2018年05月31日

理想血圧の人の、「ここが痛い」という主訴は、たいていそこを深掘りすれば痛みの原因部分が現れる。だが低血圧等の方は、、、。

今日は初回のお客様。
鳥取県からお客様がお越しになられました。


飛行機に、タクシーに、、、費用がかさみますし、
早朝出発というのも大変だったことでしょう。

多謝!!という言葉では表せません。



お体の状態や過去のスポーツ歴等々、さまざまな情報を事前に「質問表」に記入してお送りいただいておりますので、
だいたい、どのような状態であるか、想像してシミュレートがすんだあとの施術です。

血圧が120という正常値に近い人の場合、
主訴として「ここが痛い!」「ここが引き連れて気になる!」等の訴えられている場所には、
ほぼほぼ、確実になんらかの問題が根っこに植わっているものです。

これが血圧が低血圧や行き過ぎた高血圧等であれば、
私の経験上ですが、痛みを感じておられる部分には痛みの原因になる源がそこに見つかることはなく、
かなり複雑な奥まった場所や牽引痛もかなりの遠方からのものであったりすることが多いようです。


なので本日のお客様は血圧の上が120という理想状態の血圧を示しておられるとのことですから、
まずもって主訴として訴えている場所を掘れば、確実に原因部分にたどり着けることが普通ですし。
多少、大腰筋という腹部の奥にある筋肉が硬化が著しい部分があるため、
お客様自身にはその大腰筋の部分的な硬化が進んでいるということまでは気づかなかったそうです。

多くの施術院は尋ねられたものの、
たまたま深層筋をリリースしようといった施術をする治療院に足を運ばれることがなかったのです。

ただ、、、さっこん、大腰筋の存在は、巷で好評です。

そしてお客様が訴えている主訴のとおり大腰筋の骨化に近い硬さ。
固くなった大腰筋周囲の胃や腸や膀胱は、
大腰筋のしこり部分に吸い寄せられて位置がずいぶんずらされて。
そのような位置がずれたり不合理な牽引力がかかると内臓機能が低下するような負担もでてきます。
それに横隔膜の上下動にも不都合となるような部分もあったので。

なぜ、この大腰筋の硬化を通われた施術院の先生が見つけていただけなかったのか。

ただ大腰筋は腹部の奥にある筋肉であるから、
その特殊性から得意にしていない先生ならば
見て取れないところもあるのかもしれません。


ただお客様がひたすら丁寧に訴えておられる左側に問題があるから、
ということで左側の起立筋を解き進めれば、
ほぼほぼワイヤーと見間違えるほどの硬化した筋肉が仙椎から頚椎第二まで伸びているのは手で触ってわかった。



ここからお客様に対して、私が感じたこと。。。

「これほどまで硬いところがあるから、、、。だからつらいよね。
もともと体はやわらかいタイプで、それがこんなに強烈な拘縮をしたままの筋肉が体内の奥に入ってしまっていては。。。
やわらかい筋肉質のなかに、これほど硬い筋肉があると、
硬い筋肉に柔らかい組織や内臓や筋肉は引っ張ってもっていかれてしまうから・・・
体が疲れやすくなるようなギブスを体内に埋め込まれて、
起立筋が硬いから体を深く休めることもできないままですし。」


そういった体の内部で起きている状態は、手に取るようにつたわってくる。

初回での見立ては、徐々に筋膜をリリースされていくならば、その奥にある体の内部にある筋膜の癒着の様子は変わっていくはず。
だから毎回の施術では、状態はその時ごとに変わって即応する必要があるのだが。

お客様自身に、大腰筋の硬い部分を自身で触っていただいたりする過程で、
徐々に自分の体の内部にえらく硬くて伸び縮みを容易にはかなえられない筋組織となっている自覚ができてきたと思います。


「なーるほど。」と、
自分の体の内部を探ってみたときに、どのような状況であるか実感できたとき。
なんで、こんなに緊張しっぱなしだったり、痛い姿勢があったりするのかの疑問に対して回答が得られた。

すると、ちょっとすっきり感がありますし、だいぶ心理的にもほっとすることができるのです。
同時に、じゃ、そこを緩めなきゃね!という方向性も見えて対処もしやすくなってまいります。



すると大腰筋のしこりは日々育て続けている自覚を持っていただいて、
少しでも大腿直筋や内転筋の硬さを自身でがんばって緩めてくださいねとひつこくお願いをさせていただきまして。
それはこのお客様は体が柔らかいぶん、成果を安定させるためにはそうすることは必須なのです。
骨盤の前傾を防いでもらうことは最低必要とされる施術に通う条件のようなものです。
^-^;



そして私としては鳥取から東京というのは、お客様の身になれば大変だろうと思い察するところがあります。
なので、体の状態をある程度把握をしていただければ、
それをもとにして地元か近畿方面の治療院に通っていただければそれがよいと考えていて、
その旨を、それとなく、数回ほど ^-^ つたえさせていただいておりました。


ただ多数いかれた治療院での話で、
施術を受けた際に霊が取り付いておるからとってあげようというようなところにまで、私は通いました。
霊はとられたかどうかわかりませんが、体はまったく変化無しでした!
と、いろんな治療院に行って疲れたよ、という内容の言葉をお伺いして。

私には霊的な問題があるかどうかは存じ上げませんが、
霊的問題が解消されたとしても、
これだけ深層筋の部分的な硬化が進んだ部分があると。
霊障が去って緩められる範囲の外をいっているようだ。
というのが、私の感じたところであります。



ほんとうに、治療院探しにご苦労をなさったのだと実感しました。


今日の施術でわかったことを踏まえて地元や近県の施術院に通われてはと、
おすすめする気持ちも、先手を打って塞がれた気もしましたが、
私自身も今はそのようなことを伝える時期ではないとも感じとなりまして。。。



交通費もかさみますし
通っていただくための行き来の労力も大変です。



ただあともうちょっと体が改善するまで、
遠方で申し訳ないですが通っていただければうれしいですという意識に私なりました。 

T様、よろしくお願いします!
posted by スズキ at 22:19| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月28日

起立筋群が深部まで緩まないと骨盤は調整しても、また戻り歪みだす!




ずっと深層筋を緩めるチャレンジをし続けてきました。
そこに挑戦と挫折を永遠に繰り返しつつ、学習をしてきた歴史があります。


まだ道半ばではありますが、
特にリリースが困難な場所の筆頭としてあげることができるとすれば、
私は腰背部の深層だと応えるでしょう。

すでに骨のように固まり出した骨化した筋膜部分が背部の起立筋群等に沈み込むならば。
今までは手先や指先、肘等では、解き得なかった部位ばかりです。
私は他の先生方のことは私にはわかりかねますが、
私自身が相当数工夫を重ねてきて身を粉にして働くも、
どうやってみても私が納得できるほどのことはできませんでした。




そのような流れの中、
そのような硬くてリリースが困難な箇所において自作てい鍼での対応力が増してきました。
一方ならぬ肉体的な疲れの蓄積や精神的な苦労が施術者にかかることで、
数ヶ月もすれば施術を長期離脱しなければならなくなるほどの負担を負うようなものです。
改善に次ぐ改善と、改良に次ぐ改良のサイクルを止めたときに、
休業するか、それとも自作てい鍼での施術を未完で使うに留めるか。。。
その選択が問われることとなるでしょう。
基本、私は自作てい鍼での施術に大きな価値を見出しているため、
休業も辞さない勢いで、現時点での施術をさせていただいております。

もし体を壊し休業になるか、または自作てい鍼を広めるために休業になるか、
どちらがいいかといえば、後方の休業の仕方を選びたいですね。


そのような、なにかと諸刃の剣のような施術法だが。。。。



だが、とにかく、どうやってもリリースが不可能だった状態のお客様のリリースを推し進められるようになり、
そのリリース前とその後との変化を目のあたりにすることが、
度々起こるようになってきました。




それができるようになっての学びは、多いですね。



まさに、施術を何度繰り返してもどうしても見えなかったものが、
突如として観ててきてわかってきてリリースにこぎつけられたり。
そのようなことが起きていても、
あまりにもリリースが大変すぎる人以外には、
「これは自作てい鍼でなければ、解けないと思うよ!」ということはしませんが。

ついつい、ハウス系の音楽をかけてダンスをなさっている男性のお客様が、
私が当初、まったく考えていなかったほど深い深層筋のダメージを持っていて。
自作てい鍼で、解いても、解いても、解き続けても、後から後から奥の方から癒着した部分ばかりが顔をだすときに。
「ほんとうに、自作てい鍼を開発してあってよかったんだよね〜」といってしまった。 ^-^1
まだまだ、リリース半ばであって、余談を許さないのだが、
もし自作てい鍼がなければ、私ではあなたの施術は無理だからと数回の施術で伝えていたと思います。
私自身、自分が出番をいただきたい反面、
やっぱり、結果があまりにもでないとき。
お客様が、どうもここでは治らないようだと申された際には、
すなおに断腸の思いではありますが白旗を揚げるようにしていますから。

おそらく、ボディワイズに通っていただいたお客様の中で、
比較的若い割にはこれほどまでに起立筋が硬化が著しく進み、
仙骨が上方へと極度に歪みがあるという方は5本の指に、、、いや、、、10本の指に入ることだろう。

仙骨部分が上方へずれが激しいため、
骨盤底の水平面の水準器が働きづらくなっていて、
ダンスをなさっていても、どうしても力みが抜けない部分があるのだろう。
ピラティス等にも通って体を活かすための身体操作上の動きの仕組みを同時に学ばれることが、
ここまで脊柱起立筋を骨化を進ませてしまったのが幼児期からだという方の場合には必要となり、
そのようなことをも取り入れるように検討していただきたいと助言させていただきました。
少しずつでも改善がなされていくようがんばろうと思っています。



ちょっと、横道に逸れましたね。



特に背部の起立筋群のなかほどにあるのだが、
ちょうど腎臓裏手部分の浮遊肋骨の上辺りが、
圧をかけすぎれば容易に骨折に繋がる部分で、
特にリリースは難しいものでした。



ただ実は。。。
この部分のしこりの厚みが鉄板ほどの強度を誇って、
どのような圧に対しても受け入れて変化ができない。
そのような人が、実にこの日本に多くなっていった。

例えば腎兪といわれる経穴部分に深い問題が生じて、
すでに腰椎が理想状態で立てないようなことを示している。
そこのところひとつとってチェックしてみても、
問題がない人を探すほうが難しいのかもしれない。
そのようなことを待ちゆくかたがたの歩き方や姿勢をチェックして感じ取る次第です。。。。


それは私どもにお通いいただいているお客様にも、
個人差はございますが関係するものなのですが。

たとえば経穴的にも各該当するツボに対応した内臓部分に、
これほどの硬さの強い筋膜の癒着があればいいわけがない。
それは経絡は、筋膜内を通るとされていることからもわかるでしょう。

しっかり背中を私が触っているときに、背中の背部兪穴を調べて、
内臓機能の不調がないかを内臓チェックをさせていただいております。


脊柱起立筋が硬いと、内臓にも問題が出るなんて、、、
と思いきや。

それだけではありません!!!



骨盤の歪みを正せば姿勢が改善すると思われているかもしれないが、
実際はすでに腰背部の筋肉が骨化しているようであれば、
それらの骨化した筋肉が骨盤を上方へと引き上げていく。
起立筋群の骨化が、骨盤の水平性や垂直性を容易にずらすほどの強烈な歪みを生じさせ続ける存在なのです。


骨盤調整を骨格的にしていても、
腰部の脊柱起立筋群に深部の癒着があれば戻りが出て再度骨盤が歪むのは当然。

もし腰背部の硬化が少なくて器質的に変質した硬さにまでいたっていなければ、
その場合は骨盤調整をしたおかげで、腰背部の状態の不均衡が改善することもあります。

ですがすでにその脊柱起立筋が硬さが強くて骨ほどの硬化があれば、
そのような骨盤が脊柱起立筋をゆるめ改善させるよりも、すばやく。
骨盤を上方へ歪みだすほうへと牽引して仙骨や腸骨をずらしてしまう。


だから腰背部の筋肉の硬さがあれば、
仙骨がたとえ正しい場所にいたように見えても、
それはたまたま正しいようにみえるだけの錯覚。
私はそのように考えています。
なんらかの拍子で、早々に骨盤は腰部にある硬さにより歪まされる運命にありますから。
一向に安心できないのです。


私個人のやり方としてカウンターストレイン等で筋膜を緩めたり靭帯性関節ストレイン等で該当する腱をゆるめたり。
そのようなことをしても、ある程度の柔らかさがあるお客様ならばすばらしい成果がのちまで続くこともあるのだが、
起立筋に深部まで硬さが入り込んでしまった方の場合には、その限りではなくなってしまう。
調整をおこなったとして骨盤の位置を正したとしても、
いつものその方の歪みグセを助長する動き方、たとえば歩き方や負担姿勢などをとってしばらくすれば、
もとの状態へと戻りがでてくる。

この状態では安定した骨格バランスを保つこともできません。

起立筋群が深部まで緩まないと骨盤は調整しても、また戻り歪みだす!.jpg


実際問題として、
私が、深層筋で解く必要を感じている優先順位の高いものの筆頭として、
脊柱起立筋やその仲間たちというのは、以上のような理由からです。
posted by スズキ at 19:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

椎骨のサブラクセーション について

先日、お客様から「カイロプラクティックって、どんな体のチェックをしているの?」と尋ねられました。

私はカイロプラクターではないのですが、
お客様の中に椎骨のズレ(=サブラクセーション)が著しい方をみると、
いろいろと推理するためのツールとしてカイロプラクティックで使う図を思い起こすことがあります。

「どの椎骨がずれたものであるから、
 どのような傾向があるだろう」

たとえば
『頚椎 1』がずれていると
(チェックとして)後頭部、脳、顔面、頭部への血液供給
(疾患として)頭痛、イライラ、不眠症、めまい、脳充血、高血圧、痛風、顔面神経麻痺など
のような状況が起きる傾向がございます。


ただ、、、
脊椎の全体を通して、いくつもの椎骨がずれているとき。
どの椎骨が正常化がわからないというレベルのずれ方をしめすお客様も複数おられますので、
そうなるとどこを基準としてずれているとか正しい状態だとかいえるようなものではありません。
なかなか判断がむずかしいときもでてくるわけです。

すべてが疑わしい、、、。

そのようないい加減なことをいわれて、気分のいい人はいるわけありません。
自身の体に悪い印象を増幅させてしまうことは、
結果として治りづらい体にならせてしまうという問題を含んでいるからです。


また、この知識は私自身が頭のなかで計算するように使っているので、
お客様に直接、この椎骨のズレがどのような問題を引き起こしているかというような
診断といえるようなことは口にだすことは避けています。
そのようなことを口に出さなくとも、
私自身が自分の仕事をなすための参考資料として生きていることが大切ですから。


ただ同業者の場合は、そういったこともなく、
既に私同様に冷静に椎骨のずれをチェックしているようならば。
オープンに話しがしやすいという場合もあります。
そのときは現状の脊椎のズレを私が傾向を伝えれば本人もわかってくれることですし、
互いに得た情報からより的確な状況判断をしていくことで、
二人の知恵が総動員されて、次の施術の一手が決まることもあります。


以下に参考資料として、
カイロプラクティックで使われている簡易版の椎骨のずれによる診断や疾患について表とされたpdfを作りましたので載せておきます。
興味がありましたらダウンロードして下さいね。


椎骨のサブラクセーションs.jpg


表のダウンロードは、下をクリックして!
椎骨のサブラクセーション2.pdf
posted by スズキ at 11:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月24日

【業務連絡】:2018年6月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました




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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への業務連絡となります ☆
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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


☆ 2018年6月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきました



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。



『ボディワイズ 予約可能日程表』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にある 
ファンクションキー5 <F5> を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。よう
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。




【 編集後記 】

こんばんは。
ボディワイズの鈴木です。


「筋膜がリリースされていくって、広くいうと、どういう仕組みなの?」


同業者の、お客様に説明させていただくときがありました。^-^


一般の方にはなにやらよくわからない言葉が並びそうで、
わかりづらくてすいません。 m__m






正常なやわらかさがある筋膜には、
外圧を跳ね返すクッション性があり、
筋肉が伸びた際の伸びを制限を設けたりする機能もあるようだと聞いたことがあります。

正常な筋膜を顕微鏡で観察すれば、
テンセグリティという立体構造化された組織。
ちょうどそれはお風呂掃除で使うスポンジのように見えるんです。
スポンジは繊維が立体の網目のような状態になって内部空間がつくられています。
それと似たような立体化がなされたゼラチン質でつくられた構造体が筋膜なんです。
正常な筋膜は体内という体温が高い中で水分豊富な状態であれば、
まさにしっとりとしたやわらかなゼリー状でいて、
テンセグリティゆえに伸び縮みの自在性がかなえられるのでしょう。


対して硬化が進んだ筋膜は、
外圧を跳ね返すクッション性はなくなっていきます。
その硬度は骨よりも明らかに硬いものと感じられるほどの状態になりますから。

私は硬化が進んだ筋膜の顕微鏡での映像はみたことはないのですが。。。
正常な筋膜の状態ではスポンジの立体化された繊維のようなテンセグリティ状であったものが、
元来はゼラチン質で組成された立体構造がつくられたという、
冷えて水分を失えばもっとも煮凝りやすい構成物ですから。
まさに冷えて水分を失いテンセグリティ的な繊維内部の空間が失われたときに。
やわらかでしなやかなゼリー状であった筋膜が、
硬く骨以上に強い硬さでガチガチな状態に変質してしまうもののように思えています。

私が初回施術をするときに、
強化プラスチックのようなペットボトルのキャップ大の干からびたゼラチンを触ってもらうのですが、
まさに、私が慢性化した筋膜の硬さを身にまとった筋肉から感じる、
冷たさや硬さや乾き感が、この干からびた小さなゼラチンとして象徴したものなのです。
それは実際に生体の骨の硬度よりも強い硬度を示すというハードなものです。

そのような硬い筋膜は、
壊れやすいガラスのようなものです。
軟部組織としての本来の伸びやかさやしなやかさがない。

伸縮自在性が低下していくわけです。



すると、、、。
思いもかけない軽度の運動による負荷でも、
力の入り方や負担のかかり方が災いすれば、
筋膜のよりあつまった腱が骨膜から剥離を起こしたり、
肉離れを起こしてしまうこともあります。

ただ人間のインテリジェントな側面としての対処法は、
すでにこのようなカチカチの筋膜を体の芯に創ったならば。
本能的に壊れやすい筋膜にダメージをあたえずにおきたい。
その望みをかなえるための、硬化した筋膜をかばうようにする機能が付いています。

筋力を発揮させようとしても、力の出力をしすぎると自らのパワーで、
自分の筋腱を壊すことになるので、そのようにならないようセーブしてくれます。
同時に、筋肉をストレッチをさせることも、
筋腹や筋肉の付着部が傷んだりしないよう早々に痛みを与えます。



それはいわば、
肉体を守るための、安全装置のようなものですね。





もし筋膜が硬化していたとしても、それは可塑性があって、
適切に筋膜がリリースされていくことで、
自身の筋肉の長さを感じ取る筋感覚も増していく事になります。


ただし筋膜組織の成り立つ様子をゼラチン質繊維で作られた
スポンジのような内部空間を持つようなイメージのものと申し上げました。
特に私の想像上の筋膜が寄り集まって筋組織が萎縮したという状態は、
まさに硬さが骨を超えるほどのゼラチンの固まりに近い状態に変わりはてています。


「そのような硬い筋膜もリリースできるようにテクニックを駆使すれば、
 トントンと刺激を与える等で緩んだりすることもあるし、
 マッサージのようなものでも緩んだりすることもあるし。。。
 けっこう、速攻せあるようなリリースができるような箇所もあるんですよ。」


という、なんとなくわかったようなわからないような、、、
曖昧な説明をするならば、



ここで賢く察しのいい人は、
「あれ?_変なこと言ってるよ」って気づくでしょう!



お菓子作りでゼリーなどを創ったことがある方ならば
固形の数立方センチもあるゼラチンなんて、
一瞬でとけるわけないじゃん。

それが筋膜リリース上のテクニックを使って圧したり、
他テクニックを使うと緩むのって、、、ありえないんじゃない?
冷えて乾いて固くなったゼラチンは、
ゼラチンの粉状のものに水分を吸わせてふやかすのに、
けっこう、時間かかるんだよ〜。

そういうことだから、筋膜がかたまった部分が緩むっていうのも、
徐々にかたまった筋膜部分がふやかされて緩むっていうのが
普通じゃないの?


というところですよね。



実は、そうなんですよ。 ^-^

体内で硬化した筋膜が緩むほどに水分を吸収して柔軟性を帯びるような、
筋膜組織が質的な変化が起きるにも時間が必要です。

もちろん、硬化したゼラチンがさっとふやかされるようなことはないのです。


ただ筋膜リリーステクニックを駆使しているときに、
確かに先程まで、硬くてガチガチになっていた筋肉がさっさと緩む。

それって、どういうことなのか?




それは実は、
以下の2つの問題点を見つけてリリースをしていっているわけです。

筋膜がバンド状になっていてよじれていたり、
隣の筋膜に張り付いていたりして、
内部的に引き合ってしまう緊張状態が造られているところを解いてみたり、
というのがひとつのパターン。
ほつれて絡まった糸をほどいていくようなやり方ですね。
他にも筋膜の異常形態がいくつかのパターンがあって、
それぞれにリリース方法は異なります。


そしてもうひとつは、
脳からはすでに「緩んでいいですよ」というメッセージが出ているにもかかわらず、
何らかの理由でそのメッセージが目的の筋肉部位まで届かずに硬化したまま。
というようなパターンもある。

この場合は神経上のトラブルで情報の送受信にような部分に問題があります。

たとえば筋肉がまるまる一本が固くなっているようなときには、
その筋肉の腱部分も相応に固くなって情報のやり取りが鈍るような状態になっていることも。
そういったときには腱部分にある凝りだけをリリースするだけでも、
脳からのメッセージの通りがよくなって
「あっ、脳が緩めろっていってるじゃないか。緩んでもいいんだ!」
と気づくこともある。
ただ腱部分をあまり強打し過ぎると、一時的に大きく緩むが、
時間経過を経てかえって以前よりも固まってにっちもさっちもいかなくなることもあるので。
適量の刺激を加えるという、
適量を見ぬくことがプロとしての価値を高めることになるのだろう。


また他にも、実は私が触っていてお客様が
筋膜の硬化部を触れていると勘違いされていそうなところもありまして。
たとえば筋膜の硬化レベルに硬く問題を帯びたリンパ部分を患部として持っている人も多くおられるので、
そちらに向けてのアプローチをしていたり。




以上に挙げたような筋膜の硬化したパターンのリリースは、
ほぼ、わたしは独自のやり方に傾いてはいますが、
オステオパシー系のテクニック等を適用して、
即座に相応に緩められる感じがでてくるということもあります。



もう少し考察を深めてみていくならば、
骨膜部分に癒着して水分や栄養素の補給が減少した筋膜の硬化部分ほど、
リリースが難しいものはないように、私自身は感じています。

この筋膜を越えて、更に内奥に位置する骨膜への意識は、
たいへんにソフトなアプローチでリリースをなさる先生から教えていただいたのですが、
結果的に私の考えて応用したイメージは自作てい鍼に取り入れられるものとなり、もとにきたときにはソフトなアプローチとは呼べないようになって、
表現されだしたのですが。

概念的なことと思われてしまいそうですが、
筋膜以上に骨膜部分へと意識を向けてアプローチをしたほうが
筋膜リリースの完成度があきらかに向上するように見受けられます。
実際にリリースの手が届く深さが増していくようなリリースの量的・質的変化を感じています。



などなど、
実際に施術の場でなされていることは、
硬いゼラチン状の筋膜を力任せに打ち砕いているようなことでは、
断じてありません。

もっと、繊細で思慮深い観察をして、患部の場面ごとの判断を
幾度も幾度も繰り返しながら解き方を試行錯誤を常にしつつ、
筋膜リリースはおこなわれています。




そして施術により筋膜リリースをおこなったときの状態変化と、
血行を悪化させる身体の使い方に気づき、改善を促しつつ。
それらをきっかけにして血流のスムースな状態をできるだけ長い期間保っていただけるようにしていきます。
そうすることで、ようやく本格的な本来の解きたいと私が切望していた
ほんとうに硬くニッチもさっちもいかなくなった筋膜の癒着部の炎症を癒やし、
古くなった組織を建て替えていけるほどの栄養をそこに送り続けるようにいく。

そこはほとんどがお客様自身の内なるドクターがなさる治癒への仕事です。


私はお客様が次回にお越しいただけた際、
前回の施術をしたところをお客様の内なるドクターがどのようになさったのか。

それを観るのは、とてもたのしみな会話となっています。 ^-^





「筋膜がリリースされていくって、
広くいうと、どういう仕組みなの?」
という質問に対しての回答として、
様々脱線したことも話してはいますが。


筋膜の現状のタイプ分けが適切にできないと、
臨床上最適なそのタイプの筋膜の癒着部へのアプローチができるものではないんだということだけ、
わかってくれれば。
そこがわからなければ筋膜がリリースされる仕組みが画一的なひとつのやり方で
すべてまかなえるというような誤解をしなくてすむように感じます。

ここは、はっきりいって、とても重要な視点だと私には思えています。



(終わり)



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ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm

sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
================-
posted by スズキ at 21:00| Comment(2) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

シンプルさを受け入れよう!「体幹から末端へ意識を流して操作せよ」



『二胡』という中国楽器を中国人の先生に習いに行っていたが、
都合が悪くなって独習になりました。

最初の滑り出しの時だけでも教えていただけて、よかったです。
レッスンのときに聞かせていただいた二胡の演奏実演を頼りに、
どのように弾けばいいのか弾き方の基礎ばかり練習しています。

レッスンをつけてくれた先生のアドバイスで、
「曲をいきなり弾くようなことはせず、いい音を出せるようにすることが先決だ」
とおっしゃられていたことが印象的です。


二胡を手にした弾き始めの頃。

弓を動かすことを「運弓」といいます。
右手の弓を持つ手の運びに気を取られていました。
右手の手の内を意識して動かそうとしていました。

それがいけなかった。。。

どうしても、いい音が出てくれないのです。
それどころか、音がかすれてにごりだす。


しばらくして、肘で動かしたほうがいいのか?
と考えを変えてみたが、
音のかすれが多少良くなっただけでした。
音を奏でるときに、変な節がついている。
これも致命傷です。


そして肩甲骨へ意識を向けていきました。

肩甲骨のローテーターで運弓をしたとき。
あきらかに二胡の音がよくなったようです。

手先の操作 → 肘の動き → 肩甲骨の操作

と、
徐々に腕の付け根に動きだしを作りこんでいく。

体の体幹となる脊椎に近づくにしたがって、
安定感を増していった。
肩甲骨が動きを始動させてから、
肘を操作すると軽々と移動でき、
手先にも不要な力みが入らなくなったのです。

力の流れが源流からほとばしるとき、
このような変化を感じるときがあります。



最近、どうも小手先伸張力の操作を雑にしていて、
それで小手先に意識が居着いてしまい、
肩甲骨部分の操作がお座なりになっていたようです。

改めて手足を動かす際のルールとして、
「体幹から末端へ意識を流して操作せよ」
という感覚を取り戻すことができたような気がします。





posted by スズキ at 08:22| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

【業務連絡】:2018年 5月24日(木曜日)午後9:00に、2018年 6月の『ボディワイズ 予約可能日程表』更新させていただきます



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☆ 以下、ボディワイズにお通いいただいているお客様への

  業務連絡となります ☆


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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。


{2018年 6月の予約表更新、予告日時}




■ 2018年 5月24日(木曜日)午後9:00



上記の日時にボディワイズの予約可能日程表を、
更新させていただきます。



更新された『ボディワイズ 予約可能日程表』をご覧の上
ご都合のよい日時がございましたら、
ご予約のご連絡をいただけましたらと思います。


『 ボディワイズ 予約可能日程表 』

http://bodywork.s73.xrea.com/goyoyaku.htm


※ 新規の予約表が表示されないとき

ブラウザーが過去の情報を記憶し、それを表示しているときがあります。
たとえばその際は、Windowsパソコンであれば
キーボード上方にあるファンクションキー5 <F5>を押していただければ
更新された内容が表示されるでしょう。
また他の機種ではそれぞれブラウザーの更新の仕方が異なりますので、
お手数をおかけいたしますが利用機種の更新法をお調べください。


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業務上の予約表更新日時のご連絡は以上となります。


どうか、よろしくお願いいたします。





【 編集後記 】

こんにちは。


ボディワイズの鈴木です。

みなさま、お元気でしょうか!


ここ最近。
寒暖差が大きく、風邪を引いてしまわれた方が多くなっているようです。

お客様のなかにも、「最近風邪を引いてしまって、なおりかけでして」
とおっしゃられる方もずいぶんいますので。

私自身も気をつけなければと考えています。
風邪を引きながらの施術は自分もつらいだけじゃなく、
お客様にもご迷惑をおかけいたしますから。

風邪のひきはじめに葛根湯がいいとか、
それぞれの人が自分なりの風邪対策をなさっておられるでしょう。


10年ほど前に、ボディワイズにアロママッサージサロンを経営なさっておられる女性が、
施術を受けに来ていただいておりませいた。
そのお客様が、
喉が痛くなったり、免疫力が落ちてきて体調が思わしくなくなると、
 私はいつもハーブから抽出した<エキナセア>チンキを利用してるんです


「そうするようになってから、体調を大きく崩すほどの惨事は、
いつもぎりぎりでまぬがれているようなんで。
すごく、私にはあってるハーブなんです!」


とおっしゃられて、高価なエキナセアのハーブチンキをいただいたことがあります。
N様、ありがとうございました!!





■ エキナセア
(Amazonで次の商品だったような・・・^-^; https://amzn.to/2IxEbqK )


私もいただいたときにたまたま喉が痛くて、
数滴服用してみたのですが、あっけにとられるほど、
喉に感じた不調が治まったんです。


その後は私よりも家人がエキナセアの恩恵にあずかり、
風邪を引きそうなときにお世話になっていたようです。

 ずいぶんと、昔のこととなりましたが、
 ふと、そのときのことを思い出しまして。 ^-^




久々にそのときのハーブチンキのことを思い出し、
ネットでエキナセアの効果を調べてみました。


すると、
たとえば下記のようなサイトや、他にも多くのページが見つかりました。

 エキナセアの効果・お茶・サプリ・摂り方まとめ? 最高の免疫強化ハーブ
 https://kininal.me/echinacea/


いまでは、エキナセアはサプリとしてDHCのようなメーカーも販売しているし、
お茶としても売られているんですね。

もし免疫力アップに関心がある方がおられれば、
ネットで調べてみてくださいね!





ここからは蛇足ですが。


私が以前、漢方について研究しようと試みる前には、
ハーブ療法について興味を持っていました。


ハーブ療法といえば、
知る人ぞ知るドイツの聖ヒルデガルト・フォン・ビンゲン

彼女のハーブ療法関係の著書は和訳がいくつもなされており、



 「ヒルデガルトのハーブ療法―修道院の薬草90種と症状別アドバイス
 ( https://amzn.to/2GzpL3F ) 」


こちらの本を参考にして、
いくつかハーブを利用してみたときに、
その効果性の高さに驚いた印象がありました。
ちょっとした狐につままれた感じさえ、
覚えた時がありましたし。


以前は手に入れるのも結構骨が折れたハーブも多数あった記憶があるが、
そのような入手困難なハーブさえも、ネットでサクッと入手できるなんて。。。

便利な時代になりました。
すばらしいです。

今はハーブもドイツではよく調べておられて、
薬効成分の成分表も調べればわかる時代です。

体調管理の選択肢のひとつとして、
ヒルデガルトの本を参照しつつハーブ療法を
自分に人体実験をしていって役立てていくのもいいかもしれませんね。


(終わり)


================-
ボディワイズ
鈴木政春
〒142-0063
東京都品川区荏原5-16-18
電話:03-5498-2220
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm


sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp
================-
posted by スズキ at 14:29| Comment(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月18日

膝痛の原因箇所についての簡単な解説図を。

膝痛の原因箇所についての簡単な解説図を。


前日に膝の痛みについてもうしあげました。


膝の痛みは、膝周囲の筋肉や靭帯などの異常や膝窩リンパ節部分に起きた廃液処理のしづらさなど、
直感的に膝に親しい部分と思える近距離部分の解決すべき課題としてわかりやすい問題もあります。

ふとももの外側の大腿筋膜張筋や腸脛靭帯の硬さはもとより、
大腿直筋や外側広筋が固まってしまったというときもあるし。

ふくらはぎ部分や内転筋群は、比較的膝に近い問題の起きる好発場所ですからわかりやすいですね。

それらについては、
リンパマッサージで膝の内側にたまった廃液処理すべき膝窩リンパ節部分のリンパを流しつつ、
上記の筋肉に関わる部分をマッサージをしていただいたり、
キネシオテーピングでサポートしていただくようにすれば。
それらが問題であった部分は、
膝の痛みの軽減が図られるでしょう。


ただ、そればかりではありません。

たとえば、膝へ痛みを生じさせる遠位の場所として、


多くの膝の痛みの原因たち.jpg


・首や肩の凝りからきたり、腰部の詰まりやねじれ等の問題から来たり、
・肘の違和感から生じてみたり、
・腎臓や肝臓のトラブルからきたり、
・足部のハイアーチからきたり
・その他、上記内容も一部であり、各人の姿勢や筋の使い方の特徴から臨床上他にもいくつか見つけられるでしょう。



施術をなりわいとしていない方々には、
すこし想像しづらい部分に膝痛を引き起こす原因たちが存在していることがあります。
膝痛の火種が遠位の原因箇所であれば、
もし膝の周囲を単純にシップしたりテーピングしても、
膝痛の原因は収まらずに消炎効果は幾分かしか期待できないことがあります。

そして膝痛を軽快させる手順としては、
遠位の膝痛を生じさせる部分から手を付けることです。
また遠位のアプローチをした際に、
膝周囲の問題箇所に手をかざしてみて患部がクールダウンしていれば、
膝周囲の近位箇所にもアプローチをしてみてもいいかもしれませんが。

これは膝周囲の炎症が収まっていなさそうだとなれば、
一時的な緊急避難としてほんとうにゆるゆるの状態でのキネシオテーピングで様子を見てみるか、
早々に膝のリリースを得意にしておられるような施術院等にお世話になったほうがいいでしょう。

posted by スズキ at 12:40| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月16日

膝が痛いというのに、他の部位を徹底して解くのは、なぜ?_??

からだを見るときの指標として。

下図の五重塔をみていただきたい。
こちらの塔は、中心軸となる支えの柱に心柱とよばれる木製の柱が地面に対して垂直に立てられている。
もしも心柱が斜めってしまえばどうなるかといえば、
想像するにたやすいでしょう。
それぞれの階層部分の水平性が失われ傾斜していく。

そのような状況の建物であれば、多年に渡る風雪や地震に耐えることはできないだろう。

8つの隔膜です.jpg


それと人体も、さして変わるものではありません。
からだの心柱にあたる中心軸が、理想の五重塔の構造体のようであれば、
上図の右側に示したような水平面をあらわすべきチェック箇所が、
「前後左右の位置情報をチェックすれば整えられている」様子が見て取れます。

たとえば、専門家がよくおこなうチェックしやすいところでは、

頭部の蝶形骨部分が水平面となるか(頭部が前に行きすぎていたりするときが多いですよね)、
胸隔膜や横隔膜ラインはどうか、
骨盤底筋はどうか、
膝はどうか?
そして足裏の重心はどこにかかっているのか?

ちらっ、ちらっ、とめざとくチェックしていきます。
左右差もありますし、前後差もありますし。

自分の内側の隔膜ラインを一瞬しっかりと整えてから、
お客様の内側の隔膜ラインをみると、違和感を直感的に持てるところが、
自分の身の内側に響きとして感じ取れるところがあります。

そうしてからみていくと、体表的なチェックをする以上に、
なんらかなお客様の軸ズレ感が自分の内側に微妙な距離感を再現されているようで、
施術をするときにケアするための情報として活用させていただくこともあります。
これは個人的な、情報収集の仕方だからあまり一般的でなくて参考にはならないと思いますが
合気道をなさっておられる施術者の先生には、
このようなチェックを無自覚に瞬時になさっておられる方がおられるようですね。



もし立位の方をチェックして、上記のチェックポイント理想状態から特定の
あまり大きなズレでなければ、修正も可能でしょう。

神経系上におきた誤作動であれば、それを気づかせていく。
繰り返し、繰り返し、誤作動を変更していくような操作をするといいようです。



ですがあまりにも強く、隔膜部分にダメージが受けてしまわれている場合です。

たとえば、膝のダメージなどは好発しやすい隔膜のダメージだといえるでしょう。

私も、膝痛が発症した際は、激痛を被りながらも、仕事をしていた過去を思い出します。
本当に、激烈な痛みで腰に来たり、首に来たり、どんどん体の水平軸が狂いだすことを、
身を持って感じ取れたときでした。


そしてもしも膝のダメージが深刻であればあるほど、
実は他の隔膜部分に大きな影響がでてしまって水平面のズレが生じだしてしまうと、
膝が一手にそのダメージを肩代わりをするという性質を持っています。

膝は、動的に前後左右に動きますから、
他の水平面のズレがあれば膝を前に出したり、ねじったり、内側に・外側に詰まらせたり、
様々な負担のかけようで、
他によって水平面が失われた部分を修正をかけるようにして体全体の軸を整える配役を持っています。

私が膝の悪いお客様を観させていただくところでは、
私が全身の隔膜(体内の水平ラインのこと)をみれば、
腰仙関節の極端な狭窄や横隔膜部分の水平性の乱れが見て取ることができます。
複雑な筋膜系の歪みが内部的に生じてしまうことで、
胴体の水平性が保てなくなる場合、
一番にこき使われるのが膝の自由度に頼るというもの。

膝の自由度がもし機能が悪くなって、使い勝手がよくなくなりますと。
股関節部分に、同時進行的に既に大きな筋膜系の整列性がなくなっているので、
そちらの部分に影響の深刻さが増していくようなことも多いようです。



ということで、
施術前のチェックをするときに、
垂直軸のただしらしさをみるためにいくつかの隔膜が正しい状態であるのかをチェックさせていただくのが常です。

同時に、
ひとつの隔膜部分、
たとえば膝に問題があって負担が強いられていれば、
おおかたは他の隔膜部分からきた影響であるのか、またはその影響の本体自身かを観るのです。
ただ膝の場合には、ほぼほぼ100%近く、別の水平を維持するために必要な隔膜の水平性を失われるような事態に陥っていて、
そちらをケアするのが先になります。


膝の場合、
施術者同士でも、どこがメンテで復活させるのが難しいのかと問えば、
ほぼほぼ、膝と答えます。
それは膝だけのケアでは、歯がた立たないことが、しばしば事態として起きているからです。

簡単にケアできるレベルならば、もちろん、治し方はいくらでもあって、成果が出せるんです。
靭帯性関節ストレイン等のオステオパシー系のやり方など、即効があっていいものもある。
医師に手術を促されたときには、整体でケアがうまくいくケースは多くないようです。
成果としては、よくて現状維持か、徐々に後退していくというように進行を遅らせるというものです。



もしお客様が膝が痛いからといって、いきなりその膝部分の周りに腫れ上がった靭帯部分を緩めてしまうならば、
かえって自前のギブス固定がとらえて安定性をさらに悪化させることになって、状態のさらなる悪化が生じます。
私自身、基本、悪化したらどうしよう、、、という臆病さが施術の全面にでているので、
よほどの好都合な改善をみられたという回答を受け取らないかぎりは、
極力、膝には触りたくありません。




それは他にすべきことが尽くされていないということを、
お客様の口ではなく、お客様の身体が訴えてくることが、
実感できているのにもかかわらず、それを無視するのは。。。

私には非常にたちの悪いことをしているようにしか思えないのです。

個人的な考えなので、いろいろと他の施術をなさる方々には、そのままそうだとはいえません。
ですが私の施術技法では、お客様の口から出る言葉も大切にしますが、お客様の身体が話す言葉が聞こえたときには、
そちらを優先することが主になります。



なので、お客様は「膝が痛いんですが・・・」とおっしゃられてのところを、
笑顔を装って状況を少しでもわかりやすく説明しながら、改善へのステップを模索して、
二人三脚で前進するようにしていくのが肝要かと思われます。


ただやはりこのようなお客様の口がいうことを私のほうですんなり受け取らないものですから、
ここで、施術が終了となってしまうことも、頻繁ではありませんがあります。
私自身は、自分の現時点での力を持って考えるところでベストをつくすしかありません。
そのような中途半端な結果になるリスクもあることをお客様に話すのは、
非常につらいのですが。。。




それゆえに、しっかりと私の説明をご理解いただいて、
「じゃ、また来月も頼みますね!」と言っていただけると、
こころからうれしくなりますし、感謝の念が耐えません。


がんばらにゃ!と思います。 ^-^





余談ですが、膝部分以外の横隔膜部分の水平性が乱れていたとしても、大抵はすべての水平ラインが乱れてしまいます。
それは、五重塔では下層階の水平性が乱れれば、それでピサの斜塔のようになるか崩壊するかしかないのですが、
器用にいくつもの水平ラインを各々ずらすことで垂直ラインの軸の乱れを最小限にしていこうとする人体の軟部組織がなせる技ですね。
つまり人体のどこかひとつの水平ラインが乱れれば、多かれ少なかれ他の水平ラインも傾斜したりねじれたりしてバランスをとる仕組み。

そしてその各水平ラインの隔膜部が乱れる状態になるときに関与する筋肉は主だったものが特定されているので、
その主要になる筋肉群をうまくリリースするような操作を繰り返して、
きれいな垂直軸と水平軸を体内に取り戻していただけるようにしている。

かなり場合として筋硬化が進みすぎておるならば緻密な作業になる場合があるのですが、
結局は、水平と垂直の両軸を整えればいいだけじゃないの!
やりたいことって、シンプルそのものだよね〜。

そのように私自身も、思っていたりするものであります。
posted by スズキ at 12:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

靭帯を使って立つ練習をなさった同業者の方が・・・

数日前に同業者の施術をなさっておられる女性のお客様がお越しいただけました。

私ども、施術を生業とするものは、
自分の体が動かせなくなれば、
そこで施術収入が途絶えます。

どうやって、コンディションを維持して、
十分なパフォーマンスと自己メンテを両立させていくか。

そこを大切に考えて、施術に通っていただくお客様がおられます。

こちらのお客様も、そのような目的をもっておられるのでしょう。
前向きかつ、積極的です。


するといつもと比べると立ち方が「いい!」んです。
ワタシ目線で言えば、足裏の支え部分も正確ですし、
首が立っていてすがすがしい。

本人的には、ハードな施術をしておられるため、
肩が前へと持って行かれがちの位置で留まるが、
そこも以前よりはいいような気がするそうです。

ただ、全体の姿勢のクォリティがあがってくる。
すると肩の前にいくのも。
もどかしさが強く感じられ、
ゆるせない感じになりますよね。 ^-^;
それが、いいんです。

ひとつ、ひとつ、課題を見つけ、
それをひとつずつ解いていくのです。
一気に全部解こうとか考えだすと無理がたたって、
脳のオーバーヒートがおき得られるものも得られません。


とりあえず、ボウエンテクニックの肩の調整の仕方について、
ボウエン講師が教えても良いといっていたと記憶していたので、
それをお伝えしておきました。

同業者ゆえ、セルフケアワークのひとつに取り入れてほしいと願っています。



また立ち姿が極端にレベルが急にあがったのは、なぜ???
その疑問を投げかければ、

「私が前回、靭帯を使って体を支えることをお伝えしたのですが、
 それが比較的わかりやすく、自身でそれを実践していた」といいます。

体調がよくなって安定する姿勢をしておられるように見受けられます。


合気柔術の岡本師範が元ネタでございます。
多謝です! m__m



土曜日を休業にして、合気柔術講習会に通ったほうがいいのだろうか。。。
いろいろと、なやんでしまうところです。

実際に、合気柔術の業をきれいに決められるようなまで、人体操作が自分の体でできるようになることは、
それこそ最高のセルフケアにつながっていく。

そのような実感があります。

合気柔術以外でももちろん質の高い身体操作法を必要とするものを求道心をもって取り組むこと。

だいじだなと、思います。

posted by スズキ at 08:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月14日

「やる気がでない」状態からの離陸。

昨日の施術で非常に嬉しかったことです。

去年の10月からボディワイズに通ってきてくれているお客様の変化です。

こちらのお客様とお会いしたのは去年末当たりですが、
知り合った時期は、2015年ほどのメールでのお問い合わせからだったと思います。

そういえば、インターネット経由で施術を実際に受けていただける方のたいはんは、
この方のように、数年前くらいからメールでやり取りをさせていただいた方ですね。
そうなると事前にお客様の様子や人柄がわかっているので、初回にお会いしたとき、
私の対人緊張度が下がってくれるので、メールでの事前やり取りはほんとうに助かっています。 



お客様の状態については、プライバシーの観点から詳細は述べられません。m__m
ざっくりしたところでは、「どうしても疲れやすいし、集中力がつづかなくて・・・」といわれます。

確かに背中に大きな背負子を背負っているような重いものが、彼の背中の上方にあることが、
私にもありありと目視して目に映る感じなのです。
重心が腹に定まらず息苦しくなり、首の位置が前へ前へと押し出されていく。
浮ついた感じの立ち姿です。



ちなみに、つかれやすいとか、集中力がつづかない、意欲が減退するとか、、、。
施術院に通うお客様としては、よくある訴えのようにも聞こえてきます。

私が初回施術をする前に、お客様の体をチェックさせていただいたときの印象としては、
「大変そうな面」も体の主要部位の硬化萎縮した多くの筋肉から見つけたのは事実です。
特に精神的な課題が多くのネガティブな体への状態変化を及ぼすと、
なかなか復活することは時間がかかることになりますし、
私の仕事だけでは完遂するものでもありません。

極度に疲れやすくて、集中力がそがれるという場合には、
過半数に精神的なクリアすべき課題をお持ちのケースがおありのようです。

現代日本の生活環境は、ストレスが過剰に働き過ぎる傾向があるということは否めません。。。
その点が大きく深く脳のひだの隅々に刻まれているかどうかが、改善のしやすさに関わってきます。


精神的ストレスが大きいときには、
それだけで体をバランスを取って支え続けようとするバランサー機能を発揮させるセンサー筋が弱化して、
うまく体を支える作用が働きません。
それにより精神的ストレスがおありな方に「特徴的な姿勢パターン」に陥ります。
私どもはその特徴的な姿勢をパターン化して把握しているので、
そこで該当するかどうかをチェックしているわけです。 ^-^




生来的な呼吸器の機能が胸郭の問題から発揮しづらかった点を押して
受験勉強のような極度に必死にならなければというプレッシャーを背負い
体を固めてがんばってきたところ。
お客様自身が、そのようなところがあったと、ほぼほぼ現状把握ができていて、
私もおそらく「その通りの局面から現状に及んでいる」という面が少なくない。
そのように見受けられておりました。


外見上は体格もよく動けそうだからもっとがんばれと周囲に言われ続けてきたり、
自分でももっと動きたいが動けないというところに、
いらだちと切なさの感情がわいてくるものです。
そこから生じるストレスも、それは大きいもの。



大変だったろうなと感じました。



ただ精神的疾患がおきているわけでもないのは、
姿勢の様子や筋肉のコンディションからわかる。

そしてこちらのお客様の様子を見て、私自身は非常に明るく施術に取り組むことができました。
これはきっとうまく体が立ち直るはず」と、直感としても確信できた点も多く見受けられました。



丁寧に施術をして、体の状態を無駄な筋硬化を廃してしっかり体の操作の仕方を理解してもらえれば。
それだけでも対処は済むのだろう。
そう思えたところで、かなり自分勝手にほっとしていました。


ただもちろん数年以上も苦しむ状態がつづいた慢性的な身体にかかる問題であれば、
たやすく改善するということはありません。

急性でなにか怪我した状態で、そこを改善していくための施術をして欲しいというときは、
「まってました!このテクニックで一発です!」というものも、引き出しにいれてますが。
半年以上にわたって身体の辛い状態を継続経過すると、
その経年変化が現状維持か悪化しているようなときには、
ひとつの体の問題は、関連部位に多く影響を広げてダメージを蓄積させ複雑化しています。
その様子をタイムラインを歩くように観察しながら、
多層化した筋膜の地層にどのようなゆがみの力が埋設しているものかを推理推測していく。

そうやって、今日の施術でリリースしていいところの幅を見定めていきます。


慎重に対処をすることで、
不安定さを誇張させすぎて、かえって体に二次的負担を強いないようにするのです。
そこがおそらく一般の方や、たとえ私の同業者であったとしても、
私自身の施術法での特徴をしらなければどのような加減ですればいいのかわからないものでしょう。 
かなり難しい読みの連続になっていますから。



ただしすでに数年来の姿勢の歪曲状態が保たれたわけで、
骨の間際の深層に深く筋肉が伸び縮みを忘れた状態で動脈を圧迫して血行不良部位がそこかしこにありまして。

やさしーく、リリースをしていくようでは、ダメで、筋肉の硬化した部分の量を多く「ガツガツと取り払う」。
特に背中側の筋肉の厚みは、もしハンドマッサージ等で解こうと挑もうとしても、弾かれるでしょう。
おおよそ歯がたたない状態。 ^-^;
私自身、腕力は、昨今は非力ではない出力をしめせるようにもなりました。
ですが、まったく歯がたたないですよね。
お客様自身に極度の痛みが出る部位が多数筋肉の内奥に潜伏しているため、
肘やナックルなどで圧をかけると、当たりが強すぎて解けないんです。

実際的な話ですが、
私が工夫して自作していた重りをてこのように使うものや自作てい鍼も、
私自身が以前に肘やナックルでの圧をかけていたときよりも優しい負担で済まされるかどうかが採用基準になっています。

ただ自作てい鍼では、神経系に刺さるような痛覚を覚えるのですが、
そこはてい鍼のツボを刺激して修復する別法の技ですから。 


こちらのお客様も自作てい鍼をフル活用して、器用に多層化した問題部分の筋膜を毎回、着々ととリおろしていきました。


施術は、このように私の考えて組み立てた筋膜リリースの積み重ねで着々と進んでいくことができました。



そしてあとは、お客様自身の取り組んでいただきたい課題として、
ごくごく簡単なものではありますが、立ち方や歩き方の磨き上げ。
ここに磨きをかけていただけるかどうか。

それはこれまた解説無しでざっくりいえば、 ^-^;

骨を使って立つこと。
骨組みをどう並べるかで、骨格の強度は雲泥の差が出てきます。
もっとも立体的に。
そして上下左右の広がりを持たせるために伸筋利用を旨とする。
伸筋を伸びやかに使えなければ骨格の強度は非力そのものです。

立位状態にて伸筋モードに入った状態と、屈筋モードに入った状態の差を体感していただきたくて、
お客様に特定の指示をださせていただいて立ってもらうのですが。
伸筋モードになれば、足のかかとに根っこがはえたように強固になり、びくともしなくなります。
屈筋モードでは、逆にほんのささやかな力でグラグラです。


屈筋モードで体を操作する癖がある人は、
十中八九、各筋肉が連動連鎖してしなやかな操作ができなくて。
施術にて外圧を加えられて、体内の気血の流れが一時的に改善しても、、、。
屈筋優位な立ち方や歩き方で施術院の外に出れば、
基礎的な状態がすでにある程度整っているものでなければ、
早々に体の主要な大関節がずれだして動脈を圧迫しだすので。

その時点で改善回復基調がとどまってしまうものなのですね。

この点は、私自身、お客様を多く見てきているからこそ、確信できたところです。

少しずつでも伸筋モードに、身体操作を移行していただけるよう、
ひつこいな〜といわれるほど訴えかけること。確認してもらうこと。

ここが施術に欠かすことができない、重要な視点なのでしょう。


だから自身で自分体を操るための思考力を身につけてもらえるならば、鬼に金棒。
基本的な人体の仕組みがよくわかるまで、
トライ・アンド・エラーをいとわずに挑戦し続ければ、やがては安定的に体の改善は図られるものです。

そこにちまちまとこだわるのが、私の私自身への信条でもあるのですが、
同様な気風を持っている人かどうか。
なんとなく雰囲気でわかるものです。

^-^;

おそらくこのお客様は、そうだろう!

まだ年齢が25歳という、私の施術院に通っていただいているお客様の中では、
若頭的な年齢ですし、水泳をしてきた体つき、水泳をした人独特な筋肉の質が、
十分な体の改善を前向きに推し進めていく力になってもくれるでしょう。


もともと知的でこだわりのある研究熱心さが持ち味の素直なお客様ですから、
体の使い方について、課題として取り組み思考を深めてくれている頼もしさ。


その時点で、自身で「なにか体が変わった!」と気づいてくれるときも、遠い話ではないと感じました。




昨日のお客様の報告からは、
第一声で集中力が戻ってきているとつたえられました。

あれほどまでに、どうも、ぼーっとして自分じゃない、という状態から、
目力が違ってきていることも、見れば一目瞭然でした。



お勤めなさられている会社で推奨される資格試験の勉強もはじめているし、
自身の将来をも背負って英語の勉強をするためにスクールにも通いだすそうです。

そのようなことは去年の今頃は、会社の先輩から資格試験をパスしておけよといわれてもしようとも思えなかったそうですが、
いまは、ゴールデンウイークの休みを6月の試験に向けて勉強時間に当てたんですよとおっしゃっておられる。

これで、資格取得後は月給が2000円プラスされるようになるんだね!

おぉ! もろもろ、やったね〜。 ^ー^v



歩き方はいまも模索中だが体もよくなってきたし、
課題として仕事に必須な登山能力が増したりできれば、尚可だといいます。
そちらに向かって、備えようと言う心構えが嬉しいですね。
・・・というような考えに変わってきておられました。


昨日の身体操作についてのアドバイスとしては、
簡単な、頭-首-背部(=胸椎・腰椎・仙椎・尾椎)を一連にして動かすアレクサンダー・テクニーク的な椅子に座ったり立ったりの
チェアワークの真似事をしていただいたり。

施術が終わって立ち姿を最後に確認させていただく際に、
カメラで胸の上辺と首と頭が映る横からのスタガを撮影。

すると本人的にも、「なかなか悪くないな!」といえる写真が撮れていました。


お客様がお帰りになられる際、
うまく体力と気力をチャージできるようになってきた様子をみて「気をつけて帰ってくださいね!」と声をかけながら、
よかったと、、、ほっとしました。


それからこちらのお客様が施術を受け始めた当時に、一枚だけ撮影させていただいた立位の写真を引っ張りだして、
「おぉ! すごい、いい感じにかわってきたじゃないの!」
と、非常に口元をにんまりとさせつつ、うれしくなりましたね〜。




結果を出していくことは、プロの施術をするものとしては当然のことですが、現状の私自身の能力が限度です。

自分勝手なやつだといわれそうですが、
基本的に私は私が考えて納得したこと。
そこにだけに、今後もこだわっていくつもりです。



要領よく融通をきかせて他の施術技術を取り込んでしまえればいいのですが。

おおよそ、そこに安住してしまったとすれば、
私自身が、自作てい鍼を作り使い方を模索していけただろうか?
そのように思うのです。

他の施術者から吐き捨てるようにいわれたことがあります。
「そのような器具を素人が勝手にこさえて馬鹿げた使い方をして、
深層筋を緩めるのか痛めるのかわからんな」と。

別に私はこの施術者が私がしている仕事にさほど関心がなく、
自分がすごいといいたいという心理が働いて出した言葉とわかっているので。
不思議なほど少しも腹が立つこともなかったのです。

ただもし10年前の私が、今わたしがおこなう施術中の流れを見れば、
同様な感想を持っただろうかと、想像するに留まります。
自分がなにも知らないのに知ったつもりで話をしたがる。
そういった人間の性状を理解すれば、
さほど害がなさそうならばスルーすればいいだけですね。



ただ、結果として、もし自作てい鍼を原型から少しずつ進化せてこなければ、
実際問題としてこちらのお客様が、現状の体力チャージができるまでなっていたのか?

おそらく、自作てい鍼を用いた施術をして後と前とのギャップを考えれば、
「ムリだったろう」と、施術の全体を把握しきっている私だからこそわかります。。。



実際のところ自作てい鍼を駆使してのしごとは、
施術技術が確立していてどこかで学べるものではございません。
使用説明書が一切ない世界。

それゆえに試行錯誤の連続から夜も眠れず。
真鍮の丸棒を削り続ける日々だったり、
自作てい鍼をどう使えばいいかを考えたり。
施術者にとって不測の事態が一番怖いものですから
使用に非常に気を使い厳しい点もあって。。。

ついつい、なんで、自分は寝る時間を削ってまで、
こんなに手や首や腰をガチガチになるまで酷使して。
ついでに右脚の親指の生爪を再度はがしながらも、
甚大な負担を背負い込んでるのだろうかと割り切れない思いがよぎるときもあります。

ほんとうに芯まで体力的にギリギリまでいくときは、
こんなような弱さがでてきてしまうものですよね。



そんなときを過ごしている。
ただ、だからこそ。

この度のように、
お客様の深層部までリリースが深度をあげられて、
そのお客様の人生のあらたなページに貢献できたのかなと思えるようなとき。
結構、シンプルに解けば良いように施術最初は思えていたのが、
徐々にリリースが深まると「えっ!」「お〜やぁ、これは大変」というものも見つけだしては、
本人にそのようなものを連発して伝えれば、
自分の体って本当にひどいものなのねとしぼまれるといけませんので、
そこはさっさとリリースをしてという難事をつき壊して、力技で突き進んできました。
ガタイがなかなか良いところもあって、まさに、力技でやってまいりました。 ^-^

正直、それだから結果が出てきたよといっていただければ、
うれしくなりますし、やってきてよかった!と感情に火がつきますね。



初回の施術のときに感じたままの「きっと施術で深部の筋の緊張がとければ、それだけで大丈夫だ」というときを迎えられた。

よくぞ、がんばって、私の施術を受け続けていただけたと、感謝いたしております。 ^-^
posted by スズキ at 10:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

施術中に、本人の意思とは関係なく体が動いてしまう時ってあるんですよね。



施術中に、本人の意思とは関係なく体が動いてしまう時ってあるんですよね。


私が施術をしているときにも、ある特定のお客様は、特に施術の回数が初期段階のとき。
お客様の意識が落ちて寝入っているように周りからは見えるのだが、
私の「すいません!今度は、仰向けになっていただけますか」という声には完璧に反応しているので。
実際は意識が行き届いていて気づいている状態。

だけど、体の機能だけ、いつもの興奮したままの交感神経優位の状態からすっかりはなれている。
とても深くリラックスをしたような脱力を示しているかと思えば、
急に顎がカチカチカチと噛むような動き、
肘や、手の指や、肩や、骨盤や足が、本人の意思ではない動きがおこる。

それは、珍しいことではない。
自分で自分の体の状態を感じ取って脳へと神経を通じて教える感覚器官があるのだが、
その感覚器官がしっかりと自身の体を24時間モニターできている状態であれば、
そのような動きを施術じゃなくてもしているわけです。
起きて意識があるときも、そのような反応は薄いものだが出てくれていますが、
実際は脳波が深くα波以下の落ち着いた段階にスライドした時に起こりやすいと言われています。

隣で人が寝ている時に、その人を観察すると、ピクピクとどこかが動いているし。
寝返り行動のなかにもそのような体の内側の筋膜系統の詰まりを自己開放させて
修正をはかるような対応をしているものです。

実は私自身、近所の八幡様にいき拝殿前で手を合わせると、
かならずこの反応が起きてきて、
それだけで一日の体の中に蓄積された負担がだいぶ軽減します。

それに田町駅近くにある御田八幡神社に立ち寄ると、
かなり歩いたためもあるが意識が飛んで深い瞑想状態に陥りますが、
その後に施術上の課題が氷解したりすることもしばしば起こります。

自分の脳波をうまく場の力を利用して、
制御しているわけですね。

反対に神田明神の裏手にある末社では、
リラックスをしてはいるが意識がクリアになってとんがった末に、
アイデアのブレイクスルーが起きることがあるんです。


自動的に自己調整をするモードに私自身の意識と肉体を持っていくことで、
ときには施術をしている時に大きな成果があらわれてもきます。
それは日頃、自分の経験上、場に影響されて意識が変わる体験を通して、
自分の内側を制御することも、ある程度は可能なものだという実感を持ち、
それを施術中に集中力という言葉では現せてはいない力を使えるようになります。

それがなければ、
大きく体を改善させるというのは、
大きく現状を壊していくといこと。
正解へと続く変化を生み出すのはたやすいことではありません。



それは実は施術中に起こることもあるのです。
施術後に数日間かけて起きるのが普通です。

一端は体が施術を受けて急激にかわるため、
いつも以上に痛みが患部からかその周辺から感じられたが、
数日もすればかえってそれがすっきりしてしまったという。

施術中に体の書き換えがされていきそうなきがしますが、
実際は施術が終わってからです。

お客様自身の体が、施術という外圧により大きな変化を強いられたわけで。
恒常性を無視されたほどのびっくりさです。

その変化を受け入れるか、排除するか。
判断を施術が終わってから何日間もかけて、
お客様の内側で判断を繰り返していくのです。

そのときに体の使い方が、甘い方であれば、、、
筋骨格系が血流悪化を促進する動きにでて、
ここちいい変化のはずも、そこを排除して元通りに戻るか、
元通り以上にへんてこなことになっていきます。 

でもうまく深層の筋肉を伸びやかに使おうと言うところへ
運動感覚野が書き換わりますと、その深層筋の脇にある動脈が圧迫されて問題がでていたところが収まります。

ただもちろん、深層の筋肉群が骨の近くで骨膜にがっちり付いている最近の一部日本人の体質タイプでは、
深層筋は緩められたつもりでも、早々にそこの深層筋を過剰に委縮させなければ立てないというところから逃げられずに、
また血が止まる。

そのようなところで、症状を改善させるよりも維持に終止するということもおきやすいのです。


ほんとうに、深層筋が固まると、石より硬いというのは誇張じゃないのです。。。
まず、そこを、面倒見てから、次に移るようにする。
その深層筋リリースまで手が伸ばせるかどうかについて、
私自身も、必死にいろいろな手を生み出して迫ろうとしている次第なのです。

ある程度のリリースは可能になってきてますが、
精密さや見立ての難しさから、今もまだ十分にやっていっているという実感はないので、
どうにか別の側面での工夫を詰めないかという。

そのようなアイデアに思いを寄せていくわけです。。。






そのようなさなか。

昨日、ボウエンテクニックの講習会で得た観察には、非常に多くの価値あるヒントをいただきました!!!


講師のミトさんが、講習生のひとりにセッションをなさってのこと。

講習生の方に、ボウエンテクニックを受けるときに起こりやすい、体が自己調整をしだすという反応が起きだしました。

ボウエンテクニックでは、ちょっとざっくりした説明では、
体の影響力の強い部分を把握していて、クライアントの状態を調べるときにそこが問題がありやなしやをチェックする。
その体の芯に影響が出る部分に対して、課題をみつけてその部位をアプローチをしていたときのことです。



その反応が量的に大きいものであったというのも驚きのひとつでしたが、
質的にうまく中枢神経系の自己調整が進みだして、筋骨格系が蓄積した負担部分の硬化を自動で取り始めるところへの反応が、
かなり的確であったように見えました。


その講習生の方に、
その反応がおきていたときに、どうであったのか?と教えてもらうと、
「やはり周囲の状況は目を閉じていても、とてもクリアにわかる。だから意識もある。
でも勝手に顎が複雑に動きまくる。その状態を、『あっ、動いとるな〜』と自分も見つめている」

とのこと。。。


意外に、、、私自身、日頃の神社仏閣めぐりにて気のセンサーを張り巡らせているので、
その場で起きていることを、幾つかの側面から観て感じていたのです。
詳細は述べても私の個人的な感じ方という主観が多くなるので、
あまり参考になるものではありませんが、
その彼女自身の作用だけではなく周囲にいた講師の方や講習生などの、
そのセッションを受けている方にそそがれた集中力が気として作用してしてもいたように感じました。

やはり講習生たちも、真剣に人の体を改善させていただく手助けをしていきたいという、
澄んだ気構えを信条としておられる方々です。

それも手伝って、
ちょっとしたポラリティセラピーでもちいる、
ポラリティサークルがつくれていいた感じで。
なんらかの彼女の力だけではない力もそこにヘルプされているかのように感じました。
私にはビジョンとしてくっきりそのような像が映っていた次第です。
ただ、私自身、思い込みが強い方かも知れませんで、そこは、
「はいはい、そうですか」と済ませていただいて結構ですが。 ^-^;;



客観としてその講習生の顔の皮膚の下の表情筋の整えられた様子をみれば、一目瞭然。
なにか、その方の内側では素敵なことが起きたのですね。
そこは、本当に感動的です。

そしてこのレベルで起きたことは、
私の経験上、筋骨格の神経レベルに変更書き換えをする以上の、
変化の定着が図られるようなことが多いのです。



案外、ボウエンテクニックの場合は優れた定着を示すことが多いのですよね。


もちろん、戻りがあるので、その分は差っ引いて考えないと、
これで100%変わるんだという現実逃避につながる幻想に、
足をずっぷりもっていかれるということになりかねません。


さまざまな要素があっての、定着率なんです。


この定着率が高いか低いか。
そこが実は施術を継続していく意味があるかどうか。
鍵になるところです。

いくら瞬間的に大きな変化が起きたように見えたとしても、
そのようなことは体の幾つかのポイントを要領よく調整すればできることです。
施術の初心者であった過去の私も、そこができてしまったときには有頂天になった時がありましたが、
それはほどなくして、そこに価値を置くのは幻想だったと。
そう、悟りました。

早々にまた元通りに戻るようなことがおおければ、
お客様の体が改善する曲線が、現状維持か、それ以上には進まない。
それどころか症状が強い方ならば落ちてしまう場合だってあるのです。
そうなるときなら、それをみてこちらでできることはこれまでのことですから、
他の施術院をお探しくださいということになります。
そんなことを言う方も断腸の思いですし、
いわれるほうだって、ショックです。。。。

でもそこで改善した状態をどうやって定着させるかというところで私がたどり着いたのが、
深層筋まで必死に緩めて、血の通えない部分に血液の河を、リンパの流れを取り戻そう。
ということでした。

そのように考えて以来。

愚直にそこに向けての独自のアプローチを探り続けてきているわけですが。
深く私が掘っていくという肉体的な物理面でのリリースと同時に、
お客様がご自身で身の内側からより書き換えやすくしていけばいい。

そういったところにボウエンテクニックの積み重ねられ使い、磨かれた技量が光るわけで、
そこは期待していたものの、個人でのボウエンテクニックのセッションも面白いのだが、
澄んだ気の満ちた場で、人がいて、という場合には、興味深いことが相乗するものですね。



確かに、様子をつぶさにみれば、
講師からのセッションを受けた方の特殊性はあります。
この方の特質がなければ、ここまでの反応はおきません。



ですが、その場で実際に様子を私の目がとらえて、
頭のなかに印象としてそこで起きたことを記録できた。
そこに大きな感動と気づきの力がインストールされた。
こういうのは、本でみたり、映像でみたり、話からきいても、
どうしても実感がわかない、弱い情報にしか過ぎないのです。

場を共有したという経験を通してのみ、
理解できることもあるのです。


施術のうまい講師と、この講習生の方がおられて、本当に有りがたかったです。 ^-^


おもしろい方向性をみつけられるヒントをいただいた感じがしました。^ー^
posted by スズキ at 09:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月10日

ボウエンテクニックと自作てい鍼をつかったインパクト圧で、母の足の怪我の急場をしのぐ 

今日は、私が現在習っているボウエンテクニックの講習会の日。

本日で、ボウエンテクニックのあらかたのベースになる技術は習えたこととなり、
次回のモジュール7という回で、めでたく技術的な試験をパスできたら卒業です。


講習会が終わり、神楽坂の神社仏閣巡りをしてから帰宅したのですが。

私の母が、私の帰宅後に帰ってきたのですが、
なぜだかびっこを引くどころか、
杖をついて玄関を開けて入ってきた。

私:「えっ?どうしたんですか」

状況は、次のようだそうだ。

カラオケ店に遊びに行き暗がりの店内を歩いていたら、
いきなり足元が下方に凹んでいる場所があって。
転倒して右足部と足首が腫れ上がり熱を持って、
とっさに転倒時に支えようとした右手も腫れて。


この状態では普段の生活もおぼつかないほどで、
それどころか仕事にいくのも大変な状態ですし。


そこでとりあえず、
私がケアをすることにしました。

習いたてのボウエンテクニック。
膝、骨盤、ハムストリング、尾骨、仙骨、足首、呼吸器等、、、。
関連しそうなボウエンテクニックの手技メニューをフル活用です。 ^-^




それだけでは、私にとってハンドリングに難があるので、
自作てい鍼で、背中周辺と殿部筋のインパクト圧。
こちらを数か所、パンパンパンッと、ちょっと強めに圧。
そして右足首周辺というより、右膝も固まっていたので、
自作てい鍼を、4本くらい任意に患部に気を通すための経路に設置しました。




すると、患部の腫れが多少おさまりました。
そして、かなり強い熱を持っていた患部が、
ほぼほぼクールダウンしている状態になる。

あとはキネシオテープを利用して、
患部を保護しつつリンパの流れを促進させることに。

すると、、、
さっきまで壁をつたえ歩きだったのが、
すたすたと歩いてトイレに駆け込めた。


よかったですね〜。 ^-^





あと、自作てい鍼の使い方について、まったくの個人的な余談ですが。

2本の自作てい鍼を、ノミとハンマー的な使い方をして、
インパクト圧を発生させて、
手や肘でさえも溶けそうもないリリース困難な場所を、
さくさくっと解くという荒業です。
非常に現状のお客様の状態を大幅に底上げしていくための有効打になっており、
これがなければ、今日の私の母は、まだ足を引きずってしまっているはずです。

ただ自作てい鍼をつかってインパクト圧を生じさせる施術者側に、
意外なほど負担がかかる状態での施術を続けてきました。。。

自作てい鍼を振るうときに、
今まではインパクトを与えるハンマー役の自作てい鍼を握る側を操作するとき。
肘を固定で、手首のスナップを使っていました。
それは右手でおこなう操作が多いのですが、
やがて右手の中指の第二関節の周囲の靭帯が引きちぎれるような激痛が襲ってくるようになりまして。

「これは、なんらかの工夫をしなければ、続けていけそうもないな。。。」

と、必死に改善策を練っていました。


そして
二胡の音出しの基礎練習をしようと思って、
私が最近ずっと繰り返し見続けている映像をチェックしていると。。。

「あれ、、、左手の弦を押さえる腕は、
 あらかたいつも竿部分に直角か、それに近くなるようにしていて、
 肘の操作に、ずいぶん巧みさを感じられるな。。。」

そのようなことを感じていたんですが、
それが肘を上下させて前腕を竿に直角になるよう構えようとすると、
まったくうまいこといかないんですよ。
かえって弦を押さえる力がうまく入らなくなってしまって、
音がかすれたり、弦の異常なビリつきがでてしまったりと、
散々な結果がでてきて、迷宮に入ってしまいました。

(二胡を弾いたことがない方、わけのわからないことをいってて、申し訳ないです ^-^;)

そのときの二胡を弾く際の、私の左手側の弦を押さえる手を意識しつつ、
自作てい鍼を使ってインパクト圧をかけるときに肘の動きの上下をつけ、
先程、母の施術の時に肘を意識しつつトントンとしてみたのですが。

ダメだなー。


そんなとき、気づいたのですが、
「あっ、この二胡奏者の演奏は、肘を動かしてそうに見えているが、
 実は、肩甲骨部分のローテーターでさばいていくと、肘が動いて見えるだけじゃないのか?」
 
そんなことを思い、
今度は、肘を固定で肩甲骨のローテーターする力を使って、
インパクト圧を創りだしてみたらどうなるのか試してみた。

すると今はまだ、微妙かつ精妙なインパクトをそれでは与えづらい点があって要練習ですが、
一発ごとのインパクトが、どれも母の体の芯へと深く入り込んでいった。

いつもよりもインパクト圧の手数が少なくても、
十分な成果がでているように見受けられました。

肩甲骨のローテーターでインパクト圧を創りだそうとすると、
圧を創りだす際に正確な基線を繰り返し規則正しく打てます。
その力加減は精密さを増すこともできるようになるでしょう。


修練を積んでいけば、とてもよく効きそうです。 ^-^




おそらく、正解へと一歩近づいたような気がしました。

自作てい鍼でインパクト圧を生み出すときに感じた右中指第二関節の靭帯損傷ぎみの激痛もかなり減少してくれたから。
それは非常にありがたいことです。


施術者自身が極端な苦痛を訴えるような操作をするときには、
なんらかのまだ未熟なところがある場合がほとんどです。
ただそれを自己解決していかないことには、
せっかくの貴石の埋まった原石を磨かずに、
価値をさげたままで居続けるようなもので。

体が壊れそうなギリギリまで粘りに粘って、
緊張感を高めて気づきをえていくしかない。

私は、
いいアイデアが天から勝手に降ってくるなんて120%信じません。
天はヒントはくれるものの、それを読み解く自力が試されるのです。



そこに楽しみと喜びと自己成長があるわけです。




それにしても、おそらく基礎をただしく弾かれる二胡奏者の映像を食い入る様に繰り返し見ていなければ、
最近、腕の操作がドツボにはまっていたので、冷静に腕の正しい動き方をたどるにたどれない状況でした。
いまだに二胡の基礎練に勤しみ続けていて、ろくに曲も弾けませんが、まじめに練習していてよかった。


また、いつかはボウエンテクニックと自作てい鍼の2つを取り持って相乗させるセッションをつくっていくことは、
実は、以前から考えていたので、その施術イメージはすでにシミュレートしておりましたから。

ほんと、それで今回は母の足の怪我の急場をしのいであげることができて、よかったです。 ^-^

posted by スズキ at 02:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

施術で大変なハードルの高さがあるのが、前縦靭帯が骨のように固まって動かない状態です

前縦靭帯骨化症.jpg

図を観ていただいて、
薄緑色の部分が前縦靭帯という靭帯です。

体調が極端に悪い方には、
意外に多くの割合でこの前縦靭帯が骨ほどに硬化してしまい、
胸椎がほとんど動けなくなっている人が多くおられるようです。
実際にお医者様から「前縦靭帯骨化症」という症状名をいただき、
私どものところへおいでいただいたお客様もおられます。

ただそのような症状名をもらっていなくとも、
実際には胸椎の椎間板が縮んだままだったり、
椎間板が部分的に拡張したままであったり。
あまり変異したまま動けない部分があるか、
胸椎全体どころか胸郭全体の動きが大きく制限をうける場合があります。

この前縦靭帯は、胸椎の前側にあるということで、
胸骨や肋骨、そして心臓や肺の裏側に位置します。


多くの場合は、この前縦靭帯が硬化した状態が強まるときには、
肺の動きや肋骨や胸骨の稼働制限による呼吸のしづらさ・息苦しさ、
胸腺の働きの制限により免疫力の低下からアレルギー等や病疾患になりやすく、
心臓への負担からの血行への問題などが生じてしまうものです。

ですがお気づきのように、前縦靭帯に対して、
直接的な物理圧をかけることが不可能に近い。
胸骨や肋骨、そして心臓や肺越しに前縦靭帯を加圧するなんて、
できるものじゃありません。


すると多くは前縦靭帯の硬化に問題がでてしまうことがあれば、
ほとんどは一生そのままでいるしかないのです。。。



ただ、異常といえるほど、
現在の日本人の姿勢悪化のせいで、
前縦靭帯が骨のように固くなり胸椎が動けない人が増えています。


私個人の施術上の対処として、
この部分に対しても背中側からのインパクト圧やそれを掛ける前の念入りな下ごしらえ、
それにつづく重りをつかったてこの原理を活かした胸椎部分のリリースなどをすること。
最近、インパクト圧が使えるようになって、
どうにかこうにか、そのリリースの成績が良くなってきました。


ただ、、、じつに大変極まりない作業量ではんぱのない精神力や集中力が必要な難しい計算が重なる施術です。
施術をする私が息をするのも忘れ、
お客様の状態を必死に把握して、
それを私の脳内に3Dに描き直してアプローチポイントを絞り込み、
そして手順を決定しつつ、それを暫時改定しつつ、
険しい山道を登っていくような感じです。

あまりの大変さから前縦靭帯が硬すぎるという方の施術が続くと、
施術後にほぼほぼ、お客様がお帰りになられた瞬間に、
その場で倒れるように意識を失う感じ。
夜中の3時まで気がつかないほどです。


この前縦靭帯が骨化したら、
私自身、多くの施術関係の本を目を通して、いいと書かれていることは、
愚直に必死にトライしてみたが、どれも、現在の日本人の骨化具合には、
歯がたたないものでしたから。


まずもって必要なことは。

普段からの姿勢を悪化させないようにするスキルを養うことですね。
そして意識的に猫背だったり反り腰だったり、
首や頭が前に落ちるほど出てしまっているような状態となることを避けてください。

そして前縦靭帯を骨化させるまで、固めないうちに、
ヨガや肋木、その他、エクササイズや施術院で施術を受ける等により、
改善を図ることです。

または下記の本なども参考になるでしょう。
どうしても胸郭運動の改善をお客様にしてほしくて、
先日から購入を考えていたが費用をそちらに当てられずにいたのだが。。。ついに、買っちゃいました。^-^
ただこれは一般書ではなく専門書ですから、一般の方にはすこし自分で読みこなし実践するにはハードルが高いかと思います。

胸郭運動システムの再建法 第2版-呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療 Web動画付


もしほんとうに前縦靭帯が骨化してしまい脊椎の稼働制限が著しくなったり、
胸郭内外の臓器へと不調が及ぶようなまで固めてしまったら。
現実的な話として、
改善はなされづらいといえるのではないでしょうか。

私自身、多くの施術院を知っているわけではありませんから、
いい加減なことを申し上げられませんが、
私の知り合いのとても優れた能力を持つ施術家の方でさえも、
この部分に極端な問題が起きれば、無茶な力をかけるような
力任せの施術をしたら、かえって骨化した靭帯が裂けたり
周りの組織をともなって肉離れ状になってしまったり、
甚大な故障リスクが起きるおそれがあるからアプローチは、
改善できるほどのことはできないと言っておりました。

私のところでは、私が多くの時間をここに意図的に割くことで、
どうにかこうにか対処を図るようにしているのですが、
私と同じ程の施術時間をお一人のお客様にかけることができず、
やはり対処は難しいと言わざるをえないとのこと。

実際に胸椎部分をいきなりスラストをかけられて、
甚大な事故が起きたというケースも聞きますから。

お客様への危険を避けるため、
手を出さないようにするときがあっても正解だと思います。
しっかり研究、研鑽を積んで十分な力が整えられたときに、
そのときに初めてアプローチをするようにしたほうがいい。
そのようにいってよいと、私は考えます。



私自身も、前縦靭帯が骨化した方へのアプローチ自体、
危険だからできないと言ってしまえがいいのかもしれません。
ですが、日頃、よくしていただくお客様ですから、そうも言えずに進んで施術を試みますが。

私自身の施術でも十分すぎるほどのことができているとは言えません。
少しずつ進展はあるものの、難解な問題はいまだに多く、課題ばかりだともいえるでしょう。
まだまだ、研究段階です。




本音で言うと、
極力、前縦靭帯骨化症は、さまざまな内臓諸器官への問題や運動器系の制限など、
生命にかかわるような重大なネックとなるので、
そこまで固める前の前に、固めないように努めてもらうというのがいいんですね。

それが、お客様にも施術をする私達にも、なによりうれしい結果を生み出せるでしょう。 ^-^
posted by スズキ at 05:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

筋繊維をピチカートする感じで筋膜リリースを。^-^



最近、二胡が弾けるように、時間を見つけては、
ドレミの音出しから練習する独習の日々を送っております。
超初心者モードで頑張っています。

気に入った二胡奏者のYouTube映像を観て、
演奏時の所作をつぶさに観察して、
コピーさせてもらっています。 ^-^


バイオリンを弾かれる方が教えてくれたのですが、
バイオリンの演奏技法にピチカートという、
弓で弦を弾くのではなく、
指で弦をはじいて音を出すというものがあるそうです。

そのバイオリンを弾かれる方がならっている先生から、
弓が弦に当たるとき。
そこを顕微鏡レベルで拡大して観察すると、
弓に塗った松脂の粉が、弦をピチカートしている様子が見て取れるといいます。


そのお話をお伺いして、
あっ、そういえば最近、弓に松脂を塗ってないと思い出しました。 ^-^;

二胡もバイオリンも、弓に松脂をこすりつけるのは同じなのです。

注意深く弦に弓が引っかかって音を出させるように噛ませている動作を入れているにもかかわらず、
音色がかすってしまうのは。
まさに、松脂を半月ばかり塗り忘れたせいでした。 ^-^;;



二胡を弾くときには、
「いい音」を奏でたいものです。

曲を弾く練習は誰もがおこなうものですし、
練習をしっかりすれば上手くなるでしょう。

ただしっかりとした弦に弓を理想状態で当て、
弓についた松脂の粒子が弦に接触してピチカートさせる際の振動は、
その二胡奏者の、まさに技巧的な大切な音作りに関わるものですね。

演奏者ごとに同じ二胡を弾かせても、
まったく違った音色が現れてきます。

そこの違いは驚くばかりです。



バイオリンを弾くお客様から、
弓が弦に当たる際の松脂がピチカートするイメージを教えていただいたとき。

私の脳裏は、
施術の際に筋膜等をリリースをするときのずり圧にオーバーラップさせていました。

筋膜リリースをするために、ずりずりと手や重り等を活かしながらずり圧をかけるとき。

ずり圧をかけたときに、筋繊維が一本ずつピチカートされるイメージが想像されました!

まさに髪の毛より細い筋繊維が、
小刻みに揺れて弦を弾いて音を奏でるようなイメージが思い描かれたのです。

私と同様な施術をなさる施術者ならばわかるでしょうが、
安定的な圧をかけているつもりでも、
まさに、いい音色がかなえられずに、
失敗感を感じざるをえないこともあります。

逆に、
まさに筋繊維が細い弦になったかのように、
絶妙な等速運動をしつつ音の強弱をつける。
うまく圧のエネルギーがつたわったために、
これは確実に意図したリリースがなされた!
というケースも起きてくるものです。



美しい二胡の音を奏でるときの松脂の粒子がピチカートしているときのように、
筋膜リリースをするとき極細の筋繊維をピチカートするようなイメージを持つ。


二胡を弾くときには、耳に素敵な音か雑音か、どちらかが聞こえてきます。
まったく異なった両極端の表現がなされるものです。
表現として容赦なくあらわれるものですから、
自然にぶざまな音を出さないよう心がけるよ
いい加減に流すような弾き方をしないようにしていく癖がつきます。

そのような気配りと同様なレベルの意識で、
筋膜リリースをしていこうとするわけです。

するとおもしろいことに、
私の脳裏に顕微鏡レベルで筋繊維をピチカートさせるイメージを思い描く精密さを持ったときには、
非常に理想的な筋膜のリリースがなされるものなのですね。

弦を松脂がついた弓がとらえたとき、
弦の振動が強烈に弦を押さえた左手の指先に響いてきます。
そんな手応えがあると、二胡の音がビリついたりしません。

あたかもその二胡の音が気持よく奏でられたときと同様に、
施術で筋膜リリースをしたときも「筋繊維をつかまえた感触」が指先に響き渡ります。


そのような共通項を感じることができ、
二胡を弾きながら、
このような音色で、
筋膜リリースをしようと思えるのは、
良い相乗効果を覚えます。


以上のように。
施術研究をするにも、
二胡練習のような別ジャンルに幅を広げることで、
さらに多くの目覚めを起こそうと期待しています。

そのような今日このごろです。

^-^

posted by スズキ at 03:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月06日

「コストの最適化」っていう考え方があるのですね。施術院選びにも使えるのか?


人間が活動するために、個人差はあるものの一日に2000カロリー消費するそうです。
その2000カロリーをどのように有効に活用するか。

NHK番組「ダイアモンド博士の“ヒトの秘密”」を観ていて、
コスト最適化】というアイデアで解説をしていました。

経済学用語だそうですね。


トカゲやヒトデなどは、足が他の捕食動物に食べられてしまったとしても、
後になれば、また、むくむくと足が生えて来るのです。

それはトカゲやヒトデにとって、足を失うという経験はしばしばあること。
だからそれに対しての再生をおこなうことにカロリーをつかうようにする。
そうなったほうがサバイバルできるのです。

それに対して人間にとって野生で捕食動物に足を食いちぎられたときには、
その時点で出血多量により生きてはいないでしょう。
ただそのようなケースは人生において、非常に稀なケースだといえますね。
トカゲのように、ネコに捕まったら自らのしっぽを切リ捨て、
切り取られたしっぽがバタバタ動くことに気を取られたすきに逃げ出すような芸当を、
人間はしませんから。

いつでも、何回でも、足を生やすという再生準備に、
非常に多くのカロリーを消費するのはばかばかしい。

それは。。。
人間は、脳の使用に多大なカロリーを使います。
それに体の中では現状の生命活動をするに際しても、
エネルギー消費量は少なくはありません。

そこを削ってまで、
めったにない足を失うという機会のために、
準備にコストを使うようでは、
コストの最適化ができていないといわれる。

カロリー使用の垂れ流し状態となっていて、
人間の生命活動に必要なことへカロリーが割り当てられなくなる。

そういったことでしょう。


また、たたみかけて説明をすれば、
将来起こる老後の不安から、
高額な保険料を払い続けて収入の過半数がそれに消えてしまう。
そのようなお金の使い方をするよりも、
いちど、「ほけんの窓口」に足を運び、
保険プランを練りなおしたほうがいい。

保険代にお金を投資しすぎるよりも、
現状の体を把握して対処する費用にしたほうがいいケースもあるでしょう。
そのほうが将来に起こり得るリスクを軽減することにもなるでしょう。
フィットネスクラブの会員になって通うとか、
体調に合わせたサプリを購入してとってみるとか。。。

健康な生活をおくるためには
保険もだいじです。
その他のものもだいじですね。




施術院選びをするときも、
「コストの最適化」のアイデアが必要です。

施術院の選択肢は、ネットで検索すればずらずらっとヒットします。
多数あるそのなかから、さまざまな自身が望む条件にそって選択され、
ひとつの施術院が選ばれるのでしょう。

自分にとって、
費用が安いことが大切なのか、
通いやすい近距離であることが大切なのか、
施術院の先生のプロフィールが大切なのか、
施術方法が自分の状態にマッチしているか、
その他、さまざまな条件を考えにいれます。

安ければいいというのが施術院選びの第一ポイントにすると、うまくいかないときもありますし。
実際に施術能力の高く技術力が信頼おけるところほど、予約が取りづらい傾向もありますから。
そのようなマイナス面をすべて飲むのもナンセンスですが、
消去法でクオリティ高い施術を受けるにはどう考えるのか。

熟考が必要になるところです。

そのうえで絞り込むわけです。










本日、ゆえあってGoogle検索で「ハムストリングの肉離れ」の検索語で、
さまざまな施術院のホームページをチェックしてみました。


するといろいろな整体や整骨院、カイロプラクティック、その他多くの施術院がヒットしたのですが。

いざ、もし私が施術院に通うならば・・・、という視点で選択しようとする。




すると、難しいんですね。。。 0.0;




あらためて「ほけんの窓口」のような「せらぴーの窓口」的な、
一定の情報を厳選して持ってくれてコンサルティングをしてくれるお店があればなと思いました。


実際、施術院の力が必要なときには、
切羽詰まった気持ちのときが多くて。
そのようなときに冷静な気持ちで選ぶのも難しい。
そんなメンタル面もケアしてくれる窓口ならば心強いですよね。




施術院のホームページで、理想的なところを選ぶという困難さも、昨今出てきているようです。

施術院のホームページづくりにも、
高得点を取れるページに仕上がっているかどうかの傾向があって、
その基準に照らしあわせたフォーマットでホームページのコンテンツを書き記すならば。

いずれはどこも似通ってくるようになっていくでしょう。
するとさらに、ホームページからの選択では、
自分に必要な施術院をみつけるのが困難になってくるでしょう。



かといって、手当たり次第、手近な施術院にいけばいいのでもなく、
そのようなことをすれば、かえって症状が悪化する結果になることもあるでしょうから。



それでは私が、他院を紹介させていただけばいいではないか!
とお願いされるときもありますが、
申し訳ないといってお断りさせていただいております。

理由としては、
私のところでは他の施術院を推奨させていただくことは、
過去にいくつものトラブルが起きたためいたしておりません。
私自身、自分の施術については責任をとることができますが、
他の施術をしておられる先生の責任をとることはできません。
そのような責任問題が、複雑に絡まってしまうのは苦手です。 


お客様から、
「それでも、私は鈴木さん以上にぜんぜん、施術院の知識なんてないんで、選べないんです」といわれるとき。
ほんとうに私自身つらくなるのですが、
私が知っている過去の他の知り合いの先生の施術がそのまま、
そのお客様に対しておこなわれるとは思っておりませんので。

施術をする研究熱心な先生ほど、
どんどん施術方法が変化していくため、
過去に私が知っている施術法を紹介した先生がしていただけるという保証はできないので。

施術法を研究している先生なのだから、さらに治るようになったのではと思われがちです。
ですが、そんな「おそらく、大丈夫だろう」というように、
仮定や空想で話を進めれば失敗して責任問題が起きるのが落ちです。
かといって、メールで多忙な先生に「あなたの施術法は、いまどうなっていますか」とは、
施術者同士の専門用語が飛び交うようなガチガチな連絡を返してくれというのはできない。
もし、私がそのような、アバウトな問いかけをされたら、
「文章でそれはやり取りするものじゃないだろ!?」と、
同業者ゆえに憤慨するのは必至ですから。。。

そのようなときには、
私と同業者同士のハードな厳密なやり取りではないので、
文章で伝えられる内容は採点的に低く、
生産的じゃないという意識があります。

いい施術者同士は互いに職人ですから、
こだわりが強いんですよね。




もちろん、一般の方からのメールでの質疑応答ならば、
「文章上でつたえられる範囲内での回答となり、失礼致します」
という前提で、できるだけの意思疎通を取ろうとするものです。
そのようなメールでのやり取りについては、
私は、意義のあることと考えていますので。
文章力があまりないため誤解を受けそうなところもでてきてしまいますが、
極力丁寧に、回答させていただくようにしたいというスタンスでおります。




ちょっと脱線しました。。。 ^-^;



施術院選びにつきましては、私がその間に入るよりも、
お客様の厳しい目で、真剣かつ本音をもって施術院へと電話やメールで連絡をとっていただいて、
先生の応対や説明から施術を受けるべきかどうかを選んでもらったほうがいいと思うのです。

それは施術をする先生との信頼関係を丁寧に築くきっかけが得られるファーストステップだからです。



そして最終的に先生・治療院を「コストの最適化」を意識し、
自分の期待する全体像を考慮しつつ、
バランス感覚よく意識しながら選ぶ。

そこも大事にしていきたいですよね。
posted by スズキ at 03:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

多くの信頼に応えることは 物理的に不可能と考えて、あえてつきあいを少なくする。




多くの信頼にこたえることが、物理的にできるようであればいい。
ですがもしそれが物理的に不可能と考えたならば、
あえて付き合いを選び範囲を狭めてみる。

施術をすることを生業とさせていただく私が、
施術をする「目的」を、どこに設定するのか。

もちろん、目的は永久不滅ではありません。
ときおり、見なおして変化することもあります。

ですが今現在、現時点では、
あえてお客様との付き合いの範囲を狭めて、
狭めた範囲のお客様の信頼にこたえること。



お客様はそれぞれに異なるお体に対しての希望や課題があります。

お客様ごとのお体の課題に関しては、
同様同種の解決策を利用できるものもありますから、
一部分の知識や技術は使い回すこともできます。

「エビデンス」とも言われるような、
きっちりと再現性ある施術法もあって、
そちらを当てはめて改善がみごとに認められる。
そのようなケースのことです。

多くの方々に信頼して頂けるようにするには、
このようなエビデンスにもとづく確固たる技術を
多く持っていて提供できることも大きな鍵となるでしょう。


ただ私自身の現状の施術研究ペースでは、
ひとりひとりの具体的なお客様の課題を共有して
次の施術時に前回に感じた難問を改善させることに
膨大な時間を割り当てて研究して解決を図るのです。
その時間をかける量が、
ダイレクトに次の施術で課題解決をすることができるかどうかの
結果となります。

ですが簡単に解決できるようなものばかりではありません。
そうなると毎回の課題を取り残してしまったような気分で、
私自身、相当なプレッシャーを感じながら、
次にお客様のお顔をお拝顔するわけです。

そのようなサイクルで施術を続けているものですから、
つねに新たな課題をお客様から得て、
施術ヒントを見つけて新たな施術のやり方、
アプローチ方法を仕込んで次回の施術をさせていただいております。

その課題を解決するためには、
いくらでも施術スタイルも変えます。


もちろんお客様自身が、ご自身の体を管理する主体です。
施術者は、そのお客様が気づかない点や見方を指摘して、
さらに体の状態を改善していけそうな気持ちになれること。
そのような明るい気持ちになっていただけるように努めるものです。

単純ですが、このようなことをしていくのみでも、
相当な物理的時間を要するのです。

お客様とのお付き合いさせていただく範囲を広げすぎることが
ひとりひとりのお客様に信頼していただけるような成果をだせなくなる。

そのような可能性があるならば、
あえてお付き合いの範囲を狭め、
一人ひとりのお客様のことを考慮して施術を組み立てていこうと考えていまして。

結果として、
私が施術を少し教えている方がお勤めなさっている美容整体院での高い収益と、
私の経費で多くが削られた末に残った手取り収益の差が、
「これほどまで違ってくるのか!」となてしまってはおりますが。


そのようなときに、考え方ややり方次第で、
経営上の現状について思い知ることもありますので、
悩めるところもありますし継続してこのままを維持することが難しくなる時期も来るでしょう。


ですが個人的な信念となりますが、
自分に合った施術技術を将来的に使いこなせるための、
大切な修行をしているところだと考えています。
ずいぶんと長い下積み時代だと揶揄されそうですが、
独自に自分の頭で考えることを怠らず、
お客様を眼で見て、観察して、
そこから具体的な課題を見いだしていく姿勢には、
他にはない成長過程を必要とするものなのだと考えています。

私が、なにごとも安直さを嫌う性格で、
自分の理解しつくした技術以外は使いたくないので。
他を一部参考にさせていただくこともありますが、
そこはあまり多くせず自分で考えるところを8割以上に保つことにこだわっています。

なので施術技術の本を、買い揃えて学ぶことは好きではありますが、
結局は本を読んで学び取れて使いこなせるような施術技術なんて。

ほぼほぼもとからないんですよね。
最低でも、直接目的の施術技術を習えるようなセミナー等に参加しなければ、
使い物になるような技術の習得ができないというのが施術技術の本ですから。。。
もともと施術技術の本というのは、セミナー等に通った後に、
初めて深い内容が見えてくるものです。

私が学びたいと切望する施術系のセミナーの参加資格は
国試をパスした先生方のみに限定されたものが多いのです。
ただもし一般の方でも参加可能な場合でも、
大方のセミナー費用はかなりの高額ですから。
やはり結果的に指を加えて参加を見合わせる。
それに基本、あまり施術家の大家のような先生方には、
昔にずいぶんいやな思いをしてきたので。
そのトラウマが強烈で、あまりセミナー参加をしたいとは思えなくて。。。

ボウエンテクニックのセミナーを受けたのは、
施術系セミナー受講の30年ぶりぐらい。


そんなこともあって、独自の施術技術をあみだす路線にならざるをえないのですね。


そうなると、他の先生方がなさらない施術法のオンパレードになるものです。
だからこそ、他ではかんばしくなかったような施術成果も、
ボディワイズなら違った視点でアプローチしてくれているから
改善の可能性があるんじゃないかと期待していただけることもでてきますよね。

人は、自分の体の状態が悪化していくときや思わしくない状態である際には、
最大級に気にかかるものなのですが、
自分の体の状態が改善していったとしても多くは昔からそんな感じじゃないかなと思えてむとんちゃくなもです。
私も、自分が患者様側にたって体を直したときには、そんな感じをもつでしょう。

そういった傾向があるところなのでもかかわらず、
実際に、他院では少しずつの改善か現状維持であったお客様の症状が、
より加速して変化していく感じが体験できてうれしかったというお言葉をいただくことがあります。
もちろん変化の伸びしろは、いまだに多くあるという認識があってのことで、
「もっとがんばって施術をしてくださいね、期待してますよ!」
というメッセージが込められてのことでしょう。


私自身、そのような存在でありたいと、いつも強く願ってがんばっています。^-^


私どものところのような、
これ以上小規模に分割できない施術院では、
あきらかな自分にしかない強みがあるかどうかが生命線となります。

元来、他の先生がなさっておられることを同様に真似たとしたら、
いくらでも他院と代替可能なものとなってしまいますので。
営業力がない私のようなところは、
早々に廃業していたことでしょう。。。

そのような最期の迎え方だけはしたくないんです。







■ ここで話が、がらっと変わりまして。 ^-^


つい先日、妊娠出産をなされたお客様がご夫婦でお越しいただきました。

あまり詳細なことはプライバシーの保護のため申せませんが、
産後にお母様のお体の問題が生じたためのケアのためお越しいただきました。

ご主人は完全母乳育児中で、うまれたてのお嬢様を連れてこられました。
先だって生まれてこられたお嬢様を施術中にあやすという重要な任務をまかされて、
施術中の多くの時間、抱っこひもをつけて外を長時間散歩していてくれました。
そのおかげで、施術に私もしっかり集中させていただけました。
多謝です。

また去年に、別のお客様も女子の赤ちゃんをお産みになられ、
これで両者のお客様の赤ちゃんにお会いできて、
私もとてもうれしい心持ちでした。

そして両方のお客様のご主人が、
一生懸命に我が子を揺すったり、顔芸で笑わせたりする姿が、瓜二つです。
微笑ましく感じ「しあわせですね!」と。


そしてこのつい先日にお越しいただけたお客様のお体の状態を
メールでいろいろと事前に情報をいただいておりました。
それは私が、かつて出会った症状ではなかったのです。

一ヶ月後くらいにお越しいただけるような算段になって、
十分に調査する時間もいただいております。

おおよそ持っている本やネットで調べるのは当然ですが、
知人の施術をする先生方などのお知恵をいただいたり、
八方手をつくしては見たものの、
どなたも直接その症状について知見がなくて。

ほぼほぼ、これではボディワイズに期待をしていただいて
第一の課題に対してなんらの成果もなくお帰りいただくようになる。
それは避けたいということで、
まったく別ルートから関係が浅いものかもしれない知識や情報だが
とりあえずかき集めていこうというところに時間を費やしていきました。


するとヨーロッパ方面(フランス)では、
そのような部位のケアがなされているということを突き止められまして。^-^
(Google翻訳さまのお世話になりました m__m)
そこを突破口にして、
自分の持ち手となる技術を考慮したケアプランを立てていきました。


8日間ほどは睡眠時間を削り時間を確保して念入りに立てた施術の計画案です。
さすがに、これ以上は他のお客様の案件もあって。
厳しいところがあったのですが、どうにか成果が出せそうなイメージが、
私の脳内でシミュレートできる感じにまで持ち込むことができました。

おせわにいつもなっているお客様ご夫婦ですから
このような活躍の場をいただけたならば、
ぎりぎりのところまでねばるしかないですよね。 ^-^)



そして施術日、当日。
施術をさせていただいて、その後半時。

症状部分がどうなったのかを確認いただいたとき。
「あっ、なんだか、ずいぶんよくなったような気がします!」と、
その一言を聞けてホッと私も胸をなでおろすことができました。

やはり、脳内でシミュレートして改善できるイメージを持てたとしても、
実際のところはどうなるのかは、
まったく接したことのない症例だったから、
本当に成果が出るかどうかは不安でしかたがない。
だからかなりドキドキしたような心臓の具合でして。 ^-^;

こちらのお客様のお体について、
個性的なところをご本人以上に知り尽くしてもいると思えるほどの、
施術でのお付き合いをさせていただいておりますから、
それだけお客様の情報量が私の頭のなかにおさまっていて、
その現状把握しておれる知識がフルに活用できたのもありがたかったです。


あとは私がこのたびの施術でメインに使わせていただいたのが自作てい鍼でした。

お客様からも、「ほぼほぼ、メインでてい鍼をつかっておられるのですね!」と指摘されたほど。
こちらのインパクト圧を駆使して、問題部分と分析した箇所を精密なリリースをしまくりました。
そこが改善へのバックアップへと功を奏したものとなってくれました。

もし現在進行形で作り込んでいる自作てい鍼の力がなければ、
この度のお客様の症状の改善は見込めなかった。

そう考えられました。

考えるに、この自作てい鍼の研究こそ、
あえて多くのお客様の信頼をいただけないような
予約順番待ち制度を据えておかなかったら。。。

これほど短期間に研究の歩みを早めて
結果を出せる武器にはならなかったでしょう。

自作てい鍼研究に、
日々の施術を通じても必死に研究を繰り返してきてよかったです。
今まで自分がやってきたことが無駄じゃなかったんだとホッとします。 ^-^
いい時間を積み重ねていくことがなければ、施術成果は生まれません。

施術に偶然改善したというようなことは、一切ありえません。
すべての施術上での一挙手一投足は、経験や知識をフルにいかして、
考えぬいた末に決断した、一手です。
その決断の連続で施術は成り立つのです。

考えなしに適当な施術技を出すようなことをすれば、
大抵は現状維持もできずに悪化するのが落ちです。
それはお体に症状といわれるほどの、状態悪化があればなおさら、
偶然改善したなんてありえないのです。


私のこのたびの施術をさせていただく際の願いと目標としては、
お客様、そしてご主人にも、
「この症状って、どうやって改善させればいいかわからなかったんだけど、
 改善可能なものなのね!」
という気持ちになってお帰りいただきたかったのです。



日本のネット等の調べやすい文献等では、
「まれに勝手に治ることもある」と書かれてます。
私がお客様の立場であれば、
「ずいぶん、こころもとないことをおっしゃあれるものだな。。。
そんな不確かで不確実なものに期待をよせているだけでは
不安感は拭えるものじゃない」
と思えてくるものですよね。。。



だから改善可能な体験を少しでも身に感じられることで、
切羽詰まった感じを緩められたことになるのです。
それに少しでも私の施術が貢献できれば、なにより。



そのようなところに、私は施術をさせていただく際に、
とても大きなよろこびを感じています。





私の親も85歳と年老いてきて、
生活上の所々の問題がでてきそうです。
それにもいくつかの他にも流動的な課題がでてきていて。

どうしてもこれまでのように、
お客様のご期待に応える人数を絞り込みを強くし続けるのも
難しい面もでてきております。


ただ、、、私個人としては、
いろいろ大変な仕事上での側面も、人並みにあります。
(昨日も、同業者の先生の施術をさせていただきながら、互いにどうやって今後やっていくべきか、
5時間以上も討論していたような次第ですので。 ^ー^;)


ですが、数ある仕事に山積みされた課題があったとしても。
数日前のご夫婦でお越しいただけたお客様が、
笑顔でお帰りになられた姿を拝見出来たことがうれしくて。

のんきなやつといわれそうですが、
ほんとうに施術への強烈なモチベーションは、
すべてお客様からいただいて続けてこられたのでしょう。
そう感謝しながら、施術をさせていただいております。 




鈴木


posted by スズキ at 20:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月02日

アナトミー・トレインの筋連鎖図を見ながら、ボウエンテクニックのテキストを参照しよう!!


個人的な施術修行のひとつに学んでいる「ボウエンテクニック」。

確かボウエンテクニックは、
私が2004年ほどに洋雑誌マッサージマガジンを購読していたとき。
そのときにボウエンテクニックについて書かれていた記憶があります。
そんなに大きな記事ではなかったと思うのですが、
書かれている効果について興味を持ちました。

その夜に、夢をみました。
茶けた西洋風のオフィスに私が訪れている。
どなたか西洋人とお話をしているような印象を受けて、目覚めた。

そのとき見た夢の光景を、
私はいまも覚えています。


なにかの意味があるのでしょう。


それからボウエンテクニックを、
いつか学ぶことになるだろうと思ってはいたものの
オーストラリアに出向いて学ぶ等は、考えてはない。

日本が大好きなので、離れたくないからでしょうか。 ^-^;



そして月日が過ぎて、今から一年前に、
インターネットで検索をしていたとき。

ボウエンテクニック講師の古寺ミトさんが日本でボウエンテクニック講習会をなさっていて、
どなたでも学ぶことができることを知りました。

まずは、一度、セッションを受けてみなければ。
講習会は、そのときの体験から参加判断しよう。
そう考えて、セッションを受けさせていただき、
受講する決意を固めたのです。


それから、もう、一年の月日が過ぎたのですね。

月日がすぎるのは、早いものです。





今月中にボウエンテクニック卒業に向けての筆記試験だそうです。
その次の次の講習会が、最後のモジュールで実技試験で卒業です。

あまり受験対策に何かをしようという心持ちにはならずに、
追試ぐらいは用意していてくれるだろうと考えていまして。
それほど慌てて何かをするというものではありませんので。

実際にボウエンテクニックの講習会に通い、
すでに私の施術上で欠くべからざる要点を、
いくつも、いくつも与えていただけました。


今考えると、
ボウエンテクニックの受講前と受講後では、
手技の仕方がさらに練られて精密度が増した。
その恩恵は私だけではなく、
多くのお客様も受けています。

とても喜ばしくもあり、ありがたくもあり。


「ボウエンテクニックの生みの親のトム・ボウエンさん、ありがとうございました! 
 本当にあなたがいてくれて、よかったです。 m__m
 ありがとう!」


そのような感謝の言葉を送った瞬間、
すでに私は自分が卒業したような気になっています。
その勘違いは、これから少し問題がありそうな気がしますが。 ^-^;






あとボウエンテクニックの学習上、
いまさらですが、ミスったなと後悔しているところがあります。

かなり深刻な後悔です。

その点を、ひとつ、述べさせていただければ。m__m



ボウエンテクニックは、
経穴上をとらえてさまざまな用法を用いて効率的な刺激を加えるアプローチです。

それがたとえば「首」とか「頭」とか「ハムストリングス」とか
・・・体中をばらばらにセパレートして講習がはじまりまして。

講習の仕方としては、そのような体のパートごとにわけられて、
ひとつずつ捉えて教え伝えるのが当然のような気がしましたが。
でも、なぜだか、私の頭のなかでは混乱するばかりでした。

私の脳は先生が用意してくれたテキストの内容は覚えています。
ですが、思うように思い出しづらいという変な状態に陥って難儀しました。

非常にそれはつらかったですね。


こちらのテキストを観ていると、
ひとりの人の体を分けて学びやすくしてくれている反面、
有意味性のある人体をつなぎあわせた絵が見えてこなくて、
不安げに路頭に迷い、さまよう感じが湧いてきていました。

ボウエンテクニックの講習会を参加した当初から感じられ、
そうなると常にテキストを参照して手技をせねば、
講師のミトさんがいう「次は鈴木くん、ここのパートを施術してください」という指示に従うことができな有様。

情けないですね〜。





だいぶそんなことを感じていましたが、
最近になってようやく解決しました。

アナトミー・トレイン』という本に描かれた経絡線に該当する体の中を通る筋連鎖図を見ながら
ボウエンテクニックのテキストを眺めてみたのが正解でした。

デスクの左手側にアナトミー・トレインの本を開き、右手に側にボウエンテクニックのテキストを置きます。
そうしたところ、すっきり、頭にボウエンテクニックの手技を成す意図を汲み取ることができた瞬間を迎え、
以前からあった、漠然としたボウエンテクニックの芯が捉えられずに路頭に迷う感覚が消え失せましたから。

今は、つかむべきものがつかめたという実感がもて、もどかしさから開放されたようなホッとした感じです。



先に述べましたように、
ボウエンテクニックとは経絡に関係しているセッションなのです。

経絡上の経穴にムーブと呼ばれる浅層部分への刺激等を与えて、
経絡上に広く伝わる影響範囲をカバーするというのが真骨頂です。

だからこそ経絡線上を見つめつつ手技をすることで影響を与える視野を確認することもできるでしょう。
そうした上でボウエンテクニックの手技をもちいたときに、
漠然とした効きへの操作感の薄い不安定さからくる不安感や不満感が収まりだしてきました。


「なーんだ、こういったことなのね。あーすっきりした!」と理解が深められ使える実感が持てました。
卒業近くの後半戦でようやくですよね。



アナトミー・トレイン内の筋連鎖図は、
もともとアナトミー・トレイン書籍のなかにも書かれていますが、経絡図と相関があります。
「アナトミー・トレイン」という検索語で画像検索すれば、筋連鎖図が見つかると思います。
関心ある方は、ぜひ、チェックしてみてください。
施術家の方であれば、ぜひ、書店等で立ち読みでもなんでもいいので、ご覧くださいませ。


アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線

ちなみに、
だったら経絡と筋肉の関係を示した和書の「経筋学」の本を参照したっていいじゃないかという通の人もいるでしょう。
それもいいアイデアですね。
私も、それでもいいと思います。
ですが、、、圧倒的にアナトミー・トレインの筋連鎖図はわかりやすく見やすいのです。
私がもっている数冊の経筋学関連の書籍に比べるとイラストとして大変に見やすくて参照価値があるということでして。
「経筋学」にある経筋図も参照なさると、さらにボウエンテクニックの作用イメージが深まって素晴らしことでしょう。
でも、座右にはカラフルで見やすいアナトミー・トレインの筋連鎖図を置くほうが、
私には気分よく勉強できるんですね。



これからボウエンテクニックを学ぼうと思う方がいたら、
アナトミー・トレイン2版以降の本をお買い求めいただいて、
現在のボウエンテクニックの手技はどことどこに関連し作用しやすいのかをイメージしてみるようにする。

そのようにしてボウエンテクニックの手技をおこなうというのもいいでしょう。
(※ 余談ですがアナトミー・トレインの初版は翻訳がいただけないので中古で安くても買うべからずです ^-^;)



いまさらながら、
ボウエンテクニックの講習会を受ける際には、
ボウエンテクニック関係の洋書を参照するのもだいじだったが、
アナトミー・トレインのテキストにある数パターンの筋連鎖図を鳥瞰図的に参照しつつ、
経絡上の影響を考慮しながら学んでおけばよかったと。
そうすることができていれば、
私が日ごろしている施術にボウエンテクニックの手技も取り入れているのですが、
そのときのセッションでの成果が確実に高まっていたことでしょう。

「なぜ、早々にボウエンテクニックの経絡との関係というヒントから、
 アナトミー・トレイン筋連鎖図を広げながら学べばいいということに気づかなかったのだろう・・・。」




けっこう、ここが悔しいんですね。 
自分の要領の悪さが、腹立たしい。





私がこのアナトミー・トレイン図を参照するということを思いついてから
ボウエンテクニックのセッションをさせていただくようになったとき。
セッションを受けていただいている方に起こる体の状態が今までとは変わってきたことを付け加えさせてください。


セッションをするときの施術者の理解から、目線や意識の使い方、イメージングなども、変わってくるからだろう。
これで安定的に効果を引き出しながらボウエンテクニックが使えそうです。
これからようやくボウエンテクニックのセッションとして楽しめそうです。

そう、明るく考えていこう。
そう考える、今日このごろです。 ^-^






最後に。
ボウエンテクニックの講習会を現在通っている、
明日施術を受けに来ていただけるご予約をいただいているMさんへ。

よかったらアナトミー・トレイン筋連鎖図を参照しながら、
ボウエンテクニックのテキストを鳥瞰図的に把握してみてくださいね! 
よろしくお願いします。
posted by スズキ at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自作てい鍼による胸郭内部の硬化部分を長時間リリースさせていただきました。^-^



自作ていしんを使いこなすようになって、
ひとつ、施術者にとってしんどいところがでてきた。

いままでは、どうあがいてもリリースができなかった部分に、
手が届くようになってきてしまった。

お客様サイドとしては、心強い対応力が増した状態といえます。
そこはこちらサイドとしても、押していきたいところ。

ですが、実際に以前ならば
『現実的にここは今の状況ではこれ以上は無理だ』
と割り切れていたところが、
少しずつ着実に、かつ安全にリリースできるようになったとしたら。。。

実質、胸郭周りという、
あたかも鳥かごのような形状をした肋骨部分は、
深く入り組んだ多層化した
胴体の筋肉と腕の筋肉や首の筋肉が入り組む部分。

癒着が進めばそれらの多層に折り重なる部分は解きづらいものだ。
それの固まった筋肉の硬度は肋骨の骨膜に付着する部分は、
まさにそれは鉄板のような堅さです。

そしてここに鉄板のような堅さがでると、
後頭部に時折かまたは随時、
脳への血流量を調整する調整弁となる後頭骨を下方に押し下げて
頭部への血流量を減らす状態をつくりだすこととなる。
この部分の鉄板のような筋硬化による首の筋肉や頭皮を下方に引く量に比例して、
時折か随時か、、、かなりつらい頭痛がでてきたりもするわけだ。


気持ちいい程度の圧をかけてもはじくだけ。

かといって強烈な圧をかければどうなるか?

うつ伏せ状態で、強烈な圧を両肩胛骨の間にかけると、
圧が体を素通りして鎖骨が容易にボキッと骨折するし、
おおざっぱな圧をかけて胸椎棘突起を骨折させたり、
上部肋骨にひびを入れるような結果を生み出します。


つまり現実的に、不用意な手出しの仕方をするなら、
施術を受けない方がよかったという結果が現れます。
それが今のアプローチをしていては、
これ以上のリリースは無理だという根拠でした。

それはあくまでも施術者側サイドの持っている技術の問題だといえそうだが。
実際、すべての治療院について精通しているわけではないのだが、
私が知る範囲のところでは、同様にこの部位をゆるめることには
成功しているところはなかったから。
そのような現状があるので、
「ぜひ、ボディワイズをあきらめて他院のあそこへいってごらんなさい!」
とお勧めしなくて済んでいたのです。



そのような上部胸椎にからむ
細かく奥へ入り込んだしこり部分は
そうぼうきんや菱形筋や起立筋、他などの多層に重ねられ
いったん癒着が進むと非常に肋骨と胸椎との隙間部分に
しこりと化けてにっちもさっちも動けなくなってしまう。

それにも増して、やっかいなのは、、、
この部分が背面側の硬化した部分だとすると、
その部分の前面側の腹側も硬化が同様に進んでしまっているのです。



もう、ここは肺と肋骨内側との隙間部分の世界。
一般の方には、これがなにを意味しているかとか、
どこのことを言っているのかなど、
ぴんときづらいかもしれませんが。

実質、外骨格筋部分以上に、
胴の内側の内蔵側部分の軟部組織の状態は、
生命維持や自律神経の調整に関与しているものだ。
そこに問題があると気づいていながら手が出せない。。。

施術は発展途上で、現状ではしかたがないところもある。

技術世界の向上はそういうものだが、
ですが目の前に、そこがたたっているお客様をみると、
ほんとうに悔しくて、ふがいない。


どうにか対処法を見いださねばという思いを募らせるばかり。


肋骨内の鳥かご状の臓器が詰まった部分ですから、
外科手術でもしなければ直接的には手で触ることもできないわけです。
鉄板状の堅さを長い年月をかけて作ってきた胸郭内部にできたしこり。
ここをどうやって解けばいいの?という疑問符が頭をよぎるわけです。


こここそが、私がやっかいだなと思うところなんです。


ただ、そのような部分も、
お客様によっては、
体の状態が進んで立ち姿勢の体の操作がよく、
十分にそのような肋骨内の鳥かご状の内側部分にかかるリリースが
可能になっていると考えられるお客様もでてきます。

要は、あまりにも未だ立ち姿勢が十分な理想型とはほどとおければ、
私は、体の外見の外骨格筋部分以上のリリースを先行させるべきで、
肋骨内部のしこりは取ってはならないと考えています。
つまり、この肋骨内部のしこりは体のフォームが崩れているから、
そこを支えるための最後の砦のようなものです。
生命力を削ってまで付けておいた方がいいと判断したものですし、
この肋骨内部にこさえたしこりという固定部分がなくなれば、
その方は肋骨内部の臓器器官を押しつぶしたりねじ曲げたり。
そんな風にならないようにせっかく作り出したギブス固定部を、
不用意に取れば、どうなるものか。
私は、それを想像すると、ぞっとします。。。

ですがお客様の中には、すでに体の軸が立てられ、
かえって肋骨内部のギブス固定は必要ないし、
あればかえって支障物となっている。
そのような方が出てきております。


今日の施術をさせていただいたお客様は、
そのようなすでに肋骨内部のギブス固定は不要といえるような
身体状況全体のみならずいい姿勢を作り出すノウハウも手に入れられました。

お客様に施術前に状態を聞くと、
身体はおおむね良好だが、
まだときおり後頭部部分に頭痛がおそうことがあるとおっしゃられまして。

それでは自作ていしんで、どうにかインパクト圧を駆使して、
今日は、今日こそは、肋骨内部を弛めるよう時間をかけよう!

と思って、必死だったのです。

私自身、その部分の施術をしていて、
あまりの長時間にわたるインパクト圧を繰り出す腕の使いすぎで
数回ほど意識が遠のきましたが。
それをどうにか姿勢を変えたり、
ていしんの持ち手を変えてみたりして、カバーしていきました。

それで、ほぼほぼ完全な鉄板状のものが、
だいぶん、ましな状態になりました。 
実際は、このましな状態にすることができれば、
すでに本人の代謝力があがっているので、
ゆるみだした鉄板状部分の隙間から血液が入り込み、
自力でのリリースが始動するきっかけづくりをしようと考えていたので。


ほんとうに相当な頭の使いようで試行錯誤を高速で繰り返しながら、
必死にリリースをしたことが、
最後に立っていただいたときの姿が、
私のお客様を見た目からも、
背中と首と頭の関係が喧嘩していない状態で協調している様子が見えました。


それをみて、ほっとしました。


施術を受けていただくお客様にとってみても、
貴重なお時間を割いてこちらへおいでいただいているので、
後につながっていけるだけの結果を残し、
今後に押し進めるようにしていきたくて。


ただ昨日は、こちらのお客様の後ろにご予約がなかったというものの、
時計を見たら私が想像していた以上の時間が経過していたことを知り、
「え!?こんなに時間が過ぎてたのか!」と驚きました。
極端な集中モードで施術をしているときは、私の脳波もディープなものに落ち着いてきます。
まさにそのとき、時間の感覚がまったくなくなっているんです。



最後に、こちらのお客様はバイオリンを弾かれる方で、
私が感動するぐらい、向学心たくましく学ばれています。
それもあって、ボディワイズで身体操作の土台形成になればと、
お越しいただけているところでもあります。


最近、私は二胡の独習状況で、ヴィブラートの掛け方を教えていただきました。
二胡教則本には書かれていないもので、
直接どのような指使いであるべきかを見せていただけたのは、
本当にありがたいことでした。
もし教則本に写真付きで解説してあったとしても、
実際に直伝していただけることがなければピンときませんので。






posted by スズキ at 07:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする