2019年02月10日

肋骨構造の改善と糖尿病への影響



ときおり整体で「糖尿病が改善する!」という広告文を目にすることがあるかもしれません。
自分がそのような状態でなければ、目にしても意識には残らないものですが。。。


意外に気づくところでは肋骨の、特に肝臓に近い右側肋骨の上がりすぎや硬化硬直固定状態。
そこは改善を要します。

それは常に横隔膜が上下動してくれることで、
肝臓内の動きを活性化してくれるようなマッサージがなされてこその肝臓の健康が保たれるからです。

だったらそのような設定に体を持っていけるように努めればいいのでしょう!


そこまでいえば、整体等の施術で肋骨の可動を増していけるよう調整が必要。
つまり胸郭全体を柔らかくしなやかなものに書き換えていくのが常套手段です。

具体的には、
肋間筋の詰まりや胸肋靭帯等の骨化したような硬さをとったり、
肋軟骨部分の動きを穏やかに骨折をさせないよう動きを付けていって。
特に糖尿病がある方は、腋下部分の上部肋骨が詰まりが強くなっていて、
その部位が解けていなければ
胸隔膜部分が動けなくなって、
連動連鎖がある横隔膜の挙動にも制限がかかります。
また横隔膜上下動を誘発する親玉格の骨盤底筋部分の上下動をしやすいようにと下地づくりをしていったり。

いくつかのやっていくべきことがあるのですね。


そのような作業を施術で適正に押し進めていくと、
強い慢性化や末期の状況で合併症を患っていないという場合には、
血糖値を施術で上下させてちょうどいい所へと改善の余地があるようです。



ただ糖尿病で長患いをしている方々は特に、
上部肋骨の肋間筋部分が首の筋肉の硬化萎縮に関連しているものでもあり、
斜角筋や胸鎖乳突筋や後面の起立筋群や肩甲挙筋等を含めた首の筋肉を緩める必要が出てきます。


そして、、、おおかたが首の筋肉が慢性的に硬いようなときは、
骨盤から頭部まで伸びる起立筋群全体に肥大化または硬化萎縮傾向が見られてます。

起立筋を深層部まで特には丁寧な繰り返しの施術と、
特別なケースバイケースを考慮した独自のリリース法を研究して持っているかどうか。

つまり起立筋の皮膚に近い浅いところがいったんは施術で緩んだとしても、
浅い部分の筋肉群が肋骨の骨の位置を決めるわけではなく、
そこよりも深い深層の骨に近い部分が骨の位置を決める要素になっている。
だから起立筋深層筋部分までリリースができなければ、状態の戻りは早くなる。

それだけでなく、
起立筋の全体像を理解せずに起立筋の硬そうなと思われる一部分だけの部分リリースをすると、
かえって胸郭全体に人為的な新たな複雑な歪みをあたえてしまうことに結果的につながるときがある。
ケガや施術された意外の人為的ではない歪みでは、
重力線に沿った歪みという状態の流れを最低限整えるためのバンド状の決まりきった部位がしこり化してサポートをしてくれる。
そうなるとそのサポートをしてくれているサポーターをつくるにかかった時間の1/10の時間をかけて緩めるようにします。
無理なく変化を与えるといい。

ですが人為的にあまりちゃんとしたプランを持たずに胸郭を刺激してしまうと、
骨が肋骨24本に肋軟骨や胸骨、胸骨柄、胸椎に一部腕の筋肉・鎖骨等の骨の位置や重さも関係する骨組みが非常に複雑なものなので、
案外と収拾がつかない状態で放置せざるを得なくなりますので。



そこは自分で胸郭部を操作して緩めるエクササイズをするときなど、
注意していただきたいところですね。
できるだけはじめは痛みが出ない程度から様子を見ていくことです。
過剰な刺激はあまりよろしくないでしょう。

また上部肋骨の脇の下部分は、肩甲骨の下の肩甲下筋や肩内部の筋、大胸筋や小胸筋等が、
複雑かつ内奥に隠されて見えない重厚に関わっていて問題部分の流れの全体を正確に把握するのは難しいところです。
糖尿病を患っている方の場合には、
自身でのリリースがしづらいところの筆頭に挙げられるようです。

そして本当に肋骨の上部の脇の下部分の肋間筋部分のリリースでは鋭い痛みがでてしまうはずなので。
「絶対に自分では触りたくない箇所」で、「ここは動かしてはいけないんじゃないか?!」と勘違いするほどの場所。

でも、、、ここが動かないと胸郭全体がお寺の釣鐘型という理想系にはなっていけないんですよね。




最後に。
オステオパシーという手技療法は、
19世紀にアメリカのスティル 医学博士によって創始されました。
彼は人間の体は一つのユニットであり、構造と機能とは相互に関係を持ち、自らを防御し、自らを修復しようとする能力を備えている。
と申しました。

骨格的な構造が適正な場に位置することが叶うことで、
運動の性能に限らず内臓機能の状態にまで影響が出るということを示している言葉でしょう。


ひとまず、目に見えていて手で触れて理解しやすい、骨格構造的な自身の理想系を求めてみること。
そこを優先してみてみようというのが、肋骨の様子と糖尿病の関係のあらわれにでたということでしょう。



posted by スズキ at 10:19| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする