2018年05月28日

起立筋群が深部まで緩まないと骨盤は調整しても、また戻り歪みだす!




ずっと深層筋を緩めるチャレンジをし続けてきました。
そこに挑戦と挫折を永遠に繰り返しつつ、学習をしてきた歴史があります。


まだ道半ばではありますが、
特にリリースが困難な場所の筆頭としてあげることができるとすれば、
私は腰背部の深層だと応えるでしょう。

すでに骨のように固まり出した骨化した筋膜部分が背部の起立筋群等に沈み込むならば。
今までは手先や指先、肘等では、解き得なかった部位ばかりです。
私は他の先生方のことは私にはわかりかねますが、
私自身が相当数工夫を重ねてきて身を粉にして働くも、
どうやってみても私が納得できるほどのことはできませんでした。




そのような流れの中、
そのような硬くてリリースが困難な箇所において自作てい鍼での対応力が増してきました。
一方ならぬ肉体的な疲れの蓄積や精神的な苦労が施術者にかかることで、
数ヶ月もすれば施術を長期離脱しなければならなくなるほどの負担を負うようなものです。
改善に次ぐ改善と、改良に次ぐ改良のサイクルを止めたときに、
休業するか、それとも自作てい鍼での施術を未完で使うに留めるか。。。
その選択が問われることとなるでしょう。
基本、私は自作てい鍼での施術に大きな価値を見出しているため、
休業も辞さない勢いで、現時点での施術をさせていただいております。

もし体を壊し休業になるか、または自作てい鍼を広めるために休業になるか、
どちらがいいかといえば、後方の休業の仕方を選びたいですね。


そのような、なにかと諸刃の剣のような施術法だが。。。。



だが、とにかく、どうやってもリリースが不可能だった状態のお客様のリリースを推し進められるようになり、
そのリリース前とその後との変化を目のあたりにすることが、
度々起こるようになってきました。




それができるようになっての学びは、多いですね。



まさに、施術を何度繰り返してもどうしても見えなかったものが、
突如として観ててきてわかってきてリリースにこぎつけられたり。
そのようなことが起きていても、
あまりにもリリースが大変すぎる人以外には、
「これは自作てい鍼でなければ、解けないと思うよ!」ということはしませんが。

ついつい、ハウス系の音楽をかけてダンスをなさっている男性のお客様が、
私が当初、まったく考えていなかったほど深い深層筋のダメージを持っていて。
自作てい鍼で、解いても、解いても、解き続けても、後から後から奥の方から癒着した部分ばかりが顔をだすときに。
「ほんとうに、自作てい鍼を開発してあってよかったんだよね〜」といってしまった。 ^-^1
まだまだ、リリース半ばであって、余談を許さないのだが、
もし自作てい鍼がなければ、私ではあなたの施術は無理だからと数回の施術で伝えていたと思います。
私自身、自分が出番をいただきたい反面、
やっぱり、結果があまりにもでないとき。
お客様が、どうもここでは治らないようだと申された際には、
すなおに断腸の思いではありますが白旗を揚げるようにしていますから。

おそらく、ボディワイズに通っていただいたお客様の中で、
比較的若い割にはこれほどまでに起立筋が硬化が著しく進み、
仙骨が上方へと極度に歪みがあるという方は5本の指に、、、いや、、、10本の指に入ることだろう。

仙骨部分が上方へずれが激しいため、
骨盤底の水平面の水準器が働きづらくなっていて、
ダンスをなさっていても、どうしても力みが抜けない部分があるのだろう。
ピラティス等にも通って体を活かすための身体操作上の動きの仕組みを同時に学ばれることが、
ここまで脊柱起立筋を骨化を進ませてしまったのが幼児期からだという方の場合には必要となり、
そのようなことをも取り入れるように検討していただきたいと助言させていただきました。
少しずつでも改善がなされていくようがんばろうと思っています。



ちょっと、横道に逸れましたね。



特に背部の起立筋群のなかほどにあるのだが、
ちょうど腎臓裏手部分の浮遊肋骨の上辺りが、
圧をかけすぎれば容易に骨折に繋がる部分で、
特にリリースは難しいものでした。



ただ実は。。。
この部分のしこりの厚みが鉄板ほどの強度を誇って、
どのような圧に対しても受け入れて変化ができない。
そのような人が、実にこの日本に多くなっていった。

例えば腎兪といわれる経穴部分に深い問題が生じて、
すでに腰椎が理想状態で立てないようなことを示している。
そこのところひとつとってチェックしてみても、
問題がない人を探すほうが難しいのかもしれない。
そのようなことを待ちゆくかたがたの歩き方や姿勢をチェックして感じ取る次第です。。。。


それは私どもにお通いいただいているお客様にも、
個人差はございますが関係するものなのですが。

たとえば経穴的にも各該当するツボに対応した内臓部分に、
これほどの硬さの強い筋膜の癒着があればいいわけがない。
それは経絡は、筋膜内を通るとされていることからもわかるでしょう。

しっかり背中を私が触っているときに、背中の背部兪穴を調べて、
内臓機能の不調がないかを内臓チェックをさせていただいております。


脊柱起立筋が硬いと、内臓にも問題が出るなんて、、、
と思いきや。

それだけではありません!!!



骨盤の歪みを正せば姿勢が改善すると思われているかもしれないが、
実際はすでに腰背部の筋肉が骨化しているようであれば、
それらの骨化した筋肉が骨盤を上方へと引き上げていく。
起立筋群の骨化が、骨盤の水平性や垂直性を容易にずらすほどの強烈な歪みを生じさせ続ける存在なのです。


骨盤調整を骨格的にしていても、
腰部の脊柱起立筋群に深部の癒着があれば戻りが出て再度骨盤が歪むのは当然。

もし腰背部の硬化が少なくて器質的に変質した硬さにまでいたっていなければ、
その場合は骨盤調整をしたおかげで、腰背部の状態の不均衡が改善することもあります。

ですがすでにその脊柱起立筋が硬さが強くて骨ほどの硬化があれば、
そのような骨盤が脊柱起立筋をゆるめ改善させるよりも、すばやく。
骨盤を上方へ歪みだすほうへと牽引して仙骨や腸骨をずらしてしまう。


だから腰背部の筋肉の硬さがあれば、
仙骨がたとえ正しい場所にいたように見えても、
それはたまたま正しいようにみえるだけの錯覚。
私はそのように考えています。
なんらかの拍子で、早々に骨盤は腰部にある硬さにより歪まされる運命にありますから。
一向に安心できないのです。


私個人のやり方としてカウンターストレイン等で筋膜を緩めたり靭帯性関節ストレイン等で該当する腱をゆるめたり。
そのようなことをしても、ある程度の柔らかさがあるお客様ならばすばらしい成果がのちまで続くこともあるのだが、
起立筋に深部まで硬さが入り込んでしまった方の場合には、その限りではなくなってしまう。
調整をおこなったとして骨盤の位置を正したとしても、
いつものその方の歪みグセを助長する動き方、たとえば歩き方や負担姿勢などをとってしばらくすれば、
もとの状態へと戻りがでてくる。

この状態では安定した骨格バランスを保つこともできません。

起立筋群が深部まで緩まないと骨盤は調整しても、また戻り歪みだす!.jpg


実際問題として、
私が、深層筋で解く必要を感じている優先順位の高いものの筆頭として、
脊柱起立筋やその仲間たちというのは、以上のような理由からです。
posted by スズキ at 19:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

椎骨のサブラクセーション について

先日、お客様から「カイロプラクティックって、どんな体のチェックをしているの?」と尋ねられました。

私はカイロプラクターではないのですが、
お客様の中に椎骨のズレ(=サブラクセーション)が著しい方をみると、
いろいろと推理するためのツールとしてカイロプラクティックで使う図を思い起こすことがあります。

「どの椎骨がずれたものであるから、
 どのような傾向があるだろう」

たとえば
『頚椎 1』がずれていると
(チェックとして)後頭部、脳、顔面、頭部への血液供給
(疾患として)頭痛、イライラ、不眠症、めまい、脳充血、高血圧、痛風、顔面神経麻痺など
のような状況が起きる傾向がございます。


ただ、、、
脊椎の全体を通して、いくつもの椎骨がずれているとき。
どの椎骨が正常化がわからないというレベルのずれ方をしめすお客様も複数おられますので、
そうなるとどこを基準としてずれているとか正しい状態だとかいえるようなものではありません。
なかなか判断がむずかしいときもでてくるわけです。

すべてが疑わしい、、、。

そのようないい加減なことをいわれて、気分のいい人はいるわけありません。
自身の体に悪い印象を増幅させてしまうことは、
結果として治りづらい体にならせてしまうという問題を含んでいるからです。


また、この知識は私自身が頭のなかで計算するように使っているので、
お客様に直接、この椎骨のズレがどのような問題を引き起こしているかというような
診断といえるようなことは口にだすことは避けています。
そのようなことを口に出さなくとも、
私自身が自分の仕事をなすための参考資料として生きていることが大切ですから。


ただ同業者の場合は、そういったこともなく、
既に私同様に冷静に椎骨のずれをチェックしているようならば。
オープンに話しがしやすいという場合もあります。
そのときは現状の脊椎のズレを私が傾向を伝えれば本人もわかってくれることですし、
互いに得た情報からより的確な状況判断をしていくことで、
二人の知恵が総動員されて、次の施術の一手が決まることもあります。


以下に参考資料として、
カイロプラクティックで使われている簡易版の椎骨のずれによる診断や疾患について表とされたpdfを作りましたので載せておきます。
興味がありましたらダウンロードして下さいね。


椎骨のサブラクセーションs.jpg


表のダウンロードは、下をクリックして!
椎骨のサブラクセーション2.pdf
posted by スズキ at 11:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする