2018年05月02日

アナトミー・トレインの筋連鎖図を見ながら、ボウエンテクニックのテキストを参照しよう!!


個人的な施術修行のひとつに学んでいる「ボウエンテクニック」。

確かボウエンテクニックは、
私が2004年ほどに洋雑誌マッサージマガジンを購読していたとき。
そのときにボウエンテクニックについて書かれていた記憶があります。
そんなに大きな記事ではなかったと思うのですが、
書かれている効果について興味を持ちました。

その夜に、夢をみました。
茶けた西洋風のオフィスに私が訪れている。
どなたか西洋人とお話をしているような印象を受けて、目覚めた。

そのとき見た夢の光景を、
私はいまも覚えています。


なにかの意味があるのでしょう。


それからボウエンテクニックを、
いつか学ぶことになるだろうと思ってはいたものの
オーストラリアに出向いて学ぶ等は、考えてはない。

日本が大好きなので、離れたくないからでしょうか。 ^-^;



そして月日が過ぎて、今から一年前に、
インターネットで検索をしていたとき。

ボウエンテクニック講師の古寺ミトさんが日本でボウエンテクニック講習会をなさっていて、
どなたでも学ぶことができることを知りました。

まずは、一度、セッションを受けてみなければ。
講習会は、そのときの体験から参加判断しよう。
そう考えて、セッションを受けさせていただき、
受講する決意を固めたのです。


それから、もう、一年の月日が過ぎたのですね。

月日がすぎるのは、早いものです。





今月中にボウエンテクニック卒業に向けての筆記試験だそうです。
その次の次の講習会が、最後のモジュールで実技試験で卒業です。

あまり受験対策に何かをしようという心持ちにはならずに、
追試ぐらいは用意していてくれるだろうと考えていまして。
それほど慌てて何かをするというものではありませんので。

実際にボウエンテクニックの講習会に通い、
すでに私の施術上で欠くべからざる要点を、
いくつも、いくつも与えていただけました。


今考えると、
ボウエンテクニックの受講前と受講後では、
手技の仕方がさらに練られて精密度が増した。
その恩恵は私だけではなく、
多くのお客様も受けています。

とても喜ばしくもあり、ありがたくもあり。


「ボウエンテクニックの生みの親のトム・ボウエンさん、ありがとうございました! 
 本当にあなたがいてくれて、よかったです。 m__m
 ありがとう!」


そのような感謝の言葉を送った瞬間、
すでに私は自分が卒業したような気になっています。
その勘違いは、これから少し問題がありそうな気がしますが。 ^-^;






あとボウエンテクニックの学習上、
いまさらですが、ミスったなと後悔しているところがあります。

かなり深刻な後悔です。

その点を、ひとつ、述べさせていただければ。m__m



ボウエンテクニックは、
経穴上をとらえてさまざまな用法を用いて効率的な刺激を加えるアプローチです。

それがたとえば「首」とか「頭」とか「ハムストリングス」とか
・・・体中をばらばらにセパレートして講習がはじまりまして。

講習の仕方としては、そのような体のパートごとにわけられて、
ひとつずつ捉えて教え伝えるのが当然のような気がしましたが。
でも、なぜだか、私の頭のなかでは混乱するばかりでした。

私の脳は先生が用意してくれたテキストの内容は覚えています。
ですが、思うように思い出しづらいという変な状態に陥って難儀しました。

非常にそれはつらかったですね。


こちらのテキストを観ていると、
ひとりの人の体を分けて学びやすくしてくれている反面、
有意味性のある人体をつなぎあわせた絵が見えてこなくて、
不安げに路頭に迷い、さまよう感じが湧いてきていました。

ボウエンテクニックの講習会を参加した当初から感じられ、
そうなると常にテキストを参照して手技をせねば、
講師のミトさんがいう「次は鈴木くん、ここのパートを施術してください」という指示に従うことができな有様。

情けないですね〜。





だいぶそんなことを感じていましたが、
最近になってようやく解決しました。

アナトミー・トレイン』という本に描かれた経絡線に該当する体の中を通る筋連鎖図を見ながら
ボウエンテクニックのテキストを眺めてみたのが正解でした。

デスクの左手側にアナトミー・トレインの本を開き、右手に側にボウエンテクニックのテキストを置きます。
そうしたところ、すっきり、頭にボウエンテクニックの手技を成す意図を汲み取ることができた瞬間を迎え、
以前からあった、漠然としたボウエンテクニックの芯が捉えられずに路頭に迷う感覚が消え失せましたから。

今は、つかむべきものがつかめたという実感がもて、もどかしさから開放されたようなホッとした感じです。



先に述べましたように、
ボウエンテクニックとは経絡に関係しているセッションなのです。

経絡上の経穴にムーブと呼ばれる浅層部分への刺激等を与えて、
経絡上に広く伝わる影響範囲をカバーするというのが真骨頂です。

だからこそ経絡線上を見つめつつ手技をすることで影響を与える視野を確認することもできるでしょう。
そうした上でボウエンテクニックの手技をもちいたときに、
漠然とした効きへの操作感の薄い不安定さからくる不安感や不満感が収まりだしてきました。


「なーんだ、こういったことなのね。あーすっきりした!」と理解が深められ使える実感が持てました。
卒業近くの後半戦でようやくですよね。



アナトミー・トレイン内の筋連鎖図は、
もともとアナトミー・トレイン書籍のなかにも書かれていますが、経絡図と相関があります。
「アナトミー・トレイン」という検索語で画像検索すれば、筋連鎖図が見つかると思います。
関心ある方は、ぜひ、チェックしてみてください。
施術家の方であれば、ぜひ、書店等で立ち読みでもなんでもいいので、ご覧くださいませ。


アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線

ちなみに、
だったら経絡と筋肉の関係を示した和書の「経筋学」の本を参照したっていいじゃないかという通の人もいるでしょう。
それもいいアイデアですね。
私も、それでもいいと思います。
ですが、、、圧倒的にアナトミー・トレインの筋連鎖図はわかりやすく見やすいのです。
私がもっている数冊の経筋学関連の書籍に比べるとイラストとして大変に見やすくて参照価値があるということでして。
「経筋学」にある経筋図も参照なさると、さらにボウエンテクニックの作用イメージが深まって素晴らしことでしょう。
でも、座右にはカラフルで見やすいアナトミー・トレインの筋連鎖図を置くほうが、
私には気分よく勉強できるんですね。



これからボウエンテクニックを学ぼうと思う方がいたら、
アナトミー・トレイン2版以降の本をお買い求めいただいて、
現在のボウエンテクニックの手技はどことどこに関連し作用しやすいのかをイメージしてみるようにする。

そのようにしてボウエンテクニックの手技をおこなうというのもいいでしょう。
(※ 余談ですがアナトミー・トレインの初版は翻訳がいただけないので中古で安くても買うべからずです ^-^;)



いまさらながら、
ボウエンテクニックの講習会を受ける際には、
ボウエンテクニック関係の洋書を参照するのもだいじだったが、
アナトミー・トレインのテキストにある数パターンの筋連鎖図を鳥瞰図的に参照しつつ、
経絡上の影響を考慮しながら学んでおけばよかったと。
そうすることができていれば、
私が日ごろしている施術にボウエンテクニックの手技も取り入れているのですが、
そのときのセッションでの成果が確実に高まっていたことでしょう。

「なぜ、早々にボウエンテクニックの経絡との関係というヒントから、
 アナトミー・トレイン筋連鎖図を広げながら学べばいいということに気づかなかったのだろう・・・。」




けっこう、ここが悔しいんですね。 
自分の要領の悪さが、腹立たしい。





私がこのアナトミー・トレイン図を参照するということを思いついてから
ボウエンテクニックのセッションをさせていただくようになったとき。
セッションを受けていただいている方に起こる体の状態が今までとは変わってきたことを付け加えさせてください。


セッションをするときの施術者の理解から、目線や意識の使い方、イメージングなども、変わってくるからだろう。
これで安定的に効果を引き出しながらボウエンテクニックが使えそうです。
これからようやくボウエンテクニックのセッションとして楽しめそうです。

そう、明るく考えていこう。
そう考える、今日このごろです。 ^-^






最後に。
ボウエンテクニックの講習会を現在通っている、
明日施術を受けに来ていただけるご予約をいただいているMさんへ。

よかったらアナトミー・トレイン筋連鎖図を参照しながら、
ボウエンテクニックのテキストを鳥瞰図的に把握してみてくださいね! 
よろしくお願いします。
posted by スズキ at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自作てい鍼による胸郭内部の硬化部分を長時間リリースさせていただきました。^-^



自作ていしんを使いこなすようになって、
ひとつ、施術者にとってしんどいところがでてきた。

いままでは、どうあがいてもリリースができなかった部分に、
手が届くようになってきてしまった。

お客様サイドとしては、心強い対応力が増した状態といえます。
そこはこちらサイドとしても、押していきたいところ。

ですが、実際に以前ならば
『現実的にここは今の状況ではこれ以上は無理だ』
と割り切れていたところが、
少しずつ着実に、かつ安全にリリースできるようになったとしたら。。。

実質、胸郭周りという、
あたかも鳥かごのような形状をした肋骨部分は、
深く入り組んだ多層化した
胴体の筋肉と腕の筋肉や首の筋肉が入り組む部分。

癒着が進めばそれらの多層に折り重なる部分は解きづらいものだ。
それの固まった筋肉の硬度は肋骨の骨膜に付着する部分は、
まさにそれは鉄板のような堅さです。

そしてここに鉄板のような堅さがでると、
後頭部に時折かまたは随時、
脳への血流量を調整する調整弁となる後頭骨を下方に押し下げて
頭部への血流量を減らす状態をつくりだすこととなる。
この部分の鉄板のような筋硬化による首の筋肉や頭皮を下方に引く量に比例して、
時折か随時か、、、かなりつらい頭痛がでてきたりもするわけだ。


気持ちいい程度の圧をかけてもはじくだけ。

かといって強烈な圧をかければどうなるか?

うつ伏せ状態で、強烈な圧を両肩胛骨の間にかけると、
圧が体を素通りして鎖骨が容易にボキッと骨折するし、
おおざっぱな圧をかけて胸椎棘突起を骨折させたり、
上部肋骨にひびを入れるような結果を生み出します。


つまり現実的に、不用意な手出しの仕方をするなら、
施術を受けない方がよかったという結果が現れます。
それが今のアプローチをしていては、
これ以上のリリースは無理だという根拠でした。

それはあくまでも施術者側サイドの持っている技術の問題だといえそうだが。
実際、すべての治療院について精通しているわけではないのだが、
私が知る範囲のところでは、同様にこの部位をゆるめることには
成功しているところはなかったから。
そのような現状があるので、
「ぜひ、ボディワイズをあきらめて他院のあそこへいってごらんなさい!」
とお勧めしなくて済んでいたのです。



そのような上部胸椎にからむ
細かく奥へ入り込んだしこり部分は
そうぼうきんや菱形筋や起立筋、他などの多層に重ねられ
いったん癒着が進むと非常に肋骨と胸椎との隙間部分に
しこりと化けてにっちもさっちも動けなくなってしまう。

それにも増して、やっかいなのは、、、
この部分が背面側の硬化した部分だとすると、
その部分の前面側の腹側も硬化が同様に進んでしまっているのです。



もう、ここは肺と肋骨内側との隙間部分の世界。
一般の方には、これがなにを意味しているかとか、
どこのことを言っているのかなど、
ぴんときづらいかもしれませんが。

実質、外骨格筋部分以上に、
胴の内側の内蔵側部分の軟部組織の状態は、
生命維持や自律神経の調整に関与しているものだ。
そこに問題があると気づいていながら手が出せない。。。

施術は発展途上で、現状ではしかたがないところもある。

技術世界の向上はそういうものだが、
ですが目の前に、そこがたたっているお客様をみると、
ほんとうに悔しくて、ふがいない。


どうにか対処法を見いださねばという思いを募らせるばかり。


肋骨内の鳥かご状の臓器が詰まった部分ですから、
外科手術でもしなければ直接的には手で触ることもできないわけです。
鉄板状の堅さを長い年月をかけて作ってきた胸郭内部にできたしこり。
ここをどうやって解けばいいの?という疑問符が頭をよぎるわけです。


こここそが、私がやっかいだなと思うところなんです。


ただ、そのような部分も、
お客様によっては、
体の状態が進んで立ち姿勢の体の操作がよく、
十分にそのような肋骨内の鳥かご状の内側部分にかかるリリースが
可能になっていると考えられるお客様もでてきます。

要は、あまりにも未だ立ち姿勢が十分な理想型とはほどとおければ、
私は、体の外見の外骨格筋部分以上のリリースを先行させるべきで、
肋骨内部のしこりは取ってはならないと考えています。
つまり、この肋骨内部のしこりは体のフォームが崩れているから、
そこを支えるための最後の砦のようなものです。
生命力を削ってまで付けておいた方がいいと判断したものですし、
この肋骨内部にこさえたしこりという固定部分がなくなれば、
その方は肋骨内部の臓器器官を押しつぶしたりねじ曲げたり。
そんな風にならないようにせっかく作り出したギブス固定部を、
不用意に取れば、どうなるものか。
私は、それを想像すると、ぞっとします。。。

ですがお客様の中には、すでに体の軸が立てられ、
かえって肋骨内部のギブス固定は必要ないし、
あればかえって支障物となっている。
そのような方が出てきております。


今日の施術をさせていただいたお客様は、
そのようなすでに肋骨内部のギブス固定は不要といえるような
身体状況全体のみならずいい姿勢を作り出すノウハウも手に入れられました。

お客様に施術前に状態を聞くと、
身体はおおむね良好だが、
まだときおり後頭部部分に頭痛がおそうことがあるとおっしゃられまして。

それでは自作ていしんで、どうにかインパクト圧を駆使して、
今日は、今日こそは、肋骨内部を弛めるよう時間をかけよう!

と思って、必死だったのです。

私自身、その部分の施術をしていて、
あまりの長時間にわたるインパクト圧を繰り出す腕の使いすぎで
数回ほど意識が遠のきましたが。
それをどうにか姿勢を変えたり、
ていしんの持ち手を変えてみたりして、カバーしていきました。

それで、ほぼほぼ完全な鉄板状のものが、
だいぶん、ましな状態になりました。 
実際は、このましな状態にすることができれば、
すでに本人の代謝力があがっているので、
ゆるみだした鉄板状部分の隙間から血液が入り込み、
自力でのリリースが始動するきっかけづくりをしようと考えていたので。


ほんとうに相当な頭の使いようで試行錯誤を高速で繰り返しながら、
必死にリリースをしたことが、
最後に立っていただいたときの姿が、
私のお客様を見た目からも、
背中と首と頭の関係が喧嘩していない状態で協調している様子が見えました。


それをみて、ほっとしました。


施術を受けていただくお客様にとってみても、
貴重なお時間を割いてこちらへおいでいただいているので、
後につながっていけるだけの結果を残し、
今後に押し進めるようにしていきたくて。


ただ昨日は、こちらのお客様の後ろにご予約がなかったというものの、
時計を見たら私が想像していた以上の時間が経過していたことを知り、
「え!?こんなに時間が過ぎてたのか!」と驚きました。
極端な集中モードで施術をしているときは、私の脳波もディープなものに落ち着いてきます。
まさにそのとき、時間の感覚がまったくなくなっているんです。



最後に、こちらのお客様はバイオリンを弾かれる方で、
私が感動するぐらい、向学心たくましく学ばれています。
それもあって、ボディワイズで身体操作の土台形成になればと、
お越しいただけているところでもあります。


最近、私は二胡の独習状況で、ヴィブラートの掛け方を教えていただきました。
二胡教則本には書かれていないもので、
直接どのような指使いであるべきかを見せていただけたのは、
本当にありがたいことでした。
もし教則本に写真付きで解説してあったとしても、
実際に直伝していただけることがなければピンときませんので。






posted by スズキ at 07:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする