2019年09月22日

腰部をホットストーンで緩めて加点して施術再開へ(施術再開間際の途中経過報告)

現在、緊急的に悩んでいるところ。

施術再開に踏み切れないところがあります。

深層筋へのアプローチが、
充実した形でできているかどうかです。

ベン石スティックを2本利用して、経絡線上を、または関連する2点以上を押さえて刺激を加えるようにする。
それにより経絡内部の気血津液のながれを改善させるというやり方で、
筋膜の硬化した部分が一点押しをすたときよりも意図した形で操作ができ、
改善率がいいというところまでは気づけてきた。

ただベン石のスティック状のものは通常の場合、温度は冷たいものである。
その影響で、リリースしたときの当たりのなじみが深まりがないような点に気づいた。
それを改善させるためにベン石のスティックやかっさプレートを一定本数を同時に暖めるような
袋状の電気のホットアンポのヒーターを自作しました。
過剰な熱さにはならないよう温度調整もできる。

アプローチをするためのベン石スティックの温度が変わるだけですが、
私自身が自分で冷たいベン石スティックで圧を施してみたときと、
熱を発するような状態のベン石スティックで圧を施したときでは、
皮膚に直接つけて刺激をしたときの反応の仕方が異なっています。

後者はここちよい温灸のようなエネルギーの放出をしてくれるのもいい。
とてもリラックスできて、
神経に関係する痛みが軽減することがわかる。

前者は患部からエネルギーを奪わないようになるまで
つまり摩擦熱を発生させられるまでは熱を奪い続ける。
そのときに人体がエネルギーを奪われないように皮膚抵抗を強めブロックをかけているようだ。

それは私自身がシャツなどを着た上で同様に冷たいベン石スティックと暖めたベン石スティックで、
同様にアプローチをすると、皮膚に直接というときよりも感じ方は顕著ではありませんが、
私には暖められたベン石スティックの刺激のほうがやさしく感じられた。


ただベン石スティックも、ベン石かっさプレートも、細かったり薄かったりと冷めやすいため、
セッション中にこちらを多用するシーンでは、ひっきりなしに取り替える必要がでてきます。
そのときにタイムロスがあったり、セッションに集中していたところを意識が中断される。
それだけではなくお客様は私が温度を確かめた後に使われるから大丈夫ですが、
私はけっこうやけどのリスクがあります。 ^-^;


それらの工夫をすることなく私が気に入った充電式ベン石温熱器が中国から納品していただければ、
大部分がクリアできるものかもしれません。

ただ充電ベン石温熱器以上に小回りがベン石のスティックを使ったときのほうがあるなとわかって、
寄り道したタイムロスも成果がでたと思いました。


ですがそうやって2点以上のツーポイントアプローチにより、
筋腱靭帯などの軟部組織をリリースするのは要領のいいところもあるが、
だが今まで通っていただいていたお客様はご存知の、
大きなブロック状の小石が詰まったツールをつかい、
いくつかのブロックを並べててこの原理で深層まで圧を入れるやり方。

そのダイレクトに深層部の筋肉まで影響をあたえる方法と比較すると、
まだ現状のツーポイントを押さえたリリースでは同等の成果があるとは見込めていない。


そこをどうにかクリアする方法、それも今までのやり方では、ほんとうに施術者にかかる負担がとんでもないものであって、
そろそろそこのやり方を卒業して、そのときのやり方のエッセンスから何らかのやり方を抽出して代替させること。

そこに、どう迫っていくことができるか。。。

やはり施術を受けるお客様の施術によって生じる変化の持続性や向上などが目減りしてしまうのもしかたがないと、
そこであきらめて施術再開の口を開くのがしにくくてやり方の工夫が実るのに時間がかかりすぎて悩んでいました。




どうしたいかということは、
明確にわかっています。


じゃ、どうしたらいいのか?



重い錘を今までのようなやり方でてこを利かせてリリースするという「その場・その場」のアプローチを迂回したい。


たとえば、最初に体の深部まで影響が受けやすい体に実態を変えることができればいいのです。

今までは、でん部および仙骨部分を、重いブロックでてこを使ってリリースをしてきました。
それによってその後のセッションを通して、深部まで緩みだす準備となります。
その操作をおこなわなければ、私の過去の施術上の成果は半減して深まる変化を与えることはできません。
タフにそこは研究に研究を重ねて、日々、そのやり方を練り上げて向上心をもってバージョンアップさせ続けましたから。


その仙骨のアプローチを、ブロックのない手技で代用してみて、
やはり成果が目減りするんですね。




だったら目線を変えていけばいい。
でん部(仙腸関節)のリリースはパフォーマンスが下がったとしても、
腰部を持続的な緩みを与えるような刺激を与えるという方法を加えることで、
腰部とでん部の関連的でおきる体全身のコリの持たせ方を軽減させればいいと考えれば。。。


これが正解かどうかという確証がもてないところがあるのですが、
現在、仮説検証しているところが、
腰部、特に腎臓裏手に温熱刺激をホットストーンで5分程度与えてからツーポイントの押さえを使うセッションをおこなう。
それにより成果を容易に積み上げられないだろうか?



腰は、体の要です。

手と足のこりが緩み、
もし仙骨部分にも熱が渡せれば首も緩みます。

骨格筋として活発に動くのが手足首ですから、
腰部がそれらの疲労の蓄積するスポットです。

そういえば、ボウエンテクニックも腰のアプローチをセッションのはじめにおこないます。

それにも増して腰部が緩みだすと同時に、腰とお腹は、コインの裏表の関係にあります。
腰を熱刺激で緩めれば、同時にお腹も同様に緩みだそうという変化が起こります。
お腹をリリースして内科系の問題部分を改善させようという前段階で、
腰をはじめに緩めて体の上半身と下半身の関係性を腰で分けて扱えるよう整理できてしまえれば。。。。


人体のムーブメント上の問題として、
私たちは四足の動作をして歩いている感覚はないと思います。
ですがいまだに私たちは手足のうちの手は前足として犬や猫のような四足で歩き進むことができていないと体が持たないんです。

四足の動物たちは、腰がまっすぐ伸びていない(腰椎の前湾がない)とそもそも歩けないのです。
それは人間がはいはいをするときに腰骨を下にたらすように曲げ落として進もうとすると、
確実に腰が痛くなるし、運動性能上高速で進むことはできません。

手足は腰部を含む中心軸が曲がらずに機能して前足(手)と脚が機能してくれるよう腰部を緩め腰部椎間板に余裕を持たせると。

運動器系の手足や首の筋肉群が要領よく緩んでくれる状態に移行させることができる。
私自身の体の状態設定の場合は、という限定的な検証が少ない状態ではありますが。
こちらの方向をベースにして、同時に腕と胸の付け根部分などにもホットストーンを設置し暖めていくなどすれば。。。


腰部に玄武岩の11センチプレートを左右に、
腕と胸の付け根部分にベン石素材のかっさプレートを設置。
温度と時間を実験的にどの程度にすればいいかを検証中です。



ただおそらくこれはこれで、
体の緩みを与えて深部への影響成果はあがると思いますが、
皮膚や筋肉への接触するときの接触面積が減少した点についてカバーできるような操作がないと、
ベン石スティック等で小さな点や線で与える刺激による痛みの軽減がかなえづらくなるはずです。



最後の最後に・・・
家のなかにある「いせごろた」の使えそうな石を見つけて、
やはり少し重さのある石を一時的にでも採用するしかない。

そのような見方とせめぎあっているところです。


現状、ワークベッドで施術をしているので、
「いせごろた」を置く場所もないですし、
容易に扱える代物でもありませんので。
あせらず、あきらめず新たな学びを増やすしかありません。






現状、見切り発車という申し訳ない再開となりますが、
9月25日〜26日に玄武岩の腰部に当てるホットストーンが新たに4本届きます。

そちらが届き次第、
こつこつと少しずつ再開をしていきたいと考えております。


施術再開間際の途中経過報告でした。
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posted by スズキ at 15:28| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『CD-ROMでマスターする 舌診の基礎』を学び始めて感じたこと・考えたこと


CD-ROMでマスターする舌診の基礎」という本があります。

付属するCD-ROMには、具体的な舌の写真が掲載されていて。
舌診上ではどのような兆候に見受けられるかを観察していく。
そして次の画面でその解答が表示されるというしくみです。

多くの舌のサンプル数が掲載され、
比較的舌診は見方の基準がわかればすんなりわかるかと思ったら大間違いだと気づいた。

・舌のコケの様子(コケの色が白いとか薄いとか濃いとか部分的にはげているとか・・・)、
・舌の色(白っぽい、黄色、紅色、紫色など)、
・舌の厚み、(厚かったり薄かったり)
・舌の湿り気、(湿っていたり乾燥していたり)
・舌にできる亀裂のようなしわ(舌の中央部には自然な亀裂ははいるが、それ以外にもないか)
・舌の根元の色合い(黒くなって見えたら要注意)
・舌に歯型のようなでこぼこがないか
・舌の裏にある部分の緊張や色合い
などほかにも。。。

舌を意識してチェックしていくのです。
複雑なまでに分類した要素を汲み取り、
お客様の状態に照らし合わせて正確に見抜くことができるかどうか。

観察力を問われているわけです。


私は脈診よりも舌診のほうがわかりやすいだろうと、
ちょっとこちらはおろそかにしていたのですが。
やはり舌の見立ても簡単なものではなかったと、
徐々に思えるようになってきました。

中医学自体を理解していなければ、
なんら見立てられないという現実を突きつけられ、
甘くないんですよね。



CD-ROMには、舌と一部脈を診て、
現状がどうであるか?
それならばどう対策をするか?
その対策にみあった漢方薬は?

というところまで解説してくれている。


そして{舌チャート}という項目が用意されています。

寒熱実虚2.jpg

上図のどこにお客様の舌の状態が属するかをチャート中に置いて表現してみるのです。


図中にある真ん中の(平)という位置におれれば、申し分がない理想系です。

たとえば、それが(熱)に強く傾いていて、同時に(実)に強く傾けば、
(実熱)の位置にいると読めてきます。
そうなると行き過ぎた(熱)をどう冷まし、気血が過剰になっている(実)を削り調整すればいいか?
といった、考慮をしていくことで、おのずと適した治療法が見て取ることができるようになっていく。


または。
たとえば、それが(寒)に強く傾いていて、同時に(虚)に強く傾けば、
(寒虚)の舌マップの位置にいるわかるでしょう。
そうなると行き過ぎた(寒)をどう暖めて、気血が不足して(虚)となった部分を補えばいいのか?


というように、
自分の舌をチェックして、{虚実・温寒}のどこに自分がいるか傾向を把握する。
そのうえでバランスの取れた(平)の位置に導いていくため、
施術や漢方などを使って治療をしていくのです。


するとどうでしょう!

今まではあまり{虚実・温寒}の概念で見ていなかったところが、
そちらを参考にする見方が身についてくると。
(実熱)のお客様にたしておこなう施術の仕方と
(寒虚)のお客様にたしておこなう施術の仕方と。

体質がぜんぜん違うわけです。
すると私が普段している施術も体質の違いをより考慮しておこなうべきが妥当だと感じました。

最近では食生活がよく運動不足でも食べてしまう習慣がたたるような人も多くなり、
そのようなところからも消化器を過剰に酷使して疲れて機能をも弱めてしまう。
その場合の筋膜部の癒着の仕方には、そのような素地によった固まり方がある。
それは(寒虚)ではなく(実熱)傾向が強い。
そのような舌診で得た分類を意識して認識を深めてみると、
いままでは「筋膜の癒着」の傾向性というものとして理解と分類をしてきたが、
より見方が繊細になってきたと思える。

そしてもしかすると筋膜の癒着の位置や深さや質などに、
バリエーションは多々あるものの、
もしかしたら{虚実・温寒}など見分けがつく分類法と、
筋膜の癒着のパターンが関連がありそうだとしたら。

そうであれば中医学診断で証を立ててから筋膜の癒着部を探ってデータをためて関連付ければ、
やがてはそれで証をたてたと同時に筋膜の癒着パターンをおおよそ推測できるようになり、
それにより「見立ての漏れが大幅に減少」するのではないだろうか。



そのようなことを思ったりしました。



今は臨床から遠ざかっているので、
その検証をすることはできませんが、
十中八九、関係性があると思います。


ただ舌診がテキストでパターン化したきれいな絵で学んだ場合と、
実際の場で舌をみせていただいてチェックしようとしたときとは、
大幅に見分けることが難しくなって感じるもので驚きました。

posted by スズキ at 03:18| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月21日

体に直にサインペンで筋肉の絵を描いて教えるマッサージテクニックの映像発見! わかりやすい!!

ホットストーンの資料集めとしてGoogle画像検索で絵を集めたり、
YouTubeにてホットストーンマッサージの映像を目を通しています。

リラクゼーションを目的としていない私の施術では、
ホットストーンを使ったマッサージ映像が参考になるかどうかわからないのですが。

どのような石の形状がいいのか?
どのような機器で温めているか?

参考になります。


私のうちにある自然石の姫川薬石の25センチ×15センチは使えるのだろうか。。。
などと玄武岩のホットストーンでは形状が不ぞろいなものが見つからなくて、
徐々に拡大解釈が始まりそうですが、
深層筋のリリースにつなげられるアプローチをしたいという主目的を忘れずに、
探索モードでがんばっています。



私ごとですが、
手技療法系の映像はしばしば覗いてみるものの、
マッサージ系はあまり見たことがないので新鮮。

そのなかでも、
ホットストーンからは離れてしまった映像ですが、
マッサージをするとき役立ちそうな映像を発見しました。


施術を受けるモデル役の方にサインペンのようなもので
筋肉や腱が描かれているのです。





たとえば、その映像のいくつかを抜粋して貼り付けさせていただきますね。
(ちなみに日本語ではありません。その点は悪しからず m__m)


https://youtu.be/y_Av7jrKpR8
Deep Hip Rotators & Glutes: Massage Video with Maria Natera



https://youtu.be/76PvEjVryRA
The 3 Deep Back Muscle Layers


また以下のURLが「Anatomy and Physiology」というサインペンで描かれたほかの部位映像のリストです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL6R2zWRZawkAH710iA81s5IsB6t0cmzTm






私がもっている筋肉の絵が描いてあるシャツやレギンスも、
静止してみるだけでは悪くはないのですが、
マッサージを加えると着衣部分がずれてアプローチ場所が固定されない感じがする。

それがサインペンで描かれていると、
「まさにここだ!」というアプローチポイントの選定も楽になるし、
なぜ「その部位」を「どの角度」で「どの方向」に「どれほどの力」で圧をかける必要があるのか。

とても明瞭にポイントが確定できるので、わかりやすいんですよ。



私がスケルトンでお客様の体を眺めているという表現を使います。

私の脳内でこちらのサインペン画のように、
お客様の皮膚の下にある筋肉を頭にイメージしているのです。

筋肉と筋肉または筋肉や腱そしてじん帯・骨格などとの関連性や関係性をイメージできるようになります。

そのうえで「この部位は、構造上、違和感を感じるな」というところを察するようになります。

脳のなかのメンタルスクリーンで理想形を描き、
お客様のお体と比較検討すしたときに、
へんな引っ掛かりが感じられて色が変わって見えたり、
どうしてもそこが気になってしまうといことになります。

その場で、そこをよく見てみることもありますし、
仰向けや横臥位のほうがわかりやすいならば
施術のときに問題個所を記憶していてみていきます。

また問題あるこの部位を開放するにはどうするのか?
そういう問いを出すと、
アプローチの仕方が思い浮かび(かつての臨床から類似例を思い出すなどですね)、
頭の中でそのやり方で施術をいったん先行して施行するわけです。
その作業は数秒も目線を上空に向けている瞬間に終わっていて、
それでいいかどうかを感じます。

そのうえで、どうも、何をしてもしっくりこないというときに、
実際にお客様のお体で「あーでもない、こうでもない」と始まります。

でもそのような作業の仕方を学ぶ前には、
まさにこちらのマッサージ方法のレクチャービデオのように、
「筋肉や腱を見える化」することからはじめました。

難しく考えず筋肉や腱を「見える化」しながらマッサージをする。





とても大事だと思います。



あとは人体解剖図を生きた学びでと考える、

アスリートの方々にも見ていただきたいですね。
posted by スズキ at 09:34| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

玄武岩のホットストーンで、温熱リリースの試行錯誤中


私がお願いしていたベン石温熱器。
こちらは船便で来ることになっていたものだが、
輸送途中で紛失したそうで私のところには届かない状況。

そして再度、中国からの船便で送られてくる手配していただいたベン石温熱器は、
当分の間、納品される見込みがありません。


そうなるとその代替をしてもらえそうなホットストーン用玄武岩を使うしかなくなりました。



いくつかサイズや形状を変えて注文したのですが、
多くは一週間以上、納品にかかるといいます。



唯一、すぐに納品され、今日、注文したものがひとつだけ届きました。


Xラージ 玄武岩 ホットストーン 2個セット [ ホットストーン ホット ストーン ストーンヒーター ホットストーンセラピー セラピー 玄武岩 天然石 スパ ロミロミ ハワイ ハワイアン マッサージ ]

11センチ×7.7センチ×2.7センチという手で握れるサイズ。
重さがあり、なめらかで皮膚に引っ掛かりのない、肌触りがいいものです。



そしてお手製の温める装置を使ってこちらを加熱した。

サイズが大きいため、加熱時間は40分弱かかった。
そして私のお手製の加熱器は温度調整がつかなくて、
45度くらいが最適温度なのだがそこにちょうどなる手立てがないことに気づいた。

最初は自分にやけど覚悟で試してみて、
私の皮膚感覚で温度を覚えて調整するしかない。

あとはうれしいことに「熱の持ちがいい」です。



そして凹凸がなく滑らかな点は、心地よくこするようなマッサージには向いています。
リラクゼーションを主眼にしたものであれば、上々の特性を持っているといえるでしょう。

ただ私は「深部層のアプローチへ使用する道具」と考えているので、
かえって少し凹凸があって引っ掛かりがあったほうが皮膚のとらえがいいこともあるので。
自然なデコボコした感じがあったほうが使いやすいのですが。
そのようなホットストーンもあるのだが、かえってそんな自然な石のほうがかなり高価で、
試用として購入するには手が出ません。




もともと私がベン石温熱器を2機買ったのは予備用と考えた点もありますが、
もうひとつ理由があります。


それはたとえば腕の筋膜をリリースする際に、
上腕筋が問題個所なら通常ならトリガーポイントを見つけて、
そちらの部位を積極的に圧するような刺激をあたえることで解いていこうとします。

それでも解けるのですが、
一点集中型で接触点を持つと、皮膚抵抗にだいぶブロックされて刺激は奥に伝わらないようになっています。

それをちょうどトリガーポイントになっている部位を前後か左右かで二つの温熱効果をもった石で挟み込み、
そしてその石を動かしてもいいし、
かえって石は固定して動かさずにクライアントの腕をちょうどトリガーポイントを固定した石が解くような動かしかたをさせる。

すると不思議なほどリリースがたやすく、同時に患部が潜った先の深部層も緩みだしてくれて、解かれる際の痛みも少なくなっている。
そしてそのときに石に温熱により人体の筋肉等の硬化を緩める効果を持たせるものをつかったならば、
そのリリースの作用が、大幅にお得にベースアップしてくれるのです。

バインド(挟み込み)リリーステクニックですね。


そしてより効果を高めるため温熱状態にしたら遠赤外線効果等で血管が開いてリンパ管のつまりもとって代謝をよくする作用が向上する。
それによりリリース成果を高めてお客様の体質改善の作用をあげられるように工夫しようと考えています。


そしてこの用法では、
胴体の目的のダメージをえて動きが悪化した臓器を機能向上をはからせるための操作がしやすくなる。
そのような仮説を立てています。
石で胴を患部となる臓器に対して前後や斜めに温めた石で挟み込めるようにします。

そこからが修練が必要ですが意識で胴体の前後を挟んでいたとすると、
もし胃をアプローチしようと思えば腹部腹の筋に近い部位を動かすようイメージし、
もし腎臓であれば背部の腎臓に近い場所をこころえて温めた石を設置して、
そして問題の腎臓を挟み込むような腹側の位置にもうひとつの温めた石を設置します。
それから患部の位置がどれほどの深さであるかを意識的にイメージして、
胴体の前後に設置した温められた石を使てうまく患部に動きを適量だけあたえるよう施術をすることができる。。。

私が自分自身に対して人体実験をして、それらの仮説がおおむね間違いないだろうと確認ができたとき、
お客様に実際にそのやり方を提供させていただくわけです。


私はこれを「温和リリーステクニック」と呼んでます。

温められた石と石を穏やかに和合させるような意識で、
その石の持つ人体を癒す力を余すことなく発揮していただく方法です。



最初はベン石温熱器でそれを実現しようと考え、故障して出ばながくじかれて、
ベン石のかっさプレートでは、3枚を同時に重ねて使うとどうにか使えると思ったがそれも思うようにはいかない。

しかたなく玄武岩のホットストーンを試しに利用しようと考えたのですが、
リリース効果はベン石のほうが玄武岩より個人的感覚では高いように感じました。
そこはもしベン石でちょうどいい使える形状が市販で手に入ればいいのですが、
それが見当たらないので、手に入りやすさというところでは玄武岩がたけているのでしょう。


とりあえず今日来た玄武岩のホットストーンで、
どれだけ「温和リリース」ができるものなのか。

手探り状態ですが成果がだせるよう試しています。


ベン石温熱器が故障しなければ玄武岩のホットストーンについての利用は見向きもしなかったのですが、
玄武岩のホットストーンの熱の持続性は魅力的ですしサイズが多様で。
使いようによっては、施術の可能性を向上してくれるかもしれないと思えてきました。
目をもっと大きく視野広く開いて可能性を押し広げる、
すばらしいきっかけを与えてくれたのかもしれません。


まだ玄武岩のホットストーンの活かし方がわかってなくて。

扱うのに戸惑いがあるものの、
素朴に自分の足や腹などを前後左右で挟んでみて、
どうアプローチ部位を意識で設定して力を思い通りの場所に与えられるか、
試行錯誤をしながら使い勝手の要領をえていこうと思っています。


posted by スズキ at 23:15| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月19日

腹部をベン石のかっさプレートをホットストーンのようにして、使い物にできるよう、、、工夫してがんばっています。

中医学は内科系の見立てが優れています。

体の四肢末端まで経絡で「五臓(心臓・肺・脾臓・肝臓・腎臓)六腑(小腸・大腸・胃・胆・膀胱・三焦)」とつながっているのです。


見方を変えれば、人体とは胴体内部の臓腑を生命の維持推進のために、
運動にかんする骨格筋や骨組みなどを作り出したと考えられもします。

なので体の皮膚の末端の経穴をアプローチする目的が、
直接的にその場にある筋肉の痛みをとろうとするにとどまらず、
経絡を通し関係する特定の内臓を遠隔刺激することができると見えてくるのでしょう。


そして中医学では治療として、
鍼灸・漢方薬やスイナ(中国式マッサージ)を用いて、
体内の臓腑にまで病因が入ったものを改善させるようにしていきます。



単純な考え方ですが、
内臓を生かすために、
肩や腰や首や足や手があり、
内臓がこると関連したそれらの手や足などの部位がこるように創られているならば。

ならば内臓部分へのアプローチが、
四肢末端のコリを緩める操作に直接的に貢献するのではないか。

そう仮説をたてて、
しばらくの間、自分への人体実験でベン石温熱器を用いて自分の腹部のみマッサージを繰り返していました。


すると初期段階ではいやな硬さがあり押せば息が止まりそうな腹部の特定の部位にも、
部位ごとに改善の進捗度合いは違いますが、徐々に緩みが現れてきました。
その時点でアプローチをしていない手足の筋肉や首やでん部筋なども、深いところまで緩みだしました。

単なる最近の運動不足から筋肉がふにゃっただけではなく、
明らかに腕の筋肉の深部を触れば今まであったブロック状のコリが小さくなっていたり、
首筋奥の深層筋としてかなりしつこいしこりの部類にも軟化した傾向を見て取れました。



ベン石温熱器s.jpg

ひとつ、ベン石温熱器を用いて腹部のリリースしようと考えたのには理由があります。

腹部への強い圧は骨格筋にはないリスクが大きいため、
熱刺激という方法でのリリースが適していると考えたためです。

安全対策として考慮すべきなのは自分の身にも、、、
その程度のやさしさは必要でしょう。


内臓が、かつて何らかのことで傷ついた部位があれば
「大網」というコラーゲン質でできたシート状の網が横隔膜あたりの高さにエプロンのように存在し、
内臓にできた炎症や傷口をあたかもバンドエイドを貼るがごとくふさいでくれるものです。

この大網がいったん問題の炎症や傷口を癒した後に、
剥がしてとることができれば問題はないのですが、
そうならずに貼りっぱなしなんです。

つらいことに。。。

一度内臓の特定部位を傷つけて大網がその傷口をふさいで役割を終えたにもかかわらず、
ずっとその大網が貼りついたままになる。
その大網が内臓のそこここを癒着させて固定し、動きを制限させて活力をそぐものへと、
変貌してしまうのですね。。。


そうなると腹部内部は量のある体液に臓器が浮いているはずの存在で、
そうやって臓器の動きを制限させずに機能発揮を維持できてるのですが。
やがてその複雑に内臓部を大網等で癒着をはびこらせてしまえば、
内臓同士の動きが窮屈になり制限させられた状態で機能が発揮しづらくなります。

そのような固定により、臓器は正常な活動に必要な自由な動きを制限されてしまう。

そのような臓器内の癒着が起こると、
内臓の奥でリンパ管や血管などの管が絡まりほどけない状態もつくられます。

そのような絡まっている管もある程度は柔軟性を持ち圧迫しても自由に動けるところもあるため、
神経質になり過ぎなくてもいいといわれる場合もあります。。。

ですが内臓に疾患などを生じる方の場合には、
一般的にはすでに臓器の癒着が進んだ状態の方がおおく見受けられます。

そうして胴体内部の血液やリンパ液等の体液の流動性が悪化しているならば
代謝不足による組織の状態がもろくなっている傾向がありムリはできません。


そんなときに私が普段使いで使う手技では圧迫するのは危険です。


やはり私のおなかも最近不調だったから、
いったいどうなっていることでしょう。


そのようなときは圧迫することでのずり圧で熱量を患部に発生させて溶かして緩めるということができません。
圧をかけるにも緊迫感があるなか、様子を見ながら、さわりがない程度を見定めて触れるようにしますから。
成果量もおのずと削られていきます。
それに内臓自体の全体を見通したマッサージについては、
私自身がそのエキスパートではないため、なおさらムリや無茶はできません。

いくら自分自身への人体実験でも、骨格筋が引きつったりダメージを受けるのは、
いくらでも直しようがあるのですが、内臓については私の現状、未知な点が多すぎます。


ならば、圧刺激で熱量を発生させて患部の固着し干からびたコラーゲン組織を緩めるのではなく
ベン石の温熱器を用いて、「熱エネルギー」を機器で直に発生させて「患部の固着部を緩め」ればいいのです。


たまたま脾臓は暖めるよりも冷やしたほうが動きが活性化する臓器ですが、
他のもののほとんどは低温化した臓器状態であるならば暖めていくほうが活性化する特性があります。




・・・こうなると気づけば「ホットストーンセラピー」になるわけですね。。。


こうもなると、行き着いた先がホットストーンセラピーのコンセプトのパクリのようになって、
私もびっくりしているのですが。 ^-^;

冷たいベン石の状態で腹部をベン石温熱器でマッサージしたときにはなかなか緩まない内臓部位も、
温度を45度にしてベン石温熱器をかけると緩み方が倍ぐらい違うような感触です。
(私個人の正直な感想で、他の方には、まだあまり試してはなくてデータ不足ですが、 m__m;)
そして腹部に接触させたときの痛みの感覚も、かなり減じられ、
その点も硬くなったおなか部分のリリースの苦痛を和らげてくれます。

そして同時に2つのベン石温熱器を使うことで、リリース面積が広がる効率性のみにあらず、
うまく挟み込む感覚で患部をとらえるようにすると、緩み方が大いに増していくようです。
(私自身に試した個人的な現象です)

ただそのベン石温熱器が故障して、
返品交換を頼んで、早、半月以上経過して
9月20日ごろに中国から届く手はずになっていました。

それでようやく施術を再開できると、
ほっとしつつ気合が入っていたのです。

ベン石温熱器が届き次第、体験会と称する温熱を加えたリリースを、
ひとりでも多く、さわりだけでも体験していただければということで、
催しを期間限定でおこなう予定です。

体験会といっても、少し短時間にして無料にてベン石温熱器を用いたセッションを受けていただき、
その際に、私もそのベン石温熱器のつかいがってや可能性を新たに見つけていこうという試みです。

体験会を3〜4日ほどおこないました後に、
費用を発生させて恥ずかしくないく、
施術として成り立つことを確認して、
施術受付の再開に踏み切る所存であります。


ひとりで、
「やるぞ!蓄積したデータや中医学の知恵を活かして、
 今までとは、一味違う施術を目指すんだ!」と、
胸躍らせていました。


すると今朝ほど、残念な連絡が届きました。。。

うまくいかないところを明かすのもつらいところですが、
下記が代理店をしておられるお店から届いたメールです。

「先日天然石遠赤外線温熱機の交換について、
10日間ぐらいお待ちして頂き、中国から送ってきた 新しい物が届いたら、
送らせていただくと約束しましたが、 現在お荷物の配送状況を調べて見ると、
またどこまで届いてるかははっきり分からない状態です、
下記のリンクページの右側に追跡番号を入れて調べて見てください。

○○○○○○○○○番

ですので、アマゾンから返金するか、
もうちょっと待っていただくかをご検討をよろしくお願いいたします。
度々申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。」


・・・・とのご連絡でした。
丁寧な状況の開示をしてくれて、
信頼している先生が間に立って販売受付をしてくれているので、
このようなときにも率直に間に立ってくれる信頼感を持っているので、
安心して手配を願っているのです。

そして追跡番号で調べれば、
もうとっくに日本にきて、
私のところへ届いていてもおかしくはないのですが。
中国国内で荷物がどこかに紛失したかのようです。


私としては喉から手が出るほどほしい機種ですので、
よほどのことでも待たせていただくしかないのですが。



どうにか、早く届いてほしいです。


なにせ、このベン石温熱器は、いくつか他の機種を取り寄せて比較検討してみたら、
やっぱり腹部のリリースの成績がいいんです。。。

道具は、大切です!



温熱で腹部の内臓部位をやさしく緩めることで、
いつもの外骨格筋をリリースした際の成果を高めるという施術の流れを持たせたい。
それを遅くても9月中には、手順や成果具合を見定めていこうと考えていたのです。


こうなったらベン石温熱器の代替物を考え、
とにかく、それではじめてみるしかなくて。


もともと前回、ベン石温熱器が届けられて草々に故障したため、
壊れやすいのは見越していて壊れたときにカバーするための代替物が必要だとは考えていました。
その代替物を、早々に使えるようにまで試行錯誤していく必要がでてきました。


実はベン石の中国の本を見ると、
「ベン石のホットストーンにできるような板状のもの」があります。
そのホットストーンにできそうな厚みのある形状のベン石がほしくて、
中国商品のやり取りをしている石を扱うショップを見つけては、
それを手に入れられれば買いたいと打診をするも。

いまだに一軒もそのお問い合わせに対して、レスがないので。
そこを期待して探し続ける時間もなくて。


その最適なものはあきらめるしかなく、
手持ちの道具でどうにかしなければと。
頭を切り替えて試行錯誤をしているところです。



ベン石のカッさ.jpg


とりあえずは手持ちのホットアンポを袋状にして、
ベン石かっさプレートをそのなかにいれて暖めることで代用しようと考えています。

そのホットアンポで加熱すれば、
何分で「45度〜50度」の温度になるか?

設定を変えて試してます。


ただベン石かっさプレートは薄いので冷めやすいくて、
ホットストーンとしての使い勝手はよろしくないから。

暖かさを持続させる方法などクリアする課題が多くて模索しています。


やはりベン石の優れた人体への癒しの力は偉大で、
「ストロンチウム、チタン、クロム、マンガン、亜鉛など、
人体に有益な30以上の希土類元素と微量元素を含む微結晶石灰岩で構成され」
「神経を落ち着かせ、血液を調整し、経絡をきれいにする効果」があると中医学で説かれているところを尊重したいと思います。

ベン石にこだわって利用法を自分で工夫して、
その可能性を引き出せるよう技術をあげていきたいと考えています。


でも「ホットストーンとして形状も大きさまで理想の玄武岩なら売ってるのでは?」という考えに。

確かにそれは通販でたやすく手に入ります。
目がとても細かいので肌に引っ掛かりがなく、マッサージストーンとしても最適です。
玄武岩はベン石のような希土類元素と微量元素は含まれず、
神経を落ち着かせ、血液を調整し、経絡をきれいにする効果もベン石のほうが優れていそうですが。

今の私の現状では、納期が近くて手に入りやすいというのが、
かなりの魅力になって目に映ります。
なので、それはこれから取り寄せて試したいと考えています。

ベン石オンリーで構成しようと考えていたのが、
思いもよらぬことで、節操がなくなってます。 -.-;



とにかく新たな気持ちで試行錯誤を積み重ねて、
いいものを、いい施術をお届けできるようにと、
がんばっております!



もう少しだけ、お時間の猶予をいただければと願っております m__m



鈴木政春
posted by スズキ at 03:05| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月18日

自然の気候変化の流れの乱れに翻弄されて、

ここのところ、
私も長袖を着たり、
半袖のシャツを着たり。

気候変動が著しいですね。

寒くなったり、暑くなったり、湿度が高かったり。

中医学では、自然界の大気を(風・暑・湿・燥・火・寒)の6つに分類して考えます。
それを【 六気 】と呼びます。


この六気は、そのままでは問題を起こしません。


ただこれが過多になるとき。
「寒すぎる」、「暑すぎる」、「じめじめしすぎる」、「乾燥しすぎる」他、、のように。

たとえば冬は寒いと相場が決まっているものの、
そうはわかってはいるが、
「あまりに寒すぎ!」というと、
体が過剰な寒さに追いついていけません。
それで風邪を引くことってありますよね。

そのように六気が過剰となったり不足するとき、人体への影響が強く出てきますね。


または人体が著しく六気に抵抗力をなくしたときも、そうです。

人間は自律神経で自然界の大気の変動に対応するのですが、
自律神経が乱れてしまい体の外側にある気への抵抗力が低下すると。

人は容易に発病します。

そのときは六気(風・暑・湿・燥・火・寒)が、
単なる気と呼ばれる状態から、
病を引き起こす病因となり「邪」と呼ばれます。

六気(風・暑・湿・燥・火・寒)といった自然界の大気を
六淫の邪(外邪)「風邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪・寒邪」というように病因と呼ばれるようになります。

身体内部へとそれぞれ特徴を持った病因としての影響を与えだします。


ですが、比較的に四季の気候変動が明瞭な日本の風土では、
夏に暑い、秋は乾燥しだして、冬は寒くて、、、となるのが自然の流れでしょう。
人間は自律神経の作用により、
しっかり自然の六気の移り変わりを把握して、
体を自然界の変化に順応させるため書き換えていきます。

外見上では見て取ることはできませんが、
秋には冬の寒い時期を過ごすための耐性のある体へと冬の前から徐々に移り変えて、
やがて春に差し掛かれば夏の過酷な暑さに耐えられるように体の状態を書き換えています。
冬には冬の寒さに耐えられる肉体の耐性状態を作り、
夏には夏の暑さに耐えられる肉体の耐性状態を作る。
そのような手の込んだ変化を、
脂肪の割合やホルモン分泌というものの変化もともない内側で大きな作業がなされているわけです。


それが日本人の人体にとって長年にわたり培われてきた
「自然の流れに順応」していくということです。

うまく順応する機能が発揮できていれば大丈夫ということです。


それが自律神経の乱れがおこれば
人体にはただの「六気」という自然界の状態を表す言葉が、
「外邪」という有害なものという意味合いがついてしまう。


免疫力が強くて抵抗力があれば、
現状の大気は「単なる六気」でしかないのです。

それが免疫力が弱って抵抗力を失いつつあれば、
現状の大気は「有害な邪気」となります。



つまり自分の抵抗力の度合いにより、
今の自然の流れの乱れが外邪となるかどうか決まります。




ただ昨今ではエアコンで夏の暑いときにがんがんに冷やして<自然の流れに逆らって>みたり、
(弱冷房のような、過剰な暑さをやわらげる程度は大丈夫だと思います)
さっこんのように<自然の大気の流れが今様に乱れて>しまうとき。

体が気候変化に追いついていけずに、
外邪が乱れ飛ぶようなありさまになって咳をしている人が増えるのもうなづけます。



自然の流れがおかしくなってきている、この頃は。
どうやって、自らの抵抗力を高めていけるか?

そこに気を配って、体作りをしていくことが、
年々、大切さを増していくようになっていくことでしょう。

そうしないと容易に外邪に体調を翻弄されるようになってしまいます。

これは実に恐ろしいことです。







最後に、六気の関係性を表す図を付しておきます。

六淫邪 外邪.jpg
posted by スズキ at 05:57| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月15日

漢方薬は薬なんですよね。使用上の注意をよく読まないといけません。m__m

「漢方薬は副作用がないから気軽に服用できて安心ですよね!」

そんな言葉をお伺いして、
「お、おやぁ ^-^; 」と驚いたことがある。




たとえば、葛根湯。

私も風邪の引き始めのときに服用することで効果的なお薬。
水っぽい鼻水やくしゃみ、軽い咳、寒気を感じたときに有効です。

最近では近くのドラッグストアにも置いてあり手軽に手に入るので。
化学的に調合された薬よりも、葛根湯を選んで購入することもある。


葛根湯は、発汗作用を高め(汗法)て風邪を治療する効果がある。
するともともと汗をかきやすい人には、かえって汗をかきすぎて症状が悪化して長引くこともある。
更年期障害の方も、汗をかきやすい方がおられるので、
そのときは服用を控えるか官報薬局などの専門家にご相談なさるように。

水っぽい鼻水の人は効果的だというのは寒証のタイプの方で効果的です。
ですが鼻水がどろどろして黄緑色、のどが痛くて赤みがかっているなら、熱証のタイプです。
この熱証タイプの方には、葛根湯の効果は薄いそうです。


また葛根湯に含まれる生薬のひとつの黄麻は血圧を上昇させる強い効果があるため、高血圧の人は控えること。

黄麻や桂枝は強いため服用をしすぎてはいけません。
そして子供や高齢者、高血圧の方や心不全の人は専門医に相談のこと。



【第2類医薬品】ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A 16包


実は、上記のアマゾンのページを、よく観てください。

そしてページ中の「医薬品の販売について」以下の使用上の注意を読んでいくと、

■■相談すること■■
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)発汗傾向の著しい人。
(6)高齢者。
(7)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(8)次の症状のある人。
むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害


と記載されています。


相談することにかかれた箇条書きの項目は
中医学を専門的に学ばないと、
「なぜ、そうなのかな?」
と、あやふやな感じを受けるかもしれません。
私も以前は相談することの項目について、
今のように理由がわからなかったときは
あまり気にしていなかったというのが正直なところです。。。


どのような意味合いで書かれた相談すべきという内容かわからなくても、
しっかり目を通すことが非常に大事だと感じました。

最近ではドラッグストアに薬剤師がおられるところもあるようで、
こちらから声をかけて使用上の注意をお伺いするといいでしょう。

posted by スズキ at 09:39| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ためしに買ってみた!お手軽なべん石温熱器。だが、どうやってこれを活かそうか?悩んでしまうところです。

べん石温熱器のなかにも、
カッピング機能がついたものもある。

こちらは私がメインで試してみて納得できた機器ではなく、
試験的に購入したものです。


ハンドヘルド電動バックマッサージャー、負圧ホットマッサージ美容機器ディープティシューグアシャ削りマッサージツール用筋肉、頭、首、肩、背中、脚と足(タイプ02)

特徴:
1. 2つのタイプを選び、エネルギーを出すことができるマッサージャーはあなたの体の健康によりよい効果をもたらします。
2. ABS素材で作られており、長期間使用しても耐久性があります。
3.カッピング、ホットプレス、スクレーピング用、1台3台用に使用できます。
4.体の循環を促進し、削り取って毒素を除去します。
5.熱効果を通して、皮膚のコラーゲンを活性化し、継続的な熱が体をリラックスさせ、ストレスを簡単に解放します。
6.石の効果は痛みを取り除き、疲労を取り除き、代謝を促進することができます。
7. 9段階の調節可能な温度と吸引力は、あなたの要求を満たすことができます。
8.コントロールパネル、高速調整、使いやすい。


・痛みを和らげる:マッサージしながら、さまざまな角度から強力に、正確にそして快適にマッサージできます。強力なディープティシューマッサージは様々なマッサージ体験を提供します。筋肉の緊張や痛みを和らげます
・スクラップマッサージの技術:私達の手持ち型の電気マッサージャーはカッピング、熱い圧縮およびスクレーピングの使用のために使用することができます。深いボディマッサージのために造られる多機能の電気マッサージャー。首、背中、肩、脚、足などの場所での使用に最適です。陰圧は、体の循環を促進し、掻き取りによって毒素を除去するのに役立ちます
・解放圧力:熱効果によって、皮のコラーゲンを活動化させ、連続的な熱はボディを弛緩させ、そして容易に圧力を解放することができる。疲労を取り除き、新陳代謝を促進します。もっと健康になる
・使いやすさ:電動マッサージャーは使いやすいです。速い調節のための明確なコントロールパネルの設計、使いやすい。9段階の調節可能な温度と吸引力は、あなたの要求を満たすことができます。使用して長期間耐久性のあるABS素材で作られています。滑り止め&快適なハンドヘルドデザインは使用することがより快適になり、また操作がより効率的になります
・カートに追加:多機能ボディスクレーピングプッシュ脂肪マシンは、家族での使用に最適です。コンパクト、ポータブル、高品質、それはあなたの友人、両親、家族、彼らの健康生活のために長老への良い贈り物になることができます



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここからが私の利用して感じたことです。


・充電式ではなく、アダプターをつけて利用のこと。
 電源系統は充電ではなくアダプター直結という回路上シンプルで故障しづらいだろう。

・アダプターのコードの長さが短めで追廻が難しい。

・べん石のヘッド部分を暖めて温熱効果があり、遠赤効果や超音波などで筋が効率的に緩むようだ
 温度調整をして暖かくしようとしても、温まるまで時間がかかります。
 ベン石の使用された量が圧倒的に少なく感じます。ベン石の効果は期待できないよう感じた
 この点は、購入前から予想はしていたが、やっぱりか、、、と、非常に残念。

・吸引圧がかなり強くかけることができ、皮膚を持ち上げてリリースできるのはメリット。
 ただ吸引圧が強くて吸引エリアが小さい。
 吸引させたまま気を抜くと、赤い跡が皮膚につきやすい。

・添付してある手引書は、中国語のみです。


・いいところといえば、べん石を使った温熱器で7000円弱。
 安価なところだろう。
 べん石を用いた温熱器を手軽に試そうというときには、いい。
 個人利用で、家族に対してマッサージを加えようというなら、
 個人の意見としてお勧めできる選択だろうと思います。
 

・本体が軽くプレッシャーをかけるのは不得意といえます。
 (※ この点において、私の施術での利用はメインにはなりえない機種ですね )

 半面、本機が軽く、べん石に凸がついているため、頭皮部分を緩めるのはいい感じです。
 本格的ではなく、お手軽に温熱器として使うには、肩がこらずに使えるのもいいだろう。

 ※ 押す圧をかけなくてもマッサージ効果を得られるというのは、
   思った以上にリラックスしながら浅層部位への刺激ができる。
   べん石の利用にこだわらなければ、
   より高機能で使い勝手のよさそうな吸引圧をかなえるスクラブ機能に優れた機種が
   アマゾンで探せば多数見られます。
   そのようなものを広く検討していただくのもよいでしょう。



上記のべん石の機器は吸引圧がかけられるという器具で、これを陰圧とすると、
押し込む圧のことと、陽圧とする。
陰圧と陽圧という、引き剥がす操作と押し込む操作を、
同時期にもちいることを工夫すれば、興味深いリリースができるかもしれません。

つまり、ふたつの温熱器を同時に利用して陰と陽の圧刺激をかけるということです。


押し込む圧のときは、うまく力の取り出し方を工夫しない限り、
皮膚抵抗で圧の力は大幅に減じられ反発抵抗し緊張する。
それに対して吸引圧は、吸引しすぎまで行なわなければ、
皮膚抵抗はあらわれず、皮下組織にまで容易に意図的な操作圧を与えられる。
この皮膚抵抗がおこらない圧をかけつつ、皮膚抵抗がかかる圧をかけるとき、
脳は体外から加えられた刺激のどちらかひとつに集中して対応することができない。
その結果、陽圧がかけられた部分の皮膚抵抗が減じられるようです。

ただしこれは私がおこなってみた、
狭い範囲での実験結果です。
また陽圧をかけるときにも、
一般の方がおこなう圧ではないため、
多少特殊な例でのことを申し上げているととらえていただければ幸いです。

posted by スズキ at 02:57| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月13日

日頃のやさしくきめ細やかな自分の体の情報集めがあってこそ、あと一歩、前で踏みとどまれるのでは。

最近売られているパソコンは、起動ディスク用に「SSD」を積んでいる機種が増えていますね。


私も旧型のノートパソコンを、去年の8月にSSDに載せ変えました。
そしてそのSSDがクラッシュしまして。。。


主要な資料部分はバックアップ用データを取る習慣はあるので、
これはなくせないというものは外付けHDDに入れてはいます。
ですが最近のデータやバックアップしきれていないものもあり、
非常に厳しいですね。


ここ数日、パソコンに負荷をかける作業をしていました。

そのときときどき画面がフリーズしてリセットを繰り返し、
メモリーが少ない状態で作業していた結果と思っていたら。
SSD式のディスククラッシュの予兆だったのです。。。。


あぁ〜。なんて愚かだったんだ!!


SSDは論理的にひとつのフラッシュがダメになれば障害は連鎖し、
復旧が困難と聞いたことがありましたが、これほど、ひどいとは。
システムが入ったパテーションはデータが出荷当時状態になっています。
データ用パテーションもボロボロでコピーもほぼできません。

HDDなら論理的障害だけなら
ディスク上に書かれているデータは消えてないため、
読み出そうとあの手この手を使えばある程度は復活できます。

ただSSDは、いかなる努力をしてもムリでした。。。

SSDの障害は、ひどいものです。
ネットで同様な症状から抜け出せた人はいないかと探しても、やはりそのような意見が多数。

これを体験したら、日々のバックアップの必要性を今まで以上に感じざるを得ませんでした。


ただデータを別のハードディスクに刻々と移しかえるシステムを構築するとなると、
私にはちょっとハードルが高いような気がします。
Wifiでデータを飛ばしていけばいいのですが、
そうするだけで家の中に飛び交う電磁波の量が飛躍して多くなります。

それはなかなか難しいのですが、
SSDを使うなら、
せめてHDD以上に検査を日々か同等の定期的に行う必要がありますね。





と、ここまでが、落語で言えば「枕」のようなものです。


日々の点検が大切だというのは、
人間の体だって同じことじゃないですか?
そのほうが未然におおごとが降って湧いてくる前に対処ができます。

私の母のことを引き合いに出して申し訳ありませんが、
私の母は80代半ばですがとある会社の正社員でした。
おかげで定期的に健康状態を検査する機会に恵まれています。
母の兄弟が、がんを患った方もいてがん検査もしていました。
ただそれでも末期となった膵臓がんは見つからずにいました。


先日、オイシックスの社長がカンブリア宮殿で「食に関する社会問題に取り組む」という言葉を述べていました。

私にはこの検査によりみつからないがんがあるということに対して「健康に関する社会問題」といいたくなった。



母が病院で担当医から病状を告げられたときに、私や親族もいました。
そのときの母の不安や恐怖、苦しさは、凍りつくほどでしょう。
母同様に、私も気が動転して凍りついていました。

私自身の体に対しての無知さ加減にあきれ、
母に申し訳ないというしかなかったのです。



そして母の他界した家で、一人母の位牌の前で。
母が感じた苦しみや悲しみがなくなればいいと、
寝ても覚めても考えていました。




そうするにはどうすればいいか。
無策のまま夢想ばかりするのではいけません。

単純なところですが、
「症状が進んでからでは対処ができるものではない」のです。

自身の施術法が末期のすい臓がんに効くわけではないが、
私の持てる力の限りをするしかなかった。
心身ともに硬直し切った母の体を、
いくばくか和らげることはできた。
ですが、そこまででしかなかった。

奇跡は、どんなに必死に祈ったとて、たやすく起こりません。
それも、嫌というほど思い知りました。


現実的に考えるとすれば、
本当に未病のときにこそなすべきことを決めておくべきです。

日々、刻々と移り変わる心身の現状を観察し分析して理解を深めていくのです。
自分へ向けられたセンサーがやさしい気配りや心配りをしながら関わるならば、
やさしさを受け取る体から、より細やかなメッセージが聞こえてきます。

そこを他人まかせにしすぎないことも大事だと思います。

自分で自分の体に気を配るということの背景として、
やさしい言葉がけを自らの体にしてあげるような。
いい意味での暗示をかけるかのように、
「コチコチからゆるゆると〜」とか、
「もっとやさしく呼吸を繰り返して」とか。



中医学診断の脈診を学び、
少しずつほかの中医学診断も学び、
東洋医学の本をかじり出したとき。


いままで体の状態を察知して表現する明瞭な基準がなかったから、
健康法が幾多あったとしても、それが活かせなかったんだなと感じました。

このストレッチをしてどのように自身の体がバランスが良くなったかとか判断できなくて、
中途で辞めてしまったり、
逆に辞めるべきなのにやめなくてえらいことになったり。


以前、私のブログでもレコーディングダイエットのように脈診を日々しながらデータを記録しているといいました。
レコーディングダイエットでは、100グラム単位のメモリーの体重計ではなく、
できるだけメモリーの細かい精密なもののほうがいいと。
計量化されたわずかな変化を知ることで、
日々の体重増減に関わる活動がどのようにメモリーに反映するかが小刻みに分かること。

そのような細かく計量できるようにすることが、
健康面のバロメーターにも必要でしょう。

バイタルサインのような、脈拍や血圧等の状態を見ることからわかることもあります。
まさに数値化して計量できるので記録をしやすいため、
非常に便利で、ぜひ、日常の健康管理に使っていただきたいものです。

ですが、それに加えて、
私が脈診や他の中医学診断を少しずつ学ぶにつれて、
非常にすばらしい刻々と移り変わる自身の状態を見つめられることや、
危険な状態だからその先に行くなというような指針を与えてくれるものでもあると知りました。

脈を取ることや舌や腹を診ることは技術ですから。
容易にわかるものではないですし、
その裏側にある東洋医学の考えがなければ深い読みができずに、
パターン化された状態を暗記する暗記物になって応用がききません。


ただしそれらの技術を高いレベルで習得するには、
並大抵のことではできないことも自らこの数箇月で思い知りました。

それなりの十分なレベルではないにせよ、
自分の体が変調をきたしており、そこから改善の緒を与えてもらえたのも、
脈診と舌診と腹診の実験台として日々、自分を自分なりにみてこれたから。

それは過去に多くの書物として後世の私に知恵と技術を残していただいた先人の偉大さにあります。
脈診講座の先生のおかげや、書籍にもDVDにもお世話になりました。


その後に、脈診を、平素の病気になるまえにするようにしていけば、
徐々に自分自身の状態を察知する気配りセンサーが育っていくはず。

それを、、、もし、母が生前の元気なときに受け取っていたならば。

たとえば、
普段はいい脈だったがいきなり「沈脈」が数日も立て続けてでたならば、
その身体内部の奥で起きる異変を察知して、
東洋医学の先生なりかかりつけ医に行って、
診てもらおうしていただろう。

西洋医学的には、私の母ががんが発覚する3ヶ月前に会社の健康診断を受け検査結果的に問題はなかった。
なので治療には至りませんでしたが。
ですが東洋医学的には、あきらかに問題が出ている状況だから、
その場合の対処法があります。

そして私がもしその当時に脈を診る習慣があって母の脈をみてあげていられたらどうだったろうか。
そのような想像をしても、母に対してなんらできることは今はないのですが。
おそらく、私も母に対して動かねばならない時期だとわかって、動いていただろう。



自分の体の状態を精密にわからないから、
不調さはあったとしても疲れていただけとうっちゃってしまったり、
弱音をはけないとか仕事を休めないというほうが先になってしまう。

そのような立ち位置から、
自分で自分の身体状況を観れることへと、
多くの人が自身への中医学的検査に関心を持ってもらいたいのです。
そしてちょっと陰陽のバランスを崩したというところで、
容易に引き返そうという気づきを自らがえられるように、
または家族の誰か一人にそういう人がおられるようになれば。




世の中には検査をしても見つかりづらいがんもありますし、
その他の慢性疾患や症状などを被る前の不安や不幸や恐れ、
または実際にそのようになったときに自分の状態を冷たく感じて生活を送らなければならないとき。

そのようなこともあるでしょう。

ただそうなる前に、少しでも自分の体の生の声を聞いてあげて、
日頃から暖かい陽光がさしたときのようなやさしい声で
自分の心身をいたわる思いやり習慣があるならば。

自然にそれ以上の無茶をしないようにしようと、
自らをいつものようにいたわろうとするでしょう。



つらい局面であれば、なおさらそうです、、、

自身の体に対して、
「なんで出来が悪いのか!」と罵倒したくなる気持ちが出てくることもあるでしょう。
悔しさや、恐怖、切なさなど様々な感情から、
寝れない日々が続くようなときもあります。

ただ荒れた感情のままでいるつらさから離れ、
やさしい自らの身に感謝を述べる気持ちでいたほうがしあわせです。


「自分は十分、この体で生かさせてもらいました。感謝です」と。
息も絶え絶えでたどたどしい、、、。

私の母が死の間際に、そのことを教えてくれました。



そのような母にですから、
未病のうちに脈を診る技術が身に備わって使える人になっていたならば。

もう少しだけ温和なひなたで現世でくつろいでいかれたかもしれません。





うまくこの脈診等の診断とベン石の温熱器を対処法として取り入れてみて、
私はセルフワークで、ある程度の成果があげられたと思っています。

やはり脈で不調がわかったとしても、
それを改善させるための対処法がなければそのままでしかないので。
古代中国の、ベン石が産出する地域で主に用いられた隕石由来の石ですが、
エネルギーが減少した状態を補うような場合には、実に心強い道具ですね。

現状の私の施術のやり方ではベン石温熱器の使いどころに苦慮するのですが、
交換した温熱器が送られてきたら体験会的なささやかなものは必ずやらせていただきます。

お時間がある方は、ぜひ足をお運びください!

これは私としても、データ集めの色合いがありまして。
お腹や背中を直接皮膚の上に温熱器をかけたりしますので、
それもあって男性の方がやりやすいので、
体験してくれる方がいると嬉しいです。

m__m

もうじきに、送っていただける手はずなので、
きたら、すぐ体験会のお知らせをさせていただきます!!






余談ですが。。。
「東洋医学の先生で信頼できる医院にいけばいいじゃないの?」という、
そのようにしたほうが
確かな技術で見てもらえるし、
勉強をわざわざしなくてもいいし、
などの考えを持つ人もいると思います。


たぶん、以前の私もそう考えていました。

ですが東洋医学の見方は素人ではわかりづらくて先生から解説をされても、
私には未だにわからないことばかりですし、とにかく難しい。
基礎的な勉強が進んでいなければ、かえって先生の話をきくと得体のしれない不安を感じました。
未知の邪悪なものが悪さをしているような、ダークな想像がされてしまい。。。
そして説明をしっかりしてくれる先生もいますが、
そのような先生ばかりではないようです。
すると自分自身の状態を東洋医学的にはどういう傾向があるかわかりません。

そのような様々な疑問を持つ人のために、
最近では東洋医学の良く出来た一般書が、
書店に行くと山積みになっているんだと感じました。

私はやさしく経験豊かで頼りがいのある先生に診ていただくことはすばらしいことだと思います。



それと同時に、自分のことは自分で責任をもって病気を防いだり、若さを保ったり、ストレスに克つために。
自信をもって、自分の状態を自分で把握できるようになる技術を持っていたほうが、人頼みよりいいだろう。


それは歴史上の人物として、伊達政宗公をあげればいいのかもしれません。
伊達政宗公は70才まで大病もなく。
日頃から運動をしっかりしておられ、
自分で漢方の調合をして飲んでいて、
5人ほどの侍医にアドバイスを貰い。

そして、そして。
日頃から「自分で脈を診て体の異常を早期発見」していました!


政宗公は、なんども死の淵を歩いてきましたが、
平時には自分の健康管理に様々な保険をかけるほど丁寧な生をまっとうした名将ですね。

ぜひ、見習いたいです。






※ 最後に ※

もしお客様の中に脈診に関心がある方がおられれば、
ある程度のアドバイスはできると思います。

直接私が教えるというわけではなく、
いい先生を教えるとかも。 ^-^;


posted by スズキ at 12:21| Comment(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月11日

施術でのアプローチ・ポイントを明瞭に決定する勇気

プロの施術に近づくための心得はいくつもあると思います。

一つや二つじゃありませんが、

昔、野口整体の故野口晴哉先生関係の本を読んでいたとき。
記憶に残ったシーンがありました。

参考:http://www.seitai.org/index.html (公益社団法人整体協会)
参考:http://noguchi-haruchika.com/home.html (野口晴哉のホームページ)

※ 私は野口整体の関係者ではございません。
※ 野口晴哉先生の本が多数出ていまして、どの本だったか覚えていなくてすいません。。。
  また記憶がうろ覚えになっている点も、先に謝っておきます。 m__m)


野口晴哉先生が自宅でくつろいでいるときに、周りにお弟子さんがおられた。
そこで余興としてであろうか、野口晴哉先生。
ギターの弦を爪弾くことなく、思い通りに音をならせたという。
手を触れずギターの弦を、それは6本の弦を「次はこの弦。次は・・・」と、
別々に音をならしたという。


それを観ていた周囲のものはびっくりしますよね。。。


思念でギターの音を出す.jpg




私のような常人にはそのなされた仕組みは信じられないが、
十分な知恵と思索と努力が進まれていたことによるものでしょう。
野口晴哉先生が、かつて御岳山等で激しく修行をなさったということを知り、
私もどこかに修行の場を持って力を養わなければと切実に思っていたことを思い出します。


ギターの弦を触ることなく、的確な場所に的確な量の刺激を加えられているということです。。。
その操作する力は、野口先生の施術に活かされていたのでしょう。





施術をするときの大切なひとつの要点があります。

一番目、刺激をあたえるポイントを明瞭にとらえられていること。

    アプローチする部位を正確にとらえること。
    正確にというのは、ときにはピンポイントであったり、広域に渡ったり、場合はそれぞれ。
    お客様の体のほうからの訴えを聞く場合もありますし、
    体幹から遠い方から近づく方向へ点在するアプローチポイントをリリースするた順番からというときも。

    とにかくここが割り出せるかどうかが大事なところです。

    指先で軽く皮膚部分を触ったり、
    皮膚から離れた部分に手を患部情報をキャッチするセンサーと化して場所を「決めます」
    その決めが正しいかどうかは臨床を積んでわかっていくしかありませんが、
    生来的に人間には敏感に他の生命を守ろうとする親愛の性質が誰しもあります。
    潜在的に持っているその意識にチャンネルをあわせれば、
    「現状では、ここが優先度が高いだろう」という仮説を立てることができます。

    それがアプローチ・ポイントをここに「決めた」という状態です。
    そのうえで決め打ちしたときには、
    施術という他者による危険な外圧をかけられる行為にもかかわらず、
    不思議と取り返しのつかない危険な状態に陥ることが大きく減少します。

    それと同時にお客様の意識には、
    お客様の体の中に、
    陽の光が陰って勢力を縮ませた部分があることに気づいてもらい、
    「そこを修正しなくてはならないんだな」という視点を持ってもらえます。
    そういったお客様自身の焦点あわせがおこらない場合には、
    一時的に他動的なマッサージで血行不良を改善させたにとどまります。
    比較的、それは戻りがはやいといえるような状態なのかもしれません。

    その過程がなく思念で決め打ちをせずにぼやっとした感じの刺激では、
    お客様の身体内部にある「生をまっとうしようという強い意識」の陰りをはらうことができません。

    そして施術者がアプローチ・ポイントを思慮が不十分のまま決め打ちしたら、
    その点が妥当な場所ではなかったとき。
    ダメージとしてお客様の体の中に刻まれて不調が残る原因になります。
    ただいい加減な手とは違い、
    決め打ちをしたのでプロセスが明確ですから元通りにしやすいのです。

    なので優れた施術をなさっておられる指導的な先生から言われることがあります。
    「その施術では毒にも薬にもならないよ。」
    「危険をおそれる気持ちはわかるが、成長したければどこに焦点を当てるかを決めなさい」と。



    アプローチ・ポイントを決め打ちをしようとするときにだけ、
    「アプローチしたあとのどうなるか」という予測が明瞭に脳内に現れているため、
    それを観て事前にお客様に対してダメージをあたえないように修正を加えている。
    だから施術上の事故が起こりづらくなっていくのです。
    野口先生がギターの弦を思念・イメージで爪弾いたらギターのそれぞれの弦が意のままに鳴る。
    そのようなことは今の私にはできませんが、
    思念で一瞬先に施術をして済ませ、その過程が終わってから施術の手を配ります。
    
    ときとしてそれがもとで考え過ぎたり、雑念が入り、迷宮に至りますが、
    ギターの弦は爪弾かなければなりませんが、
    お客様のアプローチ・ポイントのときには、
    実際に術者からアプローチをするまえにイメージを送られたときに、
    仕組みはわかりませんが、1/3くらいはお客様自身が反応して解けてしまうこともよくあります。



    そして周囲の状態を軽くお客様の患部周辺を触ってそのアプローチポイントに目標を定めたとき、
    お客様から「そこだけは、、、痛そうだからやめて〜」ということがあります。
    お客様自身の直感と触覚で感じた言葉がでてくると、受身で施術を受けているにもかかわらず、
    お客様の脳内では能動的に自身の改善点を探していこうという内部探索視野が広がりだします。


    すると、、、。
    お客様自身の潜在的に持っている自己の状態を生命活動を続けるに際してやりやすい方に持っていく力。
    それは誰もが持っている力なのですが、そこに対して、
    ある人は、いくばくかの小さなスイッチがはいります。
    ある人は、画期的な改善ルーチンに乗るためのスイッチがはいります。

    そのスイッチを見つけ出す手伝いができていれば。
    私は、それで主訴が容易に改善がみられていなくとも、
    明日につながる永きにわたり効く力を他者から施すことができたと思います。






そして、二番目、、、と書こうと思っていたら、すでに長々とした文章になってしまっていたので、後日。 ^-^;

posted by スズキ at 10:09| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする