始めています。

仕事が始まって身体が疲れてしまいだせば、
中医学の記憶すべき内容が山のようにある分野は、
頭に入らないようになって投げてしまうしかなくなります。
だから今のタイミングで、まとめて知識を暗記していって、
後々の学習の礎を築いておきたいところです。



そしてゆくゆくは3年前の私に中医学基礎に関心をもたせるような内容を咀嚼して、
誰もが読んで「へーなるほど、なるほど」と言える中身のある知識を文章化してみたいですね。
そうなったときには中医学の目で臓腑や経絡、経脈などが目に飛び込んできて、
より複雑な施術上の一手が打てるようになっていくはずです。


ただし私が独習で本を読むのでは、
重要度の高い鍵が浮かび上がって見えてこなかったりします。
つまりかなり学習が実り実学となるまで遠大な時間が必要になるんですね。

脈診講座の鍼灸院の先生が、
その中医学基礎を教える講座を初学者にという機会を提供してくれているのですが、
時間的に今後、施術を再開したときに日曜日が丸々仕事休みにせねばならなくなり、
会社員のお客様がおられますので折り合いがつけられないと感じております。



・・------------------------------・・



話がかわりまして。



一昨日前から自宅内部のペンキ塗りをしていました。

施術を再開する前のタイミングで、
少しでも手をかけておこうと思いました。

10リットルのミルキーホワイトのペンキを買って、
ひとりで塗りまくっていてちょっとした惨状でした。
いつの間にか、
食事もせず夜中の2時までペンキを塗ることに。。。



ペンキ塗りをするにも
最近のペンキはペンキの臭いが弱くなったとはいえ、
ある程度の耐久性等があるものは臭いがあるのです。

あと数日すれば臭いも収まるのです。
いまはまだ、ひどくクラクラします。


自分で自分の機嫌をよくしていくには、
家の中を整理したり掃除をしてみたり、
明るくなるようにするのはいいですね!


まだまだ、
手をかけなければならないところが多く、
いくつかどうすればいいかを思案中です。


思いつめて頑固にがんばりすぎているぞと人に言われそうなほど、
まじめに仕事に対して取り組む傾向のある私なので。


費用は抑えつつおこなう自力でのリフォームですし、
やり方も手探りでほめられた仕上がりにはなりませんが。

自宅の内部を少しでもさっぱりできるよう、
工夫して時間を使うのもいい息抜きになりますね。


^-^
posted by スズキ at 17:41| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

書籍紹介:【ハンディ版 舌をみれば病気がわかる】


昔は、西洋医のお医者様でも、
「ちょっと舌をだしてください」とおっしゃられて、
診断の参考になさったことを覚えている方もおられるでしょう。

舌の形状や色、舌のコケ、舌の小さな突起などから、
舌裏の静脈の様子や筋の様子など、
人によって様々な状態の個性があるものです。

例えば、舌の色が赤くなれば、赤くなった理由があって、
その理由から身体の状態を読み解くことができるのです。



中医学では舌を診断のひとつとしております。
その検査行為を舌診と呼びます。
舌診とは、中医学でいうところの「望診、聞診、問診、切診」の四診と呼ばれるものうちの
望診>に含まれる重要な診断方法の一つです。



最近、私も舌診の本も、真剣になって選ぼうと思っています。
専門性の高い本も多くあり目移りします。
「臨床家のための舌診のすべて」「舌診論[改訂増補版] 新・臨床中医学 舌診篇」など、
気になる本は山のようにあり、
今のところは選べずにいます。

絞り込むって難しい捨てる作業となりますから、
何が必要で、何が不要かという視点を得られるまで、
今の私の目は成長していないんだという実感をひしひしと感じます。


つらいものです。。。


そのようなおり、
たまたま図書館で借りた以下の本。



ハンディ版 舌をみれば病気がわかる

内容
舌はからだの鏡。毎日1回、舌を観察するだけで、
かくれた不調、病気のサインを素早くチェック!気になる82例と、
今すぐできる対策をやさしく解説。



一般書ですが、専門書にしか書かれていないような詳細な分類を試みて高度な内容を伝えてくれている。
素人でも本格的な内容で自分の舌の情報を読み込むのにはうってつけですね。

わかりやすさを重視して情報量を削った一般書とは違い、
情報量はかなり多く掲載してくれていて役立つものです。


舌の正常状態から離れたコンディションに分類されていて、
症状や心配な病気が具体的に語られていて参考になります。
それに食生活の対策や生活習慣の対策まで解説してあって。
かゆいところに手が届く感じです。


脈診などは、実際にスキルとしてその習得は容易ではない。
でも舌診断の場合は、自分で鏡を用いて観察すればいいし、
事のほか容易に思わぬ問題点を発見できることもあります。
またご家族の健康状態をチェックするのにもいいでしょう。
特に舌診は興味深く消化器系の問題を分からせてくれます。
posted by スズキ at 04:06| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

視力検査で救われました・・・

私は生活上は車に乗ることもなく、
ペーパードライバーとして、
自動車免許書は証明書として使うばかりになっています。

そして昨日、自動車免許書の更新にいってきました。
運転免許書更新のための指定警察署のひとつ、田園調布警察へ。


今年の前半部分での母の介護中は、
睡眠時間が2時間弱の3ヶ月弱の生活をしてきました。
夜中も、ほとんど寝ずに作業してきたもので、
知らず知らずに視力が極端に落ちていました。
今のメガネの度数もかなり強いものですが、
それでも免許更新の際の視力検査に足らないはず。


そう考えていて、
自作ていしんで視力をあげるためのツボを刺激したり、
視力向上を目論んでがんばってました。


過去の免許更新はそれで十分でした。

視力がぐんぐん上がってくれまして、事なきを得たのですが、
今回はダメージが心身に及んでいたためうまくはいかなくて。



だったら早々に眼鏡屋さんに行けばいいのですが、
免許更新について視力検査がパスできなければどうなるのか?
ネットで調べました。


警視庁の公式サイトでは、その回答が見当たらなかったので。
どちらかの方の過去の解説を読むと視力検査で落とされても
費用は次回も持ち越しで3000円で大丈夫とのこと。。。
視力検査を受けても、その日のうちに時間を空けて再検査へ、
という離れ業もできるので、、、等々書いてありました。

なら何回も足を運ぶのは面倒ですが、
視力検査を受けてはっきりしてから
眼鏡屋さんへ向かうのもいいですね。

自分は目が悪いという先入観が強くあって、
もしかしたら意外に現状でも視力検査をパスできるかもしれない。
手早く更新ができれば今日中に済ませたいので、

だったら、警察署で、まずは自分の視力を計測してもらうためでかけよう!



田園調布警察に到着。
免許書き換えの担当の方に、
視力がギリギリかもしれないというと、

「はっきりいいますよ!
 視力検査は試験です。
 視力検査で落ちたら、試験を受けた費用かかりますからね!
 2500円は戻ってきませんよ」とのこと。
(※ 更新申請手数料 2500円 優良講習手数料 500円 のうちの更新申請手数料がこのたびの2500円の検査となります)


「えっ、、、。ほんとですか。(寝耳に水的なびっくりした状態)。 ^-^;」
(※ 視力検査で引っかかりそうな方は、お気を付けください)


「受けますか?
 また今度にして、やめときますか?」


今日、出かける前にあずきのホットパックで目を温めたり、肩や首を温めてたり。
薬局によって12種類の栄養素の入った目薬を買い駅のトイレでとさしてみたり。
急場をしのごうというこそくな努力ばかりですが、ひとまずダメ元で受けました。

すると。

難なく視力検査はパスしました。
それから30分の講習を受けて
免許を新たにいただいて帰ってこれました。


あずきのホットパックとは、
タオル地で40センチ✖12センチほどの袋を作って、
あずきを1キロほど入れたもので、
電子レンジで2分ほど温めるとホットパックとして使えます。

ただあずきのホットパックを、
首や目の周り、肩甲骨と肩甲骨の間辺に置いて温めると。

目の周りが血行が悪くなっていたと気づかされました。
仰向けに寝て目の上にあずきのホットパックを置くと、
目の周りが熱く感じるどころか、
熱いはずがひんやりとクールダウンする実感が生じて。
これは極端な血行不足状態で起こる感覚反応です。

そして目の周りの血行が不足していると同様に、
首や肩や背中も筋緊張して固まっていたということもわかりました。


そんなことさえわからない鈍感な状態に陥っていたのか。

これは普段ではありえないもので、
そこまでいく手前に引き返すはず。
それは身体が敏感な状態ならば、
そこに至るまでの血行不良前に、
つらくて音を上げるものです。
そうなると早めにスマーティなどの遠赤外線ドーム型サウナなどで
体を温めて回復を図るので大事にならないで済むようにしています。


体の機能には。

敏感であれば、
問題ある状況まで行く手前に引き返せるようになっています。
鈍感化すれば、
その後の状態悪化は加速して体内の悪血が蓄積するものです。

鈍感化した状態では、
すでに幾重にも機能を持つ自律神経の働きに異常がでてます。
施術をするものの仕事として、
お客様の体質改善をする底上げをするときには、
自律神経系へ至った異常を改善させることに力を尽くします。



私が自身の身体が悪化した状態がわからないほど、
鈍感化していたことに気づきました。



そんな状態であれば、
自分の身も危ういし、
いい施術をするにも、
支障が出ることも起こるでしょう。

そこから引き返すことができて、
いいタイミングで視力検査を受けられたと思います。


ありがとうございます。
posted by スズキ at 03:11| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月03日

書籍紹介:【  図説・霊枢 現代語訳(鍼経) 】

昨今、中医学の診断法について学ぼうとしていたのです。

今まで以上にお客様の状態を分析的に中医学の診断技術に照らし合わせて観ていくということは、
情報収集の点で大きな飛躍となります。

ただ、課題がそこにはありました。


鍼灸師または薬剤師の免許を持つ漢方医であれば、
そのまま診断から得られた弁証通りに対処する法のやり方が指示されています。

ですが私の得意としている筋膜リリースでは、どうすればいいのか?
そこについては当然ながら、中医学の古典から指示があるものでもなく、
診断が私の持ち手の技術による対処というように直結できない点をもどかしく感じていました。


そこをどうにかしないと先に進んでも路頭に迷うのは必至で、
渋谷のジュンク堂の中医学の書籍が置いてあるところで探していたのです。



そこで見つけ購入したのが、次の本でした。


東洋医学概論の解説書 図説・霊枢 現代語訳(鍼経)



(※こちらは専門書ですから、一般の方におすすめする本ではありません)


本書に経脈篇、経別篇、経筋篇では、
私が今まで見たことがあるイラストが掲載されていました。

「やはり私のワークでは、経筋、ここに帰っていくしかないのか」と思って眺めていました。




ですが経脈篇のイラストをよくみると。
私が中医学には精通していないためか、
見たことがないほどわかりやすく詳細に経脈の流れが把握しやすいのです。
驚きました。


それぞれの経絡ごとに違いはありますが、
凡例 として 「経脈、絡脈、経穴、絡穴、交会穴、属する臓腑、絡まる臓腑、経脈の走行」など、
ぱっと見た瞬間に体内を通す流れを持って様子が要点を得て伺えてしまうのです。

もちろんそれは経絡図などを見たことがないという人には「?」というものです。
ただ腰が痛いのになんで、こんなところを解かれないといけないの?というのも、
この図をみて解説されればすっきりわかるでしょう。
それに線が臓器と交わる様子もひと目でわかります。


私は頭の中がこの経脈図のイメージにより、すっきりしました。
その像を膨らませて、私の施術へ活かせるヒントを得られればと期待しています。



本書の現代語訳してある読みやすい霊枢では、
人体について病理上の知識を多く学ぶことができます。
個人的な見解ですが深層筋を解くボディワーカーの必携の書ともいえそうですね。

そのような感触を持つことができました。
posted by スズキ at 12:38| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

施術のときのワークベッドへの変更に際して、概ね良好のようです

いままでお通いいただいていたお客様は、

施術ベッドがある!と驚くかもしれません。 




■ ヘッドレストとアームレストつき施術ベッドは比較的快適


色はベージュ色ですが下の写真が私のところで利用している施術用ベッドです。

VeneziaAB670.jpg

ワークベッドでは、ヘッドレストを利用し、アームレストも同時に使えますので。
ここ数回の臨時施術では、ヘッドレストおよびアームレストを利用しております。
(※ヘッドレスト:うつぶせ寝のとき、顔を置く穴のあいた台のこと)
(※アームレスト:うつぶせ寝のとき、腕を置く台のこと)


低反発ウレタンで庄のかけられた際の沈みこみの問題があります。
そのためベッドの上にはヨガマットを滑り止めとして敷かせていただきました。

ヨガマットの硬さは居心地の良さと言えば減点です。
ですがしっかり身体がグリップされるようにもでき、
深めの庄で浸透させたいときに滑らずに受け取れる。

とりあえずプルパを使った施術では実践で活用でき、
概ね感想を送っていただいたお客様の声からは、
うつぶせ寝のときの首を曲げた痛みがなく快適。
アームレストを利用し出したときから私も起立筋にかかる施術がしやすくなりました。



■ ヘッドレスト用タオルの用意へ

ただヘッドレストをうつぶせで顔を入れるように使うときに
フェイスタオルがあると息苦しいという感想をいただきました。
それで使い捨てのU字ペーパーというヘッドレスト用のものの購入を検討したのですが。

ひとまず次のものを10枚ほど購入へ。

エステ専用タオル 40cm×34cm

安価なもので生地はうすくて、、、という感じですが、
ペーパーだとすぐに紙がしわしわになって、
そのしわが顔にプリントされることもあるんだと同業の友達からいわれたことも。
素材が不織布(ポリプロピレン)ではなくコットンなら大丈夫だと思いますが、
とりあえず顔にあとがつきにくいという布製を試してみようと思いました。





■ ボディクッションについて

ボディクッション.jpg

またボディクッションという、
特別な背中を心地よく伸ばして仰向けになれるグッズは、
セッティングに微調整が必要ということ。
身長差や腰部のコンディション等で
調整に時間を要するためタイムロスになるし、
ボディクッションの高さで身体が持ち上がるためと
クッション性がプルパを使ったワークにはなじまないようです。

ですが純粋にボウエンテクニックのみを施すときは利用としたほうがいいでしょう。
やはりリラックス度が増して、
成果がより高まるようですね。



■ 施術が終わって立つときの補助を

あとはフェルデンクライス・メソッドの先生をなさっている方から、
ワークベッドのほうが施術が終わったさに降りるとき、
体を立たせる補佐をすることで新たな可能性を見いだせるだろうというアドバイスもいただきました。

施術の直後は、いつものときの身体の感覚ではないため、
質のいい動きなどを抵抗なく受け入れやすいのかもしれません。
研究課題として、取り組んでみたいと思います。

実はときおり施術での事故報告がありますが、
そのいくつかは施術用ベッドから降りるとき、
眠気等で意識が薄らいで転倒というものがあるのです。

いままで、私の施術は床面で行なっていたのでその心配はなかったのですが、
施術ベッドの脚を立てるようになると、
そのようにならないよう気を付けなければならないんですね。
posted by スズキ at 10:36| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月01日

書籍紹介:最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ Kindle版

最近、私個人、東洋医学の関心が高まっています。

そこで私と同業者ではない一般のお客様から
「私も興味はあるのだが、どういった本を手にすればいいのか?」
と質問をいただきました。

東洋医学の一般書として。




最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ Kindle版
仙頭正四郎
(監修)


東洋医学の専門家気質では、分析的に明晰に本を読む人が多くて、
詳細に読み込むと疑問点を発見なさるのは常です。
上記の本。
ときどきこの本はKindle販売されて安価になっているようですが、
(6月1日現在)Kindleでダウンロードで購入すれば99円です。

東洋医学概要を押さえられてこの価格であれば、
多くの方が納得できるのではと思います。

本書には「経脈&経穴網羅マップ 及び 薬膳食材リスト」というポスターが付属しているのですが、
Kindle版では、そちらはPDFファイル(ファイルサイズは160MB程度あります)をダウンロードへというので対応してくれています。
おおよその経穴が網羅できるマップがあると、役立つんです。





posted by スズキ at 08:25| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする