2021年09月20日

施術はオーダーメイドって、どんなイメージ?

昔話となりましたが、
「ためしてガッテン」等の健康を扱った番組で、
この食材がダイエット効果抜群といわれるとスーパーマーケットでは、その食材が品薄になりました。

その番組中に科学的検証をしたデータをもとに、これだけの人に効果があったんです!といわれると、
それなら私にも効くんじゃないかとココロがあおられます。

実際に効果がでたと実感する人もいますが、
なかには逆にかえって太ってショックを受けたひとも。。。
そういった話は枚挙にいとまがない。


つまり、大勢の人に効果があったんですよといわれても、
自分に逆効果ではやっても「財布に厳しく」「時間も無駄に」「心は悲しい」だけ。

逆効果になると承知の上で、おこなうものはいないはず。
行動する前に、もっと自分の現状の状態を知る必要があったのです。



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ボディチェックをするときの範囲について。


以前はカラダのアライメント(ゆがみ)がどう出るか。
つまり筋骨格系の並びがよく、垂直性が保たれているか。
(重心位置:上半身の右側前方に重心が設置されている{これもゆがみの元ですよね})
(体の傾き:たとえば顔が左右どちらかに倒れている、右肩が左肩より高い)
(指針になる骨や筋に問題はないか:脊椎の椎間は正しく整合性をもって並んでいるか。詰まりやねじれ、左右に屈してはいないか。特に仙骨・尾骨に捻じれ等が起きていないか、)
(関節の可動域:腕を挙上したり、足を持ち上げてもらうときの可動域と、曲げた際に痛みや張りなどの不調は感じないか)
その他。

その多くは「形を整える」面でのチェックが主でした。
「筋膜の癒着」による凝りにより、
筋のバランスが崩れてしまうなら、
筋が骨の位置をずらして体がゆがむことになります。

体中の様々な筋膜の癒着を分類し、
どの部位がどのような癒着が好発し、
それをどのようにリリースするとよいか。
そこを追究し、成果を積み上げてノウハウを構築していったわけです。
いまも形を整えるという視点は、ミリ単位を半分にして検知してとか、
微妙な線が伸び縮みさせながら継続して持ち続け伸ばしています。


ですが。
たとえば、このような形成的な改善をという視点だけでは、
内科的なカラダの内部をはかり知ることができません。
そこは自分の範疇じゃないといいたくとも、
いままでお付き合いがあるお客様が癌となり、
そして私の母が癌であると発覚した苦い経験も。

そうなれば内科的な情報が喉から手が出るほど欲しくなりました。


母が他界後、脈診講座を通い、
中医学診断の本を脈診同期の鍼灸師兼薬学の先生に聞いて揃えて学びだしました。


今まで概要の解説された中医学の一般書は目を通しても、
専門書になるとハードルがエベレスト登頂級でした。
背景の理論の煩雑さに当惑し分厚い内容量に打ちひしがれて。


結果、まるまる二年弱、仕事を休んで(脈診以外は)独学しました。


始めた最初は、本に書かれた文字が悪魔の呪文に見えたものが、
ねちっこく触れ続けて親しみが感じられるという瞬間がきます。

そこからの気血津液の状態がわかることの意味。
陰陽・虚実、その間にある平らな状態に持っていくにはという考え。

たとえば、脈を診るとき、これから脈を診ますというとお客様が急に緊張されて脈状が急いて虚の者も平らに見えるようなこともあり、
「脈を診ますね〜」といわずにチェックする技をあみ出して施術中にみています。

形成以外の結果から、
お客様の体力の状態や内臓の好不調、
病が深いか浅いか慢性か急性か、
気血がどの体の脈部分でネガティブであるか、
などなどをかき集めています。

※ 脈診のみで見ているわけではなく、四診(問診・聞診・望診・切診)という他の技術も、水面下で情報取集に活用されています。


するとたとえば。
以前はお客様に対して直感的には現状は好転反応が起きているところと判断したときは、
「不安を持たなくてもいいと思うのですが、、、でも、何かあったら速攻で連絡してくださいね」

と言えていたのが、脈で気血の流れが以前の状態と現状とを比較検討すると明らかに平らに安定してきている。
虚に触れていた細く沈んだ脈管状態から力強くリズミカルな脈と変わっているとわかりますと。
「不安を持たなくてもいいと思うのです。ただ、何かあったら連絡してくださいね」

と、お客様へお伝えする言葉には不安げな個所を抜いてお伝えすることができています。


または脈を診て、脈状が弱く脈管を通る血液量が減少していると、
血を貯蔵する肝臓に問題があるか気をおくる側に問題があるのか。
などと当たりを付けて、肝臓の硬化や腫れを診たり。


施術中の水面下でこなしている判断と対応の量は、お客様の現状の情報と過去にあった私の記憶する情報と。
さまざまな、そのお客様の内部からキャッチした、そのお客様のためだけの対処を探索して手を打ちます。




「ココナッツが効く!」と書かれている本も、
ココナッツの特性上の陰陽の別や原産地で暑寒を読み栄養成分の特徴とそれに対する臓器の反応など等などをチェック。
最近では食材の陰陽を解説した図鑑のようなものが発刊されておりますから、
そちらを入手されればいいでしょう。
お客様の現状の体調を気血津液で過不足をみてそれが合うかどうかを照らし合わせればいいのです。
そしてこのようなお客様の状態を知る手掛かりとしては、外見からわかるものでは不十分なのです。
ですから四診断などで内部を覗き、情報をキャッチして整理して分析し、思考する技術を用いると。。。

「あなたは、ココナッツ。あってると思うけど、あなたの中医学で言う「胃」が弱っているから、摂りすぎないでね」

といなったりするわけでしょう。

実際にココナッツの情報とあなたの体の情報を的確にリストアップさせて突き合わすことで、
そのようなチェックが可能なのです。




もちろん、私が日頃ブログで書いている、
バコパやゴツコラ、その他のものも同様です。
何人にもそれが等しく思った効果が出るというものはない。

そもそも体が、いま、それを欲している状態かどうか見えてからとれば<薬>にもなるし、見えてなければ<毒>にもなる。
そのことはどのような食材に関しても言えることです。

ゴツコラは食品として東南アジアでは日常のものです。
副作用的なものも一般的な量の摂取ではなくて、
上薬といって常時とって健康を増進させたい養生にいいものとなります。
なのであまり気にせず食材としておいしくいただくのが吉です。
それで長寿や美肌等になるわけですし。


ただバコパは、もうちょっと効果がガツンとくる感じがしております。
私がこちらを食すと、脈が急に強まり血流量がゴツコラの比ではなくあがるようなこともあります。
なので私がバコパをとるときには、自分の体の状態をよく情報を中医学の診断法で集めてからが重要になるでしょう。
こちらもゴツコラ同様にインドでは聖なるハーブ(ブラフミー)と呼ばれもちいられるものですが、
体験的に語りかけていくと、こちらはどうやら見えてからとれば<薬>にもなるし、見えてなければ<毒>にもなる。
そういえるようなところもあるはずです。
<薬>になるといえるよう、自分の体にマッチしたときには、すばらしい効能をもたらしてくれる。
非常に興味深いハーブです。




また同様に、筋膜リリースを得意とするからそれが万能かというとそうではありません。
そこもまたお客様の現状の体と心の状態により、効果的に効いていく人と、他を選ぶほうがいい人に分かれます。
どうしても筋膜リリースを得意とするものの立場で、そちらを勧める側になると、
万人に向いてる側面を推す力が強くなるものです。

ただそこの対抗策として、多様に言いすぎるとごちゃつくので黙ってますが、
実際の施術では筋膜リリース以外の手技が、常時、1/2〜1/4という量を用いていて、
筋膜リリースではカバーできない部分を補っているのです。 ^-^

だから一般的な筋膜リリースをなさっておられる先生が覗きにきてくれたときに、
かなりそのことに驚いていました。
オステオパシーや均整術、その他のボディワーク系の技法を多く取り入れた末にいまの私の施術がおこなわれています。

お客様は、筋膜リリースを買いに来たわけじゃなく、体がさらに思うような改善した状態を求めてきてくれたわけです。

そこを念頭に入れて仕事をしていたら、自然に手技の引き出しが多くなったようです。
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posted by スズキ at 18:50| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月19日

バコパを食べやすくするために、ギャバンのフルーツチャツネとマンゴチャツネ、試してみました。

認知機能の改善促進によい成分を含む「バコパ」。大量のバコパ.png

育てやすく、食してその効果は実感するものの、
フラボノイドという苦み成分が効きの良さをみせるハーブです。

ゴツコラなら、サラダにして、おかゆにして、一気に多めにいただくのはたやすいのですが、
バコパはサラダでそのまま食すには苦すぎで断念です。



そこでインドでも摂られているやりかたでチャツネにする。
甘さがあるチャツネでは、フルーツチャツネやマンゴーチャツネなどでご存知の方もおられますね。
インドではしないようですが日本ではカレーの隠し味としていれたりするようです。

アーユルヴェーダ系の文献をみると「タマリンド」をもちいたチャツネにバコパをいれるというものがあり、
私もタマリンドのペーストを買ってやってみました。
するとバコパが食しやすくなったのです。

タマリンドは効能も富んでおり、
こんな方におすすめ!

○疲労を回復したい方
○腸内環境を整えたい方
○生活習慣病を予防したい方
○新陳代謝を活発にしたい方

バコパをチャツネとして、一時期に多量に摂るつもりはありません。
それは不測の事態を呼びそうな危険な匂いがしてきますから。
怖くてできません。

でも料理の食材として活用できたほうがいいし、
バコパも冬の気温低下が進めば室外のものはしおれ枯れだします。
それらはやめに栄養が高い時期に刈り取ってチャツネにして保存食としてキープしたい。



ただ、私の自宅にはバコパが多量にありすぎで
「タマリンド・ペースト」でそれらを入れるにはコスト的にきびしい。
そこはどうにか耐えられても、、、
味変が一切なしで、タマリンドばかりじゃたまりませんので。 ^-^;






それで今回、
ギャバンの「フルーツチャツネ」と「マンゴチャツネ」を購入してみました。


ギャバン フルーツチャツネ 瓶 1000g


GABAN マンゴチャツネ 450g


上図のチャツネにバコパを適量とゴツコラも少量、
すりつぶして混ぜ混ぜしてみました。


結果として。


私は幸いおいしくいただけました。
フルーツチャツネにバコパを混ぜたものは、口に合うように感じます。
味の好みは人それぞれでしょう。


コスト的に、ギャバンのフルーツチャツネをベースにもちいるのが安上がりです。

私のブログをみてバコパを栽培し始めたという人がいるようで、
その方への個人的なメッセージのようになりましたが、
参考まで。





私はこのバコパ入りのフルーツチャツネは、学生には記憶力向上という学習には欠かせない能力を高めるようにいいと思います。
認知機能の改善をしたい方にも、バコパの処方はアーユルヴェーダ医のほうでは実際にもちいられているものなので、
試していただくのもいいかと思います。



認知症の本を幾冊も目にしたのですが、
お客様のパートナーがそのような認知機能が低下してきた初期にあるようだとおっしゃられたとき。
わかりやすい本としてお勧めしたいものがありませんでした。

ですが下に紹介させていただいた本は、
いいですね〜。

こないだ五反田へ散歩したついでに本屋によって見つけました。
絵が多く、デザイン的にもみていて気持ちが暗くならない。
(ここ、重要です!!)





こちらの本をみて、
改めて認知症とはどういう状態となるのか。
すっと感じ取り理解できたようです。





最近、腕の操作の誤用と頸動脈の圧迫の関係をみて、
そのわきの甘さ、肘の開き具合で仕事をするのなら、
作業中にかなり脳への血流に問題がでそうだな、、、などという視点でモノをみるようになりました。
もちろんここはまだ憶測といえるところですから、
自身の観察時の視点の置き所としてなのですが。


脳神経が用を終えて古きものが排泄されるしくみがあるのですが、
それの排泄の流れが滞って脳内に問題のものが溜まってしまうと。
そこでCT等で脳を撮ると脳組織の器質的なダメージが発見できるようになります。
いったんかなりの脳の神経組織がなくなった空間ができれば、
現代医学でもそこを再生するような対処法はないため、
その後に症状が進まないよう対応するまでとなります。

バコパとゴツコラは、
脳内への血流の壁をかいくぐる成分が含まれていて、
認知機能が低下を疑われるような初期の段階であれば、
傷を広げることが抑止することができるといいます。


あと数年後には65歳以上の5人に1人は認知症と予測されている時代ですから。
日本人にそれが積極的に効くかどうかわからないまでも、
とっておいて様子をみておこうというのはありかと思う。

慎重にバコパについてネット等で文献を読みましょう。
以前に紹介させていただいたかもしれませんが、
以下が内容的に充実しております。
わかりやすいでしょう。

バコパ抽出物の認知作用に関する無作為化比較試験のメタ解析 – 日本メディカルハーブ協会
https://www.medicalherb.or.jp/archives/418


ただし私の感覚ではバコパは特に薬効が強く感じるので、
ゴツコラではあまり忌避の方は考えなくとも
バコパは忌避となる人かどうか見たほうがいい。

基礎疾患等あってお薬を常用なさる方は、
必ずかかりつけ医に、バコパの成分をお知らせして判断していただくのがよいでしょう。





昨今。
バコパを使った、最高に行けてる、クールなチャツネ、
またはドレッシングって作り出せないかなと思ってます。

できたら、COOKPADに投稿だ!

posted by スズキ at 18:09| Comment(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月18日

ネコに、まなべ。



四つ足の動物の「」。

猫には前足と後ろ足があって、四つ足での立ち姿では<前足を肩甲骨><後ろ足を骨盤>で上端が強力に固定されています。

歩きは、前足が一瞬先に出て、後ろ足が追うイメージ。
左右の肩甲骨と骨盤が進行をかなえるよう同期しながら動いています。

ねことひとの肩甲骨と腸骨イメージ.jpg


私は以前テレビで、
後ろ足の怪我で、後ろ足を使えなくなった犬が、
後ろ足代わりに台車のようなものを付けられて、
前足で前進する推進力を得ることで走り回っていた映像を観たことがあります。
後ろ足は、前足でカバーできるんだなと感心しながら観ていました。


そのとき「肩甲骨のいるべき位置が異常な場合、どうなるだろうか?」

そんな疑問を持って、家にある台車を使ってハイハイをして試してみました。
下半身を台車に乗せて、前腕を前足として動かしていきます。

ゆっくり進むことには問題なくいけます。
早く進むときはブレーキがない台車に乗せられ、壁に向かってクラッシュする恐怖。
思った以上にうまく進めなかったのです。

このとき肩甲骨を含めた「前足」の機能には、
進む方向を決める導きの機能と
歩行時のブレーキの役目がある。
後ろ足が使えない制限があると、
前足の非力さと持久力のなさが痛感できます。
左右の前足にも動き方の機能役割の差を持たせていることもわかります。
利き腕側の右前足と、使い勝手がよくない左前足。
前足の肘関節の下端突起が向く向きが左右で違う。

理解ができたように感じました。




肩甲骨(前足を動かし支える)に異常がでたら、
四つ足の猫や犬なら後ろ足にもその異変が伝わる。
補完作用といわれるもので、
前足の不具合(力の発力やバランスの低下した状態)を、
後ろ足がカバーすることになるはずだ。
そうしたカバーがなされるとすれば、従来すべき仕事以外を押し付けられた後ろ足は、
多大な負担がかけられて腸骨の位置のずれによる骨盤の前傾やねじれなどが現れるだろう。

そのような推測をしました。
結果的に実験は犬猫を飼ってませんのでできてはいないのですが。


四つ足の動物たちなら、左右の前足と後ろ足がバランスよく動く必要があるというのは、
皆様も、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。




人間の体。

樹上生活をしていた類人猿から地上に降り、直立二足歩行するようになったのは、
現在では約700万年前のサヘラントロプス(2001年、アフリカのチャドで発掘された)と考えられているそうです。
ただその前の陸に上がって四つ足で歩きながら進化を続けた期間は膨大です。
それゆえまだまだ骨格面では二足直立に適するように変化した面と、
四つ足のときの名残でそれを使い続けているような面と。
二つに分化してきております。


二足直立したために、臓器や脊椎にかかる負担により起きて行った病気があります。
四つ足の動物には少ない腰椎や頚椎の椎間板ヘルニアがでてきた。
内臓下垂により消化器、生殖器、泌尿器などに問題が生じやすい体に変化していったわけです。
脊柱の後天的な側弯や前後彎曲が生じるのも二足直立で脊椎を立てたことによる弊害です。

それが側弯症の改善にはドーマン法のような四つ足のはいはいの姿勢で動き方を再構築し、
側弯を改善する方法があります。
現状の私たちの体が、四つ足の状態へ軸足がまだ置かれているといえる好例でしょう。
ゆえに、ヘルニアや腰痛、肩こりなどの姿勢のゆがみが発生原因となったときの症状にも、
この四つ足で合理的に動くトレーニング後には大幅軽減、
解消されるなどのケースがあるわけです。




肩甲骨と腸骨の呼応した位置関係の安定や同期動作がスムースに理想で整えられるようにする。
そこはひとつのキーになる発想です。

加えるならば、後に私が実感したのは肩甲骨が腸骨の先に動作指令を受けて動くと、
腸骨は無条件にそれにつき従うというものでした

肩甲骨と鎖骨の肩帯が骨盤に動きの指令を出すようで、
肩帯の操作手順を踏んで動かした通りに、骨盤が操られる関係です。
骨盤を操作する感覚は【無】になる感じ。
肩甲骨と腸骨の二つを別個に操作する必要はない。
肩甲骨を意図的に操作命令を送れば、骨盤・腸骨はその肩甲骨に従たる習いで自動操作が進む仕組みです。
人の脳は、一時期にひとつのことしか集中し思考できないものですから、
これは非常に都合のいいことだといえますね。



肩甲骨が位置の異常や機能の問題を含んでいて、正常な動きがなされない場合はどうなるでしょう。
肩甲骨と腸骨の関係性から、腸骨の動きにもその悪影響が飛び火して正常には動かなくなるのです。
肩腕部からの不具合ある動き方を腸骨が受け取り続ければ、骨盤がゆがみ、やがて定着します。
時間経過や負荷量の重さによっては、骨盤のゆがみは寝て休んでも戻れなくなるのです。

そのような胴の上方の肩腕部から下方の骨盤へ影響の飛ばすルートを、肩甲骨と腸骨に見て取ることができる。。。
これは腸骨への負担が考えてもみなかったところから降ってわいてくるもので、
歩き方の修正を冷静な探索の元で検証してみてもみつけづらい(私も3年前は、ここが見えていませんでした)。

※ 裏を返して体の正面では。
  肩帯では鎖骨の胸鎖関節部にある骨頭から、骨盤では恥骨結合の結合部にあるところ。
  といった左右の手足の交わる関節部が十分な噛みあいが消えてかみ合わなくなっています。
  この部分の噛みあいを是正する手技がおこなわれなければ、
  肩甲骨や腸骨の位置の矯正をおこなっても戻りが早いのです。
  胸鎖関節、恥骨結合ともに、関節のずれがあれば強い炎症がその結合部周辺に発生しています。
  その関節のずれの量や痛みの激しさを持って、肩甲骨や腸骨のずれの量と見るのは妥当でしょう。


脊椎の椎骨の並びが整う構造となるには、
四つ足の状態で肘と膝の関節がはまる状態で手足を柱とすればかなえられる。
そういう仕組みのままというのは、
先ほどの脊柱側弯が四つ足でのトレーニングで改善することがあるという点でわかります。


肩甲骨がいきたい方向を導く「ハンドル」で、腸骨が脚の筋パワーを取り出す「エンジン」です。
そのような役割が直立する姿勢でも内在しているわけで、
自動車の運転は、私たちはハンドルを回してするわけです。
(※ 肩甲骨がハンドルというのは、飛躍がありますがイメージしやすくするためと了承ください。真のハンドルは、別にあります)

グラウディングが正しく起き始めると、身体は目の前の前方へ移動してはいるのだが、
それより先に頭頂の先にある天空へと進もうとする肩甲骨と腸骨の関係する背面の動きを感じるだろう。
この体幹が生きた操作が自動で起こる者となるようなトレーニングは、
バレエのレッスン等には多く含まれているのです。
その視点で研究してみると実に興味深い。

このような体感は、言葉で説明されわかるものではないのですが、じつに上品でのびやか、しなやかさがすがすがしい。
体幹を垂直に置くグラウディングができている条件下では、
伸筋の伸張が四つ足でも二足直立のどちらでも、股関節や肩関節、その他の関節をカチッとはめられるキャパができるわけです。
骨と骨がかみ合う支えの構造体が正常に働いたときに、水平の横隔膜を筆頭とした地面に対して立位で水平にあるいくつもの隔膜が呼吸をよくやりやすくさせ、体の深部を通る動脈の血の流れも停滞しなくなる。その動脈の流れのなかには、首の中を通る頸動脈も含まれます。
これは私がイメージする、整体屋さんがいらないカラダです。



もしこのような状態が自身の身に体現できておらなければ、ピンとこないはずです。。。
それはそれで、いろんなことを考える人がいるものだということでスルーしていただくこととなりますが、
すでにグラウディングが感覚的に体現できている人同士では、「そうなのよね〜」と共感の嵐なのです。。。 ^-^;



このような肩甲骨と腸骨の姿勢や動きの要領がつかめたら、歩行の疲労が激減するのでは?
そういう実験も、私自身、昨今繰り返し検証してきました。
それは、その通りだと感じられました。





以前の私は、大腿直筋など脚部の屈筋群を誤用なされて骨盤が前傾することが、
脊椎の前後彎曲やねじれを作る根本だと考えていました。
脊椎は骨を支えの支柱として使える量が増せば楽できます。
だが脊椎の並びが雪崩を打って崩れやすい状態では、
筋肉を骨の崩れを支えるためのつっかえ棒やコルセットに化けさせて、
それらの筋疲労も起きるし、体の芯を通る動脈代謝を圧迫して呼吸をしづらくさせる。
そこが「骨盤部のずれからおこる割合が7割ほどもある」かと思っていたのです。



確かに、それはある。



そのような側面は往々にしてあるものの、
この前足の肩甲骨の位置や動きの異常が胸郭をゆがませて、
頭部をのせる位置の理想を守れなくなるポジションに、否応なく持っていく。
そこに対して胸郭の形態や機能異常関係の本を多読して施術でその面に取り組むと、
後ろ足の腸骨を正常な機能を抑制させる要素に加えて、
前足(鎖骨・肩甲骨を含む)により骨盤のアライメント等の異常が引き起こされたケースがある
と仮説検証をと考えました。
そう考え独自に検証を重ねる過程で、それは単なる思い付きじゃなかったということがでてきたようです。




前足を手として使うよう進化させてきた私たち。

ペンを持つ、キーボードを打ちマウスを操る、工具を操作する。。。
様々な道具を操るようになってきた。
するとこの手という多様な動作、複雑な操作などへと役目を進化させてきたし、
現代社会では車の運転やデスクワークちゅうのオペレーションでも、手を使う。
社会的生活を送るために、足以上に手先が器用化されるのみにあらず、
多用化されてきて脳もそれを動かすためのエリアを増やして対応してきました。

そうなってくると、胴体の基底部という脊椎を支える基礎部分がどうであるか。
その物理的構造上の重力線を観た問題を押さえた視点は大切です。外せません。
だが、現代社会を生き抜く私たちの「手を使う」取り組みが拡大してきた暮らしは、
重力線の視点を包含し、それを増すほどの問題へと存在が増していたと感じています。
骨盤は板状のパーツとなる骨がいくつかの関節をもつという強さがあるものだが、
上半身の胸郭とは左右での肋骨や肋軟骨の24本と肋間筋という間の設定の大量さ。
それらは呼吸での動きをかなえるための柔軟性を持った骨のプロテクターですが、
その柔軟性がゆがみや詰まりつづけの緊張状態を容易に作り出す潜在性を持つという性質でもある。
骨盤よりも胸郭のほうがはるかに容易に外的な圧迫による影響を受けやすい繊細さを持っています。
その緩さゆえの歪みやすさを避けるための安全弁としての機構として、
胸骨と胸椎の上下に伸び縮みをあまりできない仕組みがあるのですが。

利き腕ばかりの使い過ぎなどによる手の動きの誤用は、その胸骨と胸椎のねじり状をあたえてしまう。
そういった胸郭部のゆがみは、本人的な自覚があまり意識にあがってこない面がありますが、
手の使い方が肩甲骨を肋骨部に不都合に圧迫を加えていく結果から、
やがて胸骨や胸椎へいたるねじりや変位があらわれると。

途端に、それが歩き方の理想形からの変調が現れてきます。



つまり肩甲骨や鎖骨等を含む腕の用い方が、みずからの胸郭を活かしも殺しもしていたのです。






だが素朴な視点で、
二足歩行の人間は腕を動かさなくても歩けるじゃないかと。
四つ足の猫や犬じゃあるまいし、変なこというよなと。。。
そのような意見をもつ人がたいはんですよね。

そうなんです。
私たちは腕を動かさず、固定していたとしても、歩けます。
<歩くことは歩ける>といったほうがいいかもしれません。



それは、人も肩甲骨が四つ足で歩くような動きを持って前後(正確には後方への引き)に動かしていると調子がいいのですが、
肩甲骨が肋骨に対して平行にて密接に乗る形ではなく、外側に位置が3〜5センチもずれていて歩行時に肩甲骨が動かないように見えるとき。
後者は、四つ足の猫や犬なら、歩けないはずの状態で後ろ足だけで動いている状態です。


実態としてこのような肩甲骨や鎖骨の位置ずれがあるままなら四つ足の猫や犬なら歩けないままで歩くときや直立する姿勢では。
胸郭や頭頸部にあたえるダメージが、悪影響を引き起こしているのです。
その肩甲骨等が胸郭に動きの抑制を強いた悪影響化の状態は、
肋骨の骨どおしを結ぶ肋間筋の硬化や委縮、肋軟骨やそれを取り巻く靭帯の骨化などにより胸郭の理想形は失わせるに至ります。
それは私が骨盤の基底から脊椎を登ってやってくる変位と相まって、想像以上に複雑な変位の形をもたらすのです。

ある意味、四つ足の猫や犬ならしない手の操作で体全体の管理を見失った。
その結果が常態にあらわれるのでしょう。

そして心臓や肺、それに胸腺などの肋骨という骨で強力にサポートする必要ある組織器官は、
自らの手の操作における管理ミスの影響で自らが状況を悪化させる引き金を引き、負荷を雪だるまにするかのようです。。。
そのようなことの経緯について、、
筋膜リリースという施術手技によって検証できるという眼と手が持てていたことが幸いしました。



過去3〜4年前までは基底部となる骨盤のずれが改善できればだいぶ安定するはずだという視点で、
そちらにウエイトを置いて施術を組み立ててきました。

それを昨今では、それら骨盤の基底部のゆがみの問題も前提としつつ、
独立させて腕(前足というべきか)への視点を増やして探るようにしてきました。

腕へのアプローチは筋が細く痛みが神経に響く強烈なものですが、
ベン石温熱器等の温熱器等を巧みに使うことで、そこをクリアしつつ。
実際、解かせていただくようにしてきました。
前足としての腕が頭部のゆがみをつくります。そして首の凝りを増させていく原因の根となります。
なので腕を脈をとりモニターをしつつリリースを徹底してから頭頸部や胸郭を解き進めるようにしたのです。



まだ十分に考えつくされてはおりませんが、
手を前足として使えるように手技と動きの指導でと、施術機会をデザインしてきました。
その着眼での成果は個人的なひいき目を排してみても、お客様の体全身への改善へという形で表れてきているように感じています。




たとえば、先日、バレエをしているお客様で観察できたことがありました。


胸椎の詰まりが長年あったものが緩みだしたころに、
仙椎のゆがみがよい位置のキープができて体幹の安定が飛躍したそうです。

この流れは珍しいことではありません。
昨今のベン石温熱器等のノウハウが持てて、
その後に私が朝顔の手での手の使いがよくなって精度が飛躍した後となると。
恥ずかしながら手の操作精度が飛躍したのはここ半年以内といった話なので。

ですからそのような手技がなされる後に施術を受けていただいて、
胸郭の状態が緩みだしてシンメトリーになるよう積極的な介入を施術でさせていただいた成果がみえた違いは、
以前にも増しての変化を感じ取れたように思えます。



そういった胸郭となったときの骨盤部の安定性の良好さは?
そのお客様の状態を見て「大幅に変わったな!」とうなづいた次第です。^-^

胸郭の前部にある胸骨という骨の異常は、仙骨の異常に通じるものです。

そういう関係がありますが、胸肋関節部が「パキパキっ」って音がし始めたと話してくれました。
胸肋靭帯がずれて骨化したままだったはまりの悪かった部分が変化して、胸骨にも変化が見えてきたわけです。
その変化と仙骨の様子がリンクしている(呼吸時の仙骨と胸骨の動きでみます)。

なお、バレエをなさっているお客様ですから、腕の使い方について実践的な興味を持っていただいております。
それでかなり突っ込んだ動きのノウハウをおつたえしましたし。
お客様自身が身体操作の用法について独自に見立てて挑戦する挑戦者気質をお持ちなので。
、、、一時にどばって情報を渡されても、未消化になってかえって迷惑とは思いつつも、
自分なりに動きの創作をするときの手掛かりに使える部分があればということです。



四つ足の猫や犬が、まんま直立したら肩甲骨や鎖骨は、どこに置かれるだろうか?
構造上、肩甲骨の位置の違いがあるものの、肩甲骨が天井の張りです。
そうなっておられるかどうか、ということになります。

そこまで持っていくお手伝いは施術の手技でできる部分があります。
不要な筋膜の癒着部を解放して、血行不良からの神経筋の筋緊張を緩め、
関節のずれを軽減させて筋の一本ずつの流れに線を引いてつかえるように。
それには他動的にどのような動きがいいかを、施術者が実際にお客様の四肢などを動かすことで
お客様の脳に動きの学習をしていただくように努めるというところまでです。

ここまでは「位置の正しさ」や状態や機能の発揮ポテンシャルが理想に沿っているということ、ですね。



それができた後は。
姿勢の正しさから、それに基づいた動きのすばらしさの追究でしょう。


動き方の誤用を削り、改善への道を進む。
それにより体の骨格が支えにもてこにもなってバランスを取り戻し、
筋腱はしなやかかつたくましくなっていく。


これが『身体づくり』というもので、ここから深める醍醐味。たまりません!


できることなら、、、
たとえば、お客様ご自身が楽しみながら「肩甲骨等の動的な操作」を修練なさっていただきたいのです。
どのように歩行時に「肩甲骨の動きを作り出すか」という仕組みについてです。
そこは私自身、現在も朝顔の手を練習してみてわかってきたことを少しずつ気づきのストックとして増量させているところで、
人を見てその方にあった内容でシンプルに要点をつたえるまでは行ってません。
これからも、頑張っていきたいところです。

「肘から先の手先は弱し、だが四つ足の猫や犬のように前足と成せば非常に強し。なら手先の本来の役割とは?」
と思考し観察し、実験し検証を繰り返しすれば、整理が付いてくるでしょう。

そして今回の私の身体操作の課題として胸郭の正常化、それにかかわる腕の操作上の負担や誤用による異形化の問題。
そのような視点で、体の形態と動きの操作をみてきているわけですが、
この課題がだいぶ理解が腑に落ちたとなれば、別の課題に取り組みます。
人の体を観察できるようになれば課題に気づきます。
ひとつやふたつじゃありません。

ただ多数の課題を同時進行して解決できるほどの器用さもないし、
ひとつの課題に全精力と熱を注ぐほうが得るものは大きく追及する期間も短くて済むという考えで
「手を前足化する」という着想で掘り進めているということです。



ただ、今回のこの課題に取り組んだ成果はことのほか大きいもののように感じています。
成果は単なる腕の動きの自然体の追求は、腕がパワフルかつ器用に使えるのみにあらず。
そこから派生した体に置ける変化としては、、、。

頭部の血の流れに加え、
頚椎第一の自律神経系全般への影響、
心臓の動き
肺の動き:横隔膜の上下の動きの促進により消化器の下垂を改善
胸腺の働き
胸椎の変位の改善と、それに飛び火した仙骨の動きや位置の改善

・・・。

思いつくまま書けば、
さらに多くの項目が積みあがる。


これは実際、私が数年前に母の介護をしていたときに無茶をして、
自らの身体にダメージを与えてひきづってきたものがありました。

それが、いま。

思いつくままに書いた項目は、すべて手の操作が四つ足の猫や犬に然りと変えてから、自身が改善を実感できた内容なのです。



腕周りの筋や首とか、笑えるくらい、しなやかな理想の筋肉へとなった。
頭ではそうなるのだろうと思っていても、
・・・不思議なもんですね。
実際にそう変わってみると、
昔からこんな感じだったような気がしてしまう。^-^;

げんきんなものです。




私が施術を研究してきて。
いま、自分への最良なプレゼントをいただいたようなきがしています。


posted by スズキ at 20:31| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

立位、歩行等ではまずは肘の伸展。それができれば膝はそれにしたがう。

合掌造りの家。

屋根まで支える柱は、地面から天井まで、まっすぐだ。
もし柱が、中ほどで分断されて「くの字」に折れ曲がっていたとすれば。
些細な地震が来ただけでも、その建築構造体は崩壊する恐れが出てきます。


家の柱.jpg




猫の立位。

膝や肘により挟まれている骨は伸展(折れ曲がらず伸びている)している。
もし猫が肘と膝を折り曲げて屈曲させれば、数分も立っていられはしない。

四つ足の柱.jpg




人間の立位。

四足の猫の骨格の名残で肘の伸展筋が働くと、膝の伸展筋が自動で働く仕組みがある。
それを応用して肘を伸展させて、膝の伸展筋を働かせ、肘と膝の両方の骨を折れ曲がらないよう伸ばして立つ構造を作り出す。
これで下脚の伸展をもたらして、足の骨が支える柱のメインとして機能し続けている。



上腕三頭筋という下図の上腕の裏手にある筋肉が力感を持てば肘は伸展し、
それが膝を伸展させて脚の大腿骨と脛骨の関節をつなぐ作用をもたらします。
このとき、優雅な脚の運びがなされていて、長距離歩行でも疲労しなくなる。

このことに気づいたとき、
グラウディングができて安定したね」といわれます。

肘と膝の伸展筋が鍵.jpg


ただ、日本人の歩いている人、ランキングをしている人。
その6〜7割は、ここが盲点になっています。

人が歩いたり立ち続けて疲れがでるのは、
肘と膝を屈曲(一本の心柱としたいものが、途中で「くの字」に折れ曲がる)させている。
つまり手足の屈筋を作用させて、支柱となる骨の柱を不安定な分断をおこさせています。
この時点で合掌造りの家の柱が真ん中でぽっきり折り曲げられたのと同じ。
脚の骨は、膝で「くの字」に曲がり、その屈曲の量が不安定に加減を持って増減し続ける。


肘が上腕二頭筋という力こぶが出る筋肉に力感がこもれば、
それが壊滅的な疲労を脚の筋にあたえることとなります。
左右の下脚の屈曲の度合いの差が、腸骨の過剰前傾をもたらし、胴体の捻じれ等の体幹のゆがみをもたらしていくのです。






ちなみに日本人以外の海外の者の多くは、普通に上腕三頭筋で肘を伸展させて動けてます。
その好例をお伝えいたします。


フランスに私の知っている日本人女性が移住したとき。
彼女は8年ほど日本でバレエを習っていました。
かなり踊れる人です。
フランスの片田舎にあるバレエスタジオに入り、
レッスンを継続したときのこと。

彼女と同じくらいにスタジオに入った16歳の女の子が、
わずか一週間でナチュラルなバレエの動きができていて驚愕したそうです。
彼女もいい動きができてはいるものの、ここまでくるのに8年かかったのです。

フランス生まれの女の子は、普通に肘を伸展させる筋肉を使いこなせていたのです。
日本生まれで大人からバレエを始めた彼女は、肘を屈曲させる筋肉をそれまで使い続けて、
その癖が自然過ぎて自分でそこに最大の欠点があるという自覚が持てないまま6〜7年バレエをしていました。
そこの秘密に気づいたのが8年目の最近でした。

フランス人が普通になんら修行もせずに、自分以上にうまく手足を活かしている姿をみて彼女は。
この、小娘が!!」と日本語で、笑顔で叫んでたそうです。


このフランス人の女の子が特別な体の使い手であったわけではなく、
日本人体質といえそうな屈曲伸展のなかでも屈曲が先走ります。
あげくのはては屈曲拘縮をおこし凝りを量産する民の方が世界的にめずらしい。

そういうことなんです。。。



現代はそういう不都合なところに落ち込んでいるわけですが、
江戸時代以前の侍や庶民や力士などの写真をみれば、
誰もが今のフランス人の女の子のような身体操作だったことが見えてきます。

現状の立位や歩行時の肘の屈曲癖。
一刻も早く、そのような自覚に目覚めて、手放してくださいね。


ここに背骨がゆがむ秘密があるって、多くは語られていないのが不思議でしかたありません。
posted by スズキ at 05:26| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月17日

犬猫には、鎖骨がなかった! 鎖骨が、単純な移動にしか使えない前脚を、複雑な器用な動作を可能とする腕に変えた立役者です

カンタンな解剖学的な出題です。


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ねずみや犬猫、そして牛や馬など。
それらの動物は人間のように【鎖骨】は、ありますか?

(ヒント:前足を移動手段として主にもちいる動物です)


■ 解答 ■

犬猫は、鎖骨はありません。
鎖骨は肩甲骨と対になって動く性質があります(肩帯といいます)。
肩帯-鎖骨+肩甲骨.jpg
鎖骨がない代わりに肩甲骨は肋骨部位に靭帯で貼り付けられるかのように固定されています。
肩甲骨が固定されているぶん、単純な動きしかできません。

カンタンな実験ですが、あなたの肩甲骨を完全に肋骨に張り付くように固定した状態にすると、
「はいっ!」と元気に真上へ向けて手を上に挙上するのもおぼつかないし、
ドアノブを握って引きつける腕力は1/10以下になるでしょう。
ハイハイをするような動作をかろうじてできる程度になります。



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対してチンパンジーやオラウータン。
それらの動物は人間のように【鎖骨】は、ありますか?

(ヒント:前足を移動手段にも用います。
     加えて手として道具を持ち木登りのときに手掌で木枝をつかむ動物です)


■ 解答 ■

チンパンジーやオラウータンは、鎖骨があります。
チンパンジーらは、前足を移動手段以外の機能を発揮させるのに鎖骨をもちいます。
鎖骨を動かすことで手を体幹の前面部から動きだせます。
鎖骨はまっすぐな棒ではなく、ブーメランのようなカーブを持ちます。
このカーブを活かすと、引き押しがしやすいんですよね〜。
犬猫は肩甲骨の背骨近くが立ちあがる、立甲した状態です。
それが鎖骨のカーブを活かした回転や肩鎖関節部の後方への引きができるおかげで、
立甲した状態でいつづける必要がなくなりました。

ゴリラは前腕が重く、主に移動手段としてつかう傾向があります。
そのぶん、軽妙に鎖骨の細やかな操作ができるチンパンジーとの違いはあるようです。


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ここまで述べて、
「人間は鎖骨があるから器用に手を使えるんだね!」と落ち着きます。


ただ施術をするときに、
鎖骨が鎖骨の下にある鎖骨下筋、広頚筋などの筋肉の凝りや胸鎖関節部の靭帯が骨化して関節としての動きが失われていると。。。


鎖骨可動の制限.jpg

犬猫のような単純な移動にのみ前腕を使うほどの機能制限は受けてはいないものの、
この状態は、実は鎖骨を持っていない犬猫寄りに肩帯が追いやられているのですね。

私ども施術者が、鎖骨の可動をよくするために、鎖骨下筋や広頚筋を緩めるときは、
けっこう痛みが感じられるものです、、、。


鎖骨に可動を付ける手技は、鎖骨関連の筋や靭帯や関節等が正常はまったくの無痛です。
無痛というか、、なんだか気持ちがいい。

正常な状態から離れていればいるほど、痛みが強く出るものなのですが、
自分の腕はそれなりに使えているし動かせてるから、おかしくなってるわけがない。

そのような自信があるから、
鎖骨の可動を付ける手技では、状態が悪ければ悪いほど痛みが強くあり、だいぶひどいことをするものだと。
そう、思われているんだろうなと察しています。。。

鎖骨下筋や広頚筋に凝りやだまや骨化が進んでいるデスクワークの方も多いものでして。
長時間、腕を緊張させた状態で保持するよう強いられていたためできた職業病のようなもので、
本当にお疲れ様です!


慢性化した状態では細い筋が癒着が進み通常の施術ではリリースができないレベルです。

鎖骨はカーブしている内角に、不用意に外圧をかければカンタンにぽっきり骨折します。
ムリな圧はかけられない。
状態が悪ければ激痛だから工夫なしにはリリースできない。

結果的に、私はベン石温熱器等で鎖骨の役目を制限する筋や靭帯に注熱しています。
ベン石の特殊な筋を緩める周波数も手伝って、他の石にはない成果がでてくれます。
激痛を軽減させつつ、安全にリリースができるような柔軟度をあげて捕まえられる。

そしてリリースが進んで鎖骨が普通に動けるようになって、
犬猫のような肩甲骨の内角が立ちぎみになっている状態が改善すれば、
肋骨の動きが正常化してくれる。
ときどき肩甲骨の内側が立っている状態がいいのだといわれる方がいますが、、、。
それは時と場合によります。
そうすることで肩甲骨を浮かべて技を繰り出すこともありますが、
平素からそれでは問題がありです。
解剖学的な骨格の稼働できるポジションを理解していれば、
鎖骨の動きを封じてしまっている腕が機能的に使えない体だといえるのです。




先日、バレエをなさっているお客様の鎖骨のリリースをしているときに、
「ぉおおっ、痛いわ〜」といわれていて。

「この鎖骨の状態では腕をきれいに思い通りに使えませんよ!」というだけ言ったのですが、
言葉で言われただけではわかりづらいかなと思いまして。

ただすでに何度か鎖骨のリリースがなされている方ですから、カンタンかつ安全に鎖骨をまるっと摘まみ上げることができました。
そうやって持ち上げてみると、先ほどのねばりついた鎖骨の凝りがあったときは激痛でも、
すでにそのときの痛みはなくなってます。
正常化したわけですね。


犬猫をほうふつさせる肩甲骨が肋骨に張り付かせていると鎖骨が機能できていないということなんです。
肩甲骨が思うがままにローテーターカフとして活躍してくれて腕が自在にいきて美しさが表現できるようになります。
そのためには鎖骨が肩甲骨と対になって、上方から肩帯をみると◇の形状になっていることがわかりますが、
この🔶の形状をいなすなど変形させることが、人間の器用な腕の動きの原動力なんです。




以上。
ベン石温熱器があると、安全に、そして効率的に鎖骨の動きをかなえてくれるような施術ができます。
他の玄武岩でも効果はあるが、ベン石がダントツ。
鎖骨の動きに問題があってという人は、万年肩こりから抜け出せないため、首にも異常がでてきますので。
なのでベン石温熱器を巧みに使ってケアしてくれるような施術院が、
最近は少しずつ増えてます。
私が知っている先生も使ってます!!
そのような治療院を選ぶといいですよ。 ^-^


ただ鎖骨が動かせるような可動が可能となって稼働しても。。。
すでに鎖骨が動けないときの動きの抑制がなされた状態が運動神経に学習されていると、
容易に戻りがあらわれるという不都合が感じられる人がいるようです。

特にバレエや武道をしている方々では、
動くようになったところから、
さらに一歩進んだ機能を取り戻していくことが、醍醐味です。
 
「機能を付与する」のではなく、一度手放した「機能を取り戻す」というニュアンス。
失った自覚がなかった分、取り戻して自然に近づいた自身を感じられたときの喜び。


それは「驚き」といってもいい。


ほんとうにそこがわかるところまでこれて、よかった。


もしそこを体験してみたいぞという方がいたら、連絡してくださいね。 ^-^
posted by スズキ at 13:47| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月16日

「リモート☆シェフ」という料理番組を視て。。。

皆様は、リモートワークって、なさってますか?
私は、世に多くなされているといわれる「リモートワーク」はした記憶があまりなくて。
リモートよりも、対面がポイントが高いのではと、ついつい思い込んでしまっています。

それが、少し認識が変わる出来事がありました。




昨日、午後7時ほどに施術が終わってごはんをいただき、寝落ちしました。 ^-^


夜中に目覚め、近所の神社へお参りしテレビを付けました。
すると、以下の番組。


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リモートシェフ
https://www.bsfuji.tv/ondemand/library/remoch.html

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私が観たのは、以下のコンテンツでしたが、上記リモートシェフのサイトを観ると、映像が観れるようになっていました。

#9 2021/8/1放送46分10秒

【出演者】<リモートシェフ>nao(JULIA)/菰田欣也(4000 Chinese Restaurant)<クッカー>松田ゆう姫<MC>久代萌美(フジテレビアナウンサー)<審査員>小山薫堂/和田明日香/秋山具義

【あらすじ】今回は、東京・南青山「4000 Chinese Restaurant」のオーナーシェフ・菰田欣也と、東京・外苑前のイノベーティブレストラン「JULIA」のエグゼクティブシェフ・naoの対決。 中華の鉄人・陳建一に師事し、グループ全体の総料理長を任されるなど30年に渡り支え続けたのち独立した菰田と、もともとは飲食店運営企業のバックオフィス出身、独学で料理の道を極める注目のシェフ・nao。対照的な二人はどんな対決を見せるのか? クッカーを務めるのは松田ゆう姫。料理はやる時期とやらない時期が極端に分かれるというが腕前はいかに?シェフの指示をどこまで再現することができるのか?

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2名のシェフの対決です。
シェフが自分で料理をするのではなく、
シェフがリモートで作り方を「クッカー」と呼ばれる作り手に指示して料理をしてもらいます。
料理時間は、30分以内。
ボックスに指定された料理に必要な食材が入っています。
シェフは1分だけ、クッカーの作業を手伝いにいくことができます。
作られた料理を3名の審査員が実食し、
最後にそれぞれのシェフの料理を10点満点中何点と加点し勝者を決めます。



「リモートで料理を作れるってホント???」

いったいどんなものができあがるのか。
指示するシェフがこころに描いた料理ができるものなのか。。。

興味津々。


  私は冷凍食品のたこ焼きを、
  エアフライヤーでサクサク感を出すまでこんがりさせたものをいただきつつ、観ていました。 ^-^;


クッカーに指示するシェフが、日頃から教え上手なのだろうか。
そう思えるほど手順のよさで、2名のシェフは時間内に料理を無事終えられて実食。

的確な指示をシェフが送っていけば、クッカーが日頃料理をする人だとはいえ、
実においしそうなパラパラチャーハンが、作れちゃうんだと感動しました。

「いつか私も!それ、つくれるぞ!」

そう思えるほど簡単でおいしそうに、
菰田シェフ直伝のチャーハンが仕上がってます。




その映像を観ていて、
一分間だけ手伝えるというところは、、、「_?不要じゃないの?_」
と思えまして。
純粋にリモートだけで行けるんだと感動してました。




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そこを自分の身に振り返ってみて。

整体などの施術をお客様にほどこす仕事では、
基本は対面でおこなうというのが常識的です。

「リモート☆シェフ」にならって、
「リモート☆整体」をしてみるとすれば。。。
まるまる施術者がするような施術を指示でしてもらえるよう置き換えることは難しいでしょう。
ただし私たちでもお客様にお役立ちさせていただけるようなことがゼロだというわけではない。
そのような視点で仕事の流れを検証していけば、何らかの価値をお渡しする可能性もでてくる。
そんな気持ちにもなってきました。

「具体的には?」といわれたとき、可能性の追求と同時に油断なき安全の取り組みなどと、
試行錯誤をして責任を持ったことができるよう検証すべき点もあって、課題は山積みです。


たとえば、整体を自分が受ける必要があるかどうか。
筋膜の癒着が〜といわれてみたとしても、
一般の方ではトリガーポイントという治療点といえるような部位について文章で書かれた内容をみてもわかりづらいし、
具体的に自分のどこがトリガーポイントができあがっていそうか、、、。
分厚い本を読んでみたところでもわからないでしょう。

ですが施術のノウハウをもっていること、筋肉の知識をもっており臨床を数多くこなしているならば、
クライアントの映像を通して、トリガーポイントがあるかどうか検査のし方を口頭や絵で伝えて、
「自分は別に悪いところないからなぁ、整体なんていく必要もない」といっていた人が、
「げげっ!なんで脇の下がこんなに激痛?!」などと、指示通りチェックしてもらえば、
そこにどんな筋肉上の異常が内在したという問題が潜んでいるのかは一発でわかります。




☆ たとえば脇下が激痛のトリガーポイントと化しておれば、
呼吸器が問題ありという人である可能性もでたので、
肋骨の可動域を調べたり、肋軟骨の状態(硬軟・反り返りなどの変位など)、鎖骨下の癒着の進みなど、
要点部分を施術者が自分でここをこんな感じで触って、押してみた感覚を教えてといえば、
どのような問題が潜んでいるかもチェックすることができ、
施術を受けたほうがいいレベルかどうか、
エクササイズ等でも対処できそうか、などなど。おおよそ判断が明瞭にできるようになる。



☆ たとえばうつの傾向がある方の場合の多くに、整体ではどのような場所にトリガーポイントが発生してしまうかという、
教科書的な内容や、先生ごとに臨床で得た秘中の知識などから、
それは、呼吸器や消化器にて心身の不調が増加してるようですなどと、
誠意をもって整体でのいままで血と涙と汗を流して得た検査のし方を伝えてもらえば。
「このうつってメンタル部分ばかりからじゃなくて、身体にしんどくなる悪影響を及ぼす個所があったとは!」
というような点を知ることができれば。
メンタルでの成果をこころみるときに、お薬を処方されることもあるのですが、
体への改善するポイントをわかったアプローチをすれば、お薬が減ったとかいう方もでてきます。
呼吸器の機能抑制が進んで10の呼吸代謝が必要なところが半減すれば、
単純なことですが脳(特に新皮質の大脳)への血流が削られてうつや自律神経の失調と呼べるようなカラダに誰もがなるので。
そのような状態に陥っていやしないかと、チェックのし方を的確にその人にあった内容でリアルタイムで調べることができれば。


などなどでしょうか。


YouTube映像で自分が関心がありそうな体の知識や情報が紹介されてる映像をみると無料かもしれません。
ですが自分にマッチした症例のことを語っているにしても、多くは「帯に短したすきに長し」です。
自分が知るべき内容自体が専門家の眼を通さねば気づけないところもあるので、
それを考えてもYouTube映像は冗長的といえて、膨大な時間をかけた割には益がないか少ないこともある。
冗長とは、重複していたり不必要に長かったりして無駄が多いことですが、
そういった無駄の多さをカットすることができれば、
自分にとって不必要な情報のあふれるなかで生産性をあげられていない。

あの先生はこういうけどこの先生はこういっていてといった、過去のYouTube映像を観ても、
勉強熱心な先生ほど、自分の研究の進み方は速く、古い知識は新陳代謝よろしく捨てられて、
すでに新しい考えに至っていることが多いものですから。
実際に私の耳にしたことのあるあるある話ですが、「前にのっけた映像だけど、もうあの考えは不適切だと思うんだけど、でもあの映像って、多くの人が見に来ていいね!してるんで。いまさら、そんなこといえそうもない」と。
もちろん、そのコンテンツから得たノウハウでは成果はあがらない。




そういう事態って、真剣に困ってて調べているわけで、、、イライラするものです。




ですがこれからの時代。
自分のニーズを専門家に投げかけ直接ほしい回答を得ようとすることに、足を遠方へ運ぶ必要もない。
リモートサービスの予約を自分の都合で申し込むことで、時間が有効に活かすこともできるでしょう。

そういったB to C サービスは、不特定多数の方々へとしていいものかどうか。
そこに不明な点があって、早々に進めるには法的なハードルをみなければならないでしょう。

ただ施術者同士でのことですが、対面で会える時間がないときに映像を通してチェックしあうようなことも実際、やることがあったんですね。
同業者で金銭の絡まないことであれば、法的に云々ということも発生しませんから。
昔はメールでの体の不調状況を伝えてもらって、それに対して推測や憶測を持って膨らました解釈ですがと断っていたのですが、
リアルタイムに質疑応答ができると、4〜5通のメールのやり取りに3日もかけていたものが短時間で済みます。
動画で的確に検査のし方を伝えて、そのやり方のコツを教えられるので、メールのやり取りの数十倍もの成果が追究できています。



そんなことを考えると、

「リモート☆整体」でできるところもあるような気がしてきませんか? ^-^



posted by スズキ at 14:18| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクティブレスト   = 行動的に休むことの大切さ =

自室でひとり、おこなう体の使い方のレッスンで、おもしろさを実感する瞬間。

アクティブレスト。
消極的な休息ではなく、
積極的にカラダの各部を緩まる操作していく。
そのためには現状の筋が休めてるか緊張しているのか。
現在の自身の状態を認知することから始めます。


いったん、深層筋までリリースできた状態になったとします。

ここでは、多くの筋膜が慢性的な凝りと化けている方の場合は除かれます。
それは、ドサッと大変わりする瞬間の快感は、慢性的な凝りが多い方は味わえないからです。。。


深層筋まで緩められて筋肉は生まれたての赤ちゃんのようにしなやかで温かみある代謝があり、
関節の可動域も正常、体幹もしっかり前後白湯上下にバランスを感じ取り重みを通すべきルートに通せている。
そうなれば筋膜の癒着が起きづらく、合理的なカラダの操作が可能となります。
「凝りづらいカラダ」になるんです。


でも。。。

いくら筋膜上の癒着が低減しても、
ハードに動いたり、一定姿勢を長時間保持するなど、
部分的な筋疲労を起こし乳酸が溜まるほどであれば。
またはそこまではいかなくても、
いまだに、動き方として肉体上の負担が大幅目減りするまでの過程にある場合。
(※ 整体や筋膜リリースなどで、他者の先生により筋膜を緩められただけの方に多い。他者による単なるリリースだけでは、理想体を得るには改善は不足しているといえるでしょう)

もともと筋膜の癒着は。
生理的に筋肉と筋肉の間にある筋膜同士の隙間を埋められた「潤滑油」の油切れが悪化して、
コラーゲン組織同士でねばついた性質をもつ筋膜がねばりついて動きが取れなくなる現象です。

ただし筋膜がいったんは癒着しても、身体を動かして代謝力アップした状態下で、
癒着した膜組織を別方向へとずらすような動作が入ればリリースが起こります。
そのときにストレッチをするとほどけるのか?というと、そうではないでしょう。
すでに筋膜組織が癒着しているので、膜組織中に痛覚神経がたくさん含まれておりますので。
本人的に癒着した状態を無理やり引っぺがすような動かし方がなされたら、
「テテテテッ」と痛みを感じるわけです。
その痛みを感じそうな雰囲気は、そうなるまえに、人って本能でわかるんですね。
すると無意識に筋膜が癒着した状態を引っぺがすような動作やマッサージを自身で進んで避けようとするんです。 




そこ、気持ち、よーくわかりますよね。




誰だって痛いのは嫌ですし、不安や恐怖を感じます。
事の解決にはならないまでも、痛みがない状態で安住したい。
そうやって、自分をかわいがるようにできている。

だから癒着がもろに進んだトリガーポイントと呼ばれる、
いくつかの筋膜が癒着が進んで周囲組織まで悪影響を及ぼす炎症か所は、
「痛いから触らないでおいて、、、」と、何がしたかったのかを忘れた行動にでるのが普通なのです。
それが大化けできない理由でもありますね。


ただすでに筋膜が十分に緩められた筋組織が多い人では、
自分の体の隅々をボディスキャニングと言ってチェックをしていくと。。。
脳が
「あれ?左右の腰の張りが違ってたじゃないか!」
「床に仰向けに寝て、膝を立てて左右に倒すと、腰の動きが右はスムースだけど、左は突っかかって不快だな」
などと、カラダの部分に、静止状態で左右や前後、またはその場の皮膚、または皮下、そして奥の筋組織、それから骨の置き所など、
どういった現状であるか、身体をモニターするにしたがって、
脳に現状の筋の詰まりや凝り、代謝が衰えた部位や他の様々なフェルトセンスといわれるような微妙な触覚や温冷感やチリチリ感じる通電感などの微妙な感情をもともなうこともある感覚がみえてくるときがあります。

そんなフェルトセンスを感じ取れたとき、すでにそのフォーカスを当てた場所の血行は改善傾向にあります。
先ほどまでは血が10ながれるべきところを5ぐらいだったとなると、運動神経系や保護系の神経等には血という資源をわたせるものの、
痛覚や触覚等においては十分に血が供給されていない状態に陥ります。
それがもとで、すでに筋肉の凝りを創るような過剰な負担を強いる運動をしていないにもかかわらず、
そのときの筋に凝りを創る負担状態が保ち続けられているのです。

それをボディスキャニング中に、カラダの各部を詳細にモニターすると、意識が集中された体の組織部位に血行が集まるという特性があるため、
10流れるべき血が5だったから見過ごしていた違和感が、その場所を感じ取りたいという選択的必要性から血が意識を向けた場所へ一気に7〜8ほども流れ出す。
すると血行不良で痛覚や触覚が低酸素麻痺された状態から抜け、
すでに無益な惰性による凝りを創り続けていたと脳が判断し気づくことができるのです。
先ほどまで筋の中にある「筋紡錘」という筋肉を収縮させる緊張状態を作り出す神経が過剰に興奮し続けていたままで血行が悪化したままを保つはめになっていました。
それで無駄な筋硬化をし続けていたわけですが、

脳が「緩めていい状況だったんだな。それなのになーに、筋緊張しっぱなしで無駄なことをしてるんだろう?!」

と気づけた瞬間。




その瞬間です。




凝った状態が「ドサッ」と音を立てて重い背負子で背負っていた荷を降ろせたほどの、
体が一気に楽になって息がしやすくなったし、どさっとおろせた筋硬化の関連性ある遠位の張りも消え失せてます。
これが快感です。

まさに凶悪な憑き物が抜け出て、自分に体が戻されたようです。
これって筋膜の癒着がしっかり抜けた人が、一時的に加重な負担運動等から癒着したものが雪崩を打って消えたとき。
こんな感じなんですよ。




アクティブレストとして、積極的な休息をとり筋組織へと無駄な仕事をしていないかを探す行為です。
意識や感覚を活かし研ぎ澄ませることで、徐々にアクティブレストのセンスが向上していきます。




人は、アクティブに筋肉を収縮伸長させて運動することは運動と認めるわけですが、
アクティブムーブメントと同レベルの重要さをもってアクティブレストは実益があります。





あと、筋膜が生理的に緩む仕組みは眠りによりかなえられることについて、
蛇足になりますが、書かせていただきます。


深く入眠している人を観察すると、手足をぴくぴく動かしたりバタつかせたり。
歯ぎしりをしたり、寝返りを打つ。
それらも体内に蓄積した筋膜の癒着断層をリセットするための行為だといわれています。
錐体外路系とよばれるカラダの恒常性を保ちゆがみをリセットする機能が、
私たちの体内には仕組みとしてあるわけです。
地震を起こしてプレートのゆがみをリセットさせるのと同じ操作なんです。


それに加えて、夜に深い質のいい睡眠をとれているときにも強力なリリースが起こります。
普段、私たちが日常を送るときの脳波は、β波かリラックスしていてα波がでているといわれます。
それが質のいい睡眠をとっているときに、脳波がさらに鎮まります。
その鎮まったときに、わずか30秒とか数十秒内単位で、筋膜が癒着した状態を非常に強力にはがしてくれる液が脳内より排出されます。
こちらの好影響が得られるならば、
「あなたは筋膜が癒着しても寝れば治るカラダの持ち主です。質のいい睡眠を心がけてください!」でOKです。



睡眠導入剤を使わなければ入眠できない方について、補足すれば。

残念ながら
睡眠導入剤を使う睡眠では、
錐体外路系の筋膜がゆがんだ状態にある部位をリセットする操作が起こりづらいといわれています。
また脳から排出される筋膜をゆるっとさせる液も、α波までの脳波がでるにとどまり、Θ波に近しいほどの安眠状態にはならないため、
強力に筋膜が癒着した状態を正常な筋肉へ戻す液は脳内からまったくといえるほど排出されていません。
私たちに効果的に働く筋膜癒着をほどいてくれる陰の功労者が隠れている状態では、
筋膜の癒着した状態は慢性化し凝りの層が積み重なっていくでしょう。
骨の骨膜周囲まで凝りが達すると動脈を圧迫して血行の停滞をおこす作用があらわれてきます。
そうなると、自身の運動等の努力をなさるだけでは、正常な筋肉状態へと戻すには根気や知識が必要になります。
特に最近、独自に調べているのですが、睡眠導入剤を使われている方では、
首の頸動脈が肩こりの延長線上で斜角筋の硬化が進行しやすいように感じています。
頚椎第一部位などが凝りで締め付けられることで自律神経系などは全般、脊髄神経の情報のやり取りが怪しくなるようです。

そのようなことが内側で起きている可能性もあるようですから、
リセットできない筋膜の癒着が蓄積されてしまいやすいのです。

するとアクティブレストを心がけても疲れがとりきれません。

そういった場合には、
できることならばいったんアクティブレストが体験できるよう、
整体等で筋膜の癒着がほどかれた体に改善をしていただくなど。

一時的にでもホッと息を深くはけるような脱力ができるような状態になっていただいて、
交感神経の高ぶりが常々起き続けていたという不快から脚抜けをしてください。
そのようなときに、

「アクティブムーブメント」と「アクティブレスト」は、
身体づくりの両輪であると実感できるかもしれませんよ。
posted by スズキ at 12:38| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月13日

「妊娠中に整体等をかかる場合、気を付けたいこと・・・」

「妊娠中に整体等をかかる場合、気を付けたいこと・・・」

安定期まで待てるなら、安定期以降に施術をうけましょう。
危険期では施術は避けておいたほうが無難かもしれません。

また流産等でつらい思いをなさった方は、
やはりそちらに関しての専門性を持った先生を吟味して探されて、
整体的に自身が流産しやすい傾向にあるかどうかを調べることもできます。
一考を。





言いたいのは以上です。 ^-^
以下は、時間がある方が目を通していただければうれしいです。

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まず前提として。
理想は妊娠する前に、仙骨の捻じれ、尾椎の曲がり、腎臓裏手の硬さ、へそ周囲のお血があればその対処、骨盤の前傾、その他など。
婦人科系に関する不安定さをあらわす状態に関して、取り除くようにしておくことが望まれます。
そうすることにより、


妊娠中は施術について、安定期に入るまで忌避事項が非常に多く出てきます。
忌避事項とは、このような施術は厳禁ですという、やってはならないことが、一気に増えるわけです。
仙骨の関係する修正や、頭蓋骨の頚椎第一周囲、任脈に関係するような部位の刺激、その他、
血の流れを大幅に増やす場のスイッチをいれることや、
ホルモンの状態を急激に変えるスイッチをいれることは、母体にとって、そして胎児にも不都合なことがおきるとされ、
いくつもの注意事項があげられているわけです。


すでに施術を幾度かさせていただいており、そのお客様のお体の陰陽や虚実、姿勢のパターン、
生活環境等を把握できているときは、対処の仕方の加減がわかりますから安全を担保しつつ、
できることを最大限にサポートするお手伝いをさせていただくこともあります。
ことばを変えれば、安全にできる範囲のことに対してベストを尽くして、
体調不良化しないように底上げをさせていただくということですね。
そうさせていただき出産なさられたお客様は、10名前後おられます。


ただ安定期前の場合、
今まで施術を受け付けさせていただいていないお客様の状態は、
不用意に施術をさせていただくということは避けたほうがいいと考えています。
私自身、幾例者お客様を観させていただいてわかったことは、
一般的に妊娠時はすべきではないといわれる忌避事項以外にも、
拡張して考慮すべき忌避事項が潜んでいると推測できるからです。

つまり一般的に妊娠中にすべきではないとされる施術法は、
特に気を付けたほうがいいという代表格のものだというだけで、
代表とはいえないが、気を付けなければならないというものは、
施術のテキスト等では省かれているんですね。
そこをおぎなうのが、妊娠前に施術をさせていただいて体調や体質などを理解できていることなのです。
それがわからずお客様へのリスクテイクをさせるべきではないというのは当然だと私は考えています。


より具体的なことを言えば、

すでに体調的に不安定さがある方の場合は、そのような代表格の避けたい施術以外で対処を受けたとしても、
ちょうどよいという塩梅が、非常に繊細に見えていなければ難しいのです。
妊娠時は施術の効きの微差が好転に転じるか悪化に転じるか。
適量の刺激であれば妊娠中は変化が大きく驚くほどの好転することがあるんです。
ただ適量の刺激を半歩でも踏み越えてしまうと、外圧という内的な計算外の影響に耐えられず悪化していきます。
そこのラインを、どう見ていくか。


昔、私は脈をみていくことで情報を得ていなかったので、
そのラインを引けばいいかわからなかったため、
悪化に転じさせることがないよう担保するため
ラインのぎりぎりより手前に落としどころをみつけるようにしていました。

いまもそのライン取りが的確にできるわけではないのです。
それでも今まで見てきたお客様の場合には、
様々な身体についてや生活環境等のデータが私の中にあるので、
そこをも含めて考えてはじき出したラインを見出していきます。
もちろん安全第一の黄色いヘルメットをかぶりっぱなしですが、
どれくらいの刺激ならば受け付けるかという適量ラインの幅が見えてきた分、
効きのよい手技をおこなうことができるわけです。


あとは妊娠中は軽度の圧の施術をすることで、容易に大きな影響がでる体の状態ですから、
「ボウエンテクニック」の軽く皮膚に刺激を通すムーブのやり方での対処を選択するでしょう。
ボウエンテクニックは経絡の状態をつなぎ合わせて自律神経系を整えるというコンセプト。
妊娠中のものにとっても外的に防衛反応を示すような侵入圧がかからないので、
自然な形で自らの回復する力を大きく伸ばしてくれる施術となります。
それが妊娠中の方にとって、施術中も施術後にも負担が少ないでしょう。
といいつつも、いまは、新規のお客様を受け付けておりませんから、
妊娠をなさっている方がおられないため、
ここはもしそのような手技をするならばという、
いまの私のイメージにすぎないのですが。



ただしもし施術をすぐにしなくてもよく、安定期をむかえるまで待てそうな場合。
安定期となれば流産リスクは大幅に低減します。
その後に施術を受け付けさせていただくようにするのが一般的な対応だと思います。





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数度の流産で苦しまれている方の場合。
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妊娠出産に関してエキスパートといえるような臨床例を豊富に持っている先生によりみられた方が、
サポートを受けるお客様自身が安心なさることでしょう。



そこは筋膜リリースを得意としている私はそちらの関係の臨床は積み本を多読しセミナーも受けます。
それは膨大な技術を身に着けて使えるものとするよう修練をしてきた労力をかけてきたものです。
対して、かつてお客様が妊娠をなさって必要に迫られ、睡眠時間を削ってオステオパシーや整体(姿勢均整術系)などの勉強してきましたが
それはお客様が新たに別な施術家を探し出さなければならない部分の負担を低減させていただくということと、
お客様に「ベストは尽くしますが、私では限度があり、それでもよいでしょうか?」と前提を先に話して了承を得てからのことです。

いい加減なことはできません。
そのときに真面目に学んだ知識を書き写した分厚いノートがあって、
お客様ひとりひとりの状態に即して情報を抽出して対策を立てています。
それを読み返すと懐かしいですね。

でも筋膜リリースに関しては「1000もの労力」を惜しみなくかけてきたが、
専門内として妊娠中の方を呼び込もうとしていないものであって、
「1の労力」での対処をしているというにすぎないのです。
現実問題として、そういった割合です。


であれば、妊娠中の方の積極的なサポートをうたっている
「1000もの労力」をそこにつぎ込んでいるという先生方の吟味をなさられたほうがいいでしょう。


私にもできることはあるのですが、
そこで私が前にしゃしゃり出て自身の方向へと誘導するのは避けておくほうがいいと思います。

お客様が目的をかなえるための取るべき選択肢を狭めてはならない。
お客様自身が必要とするものを真剣に考えて求め探すことを促すことが、正解だと思います。
お客様が考慮をなさる機会を妨げないことということもできるでしょう。



つい施術者も、自分を過信して、ちゃちゃっとしゃしゃりでたくなることがあります。
それはそこへの難しさを存分に知らないという時期にしてしまうことなのかもしれません。
そこが妊娠という人の命にかかわることはなおさらでしょう。

そこに対して、最大限のバランス感覚をもっていかなければと思う次第です。



最後に。
アロマテラピーやアロママッサージでも、妊娠中は使ってはならない精油も多数でてきます。
また食に関して、サプリメントに関して、などの差し控えるべきものがでてきます。
なので健康にいいとか、リラックスできるからと、普段の通りに使っていて、
気づかないうちに悪い選択をしていた場合もでてきます。

体質的に安定している人では、普通に普段通り、妊娠中に禁止されるべきアロマをがっちり炊いても、
まったく問題なく出産をむかえています。
そのような方々を多数、存じ上げています。

ですが体質的に流産をしやすい方の場合は、
そのようなリスクを低減するにこしたことはないでしょう。
最近では、ネットで妊娠中の忌避事項等を丁寧に調べれば、
情報を集めることができるでしょう。
すでに産科医にかかっておられれば、
先生にお尋ねするのがベストだと思います。
posted by スズキ at 16:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月12日

やはりバレエレッスンは、体幹力を養成するんだよなぁ  実感しました + α


骨格の並びを正すためにはどのような体内の支えのしくみを持っていかすか。
私たちは、元はそれを確実に持っていた。
いまは、それを失った。
それが体のゆがみを作る元にもなっています。


昨日、バレエを習い始めて数か月経過したお客様がお見えになりました。

身体操作についてヨガ等様々な修練をなさっておられましたが、
それがなかなか「体幹力」を育てることに直接結びつきづらかったのです。
ヨガはストレッチに近いようなイメージであったそうですから、
それぞれのヨガスクールのコース分けでいろいろな場合が出てくるとは思います。


巧みにカラダを支えが必要な骨格をどのように並べればいいのか。
それこそが体幹力。

そのポイントをつかんで身につく修練に巡りあえば、
人は変わるんですね。

お客様は、下丹田の胆力が維持して体幹がついていけるように動いていました。
そのように筋肉が動いて形が変化していたのです。


体幹力の養成は頭が理解するだけでは足らないのです。

身体に染み付かせ、反射で動けたり、無意識でそれがかなうようになる。
そこまではやっていこう!
そうしないと、知識として増えたはいいが体験には影響されることなく流れてしまいます。



そのことは自分を頼りにして自分の体に振り返りをして認識が深まり、
前に進んでいけば人は変わるんだな、、、。



そんな思いを抱きました。
うれしいですね〜。



「言葉」は、誤解も誇張も歪曲も含んで体について語ることはできますが、
私の目の前の「体の状態」は、そのようなやっかいな話は通じませんから。

体の筋肉や姿勢や様々な部分へ刻まれた記録は、
お客様自身が気づかれないところまで、私どもは気づき把握しています。
意外に見逃してはいません。
その体に描かれて表現されるものを読むための知識、観察眼、臨床などから、
直感的に理解できたものを、触って手技をしていくうちにそれを確認しているのです。

それをもって計算して施術を構成しています。



体幹力の獲得により、股関節のはまりを悪くしていた外旋六筋の骨化部位を根元の深部までリリースし解決していくこと。
そこに注力して施術を組み立てることができました。


ちなみに。

体幹力がはっきできていない体の特徴としては、
股関節のはまりが浅いという点があげられるだろう。

外旋六筋と呼ばれる腸骨の関節のはまる穴に大腿骨の骨頭を正しくつなぐために活躍する筋肉がある。
それらの筋肉が骨のように強い塊化しているならば、
私が様々見てきた整体でリリース方法では難しい。

私は昨日、外旋六筋を一本ずつばらすようにする操作ができたのは、
朝顔の手の操作ができるようになって可能になったことです。

それはお客様がうつぶせ寝となり、その脚部を持ち上げて股関節の動きをもたせてリリースをはかることで、
六本あるそれぞれに筋肉がどのような動きをするものかを把握して、そちらの一本を緩める操作を徹底してやっていき、ゆるみを作ってから、
それをベン石の温熱器や私の手の指によるムーブによりリリースをくわえる。
それを段階的に3回ほども繰り返さなければ、一本の筋肉も根がついてしまって解けるものではありません。

それが梨状筋、中殿筋にもなると、5回ほど脚部をハンドリングしてのリリースをして解いていった。
それを3時間以上操作を延々として、腸骨の骨が現れた。。。

決して簡易なリリース法で済ませてはいません。
このリリース法は、昔、発案していたものだが、実際にこれをすることがあるとは思わなかった。。。
6本もの筋を均衡を保てるように仕上げるというのは、極度に繊細かつ作りこみが高度なものです。
脳が、患部の映像を何百回書いては解いて塗り替えてを繰り返したことか。。。
力が非常に必要な重労働の作業というだけではない、久々に頭が噴火するかと思いました。


・・・ハードだった。。。 ^-^
お客様もそうだったろうが、私もだ(施術後、ご飯も食べず、まんま床で寝て、起きたら翌朝でした)。



いままでも、こちらのお客様の梨状筋、小殿筋、中殿筋、大殿筋といった大きな筋はおさめたが、
その当時に、これほどのリリースをしたとしたら、お客様の椎骨は行き場を失ってしまう。
それを危惧して、どこまで解いて、どこを残せばいいのか。
それは非常に難しい作業です。

それが、今回は落としどころが変わって、その難しさはなかったものの、
内臓下垂をおこす原因にもなった部位でもあるので、きれいに処置したかったのです。


とかれたお客様は、途中、意識を失う感じで寝ておられて時間の感覚が薄くなるときがあったかもしれません。
それでどれほどの変化が体に起きたのかわからないかもしれない。
だから。
「今回は3時間ほど時間をかけて非常に深く解いたから、
バレエレッスンのときなどは徐々に確かめながら使ってね、いきなり、ガシガシ使うのは駄目だよ!」








あと、バレエをはじめたてのときに。
練習をがんばろうという真剣さがいっぱいなとき。

そうなると、筋肉を縮めることがトレーニングだと印象付けられてしまうことも。
ですがバレエでは特に注意してほしいことがあります

筋肉を芯まで弛緩させることがあってこそ、筋を収縮して意味が出てきます。

最初っから筋肉を緩めろ緩めろといわれるとピンとこない感じになりますね。
だから最初のころは、少しガンガン筋肉を育てていくパンプアップさせることは必要だと思います。

ただある程度まで筋がパンプアップしたら、筋肉を弛緩させてしなやかさを、脱力を心がけること。

それは筋肉の緊縮をさせる前になされていなければ、パフォーマンスが向上しないだけでなく、
関節のはまりが悪くって故障原因になります。

呼吸とは、息を吸い、吐く、その繰り返し。


それと同様です。

筋肉の運動とは。筋肉を最大級緩め、それから適量縮める】のです。
それがいい動きといえる秘訣と考えてくださいね。

もしも筋肉が硬いままで緩め方が弱ければ、それをさらに縮ませる量も少ないためパワーが弱いわけです。
それではいい動きといえませんね。

意外なことに、人は無意識に力みが抜けない体になっているものです。
意図して、「そこの力を抜けろ、抜けろ、そしてもっと抜くんだ!」
と気を込めて指示をとばさなければ、力んでいたことさえ気づかない。

そしてそれは激しく動きのともなったバレエのレッスンをするときには、余計に無意識に力が入り込み、力んで上半身にもカラダの外側にも力が力みとして入って抜けなくなりがちです。
腰だったり、首だったり、脇下だったり、腹だったり、指先であったり。
つい力が入りすぎて、体液の流れを妨げて呼吸を落とし込みます。

そのような状態にあるかどうかを認識する力を持ち、
強く硬さを感じた部位を探索で発見したとしたら、「力を抜け、抜けろ」といってあげましょう。

そうすることで結果が、良好に出てくるわけです。






最後に。

先ほど、真相報道バンキシャ!という番組で、よく出てくる経済学者がいっていました。
「コロナはあと5年は続くだろうと考えて、仕事のやり方を今までのままで続けることは難しくなるだろう。。
 仕事は変えられ創造されることが必要だ」といったようなことを言っておりました。

私が現在している施術は、このままがつづくということはないだろうと考えています。

それもあって、いま、施術に愛情をもって力を尽くせていられるって、
私にも一番尊いことができたいいときだったなと思い出すことになるでしょう。


最近、朝顔の手の操作を突き詰めてカラダが元の力の命を取り戻せてきたことが、
私のココロや意思の強さにもつながってきたように、強く感じています。

基本、アーユルヴェーダ系ハーブを私なりにもちいるという課題をもってますが、
いままで準備をしてきたこともあるし、これからも研究を進めるようにしますし。
そこに向けて力を尽くせるよう、自分を使っていこうと思っています。



posted by スズキ at 18:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月10日

昨日、隣町の武蔵小山にあるマッサージ店等、にぎわってましたね〜

私がよく利用させていただく隣町の武蔵小山アーケード整骨院やマッサージ店など種類も豊富で店舗数が多いんです。
10店舗以上ひしめいてしのぎを削ってます。

お店のなかには、外から店内がみえる開放感で賑わいが伝わる整骨院や、
予約状況やすぐに受け付けられますという手書き看板をだすマッサージ店もあります。


そして気づいたことがあります。



つい先日のコロナ第五波ピーク時は、そのようなお店に入るお客様数は前代未聞と言えるほどの少数でした。

それが昨日、木曜の夜間。

なんと!!

「ご予約のお客様でいっぱいです」と看板をだすお店も!
お客様の賑わいを取り戻していたんですね。

今年の夏前に開店したスペースの広いピラティススタジオもありますが、
そちらに置かれたピラティスマシーンが10台前後がフル活動していました。
いままでそれほどの賑わいは見たことがありませんでした。


東京都のコロナ新規感染者数が、いま、大幅な減少傾向にあります。
敏感にそのことをマッサージ店やピラティススタジオ等のお客様は感じておられ、
自身の身体のメンテナンスモードに意識がシフトしたからなのでしょう。

お客様方の本音・心境が、すこし聞こえてきた気がします。


街中のマッサージ店等の賑わいは。
コロナ禍の、わかりやすい『町の人の<ココロがホッとした>安心サイン』。



posted by スズキ at 06:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする