2019年02月18日

右肩はまさに「肝臓の肩」のリリースと星状神経節へのアプローチへ

右肩はまさに「肝臓の肩」。

そのように書籍「末梢神経マニピュレーション」では語られています。

それは昨日のブログで書き込ませていただいた通りです。

確かに、そうなんですよね。


それほど大したことはない肝臓の負担程度ならば、
右肩部分の筋肉系のコリや神経の過緊張や腋下リンパ節の硬結化したものを
丁寧にリリースしていくことにより、改善方向へ向かうケースも出てきます。
意外にこれでの、改善する方向へ進む反応は悪くはありません。


ただし症状化している方の場合には、
事前に医療機関での治療後に施術をすることが大事でしょう。
その上で施術院をセカンドオピニオンとするかたもおられます。

様々な見方で自身の状態を知りたかったり対処したい方は、
オステオパシーや整体等でもしっかりメディカルな面まで
学んだ先生がおられるところの門も叩いてみようとします。
それで、ときとしてよい選択だといえる結果もでてきます。

この症状化した状態の「右肩を解く」というときには、
実は右側の肘や手首や腕全体や部分胸部大胸筋や肩甲骨裏や腋下筋なども含んだ広域のリリースがまんべんなくされて、
初めて揺るぎない成果がでたと安堵できるものです。
なので施術院にお世話になったほうが、
全体像を客観的に把握してリリースをしていただけますから、
改善までのかかる費用はかさみますが、
自身で独学で一から学ぶよりも時間の節約が可能となるはず。





ただ実際には右肩を云々する前に、
頚椎や胸椎が猫背を背負っていて、
おまけに腰椎中程の前弯(前方向に出っ張っていること)が強いとき。
それも加齢による長年の筋肉の硬化が骨化と言えるほど固くなったら、
到底普通の施術では解けるものではございません。

そのような加齢等による猫背状態でも、
一瞬にして、状態を変えるという技もありますが。。。
それでは付け焼刃的な応対手技を放つやりかたで、
残念ながら改善したままの状態で固定できるようなものではありません。

早々に元通りの歪みに戻っていってしまいますし、
かえって局所的なリリースを受けたときはぐらつかされた際に、
新たな身体のしこりを作って体を支える必要が生まれてしまう。
それにより今までにはなかった部位に、
新たにしこりを創り出してしまうといった、
前進したのか後退したのかよくわからない状態に陥ることもあるようです。

なので、特にご高齢の方の場合には、
施術院や施術をなさる先生選びは慎重さが必要となります。







実は右肩部分は肝臓の肩と称されるのですが、
その肩部分付近の鎖骨下動脈と胸膜円蓋の間に「星状神経節」があります。



以前、ロルファーのたちばなさんに、
星状神経節ブロック療法」というお医者様のなさる術があると教えていただき、
図書館で「星状神経節ブロック療法」の本を借りて目を通させていただいたことがあります。






その中の解説での大変機能的なアイデアとして、
「免疫系の機能異常が正されることで健康になる!」
ということで、

免疫系が機能異常を起こし、
抗体をつくってほしいけどつくってくれない際には、反応不良となれば感染症がんとなり、
抗体をつくらなくてもよいのに作ってしまう際には、反応過剰となってアレルギー性疾患自己免疫疾患に。

とのこと。。。

そして上述のような抗体を作ってくれなかったり勝手に作ってしまい過ぎたりするような免疫系機能異常があれば、
星状神経節ブロック療法をなして免疫系を正常化させて、
健康へと転じさせることができるといった治療法があります。

たしかこの星状神経節とは、交感神経と副交感神経を切り替えるようなスイッチのような作用があったと思います。
(詳しくはネットで ^-^ )
星状神経節に問題が生じた際には、交感神経が優位な状態のままから抜け出せずに、
困ったことにもなるというわけです。


ただ星状神経節は体表に現れている神経ではないため、
見つけるのには大変骨が折れるのです。
そして体表に現れていない皮下の奥にあるがゆえに
星状神経節に対してアプローチをかけること自体が至難の業なのです。


お医者様の場合、神経ブロック注射を星状神経節に打つことで成果をあげるわけです。
または鍼灸師の免許も持っておられる先生は、鍼でアプローチをすることもできます。
ただ私にはそのようなことができるような資格はありませんから、
なので直接的に星状神経節に注射や鍼で刺激をするアプローチはできないのです。


私の母の星状神経節周辺の筋群は、鎧を着込んだようにかなり固まっていました。
だから星状神経節へ自作ていしんやプルパで庄をかけるなどでするよう試みても、
その周囲の筋硬化が星状神経節への庄をかけて刺激を送ろうとした際の妨げになります。

すると私の母のような場合であっても、
注射や鍼ならば、そのような鎧を着込んでいたとしても、
針を刺すことで刺激を届かせることができるのですが。。。

そうはいきませんので、星状神経節へのアプローチでは、
お膳立てのアプローチを層状に積み上げなければならず、
かなり苦労するわけです。


私のとった方法は、星状神経節を含む頚部をとにかく深く緩めていくようにしました。

起立筋の左右を一対にしてプルパを2本並べ同時にリリース庄を配ると、
片側のみに庄をかけたときよりも大幅にリリース深度が増すことがあります。

ただすでに硬化萎縮が進んだ起立筋全体のリリースが進んでからでなければ、
このプルパを2本起立筋の左右一対にして設置してリリースするのは困難です。
それはほぼ全体の起立筋がトリガーポイント状態に陥っているため、
局所的なリリースをおこなえば起立筋全体のバランスを調整し解くことが至難の業となるからですね。


そして昨日、どうにかこうにか、個人的な母のお話で恐縮ですが、
母の起立筋をだいぶ全体的に緩めることができてきて(まだ完全な理想とはなりませんが)
頚部を深く解けるような段まできておりました。
それでようやく頚部をだいぶ全体をゆるまるほど解いて、
容易に星状神経節が触れるまでとなりました。

そうなればリコイルという弱い庄しかかけなくとも効果的な変化を与えられる高速微振動をかけたり、
プルパの穂先をただ単にじーっと充てがったまま3分ほど置いたままにしてみたり。
するとその皮下の奥の様子が浮かび上がってきて複雑な形状をしたような神経っぽいものが感じられます。
ただ実際には星状神経節に触れているかどうかは私にはこれだ!という確証を感じられてはいません。
それは普段は星状神経節の周囲を緩めておくとよいコンディションに転化するという考えであって、
本当に星状神経節に指先を触れて確認して、その神経の引き連れや癒着等をはがしていこうなどは、
作業の手間ひまがあまりにも膨大すぎてなしておりませんでしたから。

なので星状神経節がどこにあるかはわかりやすい図版があるためおおよその見当はついているものの、
触れてみてそれを認識するのは難しいといわざるをえない状態なのです。

定期的にやってくる看護師さんに「星状神経節って、どこにあるんです?」と質問したくてうずうずしていたのですが、
おそらくそんな質問をされても困ってしまわれるでしょうから。。。

ただいつも以上に星状神経節のリリースにこだわって対処をしていかなければ、
結果が出せないことが分かっていますので。。。
私が知る上では中途半端にはしておけない、
重要な鍵となっていただけるはずです。


なので今日は星状神経節に対してのアプローチとして
音叉 f = 128Hz オームチューナー(136.1HZ) という音はでないが長時間振動が伝わるものを持っていこうかと思います。
これが人力のリコイル以上に、ここちよい振動で星状神経節の緊張箇所を緩めてくれるでしょう。






母への施術ができる限られた時間。
その貴重な時間を使って、
できることをコツコツと、、、という日々を送っている今日このごろです。

posted by スズキ at 04:17| Comment(0) | 母の面会日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする